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【家庭教育関連データ】
1.家庭や家庭を取り巻く環境の変容
2.主な社会問題
3.学校・家庭・地域の教育力
4.子どもの状況
文部科学省生涯学習政策局男女共同参画学習課家庭教育支援室
1.家庭と家庭を取り巻く環境の変容
世帯数と平均世帯人員の推移
50年間で1世帯あたりの人数が半減している。
厚生労働省:国民生活基礎調査(平成25年)
世帯構造別に見た世帯数の年次推移
三世代世帯の割合が減少傾向にあり、ひとり親世帯の割合が増加傾向。
18.2 20.0 21.8 22.6 23.9 24.1 23.4 25.0 25.5 25.2 25.2 26.5
14.4 16.0
17.2 18.4 19.7 20.6 21.9
22.1 22.6 22.7 22.8 23.2
41.4 39.3
37.0 35.3 33.6 32.6 32.7 31.3 30.7 30.9 30.5 29.7
5.1 5.0 4.8 5.2 5.3 5.7 6.0 6.3 6.5 7.0 6.9 7.2 15.3 14.2 13.1 12.5 11.5 10.6 9.7 8.4 7.9 7.4 7.6 6.6
5.7 5.5 6.1 6.1 6.0 6.4 6.3 6.9 6.8 6.8 7.0 6.7
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
昭和61年 平成元年 4 7 10 13 16 19 22 23 24 25 (年)
その他世帯
三世代世帯
ひとり親と未婚の子
のみの世帯
夫婦と未婚の子のみ
の世帯
夫婦のみの世帯
単独世帯
注:1)平成7年の数値は、兵庫県を除いたものである。2)平成23年の数値は、岩手県、宮城県及び福島県を除いたものである。3)平成24年の数値は、福島県を除いたものである。4)「親と未婚の子のみの世帯」とは、「夫婦と未婚の子のみの世帯」「ひとり親と未婚の子のみの世帯」をいう。
厚生労働省:国民生活基礎調査の概況より
0
10 000
20 000
30 000
40 000
50 000
60 000
元 4 7 10 13 16 19 22 23 24 25
千世帯
その他の世帯
三世代世帯
ひとり親と未婚の子
のみの世帯
夫婦と未婚の子
のみの世帯
夫婦のみの世帯
単独世帯
昭和・・年
世帯構造別に見た世帯数の年次推移
三世代世帯が減少傾向。
厚生労働省:国民生活基礎調査の概況より
注:1)平成7年の数値は、兵庫県を除いたものである。2)平成23年の数値は、岩手県、宮城県及び福島県を除いたものである。3)平成24年の数値は、福島県を除いたものである。4)「親と未婚の子のみの世帯」とは、「夫婦と未婚の子のみの世帯」「ひとり親と未婚の子のみの世帯」をいう。
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013
(千世帯)
(年)
母子・父子世帯の推移
母子世帯
父子世帯
母子世帯・父子世帯数の推移
母子世帯の数は増加傾向。
厚生労働省:平成25年 国民生活基礎調査より
注1:母子(父子)世帯とは、死別・離別・その他の理由(未婚の場合を含む)で、すでに配偶者のいない65歳未満の女(男)(配偶者が長期間生死不明の場合も含む。)と20歳未満のその子(養子を含む)のみで構成している世帯をいう。注2:平成7年の数値は、兵庫県を除いたものである。
離婚件数及び離婚率の年次推移
近年は減少傾向にあるものの、離婚件数は依然として20万組を超えている。
0.0
0.4
0.8
1.2
1.6
2.0
2.4
2.8
22 ・ 30 ・ 40 ・ 50 ・ 60 2 7 ・ 17 ・ 25
離婚率(人口千対)
離婚件数
離 婚 率
昭和・・年
20
15
10
5
0
平成25年1.84
万組平成25年離婚件数
231 384組
25
平成・年
離
婚
件
数
30
平成14年
最高の離婚件数
289 836 組
厚生労働省:平成25年度人口動態統計月報年計(概数)の概況より
0
50000
100000
150000
200000
250000
300000
昭和45年
昭和50年
昭和55年
昭和60年
平成2年
平成7年
平成12年
平成17年
平成22年
平成23年
平成24年
平成25年
親が離婚した未成年の子の数
親が離婚した未成年の子の数
注:未成年の子とは、20歳未満の未婚の子をいう。
平成25年現在で親が離婚した未成年の子の数は約20万人。
厚生労働省:人口動態統計(平成25年)を元に作成
共働き世帯の推移
内閣府男女共同参画局:男女共同参画白書 平成26年度版
共働き世帯が増加している。
2108 3222 43867738
20026 20787
28326
33116 31807
22843
1902217198
15442
34382823
2875
4443
56006940
7937
83658465
7364
6912
6459
6064
0
5000
10000
15000
20000
25000
30000
35000
40000
45000
昭和45年 昭和50年 昭和55年 昭和60年 平成2年 平成7年 平成12年 平成17年 平成19年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年
夫日本・妻外国 妻日本・夫外国
夫妻の国籍別にみた婚姻件数の年次推移
厚生労働省:人口動態統計(平成25年)を元に作成
平成になってから、国際結婚の件数は急増している。
年齢別の特殊出生率の年次推移
厚生労働省:人口動態統計(平成25年度)を元に作成
30~44歳代の出産が増加している一方、15~19歳の出産も増加している。
2.3% 1.9% 2.7% 2.5% 2.3% 2.3% 2.2% 2.2%
31.7% 20.2% 19.7% 18.2% 17.8% 17.1% 16.1% 15.6%
89.0%
58.8% 49.7% 42.3%43.6% 43.5% 43.3% 43.0%
44.0%
46.8%46.2%
42.9%47.9% 48.4% 49.2% 50.2%
8.5%13.1% 15.7% 17.6%
23.2% 23.9% 25.3% 26.8%
0.9% 1.5% 1.9% 2.4% 3.9% 4.1% 4.5% 4.9%
0.0% 0.0% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1% 0.1%
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
昭和60年 平成7年 平成12年 平成17年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年
45~49歳
40~44歳
35~39歳
30~34歳
25~29歳
20~24歳
15~19歳
0
20
40
60
80
100
120
140
160
180
平成
7年
平成
8年
平成
9年
平成
10年
平成
11年
平成
12年
平成
13年
平成
14年
平成
15年
平成
16年
平成
17年
平成
18年
平成
19年
平成
20年
平成
21年
平成
22年
平成
23年
平成
24年
要保護 準要保護 合計
要保護及び準要保護児童生徒数の推移
万人
文部科学省調べ
準要保護児童の生徒数は増加している。
相対的貧困率の年次推移
最新の相対的貧困率は、全体で16.1%、子供で16.3%一方、大人が一人の「子供がいる現役世帯」で54.6%
14.6
15.3
14.9
15.716.0
16.1
13.4
14.5
13.7
14.2
15.7
16.3
12
13
14
15
16
17
平成9年
1997
平成12年
2000
平成15年
2003
平成18年
2006
平成21年
2009
平成24年
2012
相対的貧困率
子供の貧困率~~
0
%
12.2 13.1 12.5 12.2 14.6 15.1
63.158.2 58.7
54.350.8
54.6
10.8 11.5 10.5 10.2 12.7 12.4
0
10
20
30
40
50
60
70
平成9年
1997
平成12年
2000
平成15年
2003
平成18年
2006
平成21年
2009
平成24年
2012
大人が一人
子供がいる現役世帯(世帯主が18歳以上65歳未満)
大人が二人以上
%
相対的貧困率の年次推移 子供がいる現役世帯(世帯主が18歳以上65歳未満)の世帯員の相対的貧困率
厚生労働省:平成25年 国民生活基礎調査より
貧困率の国際比較
日本の「相対的貧困率」は、OECD34カ国中29位の水準「子供の貧困率」は25位だが、大人が一人の「子供がいる世帯」では33位
14
2.社会問題
厚生労働省「平成25年人口動態統計月報年計(概数)の概況」より
出生数及び合計特殊出生率の年次推移
1,101 1,171 1,372 1,611 1,961 2,722 4,102 5,352
6,932
11,631
17,72523,274
23,738
26,569
33,408
34,472
37,323
40,639
42,664
44,211
56,384
59,919
66,701
73,765
0
10,000
20,000
30,000
40,000
50,000
60,000
70,000
80,000
H2 H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25
(件数)
(厚生労働省資料をもとに作成)
※平成22年度の件数は、東日本大震災の影響により、福島県を除いて集計した数値。
児童相談所における児童虐待相談対応件数の年次推移<
速報値>
全児童,生徒数に占める「不登校」の比率
文部科学省:学校基本調査(平成26年度)
小学生の約273人に1人、中学生の約37人に1人が不登校。
0.14% 0.15%0.17% 0.18%
0.20% 0.24%0.26% 0.34%
0.35% 0.36% 0.36% 0.36% 0.33% 0.32% 0.32% 0.33% 0.34% 0.32% 0.32% 0.32% 0.33% 0.31% 0.37%
1.04%
1.16%1.24%
1.32%1.42%
1.65%
1.89%
2.32%
2.45%
2.63%
2.81%
2.73% 2.73% 2.73%2.75%
2.86%2.91%
2.89%2.78%
2.73%2.65%
2.57%
2.72%
0.84%
0.46%
0.82%
1.50%
1.00%1.02%
0.84%
1.39%1.37%
1.55%1.46%
1.19% 1.25% 1.21%
1.59%
0.47%0.52%
0.55% 0.58%0.63% 0.75%
0.85%
1.06%1.11%
1.17%1.23%
1.18%
1.15% 1.14% 1.13%
1.18% 1.20% 1.18% 1.15%1.13% 1.12% 1.09%
1.18%
0.0%
0.5%
1.0%
1.5%
2.0%
2.5%
3.0%
3.5%
平成3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25
不登校率(%)
(年)
全児童、生徒数に占める「不登校」の比率
小学校
中学校
中等教育学校
合計
37人に1人
273人に1人
ニート状態の若者の推移
総務省:労働力調査を元に作成
「ニート(NEET)」とは Not in Education,Employment or Training(就学、就労、職業訓練のいずれも行っていない若者)の略で、元々はイギリスの労働政策において出てきた用語。日本では、若年無業者のことをいっています。若年無業者とは、「15~34歳の非労働力人口のうち、通学、家事を行っていない者」をいいます。
ニート(※)の状態にある若者は、20年間で40万人から62万人に増加しています。25~29歳と30~34歳の年齢層は、それぞれ20年前に比べて倍増しています。
8 8 9 9 9 9 9 9 812 11 10 9 10 9 9 10 9 9 9 9
13 1213 12 12 13 15
12 13
1716 18
1617
16 16 1615 15 17 15
10 1112
10 1113
1313 15
1818
1920 18
18 18 1817 18
1817
9 1111
910
1111
10
13
1718
1819 18
18 19 18
1719
1818
0
10
20
30
40
50
60
70
平成
5年
6年 7年 8年 9年 10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年
(万人)
30~34歳25~29歳20~24歳15~19歳
(注) 1 若年無業者について,年齢を15 ~ 34 歳に限定し,非労働力人口のうち,家事も通学もしていない者として集計。
6259
4042
45
4042
4648
44
49
64 6365 64 63
62 62
58
61 61
ひきこもり群の推計数
内閣府:若者の意識に関する調査(ひきこもりに関する実態調査)報告書(平成22年)
狭義のひきこもりは23.6万人。(広義のひきこもりは69.6万人)
保護者の4割が悩みや不安を抱えている。
子育てに不安はあるか
21
少年による刑法犯検挙人員・人口比の推移
近年は減少傾向にあり、平成21年は 13万2,594人(前年比1.4%減)であった。
法務省:犯罪白書(平成25年度版)
「学級がうまく機能しない状況」に関する調査(埼玉県)
埼玉県:「学級がうまく機能しない状況」に関する調査結果(平成21年)
学級がうまく機能しない状況は、減少傾向にある。
※調査対象は818校
約半数以上の校長・教諭が、「保護者の協力体制の確立」と回答している。
小1児童の不適応状況の発生予防に効果的な対応策
東京都:東京都公立小・中学校における第1学年の児童・生徒の学校生活への適応状況にかかわる実態調査について(平成21年)
両親年収別の高校卒業後の進路(所得階級5区分)
東京大学大学院教育学研究科大学経営・政策研究センター:高校生の進路と親の年収の関連について(平成21年)
大学進学率は、両親の年収と高い相関関係がある。
「両親年収」は「保護者調査」(2005年11月)問25を用い、父母それぞれの税込み年収に中央値をわりあて(例えば、「500~700万円未満」なら600万円)、合計したものを元にしている。無回答は欠損値として扱った。ただし、父親(または母親)の年
齢・職業・学歴・年収のすべてが無回答という回答者については「父親(または母親)がいない」ものとみなし、父親(または母親)の年収はゼロ円とした。
3.学校・家庭・地域の教育力
出典 文部科学省委託調査「家庭教育の活性化支援等に関する特別調査研究」(平成20年度)調査対象:0歳~18歳の子どもを持つ20歳~54歳の父母3,000人
家庭の教育力に関する意識
約8割の親が家庭の教育力が低下していると実感
問 あなたは、世の中全般に家庭の教育力が低下していると思いますか。
38.5 41.2 16.7
3.0
0% 20% 40% 60% 80% 100%
そう思う
ある程度そう思う
どちらともいえない
あまりそう思わない
全くそう思わない
23 .5
14.1
14.8
16.6
15.8
12.9
22.1
30.3
29.3
28 .7
24.3
21.4
20.6
20.8
9 .8
9 .1
13.5
15.8
12.2
16.32 .0
3.8
3.6
4 .8
5 .0
4.2
3.4
1.3
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
母親(2006年)
母親(2000年)
父親(2006年)
父親(2000年)
ほとんどない 15分くらい 30分くらい 1時間くらい 2時間くらい 3時間くらい
4時間以上
母親と子どもと接する時間が減り、父親と子どもの接する時間は、「ほとんどない」という割合が増加
平日に親が子どもと接する時間の割合
総務庁:青少年の生活と意識に関する基本調査(第2回)(平成12年)内閣府:低年齢少年の生活と意識に関する調査(平成18年)
父親と子どもの接する時間が30分以下の割合が5割以上
平日に親が子どもと接する時間の割合
平日に子どもとコミュニケーション等を取っている時間の平均(男女別)
14.9 15.9 23.6
11.0
24.6
21.1
11.3
19.4 13.5 26.9 3.5
1.5
3.1
4.0
2.6
2.9
0% 20% 40% 60% 80% 100%
男性
女性
ほとんどない 15分ぐらい 30分ぐらい 1時間ぐらい 2時間ぐらい
3時間ぐらい それ以上 わからない
文部科学省委託調査:子どもの生活習慣づくりに関する家庭や企業の認識度及び課題分析調査(平成22年度)
(歳)
60時間以上
35 - 59時間
35時間未満
Eurostat:How Europeans Spend Their Time Everyday Life of Women and Men(2004)Bureau of Labor Statistics of the U.S.:America Time-Use Survey Summary(2006)
総務省:総務省:労働力調査(平成21年)社会生活基本調査(平成18年)
男性就業者の1週間の就業時間 男性の家事・育児時間
男性の子育て・育児時間
男性の家事・育児に費やす時間は世界的にみても最も低い水準。子育て期にある30歳代男性の約5人に1人は週60時間以上就業。
27.4%12.0% 10.0% 9.5%
63.2%
73.0% 71.9% 71.4%
8.5% 14.7% 17.4% 18.6%
20 ~ 24 25 ~ 29 30 ~ 34 35 ~ 39
3:13
2:46
2:30
3:00
3:21
3:12
0:33
1:05
1:00
0:40
0:59
1:07
1:13
1:00
0:00 1:00 2:00 3:00 4:00
日 本
アメリカ
イギリス
フランス
ドイツ
スウェーデン
ノルウェー
家事関連時間全体 うち育児
※6歳未満児を持つ男性
家族と過ごす時間が取れない理由としては、「仕事が忙しいから」が最も多い。
家族と過ごす時間が取れない理由
内閣府:国民生活白書(平成19年版)内閣府:国民生活選好度調査(平成19年)を元に作成
近所との関わりが薄れている傾向。
よく行き来している
13.9%
よく行き来している
10.7%
ある程度行き来している
30.9%
ある程度行き来している
40.7%
あまり行き来しない
23.1%
あまり行き来しない
19.4%
ほとんど行き来しない
18.4%
ほとんど行き来しない
30.9%
あてはまる人がいない
3.9%
あてはまる人がいない
7.5%
無回答
0%
無回答
0.6%
0% 20% 40% 60% 80% 100%
平成12年
平成19年
内閣府:国民生活選好度調査(平成19年)
近所付き合いの程度の推移
保護者に「地域の教育力」を自身の子ども時代と比較してもらったところ、過半数が「以前に比べて低下している」(55.6%)と回答。一方、「以前に比べて向上している」(5.2%)、「以前と変わらない」(15.1%)は低い割合。
その理由
※14項目の中から3つまで選択。上記グラフは上位5項目の回答率。
(%)
56.1
33.7
33.2
33.1
30.1
0 20 40 60 80
個人主義が浸透してきているので(他人の関与を歓迎しない)
地域が安全でなくなり、子どもを他人と交流させることに対する抵抗が増しているので
近所の人々が親交を深められる機会が不足しているので
人々の居住地に対する親近感が希薄化しているので
母親の就労が増加しているので
以前に比べて低下している
以前に比べて向上している
以前と変わらない
わからない 不明
(%)
55.6 5.2 15.1 22.7 1.5
文部科学省:地域の教育力に関する実態調査(平成17年度)
地域の教育力に関する意識
地域とより親密なつきあいのある人は子育てへの不安が少ない。
地域とのつながりと子育ての不安や悩み
厚生労働省:子育て支援策等に関する調査(平成15年)
43.2
53.9
33.2
39.9
0 10 20 30 40 50 60
自分の子育てについて親族・近隣の人・職場などまわりの見る目が気になる
子どもとの接し方に自信が持てない
通常の付き合いがある
より親密な付き合いがある
地域で気軽に相談できる活動が必要である。
子を持つ親にとってあればいいと思う地域活動
内閣府:少子化対策に関する特別世論調査(平成21年)
2.1
2.2
1.7
26
40.3
41
44.8
49.9
60.9
39.6
0 10 20 30 40 50 60 70
わからない
特にない
その他
子どもと遊んでくれる活動
子育てに関連した情報を
簡単に入手しあえるような活動
子どもにスポーツや勉強を
教える活動
子育て家庭の家事を支援する活動
不意の外出の時などに
子どもを預かる活動
子育てをする親同士が
話ができる仲間づくりの活動
子育てに関する悩みを気軽に相談できるような活動
子どもが通う学校に「満足している」という回答が増えている。
学校に対する満足度
Benesse 教育研究開発センター:第4回子育て生活基礎調査(2011)ダイジェスト版より
各国比較でみると,『満足』はスウェーデン,ドイツ,アメリカ,日本,韓国の順で高い。5か国の中では韓国で『不満』(27.8%)が最も高い。
学校生活の満足度(各国比較)
内閣府:第8回世界青年意識調査結果(平成21年)より
43.7
26.2
47.6
52.9
40.0
41.5
44.6
37.5
32.5
45.5
020406080100
<満足>
満足 やや満足
3.9
8.2
3.2
6.4
2.7
10.2
19.6
9.1
5.8
11.5
0 10 20 30
<不満>
不満 やや不満
日 本
ドイツ
韓 国
アメリカ
スウェーデン
約3分の1の企業が、人材の質が低くなったと評価している。
企業から見た人材の現状
文部科学省:専門学校教育の評価に関する調査研究(平成20年)
4.子どもの状況
◎ 朝7時より早く起きる児童生徒の割合に、若干の増加傾向がうかがえる。
◎ 朝7時より早く起床する児童生徒は、小学6年生で80.1%、中学3年生で71.8%。
平日の起床時刻
文部科学省「全国学力・学習状況調査」
7.7
8.1
8.3
8.3
9.3
10.3
26.9
27.6
28.2
28.9
30.0
31.4
40.0
39.4
40.1
40.1
39.5
38.4
21.8
21.4
20.2
19.7
18.4
17.3
3.0
3.0
2.7
2.6
2.3
2.2
0.5
0.4
0.4
0.4
0.4
0.3
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
19年度
20年度
21年度
22年度
24年度
25年度
6時より前 6時~6時半 6時半~7時 7時~7時半 7時半~8時 8時以降
8.7
8.6
9.0
9.8
11.1
11.9
24.1
24.8
25.1
26.3
28.1
28.6
32.0
32.2
32.3
32.4
32.1
31.3
25.8
25.2
24.9
23.5
21.7
21.1
8.3
7.9
7.7
7.1
6.2
6.2
1.1
1.0
1.0
0.9
0.7
0.7
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
19年度
20年度
21年度
22年度
24年度
25年度
6時より前 6時~6時半 6時半~7時 7時~7時半 7時半~8時 8時以降
○小学6年生
○中学3年生
◎ 就寝が11時以降の児童が14.8%、特に0時以降就寝の児童は2.8%。
◎ 就寝が0時以降の生徒が23.7%。
平日の就寝時刻
○小学6年生
○中学3年生
文部科学省「全国学力・学習状況調査」
5.5
5.4
5.6
5.9
6.3
6.5
38.3
35.9
37.5
37.7
39.5
40.4
40.4
40.2
39.8
40.0
38.9
38.2
14.3
15.0
13.8
13.4
12.4
12.0
3.4
3.5
3.2
3.0
2.9
2.8
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
19年度
20年度
21年度
22年度
24年度
25年度
9時より前 9時~10時 10時~11時 11時~0時 0時以降
0.6
0.7
0.8
0.7
0.9
0.8
4.5
4.5
5.0
5.0
5.4
5.4
24.2
23.9
25.6
26.0
26.9
27.4
40.1
40.2
40.1
40.0
39.6
42.6
30.3
30.6
28.4
28.2
27.1
23.7
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
19年度
20年度
21年度
22年度
24年度
25年度
9時より前 9時~10時 10時~11時 11時~0時 0時以降
睡眠時間が8時間以上の児童は74.4%、生徒23.3%。中学3年の66.5%が睡眠時間6~8時間。
平日の睡眠時間
○小学6年生
7.2
6.9
7.2
7.6
8.1
7.9
28.7
28.5
29.0
29.1
29.5
30.0
37.0
37.0
37.9
36.9
37.0
36.5
18.6
18.5
17.7
18.3
17.3
17.3
6.6
7.0
6.3
6.3
6.3
6.6
1.8
1.9
1.7
1.6
1.7
1.7
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
19年度
20年度
21年度
22年度
24年度
25年度
10時間以上 9時間以上、10時間未満 8時間以上、9時間未満7時間以上、8時間未満 6時間以上、7時間未満 6時間未満
1.2
1.2
1.2
1.2
1.3
1.1
4.2
4.3
4.4
4.2
4.3
4.2
17.4
18.0
19.0
18.1
18.3
18.0
36.4
36.4
37.3
37.7
36.7
36.4
30.7
30.1
28.8
29.2
29.7
30.1
9.9
9.9
9.0
9.6
9.6
9.9
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
19年度
20年度
21年度
22年度
24年度
25年度
10時間以上 9時間以上、10時間未満 8時間以上、9時間未満7時間以上、8時間未満 6時間以上、7時間未満 6時間未満
○中学3年生
文部科学省「全国学力・学習状況調査」
朝食を毎日食べる児童生徒の割合に増加傾向がうかがえるが、食べないことがある児童生徒が、
小6で11.8%、中3で16.1%。
朝食を毎日食べる児童生徒の割合
文部科学省「全国学力・学習状況調査」
86.3
87.1
88.5
89.0
88.7
88.6
88.1
80.6
81.2
82.3
83.6
84.0
84.3
83.9
8.9
8.3
7.5
7.4
7.4
7.6
7.9
11.1
10.8
10.2
9.6
9.6
9.4
9.6
4.0
3.7
3.2
3.0
3.1
3.0
3.2
6.0
5.7
5.3
4.8
4.5
4.5
4.7
0.8
0.8
0.7
0.6
0.8
0.7
0.7
2.3
2.3
2.1
1.9
1.8
1.7
1.8
0% 20% 40% 60% 80% 100%
19年度
20年度
21年度
22年度
24年度
25年度
26年度
19年度
20年度
21年度
22年度
24年度
25年度
26年度
している どちらかといえば、している あまりしていない 全くしていない
食べないことがある 11.8 %
食べないことがある 16.1%
中学生(3年)
小学生(6年)
近所の人に会ったときは、あいさつをしていますか
62
62.3
61.9
26.6
27.6
29.2
8.8
8.1
7.1
2.5
2
1.7
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
平成19年度
平成22年度
平成24年度
当てはまる どちらかといえば、当てはまる どちらかといえば、当てはまらない 当てはまらない
近所の人に会ったときは、あいさつをしていますか
52.1
50.8
53.7
30.2
32.8
33.5
12.8
12.5
10
4.8
3.7
2.7
0% 20% 40% 60% 80% 100%
平成19年度
平成22年度
平成24年度
当てはまる どちらかといえば、当てはまる どちらかといえば、当てはまらない 当てはまらない
あいさつ
小学生、中学生の約9割が近所の人にあいさつをしている。
小学生(6年)
中学生(3年)
文部科学省「全国学力・学習状況調査」
学習習慣(小学6年生)
文部科学省「平成26年度全国学力・学習状況調査」
11.5 14.7 36.0 25.0 9.4 3.2
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
学校の授業時間以外に,普段(月~金曜日),1日あたりどれくらいの時間,勉強をしますか
3時間以上 2時間以上、3時間より少ない 1時間以上、2時間より少ない 30分以上、1時間より少ない 30分より少ない 全くしない
6.7 5.2 12.6 31.7 33.1 10.5
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
土曜日や日曜日など学校が休みの日に,1日あたりどれくらいの時間,勉強をしますか
4時間以上 3時間以上、4時間より少ない 2時間以上、3時間より少ない 1時間以上、2時間より少ない 1時間より少ない 全くしない
普段、学校外での学習時間が1時間未満の児童の割合は38%。
学習習慣(中学3年生)
10.4 24.8 32.9 17.3 8.9 5.6
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
学校の授業時間以外に,普段(月~金曜日),1日あたりどれくらいの時間,勉強をしますか
3時間以上 2時間以上、3時間より少ない 1時間以上、2時間より少ない 30分以上、1時間より少ない 30分より少ない 全くしない
5.6 12.0 23.5 26.9 20.8 11.1
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
土曜日や日曜日など学校が休みの日に,1日あたりどれくらいの時間,勉強をしますか
4時間以上 3時間以上、4時間より少ない 2時間以上、3時間より少ない 1時間以上、2時間より少ない 1時間より少ない 全くしない
普段、学校外での学習時間が1時間未満の児童の割合は40%。
文部科学省「平成26年度全国学力・学習状況調査」
読書習慣
普段、全く読書をしない生徒は3割超。
文部科学省「平成26年度全国学力・学習状況調査」
7.7 10.5 20.2 26.5 15.8 19.2
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
6.7 9.0 16.0 21.7 12.6 34.0
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
2時間以上 1時間以上、2時間より少ない 30分以上、1時間より少ない
10分以上、30分より少ない 10分より少ない 全くしない
学校の授業時間以外に、普段、一日あたりどれくらいの時間、読書をしますか小学6年生
中学3年生
テレビ・ゲーム等の利用時間(小学6年生)
文部科学省:全国学力・学習状況調査
普段、テレビなどを2時間以上見ている児童の割合は6割を超えている。(テレビゲームを2時間以上している割合は3割超)
8.8
6.4
5.4
19.7
23.0
22.6
8.1
6.1
5.8
18.1
19.3
20.4
13.2
11.4
11.6
23.3
23.3
24.2
24.3
23.1
24.8
24.5
21.4
21.0
31.9
33.5
34.7
12.8
11.3
10.3
13.6
19.6
17.8
1.5
1.6
1.4
0% 20% 40% 60% 80% 100%
平成26年度
平成24年度
平成22年度
平成26年度
平成24年度
平成22年度
4時間以上 3時間以上、4時間より少ない 2時間以上、3時間より少ない
1時間以上、2時間より少ない 1時間より少ない 全くしない
普段(月~金曜日),1日あたりどれくらいの時間,テレビやビデオ・DVDを見たり,聞いたりしますか
普段(月~金曜日),1日あたりどれくらいの時間,テレビゲームをしますか
テレビ・ゲーム等の利用時間(中学3年生)
文部科学省:全国学力・学習状況調査
10.8
5.7
5.3
15.4
14.8
16.9
9.2
5.3
5.1
15.5
16.3
18.1
14.9
10.6
10.6
24.8
26.2
26.8
21.0
18.7
19.3
27.6
26.9
24.6
27.0
30.3
31.1
14.9
13.9
11.9
17.0
29.4
28.5
1.8
1.7
1.6
0% 20% 40% 60% 80% 100%
平成26年度
平成24年度
平成22年度
平成26年度
平成24年度
平成22年度
4時間以上 3時間以上、4時間より少ない 2時間以上、3時間より少ない
1時間以上、2時間より少ない 1時間より少ない 全くしない
普段(月~金曜日),1日あたりどれくらいの時間,テレビやビデオ・DVDを見たり,聞いたりしますか
普段(月~金曜日),1日あたりどれくらいの時間,テレビゲームをしますか
普段、テレビなどを2時間以上見ている生徒の割合は5割を超えている。(テレビゲームを2時間以上している割合は3割超)
家族でのコミュニケーション
小学生の約20%、中学生の約27%が家族に学校での出来事をあまり話していない。
文部科学省「全国学力・学習状況調査」
37.5
43.5
46.6
53.3
31.0
30.8
29.3
27.2
22.6
19.3
18.2
15.6
8.9
6.3
5.7
3.9
0% 20% 40% 60% 80% 100%
平成19年度
平成22年度
平成24年度
平成26年度
家の人と学校での出来事について話をしていますか
している どちらかといえば、している あまりしていない 全くしていない
26.2
31.4
33.2
42.1
31.9
32.7
32.8
30.7
27.9
25.4
24.2
20.8
13.8
10.5
9.8
6.4
0% 20% 40% 60% 80% 100%
平成19年度
平成22年度
平成24年度
平成26年度
家の人と学校での出来事について話をしていますか
している どちらかといえば、している あまりしていない 全くしていない
中学生(3年)
小学生(6年)
携帯電話やスマートフォンの利用時間
文部科学省「平成26年度全国学力・学習状況調査」
普段、携帯電話やスマートフォンを2時間以上利用している生徒の割合は3割を超えている。
2.7
2.3 3.7 6.4 10.4 28.4 46.0
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
小学6年生
10.8 8.7 12.9 15.2 13.2 15.9 23.1
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
中学3年生
4時間以上 3時間以上、4時間より少ない 2時間以上、3時間より少ない1時間以上、2時間より少ない 30分以上、1時間より少ない 30分より少ない
普段(月~金曜日),1日あたりどれくらいの時間,携帯電話やスマートフォンで通話やメール,インターネットをしますか
思いやりや倫理観(小学6年生)
文部科学省「平成26年度全国学力・学習状況調査」
72.1
82.0
74.1
22.0
14.3
20.3
4.0
2.5
4.0
1.7
1.1
1.5
0% 20% 40% 60% 80% 100%
人の役に立つ人間になりたいと思いますか
いじめは、どんな理由があってもいけないことだと思い
ますか
人の気持ちが分かる人間になりたいと思いますか
当てはまる どちらかといえば、当てはまる どちらかといえば、当てはまらない 当てはまらない
気持ちがわかる人間になりたい、いじめはいけない、人の役に立ちたい、と回答した児童の割合は90%を超えている。
思いやりや倫理観(中学3年生)
文部科学省「平成26年度全国学力・学習状況調査」
気持ちがわかる人間になりたい、いじめはいけない、人の役に立ちたい、と回答した生徒の割合は90%を超えている。
72.7
71.9
77.8
21.2
21.4
17.5
3.9
4.7
2.9
1.9
1.9
1.6
0% 20% 40% 60% 80% 100%
人の役に立つ人間になりたいと思いますか
いじめは、どんな理由があってもいけないことだと思い
ますか
人の気持ちが分かる人間になりたいと思いますか
当てはまる どちらかといえば、当てはまる どちらかといえば、当てはまらない 当てはまらない