13
自動運転・MaaSを巡る最近の動向 2020年春以降の動き) 令和2年9月2内閣官房IT総合戦略室 (注)本資料の一部は、報道情報等に基づき事務局が作成したもの。 参考資料3

自動運転・MaaSを巡る最近の動向...Daimler AG 2019年 5月、最新の自動運転技術などの次世代テクノロジーを搭載したコンセプトカー、メルセデスベンツ

  • Upload
    others

  • View
    1

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

  • 自動運転・MaaSを巡る最近の動向(2020年春以降の動き)

    令和2年9月2日内閣官房IT総合戦略室

    (注)本資料の一部は、報道情報等に基づき事務局が作成したもの。

    参考資料3

  • 目次

    開発・市場化を巡る動向

    実証実験を巡る動向

    モビリティサービスプレイヤの自動運転等の活用に係る主な取組

    日本政府における主な取り組み

    1

  • 企業名 概要

    トヨタ

    CES2020にて自動運転技術レベル4を搭載したEVであるe-Paletteを出展。 自動運転コンセプト「Mobility Teammate Concept」に基づき開発された

    「Lexus Teammate Concept」を搭載した車両を2020年秋に発売予定。自動車専用道路での出口までの運転支援や、車両がアクセル、ブレーキ、シフトチェンジを自動制御し、スイッチ操作での高度駐車支援を行う。

    日産

    2018年に自動車専用道路の複数車線自動運転技術「プロパイロット2.0」を発表。高速道路の複数車線をナビゲーションシステムと連動して設定したルートを走行し、ドライバーが常に前方に注意して道路・交通・自車両の状況に応じ直ちにハンドルを確実に操作できる状態にある限りにおいて、同一車線内でハンズオフが可能。

    「プロパイロット」搭載車の累計販売台数は2020年度末で66万台を超え、2023年度末までには20の市場、20を超える商品に適用することで、搭載車両の年間販売台数は150万台を超える見込み。

    ホンダ 2018年10月、GM及びクルーズと自動運転車開発で協業すると発表。 2020年中に、高速道路において一定の条件付きで自動運転が可能な

    レベル3の技術の実用化を目指す。

    スバル 2020年10月より新型レヴォーグの販売開始。「アイサイトX」をスバル車として初搭載し、

    高速道路でのハンズオフによる渋滞時の負荷軽減や、高精度3次元地図などと連携し、高速域でのカーブや料金所前の速度制御、車線変更を支援する機能を備える。

    開発・市場化を巡る動向(国内)

    各社で一定走行条件下でのハンズオフ機能等を搭載した車の市場化が進む

    ※各社の公表資料・報道より作成

    2

  • 開発・市場化を巡る動向(海外)

    企業名 概要Waymo 2018年11月、12月にアリゾナ州で無人の自動運転車による有料配車サービスを開始することを発表。

    2019年7月にカリフォルニア州にて無人の自動運転車による旅客サービスの試験プログラムに参加する許可を取得。

    2020年6月、米投資会社等から30億ドル(約3240億円)の資金調達を行ったことを発表。

    Tesla

    2017年7月、モデル3(既に発売済のレベル2対応の廉価版)の販売を開始。自動運転機能を利用するためのハードウェアが5,000ドルで購入可能。バージョンアップにより段階的に運転支援機能の追加を行っている。

    2019年5月、モデル3の受注を、日本、香港、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、マカオで開始。 2019年9月のアップデートで、駐車場に停めたテスラ車を自分の元まで呼び寄せる「Smart Summon(スマート・サモン)」機能を追加。

    GM 2018年10月、ホンダがGM及びクルーズと自動運転車開発で協業すると発表。 CES2020にて、ハンドルもペダルもないライドシェア用の自動運転車「Cruise Origin」を公開。

    FCA 2020年7月、Waymoと自動運転分野における提携を拡大し、既に協業していた乗用車に続いて、商用車の分野でも協業することを発表。

    Amazon 2020年6月、米国の自動運転技術開発Zooxを買収すると発表。Zooxは2014年に設立。人工知能(AI)などの分野で1000人を超える従業員を抱える。2018年に自動運転車による試験サービスの認可を得て、シリコンバレー周辺で公道走行試験を重ねてきた。

    自動運転の高度化に向けた開発や提携、資金調達が進んでいる

    3

    ※各社の公表資料・報道より作成

    <米国>

  • 開発・市場化を巡る動向(海外)

    海外自動車メーカーの動き

    高速道路におけるレベル3、レベル4実現に向けた研究開発や提携が進んでいる

    企業名 概要

    Daimler AG

    2019年5月、最新の自動運転技術などの次世代テクノロジーを搭載したコンセプトカー、メルセデスベンツ『ESF 2019』(Mercedes-Benz ESF 2019)を発表

    2019年7月、ボッシュと共同開発した自動バレーパーキングが、世界初のレベル4自動駐車機能としてドイツ当局から承認されたと発表。

    オンデマンドモビリティサービスを戦略的に拡大するため、DaimlerとBMWは共同出資会社を立ち上げることを2018年3月に発表したが、2020年6月、各社で開発を進めていくことを発表。

    Audi 2017年に世界初となるレベル3の「トラフィックジャムパイロット」(但し時速60km以下の高速道路上の交通渋滞時対応のみ)を搭載した新型「A8」を発表。なお現時点では日本においてレベル3の型式認定を受けていない。

    CES2020にて、レベル4の自動運転を想定したコンセプトカー「アウディ AI:ME」を出展。

    VW 2020年1月より、ソフトウェア部門を独立したビジネスユニットとし、自動運転やコネクテッドカーなどの研究開発に取り組んでいくことを発表。2025年までにデジタルエキスパートを1万人体制にし、ソフトウェアの内製率を現在の10%から60%以上へ引き上げる計画。

    2020年6月にフォード傘下のアルゴAIに26億ドルを出資し、自動運転および電気自動車についての提携を拡大。

    BMW

    オンデマンドモビリティサービスを戦略的に拡大するため、DaimlerとBMWは共同出資会社を立ち上げることを2018年3月に発表したが、2020年6月、各社で開発を個別に進めていくことを発表。

    2020年夏から欧州で販売される複数のモデルに、先進運転支援システム(ADAS)として、最高210km/hまで利用可能な、「アクティブ・クルーズ・コントロール」「ステアリング&レーン・コントロール・アシスタント」等を採用。

    volvo

    2019年6月、uberが開発する自動運転システムの搭載を可能にするSUV車「XC90」を発表。 2020年5月、LiDAR開発企業であるルミナー(Luminar)との提携により、2022年から高速道路上での完全自動運転を可能にすると発表。

    2020年6月、レベル4の自動運転技術についてWaymoと世界的戦略提携を締結し、自動運転ソフトウェア「Waymo Driver」を共同で推進していくことで合意したと発表。

    4

    ※各社の公表資料・報道より作成

    <欧州>

  • 開発・市場化を巡る動向(海外)

    自動運転車両の開発や実証実験、ロボタクシーサービスへの展開が進められている

    企業名 概要

    Baidu(百度)

    2017年に自動運転車向けのソフトウェアプラットフォームをオープンソース化するプロジェクト「アポロ計画」を発表し、自動運転分野に本腰を入れ始めた。

    2019年時点で、参加企業数は150社を超え、自動車大手ではVW、フォード、現代自動車、BMW、ダイムラー、PSA、トヨタ、ホンダが、自動車部品大手では米デルファイや独コンチネンタル等が参加。

    2020年4月、中国で初めて、一般の利用者を対象にした自動運転タクシーの試験サービスを始めたと発表。当面は無料でサービスを提供。

    Tencent 2019年7月、テンセントとBMWが両社が共同で中国にコンピューターセンターを設立し、中国の自動車市場での自動運転車両の研究開発を推進することを発表。

    WeRide.ai

    2017年設立のスタートアップ。 2018年10月、ルノー・日産自動車・三菱自動車が設立したベンチャーキャピタルファンド「アライアンス・ベンチャーズ」から出資を受ける。

    2019年8月には、ロボタクシーの合弁会社「WeRide RoboTaxi」を設立したと発表。 2020年7月、広東省広州市にて、中国で初めて無人による自動運転の公道実験を始めたことを発表。この自動運転では「安全員」が同乗せず、緊急時でも5Gを活用した遠隔操作で対応できる。

    5

    ※各社の公表資料・報道より作成

    <中国>

  • 実証実験を巡る動向(国内)

    IT・新興企業

    団体名 概要

    トヨタ

    2020年4月、トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント(TRI-AD)は、ダイナミックマップ基盤株式会社(DMP)と共同で、車両センサーで収集した画像等のデータから道路上の変化した箇所を検出することで自動運転に使う高精度地図を更新する技術の実証実験を始める。

    日産

    2019年2月Mobility Technologiesと共同開発中の無人運転車両(レベル4)によるモビリティサービス「Easy Ride」の実証実験をみなとみらいで実施。対象エリアを拡大し、配車アプリで目的地を指定できる。

    BOLDLY 現時点で、計54回、約13,000kmの実証実験を実施。軽自動車から大型バスまで計16車種を使用

    ZMP、日の丸交通

    2018年8月、大手町~六本木間の公道において世界初となる自動運転タクシーの営業走行実験を実施。

    2019年11月~12月に、ZMP・日の丸交通を含む計7社にて成田空港/羽田空港と東京シティエアターミナル間を、空港リムジンバス、自動運転タクシー、自動運転モビリティを連携して輸送する都市交通インフラの実証実験を実施。

    相鉄バス、群馬大学

    2020年8月、日本初の大型バスを用いた遠隔監視と遠隔操作の実証実験を公道で実施。2020年度内に営業運行での実証実験を予定している。

    <民間企業等>

    日本全国各所で、官民での実証実験が行われている<国・地方自治体等>

    6

    ※各社の公表資料・報道より作成

  • 実証実験を巡る動向(海外)

    <米国> <欧州>

    実証実験が推進されるとともに、サービスカーの社会実装に向けた取組も始まりつつある

    7

    <中国>

    団体名 概要

    Waymo 2019年8月、豪雨などの悪天候に強い自動運転システムを開発するためフロリダ州マイアミでも実証実験をすることを発表

    2020年1月、公道での走行距離が2000万マイル(約3220万km)に達したことを発表。

    2020年3月より新型コロナウイルスの感染拡大を受け、自動運転車の公道テストを中止していたが、地方自治体や当局と話し合いの上、感染対策を徹底し5月より再開している。

    GM

    カリフォルニア州などで走行実験を実施。同州にて2018年12月からの1年間で公道走行させた車両数は226台と前年比で1.4倍、総走行距離は約134万kmと前回比で1.8倍超でありWaymoに次いで第2位となっている。

    Ford

    2018年11月、Walmartと提携し自動運転車による商品配送サービスを実施したと発表。

    2019年9月、自動運転車を使って人やモノを運ぶ商用サービスを2021年にテキサス州で開始すると発表。フロリダ州、首都ワシントンに続き米国内で3カ所目の計画予定地となる。

    団体名 概要

    Baidu(百度)

    2019年9月より、湖南省で自動運転タクシーの実証実験を開始。

    2020年4月、中国で初めて、一般の利用者を対象にした自動運転タクシーの試験サービスを始めたと発表。当面は無料でサービスを提供。

    WeRide.ai

    2020年7月、広東省広州市にて、中国で初めて無人による自動運転の公道実験を始めたことを発表。この自動運転では「安全員」が同乗せず、緊急時でも5Gを活用した遠隔操作で対応できる。

    Pony.ai 2020年5月、北京市の公道における有人自動運転の実証実験の許可を得たことを発表。同月より実証実験を開始している

    団体名 概要Daimler AG

    2019年12月、ボッシュと提携し米カリフォルニア州サンノゼで自動運転車による配車サービスを開始。

    ※各社の公表資料・報道より作成

  • プレイヤ サービス 取組概要

    BOLDLY自動運転バス

    国内初の実用化事例として、茨城県堺市にて町内の移動手段のためNAVYA ARMAを使用した自動運転バスの運行を2020年4月より開始すると発表。その後、コロナの影響により開始時期を2020年秋への変更を発表。

    WILLERロボットタクシー

    米インテル傘下でイスラエルに拠点を置く自動運転技術関連企業Mobileyeが、日本や台湾などで事業を展開する交通事業大手「WILLER」とパートナーシップを締結し、日本、台湾、東南アジア諸国でロボタクシーソリューションを提供すると発表。モービルアイとWILLERは、2021年に日本の公道で自動運転によるロボタクシーの実証実験をスタートさせる。また2023年には完全自動運転でのロボタクシーサービスと、自動運転車シェアリングサービスを立ち上げ、さらに台湾やASEAN市場でも事業展開していく計画。

    Mobility Technologies MaaSアプリ

    2020年4月、Japan Taxiは、自社の配車アプリ事業「Japan Taxi」と、DeNAの配車アプリ事業「Mov」を統合するとともに、会社名をMobility Technologiesとすることを発表。

    両アプリの統合に向け、「MOV」をベースとした新アプリ「GO」を2020年9月に提供すると発表。

    モビリティサービスプレイヤの自動運転等の活用に係る主な取組(国内)

    2020年秋、自動運転バスの社会実装が開始予定(国内初)

    8

    ※各社の公表資料・報道より作成

  • モビリティサービスプレイヤの自動運転等の活用に係る主な取組(海外)

    モノの輸配送に向けた取組が進展、ロボットタクシー分野ではCOVID-19に伴う人員削減を発表

    9

    プレイヤ サービス 取組概要

    Waymoロボットタクシー

    Google内の自動運転プロジェクトとして発足。公道の走行実績は他社を圧倒。 2020年1月、自動運転ミニバンのクライスラー・パシフィカを使用して、アリゾナ州で

    UPSの小荷物配達(営業所から地域の配送センターまで)を開始することを発表。

    UBER ロボットタクシー

    2018年、「Uber Health」という名称で、診療予約に合わせた送迎サービスを実施。 2020年4~6月期は、ライドシェアを含む移動サービス部門の売上高が前年同月比67%減と大きく落ち込んだ。また、同年5月には、従業員数の約4分の1にあたる6700人規模の人員削減を発表。

    Lyft ロボットタクシー

    部品サプライヤのMagnaと提携し、自動運転システムに共同で投資・開発・製造を進め、あらゆる自動車メーカーが利用できる自動車技術の開発を目指す。

    2018年、「Lyft Concierge」という名称で、診療予約に合わせた送迎サービスを実施。 2020年4月、従業員の17%に当たる982人の一時解雇を発表。

    Amazon配送ロボット

    2019年1月、荷物配達ロボット「Amazon Scout(アマゾン・スカウト)」を発表。歩行者と同等のスピードで障害物を避けながら歩道を走行し、消費者の自宅の玄関先まで荷物を届ける。現在までに、ワシントン州、カリフォルニア州などで実証実験が実施され、ロボット配達を数千回実施している。

    ※各社の公表資料・報道より作成

    <米国>

  • モビリティサービスプレイヤの自動運転等の活用に係る主な取組(海外)

    欧州では配送ロボットサービスが開始済。中国ではロボットタクシーの社会実装が加速

    10

    プレイヤ サービス 取組概要

    Starship Technologies 配送ロボット

    歩道を走行し、小包や食料品を指定する場所まで配達する荷物輸送ロボットを開発 イギリス、ドイツを中心としたヨーロッパ圏とアメリカで本格的な実用化に向けた実証実験を開始し、イギリス・アメリカではすではすでにサービスを開始

    TrafiMaaSアプリ

    2013年11月にリトアニアで設立。欧州においてMaaSプラットフォームを提供しており、既にドイツのベルリン市交通局が運営するMaaSアプリ「Jelbi(イェルビ)」として活用されている。

    2020年8月、住友商事、あいおいニッセイ同和損害保険が、それぞれTrafi社との業務提携に合意したことを発表。

    ※各社の公表資料・報道より作成

    <欧州>

    プレイヤ サービス 取組概要

    DiDi ロボットタクシー

    北京汽車や宇通客車等、中国の自動車メーカーと提携しながら、自動運転の開発に取り組む 2023年には自動運転車両をカーシェア事業に投入する予定で、現状のライドシェアでは薄利なため、ライドシェアと自動運転の組み合わせで今後のロボットタクシー時代の主導を狙う

    2020年6月、2030年までに100万台以上の自動運転車を導入する計画を明らかにした。

    Pony.ai ロボットタクシー

    百度出身の2名が2017年10月に設立したスタートアップ企業。 2020年2月、トヨタ自動車から4億ドル(約441億円)を調達したと発表。 2020年4月に、カルフォルニアにて自動運転車両を使用した配送サービスを開始。

    <中国>

  • <制度面、ビジネスモデル、社会受容面等の検討> 「自動運転に係る制度整備大綱サブワーキンググループ」(内閣官房 IT総合戦略室)

    • 自動運転に係る制度整備大綱のフォローアップ 「自動走行に係る官民協議会」(内閣官房 経済再生総合事務局)

    • 官民連携の下、実証プロジェクトの進捗管理、実証の成果・データの共有、必要な制度整備等について協議(2017年8月~) 「産官協議会 次世代モビリティ/スマートシティ」(内閣官房 経済再生総合事務局)

    • 議題に関して識見を有するアドバイザーを招聘して議論(2018年10月~) 「自動運転の実現に向けた調査検討委員会」(警察庁)

    • 道路交通法に関連する課題等を検討(2015年10月~) 「自動走行の民事上の責任及び社会受容性に関する研究」(経済産業省・国土交通省)

    • 各省庁の制度整備方針や技術動向を踏まえた事故時の民事上の責任関係の整理し、消費者意識調査等により自動走行に関するユーザーニーズの分析等を踏まえた、社会受容性醸成について検証(2016年10月~)

    「自動走行ビジネス検討会」 (経済産業省・国土交通省)• 産学官オールジャパンで協調領域10分野の取組や実証実験を推進。昨年度「無人自動運転サービスの実現及び普及に向けたロードマッ

    プ」を策定し、2020年度はその実現に向けてサービスカー協調領域や次期プロジェクトを検討(2015年2月~) 「車両安全対策検討会」(国土交通省)

    • 自動運転車両の安全技術ガイドラインを2018年9月に策定済 「自動運転等先進技術に係る制度整備小委員会」(国土交通省)

    • レベル3及び4の自動運転車等の総合的な安全確保を図るための「道路運送車両法の一部を改正する法律」が通常国会において成立(2019年5月24日公布)

    「都市交通における自動運転技術の活用方策に関する検討会」(国土交通省)• 将来的な自動運転の活用に向け、自動運転技術の都市への影響可能性の整理や活用を検討(2017年11月~)

    「中山間地域における道の駅等を拠点とした自動運転ビジネスモデル検討会」(国土交通省)• 「道の駅」等を拠点とした自動運転移動サービスの2020年までの社会実装を目指しビジネスモデルを検討(2017年7月~)

    「自動運転に対応した道路空間に関する検討会」(国土交通省)• 自動運転社会において道路空間をどうすべきか等について、様々な観点から検討(2019年7月~)

    日本政府における主な取組 11「改正道路運送車両法」「改正道路交通法」が施行され制度整備が大きく進展

    自動運転の実現に向けたビジネスモデル検討、社会的受容性醸成に関する動きが加速

  • <研究開発と技術面での検討> SIP第2期 自動運転(システムとサービスの拡張)(内閣府)

    • 自動運転の実用化を高速道路から一般道へ拡張するとともに、自動運転技術を活用した物流・移動サービスの実用化をすることで、すべての国民が安全・安心に移動できる社会を目指す(2018年度~)

    第6期先進安全自動車(ASV)推進検討会(国土交通省)• 自動運転の実現に向けたASVの推進を検討(2016年度~)

    <MaaS等の新たなモビリティサービスの検討・取り組み> 都市と地方の新たなモビリティサービス懇談会(国土交通省)

    • 都市・地方が抱える交通サービスの諸課題を解決することを目指し、我が国における望ましいMaaSのあり方、バス・タクシー分野でのAI・自動運転の活用に当たっての課題抽出・今後の取組の方向性などを検討(2018年10月~)

    スマートモビリティチャレンジ(経済産業省・国土交通省)• 新しいモビリティサービスの社会実装を通じた移動課題の解決及び地域活性化に向けて、地域において事業性分析等を通じたベストプラク

    ティスの抽出や横断的課題の整理等を推進。2020年度は、他の移動との重ね掛けによる効率化など5つの課題に取り組む。自動走行の活用や交通以外の分野との連携の観点等も踏まえ、新たなMaaSのモデルとなり得るものとして52地域で実証事業を実施。(2019年4月~)

    物流MaaS勉強会(経済産業省)• 慢性的な需要過多・人手不足などの物流業界を取り巻く現状と課題を踏まえ、トラックデータ連携の仕組み確立など商用車業界としての

    3つの取組の方向性をとりまとめ。2020年度はこれらの方向性を踏まえ、商用車業界が荷主・運送事業者と協力した実証事業を実施。(2019年12月~)

    MaaS関連データ検討会(国土交通省)• MaaSに関するデータやAPIの形式、事業者間におけるデータの取扱いや共有・連携について方向性を検討(2019年9月~)

    日本政府における主な取組 12

    自動運転の高度化に加え、MaaSや物流効率化、データ連携に向けた検討が進んでいる

    自動運転・MaaSを巡る最近の動向�(2020年春以降の動き)スライド番号 2スライド番号 3スライド番号 4スライド番号 5スライド番号 6スライド番号 7スライド番号 8スライド番号 9スライド番号 10スライド番号 11日本政府における主な取組日本政府における主な取組