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© 2009 ROHM Co., Ltd. All rights reserved.
1chip FET 内蔵タイプスイッチングレギュレータシリーズ
かんたん設計降圧 スイッチングレギュレータ パワーMOSFET 内蔵タイプ
BD9870FPS ●概要
BD9870FPS は 1 チャンネルの降圧型スイッチングレギュレータで Pch のスイッチング MOS FET を内蔵しています。 発振周波数 900KHz の PWM 方式で動作し、低周波数動作のスイッチングレギュレータよりも小型のコイルを使用する ことができます。
●特徴 1) 最大スイッチング電流 1.5A 2) 高効率のための Pch スイッチング MOS FET 内蔵 3) 出力電圧を外付け分割抵抗により設定可能 4) 高い発振周波数 900KHz (固定) 5) ソフトスタート時間 5ms (固定) 6) 過電流保護回路内蔵 (OCP) 7) 温度保護回路内蔵(TSD) 8) スタンバイ端子により出力の ON/OFF 可能 9) 出力 LC フィルタにセラミックコンデンサ対応 10) 小型面実装 TO252S-5 パッケージ
●用途
TV, プリンタ, DVD, プロジェクタ, パチンコ, PC, カーオーディオ, カーナビゲーション, ETC, 通信, AV, OA, 産業機器等あらゆる分野で使用可能です。
●絶対最大定格(Ta=25℃) 項目 記号 定格 単位
電源電圧(VCC-GND) VCC 36 V STBY-GND 間 VSTBY 36 V OUT-GND 間 VOUT 36 V INV-GND 間 VINV 5 V 最大スイッチング出力電流 Iout 1.5(*1) A 許容損失 Pd 800(*2) mW 動作温度範囲 Topr -40~+85 ℃ 保存温度範囲 Tstg -55~+150 ℃
(*1) Pd,ASO,及び Tjmax=150℃を超えないこと。 (*2) IC 単体。1℃上昇する度に、16mW 減ずる。(25℃以上)
●動作範囲(Ta=-40~+85℃)
項目 記号 規格値 単位 最小 標準 最大
電源電圧 VCC 8.0 - 35.0 V 出力電圧 Vo 1.0 - 0.8× (VCC-Io×Ron) V
No.09027JAT26
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●電気的特性(特に指定のない限り、 Ta=25℃,VCC=12V,Vo=5V,STBY=3V)
項目 記号 規格値 単位 条件 最小 標準 最大
出力 MOS ON 抵抗 Ron - 1.0 1.5 Ω 効率 η 80 88 - % Io=0.5A 発振周波数 fosc 810 900 990 kHz ロードレギュレーション ΔVOLOAD - 5 40 mV VCC=20V,Io=0.5~1.5A ラインレギュレーション ΔVOLINE - 5 25 mV VCC=10~30V,Io=1.0A 過電流検出電流 Iocp 1.6 - - A INV 端子スレッショルド電圧 VINV 0.99 1.00 1.01 V INV 端子流入電流 IINV - 1 2 μA VINV=1.0V
STB 端子制御電圧 ON VSTBYON 2.0 - 36 V OFF VSTBYOFF -0.3 - 0.3 V STBY 端子流入電流 Istby 5 15 30 μA STBY=3V 回路電流 Icc - 5 12 mA INV=2V スタンバイ電流 Ist - 0 5 μA STBY=0V ソフトスタート時間 Tss 1 4 10 ms *耐放射線設計はしておりません。
●ブロック図
SS
VREF
OSC
1
2
DRIVERPWM COMP
CTL
LOGIC
TSD
Error AMP4
INV
OUT
GND
STBY
5
VCC
OCP
STBY
FIN
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●パッケージ外形図
●端子説明
Pin No. Pin Name Function 1 VCC 電源電圧端子 2 OUT 内蔵 PMOS FET ドレイン端子
3※ OUT 内蔵 PMOS FET ドレイン端子 FIN GND 接地端子 4 INV 出力電圧帰還端子 5 STBY ON/OFF 制御端子
※通常オープンで使用 ●入出力端子等価回路図
1Pin,FIN (VCC, GND) 2pin (OUT) 4pin (INV) 5pin (STBY)
TO252S-5(Unit:mm)
VCC
GND
OUT
VCC
STBY
VCC
INV
VCC
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●ブロック機能説明 ・ VREF
VCC 端子から入力された電圧から温度補償された定電圧を生成します。 ・ OSC 内蔵された抵抗とコンデンサにより発振周波数 900KHz の三角波を生成し、PWM コンパレータの入力とします。
・ Error AMP INV 端子が出力電圧の抵抗分割電圧を検知し、基準電圧と比較をおこない差分電圧を増幅し出力します。 (基準電圧は 1.0V±1.0%です。)
・ PWM COMP
PWM COMP はエラーアンプの出力電圧をパルス:幅変調波形に変形し DRIVER へ出力します。 ・ DRIVER プッシュプルタイプの FET ドライバーが PWM 波形を取り込み、IC に内蔵された Pch MOS FET を直接駆動します。
・ STBY STBY 端子により出力の ON/OFF 制御を行ないます。STBY 電圧が HI で出力が ON です。
・ 温度保護回路 (TSD)
TSD 回路は IC を熱暴走や熱による損傷から保護します。 TSD 回路はチップ温度を検知し、温度が 175℃に到達すると 回路を OFF します。 TSD 検出と解除には 15℃の ヒステリシスが設定してあり、温度の変動による誤動作を防いでいます。
・ 過電流保護回路 (OCP)
OCP 回路は内蔵された Pch MOS FET を流れる電流による VCC – OUT 間の電圧差を検知し、電圧差が OCP 基準値に 到達すると OUT を OFF します。OCP は自己復帰型であり、ラッチ型ではありません。
・ ソフトスタート回路 (SS)
SS 回路に接続された内蔵コンデンサがソフトスタート時間を設定しています。STBY 端子が HI になり IC が起動すると、コンデンサがチャージされます。ソフトスタート時間は約 5ms の長さで設定されています。
●基板レイアウト注意点
・ ノイズや効率低下を防ぐ為、VCC - GND 間のコンデンサやショットキーダイオードは出来る限り IC の近くに設置して下さい。
・ 出力電圧の安定性の為、INV – GND 間の抵抗や出力 LC フィルタのコンデンサは同一の GND で接続して下さい。 ・ (引き廻しが長い場合や、パターンが細い場合などはリンギングや、波形割れの原因となります)
4 5
2
FIN
1
INV STBY
R2:1kΩ R1:4kΩ
C3
VCC OUT
GNDC2 C1
5.0V
L1
D1
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●アプリケーション部品の選定と設定 コイル L1 コイルの直列抵抗成分が大きい場合にはアプリケーション効率が低下する可能性があります。また OCP は 1.6A(min)以上で動作しますので、出力過負荷やショートによる発熱には注意してください。 コイルの電流定格は IOUT(MAX)+⊿IL 以上としてください。 Iout(MAX): maximum load current 定格電流以上の電流を流しますと、コイルは発熱し、磁気飽和を起こし、効率の低下や発振の原因となります。 ピーク電流が、コイルの定格電流を越えないよう、十分マージンをもって、選定してください。
.
L1:コイル値, VCC:入力電圧, VOUT:出力電圧, ⊿IL:リップル電流, fosc:発振周波数 効率を重視する場合、C10-H5R(mitsumi)を推奨いたします。効率が 1~2%程度改善いたします。
ショットキーダイオード D1 極力順方向電圧 VF の低いショットキーダイオードを選択して下さい。 (順方向電圧の電圧降下による損失を抑え、効率を上げることが出来ます。) ダイオードの選択は順方向の最大電流定格、逆方向電圧定格、ダイオードの許容損失に基づきます。 ・最大電流定格は最大負荷電流++コイルのリップル電流値(⊿IL)以上とします。 ・逆方向電圧定格は VIN 以上とします。 ・逆方向電流 IR のできるだけ小さいものを選んでください。
特に高温時、IR が大きくなり、熱暴走を起こすおそれがあります。 ・ダイオードの許容損失が定格以内であるものを選択します。 ダイオードの損失 Pdi は以下の式で表されます。 Pdi=Iout(MAX)×Vf×(1-VOUT/VCC) Iout(MAX): 負荷電流, Vf: 順方向電圧, VOUT:出力電圧, VCC: 入力電圧
出力コンデンサ C1 出力コンデンサの ESR は次式を満たすものを選択します。 ESR≦⊿VL/⊿IL ⊿VL : 許容リップル電圧, ⊿IL :リップル電流 また出力容量の許容リップル電流の実効値は次式で計算され、この値に対して十分マージンのある コンデンサを選択して下さい。 IRMS =⊿IL/2√3 IRMS: 出力容量の許容リップル電流の実効値, ⊿IL : リップル電流 セラミックコンデンサは B 特性以上のものを使用してください。 それ以外では周囲温度や出力電圧の設定条件によっては IC が正常に動作しない場合があります。 また、アルミ電解コンデンサも使用可能となっておりますが、十分に動作確認をした上で、ご使用ください。
入力コンデンサ C2 入力コンデンサは内蔵 Pch MOS FET ON 時にFETを通してコイルを流れる電流の供給源となっています。 よって、できるだけ IC に近づけて接続してください。入力コンデンサの設定にはコンデンサの耐圧,許容リップル電流値に十分マージンをとります。入力コンデンサに流れるリップル電流実効値は以下の式で表され、これより十分大きい 許容リップル電流値のコンデンサを選択します。
IRMS : 入力コンデンサの許容リップル電流値
IOUT : 負荷電流, VOUT: 出力電圧, VCC: 入力電圧
コンデンサ C3 C3 はアプリケーション周波数特性の安定性を補うためのものであり、通常は使用致しません。しかし位相余裕が十分でなく、発振する可能性がある場合には、コンデンサを接続することで周波数安定性が改善する可能性があります。
抵抗 R1,R2 出力電圧は外付け抵抗の抵抗分割により設定されます。 VOUT=1.0V(INV スレッショルド電圧)×(1+R1/R2) 使用する抵抗のオーダーは 10kΩ以下として下さい。
⊿IL. = L1
(VCC-VOUT) VOUT
VCC fosc
1× ×
IRMS=IOUT×√ (1-VOUT / VCC)×VOUT / VCC
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<推奨部品例 1> コイル L1=10μH :C6-K3LA(mitsumi) ダイオード D1 :RB050LA-30(ROHM)・・・VCC=30V 以下の場合 :RB050LA-40(ROHM)・・・VCC=30V 以上の場合 コンデンサ C1=10μF(25V) :セラミックコンデンサ GRM31CB31E106KA75L(murata) C2=4.7μF(50V) :セラミックコンデンサ GRM32EB31H475KA87L(murata) C3=OPEN
<推奨部品例 2>・・・入出力電圧の Duty 比が 10%以下の場合 コイル L1=10μH :C6-K3LA(mitsumi) ダイオード D1 :RB050LA-30(ROHM)・・・VCC=30V以下の場合 :RB050LA-40(ROHM)・・・VCC=30V以上の場合 コンデンサ C1=100μF(25V) :電解コンデンサ UHD1E101MED(nichicon) C2=4.7μF(50V) :セラミックコンデンサ GRM32EB31H475KA87L(murata) C3=OPEN
●測定回路
IINVIcc
Vcc OUT GND INV STB
Vcc
SW4 SW5SW2
1 2 FIN 4 5
A
Vo
f
1kΩA A
V
2kΩVINV
ISTB
VST
SW6
+
+
Io
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●参考特性データ(特に指定のない限り、 Ta=25℃,VCC=12V,Vo=5V,STBY=3V)
Fig.5 電源電流-電源電圧特性:無負荷 Fig.6 スタンバイ時電流-周囲温度特性
Fig.7 発振周波数-電源電圧特性 Fig.8 発振周波数-周囲温度特性
Fig.9 ErrorAmp 基準電圧-電源電圧特性
0123456789
10
0 10 20 30 40
Input Voltage[V]
Circ
uit C
urre
nt[m
A]
Io=0mA
700
750
800
850
900
950
1000
1050
1100
0 10 20 30 40
Input Voltage[V]
Osc
illat
or F
requ
ency
[kH
z]
0
1
2
3
4
5
6
7
0.0 1.0 2.0 3.0
STBY Input Voltage[V]
Out
put V
olta
ge[V
]
0.950.960.970.980.991.001.011.021.031.041.05
5 10 15 20 25 30 35 40
Input Voltage[V]
Thre
shol
d Vo
ltage
[V]
0.00.51.01.52.02.53.03.54.04.55.0
-40 -15 10 35 60 85
Ambient Temperature[℃]
Stan
d-by
Cur
rent
[uA
]
STBY=0V
VCC=8VVCC=12VVCC=24V VCC=35V
700
750
800
850
900
950
1000
1050
1100
-40 -15 10 35 60 85
Ambient Temperature[℃]
Osc
illat
or F
requ
ency
[kH
z]
Fig.10 出力電圧-STBY 端子電圧特性
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Fig.11 ドレイン・ソース電圧-出力電流特性 Fig.12 電力変換効率-負荷電流特性
Fig.13 出力電圧-電源電圧特性 Fig.14 出力電圧-負荷電流特性
Fig.15 過電流保護特性 Fig.16 出力起動特性
0.0
0.5
1.0
1.5
2.0
2.5
3.0
0.0 0.5 1.0 1.5 2.0
Output Current[A]
Dra
in-S
ourc
e Vo
ltage
[V]
VCC=35V
VCC=12V
VCC=8V
0
1
2
3
4
5
6
7
0 10 20 30 40
Input Voltage[V]
Out
put V
olta
ge[V
]
Ro=50Ω
4.954.964.974.984.995.005.015.025.035.045.05
0 500 1000 1500
Load Current[mA]
Out
put V
olta
ge[V
] VCC=35VVCC=12V
VCC=8V
0102030405060708090
100
0 500 1000 1500 2000
Load Current[mA]
Effe
cien
cy[%
]
VCC=12VVCC=24V
VCC=8V
0.00.51.01.52.02.53.03.54.04.55.05.56.0
0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0
Load Current[A]
Out
put V
olta
ge[V
] STBY 0→3V1V/div
Vo2V/div
Ta=25℃Ro=5ΩL:C10-H5R(MITSUMI)
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●使用上の注意 1. 本製品におきましては品質管理には十分注意を払っておりますが、印加電圧及び動作温度範囲の絶対最大定格をこえた
場合、破壊の可能性があります。破壊した場合、ショートモードもしくはオープンモード等、特定出来ませんので絶対最大定格を超えるような特殊モードが想定される場合、物理的な安全対策を施すよう検討をお願いします。
2. 応用回路に関して 応用回路は推奨すべきものと確信しておりますが、ご使用に当たっては更に温度特性などのご確認を十分にお願いします。又、特許権に関しましては当社では十分な確認は出来ておりませんのでご了承下さい。
3. 動作電源電圧範囲について 動作電源電圧範囲であれば、動作周囲温度の範囲での回路機能動作が保証されています。特性値に関しましては、電気的特性の規格値は保証出来ませんが、これらの範囲では特性値の急激な変動はありません。
4. 接地について 応用回路例に示された接地は、各接地ともに接地ピン GND(FIN)に対して十分太く、最短のパターン引き回しとし、 更に電気的に干渉を生じないパターン配置にして下さい。
5. 入力電源について 応用回路例に示された入力電源は、入力ピン VCC(1pin)に対して十分短いパターン引き回しとし、更に電気的に干渉を生じないパターン配置にして下さい。
6. 実際の使用状態での許容損失(Pd)を考え、十分マージンを持った熱設計を行って下さい。 7. プリント基板にとりつける際、IC の向きや位置ずれに十分注意して下さい。誤って取り付けた場合、IC が破壊する恐
れがあります。また出力間や出力と電源 GND 間に異物が入るなどしてショートした場合についても破壊の恐れがあります。
8. 強電磁界でのご使用では、誤動作をする可能性がありますのでご注意下さい。 9. スタンバイ状態にする場合は、STBY 端子電圧を 0.3V 以下に、動作状態にする場合は 2.0V 以上に設定してください。
STBY 端子電圧を 0.3V 以上 2.0V 以下に固定しないようにして下さい。誤動作もしくは故障の原因となります。 10. BD9870FPSはモノリシック ICであり、各素子間に素子分離の為のP+アイソレーションと、P基板を有しています。
この P 層と各素子の N 層とで P-N 接合が形成され、各種の寄生素子が構成されています。 例えば、下図のように、抵抗とトランジスタが端子と接続されている場合、 ○抵抗では、GND>(端子A)の時、トランジスタ(NPN)では GND>(端子B)の時、P-N 接合が寄生ダイオードとして
動作します。 ○また、トランジスタ(NPN)では、GND>(端子B)の時、前述の寄生ダイオードと近接する他の素子の N 層によって寄生の NPN トランジスタが動作します。
IC の構造上、寄生素子は電位関係によって必然的にできます。寄生素子が動作することにより、回路動作の干渉を引き起こし、誤動作、ひいては破壊の原因ともなり得ます。したがって、入出力端子に GND(P 基板)より低い電圧を印加するなど、寄生素子が動作するような使い方をしないよう十分に注意して下さい。
バイポーラ IC の簡易構造例
~ ~
GND
P 基板
N
P
N N
P+ P+
(端子 A) 抵抗
~ ~
GND
N
P
N N
P+ P+
(端子 B)
トランジスタ(NPN)
B
N
E C
GND
~ ~(端子 A)
GND
寄生素子 ~ ~
GND
(端子 B)
B C
E
P 基板 寄生素子
寄生素子
寄生素子 近接する他の素子
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●熱軽減特性
①IC 単体 ②2 層基板(基板裏面銅箔面積 15 mm×15mm) ③2 層基板(基板裏面銅箔面積 70 mm×70mm)
PO
WE
R D
ISS
IPAT
ION
[Pd]
AMBIENT TEMPERATURE [Ta]
0
2
5
3
0 25 50 75 100 125 150(℃)
①0.80W
②1.85W
1
4
85
③3.50W
(W)
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●発注形名セレクション
B D 9 8 7 0 F P S - E 2
ローム形名 品番
パッケージ FPS = TO252S-5
包装、フォーミング仕様 E2: リール状エンボステーピング
(Unit : mm)
TO252S-5
S
0.08 M
0.08 S
+64 –4
1 2
3
54
0.8
0.71
C0.56.5±0.2
5.1+0.2−0.1
5.5±
0.2
1.5±
0.2
FIN
0.27±0.1
1.0±
0.2
2.5±
0.15
9.5±
0.3
1.2±0.10.27±0.1
0.6±0.2
0.27±0.11.270.
35±0
.1
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本資料の一部または全部をロームの許可なく、転載・複写することを堅くお断りします。
本資料の記載内容は改良などのため予告なく変更することがあります。
本資料に記載されている内容は製品のご紹介資料です。ご使用にあたりましては、別途仕様書を必ずご請求のうえ、ご確認ください。
本資料に記載されております応用回路例やその定数などの情報につきましては、本製品の標準的な動作や使い方を説明するものです。したがいまして、量産設計をされる場合には、外部諸条件を考慮していただきますようお願いいたします。
本資料に記載されております情報は、正確を期すため慎重に作成したものですが、万が一、当該情報の誤り・誤植に起因する損害がお客様に生じた場合においても、ロームはその責任を負うものではありません。
本資料に記載されております技術情報は、製品の代表的動作および応用回路例などを示したものであり、ロームまたは他社の知的財産権その他のあらゆる権利について明示的にも黙示的にも、その実施または利用を許諾するものではありません。上記技術情報の使用に起因して紛争が発生した場合、ロームはその責任を負うものではありません。
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本知り資料に掲載されております製品は、「耐放射線設計」はなされておりません。
ロームは常に品質・信頼性の向上に取り組んでおりますが、種々の要因で故障することもあり得ます。
ローム製品が故障した際、その影響により人身事故、火災損害等が起こらないようご使用機器でのディレーティング、冗長設計、延焼防止、フェイルセーフ等の安全確保をお願いします。定格を超えたご使用や使用上の注意書が守られていない場合、いかなる責任もロームは負うものではありません。
極めて高度な信頼性が要求され、その製品の故障や誤動作が直接人命を脅かしあるいは人体に危害を及ぼすおそれのある機器・装置・システム(医療機器、輸送機器、航空宇宙機、原子力制御、燃料制御、各種安全装置など)へのご使用を意図して設計・製造されたものではありません。上記特定用途に使用された場合、いかなる責任もロームは負うものではありません。上記特定用途への使用を検討される際は、事前にローム営業窓口までご相談願います。
本資料に記載されております製品および技術のうち「外国為替及び外国貿易法」に該当する製品または技術を輸出する場合、または国外に提供する場合には、同法に基づく許可が必要です。
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R0039A