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課外ゼミ活動報告

現代小説研究会

顧問・指導者　

高田知波

人員　

10名　

報告者　

黒瀬亘

〔活動内容〕

本年度は、前期に村上春樹や川上弘美などの作品を取り扱っ

た。村上春樹の短編集の「カンガルー日和」の中から「カンガルー

日和」について、川上弘美の短編集「ハヅキさんのこと」の中

から「グッピー」について発表及び議論を行った。

また現代小説研究会では毎年、夏期休暇中に現役生が集ま

り、富浦セミナーハウスにて新入生による発表を行っており、

今年は新入生三人によって発表された。題材は、瀬尾まいこに

よる「天国はまだ遠く」であり、二泊三日かけて発表と議論を

行い、大変実りのある合宿であった。

後期は、小川洋子の短編集「まぶた」に収録されている「お

料理教室」を議論、発表した。その他に例年は卒業生を招く「Ｏ

Ｂ会」や「迷羊」という論文集を発行している。

文学散歩サークルかちかち山

顧問・指導者　

近衞典子

人員　

44名　

報告者　

根岸和

〔活動内容〕

本年度文学散歩サークルかちかち山は、公認サークルとして

第一歩を踏み出した。活動として、谷根千や江ノ島、富士山、

上野、浅草などの地へ赴いた。昨年同様活動の流れは、企画者

がしおりを作成し、更に各自で下調べをした後に、実際に文学

や歴史に直接肌で触れ・感じるべく散歩をするという形をとっ

た。ま

た、国文学科以外の学部学科生の加入によって、国文学以

外の視点からも文学や歴史に触れ、ただの観光に留まることな

く、互いを高め合うことが出来た。

中世文学研究会

顧問・指導者　

櫻井陽子

人員　

５名　

報告者　

林千秋

〔活動内容〕

今年度は『平家物語』を中心に、興味のある章段を発表、討

論した。また、『平家物語』の作者とされる人物について書か

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れた作品（徒然草）を用いて発表し、物語内容に留まらない活

動も行った。

国語学文法ゼミ

顧問・指導者　

土井光祐

人員　

６名　

報告者　

角南萌恵

〔活動内容〕

国語学文法ゼミでは、国語学をより楽しく、身近に感じるた

めに、四月から様々な活動を行ってきた。

前期には新入生が取り組みやすいように、「一寸法師」や、「天

草本金句集」の品詞分解をしながら、日本国語大辞典を引いて

言葉の意味を調べたり、パソコンで論文を検索する方法を学ん

だりするなど、国語学演習の授業に近い形式で学習研究を行っ

た。後

期は前期の応用として、テレビなど身の回りでよく見かけ

る「間違った敬語」について、テキストをもとに議論を交わし

たり、コントの台詞から、登場人物がどの地方の方言を話して

いるのかを調べたりするなど、身近な事象を題材にして学習研

究に取り組み、毎回非常に充実した活動を行うことができた。

中国文学研究会

顧問・指導者　

田中徳定・清水浩子

人員　

４名　

報告者　

柏木悠希

〔活動内容〕

本年度、中国文学研究会は三年生を主体として、新たに加

わったゼミ員とともに活発に活動を行った。普段の活動では、

少人数の中、部員同士積極的に協力し合って、毎年引き継いで

いる『論語集註』の講読を続けている。

また、夏休みの活動では『史記』を講読した。新入生も積極

的に発表を行い、日々実りある活動を行っている。