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学部のページへジャンプ · Web view現在の夏フェスに求められているものは、地方の特色を生かしつつ、夏フェスのコンセプトを明確化することで、観客に飽きやマンネリ化を防ぐということや、夏フェスに参加する観客の年齢層が上がっていることやliveなどを見る観客の7割が座りながらゆっくりと見たいと感じていることから

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要旨

本研究では、大規模夏フェス(FUJI ROCK FESTIVAL、ROCK IN JAPAN FESTIVAL、SUMMER SONIC)の成功の影で、2極化が目立ってきた地方の夏フェスに焦点を当て、観客動員数が右肩上がりの香川県で行われている「MONSTER baSH」(モンスターバッシュ)の取り組みやlive構成等を考察・既存の夏フェスと比較し、低迷している夏フェスには何が必要なのかを提案することを目的とする。

調査方法としては、まずWeb上や友人から「MONSTER baSH」についての特徴、次に観客動員数が低迷している夏フェスの特徴を調べていく。その後、前者と後者を比較していき、どのような差があるのかを考察する。また、その際に、現在の夏フェスに来る人々やどのような需要があるのかも調べ、観客動員数に何かしらの影響があるのかも調べた。その結果、現在の夏フェスに求められているものは、地方の特色を生かしつつ、夏フェスのコンセプトを明確化することで、観客に飽きやマンネリ化を防ぐということや、夏フェスに参加する観客の年齢層が上がっていることやliveなどを見る観客の7割が座りながらゆっくりと見たいと感じていることから、ゆったり・のんびりしながらでもアーティストを存分に見ることができるスペースを確保することで観客の需要を満たし、リピーターとして獲得していくことが重要であることがわかった。若い年齢層が騒ぎまわって楽しむような夏フェスを求めていく時代はもう終わったのだ。

MONSTER baSHから見る今後の夏フェスに求められるものの分析

学籍番号 1010160191

青山 智

目次

第1章 はじめに

1. 目的

2. 結論

3. 方法

4. 意義

第二章 夏フェスに関して

1. 夏フェスとは

2. 夏フェスの意識調査について

3. 夏フェスの現状

第三章 MONSTER baSHについて

1. 『空海』・『龍神』という2ステージ制

2.  ゆったりとした空間

3.  バラエティーに富んだアーティスト

第四章 MONSTER baSHの特徴を分析

1.  ステージ構成の魅力

2.  「のんびり・まったり」の需要

3.  地域密着型フェス

第五章 まとめ

第六章 参考文献・参考資料

第1章 はじめに

1. 目的

 友人やWeb上で「チケットが売れ残る」や「フェスを中止します」というような、音楽業界が不況と言われる昨今において、数少ないドル箱と言われてきた夏フェス事情において、耳を疑うような話を聞くことがあった。そんな中、香川県で毎年を行われる、夏フェスの一つである「MONSTER baSH」(以下、モンバス)は右肩上がりで観客動員数を伸ばしている。私自身、このモンバスには数回行ったことがあるのだが、やはり他の夏フェスとは「何か」が違う気がした。これは、単純にアーティストの良し悪しだけの影響ではないことを実感したので、その「何か」を考察し、他の夏フェスと比較をすることでモンバスから見る今後の夏フェスにはどのようなものが求められているのか、また、夏フェスの運営側はどのようなことをしていかなければならないのかを明らかにしていくことを目的とする。

2. 結論

現在の夏フェスに求められているものは、地方の特色を生かしつつ、夏フェスのコンセプトを明確化することで、観客に飽きやマンネリ化を防ぐということや、夏フェスに参加する観客の年齢層が上がっていることやliveなどを見る観客の7割が座りながらゆっくりと見たいと感じていることから、ゆったり・のんびりしながらでもアーティストを存分に見ることができるスペースを確保することで観客の需要を満たし、リピーターとして獲得していくことが重要であることがわかった。若い年齢層が騒ぎまわって楽しむような夏フェスを求めていく時代はもう終わったのだ。

3. 方法

web上または友人からのヒアリングからモンバスに関して特徴として挙げられるキーワードをまとめる。

        ↓

まとめた結果と既存の夏フェスなどと比較する。

        ↓

比較の結果、明らかに差ができているものに関して考察する。

        ↓

考察をいかに今後に生かすのか提案する。

4. 意義

 モンバスが取り組んでいることは今後の夏フェスを行うにあたって必要不可欠であり、将来の一番理想的な夏フェスのモデルになっていると実感している。今回の研究が、運営の維持にあくせくしている他の夏フェスの観客動員数の増加・リピーターの定着に少しでもつながれば幸いだと考える。

第二章 夏フェスに関して

1. 夏フェスとは

 ロック・フェスティバル(Rock Festival)とは、ロックを中心とした音楽イベントのことである。集客力増大を企図して複数のバンドが出演し、音楽ジャンルもロックに限らずポピュラー音楽全般を対象とすることが多い。俗に、フェス(Fes.)と略されることもある。つまりは、夏フェスとは夏に行われるフェスのことである。また、現在は主に屋外で大規模に会場を設営して行われることが多い。大音量を用いるため、住宅地から離れた都市部の工業地域や埋立地などの空き地、あるいは郊外の牧場・スキー場・海浜公園などで行なわれている。屋内であった場合でも、コンベンションセンターなどの大規模集客施設で行われる。

2. 夏フェスの意識調査について

まず、夏フェスを見に行ったことがあるかのアンケートの結果を掲載する。

【調査概要】

■調査方法:WEBアンケート調査

■調査期間:2013年7月12日~7月19日

■有効回答数:215人(男性52人 女性163人)

■回答者の年代分布

■夏の音楽イベントや野外フェスに行ったことはあるか?

このアンケート結果から分かるように、夏フェスを見に行ったことがあるのは全体の約3割程度である。行ってみたくても、なかなかきっかけがないという声も見られたことからも、まだまだ観客動員数を増やす余地があることがわかる。いかにして興味を持ってもらうか、またリピーターを作り、そのリピーターが友人をその友人がまた友人をという形で連れてきてもらうことが肝心になってくる。

[表1] 行ったことのある夏フェスは?

[表2] 行ってみたい夏フェスは?

上の[表1]と[表2]では「FUJI ROCK FESTIVAL」と「SUMMER SONIC」などのどちらも、開催回数を重ね、規模においても日本を代表する夏フェスにやはり注目と票が集まっているが、どちらに関しても下位を占めているモンバスがは観客動員数が右肩上がりなうえに、延べ40万人を動員しているという点を頭に入れておいていただきたい。

3. 夏フェスの現状

意識調査では上記のような結果となったが、実際の夏フェス自体の現状はどうであろうか。

4大フェスの動員実績

イベント名/開催期間

入場者数(昨年比)

動員メモ

FUJI ROCKFESTIVAL '127/27~29

14万人(+2万5000人)

過去最多動員。3日券、土曜・日曜の1日券は売り切れ。

ROCK IN JAPANFES.20128/3~5

17万4000人(+3000人)

昨年同様、全日・すべての券種が事前に売り切れ。

RISING SUN ROCKFESTIVAL 2012 in EZO8/10~12

5万8550人(+1万1550人)

震災の影響で大幅ダウンした昨年から、今年はV字復活。

SUMMER SONIC 128/18~19

20万3000人(-2000人)

東京の動員数は昨年と同じ。大阪2日目のみ微減。

                        (いずれも2012年時)

 

 上の表は2012年の4大フェスといわれる「FUJI ROCK FESTIVAL」・「ROCK IN JAPAN FES」・「RISING SUN ROCK FESTIVAL in EZO」・「SUMMER SONIC」の観客動員数に関しては毎年上がっている。その一方で2013年に規模が比較的大きな夏フェスである「SETSTOCK」・「ap bank fes」・「TOKYO ROCKS」が休催される形になった。その主な理由は明かしてはいないが、

 ・マンネリ化からくるチケット売り上げの低迷

 ・大口スポンサーが固定できない

等々が挙げられている。大成功を収めている夏フェスの陰で次々に休催になっているのが各地方の夏フェスの現状である。そんな中、着々と観客動員数を伸ばしているのが、第三章にて紹介する「MONSTER baSH」である。

第三章 MONSTER baSHについて

MONSTER baSH(モンスターバッシュ)は、香川県で開催されている中四国最大規模の野外音楽イベント(ロック・フェスティバル)である。通称「モンバス」。国営讃岐まんのう公園で2日間に渡り行われている。モンバスは、四国初の本格野外ロックフェスとして、2000年8月20日にスタートした。

1. 『空海』・『龍神』という2ステージ制

モンバスでは2003~現在まで「空海」・「龍神」という2ステージ制を取り(2012年からのSTAGE茶堂は例外)、モンバスが全国的に認知されるようになったのも、この形態を採用してからである。他フェスと一線を画すこの2ステージ制では、一つの会場で両方のステージを堪能することが可能、つまり、モンバスに参加すれば必然的に「空海」・「龍神」ステージの出演者を全て見ることができる。

[図1]                     [図2]

[図1]と[図2]からも見てわかるように、「空海」・「龍神」のタイムスケジュールが交互に演奏されるように組まれている。そして、観覧ゾーンはいずれも首の向きを変えるだけで両ステージが見ることができるように配置されている。

2. ゆったりとした空間

[図2]にもあるがモンバスにはパラソルゾーンとシートゾーンがある。両ゾーンとも[図3]のような緩やかなすり鉢状になっている箇所が多く、屋外にいながらまるでスタジアムのような雰囲気が感じられ、観客の中には寝転びながらliveを堪能する人も多い。真夏の時期に開催されるフェス故に体調等を考慮するため、休憩しながら見ることは必須なのである。

[図3]

また、モンバスではダイブという危険な行為に対しての規制がかなり厳しく、ダイブを行っている人がほとんどいない。もし、行った場合は[図4]にも書かれている通り厳重注意ののち、しつこいようであれば退場処分が下されるため、誰もが安心して楽しめるマナーが良い夏フェスとしても評判である。

[図4]

この他にも、まんのう公園という地の利を生かした、子供のためのレジャー施設が多く完備されている。子供を遊ばせる傍らliveを見ることも可能なので、家族連れで楽しむ観客の姿も大いに見受けられる。

 

3. バラエティーに富んだアーティスト

よく「モンバスは出演アーティストのバラエティーに富んでいる」と耳にする。これに関して、どういう基準でブッキングを行っているのかを、イベント全体を統括するプロデューサーの方がこう語っている。

「1つは四国出身のアーティストに出演してもらって、できるだけ彼らを応援したいということ。また、会社としてこれから長くお付き合いをさせていただきたいと思っているアーティストにも、ぜひ出ていただきたいと思っています。それと今後大きく成長していくであろうニューカマーも毎年必ずピックアップしていますね。この3つをバランスよく並べることが重要だと思っています。」

また、「ここ数年で観客の年齢層も上がっており、若いアーティストだけではなく、キャリアの長いアーティストのブッキングも今まで以上に視野に入れるようにしている」とも語っており、これらすべてを踏まえると、自ずとバラエティーに富んだブッキングが完成するのである。[図5]は2011年・2012年の出演アーティストである。

 

[図5]

・2011年開催

開催日

出演者

開催日

出演者

8月20日

a flood of circle

Dragon Ash

HY

サンボマスター

THE BAWDIES

スキマスイッチ

Cocco

the HIATUS

9mm Parabellum Bullet

back number

SHAKALABBITS

毛皮のマリーズ

秦基博

the telephones

ONE OK ROCK

clammbon

8月21日

[Champagne]

四星球

Perfume

難波章浩

東京スカパラダイスオーケストラ

佐野元春&THE COYOTE BAND

マキシマムザホルモン

KREVA

ACIDMAN

MAN WITH A MISSION

MONOBRIGHT

ねごと

FACT

九州男

BIGMAMA

Nothing's Carved In Stone

・2012年開催

開催日

出演者

開催日

出演者

8月25日

A.F.R.O

チャットモンチー

かりゆし58

木村カエラ

MAN WITH A MISSION

マキシマムザホルモン

ストレイテナー

四星球

THE BAWDIES

THEラブ人間

UNISON SQUARE GARDEN

ASIAN KUNG-FU GENERATION

Def Tech

FLYING KIDS×Bose(スチャダラパー)

POLYSICS

SiM

怒髪天&THE アコースティックバカンス

miwa

向井秀徳アコースティック&エレクトリック

Permanents(田中和将 & 高野勲 from GRAPEVINE)

Scoobie Do

YeYe

8月26日

アンジェラ・アキ

back number

[Champagne]

HaKU

ヒダカトオル(BAND SET)

ケツメイシ

雅-MIYAVI-

SPYAIR

THE BACK HORN

the HIATUS

tricot

coldrain

MONGOL800

小田和正

Superfly

the telephones

つじあやの

磯部正文 with Friends

カジヒデキ

真心ブラザーズ

松本素生モンバススペシャルセッション

→Pia-no-jaC←

第四章 MONSTER baSHの特徴を分析

 

モンバスの特徴を分析するにあたって、友人15名にヒアリング調査を行った。調査内容に関しては、「モンバスのどこがいいのか」という質問のみを行い、思いつくだけの言葉を羅列してもらい絞り出してもらった。 なお、この15名はいずれもモンバスに行ったことがある友人のみ質問している。また、同じような答えの場合は個人的に私が統一している。

・友人15名(男6名:女9名) 年齢18歳~25歳

やはりというべきなのか、調査の結果はモンバスの特徴として挙げられたことが多く取り上げられている。それほど、モンバスの特徴というものは、良いものだと印象に残るのであろう。

1. ステージ構成の魅力

まず、特に多く意見が出た「すべてのアーティストが見れてお得」と「バラエティーに富んだアーティスト」という2点である。他の大型のフェスなどでは、多くのアーティストを呼んで、何か所もステージを設置してという様に大規模になっていくにつれ、観客が見たいと思っているアーティストの演奏が被ってしまい、何かをあきらめなければならないという状況が多々生じてしまう。また、会場の移動距離が長距離になり、無駄な時間が増えることで見る機会を失っていくということもある。そういう点を踏まえると、モンバスではバラエティーに富んだアーティストをすべて見ることができるということがかなりのメリットとなっていると言って間違いない。ただし、タイムスケジュールを見て、自分なりにいろいろなステージを回る予定を計画することが夏フェスの醍醐味だという意見もあるので、モンバスのようなステージ形式が必ずしも観客全員の需要を満たすとは言い切れない。

2. 「のんびり・まったり」の需要

続いて、多く見られる意見が「のんびり・まったり」と「座りながらでも十分見れる」というものである。私自身も、このモンバスを見に行った際に感じたのだが、ステージ全体がとても開けており、周りには草木が生い茂っている。本当に解放感が他のフェスを圧倒するものがある。そのような環境で、シートを敷き寝転びながらアーティストのパフォーマンスを見ることができるのは限られた夏フェスだけであるはずだ。一組のアーティストの演奏が終わったら、忙しなく次のアーティストのところへ移動するということは気が乗らなくなっているのではないだろうか。このことについては、あるアンケートに如実に表されている。

<調査対象>

有効回答数|481名

調査日|2010年6月25日~30日

男女比|男性:54.3% 女性:45.7%

答え

全体

男性

女性

20代

30代

40代

回答数

割合

回答数

割合

回答数

割合

回答数

割合

回答数

割合

回答数

割合

とても立って見たい

40

8.3%

23

8.8%

17

7.7%

15

10.4%

14

8.5%

11

6.4%

出来れば立って見たい

88

18.3%

41

15.7%

47

21.4%

30

20.8%

32

19.4%

26

15.1%

出来れば座って見たい

215

44.7%

101

38.7%

114

51.8%

60

41.7%

70

42.4%

85

49.4%

とても座って見たい

138

28.7%

96

36.8%

42

19.1%

39

27.1%

49

29.7%

50

29.1%

年代比|20代:29.9% 30代:34.3% 40代:35.8%

このアンケートから見ると、なんと約7割の人がライブ等を見る時は座って見たいというのだ。私のイメージとしては、liveというものはスタンディングゾーンに陣取り、まわりの観客と一緒に踊りながら見たいという意見が7割を占めると思い込んでいたので、実際は完全に逆の結果が出ている。アンケートの中には「立ちっぱなしで見るのは疲れる」という声が多く、「静かに聞きたいため」「ゆっくり落ち着いて見たいから」といった意見も複数見られることからも、モンバスの座りながらでも、言ってしまえば、寝ころびながらでも十分に見ることができる環境というのは、とても観客たちの需要に合った理想的なステージの構成・会場の選び方になっているといえる。その他にも、ここ数年で観客の年齢層は変わりつつあるという点にも注目してほしい。観客の30代、40代の比率がかなり上がり、子供連れで見に来る観客が多くなった。ということは、シートゾーンで家族でゆっくり見る機会も多くなるだろうし、年齢が高まると自ずと、体力が低下する故にシートゾーンにて休憩しつつ見たいという意見も多くなるだろう。このような点からも、夏フェスを訪れる観客の志向は「のんびり・まったり」傾向に向かっており、モンバスの良さにある「のんびり・まったり」というものと見事に合致している。まさに、観客の心をがっちりつかんで離さない夏フェスの雰囲気を「会場」からも作り上げている。

2013年からは上図のような新しいステージ「STAGE茶堂」が登場し、のんびりとアコースティックライブが繰り広げられている。モンバスは、観客の需要を満たすことに努力を惜しまず、先手先手を打っていることがわかる。

3. 地域密着型フェス

最後に注目してもらいたいのが、「うどんがうまい」や「地元を愛している感が強い」、「名物のお客さんがいる」という意見についてである。モンバスは地域密着型のフェスとして地元の香川もしくは四国という要素をかなり重要視している。単純に有名アーティストを集めるだけではなく、フェス全体にストーリーを持たせるということも行っている。たとえばある年、オープニングアクトで登場したアーティストが、翌年は別のステージでフェスの中盤を支えるアーティストになっていたりするのだ。観客たちは、今年はどうなるんだろうと気になり、毎年行きたくなるという感情が沸き起こる。また、四国出身のSuperflyやチャットモンチーをトリに持って来たりと、地方フェスならではのカラーもしっかりと出している。地方で成功している夏フェスは、そこに足を運ばなければ味わえない特色がしっかり出すべきである。逆に、ただ有名なアーティストを集めただけでは、成功は難しいのではないだろうか。なぜなら、有名なアーティストを観たいだけなら、わざわざその地方に足を運ぶ必要はないからだ。運営側がその地方の特色を理解し、ちゃんとコンセプトのあるフェスにすることが大切であることがわかる。

【図A】            【図B】

ヒアリング調査から「うどんが上手い」という言葉が出てくること、【図A】のように、お土産として特製うどんが販売されていること、もちろん【図B】のように飲食ブースにおいてもうどんが提供されているといことから、運営側の地元の特産品であるうどんの押し具合がうかがえる。他の大型フェスなどでは、いろんな地域からいろんな飲食店などを招致しているが、ここまで地元の特産品を押す夏フェスはそう多くない。運営側の地元愛がとてもよく感じられる。

第五章 まとめ

第六章 参考文献・参考資料

モンバスのどこがいいのか

のんびり・まったりすべてのアーティストが見れてお得仮設トイレが多い公園があるご飯がうまいうどんが食べれる座りながらでも十分見れる地元を愛している感が強い名物のお客さんがいるバラエティーに富んだアーティスト近い812124374893