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EndNoteX7使い方ガイド 1 EndNoteX7.7(Win)Word 2010での ご案内です 2016/10/5 慶應義塾大学理工学メディアセンター レファレンス担当(内線40312) TEL 045-566-1477 [email protected] EndNoteX7 活用セミナー 文献データとPDFを管理し、引用文献リストを出力する

EndNoteX7使い方ガイド - scitech.lib.keio.ac.jp · EndNoteX7. 使い方ガイド. 1 . EndNoteX7.7(Win) と Word 2010. での. ご案内です. 2016/10/5 . 慶應義塾大学理工学メディアセンター

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EndNoteX7使い方ガイド 1

EndNoteX7.7(Win)と Word 2010での

ご案内です

2016/10/5 慶應義塾大学理工学メディアセンター

レファレンス担当(内線40312) TEL 045-566-1477

[email protected]

EndNoteX7 活用セミナー

文献データとPDFを管理し、引用文献リストを出力する

目次 I. EndNote X7 とは…3 II. 起動からライブラリの作成まで…6 III. 文献データの取り込み…12

1. EndNoteのオンラインサーチ(Web of Science, PubMed)…13

2. Web of Scienceから…18 3. SciFinderから…22 4. PubMedから…26 5. 日本語論文の取り込み

• CiNii Articleから…30 • JDreamⅢから…35

6. 手入力…36 7. PDFから…38

• PDFから取り込む…40 • PDFから文献データを取り込めなかったら…43

IV. PDF自動ダウンロードと管理…45 1. PDF自動ダウンロード…47 2. 手動でPDFやファイルを添付する…49 3. PDFへコメントを入れる…50 4. 自動取り込み用PDFフォルダ設定…51 5. PDFファイル名の変更…52

V. 収録レコードのグループ分け…55

VI. 引用文献リストの自動作成…62 1. EndNoteで投稿スタイルを選択…64 2. Wordでタブと投稿スタイルを選択…65 3. 引用を入れる…66 4. 引用を削除する…70 5. こんな画面が出たら…71 6. 投稿前にフィールドコードを抜く…72 7. 文献リスト単体の作成…74

VII. TIPS 1. 重複文献の除去…76 2. レコードのアップデート…78 3. ジャーナル名の形式(フル/省略)を統一して出

力したい…80 4. 投稿スタイルの追加…84 5. 投稿スタイルの編集…86

VIII. ファイルメンテナンス…88 IX. (参考)EndNoteオンライン…92 X. お問い合わせ・サポート…97

2

取り込み

管理

• 検索 • グループ分け • データの編集 • ファイル添付 • PDFの自動

ダウンロード • PDFのハイライト・コ

メント • PDF名の変更

出力

• 6,000種類以上の投稿スタイル

• 引用文献リストを自動出力

• 医学分野の研究者に人気

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Ⅰ. EndNoteX7(デスクトップ版)とは 文献やPDF管理・引用文献リスト作成支援ソフトウェア

Ⅰ. EndNote X7とは

EndNoteX7を利用するには・・・ • 慶應義塾大学の常勤教員・大学院生・研修医

➔無料で利用可能 – 義塾の包括契約で2018年3月までEndNote(デスクトップ版)の

最新版を無料で利用。申請方法は理工学ITCのサイト参照。 – インストールできるのは1ユーザー・ 1端末まで

• 上記以外の方 ➔購入が必要(国内代理店ユサコホームページ参照) – 通常版 税込 55,080円(生協で販売) – 学生版 税込 34,560円(生協で販売) – 5個セット版 1個当たり 税込 42,120円(生協で販売) – アップグレード版 税込 23,760円 (アップグレードは1回まで) – 個人使用に限り、 1ユーザー・ 1 ソフトウェア・3端末までインストール可

• トライアル版 (30日間無料) ➔WEBからダウンロード可(「endnote トライアル」で検索)

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Ⅰ. EndNote X7とは

EndNoteという商品・・・3タイプ存在 EndNoteX7(デスクトップ版) →★本日セミナーで紹介するソフト

– 有料ソフトウェアで購入が必要(常勤教員・院生は無料) – PCやUSBなどローカルにデータを保管 – EndNote オンラインとの併用でPCとWebとiPad端末間の同期はとれる – 文献データの取り込み・文献管理・論文作成支援のフル機能を使うことができる – 投稿スタイル数:6,000種以上

EndNote オンライン – 無料のWeb版。機能もインタフェースはデスクトップ版とは大きく異なる – EndNoteX7(デスクトップ版)をもっていない人にとっては、

これだけを利用するメリットはない。 EndNote iPad対応版

– 有料のiPadアプリ。Apple Storeより購入可。 – 出力機能(引用文献や参考文献リストの自動作成や投稿スタイル)は使えない – 詳細は

http://www.usaco.co.jp/products/isi_rs/endnote_ipad.html

5

Ⅱ. 起動からライブラリの作成まで

起動方法: スタート>すべてのプログラム>EndNoteX7

6

初めて使う場合はチュートリアルやポップアップがでますが、本日のセミナーでは右上の×を押して消してください。

7

①ツールバーの [File > New]

Ⅱ. 起動からライブラリーの作成まで

ライブラリの新規作成

ITC-PCの場合、デスクトップに保存したものは、ログオフ後に消えます。保存したい方は自分の個人領域に保存してください。

②保存する場所を選び、 ファイル名をつけて[保存]

Ⅱ. 起動からライブラリーの作成まで

ライブラリのファイル構成 • .enl と .Data の2つから構成 • 必ず同じ名前、同じ階層に保存 • コピー、削除、移動は、セットで行う

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Ⅱ. 起動からライブラリーの作成まで

モードの選択 9

(右) Integrated モード 全てのコマンドが使用できるモード。ただしオンラインサーチを使った場合、ヒットした文献全件が自動的にダウンロードされるので、中上級向け

(左)Local Library モード ライブラリーの編集機能モード (中央) Online Searchモード オンラインサーチ専用のモード。検索結果は仮想Libraryに文献が格納される。その後必要なレコードのみを選択し コピペでLocal Libraryに保存する

Ⅱ. 起動からライブラリーの作成まで

画面のレイアウトを選ぶ(個人の好み) 10

①画面右下の Layout をクリック

②好きなレイアウトを選びます。このガイドではReference Panel を“Bottom-Split”に設定した見た目でご案内します。

11 Ⅱ. 起動からライブラリーの作成まで

ライブラリー一覧画面

PDF閲覧画面 PDFファイルの閲覧

クイック検索ボックス ライブラリー内のレコードを検索

投稿スタイル選択ボックス 参考文献の投稿規定にあわせて選択

[Preview]タブ 引用スタイルに変換した形式で表示

[Reference]タブ 文献情報の詳細情報

[Hide Search Panel] [Search]パネルを非表示にする

Ⅲ. 文献データの取り込み

1. EndNoteのオンラインサーチ(Web of ScienceとPubMed)

2. Web of Scienceから 3. SciFinderから 4. PubMedから 5. 日本語論文の取り込み 6. 手入力 7. PDFから

12

Ⅲ. 文献データの取り込み

1. EndNoteのオンラインサーチ (Web of Science, PubMed)

13

EndNote画面のまま、文献データを取り込める Web of ScienceとPubMedで可能 文献データにDBのURLが入る

14 Ⅲ. 文献データの取り込み

演習① • EndNoteX7のオンラインサーチ機能を使って

Web of ScienceまたはPubMedから 以下の文献データを取り込んでみましょう。

著者:Takahashi K 掲載誌:Cell

あるいはご自分の希望の文献

15 Ⅲ. 文献データの取り込み

オンラインサーチ-1 ① Online Searchモード(中央)を選択 ※Integratedモード(右)ではヒットした文献全件が

自動的に取り込まれます

②Web of Science またはPubMedをクリック

Web of Scienceは学内IPから接続している場合のみアクセスできます(PubMedは無料なのでどこからでもアクセスできます)

③検索ボックスにキーワードを入力(詳しくは次のスライド)

Ⅲ. 文献データの取り込み

オンラインサーチ-2 16

③-3. 検索結果数を 確認したら[OK]

【EndNoteX7上での 入力の注意】 著者名は姓名の間にカンマが必要 例)takahashi, k フレーズ検索はハイフンでつなげること 例)carbon-nanotube

③-2. Searchをクリック

③-1. 検索フィールドを指定してから、キーワードを入力する

17

オンラインサーチでヒットした文献は仮想フォルダに格納されているため、ライブラリーへの保存作業を行う

④取り込みたいレコードを選択 ※複数選択したいときは、Shift+クリック (範囲指定)、Ctrl+クリック(個別指定) ※投稿スタイルをAnnotatedにしてプレビューしていくと抄録を確認しながら選択できる

Ⅲ. 文献データの取り込み

オンラインサーチ-3

⑤ [Copy to Local Library] アイコンをクリック

⑥最後にLocal Libraryモード(一番左のアイコン)かIntegratedモード(一番右のアイコン)を選択し、選択したレコードが表示されていれば取り込み完了

Ⅲ. 文献データの取り込み

2. Web of Science から

18

データベースの検索機能を十分に使って文献を検索しながら取り込める

多くの文献データを取り込みたい場合に

19 Ⅲ. 文献データの取り込み

演習② • お好きなキーワードで、以下いずれかのデータベースを検

索し、検索結果から10件を選び、EndNoteX7に取り込んでみましょう。

Web of Science SciFinder PubMed

Ⅲ. 文献データの取り込み

Web of Scienceから-1 20

①取り込みたい文献にチェック (1ページや全件取り込むこともできる)

Web of Science 検索結果

②プルダウンから「EndNote desktopに保存」をクリック

Ⅲ. 文献データの取り込み

Web of Scienceから-2 21

Web of Science 検索結果

④ブラウザによってはダウンロードのメッセージが出る場合があるが、「開く」や「この種類のファイルは常に開く」を選択 !とにかく開く!

③「詳細表示」を選択(他を選択しても取り込める)

⑤現在ひらいているライブラリに文献データが取り込まれる(完了)

Ⅲ. 文献データの取り込み

3. SciFinderから

22

データベースの検索機能を十分に使って文献を検索しながら取り込める

多くの文献データを取り込みたい場合に

Ⅲ. 文献データの取り込み

SciFinderから-1 23

①取り込みたい文献にチェック (チェックせずに最大100件ずつ取り込むこともできる)

SciFinder検索結果

②「Export」をクリック

Ⅲ. 文献データの取り込み

SciFinderから-2 24

SciFinder検索結果

⑤Export」をクリック

④Citation export format (*.ris)を選択

③ 選択した文献のみを入れたい場合は[Selected]。 ヒットした全件[All]も選べるが1回につき100件まで。

Ⅲ. 文献データの取り込み

SciFinderから-3 25

SciFinder検索結果

⑦現在ひらいているライブラリに文献データが取り込まれる(完了)

⑥ブラウザによってはダウンロードのメッセージが出る場合があるが、「開く」や「この種類のファイルは常に開く」を選択 !とにかく開く!

EndNoteX7をインストールしたパソコンは、 デフォルトでは .ris ファイルをEndNoteX7で開く設定になっているため、ファイルを開いたりクリックしただけで取り込まれます。うまく開かない場合はご相談ください。

Ⅲ. 文献データの取り込み

4. PubMedから

26

データベースの検索機能を十分に使って文献を検索しながら取り込める

多くの文献データを取り込みたい場合に

Ⅲ. 文献データの取り込み

PubMedから-1 27

②取り込みたい文献にチェック

PubMed検索結果

①キーワードで検索

Ⅲ. 文献データの取り込み

PubMedから-2 28

④[ Citation Manager] を選択

⑤[Create File] をクリック

③[Send to] をクリック

文献をチェックしなければ何番目の検索結果から何件ダウンロードするか聞かれます。

PubMed検索結果

⑥ブラウザによってはダウンロードのメッセージが出る場合があるが、「開く」や「この種類のファイルは常に開く」を選択 !とにかく開く!

⑦現在ひらいているライブラリに文献データが取り込まれる(完了)

Ⅲ. 文献データの取り込み

5. 日本語論文の取り込み

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日本語文献データを取り込みたい場合はCiNii Articleからが比較的簡単。

JDreamⅢからも取り込めるが手順は多く、メディアセンターが配布する専用のインポートフィルター(.enf)が必要。

Ⅲ. 文献データの取り込み 5.日本語論文の取り込み

①CiNii Articlesから 30

①取り込みたい文献にチェック(200件ずつ取り込むこともできる)

CiNii Articles 検索結果

②プルダウンから「EndNote に書き出し」を選択して「実行」をクリック

④現在ひらいているライブラリに文献データが取り込まれる(完了)

③ブラウザによってはダウンロードのメッセージが出る場合があるが、「開く」や「この種類のファイルは常に開く」を選択 !とにかく開く!

• CiNii Articleから取り込んだ日本語データの著者名は、文献リスト上で、名前の部分が漢字1文字しか表示されないため、置換機能で修正する。

• レコードを[Preview]タブを開くと姓名の名の漢字が一文字しか表示されていないことが分かる。 例)慶應太郎 → 慶應, 太

31 Ⅲ. 文献データの取り込み 5.日本語論文の取り込み

CiNii Articlesから>日本語著者名データ修正-①

32 Ⅲ. 文献データの取り込み 5.日本語論文の取り込み

CiNii Articlesから>日本語著者名データ修正-②

①要修正レコードを選択

②ツールバー[ References ] > [Show Selected References] を選択

33 Ⅲ. 文献データの取り込み 5.日本語論文の取り込み

CiNii Articlesから>日本語著者名データ修正-③

③選択レコードだけになったことを確認

④ [Edit] > [Find and Replace…] を

選択

34 Ⅲ. 文献データの取り込み 5.日本語論文の取り込み

CiNii Articlesから>日本語著者名データ修正-④ ⑤フィールドを

[Author] で選択

⑥半角のカンマ「,」と半角スペースを入力

⑦「Match Words」の チェックをはずす ※完全一致検索

⑧ [ Change ] をクリック

⑨置換候補数のメッセージ[ OK ] をクリック

⑩完了確認 メッセージ[ OK ] をクリック

準備 理工学メディアセンターEndNoteX7利用ガイドの「使い方」からJDream用のインポートフィルター(JDream3.enf)をダウンロードし、EndNoteX7にインストールする。 (http://libguides.lib.keio.ac.jp/rik_endnote) 1. JDreamⅢの検索結果画面で、必要な文献にチェックを入れ、

「Refer/BibIX形式(検索式なし)」でダウンロードする 2. ブラウザの画面が表示されるので、全てをコピーして、TeraPad

などのテキストエディタにペーストして保存する 3. 上記ファイルを再度TeraPadを開き、ファイル>文字コード/改

行コード指定保存をクリックして、UTF8形式で保存しなおす 4. EndNoteX7で File > Import で、「JDream3」というイン

ポートフィルターを使い、ファイルをインポートする

35 Ⅲ. 文献データの取り込み 5.日本語論文の取り込み

②JDreamⅢから

Ⅲ. 文献データの取り込み

6. 手入力 取り込みたい文献がデータベースに未収録だった場合に 自身が作成した資料をEndNoteで管理する場合に 全ての項目を入力しなくても保存できる

36

37

Ⅲ. 文献データの取り込み

6. 手入力 New Reference のアイコンをクリック

①文献タイプを選択 (Journal ArticleやBookなど)

②著者名を入力 1行に1名 例)Takahashi, K. 慶應太郎 団体著者名の末尾にはカンマ, が必要例)American Psychiatric Association,

③そのほかの 書誌事項を入力

④終了は×をクリック

Ⅲ. 文献データの取り込み

7. PDFから フルテキストPDFから文献データを取り込む方法 DOI(Document Object Identifier)が付与された

PDFからのみ文献データ とりこめる

38 38

演習③ • ご自分の集めた論文PDFから

文献データを取り込んでみましょう。

39

サンプルPDFが必要な方は 以下よりダウンロードできます。 理工学メディアセンターウェブサイト >EndNote活用セミナーのバナーをクリック >画面一番下の「EndNoteセミナー用サンプル」

Ⅲ. 文献データの取り込み

PDFから-①(インポート方式) 40

②[Choose] で取り込む PDFファイルやフォルダを選択

④ [Import]

③Import OptionはPDFを選択

①ツールバーから [File] > [Import] > [File] または [File] > [Import] > [Folder]

★フォルダ単位でも、1ファイルごとでもとりこめます。

41 Ⅲ. 文献データの取り込み

PDFから-①´(ドラッグ&ドロップ方式)

EndNote画面のクリップマークの上に、PDFファイルをドラック&ドロップする

完了!

文献データが取り込まれました

★フォルダ単位では取り込めません。 ★1ファイルごとにドラッグ&ドロップしてください。

Ⅲ. 文献データの取り込み

PDFから-②(取り込み完了後) 42

①文献データにPDFが添付されると「クリップマーク」がつく

②文献データが取得できない例 TitleにPDFファイル名だけが入る

文献レコードの[File Attachment]フィールドに、PDFが表示される。なお、このフィールドには45個までファイルが添付できる。

Ⅲ. 文献データの取り込み

PDFから文献データを取得できなかったら-① 43

文献データを取得できなかった場合、タイトル欄にファイル名が入る他は空欄のままとなる。

①添付されたPDF本文から論文タイトルをコピーする

②レコードをダブルクリックし、書誌事項の入力画面を開き、論文タイトルをペースト ※改行が入った場合は修正すること

③ [File] > [Save]

Ⅲ. 文献データの取り込み

PDFから文献データを取得できなかったら-② 44

Find Reference Updatesの機能では、Web of ScienceとPubMedから文献データを検索してくれます。

④[Find Reference Update]のアイコンをクリック

新しく取得した 文献データ(左)

⑤運がよければ文献データを取得できるので上書き

Ⅳ. PDF自動ダウンロードと管理

EndNote内の文献データにPDFを自動ダウンロードする機能

全契約ジャーナルをダウンロードできるわけではない

キャンパス外からは無料のPDFのみ 同一雑誌号の半分以上を一度にダウンロードすることは著作権法上禁じられています

45

Ⅳ. PDF自動ダウンロードと管理

演習④ • EndNoteX7に取り込んだ文献データから

海外文献10件選択して、フルテキストPDFを自動ダウンロードしてみましょう。

46

Ⅳ. PDFの自動ダウンロードと管理

1.PDF自動ダウンロード-① 47

①対象とするレコードを選択 ② [Find Full Text] のアイコンをクリック

③著作権についての注意メッセージを確認したら[OK]

48

④PDFダウンロードの進捗状況

完了!

PDFファイルが取り込まれました

Ⅳ. PDFの自動ダウンロードと管理

1.PDF自動ダウンロード-②

49

ファイルをレコードの上にドラッグ&ドロップ

PDF、画像ファイル、パワーポイント、Wordなど様々なファイルを、1レコードあたり、45個まで添付できます。

Ⅳ. PDFの自動ダウンロードと管理

2.手動でPDFやファイルを添付する

50 Ⅳ. PDFの自動ダウンロードと管理

3. PDFへコメントを入れる

①レコードを選択

③PDF上の任意の 場所をクリック

②Sticky Note をクリック

⑤保存 フロッピーマークをクリック

④コメントを入力

• 自動取り込み用フォルダを設定しておくと、次回起動時や起動中の5分おきに、該当フォルダ内のPDFが自動でEndNoteにとりこまれる。

Ⅳ. PDFの自動ダウンロードと管理

4. 自動取り込み用PDFフォルダ設定 ※参考 51

①ツールバー [Edit] >[Preferences]

②[PDF Handling]

③[Select Folder] >自動で取り込むPDFフォルダを選択

⑤[適用] ④[Enable automatic importing]にチェック

Ⅳ. PDFの自動ダウンロードと管理

5. PDFファイル名の変更(一括) ※参考 • EndNoteに取り込まれたPDFのファイル名を、論題や著者名を元に自動でリネームす

る方法(取消できないので注意)。一括設定の手順は以下のとおりだが、「自動取り込み用PDFフォルダ」を設定した場合に、これが適用される。

52

①ツールバー [Edit] >[Preferences] ②[PDF

Handling]をクリック

④[適用]

③ファイル名の自動変更設定 カスタマイズも可能

Ⅳ. PDFの自動ダウンロードと管理

6. PDFファイル名の変更(個別変更)-① 53

①PDFが添付されているレコードを「右クリック」

[File Attachments] > [Rename PDFs]

②ファイル名変更のメッセージを 確認したら[OK]

• EndNoteに取り込まれたPDFのファイル名を、論題や著者名を元にリネームする方法(取消できないので注意。)1ファイルずつ変更する方法は以下のとおり。

Ⅳ. PDFの自動ダウンロードと管理

6. PDFファイル名の変更(個別変更)-② 54

③ファイル名に使用する項目を3つまで指定する 左の例)Author+Date+Titleが新たなファイル名となる

④[OK]

完了!

ファイル名が変更されました

Ⅴ. 収録レコードのグループ分け

2階層までのグループ分けが可能 仮想なので、グループ内から

レコードを削除しても、 All Referencesには残る

55

56 V.収録レコードのグループ分け

演習⑤ 2階層のグループを作成してみましょう 1. 最初にグループ見出し(Group Set)を作ります 2. 上記の見出しの中に、Groupを2つ作成します。 3. Groupにレコードを数件いれます。

例) プロジェクトA ←グループ見出し 原著論文 ←グループ レビュー論文 ←グループ

V.収録レコードのグループ分け

1. グループ見出し(Group Set)の作成 57

①My Groupの上で右クリックし [Rename Group Set] を選択

②任意のグループ見出し名 を入力

または、新たなGroup Setを追加する場合は[Create Group Set]を選択

V.収録レコードのグループ分け

2. グループ(Group)の作成 58

①Group Set の上で 右クリックし [Create Group] を選択

②任意のグループ名 を入力

• 作成したグループにレコードを入れる

V.収録レコードのグループ分け

2. グループ(Group)の作成(続き) 59

③All References をクリック

④レコードを選択し、 作成したグループの上に

ドラッグ&ドロップ

60 V.収録レコードのグループ分け

3. Smart Group ※参考

③検索フィールドを指定し、キーワードを入力 ※PDF内の全文やPDFに付与したNoteを検索対象とする場合は「PDF」や「PDF with Notes」を選択する ④[Create]をクリック

②Smart Group Nameを入力

• 検索式を設定し、合致するレコードを自動的に フォルダに取り込む機能

①Group Set 名の上で右クリックし [Create Smart Group]

を選択

①Group Set 名の上で右クリックし [Create From

Groups] を選択 ③分類条件を 入力

• グループ同士を掛け合わせる集合条件を設定して、自動的に収録レコードを分類する機能

61 V.収録レコードのグループ分け

4. 使うかな?From Group ※参考

②Group Nameに グループ名を入力

③[Create]

Ⅵ. 引用文献リストの自動作成(Word)

62

Wordで論文やレポートを書く際に、 本文中に引用を挿入しながら、 同時に巻末に文献リストをつくる方法

63 Ⅵ. 引用文献リストの自動作成

演習⑥ 1. 3行ほどのWord文章をご用意ください。どんな文章でも

構いません。 2. 上記の文章内のどこか3か所に、ご自分のEndNoteX7

内にある文献を、任意の投稿スタイル(ジャーナル名)で引用してみましょう。

投稿スタイルの例 ACS Nature IEEE

64 Ⅵ. 引用文献リストの自動作成

1. EndNoteで投稿スタイルを選択

①Select Another Style…を選択 ※一度指定した投稿スタイルは、プルダウンに表示されます(Word側でも)

②雑誌名や投稿スタイル名を入力してEnterキーで検

索し、選択

使いたい投稿スタイル(雑誌名)で検索して設定

③雑誌名を選択したら[Choose]をクリック

Styleとは? 参考文献や引用文献の書き方を設定した 雑誌の投稿スタイル。EndNoteX7では6,000 種以上を収録

65 Ⅵ. 引用文献リストの自動作成

2. Word画面でタブと投稿スタイルを選択 Word2010画面

Styleのプルダウンから、雑誌名(スタイル)を選択 一度EndNote側で選択したスタイルはプルダウンに出てきます

ワープロソフトアドイン対応表 http://www.usaco.co.jp/products/isi_rs/taiou.html

上部の「EndNote X7」タブをクリック

66 Ⅵ. 引用文献リストの自動作成

3. 引用を入れる(基本方式-①)

②Go to EndNote をクリック - EndNoteのライブラリ画面が立ち上がります。 -上記を使わずにEndNote画面を開いてもかまいません

①本文中の引用を挿入したい箇所に カーソルを置き、

Word2010画面

67 Ⅵ. 引用文献リストの自動作成

3. 引用を入れる(基本方式-②)

③引用する文献を選択し反転

④[Insert]アイコンをクリック

完了! 本文中と、文章の末尾に

引用文献が挿入されました

68 Ⅵ. 引用文献リストの自動作成

3. 引用を入れる(ドラッグ&ドロップ式-①) ①WordとEndNoteX7を並べて開き、 引用をいれたいWord中の箇所に、 EndNote内のレコードをドラッグ&ドロップ

②Word文章にこのような文字列が挿入される

69 Ⅵ. 引用文献リストの自動作成

3. 引用を入れる(ドラッグ&ドロップ式-②)

③[ Update Citations and Bibliography ] をクリック

完了! 本文中と、文章の末尾に

引用文献が挿入されました

Word2010画面

70 IV. 引用文献リストの自動作成

4. 引用を削除する Word2010画面

①[EndNoteX7] をクリック

③ポップアップ内の該当の文献のEdit Reference横の▼をクリックし

[Edit Library Reference](編集) や[ Remove Citation ](削除) を選択

②[ Edit & Manage Citation(s) ] をクリック

④修正が完了したら[ OK ] をクリック

71 IV. 引用文献リストの自動作成

5. こんな画面が出たら・・・ • 引用番号の代わりに、{ }付きの情報がでたり、 前ページの編集結果が反映されない場合に行う

[ Update Citations and Bibliography ] をクリック

Word2010画面

IV. 引用文献リストの自動作成

6. 投稿前にフィールドコードを抜く-① • EndNoteX7で作成したWordには見えない部分にフィールドコ

ードが入っているため、投稿時はプレーンなWord文章に直す • 変換前のファイルはバックアップが自動的に作成されるので大切に

残しておくこと。

72

Word2010画面

フィールドコードを抜くとクリックしても灰色に反転しなくなる

文献リスト欄をクリックして灰色になればフィールドコード入り。

73 Ⅵ. 引用文献リストの自動作成

6. 投稿前にフィールドコードを抜く-②

①[EndNote]タブをクリック

Word2010画面

②[Convert Citations and Bibliography] > [Convert

to Plain Text] をクリック

③プレーンなWordファイルが新たに作成される旨のメッセージを確認したら[OK]を選択

74 Ⅵ. 引用文献リストの自動作成

7. 文献リスト単体の作成

②Rich Text Format (.rtf) ※斜字体など文字形式が保存できるのでおすすめ

③Numberedか好きな投稿スタイルを選ぶ

⑤ [ 保存]

④全件を出力する場合は [Export Selected References]のチェックをはずす

①File > Export をクリック

業績リストや文献リストだけを作りたい場合に ★最初にTools > Sort Libraryでソート順を指定しておくこと。 ★グループ単位でも出力できる。

Ⅶ. TIPS

75

Ⅶ. TIPS

1. 重複文献の除去-① 76

③両方残したい場合は [Skip] 除去を中断する場合は [Cancel] 「Cancel」をクリックした場合、一時的なDuplicate Referencesグループができ、重複候補を一覧できる

①上のツールバーから[References] > [Find Duplicates] を選択

②左右に並べられた重複文献の詳細を比較しながら、残したい文献の[Keep This Record]をクリック

Ⅶ. TIPS

1.重複文献の除去-② 77

②重複判定に使う項目 初期設定は Author, Year, Title, Reference Type

④[OK]

③[Automatically discard duplicates] にチェックするとオンライン検索で重複文献が入らないようにできる

①上のツールバーから[Edit] >[Preferences] >Duplicates] を選択

【知っていると便利】 上のツールバーから [Edit] > [Preferences] をクリックして開く画面で、重複条件や、重複文献をEndNoteに取り込まない、などの設定ができます。

Ⅶ. TIPS

2.レコードのアップデート

ライブラリー内の文献データをPubMedやWeb of Scienceのデータから最新にする機能

長年ためていた文献データを最新にしたい場合に PDFから文献データを取り込めなかった場合に 必ずしも全てのレコードをアップデートできるわけではない

78

79

③[Save Updates]

②新旧のデータが並んで表示されるので更新方法を選択 [Update All Fields]=全て上書き [Update Empty Fields]=空欄部分のみ上書き 手動でコピー&ペーストすることも可能

①更新するレコードをダブルクリックし、文献データの詳細画面を開き[Find Reference Updates]アイコンをクリック

Ⅶ. TIPS

2.レコードのアップデート

新しく取得した 文献データ(左)

更新情報がない場合

Ⅶ. TIPS

3.ジャーナル名の形式(フル/省略)を統一して出力したい→ジャーナル名の出力形式の調整

データベースやPDFから取り込んだ雑誌名は、データベースにより形式が異なる場合があり、出力した時にフル/省略が入り混じる場合があります。これを修正する方法です。

出力時の雑誌名の体裁にこだわらない場合には不要 引用文献リストの出力の前に実施 ライブラリーごとに設定が必要

80

81

②[Terms]タブの雑誌名を 全て選択し

[Delete Term]をクリック

①上のメニューバーの Tools> Open Term Lists>[Journals

Term List]を選択

• データベースから取り込まれた雑誌名情報を削除する

Ⅶ. TIPS

3.ジャーナル名の出力形式の調整-①

82

⑤[Import List]をクリック

④[chemical.txt]など、自分の専門テーマを選択し、[開く]

③[Lists]タブをクリック

④[Journals]を選択

準備作業完了!

Ⅶ. TIPS

3.ジャーナル名の出力形式の調整-②

Ⅶ. TIPS

4~5.投稿スタイルの追加・編集

デフォルトでは主要な500種類しかインストールされていない 開発元のウェブサイトでは6000種類以上のスタイル(英語で

はOutput Style(.ensファイル))が順次追記・配布されている。http://endnote.com/downloads/styles

ウェブサイトにも必要な雑誌の投稿スタイルがない場合、似たスタイルを修正して作成することもできる

83

Ⅶ. TIPS

4.投稿スタイルの追加-① 84

①上のツールバーから[Edit] > [Output Styles] > [Open Style Manager]

②[ Get More on the Web] でThomson

Reuters社のページに移動

EndNoteX7画面

Ⅶ. TIPS

4.投稿スタイルの追加-② 85

③[Style or Journal Name]に 雑誌名を入力し[Apply]をクリック

④[Download]をクリック

ウェブサイト画面がひらくので

⑤EndNoteX7の投稿スタイル編集画面が開くので、メニューの[File] > [Save AS] を選択して保存

EndNoteX7画面

Ⅶ. TIPS

5.投稿スタイルの編集-① 86

①上のツールバーから[Edit] > [Output Styles] > [Open Style Manager]

EndNoteX7画面

• ウェブサイトにも投稿スタイルが無かった場合、似たスタイルを元に自分で作成する方法

• スタイルを少しだけ修正したい場合にも使える。

• ユサコに代行作成を依頼することもできる(要1週間)

④修正が終了したら [File] > [Save AS]で名前を付けて保存する

②ポップアップが開くので、ベースにする投稿スタイルを選び、[Edit]をクリック

③修正箇所をクリックして編集する。 [Citations]…本文中の引用表記箇所 [Bibliography]…文末の参考文献リスト箇所

スタイルの内容は [Style Info/Preview]で

確認できる。

Ⅶ. TIPS

5.投稿スタイルの編集-②

Ⅷ.ファイルメンテナンス

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Ⅷ.ファイルメンテナンス

1. ライブラリのファイル構成(再掲) • .enl と .Data の2つから構成 • 必ず同じ名前、同じ階層に保存 • コピー、削除、移動は、セットで行う

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Ⅷ.ファイルメンテナンス

2. ライブラリのバックアップの作成方法 • 間違えてレコードを削除してしまった場合に備えて。 • 共同研究者にライブラリやグループごと送る場合に。

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[File]> [Compressed Library] で圧縮保存 ★1ファイルで保存される(.enlx) =クリックすると自動解凍される

[File]> [Save a Copy]で別名保存 ★2ファイルで保存される(.enlと.Data)

容量が4GBを超えるライブラリは圧縮保存ができません

Ⅷ.ファイルメンテナンス

3. EndNoteの各種フォルダ • Filterフォルダ

• データベースからインポートするために必要な フィルターの設定(~.enf ) を収めたフォルダ

• Connectionフォルダ • 各データベースをオンラインサーチするために必要な

コネクションの設定(.~enz )を収めたフォルダ

• Styleフォルダ • 雑誌の投稿スタイルの設定(~.ens )を収めたフォルダ • 追加のスタイルをダウンロードしたり、自分で編集したスタイルを保存する場

合に、このフォルダにいれることとなる

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Ⅸ.(参考)EndNoteオンライン

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○できること

デスクトップ版ライブラリーの同期 他のユーザーとライブラリーを共有 管理者権限のあるパソコンではCWYW(Cite While

You Write)を使ったダイレクトインポート ※Web of ScienceやEndNote デスクトップ版との併用により、利用条件や機能が異なる

×できないこと(一例)

PDFファイル、フォルダのインポート レファレンスの更新 雑誌名情報の統一 重複文献の検索 PDFや添付ファイルへの注釈・コメント ライブラリー内の詳細検索機能 引用文献スタイルの作成・編集 レコードや添付ファイルのメール送信

Ⅸ. 参考 EndNote オンライン

1.ユーザー登録方法-A • キャンパスネットワークに接続されたPCから ユーザー登録を行う

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①キャンパス内から [WEB OF

SCIENCE] にアクセス

②[EndNote]から ユーザー登録(無料)

• デスクトップ版(トライアル版以外)を利用している場合のEndNoteオンラインアカウントの作成方法

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①メニューバー [Edit] > [Preferences]

③[Enable Sync]をクリックしアカウントを作成

EndNoteX7画面

②「Sync」 をクリック

Ⅸ. 参考 EndNote オンライン

1.ユーザー登録方法-B

④[適用]

Ⅸ. 参考 EndNote オンライン

2.オンライン版とデスクトップ版との同期

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メニューアイコンの (Sync with EndNote Web)をクリック

①EndNoteオンラインにログイン ②同期したいデスクトップ版のライブラリーを開く

EndNoteX7画面

96 Ⅸ. 参考 EndNote オンライン

3.グループの共有設定 ①[構成] > [マイグループの管理]

②共有したいフォルダの「共有」にチェックする

③「共有の管理」を クリック

④共有先のメールアドレスを登録(EndNoteオンラインで登録している アドレ

ス限定)

⑤「読み取り」または「読み書き」を指定し [適用]をクリック

• PDF等の添付ファイルは共有できません。 • 共同研究者などとグループを共有して中にい

れた文献データを共有することができます。 • 相手に読み取り権限か編集権限を付与

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Ⅹ. お問い合わせ・サポート 分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。 • 慶應義塾大学理工学メディアセンター

レファレンスデスク(レファレンス担当) – 電話: 045-566-1477 内線: 40312(平日8:45-17:00) – メール: [email protected]

• ユサコ株式会社リサーチ・アシストグループ EndNote担当 – TEL: 0120-511-051(平日9:00~11:50 / 13:00~15:30) – メール(操作の質問): [email protected] – お問い合わせ時に慶應義塾大学所属であることを伝えてください。

• EndNoteX7使い方ガイド(理工学メディアセンター作成) http://libguides.lib.keio.ac.jp/rik_endnote