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グループ・どっぺる 1 山行計画 2019/5/30 教育部学習会 山行計画は安全登山のための最も基本的な作業 連れて行ってもらう山行から、計画する山行計画段階から始まる山の楽しみ 自分で計画を作れば、より充実した山行

山行計画 2019/5/30 教育部学習会groupdoppel.starfree.jp/pdf/20190530.pdf · 山行計画書 ここまでの作業を計画書に 転記しましょう。 例会に25部コピーして配布し、参加者を募

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グループ・どっぺる 1

山行計画   2019/5/30 教育部学習会

山行計画は安全登山のための最も基本的な作業

連れて行ってもらう山行から、計画する山行へ

計画段階から始まる山の楽しみ

自分で計画を作れば、より充実した山行

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グループ・どっぺる 2

グループ・どっぺる の山行としては

会山行  ①企画山行は企画部が年間計画した山行で平均月2回

           リーダー持ち回り 会員の誰でも参加可能な難易度         ②訓練山行(読図、ロープワーク 等)、地区連行事

個人山行 会員が個人的に計画して、会員に呼びかける山行

          計画した人がリーダーをするのが原則

他     どっぺる以外の企画に参加

         家族友人との山行、他会の山行に参加、ツアー山行

         (企画部長へ事前連絡し、下山報告が原則)

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山行計画はホームページにアップ会山行(緑)

個人山行(黄)

会行事(青)

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どんな山に登るか

山行形態・地域の選定                   【昨年の事例】

A  里山歩き・ウォーキング  滝山丘陵、野火止用水ウォーク

B  日帰りハイキング   コースタイム 3~4h     高尾山、御岳山、大野山

4~7h     堂平山、大山、甲州高尾山、赤城山、三頭山

               7h~      平標山、 乾徳山、

C  1泊以上の小屋泊り縦走  八甲田山、雲取山、北八ヶ岳

   (ここ数年はテント縦走はしていない)

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グループ・どっぺる 5

目的の山域や山の選定

知る登山雑誌、TV番組、ガイドブック、インターネット機関誌、どっぺる山行記録、

調べる登山地図、ガイドブック、インターネット、機関誌地元への問い合わせ、山小屋、経験者から情報を得る

従来はガイドブックや登山地図で山を知るのが一般的だったが、最近はインターネットの情報を使う機会も増えた。必ずしも正確な情報とは限らないので注意する必要がある。

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グループ・どっぺる 6

山行記録、機関誌からの情報を活用する

「石老山」で検索

先頭の人がリーダー

掲載機関誌

全山行記録のエクセルデータはどっぺるホームページからダウンロード可能データベース設定しておるので、検索可能

どっぺる40年の資産

自分の名前で検索すれば個人山行一覧ができる

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グループ・どっぺる 7

山行計画を立てる

登る山を選定 山域やアピールポイントで呼びかけ

登山ルート 登り、下りルートの選定 危険箇所の把握 略図

移動手段、交通機関 電車バス時刻、タクシー予約

予定タイムの設定 企画山行は標準コースタイムの1.5倍

共同装備 コンロ、コッヘル、ザイル、ツエルト、会旗

個人装備 雪の可能性がある場合はアイゼン

緊急時の対応 エスケープルート

下山連絡先(緊急連絡先)

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グループ・どっぺる 8

行程表を作ってみよう

緊急時の対応行程も準備しておく

計画書の想定歩行時間に記載する

平日と休日でダイヤが異なる

登山口から下山口までの通過ポイントとなる地点を

記載する

分岐点や危険箇所、昼食場所などの情報

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グループ・どっぺる 9

簡単なルート図作成大体の方角さえ気にすれば、ルートは直線でよい。

ピークは全て△で良い標高を記載

登山口までバスならバス停を記載

エスケープルートも記載しておく

地形図ベースの概念図作成は読図講習後に実施します。

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山行計画書

ここまでの作業を計画書に転記しましょう。

例会に25部コピーして配布し、参加者を募

ります。

企画山行の場合は、作成者(リーダー)の名前みを記載し、例会で参加者を募集すます。例会に参加されなかった人には、企画部からメール及び事務局ニュースでお知らせします。

個人山行の場合は、あらかじめ参加者が決まっていれば事前に記載しても構いません。また、呼びかける範囲は一任です。

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グループ・どっぺる 11

登山レベルを構成する要素

1.体力度:コースタイム、標高差、傾斜、荷物

2.技術的難度:岩場、ハシゴ、鎖場、道崩壊、危険箇所           沢の渡渉、

3.環境:樹林帯、森林限界、岩稜帯、林道、天候、      エスケープルート、登山標識の有無、道迷い箇所

各々に、初級、中級、上級で計画できる山は異なる。

「登る山のレベルと自分のレベルをしっかり判断する。」

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グループ・どっぺる 12

リーダーが山行計画で注意する点

1.参加者の中で最も弱い人を考慮した余裕を持った計画。  場合によっては、お断りしてもらうことも必要。

2.下山予定時刻は最悪日没1時間前に設定する。  冬15:00 夏17:00 体調不良、道迷い等のアクシデント考慮

3.リスク予測、緊急時の対応  参加者の持病悪化、山行中のアクシデント(怪我)  ロープやツエルト等の非常対応装備の確認  エスケープルートの確認、

4.大きな山行の場合は、事前の説明会や訓練山行も必要