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千葉県医労連 / 気軽に相談 気軽に参加 悩み無用!chibairoren.jp/doc/Matudo_asabira_191218.pdf · ô ô ° Ë . c # · ¸ ³ ¤ 0 Â $ 3 U i ´ â. Title: 19.12.17ï¼

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Page 1: 千葉県医労連 / 気軽に相談 気軽に参加 悩み無用!chibairoren.jp/doc/Matudo_asabira_191218.pdf · ô ô ° Ë . c # · ¸ ³ ¤ 0 Â $ 3 U i ´ â. Title: 19.12.17ï¼

看護局は、9月12日に引地委員長に

対し「人事の話がある」と突然呼び

出し、「患者さんから数件の苦情が

寄せられている。これ以上患者と濃密

に接する職場に置けない。10月1日か

ら異動してもらう」と通告しました。

引地委員長が「具体的な苦情の内容も

示されずに納得できない。異動先の職

場を示してほしい」と求めましたが、

「これは病院で決まったこと。後は

職場にお戻りください。異動先は、

明日発出される内示で確かめるように」

と全く何ら説明もせずに、僅か3~

4分で言い渡し打ち切られました。

異動先は消化器外科病棟と内示され

ましたが、引地委員長には母親の介護

を一人で対応しなければならない事情

があったため17日に県医労連書記長か

ら、総務課担当職員に対し介護の事情

を説明しながら「交替制勤務の職場は

難しい。事情を配慮してほしい」と

再考を求めました。しかし後日、

「介護については制度があるので、

請求されれば対応する。異動の見直し

はしない」と回答を示してきました。

また、8月頃から、異動前の職場

の引地委員長以外の全ての職員から、

引地委員長をハラスメント行為者とし

て訴える申し立てが出ているとされ、

ある朝突然呼び出されて終日会議室に

缶詰め状態で聴取が行われるなど、異

常な事態がありました。

こうした事態が重なり、引地委員長

はメンタル不全に至り、心療内科を受

診し診断書が9月21日、25日付で出さ

れました。診断書には「症状増悪な

どのリスクがあり交替制勤務不可と考

えられる」と記載されており、これ

を病院側にも示し「交替制勤務を基本

とする病棟への異動は見直すべき」と

求めました。

しかし、病院側は「病棟に異動し

ても、通常1ケ月は夜勤には就かない。

患者さんから数件の苦情が来ているこ

とは重く受け止めてもらわなければな

らない」として見直しを拒否しました。

労組は「どんな異動がダメとは主張

していない。せめて介護やメンタル疾

患に配慮した日勤主体の職場を考える

べきではないか」と求めましたが、

病院側は「また異動先を見直すとなる

と、全体の異動を見直さなければなら

なくなりできない」と、「病棟への

異動ありき」の姿勢に固執しました。

10月1日から異動が強行された後も、

出勤しようと準備はするものの、玄関

を出ようとすると動悸やめまい、吐き

気等の症状が出て休まざるを得ない日

も少なくありませんでした。異動後も

受診し10月5日、7日にも「異動後

より症状増悪しており、日勤のみとす

る必要があり、時間外勤務は不可と判

断する。再度、勤務条件等について

職場と御相談いただく必要あり」との

診断書が出され病院に提出しました。

しかし病院側は「夜勤免除を1ケ月

延長する。時間外勤務はやらせない」

と、「これが配慮」として異動の見

直しを拒否しました。しかし、さら

に病態が増悪しているため、11月7日

に「現職場k

らの異動が必要と思われ

る」との診断書を提出し、病院側も

やっと12月1日付で交替制勤務体制が

無い職場への異動を決断しました。

Page 2: 千葉県医労連 / 気軽に相談 気軽に参加 悩み無用!chibairoren.jp/doc/Matudo_asabira_191218.pdf · ô ô ° Ë . c # · ¸ ³ ¤ 0 Â $ 3 U i ´ â. Title: 19.12.17ï¼

「何が何でも異動」の理由なし

今回の異動を、介護の事情やメンタ

ル疾患への配慮もせず、「どうしても

やらなければならなかった」理由が見

当たりません。

団交の中でも「異動後も病態は増悪

しているのに、そのままにしておく理

由は何か」「患者との濃密な接触は避

けられないとしているが、より濃密な

接触がある病棟にした理由は何か」

「新たな職場で力を発揮していもらい

たいというが、今の状態を発揮できる

状態と考えているのか」「患者さんか

らの苦情の内容を具体的に示さずに、

何をどう改善せよと言うのか」と出席

した副看護局長2名に質しましたが、

黙り込むばかりで何も答えられません

でした。医

師も首を傾げるばかり

診断書を発したメンタルクリニック

の医師も、「これだけ診断書を出して

いるのに、どうして有効な対応をしな

いんですかね?しかも、医療機関です

よね?」と、病院側の対応が全く理解

できないと呆れるばかりでした。

公務職場でも教員でも有り得ない

介護の事情があったり、メンタル疾

患の診断書が出されても、異動そのも

のを全く見直さないというのは、「一

般の公務員や教員の職場でも有り得な

い」というのが公務員や教員の労働組

合の仲間の声です。

しかも、医療機関でもあるにもかか

わらず、診断書を軽視するという実態

を、市民病院として市民に胸を張って

説明できるのでしょうか。

理由は「嫌がらせ」意趣返し

診断書も5通も提出され、まともな

理由も示せないのに、どうして異動を

強行したのか。

考えられるのは、引地委員長の以前

の職場の師長が3月で退職したことで

す。病院側は、この師長の退職が、引

地委員長に対するハラスメント行為を

労組がビラを撒いて訴えたためだと認

識しています。客観的にも異常で病院

側もまともな説明もできない異動強行

の理由は、看護師長を退職に追い込ん

だとする、労働組合の活動と引地委員

長に対する意趣返しとしか考えられま

せん。こんなことは許されません!

嫌がらせもハラスメントも無い職場へ

人事異動のやり方も見直しを松戸市立総合医療センターは、松戸市民や周辺地

域住民のいのちと健康を守る大事な砦となる公立病

院です。職員を大切にし、市民・地域住民の医療要

求に応えることが求められています。市民病院とし

て、嫌がらせやハラスメントは一掃しなければなり

ません。病院・看護局の体質改善が必要です。

また、人事異動についても、すべての要望が受け

入れられないとしても、もっと丁寧に職員の意向や

事情を把握したうえで行うべきだと考えます。私た

ち労働組合の重要な課題として、今後、改善に向け

て全力をあげます。

ぜひ私たちの労働組合に入って下さい。ご一

緒に、安心して働き続けられる職場にしていき

ましょう!

千葉県医療労働組合連合会松戸市立医療センター労働組合

執行委員長 引地 由香利

TEL 043-213ー5071

FAX 043-275-8210

[email protected]

松戸地域労働組合連合会TEL047-362-3738

[email protected]