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tarou-yamada
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⬅「FENDER AMPLIFIER ONLINE COMMUNITY」の登録入力フォームの画面。登録は、自分のニックネームとEメールアドレス、パスワード、そしてアンプ本体のリアに表記されているシリアルナンバーを順番に入力して、「REGISTER」ボタンを押せば完了する
次は、Fender FUSEで「BAND TRACKS」(バッキングデータ)を再生する方法だ。 こ の「BAND TRACKS」を 使うためには、Fender FUSEの画面上部の中央にある「BAND」ボタンを押して、再生したいデータを呼び出すのだが、初期設定ではバッキングデータは空の状態で、Fender FUSEの公式サイト「FENDER AMPLIFIER ONLINE COMMUNITY」に登録してデータをダウンロードする必要がある。 「FENDER AMPLIFIER ON-LINE COMMUNITY」の登録方法
⬅「COMMUNITY」ボタンは、Fender FUSEの画面下部中央にある
Fender FUSEがインストールできたら、次は基本的な使い方だ。アンプのセレクトは、画面右上の「AMP」のプルダウンメニューで好みのものを選択すればいい。エフェクターは、画面下のエフェクトセクションをクリックするとエフェクト画面に切り替わるので、その画面の左上のエフェクトの選択メニューで好みのものをセレクトしよう。エフェクトセクションの空いている部分をクリックすれば、次のエフェクトを追加することができる。 また、エフェクトセクションは、左側がコンパクトエフェクター、右側がラックエフェクターとなっており、エフェクトの接続順も自由に設定できる。
Sound Designer101
Fender FUSEをダウンロードしてパソコンにインストールする
ONLINE COMMUNITYの機能を使えるようにする
まず、Fender FUSEをパソコンにインストールする手順から紹介しよう。パソコンをインターネットの環境が使えるようにしておき、付属のDVDをパソコンのドライブに挿入して開き、パソコンがMacならば「MACstart」を、Windowsならば「PCStartup」のフォルダをクリックする。 すると、自動的にFenderのMustang専用サイトにネット経由で接続されるので、ここから「Fender FUSE」を選んでダウンロードしよう。インストールは至ってシンプルで、画面表示に従ってクリックすれば誰でもインストールできるはずだ。Fender FUSEをインストールしたら、MustangとパソコンをUSBで接続しておき、Fender FUSEのアイコンをクリックして起動すれば、自動的にFender FUSEが認識されて使用可能になる。
最後に、付属DAWソフトの「Live Lite 8 Fender Edition」とアンプソフトの「AmpliTube Fender LE」を使うための登録方法だが、「FENDER AMPLIFIER ONLINE COMMUNITY」に登録すると、個人情報のページに「Live Lite 8 Fender Edition」と「AmpliTube Fender LE」のシリアルコードが表示される。そのコードを、それぞれのソフトの登録画面のシリアル欄に入力すればOKだ。では次回は、「Live Lite 8 Fender Edition」にバッキングデータを貼り、ギターを録音するまでの手順を解説するのでお楽しみに!!
⬅
パソコンに入れた付属のDVDを開くと現われるアイコンの中から、フェンダーのマークの、「MACstart」をクリックする(※このページでは、Macの画面を例にして説明しています)
⬅
すると、Mustang用のセットアップ画面が表示されるので、「FENDER FUSE SOFTWARE」を選択してクリックすると、自動的に専用サイトに接続される
⬅
専用サイトに接続されたら、トップ画面に表示されている「Fender FUSE」のバナーをクリックすれば、ダウンロード画面に飛ぶので、自分のパソコン(Mac版/Windows版)に合った「Fender FUSE」をダウンロードしてパソコンにインストールしよう
⬅「FENDER AMPLIFIRE ONLINE COMMUNITY」の「BAND TRACKS」をクリックすると音源データのリスト画面が表示され、「DOWNLOAD」ボタンをクリックすると試聴可能な音源の画面が現われる。
⬅「FENDER AMPL I F IER ONL INE COMMUNITY」のプロフィール情報の欄の一番下に「Live Lite 8 Fender Edition」と「AmpliTube Fender LE」のシリアルナンバーが表示される。これをメモしておき、上記2つのソフトを初めて使う時に、シリアルナンバーの入力欄に入力しよう
Fender FUSEでアンプやエフェクターを切り替える
ダウンロードしたデータをFender FUSEに読み込む
手順
①手順
③
手順
②
は、パソコンとMustangを接続した状態でFender FUSEを起動し、画面中央の下にある「COMMUNITY」ボタンをクリックしてサイトに接続すると、専用の入力フォームが表示されるので、ここに個人情報などを入力すれば登録できる。
手順
④
⬅
「FENDER AMPLIF IRE ONLINE COMMUNITY」に接続した時のメイン画面
⬅Fender FUSEの画面中央にある「BAND」ボタン
登録後、「FENDER AMPLIFIER ONLINE COMMUNITY」に再度ログインすれば、各種データがダウンロードできるようになる。 好みのデータを「FENDER AMPLIFIER ONLINE COMMUNITY」からダウンロードしたら、今度はそれをFender FUSEに読み込もう。あとは「BAND」ボタンの左の「START」ボタンを押せば、リアルなバックトラックが再生される。 なお、「BANDTRACKS」やDAWソフトに録音したギターの音は、Mustangアンプ本体のスピーカーからは再生されないので、パソコンのスピーカーやパソコンに接続したヘッドホンなどで再生して楽しもう。
⬅
ダウンロードしたBANDのデータをFender FUSEに読み込んだところ
⬅
基本的なプリセットサウンドは、画面左上のメニューでセレクトする
⬅
アンプは、画面右上のアンプセレクトのプルダウンメニューで好みのモデルを選ぶ
⬅
⬅アドバンスドモードに入ると、写真左のようにキャビネットの組み合わせを変えることも可能だ
⬅エフェクターは、画面下の小さなエフェクターをクリックすると、画面中央にエフェクターが大きく表示され、エフェクトモードに入る。ツマミやスイッチのコントロールは大きなエフェクター上で行なう。また、エフェクトの種類は、画面左上のエフェクトセレクトのプルダウンメニューで選ぶことができる
試聴して気に入ったら再度「DOWN LOAD」ボタンを押すとダウンロードがスタートする
「Fender FUSE
」は、M
ustang
に
搭載されているアンプやエフェクター
をパソコンで簡単にコントロールでき
るMustang
専用のソフトだ。
最大の特徴は、実際のアンプやエフ
ェクターを思わせる画面デザインを
採用している点で、ソフト上のツマミ
をマウスで操作するだけで、誰でも簡
単に音作りが行なえる。
また、アンプとキャビネットの組み
合わせやマイキングなども自由に変
更できる他、本体には搭載されていな
い、ストンプボックスのエフェクター
を操作することも可能だ。
さらに、フェンダー社が、Fender
FUSE
のために開設している専用の
公式サイト「FE
NDER AMPLIFIR
E ONLINE COMMUNITY
」を利用す
れば、本体だけではできない様々な機
能を、ソフト上で使えるようになる。
このオンライン・コミュニティには、
ジェフ・ベックをはじめ、多くの有名
ミュージシャンが作ったプリセットサ
ウンドや、プロが演奏したバッキング
が収録されたオーディオデータなど
がアップロードされており、こうした
データをダウンロードしてM
ustang
で自由に再生することができる。また、
ダウンロードしたプリセットサウンド
は、M
ustang
のユーザーエリアに保
存することも可能だ。
さらに、バッキングの演奏が収録さ
100
れたオーディオデータは、WAVと
MP3形式でアップロードされてお
り、バンド全体の演奏データ以外に、
ドラムだけのデータ(イントロやフ
ィルなどのファイル分けがされてい
るのが便利だ)もアップされているの
で、付属されているDAWソフトの
エイブルトン「Live Lite 8
Fender Edition
」に、このデータを貼り込め
ば、すぐにカッコいいバックトラッ
クを完成させることができる。
それでは次のページでは、Fender
FUSE
とオンライン・コミュニティ
の設定方法、そして付属ソフトを使
えるようにする登録方法を詳しく解
説していこう。
⬇
本物のアンプを思わせるグラフィカルな画面のアンプセクション。ツマミ類は、Mustangアンプ本体のツマミと連動しているので、Mustangのツマミ(写真下)で、Fender FUSEのツマミをコントロールすることが可能だ
⬅
Mustangアンプ本体にはコンパクトエフェクターのサウンドは内蔵されていないが、Fender FUSEを使うことで、歪み系、モジュレーション系、ディレイ/リバーブ、ピッチシフター、ワウなどを使うことができるようになる。接続順は自由に変えられる
●アンプセクション
●エフェクトセクション ●MOD DLY/REVセクション
⬅
Mustangアンプは、モジュレーション系とディレイ/リバーブの2タイプの空間系エフェクターを独立して内蔵している。画面上部の中央の2つのツマミをクリックすると、それぞれのツマミが拡大表示され、細かな調節が行なえる
■Fender FUSEの基本機能
■問:㈱山野楽器海外事業部 ●TEL:03-3862-8151 ●http://www.fender.jp/
フェンダーMustangアンプでらくらくPCレコーディング!話題のアンプ「フェンダーMustang」の連載第2回目は、Mustangの機能を最大限に活用するための専用ソフト「Fender FUSE」と、「Fender FUSEの専用サイト」の基本的な設定方法について解説していこう。
第2回連載
解説:藤井 浩
スペック●出力:Mustang Ⅰ=20W、Mustang Ⅱ=40W ●コントロール(Mustang Ⅰ/Mustang Ⅱ共通):ゲイン、ボリューム、トレブル、ベース、マスター、プリセット、モード、ディレイ/リバーブ、セーブ、イグジット、チューナー、タップ ●入出力端子(Mustang Ⅰ/Mustang Ⅱ共通):インプット、フットスイッチ、AUX(ステレオミニ)、ヘッドホン(ステレオミニ)、USB●スピーカー:Mustang Ⅰ=8インチ×1、Mustang Ⅱ=12インチ×1 ●外形寸法:Mustang Ⅰ=400(W)×193(D)×368.3(H)mm、Mustang Ⅱ=464(W)×220(D)×438(H)mm●重量:Mustang Ⅰ=7.7kg、Mustang Ⅱ=10.9kg ●付属ソフト:Fender FUSE、エイブルトンLive Lite 8 Fender Edition、IKマルチメディアAmpliTube Fender LEFender Mustang Ⅰ
¥16,590Fender Mustang Ⅱ
¥29,400
今月のテーマ「Fender FUSE」の設定方法