型枠作業型枠作業型枠作業型枠作業のヒントのヒントのヒントのヒント

ＶｅｒＶｅｒＶｅｒＶｅｒ14.10.07

㈱㈱㈱㈱グローヴグローヴグローヴグローヴ

間伐間伐間伐間伐エースエースエースエース工法工法工法工法

使用材料の決定

型枠施工図作成

所要機材準備

作業ノウハウの教育

調達の難易度と価格を調べ、施工の難易度

を勘案して、加工形状・長さを決定します。

構造物の形状にあわせた施工図を作成し、

縦端太の割付・資材数量の確認を行います。

手戻りのない作業のために重要です。

安全で作業効率の高い作業のために重要です。

安全・高能率で手戻りのない作業と

高品質な構造物構築のために行います。

型枠作業型枠作業型枠作業型枠作業のののの準備準備準備準備

使用材料使用材料使用材料使用材料（（（（間伐材間伐材間伐材間伐材））））のののの選定選定選定選定

選択可能な

加工形状と

長さ

間伐材選択に当っては

調達業者に出荷可能な形状・長さと価格を問い合わせ、

支持金具の必要数量と作業条件を考慮して使用する形状・長さを決定します。

型枠作業の効率は間伐材の有効高が大きいほど高く、長さでは2ｍ材の

作業効率が一番高く 2ｍ＞3ｍ＞4ｍの順となります。

　　　　形状

有効高 2.0ｍ 3.0ｍ 4.0ｍ 2.0ｍ 3.0ｍ 4.0ｍ

100 ○ ○ ○

108 ○ ○ ○

130 ○ （注1） ○ ○ ○

150 ○

180 ○

縦端太材

リップ溝形鋼

100×50×2.3

リップ溝形鋼

100×50×2.3

　○　が標準となります。

注1：　重量過大で人力作業不可。機械作業となります。

注2：　人力作業可能。採用時にはコンクリート打設条件による応力計算が必要です。

注3：　重量過大で人力作業不可。採用時にはコンクリート打設条件による応力計算が必要です。

注4：　木材加工費増と取付金具費用が増大し、施工単価が高くなります。

太鼓落し 3面落し（最少厚100ｍｍ）

リップ溝形鋼

100×50×3.2

リップ溝形鋼

100×50×3.2

（注4）

（注2） （注3） （注2）

型枠施工図作成型枠施工図作成型枠施工図作成型枠施工図作成

150

450

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

32 33

34 35 36 37 38 39 40 41

42

43

44

45 46

47

48

49

50 51 52 53 54 55

56

57 58 59 60

61 62

512

1,434

2,322

3,244

4,166

5,054

5,976

6,898

7,000

7,000

7,000

6,970

6,970

6,970

6,970

6,970

6,970

7,000

7,000

6,452

5,925

5,377

4,829

4,301

3,754

3,206

2,678

2,130

1,583

1,055

506

2,915

12,412 1

8,616

2,915

10,500 5,000 750 4,000 4,000 750 5,000 15,000

45,000

250650 1,350 1,350 650 650 1,350 1,350 650 650 1,350 1,350 650 650 1,350 1,350 650 650 1,350 1,350 650 650 1,350 1,350 650 650 1,350 1,350 650 650 1,350 1,350 650 650 1,350 1,350 650 650 1,350 1,350 650 650 1,350 1,350 650 750

250 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 4,000 750

1,500 10,250 8,500 6,000 17,250 1,500

16,250 13,750 15,000

1,470

2,470

2,249

1,989

1,719

463

1,076

463

1,076

1,719

1,989

2,249

2,470

2,303

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

512

1,434

2,322

3,244

4,166

5,054

5,976

6,898

7,000

7,000

7,000

7,000

7,000

6,452

5,925

5,377

4,829

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

535

1,497

2,424

3,387

4,349

5,276

6,239

7,202

7,308

7,308

7,308

7,308

7,308

6,736

6,186

5,614

5,041

24

25

26

27

28

29

30

31

32

33

34

35

36

37

38

39

40

41

42

43

44

45

46

4301

3754

3206

2678

2130

1583

1055

506

12,412

18,616

1,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,249

1,989

1,719

1,539

1,539

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 04 40

1. 01 42

1.006

1.000

1.000

1.000

1.000

1.000

1.000

1.000

1.000

1.000

1.000

1.000

1.000

1.000

4,490

3,919

3,347

2,796

2,224

1,653

1,101

528

12,588

18,734

1,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,249

1,989

1,719

1,539

1,539

47

48

49

50

51

52

53

54

55

56

57

58

59

60

61

62

1,719

1,989

2,249

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,303

2,915

2,915

1.00

1.00

1.00

1.00

1.00

1.00

1.00

1.00

1.00

1.00

1.00

1.00

1.00

1.00

1.00

1.00

1,719

1,989

2,249

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,470

2,303

2,915

2,915

ポンプ釜場

②打設天端

50

15

0

均し コ ンク リ ート

キャ ン バーアン カ ー鉄 筋 （ D1 6)

縦端 太 転倒 防 止用 鉄 筋

D1 3

間伐 エ ース 金 具

詳　細　図 S=1: 50

50

アン グ ル　 50× 50

1, 700

1, 500

15 0 80 0 50 0 50

第一 リフト打設天 端

1,

350

80

0

1,

500

上流側　型枠工断面

リッ

プ溝

形鋼

（10

0×

50

×3.2

）

S=1: 50

面木

④打設天端 +7 .000

33

3

3

130

130

130

130

堰堤上流側　残存型枠割付図

正　面　図 S=1: 150

Ｄ 16　を 上側アンカー

溶接 延長を 60ｍｍ以上 とすること

鉄筋 の角度で設置。

D

16

1：

0.30

2, 850

1：

0.20

2, 150

④

1, 500

下流

側

上流

側

D1 6

D1 6

D1 6

D

16

1,

500

2,

000

2,

000

1,

500

2,

500

①

②

③

1,000

300

900

⑤

300

700

700

1,500

30

断　面　図

S=1: 150

詳細図参照

1,350 400

D16

D16

700

700

1,350 400

アンカー鉄筋

設置詳細図

縦端太

番号

垂直高

(mm)

斜率 縦端太

長さ

縦端太

番号

垂直高

(mm)

斜率 縦端太

長さ

縦端太

番号

垂直高

(mm)

斜率 縦端太

長さ

縦縦縦縦端端端端太太太太材材材材材材材材料料料料寸寸寸寸法法法法表表表表

放水，天端面コンクリート

仕　上　詳細図

6,970

6,970

6,970

6,970

6,970

6,970

7,267

7,267

7,267

7,267

7,267

7,267

間伐エース金 具　約 1850枚

縦場太位置

間伐材継手位置

1,500

1,000

必要な資材量の把握と

リップ溝型鋼の設置間隔・

長さ確認のため型枠割付図

を作成します。

作成前に材料の選定の

他、打設ブロック割付

をする必要があります。

この型枠割付図をもとに

型枠用材料の搬入計画を

作成します。

間伐エース工法協会では初めて施工される会社のため

型枠割付図の作成をさせていただきます。

（初回工事の上下流どちらか1面に限り無償。以降は有償となります。）

お気軽にお申し出ください。

間伐間伐間伐間伐エースエースエースエース金具金具金具金具間伐エース金具には用途により8種類あります。

間伐エース金具の種類間伐エース金具の種類間伐エース金具の種類間伐エース金具の種類

　種類 　用　途 　適応形状 向き 許容応力

A型 太鼓落し 右型 1400Kgf/枚

As型 3面落し 右型 1400Kgf/枚

B　型 太鼓落し 右型、左型 1050Kgf/枚

Bs型 3面落し 右型、左型 1050Kgf/枚

C　型 出隅、入り隅等の折れ点のずれ止め 太鼓落し、3面落し 方向性なし 1400Kgf/枚

D　型 上下部材のずれ止め 太鼓落し、3面落し 方向性なし ―

Z　型 天端部材支持用リップ溝形鋼　75×40用 太鼓落し、3面落し 方向性なし 260Kgf/枚

Z2型 天端部材支持用リップ溝形鋼100×50用 太鼓落し、3面落し 方向性なし 260Kgf/枚

堰堤型枠用、大型型枠用

重力擁壁等躯体厚が薄い場合に対応

A 型 Aｓ型B 型

Bｓ型

C 型

D 型

Z2型

K型

Kｚ型

所要機材準備所要機材準備所要機材準備所要機材準備 ①①①①

通常の型枠作業に必要なハンマーや

セパ溶接に必要な溶接用機材の他

以下の機材を準備してください。

掛矢：２丁 W=3～4Kg

間伐エース金具の貫入爪を間伐材に貫入

させるために使用します。

ﾁｪｰﾝｿｰ：1台間伐材の端部を切断します。

ｺｰﾄﾞﾚｽﾄﾞﾗｲﾊﾞｰﾄﾞﾘﾙ：2台間伐金具用ｺｰｽﾚｯﾄﾞ取付け作業に使用します。

コースレッド（ネジ釘）：

Ø3.8ｍｍ 51ｍｍ

間伐エース金具の固定用

Ø3.8ｍｍ 75ｍｍ

3面落し継手のずれ止め用

ｺｰｽﾚｯﾄﾞ

3.8×51㎜

所要機材準備所要機材準備所要機材準備所要機材準備 ②②②②

F型ｸﾗﾝﾌﾟ：2台 開口250mm以上（￥2,500～）3面落し材の曲りを矯正して取付け作業を行います。

ブロアー：2.5～3m3/分程度（￥4,000～9,000）切断した間伐材のオガクズの掃除に役に立ちます。

ｱﾙﾐ作業台：2台上面900×300 H=750mm程度積み上がって高くなった間伐材の取付け作業時に

この上で作業します。

所要機材準備所要機材準備所要機材準備所要機材準備 ③③③③

長さ4ｍの重い間伐材を、立っている3本のリップ

溝型鋼の外側に持ち出す事には大きな困難が伴います。

しかし、

挿絵のように上部に滑車を取付けた柱を立てると、

安全な上に作業が簡単になります。

この柱を簡単に設置し、また簡単に取り外し可能とする

金具（クランプ・キャップ）を準備しています。

押し出す。

所要機材準備所要機材準備所要機材準備所要機材準備 ④④④④

クランプ,キャップ（有償）を使ったの

やぐらの設置状況です。

クランプは足場用単管に取付けたまま、リップ

溝型鋼の任意の高さに簡単に固定することが可能です。

下端は打設したコンクリートに打ち込んだｺﾝｸﾘｰﾄ釘

でずれを防止します。

ｸﾗﾝﾌﾟ

ｷｬｯﾌﾟ

作業作業作業作業ノウハウノウハウノウハウノウハウ①①①①

最下段縦端太の固定

掘削床付け面の状況により右の図を参考に縦端太の

固定を行います。

226 1,216 695

190 19010 570 120

400

D19 D19

700

D1

6

D16

D16

間伐エ

L　50×50×4L　50×50×4

50

1010

岩盤又は既設ｺﾝｸﾘｰﾄの場合

800

150

キャンバー

アンカー鉄筋（D16)

間伐エース金具

1501,00060050

50

1,800700

Ｄ

1

6　

Ｌ

＝

2

,

1

0

0

溝形

鋼（

100×

50×

3.2）

L50×

50×

5以

上

L=1350mm

L50×50×5　L=1800

Ｎ＝3　Ｌ＝150ｍｍ

均しコンクリート

Ｔ＝100ｍｍ

均しｺﾝｸﾘｰﾄの場合

・リップ溝型鋼の建込時には設置に向向向向きがありきがありきがありきがあり、

型枠内側から見て右側に溝形鋼開口部を向けておく

必要があります。

・岩盤に直接アンカーを固定する時は岩質を十分把握

し固定するアンカー鉄筋の径と長さを決定します。

・リップ溝型鋼の長さによりタイ材の内1本は

下図のようにL形鋼として倒れ込みを防止します。

・上記の場合でもリップ溝型鋼が横に倒れるのを

防止するための対策が必要な場合があります。

・鋼材の溶接長は1か所あたりの溶接長を 60㎜

以上とします。

・最下段のコンクリート打設高さは1.5ｍ程度以下に

するとタイ材の固定が容易です。

作業作業作業作業ノウハウノウハウノウハウノウハウ①①①①

最下段縦端太の固定

掘削床付け面の状況により右の図を参考に縦端太の

固定を行います。

226 1,216 695

190 19010 570 120

400

D19 D19

700

D1

6

D16

D16

間伐エ

L　50×50×4L　50×50×4

50

1010

岩盤又は既設ｺﾝｸﾘｰﾄの場合

800

150

キャンバー

アンカー鉄筋（D16)

間伐エース金具

1501,00060050

50

1,800700

Ｄ

1

6　

Ｌ

＝

2

,

1

0

0

溝形

鋼（

100×

50×

3.2）

L50×

50×

5以

上

L=1350mm

L50×50×5　L=1800

Ｎ＝3　Ｌ＝150ｍｍ

均しコンクリート

Ｔ＝100ｍｍ

均しｺﾝｸﾘｰﾄの場合

・リップ溝型鋼の建込時には設置に向向向向きがありきがありきがありきがあり、

型枠内側から見て右側に溝形鋼開口部を向けておく

必要があります。

・岩盤に直接アンカーを固定する時は岩質を十分把握

し固定するアンカー鉄筋の径と長さを決定します。

・リップ溝型鋼の長さによりタイ材の内1本は

下図のようにL形鋼として倒れ込みを防止します。

・上記の場合でもリップ溝型鋼が横に倒れるのを

防止するための対策が必要な場合があります。

・鋼材の溶接長は1か所あたりの溶接長を 60㎜

以上とします。

・最下段のコンクリート打設高さは1.5ｍ程度以下に

するとタイ材の固定が容易です。

作業作業作業作業ノウハウノウハウノウハウノウハウ②②②②

アンカー鉄筋とＬ形鋼の溶接

均しコンクリートに設置したアンカー鉄筋は

位置がずれたり垂直に設置されていないと

Ｌ形鋼との溶接がうまくできません。

この時アンカー鉄筋を曲げて位置を合わせよう

とするとアンカー鉄筋の定着強度が極端に低下して

コンクリート打設時に問題が発生します。

このためＬ30×30を30ｍｍ程度に切断

した溶接接合の補助材を作成しておき

図のように使って接合します。

溶接

補助材

アンカー鉄筋

作業作業作業作業ノウハウノウハウノウハウノウハウ③③③③

縦端太材の勾配調整ほか

・2ﾘﾌﾄ目以降のリップ溝型鋼は下段のｺﾝｸﾘｰﾄ打設により

その勾配に狂いやねじれを生じて修正が必要な場合があります。

上段のタイ材（セパ）の取り付けは、打設天端から50cm以上下げて

ください。これはこれはこれはこれは上側上側上側上側のリップのリップのリップのリップ溝型鋼溝型鋼溝型鋼溝型鋼がががが内側内側内側内側によるのをによるのをによるのをによるのを防防防防ぎぎぎぎ

以後以後以後以後のののの作業作業作業作業をををを容易容易容易容易にするためににするためににするためににするために必要必要必要必要ですですですです。。。。

・ ３面挽き間伐材を使用すると、そのそりによって

間伐材中央のリップ溝型鋼は内側に倒れ込もうとします。

これを防止するため事前にリップ溝型鋼をｱﾝｶｰ鉄筋から

Ｌ型鋼で固定しておく必要があります。

これは作業効率を高めるためには重要なポイントです。

・縦端太のねじれ調整は間伐エース金具を

ｺｰｽﾚｯﾄﾞで取付ける時、ﾊﾞｰﾙ等を使って

ねじれを修正しながらｺｰｽﾚｯﾄﾞを

ねじ込んで行うことができます。

作業作業作業作業ノウハウノウハウノウハウノウハウ④④④④

間伐材の取付け

・間伐材の取付けは4ｍ材

では2人作業が効率的です。

３ｍおよび2ｍ材は1人でも

十分可能です。

・間伐材の取付けは縦方向一列を一度に行います。

間伐材の長さにはバラつきがあり、1列の取付

完了後に 切り揃えるのが効率的です。

滑車付支柱の移動回数も少なくする事ができます。

・リップ溝型鋼に高さのマーキングをしておき、

間伐材取付天端高を チェックし、同じ段の

間伐材の高さを揃えるようにします。

（YouTubeを参照）http://www.youtube.com/watch?v=Z-io6uZNuPY

高さ調整を一度に行うと隙間が出来て

金具取付強度が低下したりコンクリートが

流れ出す原因になります。

1段の調節は5㎜以下とし、間伐エース金具

の下に薄ﾍﾞﾆﾔ板を 敷き込み行います。

実績によると間伐材の間隙は平均4～4.5㎜に成ります。

間伐材間隔間伐材間隔間伐材間隔間伐材間隔

過過過過 大大大大

悪例

作業作業作業作業ノウハウノウハウノウハウノウハウ⑤⑤⑤⑤

間伐材の取付け

・両岸の地山取付け部は、写真（下）の様に金具が

リップ溝形鋼に噛みこまず、背面を直接溶接します。

反対側の地山取付け部は、リップ溝形鋼に金具を

噛みこませて取付けることも可能です。

・4ｍの3面挽き材の取付けは、F型ｸﾗﾝﾌﾟを用いて

材料のソリを矯正し、その後カケヤを打ち下げ

間伐材下面を爪に食い込ませ、上面に金具を

コースレッドで固定します。

2ｍの部材を使用すると金具の使用数は増えますが

この問題は回避することが出来ます。

・3面挽き材の突合せ部のズレが大きい場合は

コースレッドを用いて補正することが出来ます。

・水通し部や袖天端では間伐材の高さを調整する

必要が有ります。

調整は最上段の間伐材で行わずに直下の間伐材を

必要な高さに挽き割り、取付て行います。

作業作業作業作業ノウハウノウハウノウハウノウハウ⑥⑥⑥⑥

間伐材の取付け

・3面挽き材は製材時に曲りを生じるのが普通です。

F型ｸﾗﾝﾌﾟ2本を使って取付ければ、簡単に曲りを矯正して金具を取り付けることができます。

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間伐エース工法で

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作業作業作業作業ノウハウノウハウノウハウノウハウ⑦⑦⑦⑦

間伐材の取付け

・太鼓落しには元口末口で直径に差があります。

この差を目立たなくするため末口あるいは

元口同士が付き合わされるように

間伐材を配置するのが良いようです。

・水抜きパイプのために切断された間伐材は

右図のような L形鋼

(50×50×4㎜）に

間伐材の有効高で

くぎ穴 Ø4㎜をあけて

取付け補強します。

・塩ビ管取付のため

右図のように切断位置を

描くことで、チェーンソー

で過不足なく間伐材を

切断することが可能です。

パイプ周辺の補強

L形鋼

50×50×4

作業作業作業作業ノウハウノウハウノウハウノウハウ⑧⑧⑧⑧

・袖部天端の勾配部分や合板型枠が設置される

部分は写真のようにチェーンソー仕上げが可能です。

作業作業作業作業ノウハウノウハウノウハウノウハウ⑨⑨⑨⑨

溶接作業

・溶接作業は間伐材を全て取付けた後

一度に行います。

下段のｺﾝｸﾘｰﾄに定着するアンカー鉄筋は

溶接する鉄筋の勾配に合わせて設置して

置き、溶接長が60㎜以上取れるように

します。

(右写真参照)

・間伐エース金具はリップ溝形鋼

と溶接を行います。(下写真参照)

溶接作業はまとめて一度に、

型枠がすべてくみ上がってから

行うと、作業効率を高めます。

溶接は2か所/枚

作業作業作業作業ノウハウノウハウノウハウノウハウ⑩⑩⑩⑩

両袖部分の型枠 水通し上の袖部分は通常1.5m程度の厚さで、マスコンクリートと考えず

に、打設高さを2ｍ以上とすることも可能です。

間伐エース工法は十分な強度を持っていて打設高2m以上が可能です。

打設回数が減れば工期短縮と工事原価の低減につながります。

注意点として

・発注者と協議して確認が必要です。

・上下流の型枠をつなぐタイ材の太さと溶接長、

設置間隔を検討します。

・下流（反対）側型枠が間伐エース工法の場合は

問題がないが、他工法の場合はタイ材の反力が

十分に取れるよう固定方法を検討する必要が

あります。

・コンクリート打設速度が側圧計算時の値を

超えないよう注意が必要です。

・溶接作業時に溶接長が十分か再確認してください。

間詰コンクリート(棒間詰め）

間伐エース工法は型枠外側から金具取付が

可能なことから、施工が困難な棒間詰めの

施工が容易です。

５～８段程度の間伐材を金具で固定

リップ溝型鋼２本を法面に沿って設置

型枠取付け完了部分のコンクリートを打設

間伐エース採用の利点 1

今迄今迄今迄今迄のののの工法工法工法工法ではではではでは不可能不可能不可能不可能なななな

リップ溝型鋼

を先に設置

間伐材取付は

外から

コンクリートは

１日で打設可能

反復反復反復反復

堰堤と間詰の

コンクリート同時打設

型枠外側から金具取付が可能な

間伐間伐間伐間伐エースエースエースエース工法工法工法工法は、壁厚の小さな

擁壁間詰めにも採用可能です。

狭い型枠内部に入らずに型枠作業

が可能なうえ、型枠の取外しも不要で

工期短縮につながります。

堰堤本体と間詰の同時打設は

工事原価工事原価工事原価工事原価のののの低減低減低減低減にににに直結します。

右図のように型枠を組むことで堰堤本体

と棒間詰めのコンクリートを

同時に打設することが可能です。

間伐エース採用の利点 ２

今迄今迄今迄今迄のののの工法工法工法工法ではではではでは不可能不可能不可能不可能なななな

擁壁間詰め

棒間詰め

作業作業作業作業ノウハウノウハウノウハウノウハウ⑪⑪⑪⑪

安全対策 残存型枠工法は足場が不要で墜落事故発生を防止できる事が大きな利点です。

しかし残存型枠工といえども安全対策は重要です。

・リップ溝型鋼が十分上に出ている場合は、リップ

溝型鋼にロープを張って転落事故を防止します。

・打設ブロックの最上段ではコンクリート打設時の

安全確保のため作業足場と手摺を設ける必要が

有ります。

写真右のような木製手摺柱や、下図の様に

キャットウォークを設置する必要があります。

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