Upload
others
View
0
Download
0
Embed Size (px)
Citation preview
論 旨
11. “HPAL法(High Pressure Acid Leach:高圧硫酸浸出法) ”が実用化されつつあり 低品位酸化鉱が開発対法) が実用化されつつあり、低品位酸化鉱が開発対象になりつつある。
2.メジャーはニッケルを巡りM&Aを行ってきた。ニッケルの寡占度は従来から高く その後もほぼ変わりない。の寡占度は従来から高く、その後もほぼ変わりない。
3.2008年後半より需要減退⇒価格低迷⇒プロジェクトのサ ペンドによる減産 価格は $/サスペンドによる減産⇒Ni価格は9,400~10,000US$/tレンジで推移。
4.世界需要減退の一方で中国の需要は底堅い。
5 減産効果は2009年後半から期待(ロイタ 集計によるアナ5.減産効果は2009年後半から期待(ロイター集計によるアナリスト予想価格:2009年11,222US$/t、2010年13,482US$/t)
報告事項
21.ニッケル資源
供給2.供給 【金属資源レポート, 2009年3月号参照】
2-1 国別2 1.国別
2-2.企業別
2-3.供給構造:日本と中国
3 需要 【金属資源レポート 2009年1月号参照】3.需要 【金属資源レポ ト, 2009年1月号参照】
3-1.長期的需要の推移:国・地域別
3-2.ステンレス生産量と金属価格の関係
3-3 需要の予測3 3.需要の予測
1.ニッケル資源 (1)鉱床分布図
3
●●●
●● ●
■●
●
■
■■
■■
■
■
■●
●●
●●
■■
■
■
■■
■■
● 硫化鉱 〔硫化鉱物 (硫鉄 ケ 鉱) ( ) 〕
■●
●:硫化鉱 〔硫化鉱物:Pentlandite(硫鉄ニッケル鉱) (Fe,Ni)9S8 〕
■:ラテライト鉱 〔酸化鉱物:Garnielite(珪ニッケル鉱) (Ni,Mg)4Si4O10(OH) 4・4H2O 〕
1.ニッケル資源 (2)埋蔵量・豪州やブラジルの埋蔵量が増大(酸化鉱の埋蔵量が追加)
4・偏在性が高く、埋蔵量上位5か国で72%(同様比率: 銅38%、 亜鉛52%)
・酸化鉱の評価により偏在度も低下傾向にある。
埋蔵量 埋蔵量
1990年 2007年
順位 埋蔵量(Reserves) シ ェ ア 順位 埋蔵量
(Reserves) シ ェ ア
1 キューバ 20,000,000 37.3% 1 豪州 24,000,000 35.8% 2 カナダ 8,960,000 16.7% 2 ニ ュ ーカ レ ト ゙ ニ ア 7,100,000 10.6% ナダ , , ア , ,3 U.S.S.R. 7,300,000 13.6% 3 ロシア 6,600,000 9.9% 4 ニ ュ ーカ レ ト ゙ ニ ア 5,000,000 9.3% 4 キューバ 5,600,000 8.4% 5 インドネシア 3,530,000 6.6% 5 カナダ 4,900,000 7.3% 6 南ア 2 800 000 2% 6 ブラジル 4 00 000 6 %6 南ア 2,800,000 5.2% 6 ブラジル 4,500,000 6.7% 7 豪州 1,400,000 2.6% 7 南ア 3,700,000 5.5% 8 中国 800,000 1.5% 8 インドネシア 3,200,000 4.8% 9 ブラジル 734 000 1 4% 9 フィ リ ピン 940 000 1 4%9 ブラジル 734,000 1.4% 9 フィ リ ピン 940,000 1.4%
10 コロンビア 615,000 1.1% 10 コロンビア 830,000 1.2% 上位5か国計 44,790,000 83.5% 上位5か国計 48,200,000 71.9% 上位10か国計 51,139,000 95.3% 上位10か国計 60,540,000 90.4% 世界計 53,634,000 世界計 67,000,000
1.ニッケル資源 (3)低品位酸化鉱の開発事例
5Rio Tubaラテライト型ニッケル鉱床の鉱質別品位 (%)
鉱質分類 Ni C F O M O SiO Al O C O鉱質分類 Ni Co Fe2O3 MgO SiO2 Al2O3 Cr2O3
Iron Cap 0.3 0.01 75 0.1 1 6 5
R d Li i ※ 0 9 0 08 72 0 6 1 6 3 5Coral Bayの処理対象(Rio Tuba貯鉱)
Red Limonite※ 0.9 0.08 72 0.6 1 6 3.5
Ochre Limonite※ 1.4 0.10 70 2 3 5 2
E h O 2 3 0 15 32 16 30 2 2Earthy Ore 2-3 0.15 32 16 30 2 2
Rio Tubaの採掘対象 Saprolite 2.3 0.08 23 21 35 1.5 1.2
※Ochre Limonite~Red Limoniteは、高Ni・低Mg品位で処理対象として好ましい。Mgは硫酸を消耗する。※Ochre(オーカー):粉状水酸化鉄(ケータイト)を主とする粘土状物質(地学事典、平凡社による)(出典:“Coral Bay Project, 2003年5月,住友金属鉱山㈱”))
Coral Bayプロジェクト・2005年4月、第1HPAL工場で商業生産開始(Ni 10,000t/y、Co 700t/y)2009年4月 第2HPAL工場生産開始予定 (Ni20 000t/ C 1 400t/ )・2009年4月、第2HPAL工場生産開始予定 (Ni20,000t/y、Co1,400t/y)
2.供給2-1.国別 (1)2008年鉱石生産
6
Venezue la, 10 .9DominacanRepubl ic , 18 .8
Others, 52 .2Greece , 18 .6
South Afr ica, 31 .4
Russia, 267 .5Ph i l ippines, 34 .8
Botswana, 34 .9
Brazi l , 38 .4
Ch ina 68 4
Canada, 259 .6
Ch ina, 68 .4
Cuba, 70 .5
Indonesia, 180 .3
Austral ia, 199 .8Clombia, 77
New Caledon ia,102 .6
2.供給2-1.国別 (2)上位5か国の3か年の推移
7
鉱石生産量(千t) 増減(千t) 増減率 割合(%)上位5カ国
2006年 2007年 2008年 2007/06 2008/07 2007/06 2008/07 2006年 2007年 2008年
シ 1ロシア 286 288 268 2 -210.7% -7.1% 19.0% 18.1% 18.3%
カナダ 233 255 260 22 59.4% 1.9% 15.5% 16.0% 17.7%
豪州 168 184 200 16 169.4% 8.6% 11.2% 11.5% 13.6%
インドネシア 150 188 180 38 8インドネシア 150 188 180 38 -825.6% -4.3% 10.0% 11.8% 12.3%
ニューカレドニア 103 125 103 22 -2321.7% -18.2% 6.9% 7.9% 7.0%
その他 563 555 456 -8 -99-1.4% -17.8% 37.5% 34.8% 31.1%
世界計 1 503 1 595 1 466 92 -130世界計 1,503 1,595 1,466 92 1306.1% -8.1% 100% 100% 100%
2.供給2-2.企業別 (1)2007年企業別鉱石生産
8Nor i lsk Nicke l ,
278 .8
KM I t 21 4 Vale 216 9
Others , 442.2
KM Invest , 21 .4
住友金属鉱
Vale , 216 .9
PT Antam, 110
住友金属鉱山,21 .7
General Min ing,
BHP Bi l l i ton ,131 .4
PT Antam, 11022
Votorant im , 26 .6Xstrata, 80 .9
State of Cuba, 60
State of Ch ina,28 .4
St .Min iSre , 30
Eramet , 33 .6
Anglo Amer ican ,36 136 .1
2.供給2-2.企業別 (2)メジャーのM&A
9メジャーは、ニッケルを主要ターゲットとしたM&Aにより拡大。
・Norilsk Nickel: 2007年3月、OMGのNi部門買収(425百万US$)
6月 Li O M I社買収(67 9億US$)6月、LionOre M.I.社買収(67.9億US$)
・Vale: 2007年1月 Inco買収(199億C$)Vale: 2007年1月、Inco買収(199億C$)
2005年12月、Canico社買収(726百万US$)
・BHPB:2005年6月、WMC買収(73億US$)
・Xstrata:2005年8月~06年12月、Falconbridge買収(188億US$)
2.供給2 3 供給構造 (1)日本の推移 102-3.供給構造 (1)日本の推移
300
250
300
その他
200
千t)
地金
フェロニッケルマット(豪州)
150
輸入量(千
50
100 マット(インドネシア) 中間産物
0
50
2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007
鉱石
日本のニッケル輸入の推移(2001-2007)
2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007
2.供給2-3.供給構造 (2)日本の鉱石・地金・中間産物の輸入内訳
11
その他 17 3
ニッケル地金
カナダ
その他
その他, 17.3
フェロニッケ
鉱石, 77.4地金, 49.8
ニッケル鉱石
フィリピン
ロシア
ノルウェージ バブ
ブラジル
英国
カナダ
ッケル, 13.3
中間産物12.3
マット, 75.1, インドネシア
, フィリピン ノルウェ
豪州南ア
ジンバブエ
形態別輸入量(249千t/2007)単位:千t
, ニューカレドニア
ニッケルマット
豪州 中国
インドネシア
日本のニッケル供給動向(形態別 国別 純分ベース 2007年) 単位:千t日本のニッケル供給動向(形態別、国別、純分ベ ス、2007年) 単位:千t
*通関統計よりJOGMEC作成グロス量の換算値は、マット70%、フェロニッケル(41%、22%)、鉱石(水分25%、品位2.4%)を使用
2.供給2 3 供給構造 (3)中国の推移 122-3.供給構造 (3)中国の推移
400 400
300
350
400
300
350
400
ニッケル消費量(右軸)
250
300
(千t)
250
300
(千t)
フェロニッケル
150
200
輸入量(
150
200
消費量(
地金マット
50
100
50
100鉱石(輸入)
鉱石(国内)0
2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007
0
鉱石(国内)
中国の形態別ニッケル輸入の推移(2001-2007)
ニッケル地金
2.供給2-3.供給構造 (4)中国の鉱石・地金・中間産物の輸入内訳
13鉱石(国内), 67.5
地金,103.9
カナダ
その他
フェロニッケル, 20.3
鉱石, 117ニッケル鉱石
, その他 豪州
ロシア
形態別輸入量(338.4千t/2007)
マット 29.7
, インドネシア
, フィリピン
, その他
フェロニッケル
その他
, ニューカレドニア
, 豪州ニッケルマット
その他ニューカレド
日本
ニュ カレド
ニア コロンビア
中国のニッケル供給動向(形態別 国別 純分ベース 2007年) 単位:千t
豪州
中国のニッケル供給動向(形態別、国別、純分ベ ス、2007年) 単位:千t
*通関統計よりJOGMEC作成、ニッケル消費量は国際ニッケル研究会による
グロス量の換算値は、マット70%、フェロニッケル(30%)、鉱石(水分25%、品位1.0%)を使用
2.供給2-3.供給構造 (5)中国の鉱石輸入の推移
14
2500 60000
2000
)
50000
/t)
その他
インドネシア
フィリピン
豪州
1500
輸入量(千t)
30000
40000
ル価格(ドル/
価格
500
1000
鉱石輸
20000
ニッケル
0
500
月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月 月
0
10000
2006年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月
11月
12月
2007年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月
11月
12月
2008年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月
11月
12月
中国のニッケル鉱石輸入の推移(単位:鉱石グロスt)
2.供給2-3.供給構造 (6)中国の輸入内訳の推定推移
15
35
40
30
35
千t) フェロニッケル(輸入)
ニッケル消費量
20
25
消費量(千
地金(輸入)
マット(輸入)ニッケル消費量
一次ニッケル生産量
10
15
供給量,消
鉱石(輸入)
5
10 鉱石(輸入)
鉱石(国内)
中国のニッケル供給推移(月別)
0
2005 3 5 7 9
11
2006 3 5 7 9
11
2007 3 5 7 9
11
2008 3 5 7 9
11
中国のニッケル供給推移(形態別、月別、純分ベース)
3.需要
3-1.長期的需要の推移 (1)国別消費量の推移16
350ニッケル消費量(kt)
・日・独: 消費量が増加傾向にある
250
300中国
米国
ドイ
・日・独: 消費量が増加傾向にある
・台・韓: 消費量がピークを過ぎ減少に転じている
200
250 ドイツ
韓国
日本
・中: 急速に増大しつつある特異な国
100
150
日本
台湾
ソ連/ロシア
50
100 ソ連/ロシア
インド
ブラジル
0
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
ブラジル
1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 2 2 2 2 2 2 2 2
3.需要3-1.長期的需要の推移 (2)地域別割合の推移
17
80%
90%
100%その他
加
50%
60%
70%北米(米・加)
欧州(西側)
※アジアは極東4か国を主体に世界
10%
20%
30%
40%欧州(東側)
アジア
のニッケル需要量の53%を占めるに
0%
10%
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
世界計に占める割合(%)
至っている。
40.9%
47.2%
52.5%
40%
50%
60%
アジア
19.7%21.9% 23.6%
29.6%
36.3%
20%
30% 欧州
北米(米・加)
0%
10%
1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2007
その他地域
年
3.需要3-1.長期的需要の推移(3)国別・一人当たりニッケル消費量とGDP
18
1 8
2.0日本一人当りNi消費量(kg)
0 9
1.0米国一人当りNi消費量(kg)
先進工業国モデル(1) 先進工業国モデル(2)
1.0
1.2
1.4
1.6
1.8
0 4
0.50.6
0.7
0.8
0.9
0 0
0.2
0.4
0.6
0.8
0.0
0.1
0.2
0.3
0.4
0.0
0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000
一人当りGDP(US$(2000年基準))
0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000
一人当りGDP(US$(2000年基準))
韓国人当り 消費量( ) 人当りNi消費量(k ) 中国
中進~先進工業国モデル 新興工業国モデル
20
2.5
3.0
韓国一人当りNi消費量(kg)
0.4
0.5一人当りNi消費量(kg) 中国
0 5
1.0
1.5
2.0
0.1
0.2
0.3
0.0
0.5
0 5,000 10,000 15,000 20,000一人当りGDP(US$(2000年基準))
0.0
0.1
0 500 1,000 1,500 2,000一人当りGDP(US$(2000年基準))
3.需要3-2.ステンレス生産量と金属価格の関係 (1)日本の事例
19
160,000
180,000
200,000
内需(報告値)
特殊鋼
(t)
日本:内需計と特殊鋼の比較推移
100,000
120,000
140,000
ス
20 000
40,000
60,000
80,000ステンレス
0
20,000
1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007
(t)
25,000
30,000
35,000 その他
蓄電池
触媒
めっき
日本:特殊鋼以外の用途の消費量推移
10,000
15,000
20,000 伸銅品
磁性材料
0
5,000
1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007
3.需要3-2.ステンレス生産量と金属価格の関係 (2)日本のステンレス生産量
(t)
202,000,000
2,500,000
12
14
16
18ニッケル系生産量
クロム系生産量
価格比(Ni/Cr)
(t)
1,000,000
1,500,000
6
8
10
12
0
500,000
5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8
0
2
4 ※ニッケル価格高騰によりステンレスの種類は ケ 系
95%100%
クロム系生産量
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
種類は、ニッケル系(オーステナイト系)からクロム系(マルテ
75%80%85%90%95% クロム系生産量
ニッケル系生産量からクロム系(マルテンサイト系/フェライト系)にシフト。
55%60%65%70%75%
系) 。
50%55%
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
3.需要
3-2.ステンレス生産量と金属価格の関係 (3)世界計のニッケル消費量と価格の推移
21
ニッケル消費量(千t) ニッケル価格 クロム価格(千t)
35,000
40,000
1,400
1,500
(千t)(US$/t)
25,000
30,000
35,000
1,200
1,300
1,400
15,000
20,000
1,000
1,100
0
5,000
10,000
700
800
900
0
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
1月
2月
700
※ニッケル価格高騰に伴い、消費量世界計は減少
3.需要
3-2.ステンレス生産量と金属価格の関係 (4)国別ステンレス粗鋼生産量
22
25 000
30,000その他
フィンランド
ステンレス粗鋼生産量の推移(千t)
※ニ ケル消費量(前頁)及び
15000
20,000
25,000 フィンランド
ドイツ
台湾
ベルギー
イタリア
※ニッケル消費量(前頁)及び、ステンレス粗鉱生産量は2006年をピークに2007年以降、減
5,000
10,000
15,000 イタリア
インド
韓国
米国
日本
産傾向にある。
0
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
日本
中国
ステンレス粗鋼生産量の推移(千t) ステンレス粗鉱生産量の推移
5000
6,000
7,000
8,000 中国
日本
米国
韓国
インド
2,000
3,000
4,000
5,000 インド
イタリア
ベルギー
台湾
ドイツ(出典:ステンレス協会)
0
1,000
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
フィンランド
その他
(出典:ステンレス協会)
3.需要
3-3.需要予測 (1)世界計 相関係数ニッケル消費量
ステンレス生産量23
世界計:ステンレス生産量とニッケル消費量の関係
1,800
1,900ニッケル消費量(千t) 〔近似式: Y=0.0296X+530.72〕
ステンレス生産量(千t) 0.987
GDP(bUS$) 0.905 0.954
1,400
1,500
1,600
1,700
1,800
ニッケル消費量(千t) 消費量予測
1,000
1,100
1,200
1,300ニッケル消費量(千t)
1,600
1,800
2,000
消費量予測
16,000 20,000 24,000 28,000 32,000 36,000 40,000ステンレス生産量(千t)
〔近似式 〕
世界計: GDPとステンレス生産量の関係ステンレス生産量(千t)
600
800
1,000
1,200
1,400
35,000
40,000
45,000〔近似式: y=0.4631x+4355.5〕
ステンレス生産量(千t)
0
200
400
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015
25,000
30,000
,
15,000
20,000
25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 50,000 55,000 60,000 65,000 70,000
GDP(10億US$)
3.需要
3-3.需要予測 (2)中国相関係数
ニッケル消費量
ステンレス生産量
ステンレス生産量(千t) 0 993 24中国:GDPとステンレス生産量の関係図
18 000
ステンレス生産量(千t) 〔 近似式: y=2.9871x-2955.5 〕
ステンレス生産量(千t) 0.993
GDP(bUS$) 0.998 0.988
8 000
10,000
12,000
14,000
16,000
18,000
0
2,000
4,000
6,000
8,000ニッケル消費量(千t)
700800
消費量予測
500 1,500 2,500 3,500 4,500 5,500 6,500GDP(10億US$)
中国:GDPとニッケル消費量の関係ニッケル消費量(千t) 〔 近似式:Y=0.1265X-86.86 〕 200
300400500600
400
500
600
700
800
0100200
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015
0
100
200
300
400
0
500 1,500 2,500 3,500 4,500 5,500 6,500GDP(10億US$)
〔参考〕ニッケルLME価格と在庫の推移及び、ロイター集計のアナリスト予想価格
25ニッケルLME価格・在庫の推移
55,000
価格(US$/t)120,000
在庫(t)
40,000
45,000
50,000
100,000
30,000
35,000
,
60,000
80,000
15,000
20,000
25,000
40,000
,
2010年予想:13,482US$/t年予想 $
5,000
10,000 20,000
2009年予想:11,222US$/t
0
2001/1
/1
2001/4
/1
2001/7
/1
2001/1
0/1
2002/1
/1
2002/4
/1
2002/7
/1
2002/1
0/1
2003/1
/1
2003/4
/1
2003/7
/1
2003/1
0/1
2004/1
/1
2004/4
/1
2004/7
/1
2004/1
0/1
2005/1
/1
2005/4
/1
2005/7
/1
2005/1
0/1
2006/1
/1
2006/4
/1
2006/7
/1
2006/1
0/1
2007/1
/1
2007/4
/1
2007/7
/1
2007/1
0/1
2008/1
/1
2008/4
/1
2008/7
/1
2008/1
0/1
2009/1
/1
0
Stock Cash 3 month