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メールワイズをパッケージ版 からクラウド版に移行する © Cybozu

メールワイズをパッケージ版 からクラウド版に移行する · クラウド版 メールワイズでは、ユーザーと組織の情報は、cybozu.com共通管理で一元管理します。

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メールワイズをパッケージ版

からクラウド版に移行する

© Cybozu

商標について

• 記載された商品名、各製品名は各社の登録商標または商標です。また、当社製品には他社の著作物が含まれて

い ることがあります。

個別の商標・著作物に関する注記については、弊社の Web サイトを参照してください。

https://cybozu.co.jp/logotypes/other-trademark/

なお、本文および図表中では、(TM)マーク、(R)マークは明記していません。

2 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

目次

組織情報の統合について. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4

データ移行ツールを使用する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25

各環境での準備. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37

データを移行する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 47

データ移行後に必要な設定. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 67

3メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

目次

組織情報の統合について

メールワイズをパッケージ版からクラウド版にデータ移行して運用する場合、ユーザーや組織(旧:グループ)の情報

の管理方法や表示方法が、パッケージ版 メールワイズとは異なる状態になります。

クラウド版 メールワイズでは、ユーザーと組織の情報は、cybozu.com共通管理で一元管理します。

パッケージ版 メールワイズからクラウド版にデータを移行すると、組織の情報が、cybozu.com共通管理の組織の情

報に統合されます。

ここでは、組織情報の統合に伴う機能の違いや注意事項を説明します。

組織(旧:グループ)を管理する機能の違い - 4ページ

組織情報の統合のしくみ - 10ページ(どのように組織情報が統合されるか、お使いの環境に応じて説明します。)

cybozu.com共通管理に取り込んだ組織を整理する - 16ページ

組織(旧:グループ)を管理する機能の違い

ここでは、パッケージ版からクラウド版へのデータ移行により、利用時に生じる機能の違いや優先する組織の扱いな

どを説明します。

グループと組織の扱い - 4ページ

「最初に表示するグループ」と「優先する組織」 - 5ページ

組織選択のドロップダウンリストの表示 - 6ページ

メールワイズで利用していない組織やユーザーの扱い - 7ページ

「メールワイズの組織」および「サイボウズ Officeの組織」について - 9ページ

グループと組織の扱い

パッケージ版 メールワイズで「グループ」と表示されていた箇所は、「組織」と表示されます。

例:

• 所属グループ → 所属組織

• 最初に表示するグループ → 優先する組織

メールワイズのシステム設定では、グループに関するメニューが異なります。

4 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

組織情報の統合について

パッケージ版 メールワイズ:

クラウド版 メールワイズ:

パッケージ版 メールワイズの「グループ」で設定していた項目は、cybozu.com共通管理で設定します。ユーザーの

表示順は、引き続き、メールワイズ側で設定します。

「最初に表示するグループ」と「優先する組織」

クラウド版 メールワイズのシステム設定と個人設定画面には、「最初に表示するグループ」のメニューはありませ

ん。

パッケージ版:

クラウド版:

5メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

組織情報の統合について

• パッケージ版 メールワイズの「最初に表示するグループ」の設定は、クラウド版 メールワイズに移行されませ

ん。

データ移行後は、「最初に表示するグループ」の代わりに、cybozu.com共通管理の「優先する組織」を使用しま

す。

• cybozu.com共通管理に設定済みの「優先する組織」は、データ移行の影響を受けません。

必要に応じて、「優先する組織」を再設定してください。

ユーザー情報を変更する (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise_cloud/user/personal.html#anchor02)

組織選択のドロップダウンリストの表示

組織を選択するドロップダウンリストには、cybozu.com共通管理に登録済みのすべての組織が表示されます。

また、どの親組織に属する組織であるかを区別できるように、ドロップダウンリストに親組織の名称や階層情報があ

わせて表示されます。

パッケージ版:

6 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

組織情報の統合について

クラウド版:

メールワイズで利用していない組織やユーザーの扱い

クラウド版 メールワイズでは、組織を表示する画面に、cybozu.com共通管理に登録されている、すべての組織が表

示されます。

また、ユーザーを表示する画面には、メールワイズの利用を許可されたユーザーが表示されます。

7メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

組織情報の統合について

cybozu.com共通管理に設定されている組織の数が多い場合は、管理が煩雑になる恐れがあります。

メールワイズ上で使用する組織をユーザーに周知するか、組織を整理することを推奨します。

メールワイズのユーザー名簿では、メールワイズの利用を停止されたユーザーも表示されます。

8 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

組織情報の統合について

「メールワイズの組織」および「サイボウズ Officeの組織」について

次の名前の組織は、データ移行のために自動生成された組織です。所属ユーザーなどのユーザー情報は登録され

ていません。

• サイボウズ Officeの組織

• メールワイズの組織

上記の組織は、移行で追加された組織の確認にのみ使用します。

アクセス権の設定や、組織に含まれる子組織の一括選択などには、使用しないでください。

9メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

組織情報の統合について

組織情報の統合のしくみ

パッケージ版 メールワイズのグループ情報が、どのようにcybozu.com共通管理に取り込まれるかを説明します。

cybozu.com共通管理の「組織情報」に統合される情報 - 10ページ

cybozu.com共通管理に組織を設定していない場合 - 11ページ

cybozu.com共通管理に設定済みの組織がある場合 - 14ページ

cybozu.com共通管理の「組織情報」に統合される情報

パッケージ版 メールワイズのグループ情報は、cybozu.com共通管理に次のように取り込まれます。

移行元:

メールワイズ

移行先:

cybozu.com共通管理

グループ名 →

組織名

組織コード

システムが自動で設定します。

変更する必要はありません。

グループの所属ユーザーの情報

どのグループに誰が所属してい

るか、というデータです。

→ 組織の所属ユーザーの情報

組織名が同じでも、システム内で保持する識別コードによって別の組織としてみなされるため、パッケージ版 メール

ワイズに登録されていたグループは、新しい組織としてcybozu.com共通管理に取り込まれます。

10 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

組織情報の統合について

例:

• cybozu.com共通管理の組織名に設定できる文字数は、組織名に付加される「(MW)」を含め、128

文字までです。

128文字を超えると、組織名が途中までしか表示されません。

移行元で組織名を124文字以内にしておくか、移行後に組織名を編集し、文字数を減らしてくださ

い。

取り込んだ組織情報を整理する場合は、次のページを参照してください。

cybozu.com共通管理に取り込んだ組織を整理する - 16ページ

cybozu.com共通管理に組織を設定していない場合

データ移行するサービスによって、取り込まれる組織情報が異なります。

cybozu.com共通管理の組織は、cybozu.com共通管理画面で[組織/ユーザー]をクリックすると確認できます。

メールワイズのみ移行する場合 - 11ページ

メールワイズとサイボウズ Officeを移行する場合 - 12ページ

メールワイズのみ移行する場合

メールワイズのグループ情報は、そのままcybozu.com共通管理に取り込まれます。

11メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

組織情報の統合について

データ移行前

パッケージ版 メールワイズだけに、グループ情報が設定されている例です。

データ移行後

cybozu.com共通管理には、メールワイズのグループ情報が取り込まれ、組織として表示されます。

クラウド版 メールワイズのシステム設定には、グループに関するメニューは表示されません。

グループのアクセス権の設定は、そのままcybozu.com共通管理に移行されます。データ移行後に必要な設定はあ

りません。

メールワイズとサイボウズ Officeを移行する場合

パッケージ版のメールワイズとサイボウズ Officeに登録されていた情報は、データ移行を実施する順でcybozu.com

共通管理に取り込まれます。

12 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

組織情報の統合について

データ移行前

パッケージ版のメールワイズとサイボウズ Office側の両方に、グループ情報が設定されている例です。

データ移行後

cybozu.com共通管理には、データ移行を実施した順に、各グループの情報が組織の情報として取り込まれます。

先にパッケージ版 サイボウズ Officeのデータを移行した場合、サイボウズ Officeのグループ情報は、そのまま

cybozu.com共通管理に取り込まれます。

次に取り込まれるメールワイズのグループ情報は、「メールワイズの組織」として、まとめて表示され、各組織名の

後ろに「(MW)」が付加されます。

クラウド版のメールワイズ、およびサイボウズ Officeのシステム設定には、グループに関するメニューは表示されま

せん。

グループのアクセス権の設定は、そのままcybozu.com共通管理に移行されます。データ移行後に必要な設定はあ

りません。

取り込んだ組織情報を整理する場合は、次のページを参照してください。

13メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

組織情報の統合について

cybozu.com共通管理に取り込んだ組織を整理する - 16ページ

cybozu.com共通管理に設定済みの組織がある場合

お使いのサービスによって、取り込まれる組織情報が異なります。

cybozu.com共通管理の組織は、cybozu.com共通管理画面で[組織/ユーザー]をクリックすると確認できます。

メールワイズのみ移行する場合 - 14ページ

メールワイズとサイボウズ Officeを移行する場合 - 15ページ

メールワイズのみ移行する場合

メールワイズのグループ情報は、「メールワイズの組織」として、まとめてcybozu.com共通管理に取り込まれます。

データ移行前

パッケージ版 メールワイズでグループ情報が、cybozu.com共通管理側で組織情報が設定されています。

データ移行後

パッケージ版 メールワイズのグループが「メールワイズの組織」としてまとめて取り込まれ、各組織名の後ろに

「(MW)」が付加されます。

メールワイズのシステム設定には、グループに関するメニューは表示されません。

14 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

組織情報の統合について

メールワイズに設定していたグループのアクセス権の設定は、そのままcybozu.com共通管理に移行されます。デー

タ移行後に必要な設定はありません。

既存の組織情報と取り込んだメールワイズの組織情報を整理する場合は、次のページを参照してください。

cybozu.com共通管理に取り込んだ組織を整理する - 16ページ

メールワイズとサイボウズ Officeを移行する場合

各サービスに登録されているグループ情報は、データを移行した順でcybozu.com共通管理に取り込まれます。

データ移行前

メールワイズとサイボウズ Office側でグループ情報が、cybozu.com共通管理側で組織情報が設定されています。

データ移行後

cybozu.com共通管理には、データを移行した順で、各グループが組織として取り込まれます。

既にcybozu.com共通管理に組織が存在するため、メールワイズとサイボウズ Officeのグループ情報は、「サイボウ

15メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

組織情報の統合について

ズOffice の組織」、「メールワイズの組織」として取り込まれ、各組織名の後ろに「(OF)」や「(MW)」が付加されます。

クラウド版のメールワイズ、およびサイボウズ Officeのシステム設定には、グループに関するメニューは表示されま

せん。

メールワイズに設定していたグループのアクセス権の設定は、そのままcybozu.com共通管理に移行されます。デー

タ移行後に必要な設定はありません。

取り込んだ組織情報を整理する場合は、次のページを参照してください。

cybozu.com共通管理に取り込んだ組織を整理する - 16ページ

cybozu.com共通管理に取り込んだ組織を整理する

データ移行時に作成された組織名に「(MW)」がつく組織を、先にcybozu.com共通管理に設定していた組織と統合す

る場合の手順と注意事項を説明します。

例:

16 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

組織情報の統合について

• データ移行後は、パッケージ版 メールワイズから移行した、組織に対するアクセス権の情報が引

き継がれるため、そのまま利用できます。しかし、組織を整理する場合、組織の整理方法によって

は、ご利用中の各サービスで、組織を利用した設定がクリアされる恐れがあります。

組織を整理する際の注意 - 17ページ

組織を整理する流れ - 17ページ

組織を整理する - 18ページ

組織を整理する際の注意

「メールワイズの組織」に対して次の操作をする場合は、注意が必要です。

ユーザーに関する操作

ユーザーは削除しないでください。

次の操作のみ行います。ユーザー情報自体は操作しません。

• 組織情報の変更または削除

• 組織の所属ユーザーの変更

どの組織にどのユーザーが属しているかを、組織側から操作します

組織データの操作による影響範囲

組織情報の変更および削除の操作が影響する範囲は次の通りです。

• 組織名、組織の所属ユーザー、組織の階層の変更

◦ 組織と連動するデータの名前

◦ ユーザーやグループ選択時に表示される項目名(階層表示)

• 組織の削除

◦ 組織に対するアクセス権の設定が解除される

解除された設定は元に戻せません。

操作する際は、統合先の組織の設定が終わってから、統合元の組織を変更または削除します。

アクセス権の設定への影響

データ移行や、組織の整理に伴うアクセス権への影響は次のとおりです。

• パッケージ版 メールワイズで「ユーザー単位」で設定しているアクセス権

ユーザー情報は変更されないため、ユーザー単位の設定には影響ありません。

• パッケージ版 メールワイズの「グループ」に対するアクセス権

パッケージ版 メールワイズのグループが、cybozu.com共通管理の組織に取り込まれても、クラウド版 メールワ

イズのアクセス権や更新通知の設定に変更はありません。

ただし、cybozu.com共通管理に取り込まれたメールワイズの組織を削除すると、アクセス権を再設定する必要

があります。

組織を整理する流れ

「メールワイズの組織」配下の組織を、「cybozu.com共通管理」配下の組織として整理する場合の流れを説明しま

す。

17メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

組織情報の統合について

組織を整理する際は、必ず下記の流れに沿って操作してください。

操作する順番を誤ると、統合する組織に関するすべての設定が解除されます。

メールワイズ側で、「メールワイズの組織」配下の各組織で設定しているアクセス権を確認し

ます。

cybozu.com共通管理で、「メールワイズの組織」配下の組織に所属するユーザーを、目的の

「cybozu.com共通管理」配下の組織に移動します。

メールワイズ側で、「cybozu.com共通管理」配下の組織に対するアクセス権を再設定しま

す。

データ移行元のメールワイズと、データ移行先のメールワイズを比較して、設定が同じことを

確認します。

cybozu.com共通管理で、ステップ3まで完了した「メールワイズの組織」配下の組織を削除し

ます。

手動で1つずつ組織を削除します。

組織を整理する

「メールワイズの組織」配下の組織「役員(MW)」を、cybozu.com共通管理配下の組織「役員(以降、com役員)」に統

合する場合を例に説明します。

• 組織を整理する作業では、ユーザーを削除する必要はありません。

利用中の環境に応じて、組織の削除や、組織の所属ユーザーの変更を行います。

18 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

組織情報の統合について

• 一度削除した組織は、元に戻せません。

• 組織を削除すると、組織に対するアクセス権の設定や組織と連動するデータなど、組織に関する

すべての設定がクリアされます。

削除した組織と同じ組織コードを使って組織を追加しても、クリアされた設定は元に戻りません。

組織の整理が完了した状態で、スムーズに運用できることを十分確認してから組織を削除してく

ださい。

メールワイズで、「役員(MW)」のアクセス権の設定を確認し、メモします。

後の手順で確認した内容を利用するため、テキストファイルなどに情報を残しておくことを推奨します。

19メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

組織情報の統合について

◦ システム設定で確認するアクセス権

cybozu.com共通管理で、「役員(MW)」の所属ユーザーと「役員」の所属ユーザーを確認します。

所属ユーザーに差異がある場合は、手順3に進みます。

所属ユーザーに差異がない場合は、手順4に進みます。

20 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

組織情報の統合について

イメージ

所属ユーザーを変更します。

組織単位で変更する方法と、CSVファイルを使ってまとめて変更する方法があります。

下記のどちらかの方法で操作してください。

誤ってユーザーを削除しないように注意してください。

組織単位で変更する方法

1. cybozu.com共通管理で、[ユーザー/組織]をクリックし、「組織」のボックスの「役員」にカーソルを合わ

せ、[所属ユーザーの変更]をクリックします。

21メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

組織情報の統合について

2. 手順2で確認した「役員(MW)」の所属ユーザーを、「役員」の所属ユーザーに追加し、[保存]をクリックし

ます。

cybozu.comヘルプ:組織の所属ユーザーを変更する (https://help.cybozu.com/ja/general/admin/

divuser_set.html)

CSVファイルを使ってまとめて変更する方法

1. cybozu.com共通管理で、[ファイルへの書き出し]をクリックし、次の項目を設定します。

◦ ドロップダウンリストから、「ユーザーの所属組織」を選択します。  

◦ 先頭行に項目名を書き出す:項目を有効にします。  

◦ 文字コード:「日本語(Shift JIS)」を選択します。  

◦ 区切り文字:「カンマ」を選択します。

2. [書き出す]をクリックし、Webブラウザーのファイル保存機能を使って、ファイルを保存します。

保存したファイルは、バックアップデータとして別途保管してください。

3. CSVファイル上で、「役員(MW)」の所属ユーザーを「役員」の所属ユーザーに編集し、保存します。

ファイル名を変更して保存する場合は、ファイルの種類に「CSV(カンマ区切り)(*.csv)」を選択します。

22 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

組織情報の統合について

cybozu.comヘルプ:ユーザーの所属組織を読み込むファイルのフォーマット (https://

help.cybozu.com/ja/general/admin/format_org_member.html)

4. cybozu.com共通管理で、[ファイルからの読み込み]をクリックし、次の項目を設定します。

◦ ファイルから読み込む項目:「ユーザーの所属組織」を選択します。

◦ ファイル:手順3で保存したファイルを選択します。

◦ 先頭行をスキップする:項目を有効にします。

◦ 文字コード:「Shift JIS」を選択します。

◦ 区切り文字:「カンマ」を選択します。

5. 「プレビュー」欄で、データの誤りなどがないか確認し、[読み込む]をクリックします。

「プレビュー」欄には、ファイルの先頭から5行分のデータが表示されます。

6. 「読み込み結果の確認」で処理状況を確認します。

「エラー」が表示されている場合は、ファイルの読み込みに失敗しています。表示された内容にしたが

って、読み込むファイルの内容を確認してください。

23メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

組織情報の統合について

7. 「組織とユーザーの設定」画面で、「役員」の所属ユーザーが正しく設定されていることを確認します。

メールワイズ側で、「役員」に対し、手順1で確認した内容でアクセス権を再設定します。

手順4のアクセス権が正しく設定されていることを確認し、メールワイズの運用に支障がないことを十分に確認

します。

cybozu.com共通管理で、「役員(MW)」を削除します。

cybozu.com ヘルプ:組織の変更や削除をする (https://help.cybozu.com/ja/general/admin/

edit_division.html)

誤ってユーザーを削除しないように注意してください。

24 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

組織情報の統合について

データ移行ツールを使用する

「cybozu.comデータ移行ツール for サイボウズ メールワイズ」(以降、MWデータ移行ツール)を使用すると、次のデ

ータをクラウド版のメールワイズに移行できます。

• パッケージ版 メールワイズのデータ

• ローカルコンピューターに保存されているメールデータ

Mozilla Thunderbirdなどのメールソフトで保存したメールデータ

一度の作業で移行できるのは、上記データのどちらか一方です。

移行するデータの種類によって、操作手順が異なります。

移行先のクラウド版 メールワイズで「組織の事前設定」を作成していると、データ移行ツールは使用できません。

確認方法や詳細は、次のページを参照してください。

クラウド版 メールワイズでの準備:「組織の事前設定」の状態を確認する - 44ページ

データ移行のイメージ

25メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データ移行ツールを使用する

作業の流れ - 26ページ

作業の前に確認すること - 27ページ

作業の流れ

次のステップで作業します。

データ移行ツールの動作環境や、移行するデータの内容などを確認します。

作業の前に確認すること - 27ページ

移行元の環境で次の作業を行います。

パッケージ版から移行する場合

パッケージ版 メールワイズで次の設定をします。

移行するユーザー数を確認する - 37ページ

メールワイズのバージョンを確認する - 37ページ

ユーザー情報連携を解除する - 38ページ

ログインに関する設定を確認する - 39ページ

メールサーバーにメールを残す - 40ページ

POP before SMTPを無効にする - 40ページ

ローカルコンピューターからメールデータを移行する場合

移行するローカルコンピューターで次の設定をします。

移行するメールをEML形式に変換する - 41ページ

移行するメールフォルダーのアクセス権を確認する - 41ページ

クラウド版 メールワイズで次の設定をします。

クラウド版 メールワイズの試用を申し込む - 42ページ

Administratorを有効にする - 42ページ

準備したクラウド版の申し込みユーザーのログイン名を変更する - 44ページ

サブドメインを確認する

- 44ページ

「組織の事前設定」の状態を確認する

- 44ページ

cybozu.com共通管理でデータ移行を許可する - 45ページ

最新のMWデータ移行ツールをダウンロードします。

パッケージ版から移行する場合

最新のMWデータ移行ツールをサーバーにダウンロードします。

MWデータ移行ツールを入手する - 45ページ

ローカルコンピューターからメールデータを移行する場合

最新のMWデータ移行ツールをローカルコンピューターにダウンロードします。

MWデータ移行ツールを入手する - 45ページ

26 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データ移行ツールを使用する

MWデータ移行ツールを実行します。

データを移行する - 47ページ

データ移行完了のメールを受信します。

クラウド版 メールワイズの試用を申し込む - 42ページで登録したメールアドレスにデータ

移行完了のメールが送信されます。

メールを受信できれば、データの移行は完了です。

cybozu.com共通管理で、データ移行の許可を解除します。

データ移行後の最初の作業:cybozu.com共通管理での設定 - 67ページ

クラウド版 メールワイズで、移行したデータを確認し、必要な項目を設定します。

データ移行後の最初の作業:クラウド版 メールワイズでの作業 - 68ページ

作業の前に確認すること

MWデータ移行ツールを使用する前に確認が必要な項目は、次のとおりです。

動作環境と移行可能なデータ量 - 27ページ

パッケージ版 メールワイズの環境ごとの確認事項 - 29ページ

パッケージ版 メールワイズから移行できるデータ - 29ページ

ローカルコンピューターから移行できるデータ - 30ページ

移行によって更新されるデータ - 31ページ

443ポートの開放 - 36ページ

動作環境と移行可能なデータ量

作業の前に、MWデータ移行ツールの動作環境と、移行できるデータの量を確認します。

動作環境 - 27ページ

移行可能なデータ量 - 28ページ

動作環境

クラウド版 メールワイズの動作環境

パッケージ版の動作環境と異なります。

詳細は、次のページを参照してください。

cybozu.com:動作環境 (https://www.cybozu.com/jp/service/requirements.html)

27メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データ移行ツールを使用する

MWデータ移行ツールの動作環境

動作環境以外でMWデータ移行ツールを使用すると、エラーが発生する場合があります。

詳細は、次のページを参照してください。

製品サイト:動作環境 (https://mailwise.cybozu.com/product/package/environment.html)

メールワイズ/サイボウズ Office/Garoonの各データをクラウド版に移行する場合

各製品によって、必要なデータ移行ツールは異なります。製品にあった正しいデータ移行ツールを使用してくださ

い。

また、3製品のデータは、同時進行でクラウド版に移行できません。

必ず1つの製品のデータ移行が完了してから、次の製品のデータを移行してください。

プロキシ経由でMWデータ移行ツールを実行する場合

環境変数を設定する必要があります。詳細は次のページを参照してください。

よくあるご質問:プロキシサーバーを経由し「メールワイズ on cybozu.com(クラウド版)」にアクセスしている環境

でも、データ移行ツールを利用できますか? (https://faq.cybozu.info/alphascope/cybozu/web/mailwise5/

Detail.aspx?id=389)

Linux環境でMWデータ移行ツールを実行する場合

注意事項は、次のとおりです。

• cURLのバージョンやビルドオプション

cURLのバージョンやビルドオプションによっては、2GB以上のデータを移行できない場合があります。

次のコマンドを使用して、データを移行できるかどうかを確認します。

◦ コマンド: $ curl –V

実行結果の「Features:」に「Largefile」が表示される場合のみ、2GB以上のデータを移行できます。

最新のcURLにバージョンアップしてから、MWデータ移行ツールを実行してください。

移行可能なデータ量

MWデータ移行ツールを使用して移行できるデータ量の目安は、100GBです。

移行するデータ量が100GBを超える場合は、エラーメッセージが表示され、MWデータ移行ツールが終了します。

移行するデータ量が100GBを超える場合は、次の「よくあるご質問」を参照して、対応方法を確認してください。

• パッケージ版 メールワイズのデータを移行する場合:

よくあるご質問:データ移行ツールで、パッケージ版「メールワイズ」のデータ移行時、クラウド版「メールワイ

ズ」へ移行するデータが100GBを超えています。どうすればいいですか? (https://faq.cybozu.info/

alphascope/cybozu/web/mailwise5/Detail.aspx?id=2328)

• ローカルコンピュータにあるメールデータを移行する場合:

よくあるご質問:データ移行ツールで、メールデータを移行時、クラウド版「メールワイズ」へ移行するデータ

が100GBを超えています。どうすればいいですか? (https://faq.cybozu.info/alphascope/cybozu/web/

mailwise/Detail.aspx?id=2329)

また、サーバーマシンのスペックやネットワーク環境によって、処理に時間がかかる場合があります。

移行時間の目安を、次のページで公開しています。

28 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データ移行ツールを使用する

クラウド版へのデータ移行時間の目安 (http://cs.cybozu.co.jp/migrationtime.php)

パッケージ版 メールワイズの環境ごとの確認事項

お使いのパッケージ版 メールワイズの運用環境に応じて、次の項目を確認します。

ローカルコンピューターのメールデータを移行する場合は、この確認は不要です。

お客様所有のサーバーまたはレンタルサーバーで、パッケージ版 メールワイズを運用している場合

MWデータ移行ツールを使用したデータ移行は、次のユーザーで行います。

• Windows環境:

インストール先のサーバーのAdministrator権限を持つユーザー

• Linux環境:

root権限を持つユーザー

データ移行の操作をすると、レンタルサーバーに負荷がかかる恐れがあります。データを移行する前に、レンタルサ

ーバー業者にデータの移行が可能かどうかを確認してください。

レンタルサーバーでデータ移行ツールを使用することが難しい場合

次の方法でデータを移行してください。

移行するデータを確認します。

パッケージ版 メールワイズから移行できるデータ - 29ページ

レンタルサーバーから、手順1で確認したデータをお客様のローカル環境にダウンロードします。

お客様のローカル環境にパッケージ版 メールワイズの環境を構築し、手順2のデータをリストアします。

メールワイズ 5:データをリストアする (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise5/admin/

maintenance.html#anchor06)

メールワイズ 4:データをリストアする (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise4/system/buckup.html#02)

メールワイズ 3:バックアップを復旧するには? (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise3/system/

system_ref_backup.html#2)

手順3の環境でMWデータ移行ツールを起動し、データを移行します。

パッケージ版 メールワイズから移行できるデータ

パッケージ版 メールワイズから移行できるデータは、移行元のメールワイズのバージョンによって異なります。

ローカルコンピューターのメールデータを移行する場合は、この確認は不要です。

メールワイズ 3 / 4 メールワイズ 5

移行できるデータとファイル • (インストールディレクトリ

ー)/mw/data

• (インストールディレクトリ

ー)/mw/back[ID]

• (データディレクトリー)/mw/

data

• (データディレクトリー)/mw/

back[ID]

29メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データ移行ツールを使用する

• (インストールディレクトリ

ー)/mw/dlsrc

• (インストールディレクトリ

ー)/mw/file

• (データディレクトリー)/mw/

dlsrc

• (データディレクトリー)/mw/

file

移行できないデータとファイル 上記のデータのうち、次のデータ

とファイルは移行しません。

• data/check

• data/.htaccess

• file/.htaccess

• file/logs

• file/mail[ID]/rlog.txt

• file/mail[ID]/slog.txt

上記のデータのうち、次のデータ

とファイルは移行しません。

• data/check

• data/.htaccess

• file/.htaccess

• file/logs

ファイル構成 メールワイズ 4:ファイル構成

(https://manual.cybozu.co.jp/

mailwise4/system/

file_composition.html)

メールワイズ 3:ファイル構成

表 (https://

manual.cybozu.co.jp/

mailwise3/system/

system_ref_files.html)

メールワイズ 5:ファイル構成

(https://manual.cybozu.co.jp/

mailwise5/admin/

file_composition.html)

ローカルコンピューターから移行できるデータ

パッケージ版 メールワイズのデータを移行する場合は、この確認は不要です。

ローカルコンピューターのMicrosoft Outlookなどに保存している、次のメールデータを移行できます。

• 受信メール

• 送信メール

メールデータは、EML形式である必要があります。

EML形式以外のメールデータは、EML形式に変換してから移行します。

変換の方法は次の項目を参照してください。

移行するメールをEML形式に変換する - 41ページ

• 次の条件にあてはまるメールデータは移行できない場合があります。

◦ ファイルのパス(ファイル名含む)が長い

◦ ファイルのパスに日本語やハイフンが含まれている

◦ フォルダー名に半角スペースが含まれている

該当する場合、フォルダー名やファイル名を変更してから、メールデータを移行してください。

30 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データ移行ツールを使用する

• クラウド版 メールワイズにメールデータを移行すると、メールに付属するアカウント情報が無効に

なります。

移行したメールデータは、アカウントをキーワードにして検索できなくなります。

• 移行したメールデータは、クラウド版 メールワイズで「処理済み」となります。

移行によって更新されるデータ

データを移行すると、クラウド版のデータが更新されたり、削除されたりします。

ここでは、パッケージ版のユーザー情報やパスワード、組織情報などのデータが、移行時にどのように扱われるか

を説明します。

クラウド版のデータ - 31ページ

ユーザー情報とパスワード - 31ページ

組織情報 - 32ページ

クライアント証明書 - 36ページ

クラウド版のデータ

データを移行すると、移行先のクラウド版のデータは、移行元のパッケージ版のデータで上書きされます。

このため、データを移行する前にクラウド版に登録しているデータは削除されます。

すでにクラウド版の運用を開始している場合は、データを移行する前に、必要なデータをCSVファイルに書き出しま

す。

ユーザー情報とパスワード

ローカルコンピューターのメールデータを移行する場合は、この確認は不要です。

データを移行すると、パッケージ版のユーザー情報がcybozu.com共通管理に取り込まれます。

クラウド版のメールワイズを使用開始していて、パッケージ版とcybozu.com共通管理に同じログイン名のユーザー

が存在する場合、パッケージ版のデータでcybozu.com共通管理のユーザー情報を更新するかどうかを選択できま

す。

• パスワードについて

パッケージ版のデータを使ってクラウド版のユーザー情報を更新する場合、クラウド版のパスワー

ドは、パッケージ版のパスワードで更新されます。クラウド版への初回ログインには、パッケージ

版のパスワードを入力します。ただし、パスワード入力後に新しいパスワードの再設定が必要で

す。

パッケージ版のデータを使ってクラウド版のユーザー情報を更新しない場合、クラウド版のパスワ

ードはパッケージ版のパスワードでは更新されません。移行前からクラウド版をお使いのユーザ

ーが、移行後のクラウド版に初回ログインする際には、移行前にクラウド版で使用していた従来の

パスワードを入力します。

cybozu.com共通管理の「ユーザー情報」に統合される情報と、移行できない情報

31メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データ移行ツールを使用する

移行元:

パッケージ版 メールワイ

移行先:

cybozu.com共通管理

統合される情報

名前 → 表示名

メールアドレス → Emailアドレス

連絡先 → 連絡先

移行できない情報

画像 × 移行できません

メモ × 移行できません

最初に表示する組織 × 移行できません

組織情報

データを移行すると、パッケージ版に登録されていた組織情報がcybozu.com共通管理に取り込まれます。

cybozu.com共通管理の「組織情報」に統合される情報 - 32ページ

cybozu.com共通管理での組織の表示について - 33ページ

MWデータ移行ツールを複数回実行する場合の注意 - 34ページ

cybozu.com共通管理の「組織情報」に統合される情報

パッケージ版の組織情報は、cybozu.com共通管理に次のように取り込まれます。

移行元:

パッケージ版 メールワイズ

移行先:

cybozu.com共通管理

組織名(旧:グループ名)

• 組織名

• 組織コード

組織情報を識別するためのコ

ードです。

メールワイズ側のグループID

をもとに、システムが自動的

に設定します。

組織コードを変更すると、デ

ータ移行ツールの実行時に、

メールワイズから移行した組

織が重複して追加される恐れ

があります。

32 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データ移行ツールを使用する

設定された組織コードは変更

しないでください。

組織名(旧:グループ名)の所属ユ

ーザーの情報

どのグループにどのユーザーが

所属しているかの情報です。

→ 組織の所属ユーザーの情報

cybozu.com共通管理での組織の表示について

cybozu.com共通管理の組織は階層化できますが、データ移行に伴い追加された組織は並列で表示されます。

これは、移行元のパッケージ版 メールワイズの組織情報が階層表示に対応していないためです。

ただし、移行前にcybozu.com共通管理に組織が登録されていたかどうかで、追加された組織が表示される状態が

異なります。

cybozu.com共通管理に組織を設定していない場合

移行元の組織情報は、そのまま移行先のcybozu.com共通管理に取り込まれます。

組織コードは、組織IDを元に生成されます。

cybozu.com共通管理に組織を設定している場合

移行元の組織情報は「メールワイズの組織」として、組織名の後ろに「(MW)」が付加されて、cybozu.com共通管理

に取り込まれます。

33メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データ移行ツールを使用する

• cybozu.com共通管理の組織名に設定できる文字数は、組織名に付加される「(MW)」を含め、128

文字までです。

128文字を超えると、組織名が途中までしか表示されません。

移行元で組織名を124文字以内にしておくか、移行後に組織名を編集し、文字数を減らしてくださ

い。

• 組織やユーザーを管理する機能の違いや注意事項は、次のページで案内しています。

組織情報の統合について - 4ページ

MWデータ移行ツールを複数回実行する場合の注意

MWデータ移行ツールを試験的に実行したり、エラーの発生により再度実行するなど、MWデータ移行ツールを複数

回実行する場合の注意事項を説明します。

データの移行では、移行元と移行先で組織コードが同一であれば、同じ組織と見なします。

cybozu.com共通管理側で組織コードを変更しない限り、MWデータ移行ツールを複数回実行しても、組織が重複して

追加されることはありません。

次の場合は、注意が必要です。

34 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データ移行ツールを使用する

• 前回のデータ移行後、移行元のパッケージ版 メールワイズで組織名や所属ユーザーを変更した

• 前回のデータ移行で取り込んだ組織の組織コードを、移行先のcybozu.com共通管理で変更した

前回のデータ移行後、移行元のパッケージ版 メールワイズで組織名や所属ユーザーを変更した場合

移行元と移行先で組織コードが同一の組織は、次のようにデータが移行されます。

• 組織名:

組織名の変更は、MWデータ移行ツールでは移行されません。

パッケージ版の組織名を変更した場合は、手動でcybozu.com共通管理の組織名を更新する必要があります。

• 組織に所属するユーザー:

前回のデータ移行時から、追加された所属ユーザーのみ、cybozu.com共通管理に移行されます。所属ユーザ

ーの変更や削除は、cybozu.com共通管理を操作して行います。

移行ツール実行1回目 移行ツール実行2回目

35メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データ移行ツールを使用する

前回のデータ移行で取り込んだ組織の組織コードを、移行先のcybozu.com共通管理で変更した場合

次回のデータ移行で新規の組織として移行先に追加されます。

クライアント証明書

セキュアアクセスのクライアント証明書は継続して使用できます。データを移行しても、クライアント証明書を更新す

る必要はありません。

cybozu.comヘルプ:セキュアアクセスを設定する (https://jp.cybozu.help/general/ja/admin/list_security/

list_secureaccess/secureaccess.html)

443ポートの開放

クラウド版の環境(cybozu.com)には、443ポートでアクセスします。

そのため、データを移行する前に、お客様のサーバーマシンやファイアウォールなどのネットワーク機器で「443ポー

ト」を開放する必要があります。

ポート開放の手順は、移行元製品でお使いのサーバーの管理者やネットワーク管理者にお問い合わせください。

36 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データ移行ツールを使用する

各環境での準備

各環境でデータ移行の準備をします。

パッケージ版 メールワイズでの準備 - 37ページ

ローカルコンピューターでの準備 - 41ページ

クラウド版 メールワイズでの準備 - 42ページ

MWデータ移行ツールを入手する - 45ページ

パッケージ版 メールワイズでの準備

パッケージ版 メールワイズで必要な準備を説明します。

ローカルコンピューターのメールデータを移行する場合は、この準備は不要です。

移行するユーザー数を確認する - 37ページ

メールワイズのバージョンを確認する - 37ページ

ユーザー情報連携を解除する - 38ページ

ログインに関する設定を確認する - 39ページ

メールサーバーにメールを残す - 40ページ

POP before SMTPを無効にする - 40ページ

移行するユーザー数を確認する

MWデータ移行ツールを使ってクラウド版 メールワイズに移行できるユーザー数は、300人以下を想定しています。

移行するユーザー数が300人を超える場合は、サイボウズまでお問い合わせください。

よくあるご質問: テクニカルサポートへの問い合わせ方法を教えてください。 (https://faq.cybozu.info/

alphascope/cybozu/web/mailwise5/Detail.aspx?id=443)

メールワイズのバージョンを確認する

移行元のメールワイズのバージョンを確認し、必要に応じてバージョンアップしてください。

MWデータ移行ツールを使用してデータを移行できるバージョン

• メールワイズ 5

• メールワイズ 4

• メールワイズ 3

37メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

各環境での準備

データ移行の前にバージョンアップが必要なバージョン

次のバージョンを使用している場合、メールワイズ 3以降にバージョンアップしてからMWデータ移行ツールを使用し

ます。

• メールワイズ 2

• メールワイズ 1

Windows環境:

「メールワイズ Ver.2.X」から「メールワイズ Ver.3.X」にバージョンアップする場合 (https://manual.cybozu.co.jp/

mailwise3/install/verup_win.html#v2)

「メールワイズ Ver.1.X」から「メールワイズ Ver.3.X」にバージョンアップする場合 (https://manual.cybozu.co.jp/

mailwise3/install/verup_win.html#v1)

Linux/UNIX環境:

「メールワイズ Ver.2.X」から「メールワイズ Ver.3.X」にバージョンアップする場合 (https://manual.cybozu.co.jp/

mailwise3/install/verup_unix.html#v2)

「メールワイズ Ver.1.X」から「メールワイズ Ver.3.X」にバージョンアップする場合 (https://manual.cybozu.co.jp/

mailwise3/install/verup_unix.html#v1)

• バージョン 3以前のメールワイズをメールワイズ 5にバージョンアップする場合、ライセンスの状態

が試用版になります。

60日間の試用期間中にデータを移行すれば、メールワイズ 5のライセンスは必要ありません。

ユーザー情報連携を解除する

パッケージ版 サイボウズ Officeとユーザー情報連携を設定している場合は、次の手順で連携を解除する必要があ

ります。

• ユーザー情報連携を解除すると、パッケージ版 メールワイズの組織(旧:グループ)に対するアク

セス権の設定が無効になります。

ユーザー情報連携を解除した場合は、データ移行後に、クラウド版 メールワイズで、アクセス権を

再設定する必要があります。

よくあるご質問:「サイボウズ Office」とユーザー情報を連携していますが、ユーザー情報連携

を解除した場合どうなりますか? (https://faq.cybozu.info/alphascope/cybozu/web/

mailwise5/Detail.aspx?id=774)

システム設定画面で、[ユーザー] > [サイボウズ(R)Officeシリーズとのユーザー情報の連携]の順にクリックし

ます。

「サイボウズ(R)Officeシリーズとユーザー情報を連携しない」を選択し、 設定する をクリックします。

サイボウズ製品とユーザー情報を連携する (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise5/admin/

user.html#anchor011)

38 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

各環境での準備

ログインに関する設定を確認する

クラウド版 メールワイズでは、ログイン時に「ログイン名」と「パスワード」の入力が必要です。

データ移行を開始する前に、パッケージ版 メールワイズで、次の2点を確認します。

• ログイン名とパスワードを設定している。

• ログイン方法を「ログイン名を入力する」に設定している。

ログイン名とパスワードが設定されていることを確認する

移行先のクラウド版のメールワイズでは、ログイン名とパスワードを使用してログインします。

移行元のパッケージ版のメールワイズで、ログイン名とパスワードが設定されていない場合は、移行元のメールワイ

ズで、ログイン名とパスワードを設定し、移行を実施します。

メールワイズ 5:ユーザー情報を変更する (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise5/admin/user.html#anchor013)

メールワイズ 4:ユーザーを変更する (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise4/system/user.html#03)

メールワイズ 3:ユーザー情報を変更する (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise3/system/

system_user_set.html#2)

CSVファイルを使って、一括でログイン名とパスワードを設定することもできます。

• ログイン名の設定時の注意

◦ すべてのユーザーにログイン名を設定し、他のどのユーザーとも重複しないログイン名を設

定する。

◦ / ¥ [ ] " : ; | < > + = , ? *の文字を使用しない。

◦ ログイン名を100文字以下で設定する。

クラウド版に移行したあとは、100文字以上のログイン名を設定することも可能です。

◦ ログイン名の前後から空白を削除する。

半角全角に関わらず、ログイン名の前後に空白がないようにする必要があります。

パッケージ版 メールワイズのログイン方法を確認する

ログイン方法を「ログイン名を入力する」に設定します。

まず、現在のログイン方法が、次のどの方法に設定されているかを確認します。

• ログイン名を入力するログイン方法

39メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

各環境での準備

• 組織と名前を選択するログイン方法

ログイン方法を「ログイン名を入力するログイン方法」に変更する

ログイン方法を「ログイン名を入力する」に変更すると、ログイン名が設定されていないユーザーはログインできなく

なります。ユーザーのログイン名を設定してから、ログイン方法を変更してください。

次のページを参照してください。

メールワイズ 5:ログイン方法を変更する (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise5/admin/

management.html#anchor081)

メールワイズ 4:ログイン方法を変更する (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise4/system/loginmethod.html)

メールワイズ 3:ログイン方法の設定 (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise3/system/system_login.html)

メールサーバーにメールを残す

移行先のクラウド版では、データを移行した直後から、メールの自動受信が開始されてしまいます。

移行元と移行先のメールワイズでメールデータに差分がでないよう、データ移行の前に、移行元に登録しているす

べてのメールアカウントで「受信メールサーバーにメールを残す」設定が必要です。

次のページを参照してください。

メールワイズ 5:メールアカウントの情報を変更する (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise/admin_app/mail/

basic.html#anchor032)

メールワイズ 4:メールアカウントを変更する (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise4/system/mail/

mailaccount.html#012)

メールワイズ 3:メールアカウント情報を変更する (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise3/system/

system_mail_account_set.html#2)

移行元のメールアカウントで上記の設定をしていれば、「受信メールサーバーにメールを残す」設定が移行先にも引

き継がれます。

クラウド版にデータが移行できたことを確認した後、移行先で「受信メールサーバーにメールを残す」設定を解除して

ください。

POP before SMTPを無効にする

クラウド版のメールワイズにデータを移行する前に、パッケージ版のメールワイズでPOP before SMTPの設定が無

効になっていることを確認します。

設定が有効になっていると、データを移行できません。

メールワイズ 5:メールサーバーを設定する (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise5/admin/mailserver.html)

メールワイズ 4:メールサーバーを設定する (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise4/system/mailserver.html)

メールワイズ 3:メールサーバーの設定 (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise3/system/

system_mailserver.html)

40 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

各環境での準備

ローカルコンピューターでの準備

移行するメールデータで必要な準備を説明します。

パッケージ版 メールワイズのデータを移行する場合は、この準備は不要です。

移行するメールをEML形式に変換する - 41ページ

移行するメールフォルダーのアクセス権を確認する - 41ページ

移行するメールをEML形式に変換する

MWデータ移行ツールは、EML形式のメールデータのみに対応しています。

移行するメールデータをEML形式のメールソースファイルに変換してから、データを移行する必要があります。

EML形式とは

Mozilla Thunderbird(以下、Thunderbird)などで使われる、標準的なメールのファイル形式です。1メールが1ファイル

になります。

EML形式に変換する方法は、お使いのメールソフトによって異なります。

• 次の条件にあてはまるメールデータは移行できない場合があります。

◦ ファイルのパス(ファイル名含む)が長い

◦ ファイルのパスに日本語やハイフンが含まれている

◦ フォルダー名に半角スペースが含まれている

該当する場合、フォルダー名やファイル名を変更してから、メールデータを移行してください。

メールをEML形式に変換する

ここでは、Thunderbirdの場合を例に手順を説明します。

ローカルコンピューターの任意の場所に、一時フォルダーを作成します。

Thunderbirdを起動し、メールワイズにインポートするメールをドラッグアンドドロップで手順1のフォルダーに移

動します。

フォルダーに移動したメールは、自動的にEML形式に変換され、メールの件名に「.eml」という拡張子が付いた

ファイルになります。

クラウド版に移行する際に、メールデータのファイル名が長いと、正常に移行できない場合があります。

ファイル名が長い場合は、短いファイル名に変更してから、メールデータを移行してください。

移行するメールフォルダーのアクセス権を確認する

アクセス権限のないメールフォルダ—は正常に移行できません。アクセス権が正しく設定されているか、確認してくだ

さい。

41メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

各環境での準備

サポートガイド:製品を利用するために必要なアクセス権の設定 (https://jp.cybozu.help/ja/settings/kantan/

access.html)

クラウド版 メールワイズでの準備

クラウド版 メールワイズの試用を申し込み、データの移行を許可します。

クラウド版 メールワイズの試用を申し込む - 42ページ

Administratorを有効にする - 42ページ

準備したクラウド版の申し込みユーザーのログイン名を変更する - 44ページ

サブドメインを確認する - 44ページ

「組織の事前設定」の状態を確認する - 44ページ

cybozu.com共通管理でデータ移行を許可する - 45ページ

クラウド版 メールワイズの試用を申し込む

クラウド版 メールワイズの環境が用意されていない場合は、メールワイズのクラウド版の試用を申し込む必要があ

ります。

クラウド版 メールワイズの試用を申し込む手順は、次のページを参照してください。

クラウド版 メールワイズの試用/購入方法 (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise_cloud/

for_mw_cloud.html#anchor01)

Administratorを有効にする

データ移行には、クラウド版独自のユーザー「Administrator」を使用する必要があります。

試用または購入直後のクラウド版では、Administratorが無効にされているため、設定を有効にします。

• Administratorは利用ユーザーや課金対象にカウントされないため、データ移行完了後でも、

Administratorは有効のままで問題ありません。

クラウド版の試用または購入を申し込んだメールアカウントとパスワードで、準備したクラウド版「https://(サブ

ドメイン名).cybozu.com/admin/」にアクセスします。

cybozu.com共通管理の画面左側のメニューで、「ユーザー管理」の[組織/ユーザー]をクリックします。

Administratorの編集ボタン をクリックし、「ユーザー情報の編集」画面を開きます。

使用状態の[停止中]をクリックし、[使用中]に変更します。

42 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

各環境での準備

[パスワードの変更]をクリックし、パスワードを変更します。

設定内容を確認し、[保存]をクリックします。

「組織とユーザーの設定」画面で、Administratorが使用中になっていることを確認します。

43メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

各環境での準備

準備したクラウド版の申し込みユーザーのログイン名を変更する

ローカルコンピューターのメールデータを移行する場合は、この準備は不要です。

準備したクラウド版では、申し込んだユーザーのメールアカウントが、表示名とログイン名に登録されています。

しかし、このままでは、移行元のログイン名と異なるため、申し込んだユーザーのデータが正しく移行できません。移

行を開始する前に、移行先のクラウド版でログイン名を修正する必要があります。

【佐藤 昇さんがクラウド版を準備している場合の例】

ユーザー情報の変更は、次のヘルプを参照してください。

cybozu.comヘルプ:ユーザー情報を編集する (https://jp.cybozu.help/general/ja/admin/list_useradmin/

list_user/edit_user.html)

サブドメインを確認する

MWデータ移行ツールを起動する前に、お使いのクラウド版のサブドメインを確認してください。

• サブドメイン

準備したクラウド版 メールワイズのURLで確認できます。

「組織の事前設定」の状態を確認する

試用環境または購入済みの環境のcybozu.com共通管理で、「組織の事前設定」の状態を確認します。

確認方法は、次のヘルプを参照してください。

cybozu.comヘルプ:事前設定の状態を確認する (https://jp.cybozu.help/general/ja/admin/list_useradmin/

list_page_sandbox/list_page_sbstate.html)

44 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

各環境での準備

「組織の事前設定」でデータが作成されていない場合

データ移行ツールを使用できます。

「組織の事前設定」でデータが作成されている場合

データ移行ツールは使用できません。

次のいずれかの対応が済むと、データ移行ツールを使用できます。

• 組織の事前設定を運用中の組織に反映する

• 指定していた日時に、組織の事前設定が反映される

• 組織の事前設定を削除する

cybozu.com共通管理の「組織の事前設定」の詳細については、次のヘルプを参照してください。

cybozu.comヘルプ:組織の事前設定 (https://jp.cybozu.help/general/ja/admin/list_useradmin/

list_page_sandbox.html)

cybozu.com共通管理でデータ移行を許可する

試用環境または購入済みの環境のcybozu.com共通管理で、データ移行を許可します。

Webブラウザーを起動し、https://***.cybozu.com/にアクセスします。

次のユーザーでクラウドサービスにログインします。

◦ ログイン名:準備したクラウド版の申し込みユーザーのログイン名

初回登録のメールアドレスからログイン名を変更している場合は、

変更後のログイン名でログインしてください。

準備したクラウド版の申し込みユーザーのログイン名を変更する - 44ページ

◦ パスワード:準備したクラウド版の申し込みユーザーのパスワード

ログイン後、表示された画面で、[cybozu.com共通管理]をクリックします。

システム管理の[データ移行の許可]をクリックします。

「データ移行の許可」画面で、「パッケージ版サイボウズ メールワイズからのデータ移行を許可する」を選択

し、[保存]をクリックします。

MWデータ移行ツールを入手する

次のWebサイトから最新バージョンのMWデータ移行ツールをダウンロードしてください。

製品サイト:データ移行ツールダウンロード (https://mailwise.cybozu.co.jp/exist/migration/)

バージョンが古いMWデータ移行ツールを使用すると、エラーが発生します。

各環境での準備が完了し、MWデータ移行ツールを入手したら、データを移行します。

詳細は、次のページを参照してください。

45メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

各環境での準備

データを移行する - 47ページ

46 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

各環境での準備

データを移行する

使用している環境に合わせて、データを移行します。

データ移行にかかる時間の目安として、過去の実績を次のページで公開しています。

クラウド版へのデータ移行時間の目安 (http://cs.cybozu.co.jp/migrationtime.php)

• MWデータ移行ツールは、パッケージ版のデータ、またはローカルコンピューターのメールデータを

クラウド版に移行するためのツールです。すでに運用されているクラウド版のデータに、移行する

データをマージすることはできません。

また、クラウド版 メールワイズのデータをパッケージ版に移行することもできません。

• 移行先のクラウド版のデータはパッケージ版のデータで更新されます。クラウド版に登録されてい

るデータは削除されます。

移行によって更新されるデータ - 31ページ

• データの移行処理に想定以上の時間が掛かる場合やエラーが解除されない場合は、MWデータ

移行ツールを途中で終了できます。詳細は次のページを参照してください。

MWデータ移行ツールを途中で終了するには - 65ページ

• 移行前のパッケージ版で、メールアプリケーションをほかのメールスペースに移動している場合、

MWデータ移行ツールを実行すると、メールアドレスを元にメールと顧客情報の紐づけが再度行わ

れます。

そのため、 メールと顧客情報の紐づけを手動で変更していた場合 (https://manual.cybozu.co.jp/

mailwise/user_app/mail/mail_info.html#anchor021) なども、クラウド版への移行時に、メールと顧

客情報がメールアドレスを元に再度紐づけされるので、ご注意ください。

Windows環境の場合 - 47ページ

Linux環境の場合 - 55ページ

migration_error.logを確認する - 63ページ

エラーへの対処 - 63ページ

MWデータ移行ツールを途中で終了するには - 65ページ

Windows環境の場合

Windows環境のデータをクラウド版 メールワイズに移行します。

パッケージ版 メールワイズのデータを移行する - 48ページ

ローカルコンピューターのメールデータを移行する - 51ページ

47メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データを移行する

パッケージ版 メールワイズのデータを移行する

次の場合を例に説明します。

• メールワイズのバージョン: メールワイズ 5

• インストール識別子: cbmw

• Webサーバー: IIS

データを移行する準備が整っていることを確認します。

作業の前に確認すること - 27ページ

各環境での準備 - 37ページ

移行元のパッケージ版のファイル構成を確認します。

メールワイズ 5:ファイル構成 (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise5/admin/file_composition.html)

メールワイズ 4:ファイル構成 (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise4/system/file_composition.html)

メールワイズ 3:ファイル構成表 (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise3/system/system_ref_files.html)

最新のMWデータ移行ツールを入手します。

製品サイト:データ移行ツールダウンロード (https://mailwise.cybozu.co.jp/exist/migration/)

移行元の環境で、ダウンロードした「mw-migration-1.x.x-windows.zip」を任意のフォルダーに保存し、解凍しま

す。

解凍した「migration」フォルダー内にあるMWデータ移行ツール「migration.bat」を右クリックし、[管理者として実

行]をクリックします。

MWデータ移行ツールが起動します。

EnterキーまたはSpaceキーを押して、製品の使用許諾契約書を確認します。

◦ 使用許諾契約書に同意する場合: 「Y」を入力してEnterキーを押します。

◦ 使用許諾契約書に同意しない場合: 「N」を入力してEnterキーを押し、MWデータ移行ツールを終了しま

す。

「0」を入力し、Enterキーを押します。

このツールは、次の操作をするためのツールです。

・次のパッケージ版の製品データをメールワイズへ移行する。

・メールワイズ 3、メールワイズ 4、メールワイズ 5

・ローカルコンピューターに保存されているメールをツールにインポートし、インポートしたデータをメール

ワイズに移行する。

目的の操作の番号を入力し、Enterキーを押してください。

[0] パッケージ版の製品データをメールワイズへ移行する。

[1] ローカルコンピューターに保存されているメールをツールにインポートし、インポートしたデータをメー

ルワイズに移行する。

48 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データを移行する

「0」または「1」を入力し、Enterキーを押します。

データを移行する製品のインストールディレクトリを次の項目から選択してください。

[0]C:\inetpub\scripts\cbag

[1]インストールディレクトリを手動で入力する

◦ 表示されているディレクトリーを選択する:

「0」を入力して、Enterキーを押します。

◦ 手動で入力する:

「1」を入力して、Enterキーを押した後、インストールディレクトリーを入力します。

インストールディレクトリーが表示されない場合は、手動でディレクトリーを入力します。

◦ 「1」を入力した後に、不正なインストールディレクトリーを入力した場合:

「ディレクトリが存在しません。」というメッセージが表示されます。

次の手順で、インストールディレクトリーを入力し直します。

1. 「1」を入力し、Enterキーを押します。

2. インストールディレクトリーを入力し、Enterキーを押します。

Enterキーを押して、移行元のメールワイズをメンテナンスモードに設定します。

処理を継続するには、データを移行する製品をメンテナンスモードに設定する必要があります。

メンテナンスモード中は製品にアクセスできません。

Enterキーを押すと、メンテナンスモードに設定します。

◦ エラーメッセージが表示された場合の対処

次のようなエラーメッセージが表示された場合は、Enterキーを押して、MWデータ移行ツールを終了しま

す。

エラーメッセージの例:

メールワイズへ移行できないデータが見つかりました。

詳細はmigration_error.logを参照してください。

システム設定画面で、ログイン方法に「ログイン名を入力する」を設定してください。

処理を中断しました。

終了するには、Enterキーを押してください。

各エラーへの対処については、次のページを参照してください。

エラーへの対処 - 63ページ

すでに運用しているサイボウズのクラウドサービスのユーザー情報を、移行元であるパッケージ版のユーザー

情報で更新する場合は、「Y」を入力してEnterキーを押します。

クラウドサービスとパッケージ版でログイン名が同じユーザー情報がある場合、パッケージ版のデータで

更新しますか?[Y/N]

49メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データを移行する

同じログイン名のユーザー情報があっても、パッケージ版のユーザー情報で更新しない場合は、「N」を入力し

てEnterキーを押します。

移行によって更新されるデータ - 31ページ

クラウド版 メールワイズに移行するデータを、一時保存するディレクトリーを入力します。

移行元のインストールディレクトリーまたはデータディレクトリーにデータを保存する場合は、何も入力せずに

Enterキーを押します。

パッケージ版の製品からメールワイズへ移行するデータを作成します。

データを保存するディレクトリを入力してください。

何も入力しない場合は、次のディレクトリにデータを保存します。

[C:¥cybozu¥mailwise¥cbmw]

◦ データの保存先にネットワークドライブを指定した場合の注意

保存先にネットワークドライブを指定すると、正常に空き容量を計算できないことが原因で、

MWデータ移行ツールが強制終了する場合があります。

強制終了した場合は、十分な空き容量が確保できる設定になっているかなど、指定先の環

境の状態も含めて確認してください。

サブドメインを入力してEnterキーを押します。

「Administrator」のパスワードを入力してEnterキーを押します。

セキュリティ保護のため、パスワードは画面に表示されません。

表示された情報を確認し、データ移行を実行する場合はEnterキーを押します。

=============================================================

移行する製品のインストールディレクトリ: C:\inetpub\scripts\cbag

データの保存ディレクトリ: C:¥cybozu¥mailwise¥cbmw¥cbmwdata.tar.gz

移行先のドメイン: *****.cybozu.com

移行データのサイズ: 4(MB)

サイボウズ クラウドサービスのユーザー情報の更新: はい

=============================================================

この内容で実行します。

続行するにはEnterキーを押してください。

指定したドメインにあるメールワイズのデータが削除されることを承諾する場合は、「Y」を入力して、Enterキー

を押します。

データのアップロードが完了すると、自動的にメンテナンスモードは解除されます。

=============================================================

【注意】

データを移行すると、移行先に指定したドメインにあるメールワイズのデータは削除されます。

・お客様のドメイン: *****.cybozu.com

50 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データを移行する

=============================================================

データを移行しますか?

[Y/N]:

◦ データをアップロード中、別のコマンドプロンプト画面が表示され、「Active code page:

65001」のメッセージを表示します。

このコマンドプロンプト画面は閉じないでください。閉じるとデータの移行に失敗します。

◦ データをアップロード中、エラーが発生する場合があります。

原因の例:

▪ 一時的なネットワークの異常

▪ データベースの破損

MWデータ移行ツールが強制終了した場合は、サイボウズまでお問い合わせください。

よくあるご質問: テクニカルサポートへの問い合わせ方法を教えてください。 (https://

faq.cybozu.info/alphascope/cybozu/web/mailwise5/Detail.aspx?id=443)

Enterキーを押して、MWデータ移行ツールを終了します。

処理が完了しました。

サイボウズドットコム ストアから作業完了のメールを送信しています。

データ移行ツールを終了し、メールを受信してください。

Enterキーを押すと、このツールを終了します。

データ移行完了のメールを受信します。

サイボウズドットコム ストアで登録したメールアドレスにデータ移行完了のメールが届いていれば、データの移

行は完了しています。

クラウド版 メールワイズにアクセスして、データが移行されていることを確認します。

手順17で受信したメールに記載されているURLにアクセスすると、データが移行されていることを確認できま

す。

クラウド版 メールワイズ:メールワイズにログインする (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise_cloud/user/

access.html)

これでデータ移行は完了です。次にデータ移行後の作業をします。

データ移行後に必要な設定 - 67ページ

ローカルコンピューターのメールデータを移行する

データを移行する準備が整っていることを確認します。

51メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データを移行する

作業の前に確認すること - 27ページ

各環境での準備 - 37ページ

最新のMWデータ移行ツールを入手します。

製品サイト:データ移行ツールダウンロード (https://mailwise.cybozu.co.jp/exist/migration/)

移行するメールデータが保存されている環境で、ダウンロードした「mw-migration-1.x.x-windows.zip」を任意の

フォルダーに保存し、解凍します。

解凍した「migration」フォルダー内にあるMWデータ移行ツール「migration.bat」を右クリックし、[管理者として実

行]をクリックします。

MWデータ移行ツールが起動します。

EnterキーまたはSpaceキーを押して、製品の使用許諾契約書を確認します。

◦ 使用許諾契約書に同意する場合: 「Y」を入力してEnterキーを押します。

◦ 使用許諾契約書に同意しない場合: 「N」を入力してEnterキーを押し、MWデータ移行ツールを終了しま

す。

「1」を入力し、Enterキーを押します。

このツールは、次の操作をするためのツールです。

・次のパッケージ版の製品データをメールワイズへ移行する。

・メールワイズ 3、メールワイズ 4、メールワイズ 5

・ローカルコンピューターに保存されているメールをツールにインポートし、インポートしたデータをメール

ワイズに移行する。

目的の操作の番号を入力し、Enter キーを押してください。

[0]パッケージ版の製品データをメールワイズへ移行する。

[1]ローカルコンピューターに保存されているメールをツールにインポートし、インポートしたデータをメー

ルワイズに移行する。

移行するメールデータがEML形式に変換されていることを確認します。

ローカルコンピューターのメールを、データ移行ツールにインポートします。

インポートするメールは、eml形式のメールソースファイルに変換しておく必要があります。

メールソースファイルの変換が未完了の場合は、データ移行ツールを終了し、インポートするメールをeml

形式に変換してください。

ローカルコンピューターでの準備 - 41ページ

移行する受信メールのディレクトリーを入力し、Enterキーを押します。

52 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データを移行する

受信メールが保存されているディレクトリを入力してください。

何も入力しない場合、受信メールはデータ移行ツールにインポートされません。

移行する送信メールのディレクトリーを入力し、Enterキーを押します。

送信メールが保存されているディレクトリを入力してください。

何も入力しない場合、送信メールはデータ移行ツールにインポートされません。

MWデータ移行ツールに移行するデータを、一時保存するディレクトリーを入力します。

表示されているディレクトリーにデータを保存する場合は、何も入力せずにEnterキーを押します。

データ移行ツールにインポートしたメールを、メールワイズにアップロードするためのデータを作成しま

す。

データを保存するディレクトリを入力してください。

[C:¥Users¥*****¥Desktop¥migration¥scripts¥tmp]

◦ データの保存先にネットワークドライブを指定した場合の注意

保存先にネットワークドライブを指定すると、正常に空き容量を計算できないことが原因で、

MWデータ移行ツールが強制終了する場合があります。

強制終了した場合は、十分な空き容量が確保できる設定になっているかなど、指定先の環

境の状態も含めて確認してください。

サブドメインを入力してEnterキーを押します。

Administratorパスワードを入力してEnterキーを押します。

セキュリティ保護のため、パスワードは画面に表示されません。

表示された情報を確認して、データ移行を実行する場合はEnterキーを押します。

=============================================================

受信メールの保存ディレクトリ: C:¥tmp¥received

送信メールの保存ディレクトリ: C:¥tmp¥sent

データの保存ディレクトリ: C:¥Users¥*****¥Desktop¥migration¥scriots¥tmp

移行先のドメイン: *****.cybozu.com

移行データのサイズ: 4(MB)

=============================================================

この内容で実行します。

続行するにはEnterキーを押してください。

53メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データを移行する

指定したドメインにあるメールワイズのデータが削除されることを承諾する場合は、「Y」を入力して、Enterキー

を押します。

=============================================================

【注意】

データを移行すると、移行先に指定したドメインにあるメールワイズのデータは削除されます。

・お客様のドメイン: *****.cybozu.com

=============================================================

データを移行しますか?

[Y/N]:

移行によって更新されるデータ - 31ページ

◦ データを アップロード中、エラーが発生する場合があります。

原因の例:

▪ 一時的なネットワークの異常

▪ データベースの破損

MWデータ移行ツールが強制終了した場合は、サイボウズまでお問い合わせください。

よくあるご質問: テクニカルサポートへの問い合わせ方法を教えてください。 (https://

faq.cybozu.info/alphascope/cybozu/web/mailwise5/Detail.aspx?id=443)

次のメッセージを確認してからEnterキーを押し、MWデータ移行ツールを終了します。

処理が完了しました。

サイボウズドットコム ストアから作業完了のメールを送信しています。

データ移行ツールを終了し、メールを受信してください。

Enter キーを押すと、このツールを終了します。

データ移行完了のメールを受信します。

サイボウズドットコム ストアで登録したメールアドレスにデータ移行完了のメールが届いていれば、データの移

行は完了しています。

クラウド版 メールワイズにアクセスして、データが移行されていることを確認します。

手順16で受信したメールに記載されているURLにアクセスすると、データが移行されていることを確認できま

す。

クラウド版 メールワイズ:メールワイズにログインする (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise_cloud/user/

access.html)

これでデータ移行は完了です。次にデータ移行後の作業をします。

データ移行後に必要な設定 - 67ページ

54 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データを移行する

Linux環境の場合

Linux環境のデータをクラウド版 メールワイズに移行します。

パッケージ版 メールワイズのデータを移行する - 55ページ

ローカルコンピューターのメールデータを移行する - 59ページ

パッケージ版 メールワイズのデータを移行する

次の場合を例に説明します。

• メールワイズのバージョン: メールワイズ 5

• インストール識別子: cbmw

データを移行する準備が整っていることを確認します。

作業の前に確認すること - 27ページ

各環境での準備 - 37ページ

移行元のパッケージ版のファイル構成を確認します。

メールワイズ5:ファイル構成 (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise5/admin/file_composition.html)

メールワイズ4:ファイル構成 (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise4/system/file_composition.html)

メールワイズ3:ファイル構成表 (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise3/system/system_ref_files.html)

最新のMWデータ移行ツールを入手します。

製品サイト:データ移行ツールダウンロード (https://mailwise.cybozu.co.jp/exist/migration/)

スーパーユーザーでログインします。

suコマンドを利用し、root権限でログインします。

「-」は必ず付けてください。

# su -

移行元の環境で、ダウンロードした「mw-migration-1.x.x-linux.bin」を任意のディレクトリーに保存し、そのディレ

クトリーに移動します。

例: /tmpにMWデータ移行ツールを保存した場合

# cp mw-migration-1.x.x-linux.bin /tmp

# cd /tmp

MWデータ移行ツール「mw-migration-1.x.x-linux.bin」をshコマンドで起動します。

55メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データを移行する

# sh mw-migration-1.x.x-linux.bin

日本語が表示されたら、「Y」を入力し、Enterキーを押します。

「この日本語が正しく表示されている場合はYを入力してください。」の部分が文字化けしている場合は、英語

表示モードで実行します。「N」を入力してEnterキーを押します。

この日本語が正しく表示されている場合はYを入力してください。

If you cannot read the above Japanese text, type 'N'.

[Y] / [N] :

EnterキーまたはSpaceキーを押して、製品の使用許諾契約書を確認します。

◦ 使用許諾契約書に同意する場合: 「Y」を入力してEnterキーを押します。

◦ 使用許諾契約書に同意しない場合: 「N」を入力してEnterキーを押し、MWデータ移行ツールを終了しま

す。

「0」を入力し、Enterキーを押します。

このツールは、次の操作をするためのツールです。

・ 次のパッケージ版の製品データをメールワイズへ移行する。

・メールワイズ 3、メールワイズ 4、メールワイズ 5

・ ローカルコンピューターに保存されているメールをツールにインポートし、インポートしたデータをメール

ワイズに移行する。

目的の操作の番号を入力し、Enterキーを押してください。

[0]パッケージ版の製品データをメールワイズへ移行する。

[1]ローカルコンピューターに保存されているメールをツールにインポートし、インポートしたデータをメー

ルワイズに移行する。

「0」または「1」を入力し、Enterキーを押します。

データを移行する製品のインストールディレクトリを次の項目から選択してください。

[0]/var/www/cgi-bin/cbmw

[1]インストールディレクトリを手動で入力する

◦ 表示されているディレクトリーを選択する:

「0」を入力して、Enterキーを押します。

◦ 手動で入力する:

「1」を入力して、Enterキーを押した後、インストールディレクトリーを入力します。

インストールディレクトリーが表示されない場合は、手動でディレクトリーを入力します。

56 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データを移行する

◦ 不正なインストールディレクトリーを手動で入力した場合:

「ディレクトリが存在しません。」というメッセージが表示されます。

再度インストールディレクトリーを手動で入力する手順は、次のとおりです。

1. 「インストールディレクトリを手動で入力する」と表示されている該当の番号を入力し、Enterキーを押しま

す。

2. インストールディレクトリーを入力し、Enterキーを押します。

Enterキーを押して、移行元の製品をメンテナンスモードに設定します。

処理を継続するには、データを移行する製品をメンテナンスモードに設定する必要があります。

メンテナンスモード中は製品にアクセスできません。

Enterキーを押すと、メンテナンスモードに設定します。

◦ エラーメッセージが表示された場合の対処

次のようなエラーメッセージが表示された場合は、Enterキーを押して、MWデータ移行ツールを終了しま

す。

エラーメッセージの例:

メールワイズへ移行できないデータが見つかりました。

詳細はmigration_error.logを参照してください。

システム設定画面で、ログイン方法に「ログイン名を入力する」を設定してください。

処理を中断しました。

終了するには、Enterキーを押してください。

各エラーへの対処については、次のページを参照してください。

エラーへの対処 - 63ページ

すでに運用しているサイボウズのクラウドサービスのユーザー情報を、移行元であるパッケージ版のユーザー

情報で更新する場合は、「Y」を入力してEnterキーを押します。

クラウドサービスとパッケージ版でログイン名が同じユーザー情報がある場合、パッケージ版のデータで

更新しますか?[Y/N]

同じログイン名のユーザー情報があっても、パッケージ版のユーザー情報で更新しない場合は、「N」を入力し

てEnterキーを押します。

移行によって更新されるデータ - 31ページ

クラウド版 メールワイズに移行するデータを、一時保存するディレクトリーを入力します。

移行元のインストールディレクトリーまたはデータディレクトリーにデータを保存する場合は、何も入力せずに

Enterキーを押します。

パッケージ版の製品からメールワイズへ移行するデータを作成します。

データを保存するディレクトリを入力してください。

57メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データを移行する

何も入力しない場合は、次のディレクトリにデータを保存します。

[/var/www/cgi-bin/cbmw/]

◦ データの保存先にネットワークドライブを指定した場合の注意

保存先にネットワークドライブを指定すると、正常に空き容量を計算できないことが原因で、

MWデータ移行ツールが強制終了する場合があります。

強制終了した場合は、十分な空き容量が確保できる設定になっているかなど、指定先の環

境の状態も含めて確認してください。

サブドメインを入力してEnterキーを押します。

Administratorパスワードを入力してEnterキーを押します。

セキュリティ保護のため、パスワードは画面に表示されません。

表示された情報を確認して、データ移行を実行する場合はEnterキーを押します。

データのアップロードが完了すると、自動的にメンテナンスモードは解除されます。

=============================================================

移行する製品のインストールディレクトリ: /var/www/cgi-bin/cbmw

データの保存ディレクトリ: /var/www/cgi-bin/cbmw/cbmwdata.tar.gz

移行先のドメイン: sample.cybozu.com

移行データのサイズ: 4(MB)

サイボウズクラウドサービスのユーザー情報の更新: はい

=============================================================

この内容で実行します。

続行するにはEnterキーを押してください。

指定したドメインにあるメールワイズのデータが削除されることを承諾する場合は、「Y」を入力して、Enterキー

を押します。

=============================================================

【注意】

データを移行すると、移行先に指定したドメインにあるメールワイズのデータは削除されます。

・お客様のドメイン: *****.cybozu.com

=============================================================

データを移行しますか?

[Y/N]:

移行によって更新されるデータ - 31ページ

◦ データをアップロード中、エラーが発生する場合があります。

原因例:

▪ 一時的なネットワークの異常

58 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データを移行する

▪ データベースの破損

MWデータ移行ツールが強制終了した場合は、サイボウズまでお問い合わせください。

よくあるご質問: テクニカルサポートへの問い合わせ方法を教えてください。 (https://

faq.cybozu.info/alphascope/cybozu/web/mailwise5/Detail.aspx?id=443)

Enterキーを押して、MWデータ移行ツールを終了します。

処理が完了しました。

サイボウズドットコム ストアから作業完了のメールを送信しています。

データ移行ツールを終了し、メールを受信してください。

Enterキーを押すと、このツールを終了します。

データ移行完了のメールを受信します。

サイボウズドットコム ストアで登録したメールアドレスにデータ移行完了のメールが届いていれば、データの移

行は完了しています。

クラウド版 メールワイズにアクセスして、データが移行されているかどうかを確認します。

手順19で受信したメールに記載されているURLにアクセスすると、データが移行されていることを確認できま

す。

クラウド版 メールワイズ:メールワイズにログインする (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise_cloud/user/

access.html)

これでデータ移行は完了です。次にデータ移行後の作業をします。

データ移行後に必要な設定 - 67ページ

ローカルコンピューターのメールデータを移行する

データを移行する環境を確認します。

作業の前に確認すること - 27ページ

各環境での準備 - 37ページ

最新のMWデータ移行ツールを入手します。

製品サイト:データ移行ツールダウンロード (https://mailwise.cybozu.co.jp/exist/migration/)

スーパーユーザーでログインします。

suコマンドを利用し、root権限でログインします。

「-」は必ず付けてください。

59メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データを移行する

# su -

移行するメールデータが保存されている環境で、ダウンロードした「mw-migration-1.x.x-linux.bin」を任意のディ

レクトリーに保存し、そのディレクトリーに移動します。

例: /tmp にMWデータ移行ツールを保存した場合

# cp mw-migration-1.x.x-linux.bin /tmp

# cd /tmp

MWデータ移行ツール「mw-migration-1.x.x-linux.bin」をshコマンドで起動します。

# sh mw-migration-1.x.x-linux.bin

日本語が表示されたら、「Y」を入力し、Enterキーを押します。

「この日本語が正しく表示されている場合はYを入力してください。」の部分が文字化けしている場合は、英語

表示モードで実行します。「N」を入力してEnterキーを押します。

この日本語が正しく表示されている場合はYを入力してください。

If you cannot read the above Japanese text, type 'N'.

[Y] / [N] :

EnterキーまたはSpaceキーを押して、製品の使用許諾契約書を確認します。

◦ 使用許諾契約書に同意する場合: 「Y」を入力してEnterキーを押します。

◦ 使用許諾契約書に同意しない場合: 「N」を入力してEnterキーを押し、MWデータ移行ツールを終了しま

す。

「1」を入力し、Enterキーを押します。

このツールは、次の操作をするためのツールです。

・次のパッケージ版の製品データをメールワイズへ移行する。

・メールワイズ 3、メールワイズ 4、メールワイズ 5

・ローカルコンピューターに保存されているメールをツールにインポートし、インポートしたデータをメール

ワイズに移行する。

目的の操作の番号を入力し、Enterキーを押してください。

[0]パッケージ版の製品データをメールワイズへ移行する。

60 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データを移行する

[1]ローカルコンピューターに保存されているメールをツールにインポートし、インポートしたデータをメー

ルワイズに移行する。

移行するメールデータをEML形式に変換していることを確認します。

ローカルコンピューターのメールを、データ移行ツールにインポートします。

インポートするメールは、eml形式のメールソースファイルに変換しておく必要があります。

メールソースファイルの変換が未完了の場合は、データ移行ツールを終了し、インポートするメールをeml

形式に変換してください。

ローカルコンピューターでの準備 - 41ページ

移行する受信メールのディレクトリーを入力し、Enterキーを押します。

受信メールが保存されているディレクトリを入力してください。

何も入力しない場合、受信メールはデータ移行ツールにインポートされません。

移行する送信メールのディレクトリーを入力し、Enterキーを押します。

送信メールが保存されているディレクトリを入力してください。

何も入力しない場合、送信メールはデータ移行ツールにインポートされません。

MWデータ移行ツールに移行するデータを、一時保存するディレクトリーを入力します。

表示されているディレクトリーにデータを保存する場合は、何も入力せずにEnterキーを押します。

データ移行ツールにインポートしたメールを、メールワイズにアップロードするためのデータを作成しま

す。

データを保存するディレクトリを入力してください。

[/tmp/scripts/tmp]

◦ データの保存先にネットワークドライブを指定した場合の注意

保存先にネットワークドライブを指定すると、正常に空き容量を計算できないことが原因で、

MWデータ移行ツールが強制終了する場合があります。

強制終了した場合は、十分な空き容量が確保できる設定になっているかなど、指定先の環

境の状態も含めて確認してください。

サブドメインを入力してEnterキーを押します。

Administratorパスワードを入力してEnterキーを押します。

61メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データを移行する

セキュリティ保護のため、パスワードは画面に表示されません。

表示された情報を確認して、データ移行を実行する場合はEnterキーを押します。

=============================================================

受信メールの保存ディレクトリ: /tmp/received

送信メールの保存ディレクトリ: /tmp/sent

データの保存ディレクトリ: /tmp/scripts/tmp

移行先のドメイン: *****.cybozu.com

移行データのサイズ: 4(MB)

=============================================================

この内容で実行します。

続行するにはEnterキーを押してください。

指定したドメインにあるメールワイズのデータが削除されることを承諾する場合は、「Y]を入力して、Enterキー

を押します。

=============================================================

【注意】

データを移行すると、移行先に指定したドメインにあるメールワイズのデータは削除されます。

・お客様のドメイン: *****.cybozu.com

=============================================================

データを移行しますか?

[Y/N]:

移行によって更新されるデータ - 31ページ

◦ データをアップロード中、エラーが発生する場合があります。

原因例:

▪ 一時的なネットワークの異常

▪ データベースの破損

MWデータ移行ツールが強制終了した場合は、サイボウズまでお問い合わせください。

よくあるご質問: テクニカルサポートへの問い合わせ方法を教えてください。 (https://

faq.cybozu.info/alphascope/cybozu/web/mailwise5/Detail.aspx?id=443)

次のメッセージを確認してからEnterキーを押し、MWデータ移行ツールを終了します。

処理が完了しました。

サイボウズドットコム ストアから作業完了のメールを送信しています。

データ移行ツールを終了し、メールを受信してください。

62 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データを移行する

Enterキーを押すと、このツールを終了します。

データ移行完了のメールを受信します。

サイボウズドットコム ストアで登録したメールアドレスにデータ移行完了のメールが届いていれば、データの移

行は完了しています。

クラウド版 メールワイズにアクセスして、データが移行されているかどうかを確認します。

手順18で受信したメールに記載されているURLにアクセスすると、データが移行されていることを確認できま

す。

クラウド版 メールワイズ:メールワイズにログインする (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise_cloud/user/

access.html)

これでデータ移行は完了です。次にデータ移行後の作業をします。

データ移行後に必要な設定 - 67ページ

migration_error.logを確認する

migration_error.logは、データを移行する際に発生したエラーの詳細を記録するログファイルです。

MWデータ移行ツールを実行したフォルダーに作成されます。

例:一時フォルダーにMWデータ移行ツールを保存している場合

• Windows環境の場合:

C:¥Temp¥migration¥migration_error.log

• Linux環境の場合:

/tmp/migration_error.log

エラーへの対処

次のエラーメッセージが表示された場合は、Enterキーを押して、MWデータ移行ツールを終了します。

エラーメッセージの内容を確認し、各エラーメッセージに対応した対処を行います。

表示されるメッセージ 対処

データのアップロード確認に失敗しました。次の設定

を確認してから、再度実行してください。

• サブドメイン名

• Administratorパスワード

• cybozu.com共通管理でのデータ移行の許可設

cybozu.com共通管理で、次の設定を確認します。

Administratorを有効にする - 42ページ

サブドメインを確認する - 44ページ

cybozu.com共通管理でデータ移行を許可する -

45ページ

63メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データを移行する

移行するユーザー数が上限値を超えています。

移行するユーザー数が350人より多い場合に表示さ

れます。

MWデータ移行ツールを終了して、サイボウズまでお

問い合わせください。

よくあるご質問: テクニカルサポートへの問い合わ

せ方法を教えてください。 (https://faq.cybozu.info/

alphascope/cybozu/web/mailwise5/Detail.aspx?

id=443)

システム設定画面で、「サイボウズ(R) Officeシリーズ

とのユーザー情報を連携しない」に設定してください。サイボウズ Officeとユーザー情報を連携する設定に

なっている場合に表示されます。

パッケージ版で、ユーザー情報の連携を解除します。

ユーザー情報連携を解除する - 38ページユーザー情報の連携を「ユーザー情報を連携しない」

に設定してください。

システム設定画面で、ログイン方法に「ログイン名を

入力する」を設定してください。

パッケージ版でログイン方法を設定します。

ログインに関する設定を確認する - 39ページ

%sさんのログイン名を設定してください。

パッケージ版でログイン名を設定します。

ログインに関する設定を確認する - 39ページ

%sさんのログイン名が他のユーザーのログイン名と

重複しています。

%sさんのログイン名が長すぎます。

%sさんのログイン名の前後に不要な空白が存在しま

す。

%sさんのログイン名に使用できない文字が含まれて

います。

%sさんの名前に使用できない文字が含まれていま

す。

パッケージ版でユーザー情報を設定します。不要な

空白や改行コードは削除します。

ログインに関する設定を確認する - 39ページ

%sさんの姓に使用できない文字が含まれています。

%sさんの名に使用できない文字が含まれています。

%sさんのメールアドレスに使用できない文字が含まれ

ています。

%sさんの連絡先に使用できない文字が含まれていま

す。

組織「%s」の名前に使用できない文字が含まれていま

す。

パッケージ版で組織の名前を変更します。

64 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データを移行する

メールワイズ 5:組織情報を変更する (https://

manual.cybozu.co.jp/mailwise5/admin/

user.html#anchor023)

メールワイズ 4:グループを変更する (https://

manual.cybozu.co.jp/mailwise4/system/

group.html#02)

メールワイズ 3:グループ情報の設定 (https://

manual.cybozu.co.jp/mailwise3/system/

system_group.html)

移行元製品のメールサーバー「%s」のPOP before

SMTPを無効にしてください。

パッケージ版で、受信後に送信をおこなう (POP

before SMTP)設定がされている場合に表示されま

す。

パッケージ版でPOP before SMTPを無効にします。

POP before SMTPを無効にする - 40ページ

移行データを保存するディレクトリのディスクの空き容

量が不足しています。

次のどちらの操作でも発生する場合があります。

• ローカルコンピューターのメールデータの移行

• パッケージ版のメールワイズのデータの移行

移行元のマシンで、該当のディスク容量を確認し、必

要に応じて、不要なデータを削除します。

データディレクトリのディスクの空き容量が不足してい

ます。

次の操作で発生する場合があります。

• パッケージ版のメールワイズのデータの移行

パッケージ版のサーバーマシンで、該当のディスク容

量を確認し、必要に応じて、不要なデータを削除しま

す。

上記の対応が完了したら、次の手順からやり直します。

Windows版:「パッケージ版 メールワイズのデータを移行する」の手順5 - 48ページ

Linux版:「パッケージ版 メールワイズのデータを移行する」の手順6 - 55ページ

エラーが解消しない場合や対処が難しい場合は、MWデータ移行ツールを終了し、サイボウズまでお問い合わせくだ

さい。

よくあるご質問: テクニカルサポートへの問い合わせ方法を教えてください。 (https://faq.cybozu.info/

alphascope/cybozu/web/mailwise5/Detail.aspx?id=443)

MWデータ移行ツールを途中で終了するには

データの移行処理に想定以上の時間が掛かる場合や、エラーが解消しない場合に、MWデータ移行ツールを途中で

終了できます。

次の手順でMWデータ移行ツールを終了します。

65メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データを移行する

キーボードでCtrlキーを押しながら、「c」を押し、MWデータ移行ツールの処理を中断します。

◦ Windowsの場合:

MWデータ移行ツールを終了する場合は、コマンドラインで「Y」を入力し、Enterキーを押します。

◦ Linuxの場合:

MWデータ移行ツールを終了する場合は、Enterキーを押します。

移行元のパッケージ版 メールワイズにアクセスし、メンテナンスモードが解除されていることを確認します。

メンテナンスモードが解除されていない場合

MWデータ移行ツールを途中で終了しても、メンテナンスモードが自動的に解除されない場合があります。

移行元のパッケージ版がインストールされているサーバーから、次のファイルを削除して、メンテナンスモードを

解除できます。

• 削除するファイル:

◦ メールワイズ 5の場合:

(データディレクトリー)/mw/data/のmaintファイル

◦ メールワイズ 4またはメールワイズ 3の場合:

(CGI ディレクトリー)/mw/data/のmaintファイル

66 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データを移行する

データ移行後に必要な設定

データ移行後に必要な設定を行います。

cybozu.com共通管理での設定 - 67ページ

クラウド版 メールワイズでの作業 - 68ページ

cybozu.com共通管理での設定

cybozu.com共通管理では、次の設定が必要です。

• データ移行の許可の解除

• システム管理者の設定

• パスワードポリシーの設定

• ユーザーのログインパスワードの設定

データ移行の許可の解除からパスワードポリシーの設定まで

Webブラウザーを起動し、https://***.cybozu.com/にアクセスします。

次のユーザーでクラウドサービスにログインします。

◦ ログイン名:準備したクラウド版の申し込みユーザーのログイン名

初回登録のメールアドレスからログイン名を変更している場合は、

変更後のログイン名でログインしてください。

準備したクラウド版の申し込みユーザーのログイン名を変更する - 44ページ

◦ パスワード:準備したクラウド版の申し込みユーザーのパスワード

ログイン後、表示された画面で、[cybozu.com共通管理]をクリックします。

システム管理の[データ移行の許可]をクリックします。

「データ移行の許可」画面で、「パッケージ版メールワイズからのデータ移行を許可する」の選択を外して、[保

存]をクリックします。

ユーザー管理の[管理者の設定]をクリックします。

クラウド版 メールワイズのシステム管理者を設定します。

cybozu.com共通管理者に所属するユーザーが、自動的にクラウド版 メールワイズのシステム管理者に設定さ

れます。

cybozu.com共通管理者の設定については、次のヘルプを参照してください。

67メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データ移行後に必要な設定

cybozu.comヘルプ:cybozu.com共通管理者の設定 (https://jp.cybozu.help/general/ja/admin/

list_administrator/list_type_of_administrator/list_domain_auth.html)

◦ Administratorは利用ユーザーや課金対象にカウントされないため、データ移行完了後でも、

Administratorは有効のままで問題ありません。

cybozu.com共通管理で、システム管理の[ログイン]をクリックし、パスワードポリシーの設定を確認します。

必要に応じて、パスワードポリシーの設定を変更してください。

操作の詳細は、次のページを参照してください。

cybozu.comヘルプ:パスワードポリシーを設定する (https://jp.cybozu.help/general/ja/admin/

list_security/passwordpolicy.html)

ユーザーのログインパスワードの設定

初回ログイン時、パスワードの再設定を求められた場合は、パスワードポリシーにあわせてパスワードを再設定して

ください。

ユーザーがログインできなくなってしまった場合は、cybozu.com共通管理者がパスワードを再設定し、ユーザーに連

絡してください。

操作の詳細は、次のヘルプを参照してください。

cybozu.comヘルプ:ユーザー情報を編集する (https://jp.cybozu.help/general/ja/admin/list_useradmin/

list_user/edit_user.html)

• メールワイズ 4以前のパッケージ版から、クラウド版 メールワイズにデータを移行した場合、次の

項目を確認する必要があります。

◦ URLで指定していたプロフィール画像:

移行前の設定は無効になります。

◦ URLで指定していた会社ロゴ:

移行後の会社ロゴにはURLだけが表示されます。会社ロゴを表示するには、ロゴファイルを

アップロードする必要があります。

◦ パスワードに関する制限:

移行前の設定は無効になります。

クラウド版 メールワイズでの作業

クラウド版 メールワイズのシステム設定を確認します。

Webブラウザーを起動し、https://***.cybozu.com/m/にアクセスします。

サブドメインを確認する - 44ページ

システム管理者の設定を確認します。

「システム設定」画面にアクセスできれば、システム管理者に設定されています。

クラウド版 メールワイズ:システム設定画面にアクセスする (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise_cloud/

admin/access.html#anchor01)

68 メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データ移行後に必要な設定

cybozu.comヘルプ:cybozu.com共通管理者の設定 (https://jp.cybozu.help/general/ja/admin/

list_administrator/list_type_of_administrator/list_domain_auth.html)

メールの送受信設定をしている場合は、メールを送受信できるか確認します。

データ移行前の設定内容で、メールを送受信できるか確認します。

メールワイズに登録しているすべてのメールアカウントの「受信メールサーバーにメールを残す」設定を変更し

ます。

メールを残す期間を設定するか、メールを残さない設定にしてください。

よくあるご質問:メールサーバーにメールを残す設定で運用してもよいですか? (https://faq.cybozu.info/

alphascope/cybozu/web/mailwise/Detail.aspx?id=428)

メールワイズ 5:メールアカウントの情報を変更する (https://manual.cybozu.co.jp/mailwise/admin_app/

mail/basic.html#anchor032)

メール通知の設定を確認します。

メール通知を有効にしている場合は、メール通知の設定で指定している「メールワイズのURL」を、移行したク

ラウド版 メールワイズのURLに変更します。

◦ 「メールワイズのURL」欄に入力するURL例:

https://***.cybozu.com/m/mw.cgi?

必ず、「mw.cgi?」まで入力してください。

設定方法は、次のページを参照してください。

メールワイズの通知をサイボウズ製品で受信する:メールワイズ側の設定 (https://

manual.cybozu.co.jp/mailwise_cloud/admin/linkage.html#anchor0123)

69メールワイズをパッケージ版からクラウド版に移行する

データ移行後に必要な設定