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グリーン・ヘルスケアエレクトロニクスを支える エグゼクティブエンジニア(ELEX) 養成プログラム 平成29年度募集案内 2017 4 グリーン・ヘルスケアエレクトロニクスを支える エグゼクティブエンジニア養成プログラム事務局 群馬大学 http://cs3.el.gunma-u.ac.jp/AnalogKnowledge/

グリーン・ヘルスケアエレクトロニクスを支える エグゼクティブ …cs3.el.gunma-u.ac.jp/AnalogKnowledge/Information/Documents/1-H29Elex.pdf · 必要な高度かつ専門的な知識と能力を修得するための講座です。

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グリーン・ヘルスケアエレクトロニクスを支える

エグゼクティブエンジニア(ELEX)

養成プログラム

平成29年度募集案内

2017 年 4 月

グリーン・ヘルスケアエレクトロニクスを支える

エグゼクティブエンジニア養成プログラム事務局

群馬大学

http://cs3.el.gunma-u.ac.jp/AnalogKnowledge/

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目次

1. グリーン・ヘルスケアエレクトロニクスを支えるエグゼクティブエンジニア養成プロ

グラムの紹介

2. 本プログラムで修得できる能力

3. 関連する座学講座と実習講座を受講するプログラム(大学認定プログラム)につ

いて

4. 実務での開発につながる家庭教師型講座を一部含むプログラム「アドバンストプ

ログラム」(履修証明プログラム)について

4-1 「アドバンストプログラム」の構成

4-2 「アドバンストプログラム」の受講生の募集について

5. 実務での開発につながる開発支援を中心としたプログラム「研究開発プログラム」

(履修証明プログラム)について

5-1 「研究開発プログラム」の構成

5-2 「研究開発プログラム」の受講生の募集について

6. フォローアッププログラムについて

7. 平成 29 年度に開講する基盤教育講座(座学講座)、設計実習講座の概要

座学による理論の修得

回路シミュレーション

試作実習

評価・デバック

◇ 受講者数 のべ700名(平成26~28年度)を超える実績

群馬県内外の56社の若手・中堅技術者が受講しております。

◇ コストパフォーマンスのよいアナログ技術講座

他のアナログセミナーと比較し、安価に受講が可能です。

◇ 即戦力となる実習ベースの実践的講座

設計、シミュレーション、試作、評価の開発の流れを実習ベースで修得可能。

◇ フォローアップ、開発支援体制

技術相談、履修証明プログラム、共同研究への窓口として利用可能です。

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1.グリーン・ヘルスケアエレクトロニクスを支えるエグゼクティブエンジニア養成プロ

グラムの紹介

本プログラムは、平成 26年度から 3か年、群馬大が採択を受けた、文部科学省補助金「高

度人材養成のための社会人学び直し大学院プログラム」により開発を行った社会人のキャリ

アアップのための教育プログラムの内容に基づいて、受講生を社会人とし、キャリアアップに

必要な高度かつ専門的な知識と能力を修得するための講座です。

本プログラムの特徴は、下記の4項目です。

(1) 座学講座(基盤教育講座)と実習講座(設計実習講座)を組み合わせて、2 日から 5 日程

度の期間で実践的能力を養成するプログラム(大学認定プログラム)を設けています。こ

れにより受講者は特定の技術項目についての実践的知識を養成することができます。こ

のプログラムの修了者には大学がプログラムを修了したことの認定証を発行します。)

(2) 実践的知識の養成だけでなくあらかじめご相談のうえでテーマを決め、具体的な開発支

援までを行うプログラム(履修証明プログラム)を設けています。このプログラムにより、

知識の習得だけでなく、業務での研究開発を支援します。このプログラムの修了者には

履修を証明する履修証明書を発行します。このプログラムの修了には 120 時間以上の

履修が必要ですが、ICT受講(e-learning)など履修を容易にする履修の方法を準備して

います。

(3) 受講形態はスクーリングが基本になりますが、一部講座では ICT 受講(e-learning)や講

師が企業に出向く出前講座での実施も可能です。これら講座については、事務局までご

相談ください。

(4) 講座修了後のご質問や継続的な学びを支援するために、フォローアッププログラムが

準備されています。これはWebでの技術情報の習得、メール等での個別指導、来学によ

る個別指導や関連の実験、実習等を含みます。

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2.本プログラムの受講で修得できる能力について

本プログラムで修得を目標とする能力は以下の4つです。

① 複数技術についての広範な専門知識

アナログ信号処理分野の講座では、微弱な信号を電気信号で捕える、高速信号を捕える、

雑音の中から信号を拾い出す等の技術について設計から試作・評価に至る体系的な知識の

習得を目的としています。一方、パワーエレクトロニクス分野の講座では、電気エネルギーの

無駄をなくす、電気エネルギーとして再利用を図る等、パワーエレクトロニクス回路について、

設計から試作・評価に至る体系的な知識の習得を目的としています。

② 複数の知識を結び付けてシステムとして実現する実践的能力

本プログラムの設計実習講座では、受講生が複数の課題の中から自分の学びの目的に

合う課題を選択して実習・実験を行ことにより実践的能力の習得を目指します。

③ 研究開発における課題探索・把握能力と課題解決能力

120 時間以上の履修を求める履修証明プログラムでは、技術開発課題の探索・把握・解析

能力、及び PDCA サイクルを自ら構築し研究開発にかかわる課題を解決する能力の養成を

図ります。

④ 課題解決のための人的ネットワーク構築能力

専門を外れる課題に対して課題解決の糸口を見つけるための人的ネットワークの構築を

目的として、特に履修証明プログラムの「開発研究講座」において研究開発支援のための講

師-受講生間のネットワークの構築を図ります。

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3.関連する座学講座と実習講座を受講するプログラム(大学認定プログラム)につ

いて

関連の座学講座と実習講座を受講するプログラム(大学認定プログラム)は、座学講座とし

て開設される基盤教育講座で基盤的な知識を、実習講座として開設される設計実習講座で

実習・演習・試作を通じて実践的な知識を習得することを目的とするプログラムです。

大学認定プログラムの基盤教育講座から 1 講座以上、かつ設計実習講座から 1 講座以上

の履修が必要で、設計実習講座は座学講座である基盤教育講座を履修しているという前提

で実施しますので、設計実習講座だけの履修は認められません。

大学認定プログラムの設計実習講座の最終日の午後に成果発表会を開催いたします。

本プログラムの修了者には群馬大学から履修を認定する認定証を授与します。

(1)基盤教育講座

アナログ信号処理分野およびパワーエレクトロニクス分野の基盤技術を修得するための座

学方式により開講される講座です。受講が難しい受講生には e-learning 方式による受講も可

能です。詳細は事務局までお問い合わせください。

(2)設計実習講座

アナログ信号処理分野およびパワーエレクトロニクス分野の設計開発に必要な回路設計、

試作、評価能力を養成する実習方式の講座です。

■ 応募条件

(1)原則、上長の推薦が必要です。

(2)大学院(修士)レベルの講義ですので、エレクトロニクス分野の大学卒業レベルの知識

を有することを受講の前提としています。

■ 申込方法

申込用紙に必要事項を記入し、「グリーン・ヘルスケアエレクトロニクスを支えるエグゼクティ

ブエンジニア養成プログラム事務局」に申し込んでください。

(申込用紙入手先:http://cs3.el.gunma-u.ac.jp/AnalogKnowledge/)

■ 募集開始・応募締切

5 月 10 日募集開始、5 月 31 日(水)応募締切

■ 受講者決定・連絡

申込後1か月以内を目途とします。

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■ プログラム受講料

1 日当たり1万円

■ 事前学習について

受講者には予め2時間分の事前学習テキストおよび事前学習確認テスト問題の2種類を配

布します。事前学習テキストは、会場での受講に必要な基礎知識の習得を目的としています。

ご質問があれば講師がメールで回答します。事前学習確認テキストを学修後、事前学習テス

トを受検ください。この事前学習確認テストの回答を受講会場に持参してください。会場で採

点を行うと共に講師が正答率の悪い問題について解説を行います。

なお、座学講座として実施する基盤教育講座のみの受講(単独受講)も可能です。この場合

の申し込み方法、受講料は大学認定プログラムと同じです。

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4.実務での開発につながる家庭教師型講座を一部含むプログラム「アドバンストプ

ログラム」(履修証明プログラム)について

4-1 「アドバンストプログラム」の構成

アドバンストプログラム」(履修証明プログラム)は、業務での課題解決の糸口を見つけるこ

とを受講の目的としている受講生に向けた講座で、基盤教育講座と設計実習講座の受講の

ほかにあらかじめご相談のうえで教育テーマを決めさせていただく家庭教師型の講座を組み

合わせたプログラムです。

本プログラムは、120 時間以上の履修が必要であり、下記の3種類の講座を履修すること

で実現します。

(1)基盤教育講座の中から6講座(48時間)以上

(2)設計実習講座の中から2講座(32時間)以上

(3)あらかじめテーマをご相談させていただき実施する家庭教師型講座(プロトタイプ開発講

座)(40時間)以上

上記(1)および(2)を履修することにより、基盤知識・関連知識を実習も含めて確実に修得

し、上記(3)にて、修得した知識の上に課題解決に結び付く糸口を見つけることを目的として

います。

ただし、(1)の一部講座については、受講が難しい受講生には e-learning 方式での受講が

可能です。

プロトタイプ開発講座(開発研究講座)

目標設定、教育内容をあらかじめと担当講師と決定するオーダーメード型講座です。

標準的な講座の進め方を下記に示しますが、具体的な受講については開始前に講師と打ち

合わせの上で決定します。

1.課題検討・目標設定 4時間(1回)

2.開発計画 4時間(1回)

3.中間フォローアップ 4時間(1回)

4.成果報告 4時間(1回)

5.定期フォローアップ 24時間(2~4の間に12回程度)

これら受講の一部は、上長から受講したことのご確認が得られれば、メールや電話等での

講師との質疑応答、社内で実施することも可能です。

4-2 「アドバンストプログラム」の受講生の募集について

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■ 応募条件

(1)原則、上長の推薦を有することが必要です。また、プロトタイプ開発講座(開発研究講座)

は教育テーマをあらかじめご相談のうえで決定します。

(2)大学院(修士)レベルの講義ですので、エレクトロニクス分野の大学卒業レベルの知識

を有すること

■ 申込方法

「グリーン・ヘルスケアエレクトロニクスを支えるエグゼクティブエンジニア養成プログラム事務

局」にまず、メールや電話で受講についてご相談ください。

■ 募集開始・応募締切

募集は随時です。

但し、基盤教育講座、設計実習講座の開講時期の関係で、プログラムの開始時期は、4月

~7月頃となります。

■ 受講者決定・連絡

申込後1か月以内

■ プログラム受講料

159,800 円(受講料と検定料)

■ 修了要件

下記の3講座の履修時間要件を満足すること。

(1)基盤教育講座の履修時間:48時間以上

(2)設計実習講座の履修時間:32時間以上

(3)プロトタイプ開発講座の履修時間:40時間以上

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5.実務での開発につながる開発支援を中心としたプログラム「研究開発プログラム」

(履修証明プログラム)について

5-1 「研究開発プログラム」の構成

開発研究講座は、目標を、企業内の開発課題から、受講者・上長と指導教官が選定するオ

ーダーメード型講座です。 企業内の開発課題に関し、問題点の抽出、開発日程の作成、解

決手法の設定と実施、評価・分析等により、開発の課題を解決します。これを受講生が中心

になり実施し、講師が支援・協力します。

このように企業内の開発に深くかかわるため、群馬大学との共同研究契約の締結が必須

条件となります。標準的な開発期間は、開発課題の難易度に依存しますが、教育の観点から

2年以内になるように、開発目標を選定することとします。

5-2 「研究開発プログラム」の受講生の募集について

■ 応募条件

(1)原則、企業内の開発をテーマにするため群馬大学と「共同研究契約」を締結すること。

(2)受講者は、「アドバンストプログラム」の修了者か、相当レベルのエレクトロニクスの知識

を有すること。

■ 申込方法

申込用紙に必要事項を記入し、「グリーン・ヘルスケアエレクトロニクスを支えるエグゼクティ

ブエンジニア養成プログラム事務局」にご相談ください。

■ 募集開始・応募締切 随時募集

■ 受講者決定・連絡 申込後1か月以内

■ プログラム受講料

500,000 円(共同研究経費を含む)

■ 修了要件

開発目標を満足するレベルの成果があること。

開発研究講座を 120 時間以上履修すること。

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6.フォローアッププログラムについて

「アドバンストプログラム」「研究開発プログラム」では、修了生が、業務での継続的な学び

ができるように、「フォローアッププログラム」にて支援を行います。

Web により技術情報の提供、常設の技術相談窓口による相談や開発時の支援を実施しま

すので、業務等で、解決困難な課題に直面したとき等に活用してください。ただし開発支援や

ご相談の内容はメールや電話等で実施できるものに限ります。工数が必要な開発支援は、

上記の履修証明プログラムが該当しますのでご相談ください。

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7.平成 29 年度に開講する基盤教育講座(座学講座)、設計実習講座の概要

講座の先頭に付されている記号(●)は、座学方式で主に行われる基盤教育講座を表しま

す。一方、(■)は実習を中心とする設計実習講座を表します。

アナログ信号処理分野の開講講座

● A01 産業技術センター(前橋) 6 月 28 日(水)

「基盤知識としてのアナログ信号処理」 担当講師:遠坂俊昭、山越芳樹

回路設計の基盤知識としてのアナログ信号処理を、具体例を挙げながらわかりやすく講義

します。医療・介護・福祉分野だけでなく、回路技術全般に携わる技術者に好適の講座です。

● A02 産業技術センター(前橋) 7 月 3 日(月)

「負帰還技術の基礎と活用法」 担当講師:遠坂俊昭

回路技術では OP アンプをいかに活用していくかがポイントになります。OPアンプを最大限

に活かすための負帰還技術の基礎知識をわかりやすく講義します。

● A03 産業技術センター(前橋) 7 月 5 日(水)

「アナログ信号処理と同期検波」 担当講師:遠坂俊昭

微少な信号を取り扱う技術を具体的な応用事例を踏まえて解説する講座です。微少信号処

理のためのフィルタ等の回路技術、同期検波(ロックインアンプ)による雑音の中からの信号

抽出など、微少信号を扱う上での基礎から応用までを学びます。

● A04 群馬大桐生キャンパス(桐生) 8 月 3 日(木)、4 日(金) 2 日間講座

「アナログフィルタ設計・調整・評価のための計測器徹底活用」 担当講師:遠坂俊昭

今年度の新規開設講座

アナログ信号処理の基本技法である各種周波数領域フィルタの設計方法を学び、シミュレータ

による検証および調整・評価のための計測器の使用方法を習得します。講義内容は、各種アナロ

グフィルタの特性と特長、アクティブフィルタ、FDNR フィルタ、LC フィルタの設計法で、一部実習を

含みます。

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■ A11(2 日間の実習コース) 群馬大桐生キャンパス(桐生) 7 月 13 日(木)・14 日(金)

「電子回路を理解するための LTspice の使い方」 担当講師:遠坂俊昭、弓仲康史

回路シミュレータとして無償で使える LTspice を取り上げて、シミュレーションによる回路設

計、回路評価、回路の特性改善の方法を具体的な応用事例を交えながら実習により習得し

ます。

■ A12 講座(4 日間の実習コース) 群馬大桐生キャンパス(桐生) 7 月 20 日(木)・21 日

(金)、7 月 27 日(木)・28 日(金)

「アナログ信号処理回路の設計・調整・評価」 担当講師:遠坂俊昭、山越芳樹、弓仲康史

微少信号を扱う回路技術について、設計、試作、評価実習を通じて学ぶ講座です。差動ア

ンプ、IV アンプ、ロックインアンプの実習からなり、回路技術全般に携わる技術者が実践を習

得するのに好適の実習講座です。

パワーエレクトロニクス分野の開講講座

● G01 群馬大桐生キャンパス(桐生) 9 月 1 日(金)

「電源回路の一般知識と評価法」 担当講師:遠坂俊昭

パワーエレクトロニクスの重要分野である電源回路について、リニア/スイッチング電源の

理論と設計例を座学で学びます。スイッチング電源のスイッチ周波数と電源全体の周波数特

性という 2 つの周波数を含むシステムについて解析手法と設計手法を学びます。講義内容は、

電源回路の概要、電源回路のための基礎知識、電源回路の負帰還、リニア電源とスイッチン

グです。

● G02 群馬大荒牧キャンパス(前橋) 9 月 15 日(金)

「力率改善回路とスイッチモード電源」 担当講師:遠坂俊昭、吉岡均

パワーエレクトロニクス(電源回路)の一般的な回路知識を教授する講座で、特に電源回

路技術では力率改善回路とスイッチモード電源について詳細な解説を行います。講義内容は、

AC-DC変換回路と特性と力率、力率と電流高調波、力率改善回路の原理と種類、スイッチ

モード電源の種類と動作、スイッチモード電源の設計方法です。

■ G11 群馬大桐生キャンパス(桐生) 10 月 5 日(木)・6 日(金)

「スイッチモード電源の設計を確実にする SIMetrix/SIMPLIS の使い方」 担当講師:遠坂

俊昭

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スイッチング電源、インバータの設計での回路シミュレーション技術を習得する。回路シミュ

レータとして、SIMetrix/SIMPLIS を取り上げ活用のための知識を学びます。設計実習内容は、

SIMetrix/SIMPLIS の使い方、バックコンバータの負帰還設計とシミュレーション、電圧モード・

ブーストコンバータのシミュレーション、電流モード・ブーストコンバータのシミュレーション、過

渡応答のシミュレーションです。

■ G12 群馬大桐生キャンパス 10 月 12 日(木)・13 日(金)、19 日(木)・20 日(金)

「スイッチモード電源の負帰還設計・評価」 担当講師:遠坂俊昭

スイッチモード電源の設計、評価、特性改善を学ぶ講座であり、設計実習課題としてバック

コンバータ、力率改善回路(PFC)、電圧モード・ブーストコンバータ、電流モード・ブーストコン

バータの中から受講生が選択して行います。設計・実習内容は、バックコンバータの設計と評

価、電圧モードブーストコンバータの設計評価、電流モードブーストコンバータの設計評価、

力率改善回路(アクティブフィルタ)の設計評価、スイッチモード電源の安定化です。