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1227 オールライナー Z工法
【技術保有会社】 アクアインテック株式会社 http://www.aquaintec.co.jp
管清工業株式会社 http://www.kansei-pipe.co.jp
【問 合 せ 先】 アクアインテック株式会社
管路事業部 オールライナー部 TEL 0537−35−0312
2013 年3月 13 日~ 2018 年3月 31 日
技術の適用範囲
施工実績(抜粋)
技術保有会社および連絡先
審査証明有効年月日
インターネットによる情報公開
管 種 : 鉄筋コンクリート管,陶管
管 径 : 呼び径 200 ~ 1000
施工延長 : 100 m(呼び径 200 ~ 800)
70 m(呼び径 900 ~ 1000)
施工場所 管径(mm) 管 種 工区数 施工距離(m) 工 期
兵庫県 神戸市 φ 800 鉄筋コンクリート管 1 99 H12. 8
三重県 津 市 φ 1050 鉄筋コンクリート管 1 71 H15. 2
東京都 足立区 φ 450 陶 管 2 41 H16. 7
神奈川県 横浜市 φ 250 陶 管 1 40 H18. 5
鹿児島県 鹿児島市 φ 250 陶 管 3 90 H19.10
大阪府 大阪市 φ 610 鉄筋コンクリート管 2 58 H20. 2
愛媛県 松山市 φ 1000 鉄筋コンクリート管 1 14 H22. 1
長崎県 長崎市 φ 900 鉄筋コンクリート管 1 66 H24. 3
・公益財団法人 日本下水道新技術機構 http://www.jiwet.jp/examination
・建設技術審査証明協議会 http://www.jacic.or.jp/sinsa/
下水道管きょの更生工法 ─形成工法─下水道管きょの更生工法 ─形成工法─
オールライナーZ工法オールライナーZ工法
平成24年度 建設技術審査証明事業(下水道技術)
技術概要書
建設技術審査証明事業実施機関公益財団法人 日本下水道新技術機構
建設技術審査証明事業実施機関公益財団法人 日本下水道新技術機構
1227 オールライナー Z工法
技術の概要 技術の特徴
オールライナーZ工法は,工場で含浸された更生材(ガラス繊維および不織布に熱硬化性樹脂を含浸
させたもの)を既設人孔より本管内に引き入れた後,更生材に水圧をかけ拡張し,温水を循環させ樹脂
を硬化形成させることによって,既設管きょ内に新しい管きょを形成する工法である。
更生材はガラス繊維を配置することで強度を向上させており,また耐酸性ガラス繊維の使用により,
酸性雰囲気下での耐久性を向上させている。
図-1 更生材の構造
●ベースホース
●外層不透過性フィルム
●ガラス繊維入りフェルト
+不飽和ポリエステル樹脂
●キャリブレーションホース
●内層不透過性フィルム
●内層樹脂含浸フェルト
+ノンスチレンビニルエステル樹脂既設管
写真-1 施工状況
更生材料の人孔への導入 ウィンチによる牽引 加熱硬化中
図-2 施工状況
ウィンチによる更生材料の導入状況 加熱硬化状況
技術の特徴を以下に示す。
( 1)施 工 性:次の条件下で施工ができる。
①水圧 0.07 MPa,流量 3.8 ℓ/min 以下の浸入水 ②100 mm 以下の部分的滞留水
③屈曲角 10°以下の継手部 ④段差 20 mm 以下の継手部
⑤隙間 50 mm 以下の継手部
( 2)強度特性:更生管の強度特性は次の試験値以上である。
1 )耐荷強度(偏平強さまたは外圧強さ)
①呼び径 600以下 :「下水道用硬質塩化ビニル管(JSWASK-1)」と同等以上の偏平強さ
②呼び径 700 ~ 800:「下水道用強化プラスチック複合管(JSWAS K-2)」( 2 種)と同等以上
の外圧強さ
2 )曲げ強度
①曲げ強度の短期試験値 100 N/mm2 ②曲げ強度の長期試験値 42 N/mm2
3 )曲げ弾性係数
①曲げ弾性係数の短期試験値 6,000 N/mm2 ②曲げ弾性係数の長期試験値 5,371 N/mm2
4 )引張強度,引張弾性係数,圧縮強度,圧縮弾性係数
①引張強度の短期試験値 45 N/mm2 ②引張弾性係数の短期試験値 5,000 N/mm2
③圧縮強度の短期試験値 90 N/mm2 ④圧縮弾性係数の短期試験値 5,000 N/mm2
( 3 )耐ストレインコロージョン性:更生管は,耐ストレインコロージョン性を有する。
( 4)耐薬品性:更生管は,「下水道用強化プラスチック複合管(JSWAS K-2)」と同等以上の耐薬品性
を有する。
( 5)耐摩耗性:更生管は,「下水道用硬質塩化ビニル管(JSWASK-1)」と同等以上の耐摩耗性を有する。
( 6)水 密 性:更生管は,0.1 MPa の外水圧および内水圧に耐える水密性を有する。
( 7)成形後収縮性:更生管は,成形後 2.5 時間以内に収縮がなく安定する。
( 8)更生管のサンプル試験による強度等:更生管の強度特性は次の試験値以上であると認められる。
1 )曲げ強度,曲げ弾性係数
①曲げ強度の短期試験値 90 N/mm2 ②曲げ弾性係数の短期試験値 5,400 N/mm2
2 )引張強度,引張弾性係数
①引張強度の短期試験値 40 N/mm2 ②引張弾性係数の短期試験値 4,500 N/mm2
3 )圧縮強度,圧縮弾性係数
①圧縮強度の短期試験値 72 N/mm2 ②圧縮弾性係数の短期試験値 4,000 N/mm2
( 9 )既設管への追従性:更生管は,地盤変位に伴う既設管への追従性を有する。
写真-2 外圧試験状況 写真-3 耐震試験装置
1227 オールライナー Z工法
技術の概要 技術の特徴
オールライナーZ工法は,工場で含浸された更生材(ガラス繊維および不織布に熱硬化性樹脂を含浸
させたもの)を既設人孔より本管内に引き入れた後,更生材に水圧をかけ拡張し,温水を循環させ樹脂
を硬化形成させることによって,既設管きょ内に新しい管きょを形成する工法である。
更生材はガラス繊維を配置することで強度を向上させており,また耐酸性ガラス繊維の使用により,
酸性雰囲気下での耐久性を向上させている。
図-1 更生材の構造
●ベースホース
●外層不透過性フィルム
●ガラス繊維入りフェルト
+不飽和ポリエステル樹脂
●キャリブレーションホース
●内層不透過性フィルム
●内層樹脂含浸フェルト
+ノンスチレンビニルエステル樹脂既設管
写真-1 施工状況
更生材料の人孔への導入 ウィンチによる牽引 加熱硬化中
図-2 施工状況
ウィンチによる更生材料の導入状況 加熱硬化状況
技術の特徴を以下に示す。
( 1)施 工 性:次の条件下で施工ができる。
①水圧 0.07 MPa,流量 3.8 ℓ/min 以下の浸入水 ②100 mm 以下の部分的滞留水
③屈曲角 10°以下の継手部 ④段差 20 mm 以下の継手部
⑤隙間 50 mm 以下の継手部
( 2)強度特性:更生管の強度特性は次の試験値以上である。
1 )耐荷強度(偏平強さまたは外圧強さ)
①呼び径 600以下 :「下水道用硬質塩化ビニル管(JSWASK-1)」と同等以上の偏平強さ
②呼び径 700 ~ 800:「下水道用強化プラスチック複合管(JSWAS K-2)」( 2 種)と同等以上
の外圧強さ
2 )曲げ強度
①曲げ強度の短期試験値 100 N/mm2 ②曲げ強度の長期試験値 42 N/mm2
3 )曲げ弾性係数
①曲げ弾性係数の短期試験値 6,000 N/mm2 ②曲げ弾性係数の長期試験値 5,371 N/mm2
4 )引張強度,引張弾性係数,圧縮強度,圧縮弾性係数
①引張強度の短期試験値 45 N/mm2 ②引張弾性係数の短期試験値 5,000 N/mm2
③圧縮強度の短期試験値 90 N/mm2 ④圧縮弾性係数の短期試験値 5,000 N/mm2
( 3 )耐ストレインコロージョン性:更生管は,耐ストレインコロージョン性を有する。
( 4)耐薬品性:更生管は,「下水道用強化プラスチック複合管(JSWAS K-2)」と同等以上の耐薬品性
を有する。
( 5)耐摩耗性:更生管は,「下水道用硬質塩化ビニル管(JSWASK-1)」と同等以上の耐摩耗性を有する。
( 6)水 密 性:更生管は,0.1 MPa の外水圧および内水圧に耐える水密性を有する。
( 7)成形後収縮性:更生管は,成形後 2.5 時間以内に収縮がなく安定する。
( 8)更生管のサンプル試験による強度等:更生管の強度特性は次の試験値以上であると認められる。
1 )曲げ強度,曲げ弾性係数
①曲げ強度の短期試験値 90 N/mm2 ②曲げ弾性係数の短期試験値 5,400 N/mm2
2 )引張強度,引張弾性係数
①引張強度の短期試験値 40 N/mm2 ②引張弾性係数の短期試験値 4,500 N/mm2
3 )圧縮強度,圧縮弾性係数
①圧縮強度の短期試験値 72 N/mm2 ②圧縮弾性係数の短期試験値 4,000 N/mm2
( 9 )既設管への追従性:更生管は,地盤変位に伴う既設管への追従性を有する。
写真-2 外圧試験状況 写真-3 耐震試験装置
1227 オールライナー Z工法
【技術保有会社】 アクアインテック株式会社 http://www.aquaintec.co.jp
管清工業株式会社 http://www.kansei-pipe.co.jp
【問 合 せ 先】 アクアインテック株式会社
管路事業部 オールライナー部 TEL 0537−35−0312
2013 年3月 13 日~ 2018 年3月 31 日
技術の適用範囲
施工実績(抜粋)
技術保有会社および連絡先
審査証明有効年月日
インターネットによる情報公開
管 種 : 鉄筋コンクリート管,陶管
管 径 : 呼び径 200 ~ 1000
施工延長 : 100 m(呼び径 200 ~ 800)
70 m(呼び径 900 ~ 1000)
施工場所 管径(mm) 管 種 工区数 施工距離(m) 工 期
兵庫県 神戸市 φ 800 鉄筋コンクリート管 1 99 H12. 8
三重県 津 市 φ 1050 鉄筋コンクリート管 1 71 H15. 2
東京都 足立区 φ 450 陶 管 2 41 H16. 7
神奈川県 横浜市 φ 250 陶 管 1 40 H18. 5
鹿児島県 鹿児島市 φ 250 陶 管 3 90 H19.10
大阪府 大阪市 φ 610 鉄筋コンクリート管 2 58 H20. 2
愛媛県 松山市 φ 1000 鉄筋コンクリート管 1 14 H22. 1
長崎県 長崎市 φ 900 鉄筋コンクリート管 1 66 H24. 3
・公益財団法人 日本下水道新技術機構 http://www.jiwet.jp/examination
・建設技術審査証明協議会 http://www.jacic.or.jp/sinsa/
下水道管きょの更生工法 ─形成工法─下水道管きょの更生工法 ─形成工法─
オールライナーZ工法オールライナーZ工法
平成24年度 建設技術審査証明事業(下水道技術)
技術概要書
建設技術審査証明事業実施機関公益財団法人 日本下水道新技術機構
建設技術審査証明事業実施機関公益財団法人 日本下水道新技術機構