Nghi Son 港

Vung Ang 港

Da Nang 港

Dung Quat 港

Thailand

Laos

China

Phnom Penh

Sawanaket

Lao Bao(ラオス側)　

to 広州

to 昆明

海南島

フーコック島

Lao Cai

Lang SonCho MoiDoan Hung

Ha Noi

Hai Phong

Mong Cai

Ninh Binh

Thanh Hoa

Vinh

Hong Linh

Ha Tinh

Lao Bao

Dong Ha

Hue

Da Nang

Ngoc HoiDak To

Pleiku

Quang Ngai

Quy Nhon

Da Lat

Phan Thiet

Dau Giay

Chon Thanh

Nha Trang

Ho Chi Minh City

Ba RiaVung Tau

Can ThoRach Gia

Ca Mau

Lai Chau水力発電所（1,200 MW）事業主：EVN、稼働年：2016年

Son La水力発電所（2,400 MW）事業主：EVN、稼働年：2011年※東南アジア最大級水力

Hoa Binh水力発電所（1,960MW）事業主：EVN、稼働年：1988年

Ialy水力発電所（720MW）事業主：EVN、稼働年：2000年※中部エリア最大級水力

ニントゥアン省原子力発電所(第1原発4,000MW、第2原発4,000MW)事業主：EVN※日本原電が、第2原発のF/Sを受注（2011年）

風力発電事業事業主：REVN（越）発電容量：30MW（2009年より商業運転開始）※REVNは、ニントゥアン省でも90MWの風力発電設備を建設中

Son My 1発電所事業主：双日他、稼働年：2018年

Vinh Tan 3石炭火力発電所（1,980MW）事業主：One Energy（三菱商事出資）他、稼働年：2017年

Phu My複合ガス火力発電所（3,848MW）事業主：EVN、EDF、九州電力・双日　他※Phu My 3と2.2はBOT案件。ベトナム全土の40%前後の電力を賄う。

ハノイ市上水道事業【公営】事業主：HAWACO給水量：100万㎥/日（井戸水源251本、漏水率30～40%）※うち6万㎥は円借款にて建設（建設会社：大成建設、荏原製作所、三井住友建設）※表流水源の浄水場新規建設により、2020年までに200万㎥/日、2030年までに300万㎥/日へ拡張予定。【F/S】ハノイ都市圏上水道PPP事業（2009年）調査実施会社：メタウォーター(経済産業省民活インフラ案件形成等調査受託)調査内容：日量30万㎥の上水道PPP事業のPre F/S【技術協力】 ハノイ市管路配水技術協力（2011~2013年）実施：東京都水道局（JICA草の根資金）

ハノイ市下水道事業【円借款】Truc Bac処理場（2,300㎥/日）Kim Lien処理場（3,700㎥/日）Thang Long処理場（38,000㎥/日）建設会社：大成建設、荏原製作所、三井住友建設Bay Mau処理場（13,300㎥/日・2015年稼働予定）供与額：約620億円【民間】・Yen So処理場（BT案件） 事業主：Gamuda（マレーシア） 処理量：20万㎥/日（2012年稼働予定） 投資額：約3億ドル【技術協力】・ハノイ市下水処理維持管理協力（2010~2011年） 実施：千葉県（JICA草の根資金）

ハイフォン市上水道事業【公営】事業主：HPWSCO給水量：18.3万㎥/日【円借款】給水量：3.6万㎥/日（2015年稼働予定）供与額：約230億円【技術協力】 ・ハイフォン市上水処理技術協力 （2010～2012年） 実施：北九州市水道局（JICA草の根資金）・ADBパートナーシッププログラム（2009年～） 実施：Yarra Vally（豪）

フエ省上水道事業【公営】事業主：HueWACO給水量：15万㎥/日【F/S】フエ市上水道維持管理GISシステム導入F/S (2011年～)実施会社：国際航業【その他】フエ市上水道事業実証（～2013年）実施会社：メタウォーター（NEDO高濁度河川水利用型浄水供給システムによる水循環事業F/S・実証施設受託）実施内容：日量3,000㎥の実証施設建設、試運転、実証運用

【技術協力】水道事業人材育成プロジェクト（2007～2009年）実施会社：横浜市水道局（JICA技プロ）

フエ省下水道事業【円借款】処理量：1.71万㎥/日（2015年稼働予定）供与額：約210億円

ビンズオン省下水道整備事業【円借款】処理量：17,650㎥/日（2014年稼働予定）供与額：約78億円

ビンズオン省廃棄物コンポスト工場 (2013年稼働予定)事業主：BIWASE投資額：91０万ドル(フィンランドODA)廃棄物処理量：420トン/日(下水処理場併設）

キエンザン省上下水道技術協力（2011年）実施会社：神戸市キエンザン省下水処理等PPP事業F/S（2011~2012年）実施会社：神鋼環境ソリューション、日水コン実施内容：生水等PPP事業のF/S（国土交通省事業）

バリアブンタウ省上水道事業【公営】事業主：BWACO給水量：18万㎥/日【円借款】給水量：10万㎥/日（2012年稼働予定）供与額：約91億円

ビンズオン省飲料アルミ缶製造工場(2012年稼働予定)事業主：Thai Beverage Can.、Ball corp.投資額：6,000万ドル生産量：8.5億缶/年ドンナイ省飲料アルミ缶製造工場事業主：Crown Asia Pacific.生産量：30億缶/年ビンズオン省アルミ缶製造工場事業主：Asia Packaging industries生産量：4.5億缶/年

ホーチミン市上水道事業【公営】事業主：SAWACO給水量：135万㎥/日（漏水率40％）・浄水汚泥処理施設（2013年稼働予定） 処理量：数百万トン/日 建設費：4,900万ドル (ベルギー政府借款、ADB融資含む)【民間（SAWACOへのバルク販売）】・事業主：Thu Duc BOO Co. （マニラウォーター子会社49％出資） 給水量：30万㎥/日、 EPC：Hyundai Mobis（韓）・事業主：Kenh Dong WS JSC 給水量：20万㎥/日、 EPC：WACO（越）・事業主：Binh An Water Co.（マレーシア） 給水量：11.5万㎥/日（BT案件）【F/S】ホーチミン市上下水道PPPF/S（2011年）実施会社：IEシンガポール、世界銀行【技術協力】・ホーチミン市無収水改善事業（2008～2013年） 実施会社：世界銀行、マニラウォーター 供与額：約4,400万ドル・上下水道技術協力（2011～2015年） 実施会社：大阪府・Thu Duc浄水汚処理研究プロジェクト（2009～2011年） 供与額：67.5万ドル（米国貿易開発局等) ※汚泥130万トン/日の処理方法とCDM活用の研究

ホーチミン市下水道事業【公営】処理量：3万㎥/日（ベルギーODA）処理量：83万㎥/日（世界銀行融資、2017年稼働予定）【円借款】処理量：14.1万㎥/日処理量：47万㎥/日（2015年稼働予定）供与額：約390億円

Quy Nhon港入港可能船舶：30,000DWT、水深12m貨物取扱実績：70,000TEU（2010年）※2020年までに50,000DWT船舶受入予定

Cai Mep Thi Vai港群（深水港）・Tan Cang-Cai Mep港（商船三井40%出資）入港可能船舶：8,000TEU、水深14.5m貨物取扱可能量：650,000TEU/年北米まで直送16日間・SP-PSA国際港入港可能船舶：8,000TEU、水深14m貨物取扱可能量：110万TEU/年（200万TEU/年まで拡張中）・Cai Mep国際コンテナ港（建設中）入港可能船舶：80,000DWT、水深14m貨物取扱可能量：70万TEU/年※円借款案件（Thi Vai港を含め、供与額364億円）・Thi Vai国際総合港（建設中）入港可能船舶：75,000DWT　貨物取扱可能量：200万トン/年、水深12m※円借款案件

Cai Lan港

Hai Phong港

Saigon港群（河川港）入港可能船舶：30,000DWT　VICT・Cat Lai港等、主要4港で構成※ベトナムの全貨物の54％は南部港での取扱い（うち、VICTとCat Lai港で60％）。※日本まで直行最短6日間※海路では、タイまで2日間、シンガポールまで2日間※陸路では、バンコクまで3日間（積換2回）、プノンペンまで2日間

Hiep Phuoc新港（河川港・拡張中）入港可能船舶：50,000DWT・Soai Rap川浚渫工事(2013年完工予定) 工事費：7,000万ユーロ（ベルギー借款） ※本工事により、70,000DWTまで入港可 能となる予定。

Vung Ang経済区

Hon La経済区

Dung Quat経済区

Phu Quoc Nam An Thoi経済区

Nhon Hoi経済区・風力発電事業（投資承認済み） 発電容量：1MW 事業主：Aircraft Co.（独） 投資額：140万ドル

Nam Phu Yen経済区・Vung Ro製油所（計画） 生産能力：8万BPD

Van Phong経済区・Nam Van Phong製油所（計画） 生産能力：20万BPD・Van Phong国際中継港（2020年完工予定） 入港可能船舶：110,000DWT　 貨物取扱可能量：1,700万TEU/年 投資額：36億ドル・Van Phong石油ターミナル（2012年完工予定） 貯蔵容量：505,000㎥・Van Phong 1石炭火力発電所（2017年完工予定） 発電容量：1,320MW 事業主：住友商事　他

Chu Lai経済区

ダナン市上水道事業【公営】事業主：DAWACO給水量：16.5万㎥/日【技術協力】USAIDパートナーシップPJ（2007～2009年）実施：マニラウォーター

ダナン市下水道事業【公営】処理量：6.4万㎥/日

Dinh An経済区

Nam Can経済区

Chan May-Lang Co経済区

Nghi Son経済区

Dong Nam Nghe An経済区

Dinh Vu Cat Hai経済区

Van Don経済区

ラオカイ省Sin Quyen鉱床 銅精錬事業主：VIMICO（越）推定埋蔵量：1億トン（銅等）生産能力：1万トン/年（2008年より開始）

ライチョウ省Dong Pao鉱床レアアース開発事業主：双日、豊田通商、LAVRECO生産規模予定：3,000～6,000トン/年（ランタン、セリウム、ネオジム等）

ラムドン省Nhan Coアルミナ精錬プラント（建設中）(2012年稼働予定)事業主：VINACOMIN、ALCON（米）生産能力：60万トン/年工場EPC：CHALIECO（中国）

ダクノン省Tan Raiアルミナ精錬プラント（建設中）(2012年稼働予定)事業主：VINACOMIN、YMG（中国）生産能力：30万トン/年工場EPC：CHALIECO（中国）

ロンアン省 Mat Troiソーラーエナジー生産品目：太陽電池モジュール組立（香港向け輸出）投資額：1,000万ドル

ラオカイ省肥料製造工場（2012年完工予定）事業主：VINACHEM生産能力：33万トン/年※ベトナムの肥料輸入実績は、約350万トン(2010年)。うち、約50％は中国から輸入。

フートー省Tam Nongバイオエタノール製造工場（2012年稼働予定）事業主：PVB（PVOil子会社）投資額：8千万ドル生産量：1億リットル/年※バイオ燃料の開発計画は、Decision177（2007年）で規定。

クアンナム省Dai Locバイオエタノール製造工場（2012年稼働予定）事業主：Dong Xanh JSC.投資額：3千万ドル生産量：1.25億リットル/年

カマウ省肥料製造工場（2012年末稼働予定）事業主：PVN生産能力：80万トン/年工場EPC：WEC-CMC（中国） カントー市上水道事業

【公営】事業主：CTWSC 給水量：9万㎥/日 カントー市下水道事業【公営】処理量：22,550㎥/日（KfW融資）【その他】工業団地向け集中排水処理開発調査（2009～2014年）実施会社：KfW、GIZ（予算10 mil EUR)実施内容：カントー市Tra Noc工業団地向けの排水処理検討

ニントゥアン省バイオエタノール製造工場（2013年稼働予定）事業主：Thai Viet JSC.投資額：5千万ドル生産量：0.6億リットル/年

ブンタウ省Dinh Coガス処理場事業主：PVGas生産量：35万トン/年（LPG）※Nam Con Son、Cuu Long油田の 随伴ガスを処理し、発電所等へ供給※ベトナムの2012年のLPG需要は、 約130万トンと予想 (前年比6.8%増)。

ブンタウ省Phu My肥料製造工場事業主：PVN生産量：74万トン/年※CO2回収システムは、MHIが供給

ドンナイ省バイオエタノール製造工場事業主：Tung Lam Co.生産量：0.5億リットル/年

ドンナイ省DOP製造工場事業主：LG Vina Chemical生産量：3万トン/年

ダクラク省バイオエタノール製造工場（2013年稼働予定）事業主：Milestone Energy（日）投資額：7千万ドル生産量：1.2億リットル/年

ダクノン省バイオエタノール製造工場事業主：Dai Viet Co.生産量：0.54億リットル/年

ビンフォック省バイオエタノール製造工場（2012年稼働予定）事業主：Orient Bio Fuels Co.（伊藤忠49％出資）投資額：8千万ドル生産量：1億リットル/年

タイビン省硝酸アンモニウム製造工場（2014年稼働予定）事業主：Vinacomin投資額：2.8億ドル生産量：20万トン/年

友誼間イミグレーション友誼間のすぐ先には、広西凭祥総合保税区あり。

南寧保税物流センター

出光クーロン石油開発　Nam Ron, Doi Moi 油田ベトナム南部沿岸域には、油・ガス田が広がる。現在3本のガスパイプライン(全長892km)が敷設済

東西経済回廊ベトナムーラオスータイーミャンマー※Lao Bao⇔Da Nang陸路5時間

南部経済回廊ベトナムーカンボジアータイ※ベトナム国境Moc Bai⇔プノンペンは普通乗用車で約5時間（約180km)

127、128鉱区（探査中）事業主：ONGC（インド）※南シナ海での海洋資源開発に対し、中国が反発

1 全国地図・大型プロジェクトベトナム北部・中部近郊ビジネス情報

2012

Thai NguyenHa NoiHa NoiHa NoiLang Hoa LacDoan HungHa LongLang SonBac NinhNinh BinhMai DichRR2 HanoiRR3 HanoiRR4 HanoiRR5 HanoiPhap VanCau GieNinh BinhThanh HoaVinhHa Tinh Hong LinhCam LoCam LoQuang TriHueDa NangNgoc HoiDa NangQuang NgaiQuang NgaiQuy NhonQuy NhonNha TrangPhan ThietNha TrangDa LatHCMCHCMCHCMCHCMCLong ThanhBien HoaRR2 HCMCRR3 HCMCRR4 HCMCTrung Luong

Can ThoSoc TrangHa Tien

14,700

33,700

9,000

18,700

14,700

8,500

2,400

8,500

2,600

6,800

11,800

－

7,700

10,400

－

73,300

80,100

57,200

45,700

38,300

4,700

－

2,900

41,200

37,500

13,300

16,000

39,600

100

35,600

600

36,400

23,700

39,600

25,400

16,000

74,900

44,300

37,100

67,800

30,200

74,800

47,200

－

39,100

39,100

22,100

3,600

2,100

Cho MoiHai PhongLao CaiThai NguyenHoa lacHoa BinhHoa LacMong caiBac GiangHa LongHai PhongNoi Bai

Cau GieNinh BinhThanh HoaVinhHa TinhQuang TriHuong SonTuy LoanLao BaoHueDa NangNgoc HoiChon ThanhQuang NgaiDak ToQuy NhonPleikuNha TrangPhan ThietDau GiayDa LatDau GiayLong ThanhThu Dau MotMoc BaiTrung LuongNhon TrachVung Tau

My ThuanMy ThuanCa MauCan ThoRach Gia

2020年

予測交通量(PCU)

オーナー区間進捗

＊数字は供用

予定時期

Pho Chau

Bac Ninh

Quang Ninh

Rach Gia

Dau GiayChon Thanh

Ben Luc

Can Tho

Chau DocBac Lieu

建設中

建設中

建設中

運営済み

建設中

事業者募集中

着工待ち

調査中

調査中

事業者募集中(ODA)

建設中

建設中

調査中

着工待ち

建設中 (2014)

事業者募集中(ODA)

事業者募集中(ODA)

事業者募集中(ODA)

事業者募集中

建設中

事業者募集中

事業者募集中(ODA)

事業者募集中(民間)

事業者募集中

建設中 (2016)

運営済み

着工待ち (2016)

調査中

建設中

事業者募集中(ODA)

調査中

事業者募集中(ODA)

事業者募集中(ODA)

VIDIFI

VEC(ADB)

PMU2 MOT (円借款)

VINACONEX, POSCO E&C

GELEXIMCO

GITEC（China）

MOT (円借款、WB)

PMU Thang Long-MOT(円借款)

VEC

VEC

MOT

MOT

MOT

VEC（円借款、WB）

BITEXCO

VEC (円借款、ADB)

PMU My Thuan

VEC (円借款、ADB)

BVEC

MOT

MOT

MOT

Cuu Long CIPM

Cuu Long CIPM

南北高速道路　各区間の進捗交通量予測

交通量予測出所：VITRANSS2運営済み 建設中

Dung Quat（第1製油所）

Nghi Son（第2製油所）

Long Son（第3製油所）

Vung Ro（第4製油所）

Nam Van Phong

Can Tho

15万BPD

5万BPD

稼働中

計画中34

26

49

36

26

59

Petrovietnam

Petrovietnam

Technostar、Tellioil

Petrolimex

Vidon

出光興産、KPI、Petrovietnam、三井化学

20万BPD

20万BPD

8万BPD

20万BPD

4万BPD

最終投資決定検討中

用地回収中

用地回収済

計画中

計画中

ステージ 場所名称 年産能力事業主体

製油所建設プロジェクト　2010年国内石油消費量30万BPD

Bach Ho（09-1）Su Tu Den（15-1）PM3-CAARang Dong・Hung Dong（15-2）

Rong Doi・Rong Doi Tay（11-2）Te Giac Trang(16-1)Ca Ngu Vang（9-2）Ruby（01.02）Nam Ron・Doi Moi（09-1,09-3）Chim Sao（12）Song Doc(46-02)16-2鉱区05-1b,c鉱区104,109/5鉱区122鉱区

操業中

操業中

操業中

操業中

操業中

操業中

操業中

操業中

操業中

操業中

操業中

探鉱中

探鉱中

探鉱中

探鉱中

FSO by MODEC

FPSO by MODEC

CO2-EOR実験済

FSO by MODEC

FSO by MODEC

FPSO by EMAS

FPSO by MODEC

Vietsovpetro（越露JV）CLJOC（ベトナム）TML（マレーシア）日本ベトナム石油

KNOC（韓国）PTTEP（タイ）PTTEP（タイ）PCVL（マレーシア）出光クーロン石油開発Premier Oil（イギリス）　TSJOC(カナダ）新日石クーロン石油開発　JX日鉱日石開発　モエコソンホン石油（日本）　Petronas (マレーシア)

130,000 120,000 60,000 50,000

40,000 40,000 20,000 20,000 20,000 25,000 25,000

ステージ 備考名称

生産量(bpd)

事業主体 (主企業)

油田開発プロジェクト 2011年産油量1,518万トン　※2011年天然ガス産出量は85.4億㎥

VPS

Pomihoa SteelVinakyoei

POSCO SS-VinaPominaCai Lan SteelHoa PhatTISCO

11

49

474718

6POSCO35、VNS34、DAEWOO10%Pomihoa Steel共栄製鋼45、VNS40、三井物産9%POSCO Speciality SteelPominaVinashinHoa PhatTISCO

線材、棒鋼

線材、棒鋼線材、棒鋼電炉・棒鋼、形鋼電炉・線材、棒鋼、形鋼電炉・線材、棒鋼、形鋼電炉・熱延鋼板電炉・線材、棒鋼電炉・線材、棒鋼、形鋼

27万t

36万t50万t50万t100万t90万t100万t50万t55万t

稼働中

稼働中稼働中建設中建設中稼働中稼働中稼働中稼働中

年産能力 ステージ 場所名称 生産品事業主体

主要電炉・単圧ミルプロジェクト

FormosaTataGuang Lian

高炉建設プロジェクト

34

Formosa95、Sunsco5%Tata65、VNS30、VICEM5%E-United93※JFEスチールがF/S実施中

高炉建設高炉建設高炉建設

1,500万t460万t700万t

着工待ち未承認承認済み

年産能力 ステージ 場所名称 生産品事業主体

鉄鋼開発プロジェクト

28

神戸製鋼

VTM

Hoa PhatTISCOPOSCO VietnamHoa SenCSVC

Hoa SenVNS・DanieliNippon Steel PipeVietnamPOSCO VSTJ-Spiral Steel Pipe

神戸製鋼

VNS45、昆明鋼鉄45、ラオカイ鉱産社10%Hoa PhatTISCOPOSCO85、新日鉄15%Hoa SenCSC51、住友金属30、住友商事5%Hoa SenVNS80、Danieli20%新日鉄51、メタルワン20、VNS10%POSCOJFE35、丸一鋼管35、豊通JV30%

アイアンナゲット(タッケ鉱山開発含む)ビレット等(クイサ鉱山開発含む)ビレット等ビレット等冷延鋼板冷延鋼板冷延メッキ鋼板

熱延鋼板熱延鋼板スパイラル鋼管

ステンレス冷延鋼板スパイラル鋼管

240万t

50万t

100万t50万t190万t60万t160万t

150万t200万t6万t

23.5万t5万t

承認済

建設中

建設中建設中稼働中建設中建設中

検討中検討中稼働中

稼働中稼働中

518

49

48

27

16

高炉建設以外のプロジェクト

発電所案件

上下水道案件

港湾案件

経済特区

(法人税が4免9減、

個人所得税が半減な

どの税優遇あり)

肥料製造工場等

レアアース・精錬案件

高速道路プロジェクトうち、 　は運営済みもしくは建設中区間

2

4

各省・市データ人口は、2011年末時点で約8,784万人に達し、2010年末より1.04%増加。都市部と地方部の人口比率は、3：7。2020年には1億人を突破する見込み。一人当りの所得は、直近2年で平均37.3%上昇（VNDベース）。特に、紅河デルタ域での所得上昇率が高く、平均43.5%上昇。ただし、消費や投資額は南東地域が最も高く、小売額が全体の46%（紅河デルタ20%）、投資額は全体の34%（紅河デルタ23%）を占めている。

2011年の二輪車販売台数は、前年比18.9％増となり400万台の大台を超えた。一方、自動車販売台数は2008年からほぼ横ばいの状態が続いており、輸入車を含めても17万台程度の市場に留まり、インドネシアの81万、タイの74万台に比べてまだ小さい。しかし、2011年は、小型車を中心にセダンタイプが前年比22%増と大きく躍進しており、その中心的役割を果たしているのが地場チュオンハイ自動車が組立てる、韓国KIAブランド車である。輸入完成自動車についても、うち約半数は韓国からであり、また韓国からの自動車パーツ輸入額も、2011年で4億5千万ドル（対前年比30％増）を超え、タイを超える勢いである。このように、ベトナムの自動車市場は、韓国ブランドの浸透が急激に進んでいる。

※Top5を赤塗りで表示 ※2010年のレートは20000VND/USDで計算※2011年の人口は、4月時点でのもの。

123456789

101112131415161718192021222324252627282930313233343536373839404142434445464748495051525354555657585960616263

Ha NoiVinh PhucBac NinhQuang NinhHai DuongHai PhongHung YenThai BinhHa NamNam DinhNinh BinhHa GiangCao BangBac CanTuyen QuangLao CaiYen BaiThai NguyenLang SonBac GiangPhu ThoDien BienLai ChauSon LaHoa BinhThanh HoaNghe AnHa TinhQuang BinhQuang TriThua Thien HueDa NangQuang NamQuang NgaiBinh DinhPhu YenKhanh HoaNinh ThuanBinh ThuanKon TumGia LaiDak LakDak NongLam DongBinh PhuocTay NinhBinh DuongDong NaiBa Ria Vung TauHo Chi MinhLong AnTien GiangBen TreTra VinhVinh LongDong ThapAn GiangKien GiangCan ThoHau GiangSoc TrangBac LieuCa Mau

地域別情報、産業コメント

紅河デルタ　密度：939人/km2

2011年人口(千人)

2010年 年収/人 (USD)左列:平均年収、右列:上位20％所得層の平均年収

2010年小売総額 (bil USD)

1988-2011年投資総額(bil USD)

都市人口(%)

6,629 1,014 1,040 1,170 1,717 1,871 1,135 1,788 787 1,831 901 744 514 298 732 634 750 1,136 737 1,563 1,326 515 391 1,103 799 3,408 2,919 1,228 852 602 1,093 950 1,427 1,220 1,491 873 1,175 573 1,182 452 1,316 1,768 526 1,217 907 1,081 1,705 2,623 1,022 7,549 1,454 1,680 1,257 1,008 1,027 1,673 2,151 1,715 1,203 759 1,306 876 1,216

1,208 739 988 1,072 784 1,016 719 678 690 742 721 366 450 466 532 491 507 690 558 662 676 367 340 481 498 504 552 504 570 570 635 1,138 561 546 690 608 755 568 696 568 616 641 623 754 915 861 1,619 1,058 1,017 1,642 773 788 720 653 743 683 791 789 924 659 617 764 750

2,900 2,340 2,287 1,596 1,580 2,441 1,494 1,430 1,474 1,581 1,573 848 1,208 1,139 1,146 1,270 1,403 867 890 1,050 1,149 1,142 1,601 1,277 1,563 1,064 1,173 1,153 1,286 1,297 1,339 2,640 1,181 1,161 1,544 1,350 1,742 1,437 1,413 1,290 1,408 1,484 1,508 1,744 2,139 2,096 4,209 2,294 2,504 3,857 1,724 1,787 1,722 1,542 1,630 1,590 1,830 1,947 2,062 1,524 1,504 1,736 1,732

10.36 0.81 0.83 1.31 0.63 1.73 0.50 0.71 0.36 0.59 0.51 0.12 0.20 0.09 0.31 0.28 0.27 0.48 0.44 0.35 0.49 0.16 0.07 0.39 0.23 1.15 1.27 0.73 0.44 0.48 0.74 1.55 0.72 0.87 1.14 0.47 1.48 0.32 0.83 0.18 0.64 1.31 0.24 1.04 0.62 1.55 2.22 2.87 1.09 18.69 0.89 1.15 0.77 0.43 0.87 1.34 2.05 1.42 1.67 0.60 1.09 0.72 1.22

21.80 2.27 2.89 3.82 5.27 6.09 1.66 0.26 0.41 0.21 0.75 0.01 0.03 0.02 0.12 0.86 0.05 0.12 0.21 0.75 0.43 0.00 0.00 0.12 0.15 7.09 1.51 8.50 0.04 0.07 1.92 3.44 4.97 3.80 0.63 6.48 0.82 0.68 1.39 0.07 0.08 0.10 0.02 0.50 0.64 1.44 15.04 17.93 27.16 32.67 3.63 0.47 0.17 0.15 0.09 0.05 0.12 3.02 0.85 0.67 0.03 0.06 0.78

40.9 22.8 23.7 51.6 19.0 45.9 12.3 9.7 10.5 17.8 17.9 14.2 16.9 16.0 13.0 21.0 19.4 25.9 19.1 9.4 15.9 14.7 13.9 13.8 14.9 10.5 12.9 14.9 15.1 28.3 39.7 84.7 19.0 14.6 27.7 23.2 44.2 35.8 38.9 33.3 29.1 24.4 14.5 37.6 16.5 15.5 30.1 32.7 49.6 81.6 17.6 13.8 10.0 15.4 15.4 17.7 28.4 26.7 65.6 19.8 21.4 26.3 21.3

省番号

%%

0%10%20%30%

0% 10% 20% 30%

＜10歳

10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代

80代

0%10%20%30%

0%

都市、地方部の年齢別人口分布(2011年)

都市、地方部の年齢別人口分布(2011年)

都市、地方部の年齢別人口分布(2011年)

都市、地方部の年齢別人口分布(2011年)

都市、地方部の年齢別人口分布(2011年)

10% 20% 30%

＜10歳10代20代30代40代50代60代70代80代

%%

0%10%20%30%

0% 10% 20% 30%

＜10歳

10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代

80代%%

0%10%20%30%

0% 10% 20% 30%

＜10歳10代20代30代40代50代60代70代80代

%%

0%10%20%30%

0% 10% 20% 30%

＜10歳

10代

20代

30代

40代

50代

60代

70代

80代%

%

全歳入の86％に相当する110億ドルを工業分野から得る。同エリアは石炭産出の要となっており、約1億5千万トンの埋蔵量があるとされ、石炭火力発電所の建設が今後も推進される。また、稲作を中心に農業分野からの歳入も多く、全体の12％（30億ドル）を占める。単位面積当たりの米収穫量は全国で最も高い5.9トン/ha。

北部山岳地域　密度：117人/km2

Tuyen Quang省を中心に林業による歳入が1.4億ドルと全国で最も高く、全歳入に占める割合も6％を占める。また、Lao Cai省、Yen Bai省は鉱物埋蔵量が豊富とされており、今後はレアアース開発の進展が期待される。Da河水系沿いに、ホアビン、ソンラと大型水力発電所が2ヶ所あり、現在、その上流に約18億ドルかけて新規の水力発電所を建設中。

中部沿岸地域　密度：197人/km2

工業分野の歳入が43億ドルと、紅河デルタ、南東地域に続いて、同分野からの歳入が多い。Quang Ngai省では、ベトナム唯一の製油所が2009年より稼働済みであり、2011年は同製油所の生産品は金額ベースで約50億ドルに相当する。Dung Quat経済区を中心に、さらに重化学工業化が進むことが期待されている。水産業は養殖はあまり盛んではなく、1トンあたりの水産物価格は470ドルに留まる。

メコンデルタ　密度：426人/km2

全歳入の54％を農水産業で得る。エビ、カキなどの養殖が盛んなTien Giang省、Soc Trang省を中心に水産物単価が全国で最も高い643ドル/トンとなり、中部沿岸地域に比べて約1.4倍の付加価値がある。農業も盛んであり、米生産量はTop5までが同エリアの省で占められている。単位面積当たりの米収穫量も5.4トン/haと紅河デルタ地域に次いで高いが、農家の数が約38,000と全国で最も多く、作地面積の規模が小さいことが課題。

中部高原地域　密度：95人/km2

全歳入の74％が農業分野であり、米や穀物以外の付加価値の高い商品を生産。Lam Dong省だけで年間4億ドルほとに達する。

南東地域　密度：617人/km2

全歳入の94％に相当する175億ドルを工業分野から得るベトナム最大の商業エリア。港湾、道路などの主要インフラが連動して開発され、投資環境は年々改善。

5

3 FDI・経済動向

2011年は、加工製造業での新規投資が52.2億ドルと全体の約45%を占め、2010年に投資額No.1であった不動産は、前年比89%減の7.4億ドルに落ち込んだ。低調な不動産投資とともに、建設業もその投資を減らし、前年比40%減となった。日本の対越投資件数は過去最高の208件となり、韓国の270件に次いで2番目である。2011年の日本の対越投資は、約18.5億ドルに達し、うち約65%が加工製造業となっている。2011年は、GDP＋5.89%となり、今後も堅調な成長が見込まれているが、インフレに歯止めがかからず、2011年は ＋18.58%と年初目標の7%を大きく上回った。一方で、小売売上は前年比24.2%増 (実質4.7%) と引き続き上昇傾向である。2012年第1四半期のGDPは＋4.00％となり、通年でも5%代に鈍化する見込み。不動産市場の低迷を受け、鉄鋼・セメント業界が冷え込み、金融引き締め政策によって、越企業の借入・返済が難しくなっていることが背景にある。

■ 外国直接投資動向（日本）

47 54 65

12 14 26

40 48 53

61

107

146 154

147

77

114

208

0

50

100

150

200

250

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

8,000

9,000

1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011

(mil USD) (件数)主な日系企業の投資 1991年：味の素 1993年：エースコック 1994年：久光製薬 1995年：スズキ 1995年：トヨタ 1996年：ホンダ 1998年：ヤマハ 2001年：キャノン 2003年：パナソニック 2006年：ブラザー 2007年：メイコー 2011年：京セラ

■ 外国直接投資（トップ20）

経済概況

FDI総額（世界）FDI総額（日本）FDI（日本）/FDI（世界）

単位Mil USDMil USD％

19991,567

62 4.0

20001,989

81 4.1

20012,192 164 7.5

20021,558 102 6.5

20031,914 100 5.2

20042,222 224 10.1

20054,268 437 10.2

20069,222 1,056 11.5

200717,856

965 5.4

200866,500 7,653 11.5

200916,345

138 0.8

201017,230 2,040 11.8

201111,559 1,853 16.0

19956,524 1,130 17.3

19968,497 591 7.0

19974,737 657 13.9

19983,658 108 3.0

No.1234567891011121314151617181920

国籍香港シンガポールシンガポール中国香港イギリスマレーシア日本フィンランド香港韓国サモア日本日本英領バージン諸島キプロス台湾香港日本日本

投資企業Jaks Pacific PowerFIRST SOLAR VIETNAM SK Telecom Vietnam Mr. Wang AichunTVNPilkington Group LtdGamuda BerhadMOLNYKITNOKIAEnfinity Asia Pacific Sungchang F&DWintek InternationalVina Kyoei SteelKyocera Mita Da Nang Marina Investments

Whitestone InvestmnetPhu My Hung JVPCGT Honda VietnamAEON

場所Hai DuongHCMCHCMCTay NinhTien GiangBa Ria Vung TauHa NoiHai PhongBac NinhNinh ThuanHCMCBac GiangBa Ria Vung TauHai Phong Da NangQuang NamHCMCHai DuongHa NamHCMC

業種石炭火力発電建設太陽電池組立通信ネットワーク構築タイヤ繊維太陽電池基板ガラス等下水処理場建設港湾ターミナル建設携帯電話組立風力発電建設不動産高機能携帯向け電子部品鉄鋼プリンター・複合機組立不動産観光商業施設建設縫製二輪車製造商業施設建設

投資額 22.6億ドル 10.0億ドル 4.5億ドル 4.0億ドル3.5億ドル3.2億ドル 3.2億ドル 3.2億ドル 3.0億ドル 2.7億ドル 2.6億ドル2.5億ドル 2.2億ドル 1.9億ドル 1.7億ドル 1.4億ドル1.3億ドル1.2億ドル 1.2億ドル 1.1億ドル

プロジェクト名Jaks Hai Duong ElectricityFirst Solar Vietnam Manufacturing (延期)S-Telecom Information & MobileTelecommunication

Viet Luan Tyre Texhong Ngan Long TextileNSG Vietnam Specialized GlassGamuda Land Vietnam Hai Phong international container seaportNOKIA VietnamEnfinity Ninh Thuan One MemberQueen AquareWintek VietnamSteel Laminating FactoryVietnam Kyocera Mita Technology Da Nang Yacht TerminalWhitestone Investmnet Hoi AnCrescent Mall Trade ComplexPacific VietnamHonda VietnamAEON Vietnam

2011年（1月～9月）

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

8,000

9,000

2000

2002

2004

2006

2008

2010

2012

2014

2016

(USD)

出所：CEIC等

■ 各国消費者物価指数の前年同月比上昇率 ■ 各国政策金利の推移 ■ 対ドルレート変動 ■ 一人当たりGDP推移

ベトナムインドネシアタイ中国インド

1,853万台

74.0万台

81.4万台

329.3万台

11.0万台

モータリゼーションライン

出所:FIA　※No.2のファストソーラーPJは、工場建設を途中で中止し、投資判断が延期となっている。

グラフ中の数字は、2011年の自動車販売台数。 インドネシアは2010年で自動車普及率7%突破。

ギソン製油所プロジェクト(62億USD)

神戸製鋼PJ(10億USD)

投資認可額

投資件数

出所：MPI, FIA

-5

0

5

10

15

20

25

Jan-

09M

ar-0

9M

ay-0

9Ju

l-09

Sep

-09

Nov

-09

Jan-

10M

ar-1

0M

ay-1

0Ju

l-10

Sep

-10

Nov

-10

Jan-

11M

ar-1

1M

ay-1

1Ju

l-11

Sep

-11

Nov

-11

Jan-

12M

ar-1

2 0

3

6

9

12

15

Jan-

09M

ar-0

9M

ay-0

9Ju

l-09

Sep

-09

Nov

-09

Jan-

10M

ar-1

0M

ay-1

0Ju

l-10

Sep

-10

Nov

-10

Jan-

11M

ar-1

1M

ay-1

1Ju

l-11

Sep

-11

Nov

-11

Jan-

12M

ar-1

2 70

80

90

100

110

120

130

Jan-

09M

ar-0

9M

ay-0

9Ju

l-09

Sep

-09

Nov

-09

Jan-

10M

ar-1

0M

ay-1

0Ju

l-10

Sep

-10

Nov

-10

Jan-

11M

ar-1

1M

ay-1

1Ju

l-11

Sep

-11

Nov

-11

2009年1月時点レート：1ドル＝100(現地通貨)

Jan-

12M

ar-1

2

ベトナムインドネシアタイ中国インド

ベトナムインドネシアタイ中国インド

ベトナムインドネシアタイ中国インド

2011年の日本からの対越投資先は、うち約65％が北部となった。北部では、ラックフェン港開発に伴う投資が3.2億ドルと最も大きく、次いで、京セラミタ（プリンター）、ホンダ（二輪車）と続く。南部では、ビナ共栄（鉄鋼）、AEON（小売）、日清（食品）がTop3である。ハノイよりもホーチミンの方が消費も所得も伸びており、小売・食品関係は南部の方が引き続き魅力的な投資先となっている。2012年1-3月の日本からの対越新規投資では、東急電鉄によるベカメックス都市開発（投資額12億ドル）、ブリジストンによる四輪車向けタイヤ製造工場（投資額5.7億ドル）、大島造船による造船所建設（投資額1.8億ドル）がTop3となっている。日本商工会加入企業数は、ハノイが427社、ホーチミンは525社、ダナンは51社となっている。

Top1は、香港投資家による、石炭火力発電所（1,200MW）の案件で、2017年に完工予定となっている。昨年発効されたマスタープランによって、既に2030年までの発電所建設計画が決められており、今後もこのような大型投資が続くと見られる。Top7に入っている下水処理場建設は、Build－Transfer（BT）という形態で投資が行われたものであり、建設対価としてハノイ市より500haの土地を譲り受け、観光都市開発を行うというビジネスモデル。

2011年のGDP成長率は5.89%と2010年の6.78%から減速はしたものの、インフレ抑制やマクロ経済の安定化で金融引き締めを行う中で、引き続き高い成長率を維持している。2011年のCPI上昇率は18.58%と、政府目標の18%をやや上回った。2010年は、前年に発効した貸出金利4%の補助政策によって、不動産関連への資金がダブつくと共に、天災発生による食品価格高騰がCPI上昇に大きな影響を与えた。2011年は、年初にガソリン価格が対前年比で38%、電力料金が15%上昇したことにより、全分野でCPIが上昇している。燃料は当面輸入に依存、電力料金も毎年10%程度の値上げが止む負えない状況であるため、インフレに歯止めをかけるためにも貿易赤字改善が求められる。2011年の輸入超過率は9.9%と、2010年の17%を大きく下回っており、2015年の政府目標を既に達成しているが、産業構造に大きな変化は見られず、根本的な改善にはまだ時間がかかる。

4 自動車・二輪/貿易動向

2011年の二輪車販売台数は、前年比18.9％増となり400万台の大台を超えた。一方、自動車販売台数は2008年からほぼ横ばいの状態が続いており、輸入車を含めても17万台程度の市場に留まり、インドネシアの81万、タイの74万台に比べてまだ小さい。しかし、2011年は、小型車を中心にセダンタイプが前年比22%増と大きく躍進しており、その中心的役割を果たしているのが地場チュオンハイ自動車が組立てる、韓国KIAブランド車である。輸入完成自動車についても、うち約半数は韓国からであり、また韓国からの自動車パーツ輸入額も、2011年で4億5千万ドル（対前年比30％増）を超え、タイを超える勢いである。このように、ベトナムの自動車市場は、韓国ブランドの浸透が急激に進んでいる。

バイク国内生産車販売台数完成車輸入額（千ドル）完成車輸入台数

20031,180,400 38,000 N/A

20041,828,400 39,000 22,560

20051,982,100 65,678 46,050

20062,146,600 76,890 60,368

20072,729,230 144,969 141,443

20082,880,200 139,160 129,056

20093,091,500 132,806 111,466

20103,539,800 123,405 95,655

20114,208,50093,289 65,814

2012(1-4)1,356,500

■ バイク国内生産販売台数と完成車輸入額推移

■ 貿易動向

出所：統計総局

0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 180,000

0 500,000

1,000,000 1,500,000 2,000,000 2,500,000 3,000,000 3,500,000 4,000,000 4,500,000

2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011

国内生産車販売台数完成車輸入額

（台） （千ドル）

■主要な輸出入品目の推移（金額ベース）

0

25,000

50,000

75,000

100,000

125,000

Impo

rt

2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011

Exp

ort

Impo

rt

Exp

ort

Impo

rt

Exp

ort

Impo

rt

Exp

ort

Impo

rt

Exp

ort

Impo

rt

Exp

ort

Impo

rt

Exp

ort

Impo

rt

Exp

ort

Impo

rt

Exp

ort

(mil USD)

0

5,000

10,000

15,000

20,000

貿易赤字(mil USD)

FDI Others 貿易赤字

出所：統計総局

FDI企業と国営企業の輸出入額推移

出所：統計総局 出所：統計総局

8,255

5,914

3,961

2,191

0

3,000

6,000

9,000

2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011

(USD/ton)

出所：統計総局

2011年の単価 (USD/ton)Tea: 1,523、石油製品: 942、原油: 879、米: 514、ｷｬｯｻﾊﾞ: 358、石炭: 95※石油の輸入単価は925USD/ton

PepperRubber CoffeeTea PetroleumCrude Oil RiceCassava Coal

Cashew nut

主要製品の輸出額単価

縫製品

水産物靴

原油 米

コーヒー

石炭

カシューナッツ

プラスチック製品

胡椒

石油製品

化学品

プラスチック原料

輸出(mil USD)

0

4,000

8,000

12,000

16,000

09年より、国内原油をDQ製油所へ供給開始

2005 2008 2009 2010 2011

輸入

0

4,000

8,000

12,000

16,000(mil USD)

2005 2008 2009 2010 2011

機械

鉄鋼

生地

電子製品

電子製品

プラスチック原料

軽油

化学品

ガソリン

繊維

燃料油

航空燃料

灯油

石油製品は、2011年は前年比87%増

0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000

020,000 40,000 60,000 80,000

100,000 120,000 140,000

2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2011 2010

国内生産車販売台数完成車輸入額

2012年1-4月の国内販売台数は24,102台で、前年同期比36％減。2012年4月末時点で、Truong Haiシェアが30.6％、トヨタシェアが29.4％

■ 自動車国内生産販売台数と完成車輸入額推移

出所：統計総局

（千ドル）（台）

2010年末での自動車世帯普及率は、都市部で3%、地方部で0.5%。自動車には、VAT10%以外に、特別税（50%前後）や自動車登録料、さらに完成車（CBU、1.8～2.0L）輸入の場合は、83%の輸入関税もプラスされる。ベトナムの一人当りGDPは1,300ドルをようやく超えた水準であり、モータリゼーションラインの3,000ドルに達するのは2020年頃となる。2018年にはASEAN域内で関税撤廃となる見込みであり、自動車が急速に普及し始めるのは2020年前後となる模様。

車国内生産車販売台数完成車輸入額（千ドル）完成車輸入台数

200342,000 265,790 21,355

200440,000 322,970 24,961

200542,000 284,501 21,279

200640,897 212,897 12,496

200780,392 579,100 30,330

2008111,946 1,039,865 51,059

2009119,460 1,268,629 80,596

2010112,224 978,514 53,841

2011110,938 1,028,694 54,619

2012(1-4)24,102

0%

5%

10%

15%

20%

25%

30%

35%

40%

2006 2007 2008 2009 2010 2011

Truong Hai Toyota GM Daewoo Ford Vinaxuki Visuco (Suzuki) Vinamotor Mercedes-Benz Vietnam Honda VinaStar (Mitsubishi) Isuzu

※直近シェアの高い順にて配置 出所：VAMA

(各社シェア)2011年セダン：40,858台（前年比22％増）　※7,095台を販売したKia Morningが最多SUV/MPV：22,956台（前年比6％減）　※4,456台を販売したトヨタINNOVA Gが最多ガソリン価格は、2012年5月時点で23,300ドンで、5年前に比べて約2倍となっている。

ヤマハとホンダで国内シェア約75%を占める。日系メーカーのバイクでも、700ドル程度から購入可能であり、2010年末での二輪車世帯普及率は、都市部で123%、地方部で84%に達している。都市鉄道などの公共インフラが都市部でも未だ未整備であり、交通渋滞も激しいことから、いまだバイクが最も便利な移動手段となっている。

全輸出額に占めるFDI企業の割合は年々増加し、2011年は全輸出額の56.6%と過去最高となった。北部では、輸出額が年間10億ドルを超えるキヤノンのプリンター輸出がメインであったが、2009年にはSAMSUNGが操業を開始し、携帯電話の一大製造・輸出拠点となりつつある。2011年の総輸出額は963億ドルで、うち農産品が17%、縫製品が15%、原油が8%となっており、品目構成に大きな変化は見られないが、携帯電話が既に7%に達しており原油輸出額に迫る勢いである。2012年1月の電話・電話部品輸出額は8億ドルと前年同月比で201.5%増となり、原油や靴の輸出額を大きく上回って、最も高い伸び率を示している。一方、2011年の総輸入額は1,058億ドルで、うち、燃料だけで11%も占めており、製油所計画の早期実行が期待される。

DQ製油所稼働とともに、原油の輸出は減少傾向。一方で、国内の石油製品の需要は増加しており、製油所稼働後も輸入額は増加（7-9月はDQ製油所がメンテナンスで停止）。ベトナムで産出される原油や石炭は品質が高く、外貨獲得のため輸出分に回され、国内需要は輸入燃料で賄う方がコスト安との見方もあり。2011年の石油製品の輸入額は、前年比62.2%増となり、石油製品の輸入額が原油の輸出額を37%上回っている。一方で輸入ガソリンを、輸入単価を上回る価格でラオスやカンボジアへ輸出する傾向も見られ、輸入燃料の全てが国内消費されている訳ではない。プラスチック原料や化学品は、引き続き輸入依存度が高い。

5 賃金/消費動向2011年10月の最低賃金改正により、外資と国内企業の区分が撤廃され、エリア1と呼ばれる都市部については155万から200万ドン/月へ上昇。収入の上昇に伴って耐久消費財も普及し、携帯電話の世帯普及率は地方部でも100%を超え、バイク、テレビがそれに続く。近年は、高インフレ・ドン安に加えて、都市部での労働力不足が発生しており、賃金は上昇傾向にある。生活に余裕のある都市部中間所得者層以上では、子供の教育にも非常に熱心である。特に英語教育は熱心に行われており、有名英語塾のBritish Councilでは年少者向けコース料金が約450ドル/16週となっている（一括払い）。また、月学費が250ドル程度の私立幼稚園（1才から入園可能）も人気が高い（公立は40ドル程度）。夫婦共働きが基本のベトナムにおいて、安心・高品質な教育に対するニーズは非常に高い。

■ ベトナムの給与状況（USD/月額）

■ 事業分野ごとの平均給与（USD/月額）

■ 汎用品の世帯普及率（2010年）

■ 各省・市の平均年所得トップ10（上位20%の所得層）

0 10 20 30 40 50 0 10 20 30 40 50

男性スタッフ職(n=146) 女性スタッフ職(n=164) (人)

200~299300~399400~499500~599600~699700~799800~899900~999

1,000~1,0991,100~1,4991,500~1,9992,000~2,4992,500~2,999

3,000~

0 5 10 15 0 5 10 15

女性管理職(n=66)男性管理職(n=105) (人)

200~299300~399400~499500~599600~699700~799800~899900~999

1,000~1,0991,100~1,4991,500~1,9992,000~2,4992,500~2,999

3,000~

■ 周辺国との賃金比較製造業ベースアップ率（2011→2012年）

製造業

年間実負担額（2010年）

製造業ワーカー

製造業マネージャー

4.6 4.6

6.4 9.3

11 11.2 12.4 12.7

18.7

0 5 10 15 20

ベトナム

インド

中国

ミャンマー

バングラデシュ

インドネシア

タイ

カンボジア

マレーシア (%)

1,137 1,179 1,438

2,196 3,980 4,495

5,662 5,765

6,340

0 4,000 8,000

マレーシア

中国

タイ

インド

インドネシア

ベトナム

バングラデシュ

カンボジア

ミャンマー (USD)

(USD)8,449 9,843 10,450 11,526

16,544 17,830

24,596 26,580

30,999

0 20,000 40,000

マレーシア

タイ

インド

中国

インドネシア

ベトナム

カンボジア

バングラデシュ

ミャンマー

出所：ジェトロ投資比較コスト調査2011

553 616 772 786

902 936

1,290

1,829

0

500

1,000

1,500

2,000

製造

（食

品・

化学

・繊

維）

製造

（機

械・

電気

等）

その

他サ

ービ

ス

建設

・不

動産

商社

・輸

出入

・小

売

IT／通

信

運輸

・倉

庫

製造

（食

品・

化学

・繊

維）

製造

（機

械・

電気

等）

その

他サ

ービ

ス

建設

・不

動産

商社

・輸

出入

・小

売

IT／通

信

金融

・証

券・

保険

金融

・証

券・

保険

運輸

・倉

庫 (USD/月)

219 310

372 388 411 453 485

783

0

250

500

750

1,000

(USD/月)

出所：ジェトロ　ベトナム人材力調査2010

洗濯機車 バイ

ク携帯電話

カラーテレビ

冷蔵庫ビデオステレオ

コンピューター

エアコン

地方部都市部

200180160140120100806040200

世帯普及率100%ライン

出所：統計総局

出所：統計総局

Quintile 1Quintile 2

Quintile 3Quintile 4

Quintile 5

250

200

150

100

50

0

175

150

125

100

75

50

25

0

紅河デルタ

北部山岳地域

中部沿岸地域

中部高原地域

南東地域

メコンデルタ

洗濯機 冷蔵庫 バイクテレビエアコン 携帯電話

所得層別世帯普及率 地域別世帯普及率(%) (%)

※所得別に5階層に分類。上位20％はQuintile 5、下位20％はQuintile 1

世帯普及率100%ライン

世帯普及率100%ライン

出所：統計総局

(千 VND) 各省・市の平均年所得推移（2002－2010年）

都市・地方別世帯普及率

出所：ジェトロ／ベトナム人材力調査2010

管理職 スタッフ職

※2010年の平均所得が高い省トップ10を抽出

管理職平均給与は865ドル/月。スタッフ職平均給与は399ドル/月。ハノイ市周辺の工業団地での、工場ワーカー平均給与は130ドル/月程度が目安となり、女性を好んで採用するケースが多い。離職率は日本に比べて高く、10%前後が目安となる。日本語能力試験受験者数は、2010年で14,979人（N1レベル受験者は1,342人）で東南アジアで最多となっている。

自動車

バイク

携帯電話

液晶テレビ

冷蔵庫

DVD

PC

エアコン

洗濯機

Kia Morning LX

Toyota INOVA J

Yamaha Taurus / Honda Wave α

Yamaha Nouvo LX / Honda Air Blade

低価格機種

I Phone 4 / Blackberry

32型

LG 2 ドア 337L

Phillips

ACER ノートPC 14インチ

LG　

LG 7.2キロ

14,000

30,600

750

1,600 / 1,800

20

700 / 230

300 ̃ 550

470

35

320

280

190出所：家電量販店Nguyen Kim、各社ウェブ (USドル)

Ha Noi

Hai Phong

Da Nang

HCMC

Binh Phuoc

Binh Duong

Dong Nai

Ba Ria Vung Tau

Bac Ninh

Vinh Phuc

90,00080,00070,00060,00050,00040,00030,00020,00010,000

2002 2004 2006 2008 20100

1,000ドルライン