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Symantec Backup Exec for Windows Servers HP StorageWorks RDX による バックアップ運用 2009 9 2

HP StorageWorks RDX による バックアップ運用 · PDF file1 当ドキュメントについて 本書は Symantec Backup Exec for Windows Servers とHP StorageWorks RDXを使用して、

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Symantec Backup Exec for Windows Servers と HP StorageWorks RDX による バックアップ運用 2009 年 9 月 第 2 版

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当ドキュメントについて 本書は Symantec Backup Exec for Windows Servers と HP StorageWorks RDX を使用して、 データのバックアップ先として RDX を選択する場合の基本的な手順について説明しています。 なお、本書内に記述されている構成内容は検証環境として構成されたもので、本番環境を想定した構

成ではないことをあらかじめご了承ください。 本書の対象者 このドキュメントは今回使用する機器のハードウエア、および Symantec Backup Exec for Windows Servers の基礎知識を有している方を対象としています。あらかじめご了承ください。 ご注意

シマンテック株式会社は、この文書の著作権を留保します。本書に対するご質問も承りかねます。また、

記載された内容の無謬性を保証しません。Symantec Backup Exec for Windows Servers は 将来に渡って仕様を変更する可能性を常に含み、これらは予告なく行われることもあります。 従って、当ドキュメントの内容は、あくまで参考資料として読者の責任において管理/配布されるようお願い

いたします。 当文章中に記載される社名、製品名は各社の商標または登録商標です。

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~ 目次 ~

1 はじめに .................................................................................................................................................... 3

2 重要なデータの簡単バックアップのために ............................................................................................. 4

3 基本構成例 .............................................................................................................................................. 5

4 運用例 ...................................................................................................................................................... 6

5 RDXの接続 .............................................................................................................................................. 9

6 Symantec Backup Exec for Windows Serversのインストール .................................................. 11

7 バックアップ先としてのRDXの登録 ...................................................................................................... 14

8 メディアのローテーション設定 ............................................................................................................... 17

9 バックアップジョブの作成 ....................................................................................................................... 20

10 リストアジョブの作成 .............................................................................................................................. 28

11 充実したSymantec Backup Exec for Windows Serversの機能について .................................. 34

12 まとめ ...................................................................................................................................................... 35

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1 はじめに Symantec Backup Exec for Windows Servers は Windows 上のデータ保護を行う上で、様々な優

れた製品機能や柔軟性に富んだ製品です。 また Symantec Backup Exec for Windows Servers と HP StorageWorks RDX を組み合わせて データのバックアップ、リストアを標準機能で行うことができます。 本書では Symantec Backup Exec for Windows Servers と HP StorageWorks RDX、それぞれの

特長を活かしたバックアップ手順について紹介します。 HP StorageWorks RDX とは HP StorageWorks RDX は 2.5 インチ HDD(SATA) をカートリッジに収め、専用の RDX ドライブにて

読み書きを行う、小規模オフィス向けバックアップ装置です。 (カートリッジは 1m の高さからの落下にも耐えられるように設計されています) テープデバイスの特長である可搬性とディスクデバイスの特長であるデータへのランダムアクセスの

高速性を併せ持ちながら、USB による接続など管理面のシンプルさも兼ね備えた製品であるといえま

す。 注意点 2009年5月現在、Symantec Backup Exec for Windows Servers にてサポートされている RDXデバイスについては、以下のURLのサイトにある”Hardware Compatibility List”を 参照してください。 http://entsupport.symantec.com/carveout_PID_15047_view_CL.htm HP StorageWorks RDXの詳細についてはHP社のサイトをご覧ください。 http://h50146.www5.HP.com/products/storage/rdx.html

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2 重要なデータの簡単バックアップのために Symantec Backup Exec for Windows Servers は Windows サーバー環境のデータ保護において 優れた機能を持った製品です。基本的な機能は以下のとおりとなります。 ・ 運用・操作をより簡易にするための各種ウィザード ・ ディスクやテープを使用した柔軟なバックアップ ・ 一目で分かるスケジュール管理に基づいたジョブ運用 ・ AES 暗号(128/256 bit)を使用した、バックアップデータからの情報漏えい対策機能 ・ 継続的なデータ保護やシマンテックの独自技術「GRT」を活用したきめ細かなリストア HP StorageWorks RDX をバックアップ先とした場合、多くのメリットがあります。 昨今ではディスクへのバックアップは当たり前のように行われていますが、その場合の デメリットとして ・ 可搬性に乏しい。 ・ ディスク容量がいっぱいになった場合、拡張や再構成などの手間やコストがかかる。 といったことが挙げられます。 テープを使用すると上記の問題点は解消されますが、以下のようなデメリットがあります。 ・ データへのアクセスがシーケンシャルのため、使用状況によって読み書きに時間がかかる。 RDX を使用した場合、こういった双方のデメリットが解消されます。 以下のようなメリットがあります。 ・ カートリッジがディスクなので、素早いランダムアクセスが可能 ・ カートリッジがいっぱいになっても入れ替えることができるので、変更が簡単。 ・ 可搬性に優れるカートリッジを使用。

※ 保存するカートリッジ数が 3 本以上または、データを長期保存(アーカイブ)する場合は、

テープでのバックアップをお勧めいたします。 また、スパニング機能が自動的に使用されるため、よりテープに近い運用が可能となります。 詳しくは以下の TechNote をご覧ください(英語のみ) http://seer.entsupport.symantec.com/docs/275624.htm

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3 基本構成例 HP 社製サーバーに USB を使用して接続するだけで、簡単に RDX を使用することができます。

(RDX のユーティリティも併せてインストールしてください) ※ ユーティリティのダウンロード URL

http://www.hp.com/support/rdx/

【検証環境】 ハード環境 サーバー: HP ProLiant Server DL 380 G5 バックアップ装置:HP StorageWorks RDX (外付け) ソフト環境 OS : Microsoft Windows Server 2003 R2 Enterprise Edition SP2 バックアップソフト : Symantec Backup Exec 12.5 for Windows Servers 注意事項 2009年9月現在、Symantec Backup Exec for Windows Servers にてサポートされている RDXデバイスについては、以下のURLから アクセスできる”Hardware Compatibility List”を参照してください。 http://entsupport.symantec.com/carveout_PID_15047_view_CL.htm

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4 運用例 今回の手順では以下の構成環境での運用例を想定しています。 【バックアップ要件】 バックアップ対象 : D:\share バックアップ先 : リムーバブルディスクへのバックアップフォルダ(RDX を指定) バックアップ開始時間 : 毎日 23 時 から実施開始 (日曜日は除く) バックアップ方法: 毎週土曜日にフルバックアップ、平日は増分バックアップを実施 データ保護期間: フルバックアップデータは 1 ヶ月間保持、各増分バックアップデータは 1 週間の保持を想定 【Symantec Backup Exec for Windows Servers での設定】 上記の要件を満たすために、Symantec Backup Exec for Windows Servers では以下の設定を 行います。 ・ 2 種類のバックアップジョブ

• フルバックアップ用ジョブ(毎週土曜に実行) • 日次増分バックアップ用ジョブ(月曜~金曜に実行)

・ データ保護期間の設定

• フルバックアップ用メディアセット • 日次バックアップ用メディアセット

【この設定でのメリット、デメリット】 ・ メリット

• フ ル バ ッ ク ア ッ プ 、 お よ び 増 分 バ ッ ク ア ッ プ を 組 み 合 わ せ る こ と で 、 ディスクカートリッジを効率的に使用できます。

• 万が一のトラブルの際にも最大 1 ヶ月前までのデータにリストアすることが

可能(フルバックアップデータ利用時) ・ デメリット

• ディスクカートリッジの容量をバックアップデータが超えた場合、カートリッジを入れ替え

る必要があります。その処理は自動では行われないため、管理者が適切な操作を終

えるまでジョブは中断した状態となります。

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作成するジョブについて フルバックアップ用ジョブ ソース : D:\share 宛先 : リムーバブルディスクへのバックアップフォルダ 設定 : 完全 – アーカイブビットを使用する(アーカイブビットをリセットする) 実行頻度 : スケジュールに従って実行する(毎週土曜日、23 時より実行) 日次バックアップ用ジョブ ソース : D:\share 宛先 : リムーバブルディスクへのバックアップフォルダ 設定 : 増分 – アーカイブビットを使用する(アーカイブビットをリセットする) 実行頻度 : スケジュールに従って実行する(月曜~金曜、23 時より実行) バックアップスケジュールのイメージ 月 火 水 木 金 土 第 1 週 増分 増分 増分 増分 増分 フル 第 2 週 増分 増分 増分 増分 増分 フル 第 3 週 増分 増分 増分 増分 増分 フル 第 4 週 増分 増分 増分 増分 増分 フル スケジュールの設定イメージ

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バックアップ方式について Symantec Backup Exec for Windows Servers ではいくつかのバックアップ方式を用意して います。これらのバックアップ方式を組み合わせることで柔軟なバックアップ運用を簡単に 実現することを可能にしています。 バックアップ方式の種類は以下のとおりです。 • 完全 ― 通常「フルバックアップ」といわれるバックアップ方式です。ソースで選択した

デ ー タ をす べ てバッ ク ア ッ プ し ます 。 アー カ イ ブ ビ ッ トや 修正 時日を 元 に した バックアップが可能です。またファイルのアーカイブなどの特殊なバックアップも 可能です。

• 差分 ー 前回の完全バックアップ以降に変更されたファイルをバックアップします。

アーカイブビットや修正時日を元にしたバックアップが可能です。 • 増分 ー 前回の完全または増分バックアップ以降に変更されたファイルをバックアップ

します。アーカイブビットや修正時日を元にしたバックアップが可能です。 • ワーキングセット ー 特定の条件に合致するデータすべてをバックアップします。

増分バックアップと差分バックアップの違いについて 増分バックアップではバックアップ実施後にアーカイブビットが無効化されます。この仕組みを利用す

ると、変更があったファイルのみにアーカイブビットが有効化され、バックアップの対象とされます。つ

まり前回のバックアップと比較して変更があったファイルのみが保護されるようになります。これによっ

てバックアップ時間の短縮につながりますが、リストアの手間は増えることとなります。 また差分バックアップでは増分バックアップと異なりアーカイブビットが無効化されません。 そのため完全バックアップが実施されるまではアーカイブビットが有効になったままなので、バックアッ

プデータは累積分となります。よってバックアップ時間は長くなりますが、 リストアの手間は減少します。 注意事項 ・ Symantec Backup Exec for Windows Servers を使用する場合、完全と増分 / 差分を組み合わ

せたリストアで必要となるメディアは自動的に判断を行うため、管理者による管理は必要ありま

せんが、メディアが複数にまたがっている場合はメディアを手動で入れ替える必要があります。 次項から RDX の接続や Symantec Backup Exec for Windows Servers での設定について紹介し

ていきます。

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5 RDX の接続 Symantec Backup Exec for Windows Servers を導入する前に HP StorageWorks RDX を OS に 認識させます。 1. HP StorageWorks RDX を付属の「取り付けの概要手順」の記述に従って接続します。 2. HP StorageWorks RDX Removable Disk ユーティリティをインストールします。 3. 「スタート」「管理ツール」「コンピューターの管理」「記憶域」「リムーバブル記憶域」「ライブラリ」配

下に「HP RDX USB Device」が表示されていることを確認します。 ※ 「HP RDX USB Device」が表示されない場合、Removable Storage サービスが起動して

いることを確認してください。

※ 「HP RDX USB Device」が表示されない場合、Removable Storage サービスが起動して

いることを確認してください。確認の手順は以下をご参照ください。

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Removable Storage サービスが起動していることを確認する参考手順 「コンピュータの管理」「記憶域」「リムーバブル記憶域」をクリックします。

「Removable Storage サービス」が無効に

なっている場合、「Removable Storage サービス」を選択し、右クリックします。

①「スタートアップの種類」から[手動]もしくは[自動]を選択します。 ②[適用]をクリックします。 ③「サービスの状態」の[開始]をクリックします。 ④[OK]をクリックします。

以上で事前準備は完了となります。

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6 Symantec Backup Exec for Windows Servers のインストール Symantec Backup Exec 12.5 for Windows Server をインストールするコンピューターに

Administrator 権限でログオンします。 *当手順はご使用になっている環境によって一部異なる可能性があります。

Symantec Backup Exec 12.5 for Windows Servers のメディアを CD-ROM ドライブにセットし

ます。この際、ご使用になられている OS の種類

(32bit、64bit)にあった CD メディアをセットしてくだ

さい。 CD の自動起動が有効な場合、「言語選択」 画面が自動的に起動します。もし、起動しない場合

はエクスプローラなどから CD メディアのルートディ

レクトリに「Browser.exe」を実行します。

インストール画面が表示されるので、 「Backup Exec のインストールを開始する」 を選択します。

「インストールウィザードへようこそ」の画面が表示

されるので [次へ]をクリックします。

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使用許諾書が表示されたら [使用許諾書に同意します(A)]にチェックを 入れ、[次へ]をクリックします。

「Symantec Backup Exec データベース」では「ロ

ーカルに Backup Exec SQL Express インスタンス

を作成してデータベースを格納する」が選択されて

いることを確認してから「次へ」をクリックします。 Backup Exec のメディアには Microsoft SQL Server 2005 Express Edition が含まれています。

これが Backup Exec とともにインストールされま

す。

「Symantec テープデバイスドライバのインストー

ル」では「すべてのデバイスに Symantec テープデ

バイスドライバを使用する」が選択されていることを

確認して「次へ」をクリックします。 デフォルト値を選択することで、テープデバイスを使

用する上で Backup Exec 用に最適化されたデバ

イスがインストールされることとなります。

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インストールの概要が表示されるので、 設定 内容に問題がない事を確認した後に [インストール]をクリックします。

インストールが実行されます。

インストールが完了するとインストール ウィザードの完了画面が表示されますので [完了]をクリックします。 以上で Backup Exec のインストール作業は 完了です。

次から Symantec Backup Exec for Windows Servers の設定をみていきます。

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7 バックアップ先としての RDX の登録 次に Symantec Backup Exec for Windows Servers の設定についてみていきます。

インストールが完了したらデスクトップ上にあるアイ

コンをダブルクリックして Backup Exec を起動しま

す。

スプラッシュが表示された後、コンソールが表示さ

れます。

起動後、「はじめましょう」や「Backup Exec アシス

タント」画面が表示されますが、今回は使用しませ

んので、ウィンドウは閉じて下さい。

ウィンドウを閉じた後、ジョブモニタータブが 選択された状態でコンソールが表示されます。

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コンソールが起動したら、まず最初にバック アップ

ジョブで使用するデバイスを作成します。 ナビゲーションバーの「デバイス」をクリックし、デバ

イス管理画面を表示します。画面内のツリーの中に

「リムーバブルディスクへのバックアップフォルダ」

があり、まだ何も登録されていないことを確認しま

す。

「リムーバブルディスクへのバックアップ フォルダ」を右クリックし、「新規リムーバブルディス

クへのバックアップフォルダ」を選択します。

「新規のリムーバブルディスクへのバックアップフォ

ルダ」画面が表示されたら名前やパスなどの設定を

行います。 名前の部分は適切な名前を入力します。 今回例として名前は「HP RDX」としています。

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リムーバブルディスクの指定をする場合、直接 「パス」欄にパスを入力することも可能です。 もしくは名前の下にある「パス」欄の右のボタンをク

リックし、 実際のバックアップ先となるドライブを選

択し「OK」ボタンをクリックします。

名前とパスが設定された事を確認後「OK」ボタンを

クリックします。 それ以外の設定箇所ですが、 「最大ファイル サイズ」ではディスクへのバックアップファイルの最

大サイズを設定できます。ここで指定したサイズで

拡張子が bkf というファイルが作成されます。また

「バックアップセットの最大数」はフォルダ内の各バ

ックアップファイルに書き込むバックアップセットの

最大数を設定します。

「OK」ボタンのクリック後、デバイスタブのリムーバ

ブルディスクへのバックアップフォルダ以下に作成

した結果が表示されます。 これで RDX の登録は完了です。

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8 メディアのローテーション設定 Symantec Backup Exec for Windows Servers ではデータが記録されたメディアを管理するために

「メディアセット」を利用します。メディアセットを設定することで上書き禁止期間などが指定でき、結果

としてメディアのローテーション設定が可能となります。

メディア管理を行うためのメディアセットを作成しま

す。ナビゲーションバーの「メディア」をクリックし、 メディア情報を表示します。

「メディアセット」を右クリックし、「新規メディアセット」 を選択します。 例として 1 ヶ月間保持するメディア

セットと 1 週間保持するメディアセット、2 つを作成 します。

はじめに 1 ヶ月間、バックアップデータを保持するメ

ディアセットを作成します。 メディアセットのプロパティ画面が表示されたら、名

前の部分に適切な名前を入力します。 今回は例として「1montHProtect」と入力します。

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次に「メディアセットの設定期間」の部分にて、メディ

ア上のデータ保護期間を設定 します。 設定する項目は以下のとおり ・上書き禁止期間 4 週間 ・追記期間 0 時間 設定後、「OK」をクリックします。

「メディアの上書き禁止期間の警告」が表示されま

すが、「OK」をクリックして閉じます。これで1つめの

メディアセット作成は完了です。

「OK」ボタンのクリック後、メディアタブのメディアセ

ット以下に、今回作成した 2 つのメディアセットが表

示されていることを確認します。 これでメディアセットの登録は完了です。

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• 「上書き禁止期間」と「追記期間」について

●「上書き禁止期間」

メディアが上書きから保護されている期間で、メディアに対する最後のデータ書き込み

が 終了した時点から始まります

●「追記期間」

メディアへのデータの追記が可能な期間で、メディアにデータが書き込まれた時点から

始まります。

「上書き禁止期間」設定時の注意

メディアに対する最後の書き込みが完了した時点から始まるため、バックアップにかか

る時間を考慮して期間を設定したり、メディアの準備をする必要があります。

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9 バックアップジョブの作成 Symantec Backup Exec for Windows Servers を使用してのバックアップ、および、リストアジョブに

ついてみていきます。まずはバックアップジョブからです。

バックアップジョブを作成するにはバックアップタブ

の右にある矢印を選択の後、 「新規バックアップジョブ」を選択します。

選択リストが表示された状態で 「バックアップジョブのプロパティ」画面が 表示されます。

今回は D:\share フォルダをバックアップ対象とした

完全バックアップジョブを作成します。 選択リストに表示されているツリーを展開し

D:\share フォルダにチェックを入れます。

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「選択リスト名」欄に「share」と入力します。

次にバックアップジョブが使用するバックアップデバ

イスを選択します。 「バックアップジョブのプロパティ」画面の左側にあ

る「宛先」カテゴリの下の「デバイスとメディア」を選

択します。 「デバイス」欄のプルダウンメニュー内にある「HP RDX」に変更します。

次に、適切なメディアセットを選択します。 「メディアセット」欄のプルダウンメニュー内から適切

なメディアセットに変更します。 今回は「1montHProtect」を選択します。

次に、バックアップジョブに名前を付けます。 「バックアップジョブのプロパティ」画面の左側にて

「設定」カテゴリ以下にある「一般」を選択します。 「ジョブ名」欄に「share-full」と入力します。

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ジョブ名を入力した後バックアップの方式を 確認します。「ファイルのバックアップ方式」が 「完全-アーカイブビットを使用する」となっている

ことを確認します。

最後に、スケジュールを確認します。 「バックアップジョブのプロパティ」画面の左側にて

「実行頻度」カテゴリ以下にある「スケジュール」を

選択します。 画面左側にある 3 つの選択しのうち 「スケジュールに従って実行」を選択します。

「詳細スケジュールオプション」画面が表示されま

す。「カレンダ・スケジュールの編集」以下のメニュ

ーより 「週・曜日指定」を選択します。

画面が切り替わり、曜日にチェックを入れることが

できるようになります。ここではバックアップを実施

する曜日にチェックを入れます。 今回は土曜日の部分のみチェックを入れます。チェ

ックが入ると上のカレンダー部分にジョブが実行さ

れる曜日にチェックが入ります。

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次に「有効日指定」を選択し、設定されている日付

がジョブの作成日付になっていることを確認しま

す。

次に「開始時間帯」が 23:00:00 から 22:59:59 に

なっていることを確認します。 最後に、「OK」ボタンをクリックし、スケジュールの

設定を完了します。

スケジュールの設定完了後、バックアップジョブの

プロパティ画面下部の「サブミット」ボタンをクリック

します。

ジョブがスケジュールされた旨のメッセージが表示

されますので、「OK」ボタンをクリックします。

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「ジョブの概略」が表示されるので、設定を確認後に

「OK」をクリックしてジョブをスケジュールします。

「ジョブモニタータブ」をクリックし、作成したジョブが

登録されていることを確認します。

まずはここまででフルバックアップの設定が完了しました。 以降では日次バックアップジョブを作成します。

次に日次バックアップのジョブを作成します。 先ほどと同じようにバックアップタブの右にある矢印

をクリック後、 「新規バックアップジョブ」を選択しま

す。

選択リストが表示された状態で 「バックアップジョブのプロパティ」画面が 表示されます。

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選択リストの部分で右端にある矢印をクリックし、プ

ルダウンメニューを表示します。その中から先ほど

作成した「share」があることを確認し、選択します。 この機能は同じ場所をバックアップ対象とする際に

便利です。

「デバイスとメディア」の部分ではデバイスは「HP RDX」を選択します。 また「メディアセット」では「1week-protect」を選択し

ます。

次に、バックアップジョブに名前を付けます。 「バックアップジョブのプロパティ」画面の左側にて

「設定」カテゴリ以下にある「一般」を選択します。 「ジョブ名」欄に「share-incr」と入力します。

ジョブ名を入力した後バックアップの方式を確認し

ます。「ファイルのバックアップ方式」で 「増分-ア

ーカイブビットを使用する」を選択します。

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最後に、スケジュールを確認します。「バックアップ

ジョブのプロパティ」画面の左側にて「実行頻度」カ

テゴリ以下にある 「スケジュール」を選択します。 画面左側にある 3 つの選択肢のうち 「スケジュールに従って実行」を選択します。

「詳細スケジュールオプション」画面が表示されま

す。「カレンダ・スケジュールの編集」以下のメニュ

ーより 「週・曜日指定」を選択します。

画面が切り替わり、曜日にチェックを入れることが

できるようになります。ここではバックアップを実施

する曜日にチェックを入れます。 今回は月曜~金曜日の部分のみにチェックを入れ

ます。チェックが入ると上のカレンダー部分にジョブ

が実行される曜日にチェックが入ります。

あとは「有効日指定」や「開始時間帯」の設定をフ

ルバックアップを設定したときと同じように確認し

ます。

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スケジュールの設定完了後、バックアップジョブのプ

ロパティ画面下部の「サブミット」ボタンをクリックしま

す。

「ジョブの概略」が表示されるので、設定を確認後に

「OK」をクリックしてジョブをスケジュールします。

ジョブがスケジュールされた旨のメッセージが表示

されますので、「OK」ボタンをクリックします。

「ジョブモニタータブ」をクリックし、作成したジョブが

登録されていることを確認します。 以上でバックアップジョブの作成は完了です。

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10 リストアジョブの作成 次にリストアジョブの作成をみていきます。 リストアを行う上で最も重要となるのがカタログです。Backup Exec はバックアップ時に何をバックアッ

プしたのか、という情報をメディアサーバー、およびデータが格納されたメディア上に作成します。これ

がカタログになります。このカタログにはバックアップに使用したすべてのメディアに関する情報が保

存されており、リストアジョブの作成時に選択項目の指定に使用されます。 以下の手順はメディアサーバーにカタログが存在している場合になります。

リストアジョブを作成するにはリストアタブの右にあ

る矢印を選択の後、 「新規リストアジョブ」を選択し

ます。

「リストア選択リストのフィルタの選択」画面が表示さ

れた場合は、「OK」ボタンをクリックして下さい。

リストアする選択対象として「D:\share」左横のチェッ

クボックスにチェックを入れます

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最後に、「実行頻度」カテゴリ以下の「スケジュール」

の設定が「今すぐに実行」になっていることを確認し

た後、「今すぐに実行」ボタンをクリックします。

「ジョブの概略」が表示されるので、設定を確認後に

「OK」をクリックしてジョブをスケジュールします。

ジョブが実行された旨のメッセージが表示されます

ので、「OK」ボタンをクリックします。

「ジョブモニター」タブをクリックしリストアジョブが初

期化、実行されていることを確認します。

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リストアジョブの成功を確認の後、D ドライブの下に

「share」、および配下のデータが リストアされていることを確認します。 これでリストアジョブは完了です。

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次にリストアジョブを作成するメディアサーバー上にカタログがない場合について考えてみましょう。 バックアップを取得したメディアサーバーと異なるメディアサーバーでリストアジョブを実行したい場合、

カタログがリストアジョブを実行するメディアサーバー上に存在しないため、リストアジョブをそのままで

は作成することができません。 そのため、リストアジョブを作成する前にカタログ作成ジョブを実行する必要があります。併せてカタロ

グ作成ジョブの前にメディアのインベントリ処理(メディアの登録)を行う必要があります。 またインベントリ処理はメディアを入れ替えた場合でも行うようにしてください。 次からそれら手順についてみていきます。

メディアサーバーに使用するメディアのインベントリ

処理を行います。この時点ではまだメディアが登録

されていないため、メディア内の情報は表示されま

せん。 インベントリジョブの作成ですが、該当するメディア

が格納されているデバイスを右クリックしてメニュー

を表示します。この中の「インベントリ」を選択してイ

ンベントリ処理を行うことができます。

「インベントリジョブのプロパティ」が表示されるの

で、ジョブ名などの設定を確認後に「OK」をクリック

してジョブを実行します。

ジョブが実行された旨のメッセージが表示されます

ので、「OK」ボタンをクリックします。

「ジョブモニター」タブをクリックし、インベントリジョブ

が実行されていることを確認します。

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インベントリジョブ終了後、該当のメディアが格納さ

れているデバイスを確認すると、先ほどとは異なり、

メディア内の情報(メディアラベル等の情報)が表示さ

れています。 これでインベントリ処理は終了です。 またバックアップデータが複数のメディアに渡ってい

る場合(メディアスパンしている)、次のメディアに入

れ替え、インベントリ処理を行ってください。

次にカタログを作成します。先ほどインベントリ処理

で表示されるようになったメディアを右クリックし、メ

ニューを表示します。 この中にある「メディアのカタログ登録」を選択し、カ

タログ作成ジョブを作成します。 メディアスパンしている場合は、1 本目のメディアに

入れ替えてからカタログ作成を行ってください。入れ

替えを行った後は必ずインベントリ処理も行ってくだ

さい。

「カタログジョブのプロパティ」が表示されるので、デ

バイスやジョブ名などの設定を確認後に「今すぐに

実行」をクリックしてジョブを実行します。

ジョブが実行された旨のメッセージが表示されます

ので、「OK」ボタンをクリックします。

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メディアスパンをしている場合、メディアの入れ替え

を要求する画面が出てきます。画面の指示に従って

操作を続けます。

「ジョブモニター」タブをクリックし、カタログ作成ジョ

ブが実行されていることを確認します。 カタログ作成ジョブ完了後、先に挙げたリストアの手

順でリストアを行うことができます。

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11 充実した Symantec Backup Exec for Windows Servers の機能について 一般的なディスクと違い可搬性に優れる RDX ですが、その便利さ故に問題となる部分が出て きます。それは盗難、紛失によるデータの消失です。そういったトラブルに対応するために 挙げられる機能としてデータの暗号化があります。 Symantec Backup Exec for Windows Servers では標準でバックアップデータに対する AES 128/256 bit の暗号化機能を使用することができ、万が一のトラブルに備えることができます。 暗号化の設定はバックアップジョブの作成画面から行うことができます。 設定した暗号化キーを忘れてしまった場合はデータのリストアができなくなるという点と、 通常のバックアップに加えて暗号化のための時間が必要になるという点は注意が必要です。

暗号化キー設定画面

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12 まとめ 日々増加・肥大化するデータをバックアップする。 これはデータ管理を行う上で必ず直面する課題です。その大きな課題の中に、バックアップ ソフトウェアの操作、ストレージやリソースの確保など多くの問題が潜んでいます。 Symantec Backup Exec for Windows Server と HP StorageWorks RDX を組み合わせて使用する ことで、このような問題を軽減したり、解決したりすることができます。 Backup Exec は、長年にわたり幾人もの IT 管理者に「使いやすさ」を理由に選択されています。この

「使いやすさ」の維持と更なる追及に加え、RDX のような新たなデバイスへの柔軟な対応、進化し複

雑化する IT 環境への対応、可用性向上のための機能追加など、Backup Exec はこれからもますま

す進化を続けていきます。

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シマンテックについて シマンテックは、 1982 年に当時最先端の技術を持った複数のコンピューター科学者によって設立されました。 そして、現在、常に技術が変化するにつれ、シマンテックも変化し続けています。シマンテックは、セキュリティ、 ストレージ、システム管理ソリューションを提供し、企業および個人ユーザーが情報を保護し管理するための ソリューションを提供しています。 HP について HP はコンシューマから大企業まで、すべてのお客様がテクノロジを身近に活用できる、より便利で豊かな環境を提供 します。HP はプリンティング、PC、ソフトウェア、サービスから IT インフラにいたる幅広いポートフォリオを持つ、 世界最大の IT 企業のひとつです。 Copyright ©2009 Symantec Corporation. All rights reserved. SymantecとSymantecロゴは、米国におけるSymantec社およびその関連会社の登録商標です。 その他の会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。

製品の仕様・価格は、都合により予告なしに変更することがあります。本カタログの記載内容は、2009年5月現在のものです。

株式会社シマンテック 〒107-0052 東京都港区赤坂 1-11-44 赤坂インターシティ コーポレートカスタマサービスセンター 受付時間 : 月~金(祝日/年末年始を除く) 10:00~12:00、13:00~17:00 電話 : 03-3476-1426 www.BackupExec.com/jp