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Brochure
すべてを「無停止」にするHPE Virtualized NonStop
HPE IntegrityNonStopサーバー
HPE Virtualized NonStopは、仮想化によりあらゆるシステム/アプリケーションの
「無停止化」を実現。フォールトトレラントサーバーの活用領域を大きくひろげます。
HPE Virtualized NonStopは、「無停止」という資質を備えたハイブリッドクラウド
環境を実現。VMware vRealize OrchestratorやOpenStackによるオーケストレー
ションなど柔軟な運用を可能にします。
HPE Virtualized NonStopは、汎用的な x86サーバーの仮想マシン(VMware
vSphereおよびLinux KVM)上で稼働。コストを抑制しながら、幅広い用途への適用
を可能にします。
無停止をもっと 幅広く
無停止をもっと 手軽に
無停止をもっと 柔軟に
インテル® Xeon® プロセッサー搭載
HPE Virtualized NonStopがハイブリッドクラウドにもたらす
無停止イノベーション
プロセスペア技術による100%の可用性、性能と規模をリニアに拡張可能な無停止
データベース――フォールトトレラントサーバーHPE Integrity NonStopが提供
する「無停止イノベーション」が、再び大きな注目を集めています。仮想化テクノロ
ジーによって、「無停止」の適用領域が大きく広がったことが大きな理由です。
これを実現した「HPE Virtualized NonStop」は、x86サーバー環境の仮想化
ハイパーバイザー上でHPE NonStop OSおよびHPE NonStop SQL/MXを
稼働させるソリューション。VMware vSphereおよびLinux KVMに対応し、様々
な用途で手軽に無停止環境をご利用いただけます。
Page 2Brochure
HPEの自社システムをOracleからHPE NonStop SQLに移行HPEでは、自身が運用する世界最大規模の IT環境の変革プロジェクトに取り組んでいます。世界
80カ国で、およそ20万ユーザーが使うIT環境をプライベートクラウドとSaaSに集約。850シス
テムあった業務アプリケーションを400以下に削減するとともに、システムの標準化と共通基盤化
を大胆に推進しています。
注目すべきはOracleデータベース環境の撤廃です。HPEは、SAP HANA以外のリレーショナル
データベース環境を、HPE NonStop SQL/MXに統一する方針を打ち出しました。HPE
Virtualized NonStopをプライベートクラウド上で利用し、多様な業務システムをHPE NonStop
SQL/MX上で稼働させています。
一般的なオンプレミスIT資産 クラウドライクなオンプレミスIT資産
従量課金(HPE GreenLake FlexCapacity)
リース一括購入
一括購入
¥ ¥ ¥
Y1 Y2 Y3 Y4
月額固定課金
月額固定課金
月額固定課金
月額固定課金
月額固定課金
Y1 Y2 Y3 Y4 Y1 Y2 Y3 Y4
月額固定請求
使用量ベースの請求
追加の導入構築工数、変更作業工数
テクノロジーリフレッシュ(新しいパーツへの入れ替え)
データセンターケア
HPE GreenLakeキャパシティの管理費
ハードウェア保守/ソフトウェア保守
(24*7, 4H応答)
ハードウェア設置作業
ソフトウェアインストール作業
ハードウェア(バッファ含む)/ソフトウェア
・バッファ増設作業
・Cloud Cruiserポータルサイト利用
・メータリング
取引量月
4 Core
2 Core
キャパシティ
Server Storage Network
繁忙期に稼動Core数を2から4へオンラインで活性化
HPE GreenLake
通常時
繁忙期
Core数を削減(4→2)
Page 3Brochure
HPE NonStopを「IT消費モデル」で使うHPE GreenLakeフレックスキャパシティHPE GreenLakeフレックスキャパシティは、オンプレミスのHPE Integrity NonStopサーバーを
パブリッククラウドのように従量制・月額料金でお使いいただけるサービスです。お客様は、自社の
セキュリティや運用ポリシーを適用できるデータセンターにHPE Integrity NonStopサーバーを設置
してご利用いただけますが、ハードウェア/ソフトウェアはHPEが保有しますので、IT資産のオフバランス
化にも寄与します。
HPE NonStop初の IT消費モデル“NonStop Dynamic Capacity”と組み合わせお客様のより柔軟な費用処理を実現
HPE GreenLakeフレックスキャパシティは、HPE Integrity NonStopサーバーの導入や増設時に
かかるコストを数年間にわたって平準化するとともに、IT投資リスクやTCOを低減することができます。
また、予備リソースとしてCPUコアを用意しておき、必要になった時点で即座にこれを利用開始する
「NonStop Dynamic Capacity」もご用意しています。これにより、突発的な処理要求の増大にも迅速
にお応えすることができ、リソースが不要になった時点でコアダウンすることも可能です。
HPEデータセンターケアによる最高水準の保守サービスを提供
HPE GreenLakeフレックスキャパシティには、
最上位の保守サービス「HPEデータセンターケア」
が統合されています。お客様ごとにアカウント
サポートチームが編成され、お客様のシステム
環境を熟知したHPEのアカウントサポートマネー
ジャーが、プロアクティブ/リアクティブの両面から
保守サービスを指揮。システムの構成情報や稼働
状況を共有することで、ログ解析等に時間を要する
ことなく迅速かつ適切なサポートを受けることが
できます。
[HPE GreenLakeの月額料金に含まれる内容]
複数VMから成る無停止型
分散並列OS
HPE Integrity NonStop Xと共通VirtualizedNonStop NonStop Middleware Services
NonStop Database Services(NonStop SQL)
Log AggregationElk
Continuous IntegrationJenkins
DevOPsAnsible
Integrated Dev EnvEclipse
Linux Windows
vCPU IP vCLIM Storage vCLIM Telco vCLIM
VMware vSphereESXi
OpenStackNova, Cinder, Neutron, Glance, Horizon
Ubuntu KVM RHEL KVM
APIs GUI
ハードウェアプール
CLIs
x86サーバー
vCPU vCPU vCPU vCPU
HPE vNonStop ノード1
x86サーバー
x86サーバー
x86サーバー
x86サーバー
vCPU vCPU vCPU vCPU
vCPU vCPU vCPU vCPU
HPE vNonStop ノード 2
HPE vNonStop ノード 13
vCPU vCPU vCPU vCPU
HPE vNonStop ノード
x86サーバー
x86サーバー
x86サーバー
x86サーバー
2
HPE Virtualized NonStopでは、標準的なクラウド管理ツールOpenStackを利用した迅速な起動や
リソース配備、構成変更を含む様々な自動化が可能です。NonStop Open System Management
(OSM)がOpenStackと連動してこれを実現します。仮想化ハイパーバイザーは、Linux KVMをはじめ
VMware vSphereに対応しています。
遂に、HPE Integrity NonStopサーバーが仮想化テクノロジーに対応。
HPE Integrity NonStopサーバー最大の特長は、独自の「プロセスペア技術」によって、障害時でも
システムを再起動することなく処理を継続可能なことです。HPE Virtualized NonStopは、仮想サー
バー環境においてもプロセスペア技術を提供。テイクオーバー機能により瞬時にバックアッププロセスが
処理を引き継ぐため、サービスを停止させることがありません。
このように、HPE Virtualized NonStopは、無停止システムの中核となる「HPE NonStop OS」およ
び無停止対応のミドルウェアが仮想マシン上で稼働します。実行プロセスの冗長化、トランザクションの
一貫性保持など、HPE Integrity NonStopサーバーのメリットをそのまま継承。“無停止ハイブリッド
クラウド環境”を実現する初めてのソリューションとなります。
クラウドにデプロイ可能な無停止システム
HPE Virtualized NonStopでは、利用目的や可用性に応じた柔軟な構成が可能です。たとえば、開発
環境では集約度を高めてコストを抑え(①)、ミッションクリティカルな本番環境では可用性を重視した
構成(②)に。さらに、集約度と可用性の双方に考慮したバランス型(③)をお選びいただくことができます。
柔軟な構成に対応するHPE Virtualized NonStop
【①集約性優先】複数のHPE NonStop OSを1サーバーノードに統合
1台の物理サーバーに複数のvCPUを立ち上げます。集約率を高めてコストを抑えることができるため、
開発・検証環境などに最適です。
【②可用性優先】HPE NonStop OSをサーバーノードごとに構成
1台の物理サーバー単位でvCPUを構成し、サーバーノードを横断してプロセスペアを実現。ミッション
クリティカルな本番環境で実力を発揮します。
【③バランス型】HPE NonStop OSを複数のサーバーノードに分散
複数の物理サーバーにvCPUを分散しプロセスペアを構成します。高い集約度と可用性をバランス
良く実現し、HPE Virtualized NonStopのメリットを活かせます。
Page 4Brochure
順序(Sequence)トリガー
外部参照キー
ヒント文
PL/SQL互換機能Oracleと同じデータ型マテリアライズドビュー
MERGE文SELECT FOR UPDATE文シノニム
ROWNUM
Oracle互換機能
互換関数のサポート
○
○
○
×
×
×
×
×
×
×
×
SQL/MX 3.3以前
約10種類サポート
○
○
○
○
×
×
×
×
×
×
×
3.4 (L16.05)
TO_TIMESTAMPなど追加で10種類
○
○
○
○
△(一部)
△(一部)
○
○
×
×
×
3.5 (L17.02)
TO_DATEが追加
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
3.6 (L18.02)
SYSTIMESTAMP、SYSDATEが追加
最高の可用性レベル
「AL4」評価を獲得
DBaaS向けにマルチテナントで利用可能
単一データベースで
4,080CPUまで拡張可能
Oracle互換機能の拡充、PL/SQLにも対応
ライセンス費・保守費で
大きなメリット
DBのワークロードをリアルタイムに可視化可能
いま、改めて価値が評価される
無停止データベースHPE NonStop SQL/MXHPE NonStop SQL/MXは、業界最高レベルとなるAL4の耐障害性を備えたリレーショナルデータ
ベースです。圧倒的な無停止性能を起点に、比類なきスケーラビリティ、他の商用データベースと比べて
有利な保守・ライセンスコスト、1サーバー上のデータベースインスタンスをマルチテナントで利用可能な
ことなど、多くのメリットを提供します。
Page 5Brochure
無停止データベースHPE NonStop SQL/MXは、1サーバー上のデータベースインスタンスをマル
チテナントで利用可能です。これにHPE Virtualized NonStopと組み合わせることで、DBaaS
(Database as a Service)環境を容易に実現します。Oracleデータベースとの優れた互換性を利用して、
Oracleデータベースで構築されたシステムを少ない工数でNonStop SQL Databaseに移行、様々な
業務システムを無停止化するための統合環境としてご活用いただけます。このアプローチは、HPEに
おける自社 ITの変革プロジェクトを通じて実現されたもので、すでにHPE社内では多くの業務システム
が稼働しています。
無停止データベースHPE NonStop SQL/MXのパフォーマンス監視に特化したツール「NSDA
(NonStop Database Analyzer)」を提供しています。サーバー本体とは別のLinux環境にNSDAを
構築することで、本体に負荷を与えることなくリアルタイムでのデータ分析を実現。統計データの蓄積
や直感的に扱えるグラフィカルな分析機能を提供します。
DBaaSモデルでの利用が可能
専用の高機能モニタリングツールNSDA
[OracleデータベースとNonStop SQL/MXバージョンごとの互換機能]
StorageCLIM
StorageCLIM
IPCLIM
IPCLIM
メモリ
プロセッサーブレード プロセッサーブレード プロセッサーブレード プロセッサーブレード
InfiniBand
LAN
プロセッサーの多重化
電源の多重化
電源
ファンの多重化
システムバスの二重化
自動通報の二重化
ネットワークの二重化ディスクのミラー化
I/O装備の多重化
ファン
アラーム
論理的にシングルOS化OS
プロセッサー
コア
コア
コア
コア
メモリ
OS
プロセッサー
コア
コア
コア
コア
メモリ
OS
プロセッサー
コア
コア
コア
コア
メモリ
OS
プロセッサー
コア
コア
コア
コア
“無停止”を支える「プロセスペア技術」
サーバーの真の“無停止”を実現する核心的技術、それが「プロセスペア」です。HPE NonStopサーバー
では、異なるプロセッサー上でプライマリとバックアップの2つのプロセスを実行。プライマリプロセスに
障害が発生した場合、瞬時にバックアッププロセスが処理を引き継ぎます。クラスターシステムにおける
フェイルオーバー(スタンバイ機でのアプリケーション再起動)とは異なり、HPE NonStopサーバーでは
無停止でのテイクオーバー(処理の継続)*1が可能です。
*1:ノンストップコーディングを実施することで、アプリケーション自体をプロセスペア構成にすることが可能。
リニアなスケールアウトと
無停止運用を両立させる
独自のシステムデザイン。
HPE Integrity NonStopサーバーは、 “無停止”という資質を核にして他に例のないメリットを提供します。
これを可能にしているのが、独自の無停止型超並列アーキテクチャーです。冗長化されたハードウェア
上で、実行プロセスまでも冗長化する「プロセスペア技術」によって、障害時にシステムを再起動すること
なくプロセスを“継続”させることができます。
プロセッサー0 プロセッサー1
正常稼働時
プロセッサー2
プロセスAプライマリ
プロセスCバックアップ
プロセスCプライマリ
プロセスBプライマリ
プロセスBバックアップ
プロセスAバックアップ
メモリ変更情報
メモリ変更情報
メモリ変更情報
プロセッサー0 プロセッサー1
プロセッサー1に障害が発生
プロセッサー2
プロセスAプライマリ
プロセスBプライマリ
プロセスCプライマリ
DOWN !
テイクオーバー
テイクオーバー
[再起動なしにプロセスを継続]
[HPE NonStopサーバーのシステムデザイン]
HPE NonStopサーバー独自のシステムデザインHPE NonStopサーバーのシステムデザインにご注目ください。すべてのハードウェアコンポーネント
を冗長化して単一障害点を完全に解消。独立したメモリを持つ複数のプロセッサーブレード上でOSを
稼働させ、システムエリアネットワークである「InfiniBand」により高速接続することで論理的な“シングル
システム”を実現します。疎結合(シェアードナッシング)によるリニアなスケールアウトと無停止運用を
両立させていることが、HPE NonStopサーバーの特長であり最大の魅力です。
Page 6
インテル® Xeon® プロセッサー搭載
Brochure
NonStop、それは“最高のサービス品質”の査証唯一無二の無停止サーバー「HPE NonStop」――その揺るぎない評価を支えるのは、銀行ATMや
クレジットカードのトランザクションシステムをはじめ、社会基盤として停止の許されない(止まらないこ
とが常識)のシステムを支えてきた圧倒的な稼働実績です。NonStopサーバーは、IDCによる可用性の
定義において最高レベル(AL4)にランク*2されています。
*2:Source: IDC, Dec 2016, Doc #US42016416, Worldwide and U.S. High-Availability Server Forecast, 2016–2020 : A Shift from Resilient Infrastructure to Resilient Applications”(# US40705515)
100%のアプリケーション可用性というユーザーにとっての“最高のサービス品質”を実現するのは、ハード
ウェアとOS、データベース、トランザクションモニターを無停止のために統合した独自のアーキテク
チャーです。最新のHPE NonStopサーバーでは、OSSをはじめとする業界標準テクノロジーを積極的
に採り入れ、“無停止”にオープンかつリーズナブルという価値を付加。“最高のサービス品質”を様々な
領域で提供可能にしています。
OLTPとバッチ処理が混在しても高い性能を発揮商用RDBMS環境では、オンライン処理中にバッチ処理を実行させるとレスポンスの悪化は避けられま
せん。同様の理由で、分析系データベースも独立した環境を用意するのが一般的です。これに対して
HPE NonStop SQL/MXでは、24時間オンラインでの決済処理を行いながら、バッチによる集計処理
や分析処理を同時に行うような要求でも、安定したオンラインレスポンスを維持することができます。
また、処理量の増大に対して、CPUなど必要なリソースを追加だけで直線的にパフォーマンスを向上
できるのは、HPE NonStop SQL/MXならではのメリットです。また、ライセンスを追加するだけで予備
のCPUコアを活性化させ、即時にパフォーマンスを強化することも可能です。
NonStop、それは“運用コスト低減”への最短距離ミッションクリティカルな要求レベルが高いシステムほど、保守サービスも運用管理スタッフも手厚く
せざるを得ない――その常識は、HPE NonStopサーバーには当てはまりません。
HPE NonStopサーバーなら、“無停止サーバー”という特性を活かして平常時の運用負荷を最小化で
きます。また、ハードウェア、OS、データベース、ミドルウェアまでが統合されたシステムに対しHPEが
ミッションクリティカルサポートサービスを提供。窓口を一本化でき、問題の原因特定から解決までを
最短時間で実現します。
セキュリティ要件の厳しい環境での圧倒的な稼働実績
長年にわたり公共機関や金融、通信サービスなど、様々な社会インフラを支えてきたHPE Integrity
NonStopサーバーのセキュリティ技術の有効性が、いま改めてクローズアップされています。
HPE Integrity NonStopサーバーは不正侵入のリスクを徹底的に排除したシステム設計を採用。HPE
NonStop OSは、悪意あるコードがバッファーに送り込まれてもデータ領域上のコードを実行不可能、
OS機能がプロセスごとに細分化されOS全体の乗っ取りが不可能といった特長を備えています。また、
HPE Integrity NonStopサーバーで稼働するソフトウェア製品のソースコードは非公開。内部仕様や
ソースを入手することは不可能なため、セキュリティリスクは業界最小クラスです。最もセキュリティ
要件の厳しい環境を支え続けている、その技術と信頼は他の追随を許しません。
Page 7Brochure
HPE Integrity NonStop Xは、業界標準のインターコネクト技術「InfiniBand FDR」を採用しています。
HPEは InfiniBandの仕様策定に深く関わっており、ワームホールルーティング技術や複数リンクを
束ねる技術など幅広く貢献してきました。高速データ交換技術として業界標準となった InfiniBandは、
そのコア部分にHPEのテクノロジーを受け継いでいます。
ハードウェアとソフトウェアを統合。
“無停止”のために生まれた
オールインワンシステム。
完全に冗長化されたハードウェアプラットフォーム、無停止型超並列アーキテクチャーのためのオペレー
ティング環境「HPE NonStop OS」、スケールアウト可能な超並列リレーショナルデータベース「HPE
NonStop SQL」、トランザクション管理ソフトウェアまで――HPE Integrity NonStopサーバーは
“無停止”という目的を達成するために、ハードウェアとソフトウェアを統合しています。
インテル® Xeon® プロセッサー搭載
HPE Integrity NonStopサーバー
無停止のためのオールインワンシステム「HPE NonStopサーバー」
インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー搭載「HPE Integrity NonStop X」
HPE NonStop Application Server for Java:
JBoss App Serverに超ミッションクリティカル向け付加価値を
実装したHP NonStopサーバー上のJava EE環境
HPE NonStop Java: 無停止サーバー上でJava EEアプリケーションサーバーの
構築を実現
HPE NonStop SQL: HPE NonStop OSと統合されたスケールアウト可能な
無停止データベース
HPE NonStop TS⁄MP: リソース単位でアプリケーションの最適処理を管理する
トランザクションモニター
HPE NonStop OS: 疎結合マルチプロセッサー構成の無停止型超並列アーキテク
チャーをサポートする専用OS
InfiniBand FDR: InfiniBand FDR(4X)を採用し56Gbpsという広帯域システム
エリアネットワークを実装
インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー:
14nmプロセスルールを採用し、UPI高速システムバスにより
優れたスケールアップ性能を発揮
Middleware
Operating System
Hardware
Page 8Brochure
無停止型超並列アーキテクチャーのための基盤ソフトウェア「HPE NonStop OS」
HPE NonStop OSは“無停止+超並列アーキテクチャー”をサポートするHPE NonStopサーバー専用
OSです。HPE NonStopサーバーは、独立したメモリを持つ複数のプロセッサーブレードを、システム
エリアネットワークである「Infiniband」によって接続する独自のシステムデザインを採用。システム
全体を統合された“シングルシステム”として動作させるために、HPE NonStop OSのもと複数のプロ
セッサーブレードが協調して複数のワークロードを並列処理します。
アプリケーション実行の最適化制御を担う「HPE NonStop TS⁄MP」
HPE NonStop TS⁄MPは、HPE NonStopサーバーに最適化されたTPモニターとして、OLTPアプリ
ケーションの実行管理と制御を担います。HPE NonStopサーバーは、超並列アーキテクチャー(スケー
ルアウト)によって拡張されたシステムリソースを“シングルシステム”として利用可能。HPE NonStop
TS⁄MPは、ロードバランシング、並列処理スケジューリングによりリソース内で複数のアプリケーション
実行の最適化を図り、アプリケーションレベルの無停止運用を実現します。
リニアなスケールアウトを実現するリレーショナルデータベース「HPE NonStop SQL」
HPE NonStop SQLは、ミッションクリティカルなOLTPアプリケーションを無停止で運用するための
“超並列リレーショナルデータベース管理システム”です。疎結合型(シェアードナッシング)の特長を活
かし、ハードウェアの追加によりリニアに規模と性能を拡張可能。一般的な商用リレーショナルデータ
ベースでは困難な“スケールアウトによるリニアな拡張”を実現します。また、一般的な商用RDBではノー
ド障害時にクラスター再構成とデータベースの復旧により数分間の全業務停止が発生しますが、
HPE NonStop SQLではノード障害時でも“無停止での処理継続”を実現します。
Javaアプリケーションサーバー『NonStop Application Server for Java』
HPEは、オープンソースソフトウェアOracle Java SE 8をベースにしたHPE NonStopサーバー用の
アプリケーションサーバー「NonStop Application Server for Java(NSASJ)」を提供しています。
NonStopサーバー上にNSASJを実装することにより、高可用かつスケーラブルなアプリケーション環境
をシングルシステムイメージで容易に構築・管理することが可能です。
HPE Integrity NonStop XとLinux環境を超高速で結ぶ「NSADI」
NSADI(NonStop Application Direct Interface)は、HPE Integrity NonStop XとLinux環境を
InfiniBandネイティブ超高速通信で結ぶテクノロジーです。HPE Integrity NonStop Xで処理した
トランザクションデータをリアルタイムで送信し、Linuxサーバー上のアプリケーションで分析。分析結果
をリアルタイムで活用可能にします。カード不正の検知、リアルタイムマーケティングなど、様々な分野
で活用が進んでいます。
業務
TS/MP-P
AP
AP
プロセッサー1
AP
AP
プロセッサー2TS/MP-B
AP
AP
プロセッサー3
AP
AP
業務
プロセッサー0
AP
AP
プロセッサー2TS/MP-B
AP
AP
プロセッサー3
AP
AP
DOWN !
プロセッサー1
AP
AP
AP AP
TS/MP-P
障害発生
プロセッサー0
プロセッサー0
シングルOS/シングルシステム
NonStop OSマイクロカーネル
プロセスモニター
メモリマネージャ
プロセッサー1
プロセスモニター
AP
メモリマネージャ
プロセッサー2
プロセスモニター
プロセス間通信
ネットワーク通信
ディスクファイルI/O
メモリマネージャ
LANプロセス
InfiniBand接続
AP
ディスクプロセス
LANプロセス
プロセス間通信
ネットワーク通信
NonStop OSマイクロカーネル
NonStop OSマイクロカーネル
Java Java Java Java
Add-on
スケール
アウト
H/W 追加
InfiniBand
サーバー サーバー サーバー サーバー
性能
CPU 0
NonStop OS
NonStopアプリケーション
CPU 1
NonStop OS
NonStopアプリケーション
CPU 2
NonStop OS
NonStopアプリケーション
CPU 3
NonStop OS
NonStopアプリケーション
Linux OS
Linuxアプリケーション
Storage Storage IP Telco
Ethernet Ethernet
InfiniBand
User IB (NSADI)
シングルデータベース
ストレージ
プロセッサー2プロセッサー1 プロセッサー3プロセッサー0
DAM
InfiniBand
ノード障害で全業務停止
一般的なデータベース
NonStop
SQL
DAMDAM
OLTPCRMDWH
DAM
OLTPCRMDWH
OLTPCRMDWH
DAM
OLTPCRMDWH
[プロセッサー障害時にアプリケーションの実行プロセッサーを移動]
[統合されたシングルシステムとして動作]
[DAM(Data Access Manager)が無停止で処理を引き継ぎ]
[HPE Integrity NonStop XとLinuxサーバーを超高速連携]
[シングルシステムで堅牢なアプリケーション環境と容易な管理を実現]
Page 9Brochure
Page 10
リソース vNS ハイエンド
2CPU パッケージ
vNS エントリー
4CPU パッケージ
仮想CPU毎のコア数
1ノードの仮想CPU数
仮想CPU毎のメモリ量
IP/Telco vCLIM数
IP/Telco vCLIM コア数
IP/Telco vCLIM メモリ量
IP/Telco vCLIM NW I/F数
Storage vCLIM数
Storage vCLIM コア数
Storage vCLIM メモリ量
Storage vCLIM毎のVOL数
コア数
メモリ
論理ディスク数(300GB SAS HDD)
Storage vCLIM
IP vCLIM
2、4、6
2-16 (偶数のみ)
64GB - 256GB
2-54(全vCLIM合計で最大56)
8(デフォルト)、4 (オプション)
16GB
5
2-54(全vCLIM合計で最大56)
8(デフォルト)、4(オプション)
4GB
25
1 or 2 コア
64G / vCPU
6(約1.8TB)又は12(約3.6TB)
2
2
1
2-4
32 GB - 64 GB
2-4
8(デフォルト)、4 (オプション)
16GB
5
2-4
8(デフォルト)、4(オプション)
4GB
25
1 or 2 コア
64G / vCPU
12(約3.6TB)又は24(約7.2TB)
4
2又は4
Brochure
停止の許されないすべてのビジネスを
HPE Integrity NonStopが「無停止」にします。
HPE Virtualized NonStopHPE Virtualized NonStopは、「無停止を実現するコンポーネント」を、仮想マシン(VMware vSphere
およびLinux KVM)上で稼働させます。
HPE NonStop NS2 X2HPE NonStop NS2 X2は、汎用的なx86サーバー上に仮想化環境を構築し、HPE Virtualized
NonStopを実装したパッケージソリューションです。開発・検証環境をはじめ、小規模で拡張性を求め
ない環境にご活用いただけます。
IP vCLIM
vCPU0
vNSC
Storage vCLIM
ESXi
IP vCLIM
vCPU1
vNSC
Storage vCLIM
ESXi
これら全体で
VirtualizedNonStop1ノード
物理サーバー
※1ノード2CPU 構成での例
全体で
NonStop X1ノード
Page 11
技術仕様
プロセッサー
コアライセンス
メモリ
サポートOSバージョン
Storage CLIM
IP CLIM
搭載可能CLIM数
搭載可能DISK数
エンタープライズストレージ
InfiniBand Cluster
NSADI*2
(1 ノード) 2-16 プロセッサーインテル® Xeon® Gold 6000 プロセッサー・ファミリー
2 コア、 4 コア、 6 コア(ソフトウェアライセンス追加可能)
論理プロセッサーあたり 最小:64GB 最大:256GB
L18.08 以降
Gen10 Storage CLIM HDD、SSD(フル搭載可能)
4 ポート×10GbE、1ポート×1GbE*1
最大:56(Storage、IP、Telco CLIMの合計)*c7000 背面の InfiniBand SW直結は16まで、
それ以上は InfiniBand Expansion SW接続
最大2,700本(Storage CLIM×54台、2C4D構成の場合)
HPE XP7ストレージ
サポート
Linuxサーバー8台まで
寸法 (W×D×H)
重量
環境仕様
59.0×121×199.9cm(23.23×47.64×78.70インチ)(42U)59.0×121×173.1cm(23.23×47.64×68.15インチ)(36U)
489kg (42U)*2、481kg (36U)*2
最小構成(1 システム/1 ノード)
最大構成(1 システム/1 ノード)
最大構成(Expand接続)
システム構成
2 プロセッサー 128GB メモリ
16 プロセッサー 4,096GB メモリ
255 ノード 1PB メモリ(Expand over IP接続)
2 プロセッサー 64GB メモリ
4 プロセッサー 256GB メモリ
Expand接続未提供
HPE Integrity NonStop X NS7 X3 サーバー
59.0×121×199.9cm(23.23×47.64×78.70インチ)(42U)59.0×121×173.1cm(23.23×47.64×68.15インチ)(36U)
489kg (42U)*2、481kg (36U)*2
*1: IP CLIMポートのインタフェース、銅線、又は光か選択可能
*2: 42U/36Uラックに、c7000エンクロージャ1台、HPE Integrity NonStopサーバーブレード8台、SAS enclosure(300GB HDD×25本) 1台、CLIM 4台他を構成した時のものです。
HPE Integrity NonStop X NS3 X3 サーバー
(1 ノード) 2-16 プロセッサー インテル® Xeon® Silver 4000 プロセッサー・ファミリー
1 コア、2 コア (ソフトウェアライセンス追加可能)
論理プロセッサーあたり 最小 : 32GB 最大 : 64GB
L18.08 以降
Gen10 Storage CLIM HDD、SSD(フル搭載可能)
5ポート ×1GbE
最大:8(Storage CLIM 2 - 4、IP CLIM 2 - 4)
最大100本
HPE XP7ストレージ
未サポート
Linuxサーバー2台まで
Brochure
HPE Integrity NonStop Xインテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサー搭載「HPE Integrity NonStop X」は、ミッションクリ
ティカル、リアルタイム、ビッグデータといった新しい時代の要求に『無停止×ハイパフォーマンス』という
能力でお応えします。
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Intel、インテル、Intel ロゴ、Ultrabook、Celeron、Celeron Inside、Core Inside、Intel Atom、Intel Atom Inside、Intel Core、Intel Inside、Intel Inside ロゴ、Intel vPro、Itanium、Itanium Inside、Pentium、Pentium Inside、vPro Inside、Xeon、Xeon Phi、Xeon Inside、Intel Optane は、アメリカ合衆国および / またはその他の国における Intel Corporation またはその子会社の商標です。記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
a00070437jpn JTN13307-05 記載事項は個別に明記された場合を除き2019年4月現在のものです。
詳しい情報
HPE Integrity NonStopサーバーに関する情報は
hpe.com/jp/nonstop
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Brochure
HPE Integrity NonStop かんたん選択ガイド
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弊社
営業まで
可用性、拡張性、TCOに優れたフォールトトレランスが内包されているデータ
ベースエンジン
NonStop SQL/MX
お客様のデータベース環境をNonStop SQLへ移行する際の移植容易度を調査
DB移行アセスメント
データベースのライセンスコスト保守
料削減が課題となっている。
データベースの障害でシステム停止
したことが数回ある。
利用しているデータベースからSQL/MXへの移行コストが知りたい。
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リクエスト-リトライ機能等、Linux JBossにはない独自機能を有した高可用性Javaアプリケーションサーバー
NonStop NSASJ
x86サーバーで構成されたハードウェア上に仮想化ソフトウェアを実装して
提供される新しいタイプのNonStopサーバー
フォールトトレラント機能とハイブリッ
ドクラウドを実現する俊敏性を兼ね備
えた新しい選択肢
無停止のためのオールインワンシステム
NonStop X
NonStop NS2
Virtualized NonStop
NonStop XとLinux環境を超高速ハードウェア連携、トランザクション情
報をリアルタイム連携
NonStop ApplicationDirect Interface
アプリケーションサーバー(Java実行環境)にも高可用性が必要。
スケーラブルかつ運用が容易なアプ
リケーションサーバー環境が必要。
複数のミッションクリティカルシステ
ムを統合したいと考えている。
NonStopの開発機、検証機用に比較的安価で導入したい。
プライベートクラウドでのデータ保護
と可用性確保が課題。
NonStopのトランザクション情報をリアルタイムで再利用したい。