HPE StoreEver ESL G3...HPE StoreEver ESL G3テープライブラリは、想定外のデータの増大に対応可能な高い拡張性を備えています。幅広い基本構成が用意されており、100

HPE StoreEver ESL G3テープライブラリは、想定外のデータの増大に対応可能な高い拡張性を備えています。幅広い基本構成が用意されており、100スロット単位で 1万 2,000個超までテープカートリッジをスケールアップすることにより、容量をオンデマンドで拡張できるこのテープライブラリには、1～ 192台のドライブを組み込むことで、最大 180PBの企業データを統合して保存することが可能です (データ圧縮比 2.5:1の場合 )。

データの増大に対応できることは、数多く搭載されている機能の一部に過ぎず、HPE StoreEver ESL G3テープライブラリは、冗長電源装置とデュアルロボティック機能を介して高可用性を実現するとともに、ホストパス接続フェイルオーバーでライブラリのパフォーマンスを向上させます。複数のテープライブラリの管理と制御は、インテリジェントなコマンド GUIで一元的に行われ、業界をリードするライブラリ管理ツールと HPE StoreEver TapeAssureにより、テープドライブ、メディア、およびライブラリの稼働状況を予測的かつプロアクティブに監視できます。さらに、連邦情報処理標準 (FIPS) 140-2に準拠したハードウェアデータ暗号化ソリューションで、サポート対象デバイスのデータセキュリティが強化されます。

HPE StoreEver ESL G3テープライブラリ全社的なデータの増大に効率的に対応

データシート

P2データシート

主な機能とメリット

優れた拡張性• 幅広いベースライブラリバンドルにより、100スロット単位で水平に拡張可能

• テープカートリッジは 100個から 1万 2,006個まで、HPE LTO-7/LTO-6/LTO-5 Ultriumテープドライブは 1台から 192台まで、ライブラリフレームは 1台から 16台まで拡張可能 (各フレームは標準の 19インチラックフォームファクターに構成 )

• LTO-7 Ultriumテープドライブと高密度拡張モジュールで 1万 2,006スロットの構成を実現し、最大 180PBの高密度ストレージを提供 (データ圧縮比 2.5:1の場合 )

• お客様による構成が可能な 24～ 528個のインポート /エクスポート (I/E) スロットで、高速のバルクロードおよびアンロードを実現するとともに、拡張モジュール (容量とパフォーマンスを拡張 )、または高密度拡張モジュール (フレームあたり 780スロットで容量のみを拡張 ) による柔軟な拡張オプションを提供

高可用性• ライブラリ論理ユニット番号 (LUN) 制御のフェイルオーバーにより、さまざまな状況下で継続的なホストおよび SAN接続をサポート

• アクティブなデュアルロボティック機能により、ほぼ連続的なデータアクセスを実現

• FIPS準拠のデータ暗号化および暗号キー管理機能により、コストの増大につながるデータ侵害からデータを保護

耐久性• 最長 30年間使用できるメディアシェルフで重要なビジネスデータをアーカイブ

• 継続的な電力 /エネルギー要件を伴わない長期的な保存で、GBあたりのコストを低減

総所有コスト (TCO) と管理負荷の低減• HPE Command View for Tape Librariesソフトウェアを使用すれば、リモート管理機能によってデータ保護が容易になり、複数のテープライブラリの診断を一元的に行えます。

• HPE TapeAssureにより、すべてのテープドライブとメディアのステータス、パフォーマンス、使用率、および稼働状況に関する包括的なレポートが作成され、管理、微調整、アーカイブが迅速かつ容易に行えます。

• 自動メディアプールにより、データストレージ要件の増大に合わせてパーティションスペースの再割り当てが動的に行われ、高度なパーティショニングがサポートされます。

• HPE Data Verificationにより、アクセス頻度の低い LTOテープを定期的にスキャンして、テープカートリッジの稼働状況やテープに保存されているデータを確認し、リストアが失敗するリスクを低減できます。

このビデオで、可用性に優れたHPE StoreEver ESL G3テープライブラリの詳細をご覧ください。

https://player.vimeo.com/video/146761069


技術仕様

製品名 HPE STOREEVER ESL G3

100スロットベースモジュールテープライブラリ

HPE STOREEVER ESL G3










モデルの特長 24スロット I/Eステーション、ドライブ x 0、対応スロット x 100を備えたコントロールモジュール x 1を搭載

24スロット I/Eステーション、ドライブ x 0、対応スロット x 300を備えたコントロールモジュール x 1を搭載

24スロット I/Eステーション、拡張モジュール x 1、ドライブ x 0、対応スロット x 700を備えたコントロールモジュール x 1を搭載

24スロット I/Eステーション、拡張モジュール x 3、ドライブ x 0、対応スロット x 1,500を備えたコントロールモジュール x 1を搭載



サポートされるドライブテクノロジー

LTO-7 Ultrium 15750またはLTO-6 Ultrium 6650またはLTO-5 Ultrium 3280

最大 192ドライブのライブラリ (コントロールフレームあたり 18ドライブ、拡張フレームあたり 24ドライブ )











カートリッジスロット数

対応スロット x 100 対応スロット x 300 対応スロット x 700 対応スロット x 1,500 対応スロット x 3,000 対応スロット x 5,000

LTO-7の容量 (2.5:1圧縮時)

1.5PB (LTO-7) 4.5PB (LTO-7) 10.5PB (LTO-7) 22.5PB (LTO-7) 45PB (LTO-7) 75PB (LTO-7)

LTO-6の容量 (2.5:1圧縮時)

625TB (LTO-6) 1.8PB (LTO-6) 4.3PB (LTO-6) 9.3PB (LTO-6) 18.7PB (LTO-6) 31.2PB (LTO-6)

LTO-5の容量(2:1圧縮時)

300TB (LTO-5) 900TB (LTO-5) 2.1PB (LTO-5) 4.5PB (LTO-5) 9PB (LTO-5) 15PB (LTO-5)


技術仕様 (続き )

製品名 HPE STOREEVER ESL G3










HPE STOREEVER ESL

G3 5000スロットベースモジュールテープライブラリ

LTO-7/LTO-6ドライブ

(2.5:1圧縮時) および

LTO-5ドライブ (2:1圧縮時)

での転送速度

ドライブの種類と数によって異なる :LTO-7: ドライブあたり 2.52TB/時 LTO-6: ドライブあたり 1.44TB/時LTO-5: ドライブあたり 1.0TB/時

ホストインターフェイス

8Gbファイバーチャネル (FC)

暗号化機能 Advanced Encryption Standard (AES) 256ビット

フォームファクター自立型̶各コントロールモジュールまたは拡張モジュールは 19インチラックフォームファクターに構成

保証 1年間の部品交換保証、1年間の作業保証、1年間のオンサイトサポート


トータルパッケージ

ソフトウェア

HPE Command View for Tape Librariesソフトウェア HPE Command View for Tape Librariesにより、複数の HPEテープライブラリが集約され、一元的に管理できます。• 既存の ESL G3およびMSL2024/4048/6480テープライブラリを管理• バックアップログの監視、ドライブのステータスの確認、障害アラートの受信、および問題の診断を実施

オプション

HPE StoreEver ESL G3 TapeAssure Advancedライセンスドライブとメディアの稼働状況および耐用年数の予測分析を行い、ドライブの使用率と分析結果に基づいてパフォーマンスに関するアドバイスを提供します。これにより、ドライブとメディアをより的確に管理できるようになり、パフォーマンスが向上します。

オプション

HPE StoreEver ESL G3 Data Verificationライセンス HPE StoreEver Data Verificationソフトウェアを使用すれば、テープアーカイブに保管されている LTOテープカートリッジのデータの品質を定期的にスキャンして検証できます。ボールトまたはテープライブラリに保管されているアクセス頻度の低いテープを定期的にスキャンし、データの整合性を確認しておけば、重要なビジネスデータが必要になったときにスムーズにリストアすることが可能です。StoreEver Data Verificationソフトウェアは、HPE StoreEver Command View for Tape Librariesソフトウェアと一元的な管理、複数のライブラリの管理、ライブラリ、メディア、テープドライブの稼働状況、使用率、および耐用年数に関するプロアクティブな通知を行う、HPE StoreEver TapeAssure Advancedソフトウェアに完全に統合されています。

オプション

HPE StoreEver ESL G3 Secure Managerライセンス StoreEver ESL G3 Secure Managerライセンスにより、次の点でセキュリティが強化されます。• 特定のサーバーにテープライブラリのドライブおよびロボット機構へのアクセスを許可することで、ライブラリへのアクセスを制御

• 未許可のホストからライブラリへの中断を伴うようなトラフィックをブロックし、バックアップの信頼性を向上

オプション

HPE StoreEver ESL G3 ESKM Encryption Keyライセンス HPE StoreEver ESL G3 ESKM Encryption Keyライセンスは HPE Enterprise Secure Key Manager (ESKM) と統合されており、以下を提供します。• 一元的な暗号キー管理• さまざまな単位のキーとカートリッジをサポートするポリシーベースの自動キー生成 /管理

• 新たなオープンスタンダードに合わせて拡張できる複数のライブラリのための、独立系ソフトウェアベンダー (ISV) の透過的なキーのアーカイブと回復

• 暗号キーの強力かつ監査可能なセキュリティ• 堅牢なサーバーアプライアンス• 保護された IDベースのアクセス管理およびログ機能• 包括的なキーのバックアップおよびリストア機能• FIPS 140-2認証を念頭に設計された自動マルチサイトクラスタリング、キーレプリケーション、およびフェイルオーバー

オプション

HPE StoreEver ESL G3 Automated Media Poolライセンス「ゴースト」パーティションである StoreEver ESL G3 Automated Media Pool (AMP) は、アプリケーションを再構成することなく、ニーズの変化に合わせてパーティションへのメディアの割り当て、またはパーティションからのメディアの削除が行える柔軟なメディアプールとして機能します。

オプション

HPE StoreEver ESL G3 Partitioningライセンスこのライセンスにより、複数のバックアップソフトウェアアプリケーションを組み合わせて環境を管理できます。ESL G3パーティション (仮想ライブラリ ) を作成すれば、各アプリケーションを 1つ、または複数のパーティションに割り当てることが可能です。これらのパーティションは固定され、1つのパーティションにマッピングされたアプリケーションから、そのアプリケーションに割り当てられていないパーティションのメディアおよびストレージ領域を利用することはできません。

オプション

HPE StoreEver ESL G3 KMIP Key Manager Clientライセンスこのライセンスにより、ライブラリから (KMIP 1.2モードで動作する ) HPE ESKM 4.0、またはSafeNet KeySecure 460キーマネージャーに暗号キーを要求し、暗号化を管理できます。

オプション

HPE StoreEver ESL G3 LTO-5/LTO-6 Ultrium Control Path Failoverライセンス

ケーブルまたはパスの障害を検出すると、ロボティックコントロールパスのフェイルオーバーが行われます。

オプション

HPE StoreEver ESL G3 LTO-5/LTO-6 Ultrium Data Path Failoverライセンス

ケーブルまたはパスの障害を検出すると、各ドライブの 2つのファイバーポート間で自動的にフェイルオーバーが行われます。

オプション

HPE StoreEver ESL G3 LTO-7 Path Failoverライセンス各 LTO-7テープドライブの 2つのファイバーチャネルポート間のデータパスフェイルオーバーと、ライブラリのロボット機構へのコントロールパスのフェイルオーバーが行われます。

オプション


HPEテクノロジーサービス

経験豊富な HPEのストレージコンサルタントとサービスプロフェッショナルがお客様およびお客様のチームと連携し、ストレージのニーズを明らかにします。HPEなら、実装を迅速化して配備のリスクを低減するとともに、New Style of ITの実現に向けてストレージを変革し、購入したストレージの価値を最大限に引き出せるよう、お客様をサポート可能です。

アドバイス、変革、統合アドバイス、変革、統合のコンサルティングを通じて、ストレージ、バックアップ、アーカイブ、ディザスタリカバリ、およびビッグデータに関する課題を解決へと導きます。

配備と実装配備、運用、移転、サニタイズ、および廃棄に役立つ専門知識、さらには改善に重点を置いた教育サービスを提供します。

運用とサポートお客様のビジネスに最適なレベルの、パーソナライズされたプロアクティブかつシンプルなサポートを提供します。

注記

利用できるサービスは製品によって異なります。


HPEファウンデーションケア対応時間や応答時間を柔軟かつ容易に選択できる、システムレベルの ITハードウェア /ソフトウェアサポートを提供します。

HPEプロアクティブケアリアクティブサービスとプロアクティブサービスを組み合わせた、購入しやすく、コスト効果の高いシステムレベルのサポートを、お客様のニーズに基づくエキスパートのアドバイスや HPEに接続した製品とともに提供します。こうしたサポートにより、お客様は問題を回避し、ダウンタイムを削減できます。

HPEプロアクティブケアアドバンストプロアクティブケアに追加するサービスで、各地域の専任のアカウントサポートマネージャーが、お客様のニーズに基づく技術および運用に関するアドバイスを提供します。アカウントサポートマネージャーは、パーソナライズされた技術コラボレーションの実施、ビジネスクリティカルな IT環境の最適化を支援する専門スキルへの柔軟なアクセスの実現、さらにはシステムまたはデバイスが停止してもビジネスに影響が及ぶことがないよう強化された、クリティカルインシデント管理の提供を担当します。

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データシート

HPEデータセンターケアデータセンター環境の配備、運用、およびハイブリッドクラウド対応への移行に必要な、HPE製品と他社製品のサポートを一元的に提供します。

HPEストレージテクノロジーサービスでは、お客様とともに、ご購入いただいた HPEストレージソリューションやお客様のビジネスと HPEの連携を強化し、担当のエキスパートが、システムスキャンとヘルスチェックで得たデータに基づいて、問題やダウンタイムの回避策に関するパーソナライズされたレポートと推奨事項を作成します。

詳細については、www.hpe.com/jp/ja/services をご覧ください。

詳細情報 hpe.com/storage/eslg3 (英語)

© Copyright 2011, 2013–2015 Hewlett Packard Enterprise Development LP. 本書の内容は、将来予告なく変更されることがあります。Hewlett Packard Enterprise製品およびサービスに対する保証については、当該製品およびサービスの保証規定書に記載されています。本書のいかなる内容も、新たな保証を追加するものではありません。本書の内容につきましては万全を期しておりますが、本書中の技術的あるいは校正上の誤り、省略に対しては責任を負いかねますのでご了承ください。

4AA3-5142JPN、2015年12月、Rev. 6

ExpertOneトレーニングで必要なスキルを習得し、HPEの認定を取得しましょう。HPE Converged Storageトレーニングを受講すれば、テクノロジーの移行を促進して、運用パフォーマンスを向上させ、HPE製品の投資収益率を最大限まで高めることが可能です。HPEのトレーニングは、柔軟なデリバリオプションやグローバルなトレーニング機能を通じて、時間や場所を問わず受講できます。詳細については、hp.com/learn/storage (英語) をご覧ください。

http://hpe.com/contact/getconnectedjp

https://www.hpe.com/jp/ja/services.html

http://hpe.com/storage/eslg3

http://hp.com/learn/storage



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