Japan Reseller Conference Be Bold

IoEで創る新たなビジネス

シニアパートナー 八子知礼

2015年 7月 3日

シスコシステムズ合同会社 シスコ コンサルティング サービス

シスコ コンサルティング サービス のご紹介

八子知礼 シスコ コンサルティング サービス シニアパートナー

• 松下電工株式会社にて通信機器の開発に従事 • 外資系コンサル会社を経て、前職はデロイト トーマツ コンサルティングの 通信・メディア・ハイテク担当執行役員パートナー

• 2014年より新部門シスコ コンサルティングサービスのシニアパートナー就任 • CUPA（クラウド利用促進機構）運営委員・アドバイザー • 日本英語検定協会理事（ICT化推進担当）

週間BCN「モバイルの視点」隔月寄稿

フジテレビ「めざましテレビ」インタビュー出演

2012年11月出版

モバイルクラウド 「図解クラウド早わ

かり」出版

ダイヤモンドオンラインインタビュー記事

シスコ コンサルティング サービス (CCS)の特徴

• CCSは本社直轄のグローバル組織

• グローバルで約500人のコンサルティング ファーム出身者等のプロフェッショナルが所属

• シスコ製品に限らないITソリューション

を用いて、経営課題を解決する有償コンサルティングを提供

• ICTの将来を知るシスコならではの視点で、企業イノベーションを支援

• IoE、クラウド ビジネス等の特定領域向けのビジネス コンサルティングを提供

シスコシステムズCEO

チャック・ロビンス

CCS 営業 製品開発

ＵＳ

欧州

アジア

米州

中近東アフリカ

日本

ＵＳ

欧州

アジア

米州

中近東アフリカ

日本

流通

公共

製造

金融

通信サービス

ネットワーク

データセンター コラボレーション

ストレージ

セキュリティ

サーバ

スマートシティ

シスコ コンサルティングサービスの主なメニュー

戦略 業務 改革

IT 実装

組織 変革

IoE 価値創出戦略策定 IoEによる新ビジネスモデル / アライアンス戦略/ROIモデルの策定と実行を支援

ビジネス アーキテクチャ構築 技術動向と将来予測から競争力を強化するビジネスモデルを構築

アナリティクスと 意思決定プロセス改革

ビッグデータ分析等により、優れた意思決定に基く組織変革を支援

次世代 IT戦略策定 次世代のITのビジョンと戦略、実現のためロードマップの作成を支援

コラボレーション型 ワークスタイル改革

テクノロジーに加えて、企業風土改革、制度、プロセス設計を含めた総合サービス

クラウド型ビジネス モデル策定 クラウド時代の戦略策定実行とXaaS型事業計画・組織変革を支援

グローバル事業継続モデル策定 セキュリティ、パンデミック、天災対策等を含めた総合的な事業継続モデル策定支援

すべてを接続する世界観へ 〜Internet of Everything〜

Transforming the traditional taxi industry

Investing in Pivotal to run everything

as a service

Self-driving car is impacting traditional

auto makers

グローバルの新潮流：産業のデジタル化

Google Uber GE

デジタル化によるビッグデータの生成

オフショア フィールドでは、毎週0.75TB 大型の製油所では、1日あたり1TBの生データを生成

フライトでは、30分毎に10TB 1日25,000便でペタバイト単位のデータを生成

BMW 7シリーズは1時間に 1 TBのデータを生成

シンガポール政府は1日に数テラバイトのデータを生成

世界中では、毎日２エクサバイトのデータを生成していますが、

たった5％相当しか活用されずに捨て去られてしまっている

2003 2010 2015 2020

5億 125億 500億 250億

接続される

デバイス数

1人あたりのデバイス数

0.08

1.84

6.58

3.47

世界の人口 63億人 68億人 76億人 72億人

SOURCE: Cisco IBSG, 2011

コンシューマ機器 産業 社会基盤

IoT

インターネットへ接続されるモノは増加の一途

Internet of ThingsがICTビジネスの未来を牽引

IoT

SOURCE: BI Intelligence Statics 2015

10億台

Internet of Everythingがもたらすイノベーション

すべてが”つながる“付加価値

人、モノ、データ、プロセス間の有機的な連携と融合

新たなサービスと価値の創出

情報をもとに分析と経験を交えた適切なアクションを即時に導き出すことで個人/企業/国家の新たなサービス、従来にない価値を創出

データ 分析 インテリジェンス アクション イノベーション

People

Things

Data

Process

People to

People(P2P)

Machine to

People(M2P)

Machine to

Machine(M2M)

モノだけを繋ぐのでなく全てを繋ぐ：IoTからIoEへ

IoE：つながっていないものを“全部“つなぐことでビジネス価値を創出

より関連性と価値が高い 方法で人々をつなぐ

人

Internet of Everything

IoE

人、モノ、データ、プロセスが

ネットワーク化

データをより有益な情報に変換し、意思決定に役立て

ることが可能

データ

適切な情報を適切な人 （またはマシン）に適切な タイミングで提供

プロセス

インターネットで物理的な デバイスやオブジェクトが相互につながり、インテリジェントな意思決定が可能に

モノ

価値創出のドライバー 効果

IoT/IoEに取り組む必要性：経済価値

IoEの経済価値

1,440兆円

(日本76.1兆円)

顧客ライフサイクル価値の向上

市場シェアの拡大

顧客エクスペリエンスの向上:

370兆円(21.3兆円)

プロセス効率の向上

サプライチェーン上の無駄の排除

SCM・物流の効率化:

270兆円(18.1兆円)

R&D期間短縮などによる市場投入期間の短縮

新規ビジネスモデル構築による新収益源の開拓

イノベーションの加速:

300兆円(23.9兆円)

労働効率の向上による労働時間の削減

または生産性の向上

従業員の生産性向上:

250兆円(4.6兆円)

販管費、売上原価の削減

資産効率の向上

資産の有効利用:

250兆円(8.2兆円)

SOURCE: 2013年Cisco調査、金額は10年間(2013～2022)のNPV

2013年からの10年間

IoEがもたらす自社への影響を見極め、早期に取り組みを開始するべき

IoE経済価値を創出するユースケーストップ10

4. コネクテッド ゲーミング＆ エンターテインメント

5. 次世代決済手段

1. スマート ファクトリー

2. コネクテッド

マーケティング

3. イノベーション、

タイム・トゥ・マーケット短縮

6.9兆円

6.0兆円

13.9兆円

10.7兆円

7.1兆円

6. スマートグリッド

7. コネクテッド

サプライチェーン

8. 次世代ワークスタイル

9. フィジカル／

サイバー セキュリティ

10. ビジネス プロセス

アウトソーシング

5.8兆円

4.8兆円

4.3兆円

4.2兆円

2.1兆円

IoEのユースケース 経済価値 IoEのユースケース 経済価値

IoEの

要素レイヤ

③港湾ゲート

管理

④ヤード

アサイン管理

⑤ヤード

クレーン管理

⑥ガントリー

クレーン管理

⑦輸送船舶

管理 ②コンテナ トラック管理

①WWW

予約照会

⑧対地側港湾

連携

IoEの課題抽出・ビジネス検討フレームワーク １）時系列経路、エスカレーション パスなどを横軸にマッピング

人

プロセス

データ

モノ

（設備） 積載物やコンテナの内容情報、位置情報、各港湾設備がIPネットワークに繋がり、データ連携を可能とする

APIが公開されたオープンなIPベースのシステムで相互のデータが連携された予測制御可能なシステムを構築

人手に多大に依存する事なく、高度に自動化されたプロセスでの処理、管理、制御環境を実現する

異なる設備、リソース、組織、人々がVoice、Video、Messageで効率的にコミュニケーションできる環境を構築する

Connect

Unifie

d

２）繋がっていなくて発生している課題の発見

３）繋いで顧客に提供する価値の再設計

ハンブルグ港湾管理局の例

How may things are connected now?

SOURCE: http://newsroom.cisco.com/ioe

12:00 Juｌｙ 1, 2015 15,146,014,218

※14,673,185,030 (06:00 February 2, 2015)

IoT Search Engine ”thingful”

インターネット上をクロールしてデバイス情報を収集。 クリックすると各点においてインターネットに繋がっているセンサー デバイスの情報を見る事が可能。

Connected Vehicle：公共交通車両への適用

4台から8台

3G / LTE等

車両内、及び、近接領域 監視用のIPカメラ

M2M ルーター

乗客向け Wi-Fiアクセス ポイント

PoEスイッチ

ドライバー用 モニター 外部との接続

ネットワーク

バス車両内の エンドポイントや アプリケーション

車載

コンピュータ

車両位置管理

乗車人数把握

監視カメラ

料金・ チケット管理

乗客の安全管理

運転手の管理

車両・運行管理

インターネット、 専用網等

Predictive Maintenance：建機等の予防保全

WiFi Mesh /

3G / LTE

オペレーションセンター （現場）

運用管理者

フロント エンド プロセス

センサー データ

データ解析

アラーム・ イベント データ

保守データ 運行計画 運用データ

組込み装置

組込み装置 •アプリケーション •ログ管理、センサー、アラーム・イベント発出

組込み装置

データセンター

GEが提供するIndustrial Internet

SOURCE: ITpro http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/032400051/032400001/?ST=iotnext&P=2

ソフトウェア基盤（Predix）

データレイク

•取引先の全てのデータを流入させ、データの分析、流通、販売のエコシステムを形成

• GEソフトウェア部門が開発するインダストリアル・インターネットの共通プラットフォーム

•非構造化データ向けの格納基盤

• Pivotalと共同開発中

Industrial Internetによるドメインの拡張例

フライトプラン最適化 全世界の

フライトをエコ化

定期メンテナンス サービス

予防保全メンテナンス 航空機材配置最適化

ジェットエンジン提供 機材

提供

整備

サービス

情報

サービス

航空機メーカ 航空会社

何を提供するか

誰に提供するか

SOURCE:下記を参照し、シスコ コンサルティング サービスが加筆修正

http://www.accenture.com/SiteCollectionDocuments/PDF/Accenture-Driving-Unconventional-Growth-through-IIoT.pdf

http://www.businesswire.c｀om/news/home/20130415006648/en/Taleris%E2%84%A2-Parent-Companies-GE-Aviation-Accenture-Open

http://www.big4.com/news/accenture-launches-ge-aviation-joint-venture-taleris/

空港 社会

従来の事業ドメイン 新しい事業ドメイン

（生産ラインのデジタル化により可能になった）

今後進出の可能性があるドメイン

GEの航空事業

機器の提供からサービスへ、更に情報サービスへ進出することでドメインを拡張

スマート ファクトリー / スマート シティの事例

Cisco Public 23 © 2014 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved.

機器自体が予測する擬人化された自動ライン

Connected Factory フロア レベルのトータル セキュリティ

スマート ファクトリー実現イメージ

遠隔地からの専門家によるリモート支援

ビデオ マニュアル による技能伝承

機器が繋がることで

予防保全を実現

稼働状況の本社からの遠隔監視

移動するモノ、資産のWi-Fiによる管理・追跡

ビデオ監視による異物混入や不正の防止

工場内のどこでもIP電話で繋がる環境

スマートな

エネルギー管理

実現例：工程・設備での自動作業指示

ビーコン

TOP

工程①

センサー1

センサー2

センサー3

センサー4

工程②

工程③

工程①

工程①：

生産実績

＝＝＝＝＝＝＝＝

トラブル履歴

工程①：作業指示

1) xxx

2) xxx

【やってはダメなこと】

遠隔のビデオ映像

タブレット画面イメージ

撮影

ボタン

報告

ボタン

工程①

工程内の各センサーの情報は吸い上げられて画面

に表示

情報（稼働・生産データなど）と映像（現場の状況）を共有した遠隔アシスト

工程の状態を撮影しデータとともに記録、報告書をその場で作成・共有

特定工程に近づくと、ビーコンに反応し、その工程で

必要な情報を表示

スマート ファクトリー発展の方向性

Level6

最適化

Level5

自動化

（省人化）

Level4

予期化

Level3

遠隔化

Level2

可視化

Level.1

データ

収集

装置 工程 / ライン 工場 国内全社 グローバル全社 業界 社会

“全社自動最適生産”

“他業界向け知見提供”

“サプライチェーン全体保全”

“全社操業データ プール“

“自律型装置・ライン” “自動操業”

“リモート メンテナンス”

“生産予防保全” “全社保全最適化”

拡張

拡張

統合

拡張

“工場経営ダッシュボード“ “生産状態見える化”

“製造業向けアプリストア”

“生産データ販売・流通・Exchange”

“最適ナレッジのExchange”サービス

この領域こそがイノベーションであり目指すべき領域

スマートシティでの代表的なICTサービス

ビルのエントランスやレジデンスのロビーで周辺情報を多言語で提供

バーチャル コンシェルジュ

遠隔医療相談

ビルの医務室またはレジデンスの部屋に居ながら、専門医のアドバイスを提供

高精度テレビ会議

バーチャル ツアー

高精度のテレビ会議を行うためのインフラおよび機器や専用のミーティング スペースを提供

ビル内で開催されるコンベンション等イベントの案内等をモバイルとARを利用して、回遊を促進

子どもやお年寄りの居場所を常に把握できることで、お客様に安心安全な滞在を提供

ヒューマン ロケータ

インタラクティブ キオスク /

デジタルサイネージ

ビルの案内や周辺のイベント情報を、多言語で提供

O2Oマーケティング

ビッグデータと

アナリティクス サービス

ホテルやショップに近づいたら、サービスやクーポン情報を、モバイルに出し来店を促進

蓄積されたデータを分析し、自社で活用するだけでなく、他社へも分析結果を販売

PJ事例：おもてなしオールインワンサービス

空港・港・鉄道駅・ バス停

交通機関

（電車、バス、タクシー）

オリンピック村/

スタジアム

（オリンピック関係者）

スタジアム/競技施設内（オリンピック来場

者・観衆）

スタジアム周辺

商業施設・レストラン ホテル・旅館 主要観光エリア

来場者・観衆

観光客

ボランティア

選手

管理者

（都庁職員・

オリンピック委員会等）

居住者

子ども

2020年に向けて、街の回遊性を促進し、快適な滞在を支援するサービスを共通プラットフォーム化

回遊支援/オンライン コンテンツ サービス

• 都内及び観光エリア回遊を促進する

子供見守りサービス

NFC, ビーコン、

Wi-Fi AP設置

無線ICタグ ウェアラブル端末

スマート カード サービス

サイネージによる情報提供サービス O2Oマーケティング サービス

混雑管理サービス

リモート ドクター/医療通訳/電子処方箋サービス

モバイル ビデオ サービス

いち

に

さん

よん ご

ろく なな はち

いち

に さん

よん

ご ろく

なな

はち

それぞれの場所でAR訪問スタンプを押そう！

光

管理サーバ

キオスクで

手荷物を預ける

手荷物を追跡できる

スマート バゲージ サービス

• 来場者、観光客の手荷物を管理・配達する

• 混雑度や待ち行列を管理し、来場者を安全に誘導する

出口右 • 施設へのアクセス制御機能、購買機能等を集約して使うことができる

ビデオ監視サービス

• 侵入検知、アクセス制御等のセキュリティを提供する

集中管理センタ

光

サイネージやキオスクに監視カメラを内蔵

• 子供の位置情報を監視、管理する

光 集中管理センタ

• 来場者、観光客へオリンピック会場・周辺店舗の情報や道順の検索等を提供する

光

サイネージやキオスクにWi-Fi APを内蔵

• 消費者はクーポン等を享受し、テナントは消費者の来店を促進することができる

• 患者は遠隔で医師に相談ができる

• 利用者は、競技をリアルタイム リプレイで見ることができる

アプリをダウンロード

位置情報を把握し、スマフォ連動できるWi-Fiと連携するBeacon環境で回遊支援する多言語サービス提供

IoT / IoEが導く将来像

Ciscoで20年CEOを務めたジョン・チェンバース 最後の講演から

全ての企業、政府がデジタル化する時に来ている。

さもなくば10年後までに今の大企業の40％が姿を消すだろう。

全ての企業がビジネスそのものの「デジタル化」を迫られている一方で、多くの企業がそれを実行できないか、デジタル化に失敗することになるだろう。

ここで言うデジタル化とは、ITを活用することで、従来にはあり得なかったような方法で事業を展開することだ。

SOURCE: Cisco Live 2015

繋がることで目指す世界 仮想化・自動化からクラウド連携へ

IoT / IoEでモノ、プロセス連携へ そして社会システム全体のインテグレーションへ

IoE時代に ”フルスケール” する世界を共に！

あらゆるリソースを仮想化して繋ぐ

IoT / IoE（モノを繋いでいく）

Fog （分散処理環境）

制御

データ分析

データ収集

データ蓄積

Security

横に

縦に

Private Cloud / DataCenter

Cisco Powered Partner Clouds

Cisco Cloud Services

Enterprise Private Cloud

Public Clouds

InterCloud （クラウド間を繋ぐ）

企業と業界を肥える プロセスの連携

人

モノ

データ

プロセス

スマート シティー

パブリック セーフティー

工業/農業 ヘルスケア 交通/ オートモティブ

エネルギー リテール

ウェブ電話帳 電子メール ボイスメール チャット ビデオ会議 ウェブ会議

いつでもどこでも 誰とでも接続

シスコと共にIoT / IoEの時代の 大きなビジネスを創っていきましょう