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<Japanese Equity Research> IR Street REPORT (成長企業レポート) 東証1部 4284 (株)ソルクシーズ Sector; 情報・通信 2016/11/17 問合せ; IR STREET TEL;03-4500-6888 代表者 長尾 URL: http://www.solxyz.co.jp/ 設立 1981年2月 本社 〒108-0014 東京都港区芝5-33-7 徳栄ビル9F 上場 2001年7月 (東証1部:2016年6月) 事業内容 銀行・クレジット・証券などの金融業を中心としたソフトウェア開発を中心に、クラウド事業、IoT事業を展開。 SBIホールデイングスの持分法適用会社 発行済み株式数 13,410,294株 (内:自己株式 1,371,568株) 2016/9末現在 主要株主 SBIホールディングス 21.0%、 (株)ビット・エイ 9.8%、 長尾 章 4.2%、 (株)ヤクルト本社 4.0% 11-Nov-16 従業員持株会2.0%、 (株)トラストシステム 1.5%、 日本証券金融(株)1.2% (2016/6末現在) 株価 549円 売上高 営業利益 経常利益 経常利益率 EPS ROE 配当 PER(予) 18.1倍 (百万円) (百万円) (百万円) (%) (円) (%) (円) EPS(予) 30.32円 2013年12月期 9,656 358 459 4.8% 25.2 10.7% 5.0 BPS(実) 327.61円 2014年12月期 10,507 541 667 6.3% 38.6 14.3% 5.0 時価総額(百万円) 7,362 2015年12月期 11,315 593 607 5.4% 26.6 8.6% 5.0 出来高(5日平均) 13,100 2016年12月期予想 12,300 630 630 5.1% 29.1 - 5.0 配当予想 5 2016/12 3Q実績 9,659 390 356 配当利回り 0.91% 進捗率75% 進捗率62% 進捗率57% Corporate analysis by IR STREET (SWOT) Strength Opportunity 1. 長年の技術・ノウハウ、人材力 1. フィンテック、IoT、AIというデジタル革命による需要増 2. SBIグループとの連携による金融業界での高いプレゼンス 2. ICTへの旺盛な投資意欲 3. 東証1部上場による企業ブランド 3. 海外市場 Weakness Risk 1. 労働環境の逼迫による人材採用力 1. 経済環境の急速な悪化 2. マイナス金利による金融業界への影響 2. 大規模災害 【連結中期経営計画】 (百万円) 2015/12期実績 2016/12 期計画 2017/12期計 2018/12 期計画 売上高 11,315 12,300 13,000 14,000 経常利益 607 630 680 750 経常利益率% 5.4% 5.1% 5.2% 5.4% 当期純利益 300 365 390 410 ソルクシーズグループ代表 ソルクシーズ代表取締役社長 長尾 章 . 注)本資料は情報の提供を目的としたものであり、投資に関する助言又は証券の売買を勧誘することを目的としたものではありません。 金融業向けシステムインテグレーションをベースに、クラウド・IoTソリューションを推進中 会社概要 同社のIR情報はこちらよりご覧になれます。 9,656 10,507 11,315 12,300 358 541 593 630 0 100 200 300 400 500 600 700 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 10,000 11,000 12,000 13,000 201312月期 201412月期 201512月期 201612月期予想 売上高 (百万円) 営業利益 (百万円) 459 667 607 630 0 200 400 600 800 2013年12月期 2015年12月期 経常利益(百万円) (百万円) IR情報 Copyright© 2016 Finantec Co., Ltd. All Right Reserved. <会社概要・沿革> 当社は、1981年に受託ソフトウェア開発を目的に埼玉県大宮市に(株)エポックシステムとして創業。その後、1998年にトータルシステムコンサルタントと合併し、その後もM&Aによ り2社を子会社化、1社を吸収合併し事業拡大を続け、2001年に商号を現在のソルクシーズに変更している。2001年7月にJASDAQ市場に上場を果たし、2006年にSBIホールディ ングスと資本・業務提携(SBIは当時株式21%保有)を実施し、SBIグループのシステム開発の一部を担い銀行・証券・FX等の金融業界におけるシステムインテグレーターとしての プレゼンスを確立してきた。長尾社長は、トータルシステムコンサルタント取締役から当社専務、副社長を歴任し2006年に社長に就任して以来、積極的に事業拡大を進めてきてい る。当社は、資本業務提携、M&Aにも積極的で、上場後もインタートレード、丸紅等との資本業務・提携を推進し、また得意分野に特化したSI企業数社を設立している。当社は、 業績の拡大と組織基盤の充実を背景に2015年12月に東証2部市場、2016年6月には東証1部市場に市場変更を果たしている。 当社グループはソルクシーズの他に連結子会社 10社から成り、ソフトウェア開発事業、デジタルサイネージ事業を行っている。ソフトウェア開発事業(SI/受託開発、ソリューション)は売上の約95%を占め、デジタルサイネージ事業が 5%前後で推移している。当社の安定した収益基盤となっているSI/受託開発事業は、クレジット、証券などの需要は引続き旺盛で、近年は直接受注の比率を高めてきている。前期 中間期では、富士通系、日立系、IBM系等からの間接受注の割合が73.4%であったが、今中間期では63.7%まで比率を下げ、顧客との直接取引の割合が前期比較で10ポイント 上がってきている。ソフトウェア開発事業のもう一つのサブセグメントであるソリューション事業は、クラウドコンピューティングの自社ソリューション「Cloud Shared Office」での実績が 積み上がってきており、IoT分野においても子会社のイー・アイ・ソルのセンサー技術を応用したIoTソリューションの「TUNNEL EYE」を開発し販売を開始している。今後の拡大を目 指しているデジタルサイネージ事業は子会社のインターディメンションズが中心となって行っている。デジタルサイネージ事業は拡大市場ではあるが、今期は収益性重視の観点か ら前期までの赤字を圧縮する目的で採算性重視の選別受注により、赤字幅を圧縮することを優先している。まずは筋肉体質にしてトップラインの拡大を推進する計画である。資本 業務提携先のエンカレッジ・テクノロジ(マザーズ上場)は、直近5カ年連続の増収・増益となっている成長企業であり、同じく資本業務提携先であるエーアイの開発・販売する高品質 音声合成エンジンは、仏アルデバラン社のヒューマノイド・ロボットに採用され、既に数十カ国に対応しており、今後の成長が期待される。 2016年12月期、今期の連結業績については、売上高128億円(前期比8.7%増)、営業利益6億30百万円、当期純利益3億65百万円を計画している。9月末の第3四半期の進捗状況 は、売上高96億円、通期予想に対する進捗率は75%であるが、営業利益3億90百万円は進捗率62%とやや劣る状況。 ICT投資への需要は旺盛な中で、SI会社各社の人財不足 の影響による採用コスト増に加え内部管理体制強化に伴うコスト増が響いている。現在当社の株価は、545円前後で予想EPSに対するPERは18倍、PBRは1.7倍、1部上場PER 平均15.5倍、PBR1.2倍よりも高い評価となっている。財務体質は実質無借金の状況で自己資本比率は2Q末で45%で健全な財務基盤となっている。ネット証券業界最大手のSBI グループのSI企業として、金融業界における今後のフィンテック展開への高まり、またIoT分野、クラウド分野におけるソリューション実績が積み上げってくると、市場評価は更に高 まってくると思われる。フィンテック銘柄の有力企業の一社として注目される会社である。 <事業戦略・業績見通し> 当社の中長期戦略は、コア領域である金融業界での新たな潮流であるフィンテックへの取組み等への新たな需要を見据えたSI開発事業拡大をベースに、クラウド領域、IoT領域、 自動運転領域、AI領域におけるソリューションビジネスの提供によるストック型収益の積み上げを目指している。将来的には利益ベースにおいてSIビジネスとストック型ビジネスの割 合を50:50まで伸ばしていく計画である。これまでシステムインテグレーション事業で培ってきた技術・ソリューションノウハウ・顧客資産を背景に、クラウドソリューション、IoTソ リューション、AIソリューション、フィンテックソリューション、自動運転ソリューションをグループ企業を挙げて取り組んでいる。具体的にクラウドソリューションについては、クラウド型 ファイル共有サービス、クラウド型帳票サービスを展開中で、2012年のサービス開始より顧客数は大手150社を超え年率200%の成長となっている。セールスフォース・ドットコムと も連携しており、2015年度のISVパートナー売上No1となっている。IoTソリューションの取組については、子会社のイー・アイ・ソルが開発・販売するセンサー技術を活用した計測 データの見える化によるエネルギーマネジメントシステム「TUNNEL EYE」の拡販を推進している。たとえば、トンネル工事におけるガス濃度・機器の稼動状況・作業者の位置情報 等を計測・見える化し、照明や換気ファンを制御するシステムを開発し販売している。またソルクシーズが独自開発・販売する「いまイルモ」のセンサーによる見守りシステムの拡販 にも注力している。自動運転への取組は、子会社のエクスモーションが自動車・建設機械・工作機械などの製造業向けに自動運転の製品設計を支援している。現在2016年12月期 から2018年12月期までの3ヶ年経営計画を推進中で、2018年12月期には売上高140億円、経常利益7.5億円、当期純利益4.1億円を見込んでいる。同時に、この3ヶ年の中でストッ ク型収益の基盤を構築し、次期3ヶ年での増収に加え利益率の向上を目指す基盤を確立していく方針である。

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<Japanese Equity Research> IR Street REPORT  (成長企業レポート)東証1部 4284   (株)ソルクシーズ Sector; 情報・通信 2016/11/17

問合せ; IR STREET  TEL;03-4500-6888

代表者 長尾 章 URL: http://www.solxyz.co.jp/ 設立 1981年2月

本社 〒108-0014 東京都港区芝5-33-7徳栄ビル9F 上場 2001年7月 (東証1部:2016年6月)

事業内容 銀行・クレジット・証券などの金融業を中心としたソフトウェア開発を中心に、クラウド事業、IoT事業を展開。 SBIホールデイングスの持分法適用会社

発行済み株式数 13,410,294株 (内:自己株式 1,371,568株) 2016/9末現在

主要株主 SBIホールディングス 21.0%、 (株)ビット・エイ 9.8%、 長尾 章 4.2%、 (株)ヤクルト本社 4.0% 11-Nov-16

従業員持株会2.0%、 (株)トラストシステム 1.5%、 日本証券金融(株)1.2%  (2016/6末現在) 株価 549円

売上高 営業利益 経常利益 経常利益率 EPS ROE 配当 PER(予) 18.1倍

(百万円) (百万円) (百万円) (%) (円) (%) (円) EPS(予) 30.32円

2013年12月期 9,656 358 459 4.8% 25.2 10.7% 5.0 BPS(実) 327.61円

2014年12月期 10,507 541 667 6.3% 38.6 14.3% 5.0 時価総額(百万円) 7,362

2015年12月期 11,315 593 607 5.4% 26.6 8.6% 5.0 出来高(5日平均) 13,100

2016年12月期予想 12,300 630 630 5.1% 29.1 - 5.0 配当予想 円 5単元株数

2016/12 3Q実績 9,659 390 356 配当利回り % 0.91%

進捗率75% 進捗率62% 進捗率57%

Corporate analysis by IR STREET (SWOT)

Strength Opportunity

1. 長年の技術・ノウハウ、人材力 1. フィンテック、IoT、AIというデジタル革命による需要増

2. SBIグループとの連携による金融業界での高いプレゼンス 2. ICTへの旺盛な投資意欲

3. 東証1部上場による企業ブランド 3. 海外市場

Weakness Risk

1. 労働環境の逼迫による人材採用力 1. 経済環境の急速な悪化

2. マイナス金利による金融業界への影響 2. 大規模災害

【連結中期経営計画】

(百万円) 2015/12期実績2016/12期計画

2017/12期計画

2018/12期計画

売上高 11,315 12,300 13,000 14,000

経常利益 607 630 680 750

経常利益率% 5.4% 5.1% 5.2% 5.4%

当期純利益 300 365 390 410

ソルクシーズグループ代表 ソルクシーズ代表取締役社長 長尾 章.

注)本資料は情報の提供を目的としたものであり、投資に関する助言又は証券の売買を勧誘することを目的としたものではありません。

金融業向けシステムインテグレーションをベースに、クラウド・IoTソリューションを推進中会社概要

同社のIR情報はこちらよりご覧になれます。

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IR情報

Copyright© 2016 Finantec Co., Ltd. All Right Reserved.

<会社概要・沿革>当社は、1981年に受託ソフトウェア開発を目的に埼玉県大宮市に(株)エポックシステムとして創業。その後、1998年にトータルシステムコンサルタントと合併し、その後もM&Aにより2社を子会社化、1社を吸収合併し事業拡大を続け、2001年に商号を現在のソルクシーズに変更している。2001年7月にJASDAQ市場に上場を果たし、2006年にSBIホールディングスと資本・業務提携(SBIは当時株式21%保有)を実施し、SBIグループのシステム開発の一部を担い銀行・証券・FX等の金融業界におけるシステムインテグレーターとしてのプレゼンスを確立してきた。長尾社長は、トータルシステムコンサルタント取締役から当社専務、副社長を歴任し2006年に社長に就任して以来、積極的に事業拡大を進めてきている。当社は、資本業務提携、M&Aにも積極的で、上場後もインタートレード、丸紅等との資本業務・提携を推進し、また得意分野に特化したSI企業数社を設立している。当社は、業績の拡大と組織基盤の充実を背景に2015年12月に東証2部市場、2016年6月には東証1部市場に市場変更を果たしている。 当社グループはソルクシーズの他に連結子会社10社から成り、ソフトウェア開発事業、デジタルサイネージ事業を行っている。ソフトウェア開発事業(SI/受託開発、ソリューション)は売上の約95%を占め、デジタルサイネージ事業が5%前後で推移している。当社の安定した収益基盤となっているSI/受託開発事業は、クレジット、証券などの需要は引続き旺盛で、近年は直接受注の比率を高めてきている。前期中間期では、富士通系、日立系、IBM系等からの間接受注の割合が73.4%であったが、今中間期では63.7%まで比率を下げ、顧客との直接取引の割合が前期比較で10ポイント上がってきている。ソフトウェア開発事業のもう一つのサブセグメントであるソリューション事業は、クラウドコンピューティングの自社ソリューション「Cloud Shared Office」での実績が積み上がってきており、IoT分野においても子会社のイー・アイ・ソルのセンサー技術を応用したIoTソリューションの「TUNNEL EYE」を開発し販売を開始している。今後の拡大を目指しているデジタルサイネージ事業は子会社のインターディメンションズが中心となって行っている。デジタルサイネージ事業は拡大市場ではあるが、今期は収益性重視の観点から前期までの赤字を圧縮する目的で採算性重視の選別受注により、赤字幅を圧縮することを優先している。まずは筋肉体質にしてトップラインの拡大を推進する計画である。資本業務提携先のエンカレッジ・テクノロジ(マザーズ上場)は、直近5カ年連続の増収・増益となっている成長企業であり、同じく資本業務提携先であるエーアイの開発・販売する高品質音声合成エンジンは、仏アルデバラン社のヒューマノイド・ロボットに採用され、既に数十カ国に対応しており、今後の成長が期待される。2016年12月期、今期の連結業績については、売上高128億円(前期比8.7%増)、営業利益6億30百万円、当期純利益3億65百万円を計画している。9月末の第3四半期の進捗状況は、売上高96億円、通期予想に対する進捗率は75%であるが、営業利益3億90百万円は進捗率62%とやや劣る状況。 ICT投資への需要は旺盛な中で、SI会社各社の人財不足の影響による採用コスト増に加え内部管理体制強化に伴うコスト増が響いている。現在当社の株価は、545円前後で予想EPSに対するPERは18倍、PBRは1.7倍、1部上場PER平均15.5倍、PBR1.2倍よりも高い評価となっている。財務体質は実質無借金の状況で自己資本比率は2Q末で45%で健全な財務基盤となっている。ネット証券業界最大手のSBIグループのSI企業として、金融業界における今後のフィンテック展開への高まり、またIoT分野、クラウド分野におけるソリューション実績が積み上げってくると、市場評価は更に高まってくると思われる。フィンテック銘柄の有力企業の一社として注目される会社である。

<事業戦略・業績見通し>

当社の中長期戦略は、コア領域である金融業界での新たな潮流であるフィンテックへの取組み等への新たな需要を見据えたSI開発事業拡大をベースに、クラウド領域、IoT領域、

自動運転領域、AI領域におけるソリューションビジネスの提供によるストック型収益の積み上げを目指している。将来的には利益ベースにおいてSIビジネスとストック型ビジネスの割

合を50:50まで伸ばしていく計画である。これまでシステムインテグレーション事業で培ってきた技術・ソリューションノウハウ・顧客資産を背景に、クラウドソリューション、IoTソ

リューション、AIソリューション、フィンテックソリューション、自動運転ソリューションをグループ企業を挙げて取り組んでいる。具体的にクラウドソリューションについては、クラウド型

ファイル共有サービス、クラウド型帳票サービスを展開中で、2012年のサービス開始より顧客数は大手150社を超え年率200%の成長となっている。セールスフォース・ドットコムと

も連携しており、2015年度のISVパートナー売上No1となっている。IoTソリューションの取組については、子会社のイー・アイ・ソルが開発・販売するセンサー技術を活用した計測

データの見える化によるエネルギーマネジメントシステム「TUNNEL EYE」の拡販を推進している。たとえば、トンネル工事におけるガス濃度・機器の稼動状況・作業者の位置情報

等を計測・見える化し、照明や換気ファンを制御するシステムを開発し販売している。またソルクシーズが独自開発・販売する「いまイルモ」のセンサーによる見守りシステムの拡販

にも注力している。自動運転への取組は、子会社のエクスモーションが自動車・建設機械・工作機械などの製造業向けに自動運転の製品設計を支援している。現在2016年12月期

から2018年12月期までの3ヶ年経営計画を推進中で、2018年12月期には売上高140億円、経常利益7.5億円、当期純利益4.1億円を見込んでいる。同時に、この3ヶ年の中でストッ

ク型収益の基盤を構築し、次期3ヶ年での増収に加え利益率の向上を目指す基盤を確立していく方針である。