IP Meeting 2002国際関係報告

2002年12月20日

社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター

副理事長

松本　敏文

2International Affairs@IP Meeting, 12/20/2002

内容

世界の中の日本

ICANNの動き

国際化ドメイン名の動向　 <IDN>

アジア太平洋地域での活動 　　<APOPM>

世界を舞台に活躍できる人材の育成 <APNG Camp>

3International Affairs@IP Meeting, 12/20/2002

世界の中の日本

他RIR

Asia・Pacific

JET

APNG　Camp

APRICOTAPNIC

APTLD

JPNICJPNICJPNIC

MINC

ICANNDNSO

ASO理事会

ICANN改革

PSO

ccTLD

JAPAN

JPRSWIDE

ISP

IAjapan

JANOGJAIPA

IETF

JDNA

4International Affairs@IP Meeting, 12/20/2002

ICANNの動き

ICANN改革2002年2月より検討を続けてきたICANNの

組織/構造改革がいよいよ実施段階へ

「.org」の再委任2003年1月より「.org」レジストリが

VeriSignから Public Interest Registry （ISOC下部組織）へ

新RIRの認定中南米地域のIPアドレスレジストリ（RIR）としてLACNICを承認

新gTLD追加の検討「新gTLD評価プロセス計画」の一環として更なる新gTLDの追加を検討中

5International Affairs@IP Meeting, 12/20/2002

ICANNに関する情報会議実績

アクラ （2002年 3月10～14日）

ブカレスト（2002年 6月24～28日）

上海 （2002年10月27～31日）

年次総会 （2002年12月14～15日）

　 （於：アムステルダム）

ICANN報告会会議参加者の肉声による報告

ICANN情報JPNIC Webサイトにて翻訳情報を掲載

• http://www.nic.ad.jp/ja/dom/topicx.html• http://www.nic.ad.jp/ja/icann/index.html

第５回ICANN報告会

(2002年11月21日)

6International Affairs@IP Meeting, 12/20/2002

国際化ドメイン名の動向　<IDN>　

IDN=Internationalized Domain NameIESGにてRFC化が承認

国際化ドメイン名ツールキット（idnkit）バージョン

1.0プレビューリリース2配布開始[2002年12月6日 JPNIC]

IDN関連の主な組織とプロジェクトICANNIETFMINCJET

7International Affairs@IP Meeting, 12/20/2002

MINC(Multilingual Internet Names Consortium)

国際化ドメイン名やキーワードなどインターネットで使われる「名前」の多言語化を推進

http://www.minc.org

JPNIC後藤副理事長　《～2002年9月》ボードメンバ(2年任期)兼チェアマン(1年任期)JPNIC小西理事 　 《2002年10月～》　ボードメンバ(2年任期)国際化ドメイン名の相互接続性試験を計画中

8International Affairs@IP Meeting, 12/20/2002

JET(Joint Engineering Team)

日中韓台のNICを中心とした、IDNシステム共同開発のためのプロジェクト

国際化ドメイン名の技術では解決できない「言語」問題の解決法を議論

IDN Administration Guidelineを協同で作成中

Informational RFC化を目標

draft-jseng-idn-admin-01.txtdraft-yoneya-idn-jpchar-01.txt

9International Affairs@IP Meeting, 12/20/2002

アジア太平洋地域での活動

APNIC日本からの理事当選をはじめ、アジア太平洋地域のポリシーメイキングへ多大な貢献

JPNIC Open Policy Meetingでの意見をAPNICへ提案

APNIC Open Policy Meeting日本開催

APRICOTAPNG

次世代のインターネットを担う若手の教育

10International Affairs@IP Meeting, 12/20/2002

14th　APNIC Open Policy Meeting （APOPM）　in KitakyushuAPOPMとは？

アジア太平洋のインターネットコミュニティに影響するIPアドレス関連の技術、ポリシーを議論するミーティング

開催期間： 2002/9/3～9/6場所： 　　北九州国際会議場

参加人数：　168名 (日本から87名)　主なプログラム

チュートリアル、SIG、BOF、APNIC総会

URLhttp://www.apnic.net/meetings/index.html

※本画像はAPNICのWebに掲載されているものを使用しています

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11International Affairs@IP Meeting, 12/20/2002

14th APNIC Open Policy Meetingの特徴

参加者の約半数は日本からの参加

AP地域を代表するICANN ASO AC(Address　Council)の選挙で荒野高志氏が再選

ICANN改革について議論を行うセッション開催

トレーニングメニューが充実

英日同時通訳サービス

リアルタイム中継サービス

リアルタイムスクライブサービス（リアルタイムで議論の内容が文字で表示されるサービス)

※本画像はAPNICのWebに掲載されているものを使用しています

12International Affairs@IP Meeting, 12/20/2002

APRICOT（Asia Pacific Regional Internet Conferenceon Operational Technologies）

URL: http://www.apricot.net/アジア太平洋地域のインターネットインフラを発展させるために、技術者に必要な知識や技術を向上させることを目的として開催されるフォーラム。

2002/02　バンコクにて開催、　2003/02、台北で開催予定

APNG（Asia Pacific Networking Group）

URL: http://www.apng.org/多くのAP関連団体・組織の母体と位置付けられる

APRICOT/APNG

13International Affairs@IP Meeting, 12/20/2002

将来を見据えた人材育成APNG　Camp （Asia Pacific Next Generation Camp）

「アジア太平洋次世代キャンプ」URL: http://www.apng.org/camp/実績および予定

台北　　開催予定2003/2/20～21第3回

上海　　約70名2002/8/28～29第2回

タイ　　 約25名2002/2/27～28第1回開催地日程

14International Affairs@IP Meeting, 12/20/2002

APNG Camp開催の目的

若い世代の育成が急務

AP地域の若い差代の相互交流を促進

JPNICのAPNG Campへの取り組み

Next Generation Task Force(ng-tf)を設置

参加希望者への支援プログラムを実施

Next Generation Task Forc• http://www.nic.ad.jp/ja/ng-tf/index.html

目指そう！

育てよう！

次世代のインターネットリーダーを日本から

※本画像はAPNICのWebに掲載されているものを使用しています