「メロンの森で舌鼓」 カ ナ ン 村 (1)2018年(平成30年)1月31日 第 116 号 カナン村 第 116 号 発行:社会福祉法人いわき福音協会カナン村 住所:いわき市平上平窪字羽黒40 TEL:(0246)23-8611 FAX:(0246)23-8612 E-mail:[email protected]

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寄り添う心

所長 猪 狩   忠

 

カナン村の基本方針は、利

用者さんが安心・安全で快適

に生活出来る環境作りに努

め、一人ひとりに寄り添い、

その人らしく生き生きと過ご

す機会を提供することとなっ

ています。

 

過日実施された日帰り旅行

の中で、利用者さんの障害の

重度化が顕著に現れてきてい

ることを目の当たりにし、一

人ひとりに適した支援をして

いかなければならない事を改

めて痛感しました。

 

利用者さんの気持ちに寄り

添う支援ですが、そのために

は、利用者さんのことをよく

知ること・利用者さんの気持

ちを大切にしながら一人の大

人として相応しい呼称と言葉

を用いること・そして何より

利用者さんに好かれることの

三つが重要であると思いま

す。嫌いな人の言葉は誰しも

受け入れ難いものです。利用

者さんに好かれてこそ、支援

が円滑に行なえます。

 

利用者さんの人生を支援す

る施設職員は、他者の模範で

あるべきです。他者の模範に

相応するには、丁寧な言葉遣

い・適切な話題・清潔感のあ

る服装・整った身嗜みが必要

です。

 

利用者さんからの信頼を得

ることができた職員は、そこ

で慢心することなく、自分の

言動が障害のある方たちの気

持ちに寄り添っているのかど

うか日々考える事が大事では

ないかと思います。日常のコ

ミュニケーションを大切に

し、一人ひとりの想いを受け

止めることにより、利用者さ

んが真に求めているサービス

を把握することができるので

はないでしょうか。

 

利用者さんを支援する際に

は、いつの間にか人権を侵害

していないか、冷静に振り返

ることも必要でしょう。生活

に密着した支援を行う施設職

員だからこそ、寄り添う心を

忘れては

いけませ

ん。

「メロンの森で舌鼓」

カ ナ ン 村(1)2018年(平成30年)1月31日 第 116 号

カナン村 第 116 号

●発行:社会福祉法人いわき福音協会カナン村●住所:いわき市平上平窪字羽黒40 ●TEL:(0246)23-8611 ●FAX:(0246)23-8612 ●E-mail:[email protected]

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みなさまのお心遣いに感謝します

◆研修報告

 

平成二十九年九月二十一〜

二十二日、青森県で開催され

た、第四十一回東北ブロック

身体障害者施設職員研修会に

参加させて頂きました。

 

近年、身体障害者を取り巻

く環境は、目まぐるしく変化

し、福祉制度の整備や地域福

祉サービスが発展・充実して

きています。さらに、地域共

生社会の実現に向けた取り組

みの推進、地域生活を支援す

る新たなサービス(自立生活

援助)の創設等、様々な福祉

施策の動向に今後も注視して

いかなければと思いました。

 

分科会では、「職員QOL

の向上」について討議の場

がありました。平成十六年、

二十六年、障害者施設の業務

実態を明らかにするためタイ

ムスタディ調査が実施され、

調査報告から、利用者の高齢

化、重度化が進み、支援量が

増加傾向にあり、人員配置に

も現状の体制では困難になっ

ている事が明らかになりまし

た。

 

支援を手厚くする為には、

支援係長 

箱﨑 高子

支援係長 

遠藤 哲彦

分かれて討議しながら作成す

るため、いろいろな施設の人

と話をすることが出来て大変

有意義でした。

 

今回の研修で学んだ個別支

援計画の作成のポイントは、

①個別支援計画は利用者にわ

かりやすく作成する。②個別

支援計画は、利用者のニーズ

を全部書き込むのではなく、

優先度・緊急性を踏まえて取

捨選択する必要がある。③ス

モールステップで目標を達成

していく。ということでした。

また、個別支援計画を作成す

る前にしっかりとアセスメン

トをすることの重要性も学び

ました。

 

この研修で学んだ事を業務

に生かしたいと思います。

ました。

とってもよ

り良い支援

に繋がると

再認識する

研修でし

た。

 

公益財団法人

中央競馬馬

主社会福祉財団 

一般社団法

福島馬主協会様より、平

成三十年一月五日に車椅子対

応車両を寄付して頂きまし

た。利用者の買い物や通院に

役立たせていきたいと思いま

す。関係者の方々に厚く感謝

いたします。

ザートと

して利用

者にふる

まわれ、

おいしく

頂きまし

た。

◆施設改修報告

支援車輌事業

クリスマスプレゼント

 ありがとう

  ございました

新しい車が

 

やってきた‼

第41回東北ブロック

身体障害者施設職員

研修会

 

平成二十九年十二月二十五

日ミニストップいわき玉川店

様より、クリスマスケーキの

寄付がありました。受け取り

の際は、カナン村利用者代表

として下山田眞理子さんが

ケーキを受け取り感謝の言葉

を述べています。受け取っ

たケーキはその日の食事のデ

平成29年度

福島県サービス管理

責任者等研修

 

十一月二十八日から二十九

日にかけて、サービス管理責

任者等研修に参加してきまし

た。

 

今回の研修は、一日目にあ

る利用者の個別支援計画を作

成し、二日目にその利用者に

モニタリングを行って、新し

い個別支援計画を作成すると

いう内容でした。グループに

 

十一月十五日〜二十四日に

かけカナン村で雨どいの工事

が行われました。一見地味な

役割の雨どいですが、雨から

家を劣化や腐食から守ってく

れる大切な役割があります。

 

長い年月が経ち老朽化が進

んでいましたが、工事により、

しっかりした雨どいになり大

雨が来ても安心して生活でき

るようになりました。工事関

係者の方々ありがとうござい

介護員確保や報酬体系に課題

があり、どの県においても同

じ状況である事を実感しまし

た。

 

職員のQOL向上について

考えた時、残業もかなりの負

担となっています。このよう

な状況の中、介護員の過度な

疲労・ストレスも益々離職に

至ってしまう要因だと思いま

す。国でも処遇改善策は打ち

出してきていることとは思い

ますが、職員が心身共に健康

である事が、利用者の方に

カ ナ ン 村2018年(平成30年)1月31日 第 116 号(2)

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カメラクラブ

の看護師さん三名も来所され、

初めての施設内でしたが無事

に終えることができました。

 

インフルエンザの感染を予

防するためには、ワクチンの

接種以外にも、「手洗い」「マ

スク着用」「咳エチケット」

が大切です。一人一人が「か

からない」「うつさない」を

心がけ、普段から気を付けな

ければならないと思います。

弁当をみんな

で食べて満足

そうな様子で

した。

 パート支援員の高木 香さ

んが、九月三十日に退職とな

りました。

退職職員

お疲れ様でした

新職員紹介

支援員石本 達哉さんH29年10月1日から野の花ホームから異動

看護師和賀まゆみさんH29年10月1日から

パート支援員髙橋 江里さんH29年12月1日より

よろしく

お願いします

 

毎年秋から冬にかけては、

インフルエンザの流行シーズ

ンです。インフルエンザは、

ワクチンの接種によって発病

や重度化が予防できますが、

今年度はワクチンの不足によ

り、多くの方が接種できない

でいる状況です。

 

カナン村では嘱託医の安斎

先生の協力のもと十月三十一

日に予防接種を実施し、入所

 

十一月七日に

カメラクラブで

外出撮影にでか

けました。当初

者・通所者合わ

せて二十九名の

方が無事に予防

接種を受けまし

た。当日はあん

ざいクリニック

インフルエンザの

予防接種晩

秋の撮影会

備えあれば憂いなし

見るために

大勢の方が

来ており大

は龍神峡に外出予定でした

が、月に一度ボランティアに

来て下さっている、元カナン

村所長で現在は当法人の苦情

解決部会 

第三者委員を務め

ていらっしゃる湧井常吉氏よ

り「今の時期は白水阿弥陀堂

が見ごろを迎えていてきれい

だよ」と話しがあり、クラブ

のメンバーと話し合い白水阿

弥陀堂の方へ外出する事にな

りました。

 

白水阿弥陀堂では、紅葉を

変賑わっていました。周辺に

植林されたモミジなどの木々

がきれいに色づいており、大

変きれいでした。涌井氏に撮

影のポイントやどの角度から

撮ればきれいに見えるのかな

どのアドバイスを聞きながら、

メンバー全員、真剣に撮影に

取り組んでいました。メンバー

の撮影方法にも個性が出てお

り、歩きながら様々な角度か

らの撮影を試みる方や、こだ

わりの一枚が取れるまで一か

所のポイントで粘るなど同じ

場所で撮っても全く違う一枚

に仕上がっていました。昼食

は、お弁当屋さんで購入した

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

んが、九月三十日に退職とな

りました。

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りました。

りました。

りました。

りました。

カ ナ ン 村(3)2018年(平成30年)1月31日 第 116 号

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カナン村の日常

新風が吹き込んだ

カナン・野の花祭

とっても

 あまーい!!

  日帰り旅行

歌って踊った

 クリスマス祝会

 

今年度のカナン・野の花祭

は、昨年同様に天気に恵まれ

汗ばむほどの快晴の中の開催

となりました。

 

開会宣言からの十和奏一鼓

による和太鼓の演奏はとても

迫力があり、インパクトのあ

る開会セレモニーとなりまし

た。その後の小島保育園によ

 

毎年恒例となっている、利

用者自治会主催の日帰り旅行

が、九月七日と九月十四日に

実施され、両日ともに天気に

恵まれ旅行日和となりまし

た。

 

ここ数年、福島方面や仙台

方面と北方面へ出掛けていま

したが、今年は茨城方面へ出

掛けました。茨城の鉾田にあ

るフォレストパークメロンの

森では、大きいメロンを輪切

りにして頂きました。とても

アナニフラによるフラダンス

で会場が大いに盛り上がりま

した。

 

私たち職員の力では及ばな

いところをボランティアの

方々の協力もあり、最後まで

滞りなく最高のお祭りとなり

ました。ご協力いただいた皆

様や来賓の方々、そしてご来

場者の皆様にこの場を借りて

深く御礼申し上げます。

 

今年度は様々な方面でリー

ダーやメンバーが変更されフ

レッシュさが溢れ、長年の伝

統を引き継ぎつつ、真新しさ

を取り入れる事が出来たので

はないかと思います。私事で

すが、三年に渡りお祭りに携

わらせて頂き、今年度は実行

委員長として、至らぬ事も

多々あったと思いますが、カ

ナン村の歴史に刻む事が出来

た事を誇りに思います。来年

度以降もより良いお祭りにす

る為に職員一同、日々精進し

て行きたいと思います。

を食べることが出来

て良かったです。

 

最後に買い物と

いうことで、ひたち

なかファッションク

ルーズへ行って買い

物をしました。大き

いショッピングセン

ターであり、利用者

の方々がそれぞれ買

いたいものを購入し、

楽しく出掛けてくる

ことが出来ました。

顔が見れて良

かったと思い

ます。

る鼓笛隊の演

奏、ダンスは

一生懸命な姿

が可愛らし

く、見ていて

とても癒され

ました。湯本

高等学校吹奏

楽部の素晴ら

しい演奏には

会場全体が引

き込まれ、プ

 

十二月十九日にカナン村ク

リスマス祝会が実施されまし

た。昨年はインフル

エンザが流行し、ク

リスマス祝会は実施

できませんでした

が、今年は例年通り

日頃お世話になって

いるボランティアさ

んを始めとする来賓

の方々にお越し頂き

実施する事が出来ま

した。

 

クリスマス礼拝は

エリコにて行われ、

黒田牧師さんからクリスマス

のメッセージを頂戴しお祈り

をして頂きました。礼拝後は、

食堂にて祝会が行なわれ、来

賓の方々へ日頃の感謝を込め

て利用者さんよりプレゼント

を渡しました。その後は、豪

華な料理を目の前にしながら

恒例となりつつあるカナン村

三羽烏がカラオケで歌を披露

してくれました。のびのある

声に酔いしれ、手拍子もやむ

甘くてメロンが大きくて食べ

ごたえがあり、皆さん満足し

ているようでした。

 

昼食はかんぽの宿大洗の海

が見える部屋で、豪華な料理

事がありませんでした。

 

利用者の余興が終わる

と、職員の余興が始まり、

今年は全職員で仮装しク

リスマスソングを熱唱し

ました。練習期間も少な

く満足のいく出来ではな

かったかもしれません

が、「上手だったよ!」「面

白かった!」との声と笑

カ ナ ン 村2018年(平成30年)1月31日 第 116 号(4)

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vol.11

 

二代目の犬を飼った時、名

前をどうしようかと話し合っ

た。息子三人が揃って幼い頃か

らプロレス好きだったこともあ

り、空手チョップにあやかって

チョップにしようと皆で名付け

た。三男が高校三年の時だった

から彼此十四年近くになる。

 

昨秋の小春日和の暖かな一

日、チョップは敢え無く逝って

しまった。夏の終わり頃から食

欲が落ち、その都度、栄養ドリ

ンク剤を飲ませたり、犬用の缶

詰を与えたりカロリーメイトを

買ってきて食べさせたりした

が、思うように元気を取り戻す

ことはなかった。朝夕二回の食

事も一回になり、短い距離だっ

たが散歩も同様になった。

 

今にして思うとチョップ自身

が死期を感じていたのかもしれ

ない。死ぬ数日前から夜になる

と鎖が絡まったり、何かを求め

るように泣くようになった。何

度か起きていって身体を撫でて

やると少し安心するのか落ち着

きを取り戻した。私は心の中で

できることなら安らかに逝って

欲しいと願った。だが、いざ空っ

ぽになった犬小屋を眺めている

と、それは私の勝手で、時々、

ぽっかりと穴の開いた様な寂し

い気持ちに襲われる。

 

子犬の頃、お手・お座りの躾

も比較的従順に覚え、もともと

牧羊犬だったこともあり元気に

徒然なるままに

吠え、ぐるぐる動き回った。何

度か鎖が外れて脱走し川に落ち

そうになっていたところを近所

の人に助けられたり、一晩警察

署に泊まったこともあった。迎

えに行くと尾っぽを振り少しバ

ツの悪そうな顔をして俯いた。

散歩の前に、私が両手をポイッ

と差し出すと胸に飛び込んでき

た。正に家族の一員だった気が

する。

 

ふと入院していた昭和三十年

代の県立医科大学病院を思い出

す。その頃、病院には沢山の犬

が飼われていた。県庁から昔の

中合デパートに向かって大原病

院が左側、医大の玄関口が右側

と二つの病院が斜めに向かい

合っていた。今の福島県東分庁

舎は医大の裏側に当たり付属小

学校があったと記憶している。

病院の後ろ側に回ると奥の方の

通路に実験用に供されるであろ

う犬たちがいて、時折、切なく

悲しそうな遠吠えが聞こえてき

た。チョップの声と重なって蘇

える。

 

今年は戌年である。のっけか

ら相応しい話ではなかったかも

しれない。けど干支や個人的な

営みとは無関係に生命あるもの

はやがて朽ち果てる。

 「もう少し遊んでやればよ

かったかなぁ。」

 

少しほろ苦い後悔が心をよぎ

る。

  (大河内記念館

館長 

岡部  

明)

☆個人情報保護法の全面施行に鑑み、紙面内写真は、本人等の了解のもと、掲載しております。

カ ナ ン 村(5)2018年(平成30年)1月31日 第 116 号

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カナン

かわら版

 

あっと言う間に干支が変

わった。子どもの頃、来週は

とても先のことであり、来年

は気が遠くなるほど先のこと

であった。今では一日一日が

早く、気が付くと陽が傾いて

いることも珍しくない。

 

年齢を重ねると時間が早く

進む現象には、いくつかの説

がある。一説によると時間の

流れは、新鮮な体験や感動が

多いと遅くなり、逆に単調に

なってしまうと早くなるらし

い。同じ速度である時間が受

け手によって異なるというの

は、興味深いと同時に恐ろし

い。

 

支援者の記憶に残らない一

日とは、利用者にとってはど

のようなものだろうか。支援

者が感動しない一日に、利用

者の感動はあり得るのだろう

か。無味乾燥な時間を、あり

ふれた日常と言う表現でごま

かしているとしたら、なんと

罪深いことだろう。

 

限られた時間を少しでも有

効に使うため、人は日々創意

工夫をしている。しかしその

裏でかけがえのない物を失っ

ているのだとしたら、それは

とても悲しいことである。

(寧)

9 月

7日 日帰り旅行1班(茨城方面)9日 いわき地区障がい者連絡協議会研修委員会主催第1回研修会

(いわき市総合保健福祉センター 所長、他1名)14日 いわき集団栄養給食研修会 (いわき市)

日帰り旅行 2班(茨城方面)21日 第41回東北ブロック身体障害者施設職員研修会~ 22日

(青森市 所長、他2名)

10 月

1日 2017カナン野の花祭3日 平成29年度福島県身体障害者施設協議会理事会

(西白河郡 所長)病院食・介護食セミナー (郡山市)

5日 平成29年度福島県サービス管理責任者等研修 共通講義 (郡山市)

11日 吉成物産㈱展示フェア (いわき市)13日 平成29年度中央競馬馬主社会福祉団助成金交付決定通知書

(目録)贈呈式並びに事務所説明会 (福島市 所長、他1名)18日 食中毒感染症対策研修 (いわき市)19日 平成29年度安全運転管理者等講習 (いわき市)20日 平成29年度社会福祉施設看護師等研修 (福島市)27日 社会福祉施設指導監査30日 平成29年度苦情受付担当者研修 (郡山市)

散髪日(四倉理容組合)31日 利用者インフルエンザ予防接種

11 月

9日 平成29年度東北ブロック身体障害者施設協議会 第1回施設長会議~ 10日 (西白河郡 所長)

20日 感染症予防対策研修会 (いわき市)22日 腰痛予防・介護技術取得研修 (二本松市)

第43回いわき市総合社会福祉大会 (所長、他2名)24日 平成29年度第2回学校評議員会

(福島県立平支援学校 所長)27日 いわきスーパービジョン研修会 (いわき市)28日 平成29年度福島県サービス管理責任者等研修~ 29日 介護

分野・演習 (西白河郡)いわき市障連協街頭啓発

12 月

1日 障がい者作品展オープニングセレモニー (イトーヨーカドー平店 所長、他1名)平成29年度福島県障がい者虐待防止・権利擁護研修 (福島市)地域保健関係職員等研修会「栄養改善担当者」 (いわき市)

4日 散髪日(四倉理容組合)5日 ショッピングデー1班 (ヨークタウン谷川瀬)

7日 ショッピングデー2班 (ヨークタウン谷川瀬)

12日 ショッピングデー3班 (ヨークタウン谷川瀬)

14日 ショッピングデー4班 (ヨークタウン谷川瀬)

19日 カナン村 クリスマス祝会21日 平成29年度職場研修担当職員フォローアップ研修 (福島市)28日 カナン村協力会冬季懇談会

お知らせ

 

リハビリの際お世話になっていた、

作業療法士の渡辺幸代子先生が平成

二十九年九月末で退職されました。

カナン村の利用者の為に体のスト

レッチやボランティアでお茶会など

も開いて頂きました。長きに渡り本

当に有難うございました。

 

十月一日からは、新しい作業療法

士として東條千春先生がカナン村に

来てくれています。これから、よろ

しくお願いします。

表彰職員紹介 

十一月二十二日、第

四十三回いわき市総合

社会福祉大会におい

て、蜂谷 

純支援員が

大会会長表彰を受けら

れました。おめでとう

ございます。

平成29年9月~平成29年12月の歩み

カ ナ ン 村2018年(平成30年)1月31日 第 116 号(6)