調使宿つくばエキスポセンターにて カ ナ ン 村 (1)2014年(平成26年)1月31日 第 105 号 第 105 号 発 行 社会福祉法人いわき福音協会 カナン村 いわき市平上平窪字羽黒 40 TEL(0246)23-8611 FAX (0246)23-8612 E-mail [email protected] カナン村

第 105 号 カナン村kanan.i-fukuin.com/img/sub/agency_0105.pdfE-mail [email protected] カナン村 調 印 式 車輌の寄贈 qqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqq 二〇一一年の東日本大震災

  • Upload
    others

  • View
    3

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

カナダからの未あ

す来への架け橋

 

人と木…ひととき

所長 

岡 

部   

(大河内記念館館長)

また地元いわき

市長や国会議員

等の出席の下に

調印式を行っ

た。

 

カナダの木材

や製品を駆使し

て「人に優しい

エリコ」が今秋

にはオープンす

る予定であり、

今からとても楽

しみである。

 

エリコは、障

がい者支援施設

カナン村の一連

の事業に位置付

けられ、利用者

は元より地域の

障がい児者、保

えているように思われる。

 

さて、いわき福音協会では

今般、カナダ連邦政府などの

支援により「カナダからの未

来への架け橋~障がい児者支

援センターエリコ」の建物が

寄贈されることになった。

 

これは東日本大震災に係る

「カナダ東北復興プロジェク

ト」によるものであり、昨年

の十月十九日、森林・土地管

理・天然資源省のスティーブ・

トムソン大臣、森林局政策・

経済・産業部長のグレン・メ

イソン氏、カナダウッド・グ

ループ代表のポール・J・

ニューマン氏などカナダから

二十数名の来賓をお迎えし、

 かつて江戸時代の中期、米

沢藩城下が大火に見舞われた

際、御お

し林(藩主の管理下に属

した山林)の木々が運び出さ

れ、人々の復興に供された。

人々はそれら草木に感謝し

て、やがて供養となり「草そ

く木

塔と

」なるものが建立されたと

される。

 名君・上杉鷹よ

ん山の奨励とも

言われるが、今でも置賜地方

を中心に、その精神が継承さ

れ残されているという。

 草木に霊魂が宿るという祈お

いは、人間と自然の共生の有

り様を考える時、極めて重要

な部分で、共存を図りながら

生きていくという本質を見据

護者との交流の場、障がい者

のためのIT関連事業、ヘル

パー養成研修などの機能を備

えながら、延いては障がい者

の方々の就業・雇用に繋げる

ことができれば画期的であ

る。

 

同時に六十有余年の歴史を

持つ法人に残る数々の資料の

保管や資料を用いての人材育

成、カナダに関する情報提供

の発信基地としても大いに活

用が期待される。

 

因みにエリコは旧約聖書の

時代、モーセの後継者ヨシュ

アが約束の地カナン(乳と蜜

の流れる地)を目指して行く

途に、堅牢な城壁に囲まれた

都市エリコを突破しなければ

ならなかった。そして聖書に

は「主がこの町をイスラエル

に与えられたのだ。」と合図

し、エリコに向かって大声を

上げると頑丈な城壁が崩れ落

ちたと記されてある。

 

翻ってみると、それは正に

長く差別や偏見と闘ってきた

障がい者へのバリアが取り払

われていくことに相似する。

 

福祉を取巻く状況は障害者

権利条約の批准に向け国内法

の整備が図られていることは

周知の通りであるが、エリコ

が障がいを持つ方々にとっ

て、リベラルで明日への活力

満ちた、安らぎのひとときの

場所に成ることを心から希ね

ものである。

つくばエキスポセンターにて

カ ナ ン 村(1)2014年(平成26年)1月31日 第 105 号

第 105 号発 行

社会福祉法人いわき福音協会

カナン村いわき市平上平窪字羽黒 40

TEL(0246)23-8611FAX(0246)23-8612E-mail [email protected]

カナン村

 調 印 式

 車輌の寄贈

qqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqq

 二〇一一年の東日本大震災

で被災した東北地方への復興

支援事業として、カナダ連邦

政府、ブリテッシュ・コロ

 十月十九日、カナダ・ブリ

ティッシュコロンビア州森

林・土地管理・天然資源省大

臣スティーブトムソン氏をは

じめとした二十数名を迎え、

カナダ―東北復興プロジェク

トの調印式が開催されまし

た。

 当日はいわき市長、国会議

員等にもご出席頂き、いわき

福音協会の各事業所からも多

数の利用者さんが参加し、終

始和やかなムードの中での調

印式となりました。カナン村

 熊本県中小企業家同友会様

より、乗用車・サクシードの

寄贈がありました。

 利用者のために役立たせて

いただきます。

わき福音協会がより多くの皆

さまのお役に立てることと思

います。ご期待ください!

『カナダからの未来への架け橋

 障がい児者支援センターエリコ』

ンビア州政府、

アルバータ州

政府、カナダ・

ウッドグループ

の方々からのご

支援を受けて、

カナン村敷地内

に障がい児者支

援センターエリ

コの建設が今春

に開始され、今

秋竣工の見込み

となっておりま

す。

 建物内にはさ

まざまな設備を

設け、障がいを

持つ方から地域

の方まで、皆さ

んに幅広くご利

用いただける予

定です。このエ

リコを通じ、い

カナン村内&周辺最新放射線量測定結果� (2014 1.8 現在)

玄関前� 0.10男子棟� 0.08男子棟前庭� 0.12女子棟� 0.08女子棟前庭� 0.11食堂� 0.10体育館� 0.09

作業棟� 0.09

 施設内外とも、異常ない数値となっております。  (単位:マイクロシーベルト)

自治会からは下山田眞理子さ

ん、小野三栄さん、斉藤信さ

んが出席。利用者の小野さん

完成予想図

よりカナダウッ

ド・グループ代

表のポールJ.

ニューマン氏に

記念品の贈呈が

行われました。

 出席した誰も

がこれから始ま

る大きな出来事に胸を躍らせ

ている、明るい未来を感じる

調印式でした。

カ ナ ン 村2014年(平成26年)1月31日 第 105 号(2)

 いわきは、祖父・坂本義

孝の故郷です。けれども、

若い頃にいわきを離れ、戦

後すぐ亡くなったため、私

たち孫にとって、また両親

にとっても「うちのいなか」

という関係ではありませ

ん。もっと遠いのは、義孝

の兄でアメリカに渡った坂

本儀助の子どもや孫です。

 本誌で以前、ご紹介いた

だいたのですが、小島保育

故 

園や療護園の開設に関わった

坂本儀助の孫、つまり日系三

世の人たちが三年前にいわ

きを訪問させていただきま

した。当時の儀助の年齢に

近づき、故郷への思いを強め

自分たちのルーツを確かめた

いという気持ちが出発になっ

ていたと思うのですが、保育

園や療護園を見学させていた

だき、ゆきとどいた施設とと

りくみを知り、とても感動し

て帰りました。祖父の故郷

で営まれている、子どもを大

切に育むケアとそこに関わる

皆さんとの出会いは、過去へ

の回帰ではなく、共にいまを

生きる者としての尊敬と共感

がりました。私自身は、東京

都立肢体不自由養護学校の教

員として勤務する中で、整肢

療護園や秋津療育園への訪問

教育も担当し、養護学校教育

にさきがけて療育施設が果た

してきた役割を強く感じてき

ましたが、それが子ども心に

感じていた「大切なこと」で

もあったのだと理解したので

す。国や県の施策ではなく、

子どもとともにあった人々の

愛と意志によって生まれたか

けがえのない価値を、確認し

継承していくことが必要だと

思います。

 アメリカ三世の場合も、私

の場合も、故郷・過去の記憶

との「出会い直し」のように

思います。自分の生きてきた

道と、ちょうどジグソーパズ

ルのピースのようにピタッと

合った感じだといえます。い

わきに行ってよかった、皆さ

んにお会いできてよかった…

皆が心から感謝しています。

その出会い直しに重なったも

うひとつのピース、それが

3・11です。昨年九月、カナ

ン村におじゃましたとき海岸

線に連れていっていただきま

した。そこにあった生活が枯

野になっていることを目の当

たりにしました。このピース

 福岡教育大学教授

    猪 狩 恵美子

は簡単に収めておしまいにす

ることなく、私たちが問い続

けていかなくてはならないこ

とです。

 私は、東日本大震災の後、

特別支援学校の訪問学級の子

どもとご家族の被災状況につ

いて調査を進めてきました。

訪問学級の子どもは障害も重

く、学校からも遠く、地域の

なかでも孤立しがちです。実

は全国の特別支援学校の防災

計画に、訪問学級の子どもへ

の対策はまったくといってい

いほど具体化されていなかっ

たことがわかりました。現段

階においても災害時の対策に

着手されていないといえま

す。そして、わかったのは、

つながりの大切さです。日頃

からサービスを利用している

か、地域のなかでいろいろな

方とつながりがあるか。支援

が必要な方に関わる専門家

は、支援を提供するだけでな

く、「つなぐ」役割がとても

大事なのだと学びました。障

害のある人々が安心して暮ら

すにはまだまだ足りないこと

がいっぱいありますが、何も

なかった所から始めた先人の

歩みを財産にして、いろいろ

なつながりをたくさんつくっ

ていく。始められることから

eeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee

eeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee

eeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee

eeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee

始めていく―カナン村や野

の花ホーム、療護園、平養

護学校がつながり、地域に

つながっておられる姿は、

地域をほんとうの「故郷」

にしていく営みでもあると

思っています。今年も皆様

にとって、よい年となりま

すように、お祈りしており

ます。

坂本義孝博士について

坂本儀助氏の実弟として

いわき市内郷小島に生ま

れ、家庭ではキリスト教的

感化を受けて育つ。福島県

立磐城中学校第一回卒業

生。東亜同文書学院を終え、

兄儀助氏の呼び寄せにより

アメリカ留学。南加州大学・

コロンビア大学で学位を受

けた後、上海に渡り母校同

文書学院の教授となる。戦

中、平に来て妻と共に日中

和平を説くほどの徹底した

平和主義者で、上海租界撤

廃後は中国側に請われて、

上海セント・ジョーンズ大

学教授を務めた。

になったのだと思いま

す。

 私も、小学校入学す

る頃、家のなかでよく、

「おおこうちせんせい」

「たいら」ということ

ばを聞いていました。

子ども心になにか「大

切なこと」が始まって

いると感じていたよう

に思いますが、年月が

流れて、父の死去と埋

葬でいわきを訪問する

ことになって、あらた

めて「大切なこと」が

何であったのか、つな

右から2人目が猪狩教授

カ ナ ン 村(3)2014年(平成26年)1月31日 第 105 号

 九月十九日と二十六日の二

回に分け、お隣茨城県つくば

市への日帰り旅行が行われま

した。ホテルオークラフロン

ティアつくばでの食事と近隣

のショッピングセンターでの

買い物の他、一班は茨城県フ

ラワーパークへ、二班はつく

ばエキスポセンターへ。フラ

 寒さが本格

的になってき

た十二月十九

日、日頃お世

話になってい

るボランティ

アの方等をお

招きして、ク

リスマス祝会

 十月六

日、今年

も恒例の

'13

ン・野の

花祭が開

催されま

した。当

日の朝の

天候はあ

いにくの

日帰り旅行

'13カナン・野の花祭

クリスマス祝会

祝!

入賞!!

カナン村の日常

様、体育館での開会式となり

ました。開始時刻の前から会

場には利用者をはじめ多くの

人が集まっており、年に一度

の大イベントを楽しみにして

いることを再認識しました。

 天候が回復し、途中会場を

外に移すという嬉しい予定変

更もあり、小島保育園の鼓笛

隊・十和奏壱鼓による太鼓演

奏・湯本高校吹奏楽部による

 銅メダル

―鈴木 功美さん―

 銀賞

受賞

―村上 美好さん―

が行われました。

 大規模改修工事後、カナン

村が初めて迎えるクリスマ

ス。礼拝では、全員が様々な

想いを胸にいだき、多くの人

たちに支えてもらいながら今

年一年を無事に過ごせたこと

を感謝しました。

 会食では目の前に並ぶ豪華

な料理を楽しみながら火の車

太郎さんによる手品に感激

し、職員による余興に爆笑し

た後にはビンゴゲームで白熱

と、利用者だけではなく職員

も大いに盛り上がる楽しい祝

会となりました。

 第二十八回障害者による書

道・写真全国コンテストにお

いて、当施設利用者の村上美

好さんが、百八十二点の応募

の中から見事銀賞に入賞しま

した。今回の受賞は村上さん

にとって、同コンテストでの

二度目の受賞となる快挙で、

写真クラブの他メンバーや他

利用者の皆さんの創作活動の

励みとなりました。本当にお

めでとうございます。

 十月十二日から十四日に東

京で開催された第十三回全国

障害者スポーツ大会に、福島

県代表として当施設利用者の

鈴木功美さんが出場しまし

た。開会式では福島県選手団

の一員として立派に行進する

姿がテレビでも放映されまし

た。鈴木さんは砲丸投げとソ

フトボール投げの二種目に出

場し、ソフトボール投げにお

ワーパークでは色とりどりの

花が迎えてくれ、私たちの目

を楽しませてくれました。エ

キスポセンターでは天高くそ

びえるH―Ⅱロケットの実物

大模型の迫力に圧倒され、そ

の他様々な展示物で科学を満

喫しました。

 短い時間ではありました

が、生活の場から離れて過ご

す非日常を利用者・職員とも

十二分に楽しんできました。

演奏・平窪伝統芸能クラブに

よる子どもじゃんがら、そし

て豪華賞品をかけたビンゴ

ゲームと大賑わいのうちに終

了することができました。ご

協力いただいた各関係者の皆

さまへ、この場を借りてお礼

申し上げます。ありがとうご

いて見事銅メダルに輝き、カ

ナン村の利用者職員に元気を

与えてくれました。

ざいまし

た。

「可か

憐れ ん

」受賞作品

カ ナ ン 村2014年(平成26年)1月31日 第 105 号(4)

「今忙しいので、後で」

 ついつい、利用者さんか

ら声を掛けられた時、そう

対応してしまう事がありま

す。状況によって違います

が、目の前の利用者さんを

後回しにして、机上の仕事

や会議等を優先してしま

い、「後で」の約束を果た

せなかった。福祉現場では

少なからずある事かもしれ

ません。

 随分昔の話しになります

が、私が児童福祉施設に勤

務していた時の事です。中

学三年生で筋ジストロ

フィーのKくんという入所児

童が居ました。平日は養護学

校に通学し、施設ではリハビ

リをして過ごし、毎週末に父

親が迎えに来て、土日を実家

報などよく私にも話してくれ

ました。彼の障がいは進行性

で最後のステージにきていま

したので、体を動かして自ら

野球をする事などとても出来

る状態ではありません。ベッ

ド上でテレビゲームをするの

が数少ない楽しみの一つでし

た。当時発売されたファミコ

ンのファミリースタジアムと

いうプロ野球を仮想したゲー

ムを対戦して、彼と二人で盛

り上がっていたものです。

 高等部を受験し合格発表の

日の早朝、彼の死は突然やっ

てきました。連絡のあった私

は急いで駆け付けましたが、

聞こえて来たのは彼の母の泣

く声でした。

 それから一年の時が経ち、

命日の日に彼の実家を訪

ね、両親と思い出話をしま

した。毎週末帰る車の中で、

いつも私とゲームをしなが

ら話したプロ野球の話や入

浴の時話した女の子の事な

ど父親に話し、家に着くと、

母親にはけっしてその話を

する事はなかったという事

でした。彼と父親との男同

士のかけがえのない大切な

時と

間き

だったのでしょう。

 何度か彼に誘われたテレ

ビゲームを一緒にする事が

出来ずに、「今忙しいから、

また今度ね」と先送りにし

た時と

間き

は、戻れない時と

間き

なりました。

(高原 直人)

クラブ活動紹介

 創作活動で行われている

「パズル・塗り絵クラブ」

は、八名の方が所属してお

ります。パズルは、三〇〇

ピースから一,五〇〇ピー

スまでと様々な絵柄のパ

ズルに挑戦しており、一,

五〇〇ピースのパズルにな

ると、何年もかけて完成さ

せ、出来上がった大作には

感動が起こります。大作を

作り上げた猪狩勝秀さん

は、今度はマイクロパズル

一,五〇〇ピースに挑戦し

ているところで、猪狩さん

の挑戦は果てしなく続いて

います。もう一方の塗り絵

は、その季節に合わせた絵

柄を用意し行っております

が、皆さんの色鉛筆の使い

方はまるで画伯のようで、

パズル・塗り絵

クラブ

 カナン村では週に二回、

午後の二時間を、創作活

動として様々な活動を

行っています。

一つの色だけでなく何色

も重ねて塗り上げ、本物

に近い色を表現します。

誰しもが、幼いころ一度

は経験のある塗り絵です

が、大人になってから行

う塗り絵もまた夢中にな

れるものです。パズルや

塗り絵は指先の運動にも

なり、巧緻性が必要な作

業です。みんな始まると

おしゃべりもせず真剣に

行っています。皆さんも

是非挑戦して見て下さ

い。

 十二月より山﨑由紀子

さんが、新たにカナン村

の一員となりました。以

前から通所でカナン村を

利用しており、すぐにみ

なさんの輪に打ち解けて

いる様でした。笑顔が素

敵な山崎さん、これから

もよろしくお願いしま

す!

 十月三十一日付で、調

理師の柾木恵子さんが退

職なさいました。今まで

美味しい料理をありがと

うございました。

「よろしく

  お願いします」

「おつかれ様でした」

一期一会

で家族と

過ごすと

いう生活

を送って

た。彼は

プロ野球

で、テレ

ビ視聴し

て得た情

時と

間き

☆平成十七年四月一日よ

り、個人情報保護法の全面

施行に鑑み、紙面内写真は、

本人等の了解のもと、掲載

しております。

「これからもヨロシク」(^_^)

クリスマス祝会での職員の演奏

カ ナ ン 村(5)2014年(平成26年)1月31日 第 105 号

カナン

かわら版

あ 去年の秋からは日帰り旅

行、カナン・野の花祭、クリ

スマス祝会と行事が目白押し

であった。施設での生活から

離れた非日常のひととき。決

して長い時間ではないが、そ

の中で見ることができる利用

者の笑顔にはなんとも言えな

いものがある。

 今年の法人標語は『喜ぶ者

と共に喜び、泣く者と共に泣

きなさい』である。聖書につ

いて不勉強な自分にはこの言

葉の正確な意味は分からない

のだが、入所施設というコ

ミュニティの中で利用者と生

活を共にする者にとっては、

正鵠を射る言葉であるように

感じる。職員が楽しければ利

用者も楽しく、逆もまた然り

だろう。

 カナン村が新しくなってか

ら二度目の春を迎える。これ

からもさまざまなことを見直

す必要もあるだろうし、新た

にはじまるものもあるだろ

う。その中で何が大事で何を

優先するべきなのか、これか

らも心に留めて支援を行って

いきたい。

(寧)

9 月

2日~6日 介護体験実習 いわき明星大学1名 共立女子大学1名3日 いわき市長選挙不在者投票3日~4日 福祉体験学習 好間中学校3日~5日 社会福祉施設チームリーダー福祉施設キャリアパス研修(福島市)11日 医療安全管理研修会12日 ヤングドライブテクニックスクール(アルツ磐梯)12日~13日 第37回東北ブロック身体障害者施設職員研修会(宮城県)13日 いわき市指導監査説明会(いわき市文化センター)17日 身体障害者施設協議会理事会(南東北さくら館 所長)18日 職場におけるストレスマネジメント研修(福島市)19日 日帰り旅行第1班(茨城県フラワーパーク等)20日 本部機能強化プロジェクト会議

人事考課プロジェクト会議給与制度プロジェクト会議

26日 日帰り旅行第2班(つくばエキスポセンター等)27日~10月4日 いわき・ら・ら・ミュウ カナン村作品展示会30日 介護体験実習 いわき明星大学1名

散髪日(理美容組合 四倉支部)

10 月

1日 理事会・評議員会5日 `13 カナン・野の花祭10日 第60回自衛消防員教育(福島市)12日~14日 第13回全国障害者スポーツ大会(東京都)15日 送迎担当者安全講習会(市内)18日 いわき市行政指導監査19日 エリコ調印式20日 平窪公民館祭り24日 いわきの町をきれいにする市民総ぐるみ運動29日 インフルエンザ予防接種(男性利用者)30日 社会福祉施設看護等職員研修(郡山市)

11 月

5日 インフルエンザ予防接種(女性利用者)8日 H25年度法人ヒアリング9日 障連協研修会ストレスマネジメント講演会11日 H25年度社会福祉法人経理担当職員研修(ビッグパレット福島)

H25年度介護プリセプター先進事例研修会(ビッグパレット福島)14日~15日 平成25年度東北ブロック身体障害者施設協議会施設長会議(秋田県 所長)15日 第57回福島県社会福祉大会(相馬市)18日 第39回いわき市総合社会福祉大会(いわき市文化センター)20日 いわき市集団栄養給食研究会(市内)21日 平成25年度北海道・東北ブロックセミナー福島(郡山市 所長)22日 平成25年度福祉サービスに関する苦情解決責任者研修会(福島市)25日 おいしい食の検討会

散髪日(理美容組合 四倉支部)29日 人事考課者研修

12 月

2日 退職共済事業事務説明会(ビッグパレット福島)4日 人事考課者研修6日 ショッピングデー1班(イオンいわき店)9日 平成25年度キャリアパス導入研修(市内)12日 平成25年度サービス第三者評価自己評価研修(福島市)13日 ショッピングデー2班(イオンいわき店)19日 クリスマス祝会21日 湊治郎先生を偲ぶ会26日 大掃除27日 協力会懇談会

平成25年9月~12月の歩み

 平成 25 年 11 月 15 日、高原直人主任支援員が平成 25年度全国社会福祉大会において、永年勤続表彰を受けられました。

 平成 25 年 11 月 15 日、蓑有美主任と菅

野みゆき支援員が第 67回福島県社会福祉大会において、大会会長表彰を受けられました。

 平成 25 年 11 月 18 日、鈴木芳子調理員が第 39回いわき市総合社会福祉大会において、大会会長表彰を受けられました。

おめでとうございますおめでとうございます

「Door」成田浩記

カ ナ ン 村2014年(平成26年)1月31日 第 105 号(6)