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Les Champs-Élysées
11月を迎え、パリの街は少しづつクリスマスムードに染まってきまし
た。どこを歩いてもイルミネーションを見ることができます。シャンゼ
リゼ通りにはクリスマスマーケットと大きな観覧車が建てられ、週末は
歩くのも大変なほど人々で賑わいます。マーケットではホットワインな
どドイツの食べ物などと一緒にクレープなども食べられます。私が今住
んでいる通りもイルミネーションが飾られ、帰り道はいつも心が躍りま
す。気温も急に下がり、厚めのコートと手袋、マフラーが欠かせない日々
です。そんな11月ですが月の始めに引っ越しをしました。事情により
前に住んでいた家にいられなくなり、新しい家を探しました。引っ越し
先は1、2階にフランス人の大家さんが住んでいて、その3階に3人で
1部屋づつ、キッチンとトイレはシェアというような形式です。学校ま
寒すぎて思わず食べに行った
ラーメン。オペラの近くには日
本人街があり、歩くのが楽しい。
Ramen
Madeleine
Illumination
Christmas Marketでメトロまたはバスで乗り換えなしで通えるよ
うになり、便利です。また、後半(2月から)
の留学先もアメリカのニューヨークに決まり、
またビザの手続きをはじめています。住まいは
ブルックリンに決めました。まだまだ手続きの
道のりは長いです。授業のほうも全体的にまと
めに向かって忙しくなってきたので12月は師
走という言葉の通り、バタバタしそうですがな
んとか乗り切りたいです。
月 間 報 告 書ENSCI-Les Ateliers
派 遣 留 学11Nov.
11月の半ばに1週間のワークショップがありま
した。私はWhich red?というENSCIのブランディ
ングについての授業を取りました。ブランドアー
キオロジーというものを専門にしているポルトガ
ルからの先生を迎え、1週間で ENSCI の創立か
ら今日までの歴史をブランディングの視点から紐
解くというものでした。ENSCI の出版物、毎年壁
に刻まれつづけているメッセージ、ビデオ、プロ
ジェクトなどありとあらゆるデータに目を通し、
それぞれ気になったテーマをそれぞれ調べ、分析
しました。時代時代でその時のトレンドが生徒の
作品にかなり影響しており、見て行くのがとても
楽しかったです。そして、最後には下の写真にあ
るようなアーカイブタイムラインを完成させまし
た。作業はすべてアナログで行われました。この
ような作業を全てアナログで行うのは気が遠くな
りますが、(実際にかなりの時間を要しました)か
なり細かいところまで気を配って進めて行く作業
の中でグラフィックデザインの精神を学びました。
(先生はもともとグラフィックデザイナー)
最終日には展示スペースを作り、プレゼンテーショ
ンをしました。後半の学校ではブランディングも
学ぶ予定なので、この経験を生かして行きたいと
思います。
:semaine bloquée
また、アトリエプロジェクトではメインのプロ
ジェクト以外にもう一つのワークショップがス
タートしました。パリ近郊にあるカーテンを
作っている企業と一緒に「ジャパニーズカーテ
ン」と呼ばれる横スライド式のブラインドのシ
ステムをデザインしていきます。このプロジェ
クトの説明があって初めてそのカーテンの存在
を知りました。(ネーミングは障子や襖から来
ているのだろうと思いますが日本ではそういう
風に呼ばないので。。)まずは事前調査として、
工場の見学に行ってきました。様々なテキスタ
イルやレール、特殊素材などを見せてもらいま
した。このプロジェクトではみんなでプロトタ
イプを作って行くらしい
ので楽しみです。1つの
アトリエで2つのプロ
ジェクトができるなんて
欲張りですね(笑)がん
ばります!
Exhibition
:Trip to Swiss
Beaujola
is
nou
veau
11月に5日ほどのバカンスがあったので夏にニースで仲良く
なったスイス人の友達の家を訪ねました。ベルン、ルツェルン、
チューリッヒを案内してもらい、スイスといえば、のフォンデュ
でおもてなしをしてくれました。ご家族も友達もとってもいい人
たちで、お互いの文化についてたくさん話しました。スイスは安
全で豊かで、人々の性格など、なんだかすこし日本みたいで安心
しました。ベルンではレンゾピアノの建築も有名なパウルクレー
センターに行きました。また、最終日にはジュネーブに寄り、
WHO でインターンに来ている先輩に会いました。施
設の中を案内してもらい、インターンのお話など聞
きました。とても興味深かったです。そして国連も
外側から少し見てきました。突然の訪問だったのに
タイミングが合って良かったです。今月はボジョレー
ヌーボーの解禁日もあり、滞在中のアパートの大家
さんが毎年恒例という食事会に招待してくれ
ました。本格的なコース料理で90近いおじ
いちゃんがひとりで作ったなんて信じられま
せん。元気。メッセージを添えたお品書きま
で用意されていました(素敵)。日本でも有名
な Georges Duboeuf のボジョレーは混じり気
のないものはパリでも1店舗しか販売してい
ないそうでわざわざ毎年そのお店までたくさ
ん買いに行くのだそうです。食事の後はお腹
がいっぱいで動けませんでした。
Luzern
Dinner
Centre Paul Klee
WHO
UN