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All Right Reserved, Copyrights(C) Magic Software Japan K.K. 2020
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Magic xpi 4.13
新しいロギングシステム
の使用方法
OUTPERFORM THE FUTURE
Magic Software Japan K.K.
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目次
第1章 新しいロギングシステムLogBack
1.1「LogBack」の概要
1.2「Magic xpi4.13」で出力されるログ
1.3 詳細なログを取得するには
第2章 ログコレクター
2.1 ログコレクタの実行
2.2 収集されるログファイル
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第1章
新しいログイングシステム
LogBack
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1.1 「LogBack」の概要
▪ LogBack とは何か?
▪ Logback は巷で大人気の log4j プロジェクトの後継プロジェクトです。log4j の創始者であるCekiGülcü によって設計されました。強固で頑健なロギングシステムの十年間に及ぶ経験に基いて設計、構築されています。おかげで、logback は既存のロギングシステムと比べてより高速で、より小さなフットプリントを持つようになりました。場合によってはその差は非常に大きなこともあります。同じくらい重要なのが、logback は他のロギングシステムには無い固有の便利なフィーチャを提供していることです。 ※http://logback.qos.ch/manual/introduction_ja.html より
▪ slf4j-api.jar と logback-core.jar と logback-classic.jar を使用します。
▪ Magic xpi 4.9までは log4j が使用されていました。
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1.1 「LogBack」の概要
▪ ログ設定ファイル
▪ <Magic xpiインストール先>¥Runtime¥java¥classes¥logback.xml
▪ <Magic xpiインストール先>¥Runtime¥Config¥Log4net.config(.NETベース)
▪ ログ設定ファイル
▪ <Magic xpiインストール先>¥Runtime¥java¥classes¥ フォルダに各コンポーネントのログ出力設定ファイルが格納されています。
▪ 例:
sapr3.connector.logback.xml :SAP ERPコンポーネントのログ出力を設定
ifc.email.connector.logback.xml:Eメールコンポーネントのログ出力を設定
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1.2 「Magic xpi4.13」で出力されるログ
▪ <インストール先>¥Runtime¥Logs フォルダーに出力されるログ作成されるログファイル 記録される情報 設定場所等
debugger_error.log デバッガエラー log 環境変数
ifs.log サーバ動作 サーバログ位置 の設定
mgerror.log Magic xpaのコンポーネントエラーまたはデータマッパーを生成時のエラー
logs > magic.ini > [MAGIC_ENV]GeneralErrorLog エントリ*
migration_error.log マイグレーション処理のエラー。エラーがあるときだけ作成されます。
logs > migration.ini > [MAGIC_ENV]GeneralErrorLog エントリ*
<project_name>_error.log 特定のプロジェクトからのエラー。プロジェクトのエンジンによって発生したMagic xpaのエラーです。
各プロジェクトの logs > ifs.ini file > [MAGIC_ENV]GeneralErrorLog エントリ*
mapper.log Magic xpiがデータベースを使用するデータマッパーのステップを実行するとき、実行時に発生したエラー。データベースに送られるSQL文に関する部分的な情報も提供します。ゲートウェイログが実際のステートメントを示すことに注意してください。
[設定]ダイアログボックスの[デバッグフラグ]エリアから、または .iniファイルでDebugMapper=Yを設定することで有効になります。DebugMapper=YフラグをMagic.iniファイルに追加する前に、他のMagic xpi構成ファイルのどこにも含まれていないことを確認してください。フラグが構成ファイルのいくつかに含まれている場合、フラグは上書きされ、ファイルは作成されません。
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1.2 「Magic xpi4.13」で出力されるログ
▪ <インストール先>¥Runtime¥Logs フォルダーに出力されるログ作成されるログファイル 記録される情報 設定場所等
sfdc_logs フォルダ SalesforceコネクタのReplicate Last Updateメソッドで動作するとき、指定したIDが作成されたことを記録します。
SFDC_Debug.log Salesforce [設定]ダイアログボックスの[デバッグフラグ]エリアから、または[MAGIC_IBOLT]DebugSFDCComponent=Yをifs.iniファイルに設定することで有効になります。
MDCRM_Debug.log Dynamics CRM [設定]ダイアログボックスの[デバッグフラグ]エリアから、または[MAGIC_IBOLT]DebugMDCRMComponent=Yをifs.iniファイルに設定することで有効になります。
DynamicsAX_[PID].log Dynamics AX 2012 ログは、log4net.configファイル(<Magic xpiフォルダ>¥config)に従って設定されます。
Sharepoint_Debug.log SharePoint [設定]ダイアログボックスの[デバッグフラグ]エリアから、または[MAGIC_IBOLT]DebugSharepointComponent=Yをifs.iniファイルに設定することで有効になります。
Exchange_Debug.log Exchange [設定]ダイアログボックスの[デバッグフラグ]エリアから、または[MAGIC_IBOLT]DebugExchangeComponent=Yをifs.iniファイルに設定することで有効になります。
HL7Debug.log HL7 [設定]ダイアログボックスの[デバッグフラグ]エリアから、または[MAGIC_IBOLT]DebugHL7Component=Yをifs.iniファイルに設定することで有効になります。
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1.2 「Magic xpi4.13」で出力されるログ
▪ <インストール先>¥Runtime¥Logs¥Java フォルダーに出力されるログ作成されるログファイル 記録される情報 設定場所等
general_[PID].log 全般情報 logback.xml
magicxpi_[PID].log プロセスユニットとSpaceサービスを含む GigaSpacesの情報 logback.xml
magicxpi-external_[PID].log GigaSpace以外のプログラムの情報 logback.xml
stderror.log Javaクラスへのアクセス中に発生したエラー logback.xml
stdout.log 提供する出力メッセージ logback.xml
mgxpicmdl.log GigaSpacesのGSAがコマンドラインで実行可能なMagic xpiを読み込もうとして発生したエラー情報を含むコマンドライン出力。
logback.xml
Javaベースのコンポーネントのログを有効にするには、logback.xmlを更新して、ログレベルを "off"から他のレベルに変更します。
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1.2 「Magic xpi4.13」で出力されるログ
▪ <インストール先>¥Runtime¥Logs¥Java フォルダーに出力されるログ作成されるログファイル 記録される情報 設定場所等
exceptions.log プロジェクトで発生した例外 logback.xml
root.log すべてのログファイルは、このファイルの設定を継承します。ここには、Magic xpiに特定の情報は含まれません。
logback.xml
ftptrace_[PID].log FTPとDirectory ScannerのFTP動作 logback.xml
enterprisedt_[PID].log FTPコネクタインフラ logback.xml
ifc.scanner_[PID].log Directory Scannerコンポーネント logback.xml
ifc.email_[PID].log Eメール・コンポーネント logback.xml
ifc.googlecalendar_[PID].log Googleカレンダ・コンポーネント logback.xml
ifc. googledrive_[PID].log Google ドライブコネクタ logback.xml
ifc.google_[pid].log Google コネクタのインフラ logback.xml
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1.2 「Magic xpi4.13」で出力されるログ
▪ <インストール先>¥Runtime¥Logs¥Java フォルダーに出力されるログ作成されるログファイル 記録される情報 設定場所等
ifc.sapR3_[PID].log SAP ERPコネクタ logback.xmlまたは、ifs.iniファイルのDebugR3Component=Yの設定
ifc.sapR3Trigger_[PID].log SAP ERPトリガコネクタ logback.xmlまたは、ifs.iniファイルのDebugR3Component=Yの設定
ifc.sugarcrm_[PID].log Sugar コネクタ logback.xml
ifc.WEBSERVICECLIENT_[PID].log Web Services クライアント コネクタ logback.xml
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1.3 詳細なログを取得するには
▪ <Magic xpiインストール先>¥Runtime¥java¥classes¥ フォルダ格納されている設定ファイルを修正します。
▪ 例:
Eメールコンポーネントの場合
※「INFO」を「DEBUG」に変更します
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1.3 詳細なログを取得するには
▪ Levelとして指定可能な設定
値 内容
all ロギングのすべてのレベルを有効にします。
trace デバッグレベルに追加する詳細情報を提供します。
debug 開発者がデバッグ目的でプロジェクト内で発生する事象の確認を支援します。
info プロジェクトの経過に関する情報を提供します。※ Magic xpi 4.13では、デフォルトでinfoレベルのログを出力するよう、設定されています。
warn 予期しないイベントに関する警告を提供します。
error 不安定な動作結果になる場合がある重大なエラーに関する情報を提供します。
fatal ログをアボートしているアプリケーションに関連する重大なエラーイベントに関する情報を提供します。
off ロギングのすべてのレベルを無効にします。
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第2章
ログコレクター
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2.1 ログコレクターの実行
▪ ログコレクター
ログは、アプリケーションのトラブルシューティングで重要な役割を果たします。
Magic xpiランタイムには、Magic xpiサーバ、GigaSpaces、さまざまなコンポーネン
トなど、パーツごとに複数のログファイルがあります。
プロジェクトに問題がある場合、サポートチームは、問題のトラブルシューティン
グと根本原因分析を行うために、これらすべてのログファイルを必要とします。
ログコレクターは、トラブルシューティングに必要なファイルを収集するために設計されたログ
収集ツールです。 ログファイルの他に、ダンプファイル、構成ファイル、スクリプト、およびトラ
ブルシューティングに役立つその他のファイルも含まれます。また、ライセンスの使用状況データも収集します。
このツールには、license.dat、datasource.xml、ApplicationsList.xmlも含まれます。 データは、mgxpiDataAnalytics.scriptとmgxpiDataAnalytics.logという2つのファイルの一部として収集されます。
すべての必要なファイルを取得するために、各クラスターノードで実行する必要があります。
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2.1 ログコレクターの実行
▪ ログコレクター
▪ <Magic xpiインストール先>¥Tools¥LogCollector フォルダにコマンドが格納されています。
▪ 「logs_collector.bat」 を実行します。
▪ 「logs-<コンピュータ名>.zip」 ファイルが作成されます。
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2.2 収集されるログファイル
▪ 作成されたzipファイルには以下のようなファイルが格納されます。
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THANK YOU!