14
取扱店� お願い 及び 注意事項� ●希望販売価格…本号に記載の価格は、2005年5月1日現在の価格です。価格は予告なしに改定される場合がありますので、ご注文の際ご確認ください。� なお、表示価格には消費税は含まれておりません� ●使 囲…本号に掲載の商品は、全て「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用等としては使用しないよう、十分ご注意ください。� 注目新商品� ●レセプターチロシンキナーゼ(RTK)アレイ� ●キャッチ アンド リリース v2.0� ●EZ ChIP TM クロマチン免疫沈降キット� 膜タンパク質相互作用解析システム DUALmembrane� ●オリゴ GEArray ® パスウェイ&アプリケーション� 特異的DNAマイクロアレイ� ●マウス インターフェロンβ ELISAキット � ●Kodak Gel Logic 440� デジタルイメージングシステム� 特集細胞内小器官� アブカム社の細胞内小器官マーカー抗体� ProteoExtract TM 細胞分画キットS-PEK� 細胞内画分局在化染色キット� 細胞画分タンパク質抽出キット� アクチンタンパク質� No. 50 May 2005 http://www.cosmobio.co.jp これ、� な~んだ?�

May 2005 細胞内小器官...2 Cosmo B io News No.50 Cosmo B News No.50 3 小胞体;Endoplasmic Reticulum(ER) 小胞体タンパク質の多くは、分子シャペ ロンとして作用したり、ポリペプチドの適

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Page 1: May 2005 細胞内小器官...2 Cosmo B io News No.50 Cosmo B News No.50 3 小胞体;Endoplasmic Reticulum(ER) 小胞体タンパク質の多くは、分子シャペ ロンとして作用したり、ポリペプチドの適

取扱店�

お願い 及び 注意事項�●希望販売価格…本号に記載の価格は、2005年5月1日現在の価格です。価格は予告なしに改定される場合がありますので、ご注文の際ご確認ください。�        なお、表示価格には消費税は含まれておりません�●使 用 範 囲…本号に掲載の商品は、全て「研究用試薬」です。人や動物の医療用・臨床診断用・食品用等としては使用しないよう、十分ご注意ください。��

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No.50

M a y 2 0 0 5

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カルレティキュリン/カルネキシン サイクルと

ER品質管理

分子シャペロンは、誤ってフォールディング(ミスフォールド)したタンパク質と一時的に結合することによって、タンパク質のフォールディングを促進します。ミスフォールドしたタンパク質は通常、小胞体関連分解(ER-associateddegradation;ERAD)を受けます。カルレティキュリンとカルネキシンは、Ca2+の結合、レクチン様の活性、ミスフォールドタンパク質の認識を含む、幾つかの機能を共有するシャペロンです。一方これら2つのタンパク質の主な違いは、カルネキシンが膜に必須のタンパク質であるのに対し、カルレティキュリンがER内腔を自由に動き回ることのできる管腔(Luminal)タンパク質であるという点です(9)。それ故、カルネキシンがタンパク質フォールディング機構に一時的にしか関与しないのに対し、カルレティキュリンは、より流動性のある管腔でタンパク質フォールディングに関与します。カルレティキュリンとカルネキシンは、様々な細胞機能(細胞間情報伝達と認識、免疫応答と認識、イオン・溶質・代謝産物の流れ、細胞内の代謝プロセス)に非常に重要です。さらに、新規に合成されたタンパク質の糖鎖修飾は、フォールディングや品質管理の促進、及びミスフォールドしたタンパク質の分解のためのシグナルとして作用します(18)。カルレティキュリンとカルネキシンは、新規合成された糖タ

ンパク質のモノグリコシル化された糖質部分に結合します(5, 7,

13, 17)。モノグリコシル化された糖質は通常、ERから離れる前

の新規合成されたタンパク質に見られます。成熟した糖タンパク質において、N-結合型糖質は非常に異なる構造をしていますが、ER内腔における糖タンパク質は、同様の糖質が付加されたり切り取られたりしています。それ故、成熟タンパク質における糖質構造と関係なく、全ての糖タンパク質は、ER内腔においてカルレティキュリンとカルネキシンに関与し得ます。ERp57は、カルレティキュリン/カルネキシン サイクルの

要素の1つで、カルレティキュリンとカルネキシンに認識される基質と関連のあるPDIファミリーに属します(12)。このタンパク質は、基質タンパク質内のジスルフィド結合の転位を触媒しますが、それらの糖部分は認識しません。

特 集

アブカム社

カルレティキュリンとカルネキシン

小胞体(Endoplasmic reticulum;ER)は、Ca2+の結合と解離、脂質合成、タンパク質の合成・フ

ォールディング・翻訳後修飾を含む、多くの細胞内プロセスに重要な役割を果たしています(1)。ERの

内腔には、これら様々な機能を果たす多くのタンパク質が存在します。ER内在性のタンパク質であ

るカルレティキュリン(Calreticulin; CRT)は、Ca2+を中和したり、新規に合成されたタンパク質や糖タ

ンパク質のフォールディングに関与したりします(16)。カルレティキュリンと同様にERの必須膜タンパク質

であるカルネキシン(Calnexin; CNX)、ER内在性のPDI様タンパク質であるERp57、及びカルレティ

キュリンは共に、新規に合成された(糖)タンパク質の品質管理とフォールディングに関与する“カルレ

ティキュリン/カルネキシン サイクル”を構成しています(16)。重症疾病の多くが、ER膜やタンパク質

フォールディング機構の機能低下によって生じることから、これらのタンパク質は、非常に重要な機能

を果たしているといえるでしょう(6, 15)。

~小胞体シャペロンのカルシウム結合とシグナリング~Calreticulin and calnexin-calcium binding and signaling

endoplasmic reticulum chaperonesDepartment of Biochemistry, University of Alberta, Edmonton, Alberta, Canada T6G 2H7

Marek MichalakA review of recent research using knockout and transgenic mice by Dr. Marek Michalak

Cosmo Bio would like to acknowledge and thank AbCam Limitedfor providing subcellular information presented here.細

胞内小器官

図1 ER管腔とカルレティキュリン(CRT)/カルネキシン(CNX)サイクルCRTとCNXは、CRT/CNXサイクルの重要な要素です。これらは、新規に合成された糖タンパク質の、モノグリコシル化された糖質部分に結合します。ERとCRT/CNXサイクルはまた、糖修飾を再び受け得るグルコース末端鎖のUGGTにおいて、末端のグルコースを除去する作用のあるグルコシダーゼⅡを含んでいます。UGGTは、フォールドされたタンパク質とされていないタンパク質を識別し、フォールドされていないタンパク質に対してのみ、グルコース残基を付加-除去します。この、脱グルコシレーションとグルコシレーションのサイクルは、新規合成された糖タンパク質が適切にフォールディングされるまで、何回か繰り返されます。適切にフォールディングされなければ、分解されてしまいます。CRTとCNXはまた、Ca2+のホメオスタシスにも影響を及ぼします。CRTは主なCa2+貯蔵タンパク質で、CNXはSERCA2bの機能に影響を与えます。実線の矢印は証明済み、点線の矢印は哺乳類細胞でまだ証明されていない経路を示します。PDI: protein disulfide isomerase, GlucⅡ: glucosidaseⅡ, UGGT: UDP-glucose:glycoproteinglucosyltransferase, UP: unfolded (glyco)protein, G: glucose residue

1Cosmo Bio News No.50

新商品&トピックス

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●キャッチ アンド リリース v2.0●Dual TRAPTM リボヌクレオタンパク質(RNP)精製キット

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細胞内シグナル伝達

分離と精製

タンパク質操作

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UBI

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UBI

DSB

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EXP

CEB

CRI

PBL

YMS

ANL

IBI

10

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18

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20

商品タイトルカテゴリ メーカー名 略号 ページ

研究室のホープ ………………………………………………………………… 21新規抗体商品のご案内…………………………………………………………… 22セミナーレポート ……………………………………………………………… 24お知らせコーナー………………………………………………………………… 25●コスモバイオニュース『細胞培養ハンドブック』発刊●バイオチェーン社製品取り扱い開始●『コスモバイオ Eニュース』配信スタート●学会展示会 出展のご案内●キャンペーン情報●メーカー新カタログ紹介

ギンリョウソウ(銀竜草)実は、これは「銀竜草」という腐生植物で、そ

の名が示す“銀の竜”という形状が印象的。葉緑素を持たず、また葉が退化し、鱗状になっていることなどから、このような姿をしています。腐生植物とは腐葉土に共生している菌類が関係しているようですが、解明はまだ、されていないようです。想像上の動物“竜”は、神話の中で雲や雨を自在に支配する力を持つとされています。森の竜「銀竜草」、実は菌類を自在に操り、様々な姿に変身していたりして……。そういえば、別名はユウレイタケ。想像を巡らせると、様々な発想が出てきませんか。

May 2005 Number 50 Contents50特集

細胞内小器官アブカム社 カルレティキュリンとカルネキシン………………………………………1商品アブカム社の細胞内小器官マーカー抗体…………………………………………………3商品ProteoExtractTM 細胞分画キット S-PEK ……………………………………………6商品細胞内画分局在化染色キット ………………………………………………………………7商品細胞画分タンパク質抽出キット ……………………………………………………………8商品アクチンタンパク質 …………………………………………………………………………8トピックスサイトスケルトン社のアッセイキット………………………………………………………8

Page 3: May 2005 細胞内小器官...2 Cosmo B io News No.50 Cosmo B News No.50 3 小胞体;Endoplasmic Reticulum(ER) 小胞体タンパク質の多くは、分子シャペ ロンとして作用したり、ポリペプチドの適

2 Cosmo Bio News No.50 3Cosmo Bio News No.50

■小胞体;Endoplasmic Reticulum(ER)

小胞体タンパク質の多くは、分子シャペロンとして作用したり、ポリペプチドの適切なフォールディングや多サブユニットタンパク質の凝集に関与したりしています。Lys-Asp-Glu-Leu(KDEL)配列かこれと非常に良く似た配列が、可溶性小胞体(ER)内タンパク質や幾つかの膜タンパク質のC末端に存在し、タンパク質のER内保持に必須となっています。

カルネキシン;Calnexin(CNX)カルネキシン(Calnexin, CNX)は、IP90、p88、p90とも呼ばれ、小胞体(ER)膜に必須の、約90kDaのタンパク質です。このカルネキシンは、ER内で不完全もしくは不適切にフォールドされたタンパク質を保有するシャペロンであることが示されており、ER内腔の大ドメイン(461アミノ酸)、膜貫通領域(22アミノ酸)、細胞質テイル(89アミノ酸)から成ります。

GRP 7878kDaのグルコース調節タンパク質(78kDa Glucose

GRP 94グルコース調節タンパク質94(Glucose Regulated Protein94, GRP 94)は、特徴的なKDEL配列を持つER常在性のタンパク質です。フォールディングされていないタンパク質が蓄積すると誘導されるため、種々の新規に合成された分泌物や膜タンパク質と一時的に結合したり、変異もしくは欠陥タンパク質と持続的に結合したりすると考えられます。

PDI多くの細胞外タンパク質の三次元構造は、ジスルフィド結合によって安定化され、ER内にしばらく留まります。これまでの研究によって、プロテインジスルフィドイソメラーゼ(Protein DisulphideIsomerase, PDI)として知られるミクロソーム酵素が、タンパク質中のジスルフィド結合の還元と同様に、ジスルフィド結合の形成や異性化に関与していることが示されてきました。チオールとタンパク質間のジスルフィドの交換を触媒するPDIはまた、ジスルフィド結合の還元にも役割を果たすことから、チオール:タンパク質-ジスルフィド オキシドレダクターゼやグルタチオン:インスリン トランスヒドロゲナーゼにも属します。PDIもまた、そのC末端にKDEL配列を持っています。

カルレティキュリン;Calreticulin(CRT)カルレティキュリン(Calreticulin, CRT)は、平滑筋小胞体(SR)や非筋肉小胞体(ER)膜に見られる主要なカルシウム結合タンパク質で、特徴的なKDEL配列によって、そこに保持されています。最近の研究では、カルレティキュリンが核内ホルモンレセプターや分子シャペロンとして働くことによって、転写制御を制御しているのではないかともいわれています。

タンパク質の研究と同様に、それらの機能をさらに裏付ける細胞内局在に関する研究も盛んになっています。この研究には、局在がすでに分かっているタンパク質をマーカーとして利用することが必要であり、細胞内小器官(サブセルラー・オルガネラ)マーカー抗体を、蛍光染色や酵素アッセイの代わりに用いるのも1つの方法です。細胞内小器官マーカー抗体は一般に、免疫蛍光染色・免疫組織染色やウェスタンブロッティングに利用して目的のタンパク質を同定するために用います。さらに、非共焦点・共焦点蛍光顕微鏡を用いて、細胞内のその局在パターンを見ることもできます。これらのパターンを的確に解釈すれば、目的のタンパク質と結合している細胞内小器官や、タンパク質相互作用が起こっていると考えられる細胞内領域を同定することができます。免疫蛍光染色を行う場合、どの細胞内小器官に目的のタンパク質が残っているかどうかを調べることは難しい場合もあるため、これらの抗体は、細胞内小器官や細胞内へのタンパク質の局在決定にきっと役立つでしょう。

アブカム社の細胞内小器官マーカー抗体アブカム社の細胞内小器官マーカー抗体

特集 細胞内小器官

Regulated Protein/BiP, GRP 78)は、~70kDaの熱ショックタンパク質(HSP 70)ファミリーに属します。このタンパク質はER常在性で、新規に合成された分泌物や膜タンパク質と一時的に結合したり、ミスフォールドされた変異もしくは欠陥タンパク質と持続的に結合したりすることで、ER内腔からそれらが排出されるのを防いでいると考えられています。

カルネキシン抗体(品番:AB2798)を用いた、ヒト(U2OS)細胞のIF解析

カルレティキュリン抗体(品番:AB14234)を用いた、NRK細胞のIF解析

PDI抗体(品番:AB5484)を用いた、ラット上皮細胞中のPDI局在決定

品 名 品 番 包 装 希望販売価格AB2798AB2908AB2909AB14234AB2902AB13509AB2791AB12225AB5484AB2792AB4644AB2898AB12223

100 E100 E100 E50 B100 B50 B100 E100 B100 E100 E250 E100 B100 B

¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000

Anti CalnexinAnti CalreticulinAnti CalreticulinAnti CalreticulinAnti Grp 78Anti GRP94Anti Grp 94Anti PDIAnti PDIAnti PDIAnti PDI1Anti KDELAnti KDEL

AbCam Limited 略号ACM

適 用種交差WB, IF, IC, IP, IEM

WBIHC(f), WB

IC, IF, IHC, WBIF, IP, WB

IC, IHC, IP, WBIF, IP, WBIC, IP, WBIHC, IP, WB

IF, IHC(f), IHC(p), IP, WBIF, WBIF, IP, WBWB, IC, ELISA

HUHU, RAB, Rat, MS, CAN, HAMHU, MS, Rat, CAN, HAMHU, MS, Rat, BOV, RAB

HAM, MS, RatHU, MS, Rat, BOV, CANMS, Rat, BOV, CHK, HAM

HU, MS, Rat, XEN, BOV, CHK, CAN,Pig, HAM, MKY, POR, SHPHU, MS, HAM, RatHU, Rat, MS, HAMS.cerevisiaeMS, Rat, HAM

免疫動物(クローン)Mouse(AF18)ChickenChickenChickenRabbitRabbitRat (9G10)Mouse (1D3)Mouse(RL77)Mouse (RL90)Mouse (38H8)Rabbit

Mouse(10C3)→アブカム社全体の売り上げの、Top100に入る商品です。 →アブカム社全体の売り上げの、Top500に入る商品です。

カルネキシンとカルレティキュリンにおける

構造と機能の関係

カルネキシンの可溶性ER内腔部分の三次元構造は、140Åのヘアピン構造(リピートモチーフにより形成される伸長アームを持つ)と、βシート球状ドメインからなると解明されました(14)。伸長したアーム部分は、特定の基質に対応するようにカーブし、開口部を形成しています。カルネキシンのグルコース結合部位は、球状ドメインの表面にあり、伸長したアームと向き合っています(14)。この球状ドメインには、Ca2+結合部位と1つのジスルフィド結合もあります(14)。また、別のジスルフィド結合が、伸長したアームの先端付近にもあります(14)。カルレティキュリンの三次元構造モデルは、Nドメインが球状で、グルコース結合部位とジスルフィド架橋を含んでいると推測されています。Pドメインもまた、カルネキシンで同定された独特のアームを持っていると推測されます。カルレティキュリンとカルネキシンの球状Nドメインは、アーム部分のPドメインと共に、機能的な“タンパク質フォールディングの各要素”を形成しているのかもしれません。酸性度の高いカルレティキュリンのC末端は、高いCa2+結合能を有し、in vivo で、ER内腔のCa2+貯蔵に関与しています(11)。カルレティキュリンに結合したCa2+は、結果としてERのCa2+貯蔵能を変化させ、タンパク質のシャペロン機能に影響を与えることにより、分泌経路の“品質管理”を行います(2)。カルレティキュリンは、他のERシャペロンと共にCa2+様式に関与し、それらの機能を調節しています(2)。

カルレティキュリン欠損マウスと心臓病の病変

カルレティキュリンの欠損は、心臓形成中に障害を引き起こすため、胚性致死となります(8)。crt-/-胚から分離された細胞は、Ca2+の解離によって誘導される作用物質が正常に作用しないためにNF-ATc1、Mef2c、p53のような転写因子の核内への輸送が阻害されます。これにより、アポトーシスに対する感受性の変性、カルネキシンの機能障害、及びフォールディングされていないタンパク質の応答(UPR)の活性化が、カルレティキュリン欠損による主な現象として、ERや細胞機能に現れます。crt-/-マウスが、心臓内で活性型カルシニュリンが構成的に発現することによって救われているものの4)、生後7~35日で、重症の出生後疾患を発症してしまうことは注目すべき点です(4)。心臓でのカルシニュリン発現によって救われて

図2 カルネキシンとカルレティキュリンの構造モデル

カルレティキュリンドメインの概略図(左側)とCNXの結晶学的研究に基づいたカルネキシンのモデル(右側)が示されています。黄色の丸はS-S架橋を形成するシステインを表します。推定されるグルコース結合部位が示されています(14)。

カルネキシンの欠損

カルネキシンの欠損は、胚性致死を引き起こしません(3)。カルレティキュリンとの構造や機能の類似性を考えると、これは非常に面白いことです。cnx-/-動物は、モーター機能に障害を起こし、生後5週間以内で死に至ります(3)。カルレティキュリンとカルネキシン遺伝子のノックアウトマウスを用いた研究により、これらのタンパク質が、互いの欠損を補うことはできないと示されたことから、それらが各々ユニークな機能を持っていると推測されます。カルレティキュリンとカルネキシンの分子シャペロン機能は、cnx-/-及びcrt-/-マウスで、部分的な表現型しか示さないのかもしれません。

【参考文献】1. O. Baumann, B. Walz, Endoplasmic reticulum of animal cells and its organization intostructural and functional domains, Int. Rev. Cytol. 205 (2001) 149-214.

2. E.F. Corbett, K.M. Michalak, K. Oikawa, S. Johnson, I.D. Campbell, P. Eggleton, C. Kay, M. Michalak, The conformation of calreticulin is influenced by the endoplasmicreticulum lumenal environment, J. Biol. Chem. 275 (2000) 27177-27185.

3. A. Denzel, M. Molinari, C. Trigueros, J.E. Martin, S. Velmurgan, S. Brown, G. Stamp, M.J. Owen, Early postnatal death and motor disorders in mice congenitally deficient in calnexin expression, Mol. Cell. Biol. 22 (2002) 7398-7404.

4. L. Guo, K. Nakamura, J. Lynch, M. Opas, E.N. Olson, L.B. Agellon, M. Michalak, Cardiac-specific expression of calcineurin reverses embryonic lethality in calreticulin-deficientmouse, J. Biol. Chem. 277 (2002) 50776-50779.

5. C. Hammond, I. Braakman, A. Helenius, Role of N-linked oligosaccharide recognition,glucose trimming, and calnexin in glycoprotein folding and quality control, Proc. Natl.Acad. Sci. U.S.A. 91 (1994) 913-917.

6. C.A. Jakob, E. Chevet, D.Y. Thomas, J.J. Bergeron, Lectins of the ER quality controlmachinery, Results Probl. Cell Differ. 33 (2001) 1-17.

7. M.R. Leach, M.F. Cohen-Doyle, D.Y. Thomas, D.B. Williams, Localization of the Lectin,ERp57 Binding, and Polypeptide Binding Sites of Calnexin and Calreticulin, J. Biol.Chem. 277 (2002) 29686-29697.

8. N. Mesaeli, K. Nakamura, E. Zvaritch, P. Dickie, E. Dziak, K.-H. Krause, M. Opas, D.H.MacLennan, M. Michalak, Calreticulin is essential for cardiac development, J. Cell Biol.144 (1999) 857-868.

9. M. Michalak, E.F. Corbett, N. Mesaeli, K. Nakamura, M. Opas, Calreticulin: one protein,one gene, many functions, Biochem. J. 344 (1999) 281-292.

10. K. Nakamura, M. Robertson, G. Liu, P. Dickie, J.Q. Guo, H.J. Duff, M. Opas, K.Kavanagh, M. Michalak, Complete heart block and sudden death in mouse over-expressing calreticulin, J. Clin. Invest. 107 (2001) 1245-1253.

11. K. Nakamura, A. Zuppini, S. Arnaudeau, J. Lynch, I. Ahsan, R. Krause, S. Papp, H. DeSmedt, J.B. Parys, W. Muller-Esterl, D.P. Lew, K.-H. Krause, N. Demaurex, M. Opas, M.Michalak, Functional specialization of calreticulin domains, J. Cell Biol. 154 (2001)961-972.

12. J.D. Oliver, F.J. van der Wal, N.J. Bulleid, S. High, Interaction of the thiol-dependentreductase ERp57 with nascent glycoproteins, Science 275 (1997) 86-88.

13. W.J. Ou, P.H. Cameron, D.Y. Thomas, J.J.M. Bergeron, Association of foldingintermediates of glycoproteins with calnexin during protein maturation, Nature 364(1993) 771-776.

14. J.D. Schrag, J.J.M. Bergeron, Y. Li, S. Borisova, M. Hahn, D.Y. Thomas, M. Cygler, Thestructure of calnexin, an ER chaperone involved in quality control of protein folding, Mol.Cell 8 (2001) 633-644.

15. M.Y. Sherman, A.L. Goldberg, Cellular defenses against unfolded proteins: a cellbiologist thinks about neurodegenerative diseases, Neuron 29 (2001) 15-32.

16. E.S. Trombetta, The contribution of N-glycans and their processing in the endoplasmicreticulum to glycoprotein biosynthesis, Glycobiology 13 (2003) 77R-91.

17. F.E. Ware, A. Vassilakos, P.A. Peterson, M.R. Jackson, M.A. Lehrman, D.B. Williams,The molecular chaperone calnexin binds Glc1Man9GlcNAc2 oligosaccharide as aninitial step in recognizing unfolded glycoproteins, J. Biol. Chem. 270 (1995) 4697-4704.

18. Y. Yoshida, T. Chiba, F. Tokunaga, H. Kawasaki, K. Iwai, T. Suzuki, Y. Ito, K. Matsuoka,M. Yoshida, K. Tanaka, T. Tai, E3 ubiquitin ligase that recognizes sugar chains, Nature418 (2002) 438-442.

19. A. Zapun, N.J. Darby, D.C. Tessier, M. Michalak, J.J.M. Bergeron, D.Y. Thomas,Enhanced catalysis of ribonuclease B folding by the interaction of calnexin orcalreticulin with ERp57, J. Biol. Chem. 273 (1998) 6009-6012.

いる、カルレティキュリン欠損動物では、コレステロール、脂質、及び糖質の代謝に、深刻な代謝問題が発生し続けています。これらのマウスにおける代謝異常の根本的な原因はまだ解明されていませんが、多くの代謝プロセスが、ER機能に関与することが示されています。カルレティキュリンの発現は胚性の心臓で多く、生後急激に

減少しますが、これは恐らく、カルレティキュリン遺伝子の転写制御によるものです。トランスジェニックマウスの心臓におけるカルレティキュリンの高発現は、出生後、早い時期での死をもたらします。心臓でカルレティキュリンを過剰発現する動物は、徐脈性の洞結節機能障害と完全な心ブロックを発症し、難治性の心臓障害により死に至ります。このことは、カルレティキュリンが心臓の伝導システムの病態に役割を果たすことを示しています(10)。

アブカム社ホームページからは、各細胞内小器官マーカーの詳細情報をご覧いただけます。

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4 Cosmo Bio News No.50 5Cosmo Bio News No.50

特集 細胞内小器官

■エンドソーム;Endosome

初期エンドソーム(Early endosomes, EEs)は、細胞外化合物を細胞膜かリソソームのどちらへ再分配するかを決定する、細胞内小胞を融合した細胞内画分です。内部pHは5.9~6.0と低く、レセプターの解離を刺激したり、それらの原形質膜への再利用を可能にしたりしています。後期エンドソームはpHが5.0~6.0へ落ち続けることで形成されます。トランスゴルジ由来の小胞は、後期エンドソームへの消化酵素の運搬も行うことにより分解されます。

AP1G1AP1G1は、クラスリン結合のアダプタータンパク質(AP)複合体1のサブユニットの1つで、後期ゴルジ/トランスゴルジ網(TGN)と、もしくはエンドソームに、タンパク質を分類する役割があります。AP複合体は、クラスリンの膜へのリクルートと、膜貫通型分子の細胞質テール中の分類シグナルを認識することを仲介しています。

EEA1初期エンドソーム抗原1(EEA1)は、初期エンドソームに特異的な162kDaの膜結合型コイルドコイルタンパク質コンポーネントで、初期エンドサイトーシス小胞間の融合に必須です。このタンパク質は、初期エンドソーム要素の繋ぎ止めに中心的な役割を果たし、SNAREタンパク質のシンタキシン(syntaxin)ファミリーと、直接相互作用します。EEA1のN末端及びC末端には、核酸結合タンパク質に見られるジンクフィンガー様ドメインが存在します。このドメインは、確証的な亜鉛結合ドメインでもあり、EEA1

MPR1つか2つのマンノース6リン酸(man6P)部位を含むリソソーム酵素は、300kDaのカチオン非依存的マンノース6リン酸レセプター(MPR)に相互結合されるサイクルにより、細胞内を移動します。MPRは、新規に合成されたリソソーム酵素を、TGNと後期エンドソーム/初期エンドソーム間で循環・輸送します。また、クラスリンコートされた小胞を経由して、細胞質膜と初期エンドソーム間の、細胞外のリソソーム酵素の循環・輸送も行います。MPRタンパク質の大部分は、細胞外/ルーメンドメインに存在します。これらの細胞画分間の、MPRプールの完全な循環は、3時間ごとに行われます。MPRの安定状態での配分は、大部分が後期エンドソーム内であり、それより少ない割合でトランスゴルジ網に、~5~10%が細胞表面になります。MPRは、man6Pへの結合活性に加えて、タイプⅡのインスリン様成長因子に対して離れた結合部位を含んでいるため、man6PとIGF-Ⅱを同時に結合させることができます。レセプターの細胞外部分は15個のリピート部分を含んでおり、ダイマーとして膜内に埋まってい ま す。2 分 子 のMan-6-PがMPRに結合するため、ダイマー当たり4分子のMan-6-Pが結合することになります。

■アクチン;Actin

アクチンは、種間で高度に保存されており、α、β、γの主な3つのアイソタイプがあります。それぞれのアイソタイプ間では90%以上の相同性を示し、ある特定のグループ間では、それが98%にもなります。アクチンのアイソフォームは、全配列では90%よりも高い相同性を示しますが、N末端側の18残基では、50~60%しかありません。主な抗原性領域となりうるアクチンのN末端領域は、ミオシンのような他のタンパク質とアクチンの相互関係に関与するかもしれません。様々な種の細胞や組織中のアクチンは、免疫学的特性や物理的特性が非常によく似ています。全ての真核生物には、次の6つのアイソフォームがあります。αアクチン3種類(心筋、平滑筋、細胞骨格)、βアクチン、γアクチン2種類(平滑筋、筋肉以外)。最も相同性の低い領域は、N末端の30アミノ酸です。

MPR抗体(品番:AB2733)を用いた、ヒト(U2OS)細胞のIF解析(後期エンドソーム)

MPR抗体(品番:AB2733)を用いた、凍結切片でのIHC解析(後期エンドソーム)EEA1抗体(品番:AB2900)を

用いた、HeLa細胞中のEEA1の局在決定(初期エンドソーム)

品 名 品 番 包 装 希望販売価格AB3706AB14453AB2900AB15846AB16417AB2733

100 B50 B100 B200 E100 B100 B

¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000

Anti AP1G1Anti EEA1Anti EEA1Anti EEA1Anti Mannose 6 Phosphate ReceptorAnti Mannose 6 Phosphate Receptor

AbCam Limited 略号ACM

適 用種交差WB

ELISA, IC, IP, WBIF, WBIF, IP, WBIC, WB

IF, IHC(f), WB, IP

HU, MS, RatHU, MS

HU, MS, Rat, CAN, HAMHU, Primates, RAB, Rat

HU, MS, RatHU, BOV, Primates

免疫動物(クローン)GoatRabbitRabbitRabbitChicken

Mouse(2G11)

アクチンは多くの細胞(特に筋細胞)に高頻度で存在し、細胞の構造や運動に重要な役割を担っています。Globular-actin(G-アクチン)は、生理学的条件下で直ちに縮合し、ATPの加水分解を伴ってFilamentous-actin(F-アクチン)を形成します。F-アクチンは二重らせん状繊維で、細胞骨格の一部を形成したり、運動を促進したり、細胞分裂中に作用するなど様々な役割を持っています。また、アクチンのように、様々なタイプの細胞で高レベルかつ構成的に発現しているタンパク質は、ローディングコントロールとして用いることが可能です。ローディングコントロールとは、ウェスタンブロット等で用いるポジティブコントロールです。

品 名 品 番 包 装 希望販売価格AB6276

AB6277

AB3280

AB8226

AB8227AB16039AB14001AB13822AB8229

100 E

100 E

500 E

200 E

50 E500 E50 B200 E100 E

¥71,000

¥71,000

¥71,000

¥71,000

¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000

Anti β-Actin

Anti β-Actin

Anti β-Actin

Anti β-Actin

Anti β-ActinAnti β-ActinAnti β-ActinAnti β-ActinAnti β-Actin

AbCam Limited 略号ACM

適 用種交差WB, IHC(p), IHC(f), IF, IC,ELISA, IEM, IB, ControlIC, IF

IF, IP, WB

WB, Control

WBWB, IHC(p)IC, IHC, WBWBWB

HU, MS, Rat, BOV, RAB, POR, CHK, CAN, SHP, G. Pig,FEL, Cyprinus carpis, Drosophila, Leech, GoldfishHU, MS, Rat, BOV, RAB, POR, CHK, CAN, SHP, G. Pig,FEL, Cyprinus carpis, Drosophila, LeechHU, MS, Rat, BOV, RAB, POR, CHK, CAN,Dictyostelium discoideumHU, MS, Rat, BOV, CHK, CAN, POR, RAB, HAM, G. Pig,EQ, SHPHU, MSHU, MS, Rat, RAB, FEL, CHK, CAN, Drosophila, G. PigHU, MS, Rat, BOV, RAB, CHKHU, MS, Rat, RAB, XEN, BOV, CHK, CAN, Fish, Chinese HAMHU

免疫動物(クローン)Mouse(AC15)Mouse(AC15)Mouse(ACTN05 (C4))Mouse(mAbcam 8226)RabbitRabbitChickenChickenGoat

品 名 品 番 包 装 希望販売価格AB9484AB9482AB4074

AB7291AB11303

AB7287AB6046AB6160AB14744AB14734AB3434

100 E100 E200 E

100 B100 E

200 E200 E100 B100 B100 B100 B

¥71,000¥71,000¥71,000

¥71,000¥71,000

¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000

Anti GAPDHAnti GAPDHAnti α Tubulin

Anti α TubulinAnti α Tubulin

Anti β TubulinAnti β TubulinAnti TubulinAnti COXIVAnti VDAC1 / PorinAnti VDAC1 / Porin

AbCam Limited 略号ACM

種交差HU, MS, Rat, XEN, BOV, CHK, CAN, POR, RAB, Chinese HamsterHU, MS, Rat, RAB, XEN, BOV, CHK, CAN, POR, Chinese HamsterHU, MS, Rat, XEN, BOV, Zebrafish, CHK, Chimpanzee, MKY, POR,Chinese HamsterHU, MS, Rat, BOV, POR, CHK, G. Pig, Gerbil, XENHU, MS, Rat, BOV, CHK, Goat, MKY, HAM, Fungi, Yeast, Gerbil, Sea Urchin, Potoroo, TobaccoCHK, BOV, Gerbil, G. Pig, HU, MSHU, MS, Rat, CHK, Chinese Hamster, XEN, Zebrafish, PORMAM, S. cerevisiae, Schizosaccharomyces pombeHU, MS, Rat, BOVHUHU, MS, Rat

免疫動物(クローン)Mouse(mAbcam 9484)Mouse(mAbcam 9484)Rabbit

Mouse(DM1A)Mouse(DM1A)

Mouse(DM1B)RabbitRat(YL1/2)Mouse(20E8)Mouse(20B12)Rabbit

βアクチン抗体(品番:AB6276)を用いたIF解析

Don't be a Western cowboy, use a loading control!

βアクチン抗体(品番:AB6276)をローディングコントロールとして用いた、ウェスタンブロット解析ラット脳のホールセルライセート(10b)と、1mM db cAMP もしくは 1mMdb cAMP +1μM ラットガラニン(2b)で2日間処理したラットVM培養細胞、及び未処理のVM培養細胞を、サンプルに用いた。ローディングコントロールを用いることで、目的のシグナル強度を正規化し、定量的な結果が得られる

の細胞内局在性に重大な意味を持っています。EEA1の膜との結合は、EEA1の初期エンドソームからの解離を抑制するフォスファチジル3キナーゼ活性に依存することが示されています。

●クロマチン関連抗体ヒストン修飾マップの他、世界各地で開催されるクロマチン構造と機能に関する学術ミーティングの情報もご覧いただけます。

●ニューロサイエンス関連抗体多数の解析画像や、ホットなトピックスもご覧いただけます。

●核シグナリング関連抗体今後最も注目されるであろう、“核シグナリング”をカテゴライズし、新商品もぞくぞく追加中です。

●ステムセル関連抗体様々な使用方法や使用例、関連したトピックスもご覧いただけます。

アブカム社は、1998年、ケンブリッジ大学のジョナサン・ミルナー博士によって設立されました。博士は(恐らく多くの研究者がそう感じているように)、自分の研究に必要な抗体を探して選択するのに多くの時間を費やし、効率の良い研究が行えないことが不満でした。さらに、信頼性のある商品が少ないことや、ユーザーサポートが不十分であることにも問題があると感じていました。博士自身の、これらの苦い経験に基づいて設立されたアブカム社は、お客様に信頼される商品、満足されるサービスやテクニカルサポートの提供を目指しています。会社設立以来、7年間で商品数は13,000を超え、50カ国以上の国々の研究者に商品をお届けしています。ライフサイエンスの研究者から、第1に指名される抗体サプライヤーとなるべく、次の3原則を掲げています。① Informativeユーザー使用実績の掲載と、Q&Aの充実化!② Fastインターネット上で、最新の商品検索!③ Helpful抗体や試薬販売に経験豊富な技術者・研究者を揃え、様々な研究を支援!

注目商品

●ライフサイエンス研究用抗体

●二次抗体

●タンパク質&ペプチド

●ローディングコントロール

取り扱い商品

アブカム社 AbCam Limited

充実したテクニカルサービスと丁寧なカスタマーサービスメーカー�紹 介�メーカー�紹 介�

メーカー略号:ACM

ジョナサン・ミルナー社長Dr. Jonathan MilnerChief Executive Officer/Founder of Abcam

今年4月に引っ越したばかりの、アブカム社 新社屋 社内の様子以前より広く快適な新社屋で、ますます充実したサービスをご提供!

弊社では、今年の2月9日、アブカム社の共催で第1回クロマチン・フロンティアーズ・ジャパンを開催いたしました。本誌24ページのセミナーレポートもご覧ください。

■関連商品 ローディングコントロールβアクチン抗体以外に、下記の抗体がローディングコントロールとして用いられます。

→アブカム社全体の売り上げの、Top100に入る商品です。 →アブカム社全体の売り上げの、Top500に入る商品です。

Page 5: May 2005 細胞内小器官...2 Cosmo B io News No.50 Cosmo B News No.50 3 小胞体;Endoplasmic Reticulum(ER) 小胞体タンパク質の多くは、分子シャペ ロンとして作用したり、ポリペプチドの適

6 Cosmo Bio News No.50 7Cosmo Bio News No.50

特集 細胞内小器官

動物細胞から細胞質-膜-核-骨格に4ステップで分画抽出!

ProteoExtractTM 細胞分画キット S-PEKProteoExtractTM 細胞分画キット S-PEK

細胞内画分の局在はタンパク質の機能を知るうえで重要な鍵となります。細胞内部には10,000個以上の細胞内骨格繊維が存在し、核、細胞膜、細胞外マトリックス等を付着させています。本システムを用いることで、迅速に数種類の細胞内画分を同時に染色することができ、細胞内画分の局在を観察することができます。

各細胞内画分を同時に染色!

細胞内画分局在化染色キット細胞内画分局在化染色キット

プロトコール抗体を用いた蛍光染色1.固定剤を用いて培養細胞を固定する(例;4% パラホルムアルデヒド in PBSを用いて、室温で15~20分間)。スライドウェル当たり、30~100eアプライする。

2.洗浄バッファー(1×)で、2回洗浄する。3.0.1% Triton X-100を用いて、室温で10~20分間、細胞の透過処理を行う。

4.洗浄バッファー(1×)で、2回洗浄する。

特長●抗体と染色剤による2種類の方法を用いるため、複数の細胞内画分を同時に検出することができます。●Vinculin抗体は、ウシ、ヒト、ブタ、ウサギ、マウス及びサルの培養細胞の染色にお使いいただけます。

※ミトコンドリア抗体及びゴルジ領域抗体は、ヒト特異的です。

構成内容●Vinculin抗体(マウスモノクローナル)●Golgi-Zone抗体(マウスモノクローナル)●Mitochondria抗体(マウスモノクローナル)●ER染色試薬●Goat Anti-Mouse IgG-FITC●ローダミン標識ファロイジン(アクチン脱重合阻害剤)●DAPI染色溶液

使用目的ヒト培養細胞内のマイクロフィラメント、ゴルジ体、ミトコンドリア、小胞体、アクチン細胞骨格及び核を、簡単な操作で染色するためのキットです。

5.室温で30分間ブロッキング溶液を使用し、スライドウェル当たり30~100eアプライする。

6.PBS(1×)を用いて適当な濃度に希釈した抗体と共に、室温で1時間、加湿室内でインキュベートする。

※推奨希釈率は、Vinculin抗体が1:100~1:500、ゴルジ領域抗体とミトコンドリア抗体が1:20~1:30。

7.洗浄バッファー(1×)で、3回洗浄する(各5~10分間)。8.FITC標識二次抗体を、ウェルに30~100eアプライし、室温で30~45分間、加湿室内・暗所でインキュベートする。

9.洗浄バッファー(1×)で、3回洗浄する(各5~10分間)。10.マウンティング溶液を用いて、蛍光標識された細胞の標本を作製する。

11.蛍光顕微鏡で観察する。※FITC/蛍光標識細胞の観察には、520nmフィルターを用いる。

ER染色試薬を用いた蛍光染色1.~4.は、抗体を用いた場合と同様。5.PBS(1×)を用いて適当な濃度に希釈した染色液と共に、37℃で30~45分間、加湿室内でインキュベートし、スライドウェル当たり30~100eアプライする。※推奨希釈率は、ローダミン標識ファロイジンが1:100~1:1000、DAPIが1:1000、ER染色試薬が0.3b/f(1:3000)。

6.洗浄バッファー(1×)で、3回洗浄する(各5~10分間)。7.マウンティング溶液を用いて、蛍光標識された細胞の標本を作製する。

8.蛍光顕微鏡で観察する。※ERにはFITC/蛍光フィルター(520nm)、ローダミン標識ファロイジンには602nmフィルター、DAPIには456nmもしくはFITCフィルターを用いる。

共焦点蛍光顕微鏡で観察したNIH-3T3細胞のアクチン細胞骨格(A)ローダミン標識ファロイジンを用いてF-アクチンを

検出(B)Vinculin抗体とHRP標識二次抗体を用いて示す、

接着斑(focal contact)(C)DAPIを用いた、核の対比染色(D)ローダミン標識ファロイジン(A)、Vinculin抗体(B)、

DAPI(C)のモノクロ画像を重ねて表示

転写因子NFκBの核内移行を追跡した例TNFαで刺激したA431細胞において、転写因子NFκBが刺激後に核に移行するタイムコースを解析。各バーはS-PEKキットで分画した細胞質・膜/オルガネラ・核・細胞骨格画分を抗NFκB(p65, RelA)抗体でイムノブロット定量した結果を示す。

タンパク質の局在性分画例SAOS2細胞株を分画し、各タンパク質がどの画分に存在するかをウェスタンブロッティングにより調べた。

共焦点蛍光顕微鏡で観察したCOS-7細胞の局所接着とアクチン細胞骨格ローダミン標識ファロイジン(アクチンフィラメントを染色)、Vinculin抗体(接着斑を染色)、DAPI(核を染色)の3種類を用いて、それぞれを検出

MG-63細胞のER、ゴルジ、ミトコンドリアの蛍光顕微鏡画像(A)ER染色試薬による染色 (B)ゴルジをGolgi-Zone抗体で染色 (C)ミトコンドリアをmitochondria抗体で染色

Chemicon International Inc. 略号CMN

品 名 品 番 包 装 希望販売価格SC100 1 kit ¥87,000細胞内画分局在化染色キット Subcellular Structure Localization Kit

EMD Bioscience, Inc.(Former Calbiochem) 略号CBC

品 名 品 番 包 装 希望販売価格539790 1 kit ¥68,000ProteoExtractTM Subcellular Proteome Extraction Kit (S-PEK)

特長●動物細胞のプロテオームを4つの画分に分画します。●超遠心を行う必要はなく、操作時間は約2時間です。●高い再現性があります。●機能を保ったタンパク質も得られます。●微量タンパク質の検出、及び細胞内局在の移動を検出できます。●得られたタンパク質は、二次元電気泳動にも使用可能です。

4ステップの分画抽出

■操作手順

■実験例

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9Cosmo Bio News No.508 Cosmo Bio News No.50

プロテオミクス機能解析の課題として、タンパク質複合体の混合物を定量的に分離することや、様々な細胞内小器官の局在解析が挙げられます。これには、組織や細胞からの細胞画分抽出が標準化され、再現性の高い操作である必要があります。

細胞質・核・膜・細胞骨格タンパク質を、簡単に分離!

細胞画分タンパク質抽出キット細胞画分タンパク質抽出キット

使用目的哺乳類の組織や細胞から、細胞質・核・膜及び細胞骨格タンパク質を分画するための、簡単かつ効果的なキットです。5aの組織、もしくは125×106個の細胞からのタンパク質を、4つに分画するのに充分な試薬が含まれています。結果は、SDS-PAGEや特異的マーカーを用いたイムノブロッティングにより、解析できます。

構成内容●バッファー5種類●プロテアーゼインヒビターカクテル(×50)

適用●翻訳後修飾の検出や、ターゲットタンパク質の細胞内局在解析に。●含有量の少ないタンパク質を濃縮し、視覚化及びその後の解析に。●細胞骨格タンパク質の研究に。

●哺乳類組織や培養細胞からの核抽出物を用いて、転写因子等のDNA結合タンパク質の研究に。●細胞質画分を用いて、可溶性タンパク質の研究に。●膜画分を用いて、レセプター等の膜タンパク質の研究に。※核画分をゲルシフトアッセイに用いる際、透析が必要な場合がございます。

ラット大腸組織から抽出した細胞画分タンパク質のSDS-PAGE解析(上図)と各画分特異的マーカーを用いたウェスタンブロッティング(下図)。レーン1:トータルタンパク質、レーン2:細胞質タンパク質、レーン3:核タンパク質、レーン4:膜タンパク質、レーン5:細胞骨格タンパク質

Chemicon International Inc. 略号CMN

品 名 品 番 包 装 希望販売価格2145 1 kit ¥87,000Compartment Protein Extraction Kit

本誌4ページにも掲載されるように、アクチンは種間で高く保存されており、F-アクチン及びG-アクチンには様々な役割があります。サイトスケルトン社では、ヒト及びウサギ由来の各種アクチンを、高純度精製品として、取り揃えております。サイズ違いもございますので、ご照会ください。

高純度精製のアクチンタンパク質です!

アクチンタンパク質アクチンタンパク質

Cytoskeleton 略号CYT

品 名 品 番 包 装 希望販売価格AKL95-BAKL95-CAB07-AAKL99-BAP05-AAPHB-AAPHL95-CAPHL99-CAPHR-AAR05-B

種由来Rabbit

RabbitRabbitRabbitHumanHumanHumanHumanRabbit

1×1 C5×1 C5×20 B2×1 C1×1 C4×10 B1×1 C1×1 C4×10 B10×20 B

¥12,000¥53,000¥37,000¥37,000¥33,000¥35,000¥22,000¥44,000¥34,000¥44,000

Actin Protein (skeletal muscle, >95% pure)

Actin Protein (biotin, skeletal muscle)Actin protein (rabbit skeletal muscle, >99% pure)Actin Protein (pyrene, skeletal muscle)Actin Protein (biotin, platelet non-muscle)Actin Protein (platelet non-muscle, >95% pure)Actin Protein (platelet non-muscle, >99% pure)Actin Protein (rhodamine, platelet non-muscle)Actin Protein (rhodamine, skeletal muscle)

サイトスケルトン社では、アクチンタンパク質/チューブリンタンパク質の他に、これらのアッセイキットや細胞骨格制御のシグナル伝達アッセイキット(Rho、GAP等)も取り揃えております。

シグナル伝達研究で注目のGタンパク質アッセイキットやカイネシン抗体にも新商品が追加されました。細胞・タンパク質研究にお役立ていただけるよう、さらに充実した商品ラインナップとなっております。ご要望がございましたら、弊社商品取扱代理店、または弊社ホームページ上カタログ請求欄よりご請求ください。

サイトスケルトン社のアッセイキット Cytoskeleton只今、ミニカタログ2005配布中!

トピックス�トピックス� メーカー略号:CYT

Cytoskeleton 略号CYT

品 名 品 番 包 装 希望販売価格BK001BK029BK039BK036GAS01-A

1 kit1 kit1 kit1 kit

1×50 A

¥114,000¥107,000¥99,000¥113,000¥38,000

アクチン結合タンパク質スピンダウンアッセイキット Actin Binding Protein Spin-down Biochem Kit微小管結合タンパク質(MAP)スピンダウンアッセイキット Microtubule Binding Protein Spin Down Assay Kit細胞骨格タンパク質分離キット Cytoskeleton Isolation KitRho活性アッセイキット Rho Activation Assay KitRho GAP Protein : catalytic domain GST

新商品&トピックス

ここ2~3カ月内に弊社商品データベースに登録された数多くの

新商品の中から、ユニークで画期的な新商品を選りすぐりご紹介い

たします。

今号は、R&Dシステムズ社より、レセプターチロシンキナーゼ

(RTK)抗体アレイをご紹介しています。また、ご好評いただいてお

りましたアップステート社のキャッチ&リリースが、バージョンア

ップして再登場しました。同社からは、スピンカラムや試薬が全て

セットになった、EZ ChlpTMクロマチン免疫沈降キットも登場です。

新商品をぞくぞくと追加しているスーパーアレイ社のオリゴ

GEArray®にも、ご注目ください。さらに、膜タンパク質の相互作用

解析に最適な、デュアルシステムズ社のDUALmembraneキットは、

創薬関連の研究に大変役立つ商品です。

また、コダック社の注目新商品、Gel Logic 440デジタルイメー

ジングシステムは、室温-40℃まで冷却可能なCCDカメラを搭載し、

長時間の露出にも耐えうる機材となっております。

誌面スペースの都合上、ご紹介できなかった新商品もたくさんご

ざいます。コーヒーブレークにぜひ、コスモ・バイオホームページ

“最新更新情報”欄をご覧ください。

New Products & Topics

特集 細胞内小器官

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新製品&トピックス新しく発売された商品です。 今後の注目商品です。NEW TOPICS

10 Cosmo Bio News No.50 11Cosmo Bio News No.50

品 名Chemiluminescent Detection Substrate

品 番AR004

包 装1 set

希望販売価格¥21,000

●高い特異性交差反応性の低い抗体42種類がキャプチャーされています!(表参照)●迅速測定時間は5時間です!●効率の良さ42種類のRTKを、小さなサンプルサイズで同時にテストできます!●高感度IP-ウェスタンブロットよりも20倍高感度です!●簡便化学発光による検出です!※下記関連商品の化学発光基質が必要です。あわせてご購入ください。

R&D Systems Inc. 略号RSD

品 名レセプターチロシンキナーゼ(RTK)アレイ Phospho-RTK Array

品 番ARY001

包 装1kit

希望販売価格¥58,100

R&D Systems Inc. 略号RSD

レセプターチロシンキナーゼ(RTK)アレイ

特長

●RTK アレイ 4枚●アレイバッファー 1バイアル(21 f)●アレイバッファー 2(5×) 1バイアル(21 f)

構成内容

●WesternGlo A 100f●WesternGlo B 100f

構成内容

各ライセートサンプル中に存在する、42種類の異なるRTKの、チロシンリン酸化を同時に検出するためにデザインされたスクリーニングツールです。迅速かつ高感度な結果を得るための化学発光検出には、特別な装置や免疫沈降・ウェスタンブロットの必要がなく、非常に経済的なアッセイです。本キットには、42種類の異なるRTKに対する抗体がスポットされたニトロセルロース膜4枚、バッファー及び検出用のHRP標識抗体が含まれています。

使用目的

レセプターチロシンキナーゼ(RTK)42種類のリン酸化を同時検出!

只今、キャンペーン中!キャンペーン専用の申し込み用紙からご注文いただくと、上記商品を30% offでご提供いたします。

詳細は、本誌25ページまたは弊社ホームページ上“キャンペーン”欄をご覧ください。(http://www.cosmobio.co.jp/product/campain.asp)

NEW

●細胞内シグナル伝達●細胞内シグナル伝達

スポットされている42種類のRTK抗体EGF R ErbB2 ErbB3 ErbB4 HGF R MSP R PDGF Rα PDGF RβSCF R Flt-3 M-CSF R FGF R1 FGF R2α FGF R3 FGF R4 Insulin RIGF-I R Axl Dtk Mer TrkA TrkB TrkC c-Ret ROR1 ROR2 Tie-1Tie-2 VEGF R1 VEGF R2 VEGF R3 MuSK EphA1 EphA2 EphA3EphA4 EphA6 EphA7 EphB1 EphB2 EphB4 EphB6

測定原理キャプチャー抗体及びコントロール抗体が、ニトロセルロース膜に二重にスポットされています。希釈したセルライセートと本アレイをインキュベートし、リン酸化・非リン酸化RTKの細胞外ドメインが結合した後、結合しなかった物質を洗浄します。その後、HRP標識のリン酸化チロシン抗体(pan)を用いて、活性型レセプターのリン酸化チロシンを化学発光法により検出します

ヒト肝臓のセルライン;HepG2をインシュリン(1B/F)で5分間処理HepG2細胞のインシュリン処理により、インシュリンレセプター(INS R)とIGF-I Rのチロシンリン酸化がそれぞれ、15倍と17倍に活性化された。さらに、EGF Rのチロシンリン酸化のベースレベルが、インシュリン処理によって約3倍に増加しているが、これは、活性化されたインシュリン/IGF-Iレセプターによる転写促進のためと思われる(Roudabush, F.L. et al.(2000)J. Biol. Chem. 275:22583)

ヒトグリア芽腫セルライン;A172を、ヒト肺セルライン;Wi38から条件培地(CM)で15分間処理Gas-6を分泌するWi38細胞から条件培地(CM)でA172細胞で処理することにより、Gas-6レセプター(AXL)のチロシンリン酸化が活性化された。Wi38条件培地はまた、HGF Rのチロシンリン酸化も活性化したが、EGF Rのチロシンリン酸化の高いベースレベルには影響を及ぼさなかった

■関連商品 化学発光基質

WesternGloは、HRP標識二次抗体を用いた高感度なウェスタンブロッティングにお使いいただける、ルミノールベースの化学発光基質です。WesternGlo AとWesternGlo Bの2つの試薬は、50回分(8.5cm×6.5cm)もしくは、2,700cm2分のブロッティングに充分な量が含まれています。

使用目的

●洗浄バッファー(10×) 2バイアル(各21 f)●HRP標識リン酸化チロシン検出抗体 1バイアル(0.05 f)●4ウェル マルチディッシュ 1ディッシュ●透明オーバーレイテンプレート 1テンプレート●プロトコール 1部

6月30日までのキャンペーン価格を表示しています(通常価格¥83,000→30%オフのキャンペーン価格¥58,100)。

●分離と精製●分離と精製

キャッチ アンド リリース v2.0

今回、さらに使いやすく工夫されたキャッチ アンド リリースのバージョンアップ品が新登場しました。キャッチ アンド リリースは、変性させずに抗原抗体複合体を溶出でき、溶出操作で混入しがちな非特異的タンパク質を最小限に抑えます。

スピンカラムを利用したシステムで、迅速かつ再現性のある免疫沈降が可能です! 従来の免疫沈降では問題となっていたアガロースビースを壊すことなく、プロテインA/Gアガロースを洗浄できます。さらに、改良されたレジンにより、抗原抗体複合体とレジンの結合特異性が高まりました。溶出は、非変性もしくは変性バッファーを用いて行うことが可能です。

使用目的

●抗体キャプチャーアフィニティリガンド●Catch and Release® 洗浄バッファー(10X)●Catch and Release® 非変性溶出バッファー(4X)

構成内容

●ウサギ、マウス、ヒツジ、ヤギ抗体でテスト済みです。●ニワトリ抗体、ヒトIgA, IgD, IgE, IgMを使った免疫沈降にはおすすめしておりません。●23種類のタンパク質でテスト済みです(表参照)。●エピトープタグ抗体(Flag, GFP, HA, Myc)でもテスト済みです。

仕様

待望のキャッチ アンド リリースがバージョンアップして再登場!

タンパク質

A.cdk抗体(品番06-505)(Rabbit IgG)

変 性

非変性

B.正常Rabbit IgG(ネガティブコントロール)

Akt-1AUF1Caspase3Caspase6cdk2CREBCyclin B1D4-GDIFAKFRA-1GSK3βHDAC1Jak2MEK1Mib1Myosin Heavty ChainNKG2DNrfPaxillinPhospho-TyrosinePhospho-TyrosinePLC-γ1PP2A

分子量(kDa)6545323433435828125394265130451102205012068――13536

UBI社抗体品番****

06-73506-69106-50506-86305-37306-73105-537****

06-72006-25506-269**

05-716******

05-77706-42705-16305-421

免疫動物

RbRbRbRbMsRbMs

RbRbRb

Ms

MsRbMsMs

弊社ホームページ上“技術情報”欄より、キャッチ アンドリリースのプロトコール・Q&A集・トラブルシューティングをご利用いただけます。

(http://www.cosmobio.co.jp/technical/tech.asp)

NEW

キャッチ アンド リリースでテスト済みのタンパク質一覧

略号:Ms:Mouse, Rb:Rabbit, **:研究者提供の抗体でテスト

解析結果例HeLa細胞のライセートをサンプルとしてcdk2の免疫沈降を行った後、下記に示す画分のサンプルをSDS-PAGEで分離し、イムノブロットを行った。 Aはcdk2抗体を用いた結果で、BはラビットIgGを用いたネガティブコントロールレーン1 flow through(カラムから流れ出た溶液) レーン2 洗浄1 レーン3 洗浄2 レーン4 洗浄3レーン5 溶出1 レーン6 溶出2 レーン7 溶出3 レーン8 cdk2抗体 レーン9 HeLa核抽出液

キャッチ アンド リリース v2.0のスピンカラム従来のスピンカラムと異なり、スピンカラム下部の栓(snap-off bottom plug)を脱着が可能になりました。栓を付け替えることにより、よりスムーズに洗浄・回収を行えます。

品 名Catch and Release® v2.0

品 番17-50017-500A

包 装1 kit(50回分)1 kit( 5回分)

希望販売価格¥81,000¥23,000

Upstate Inc. 略号UBI

●Catch and Release® 変性溶出バッファー(1X)●Catch and Release® v2.0 スピンカラム●Catch and Release® キャプチャーチューブ

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新製品&トピックス新しく発売された商品です。 今後の注目商品です。NEW TOPICS

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NEW

●タンパク質操作●タンパク質操作

EZ ChIPTM クロマチン免疫沈降キット

EZ ChIPTMキットには、哺乳類細胞を用いたクロマチン免疫沈降(ChIP)アッセイに最適化された試薬と、コントロール・バッファー・スピンカラム等、必要なもの全てが含まれています。免疫沈降を行ったクロマチンのDNA領域・遺伝子もしくはプロモーターの検出については、お客様の実験によって決定していただく必要がありますが、プロモーター特異的プライマーを用いた定量PCRをおすすめします。ご使用の際は、使用説明書をよくお読みください。特に、インキュベーション時間やその温度には、ご注意ください。

●簡単スピンカラムを用いてDNA精製を簡単かつ確実に行うため、面倒なフェノール-クロロホルム抽出は必要ありません。●迅速必要な試薬は全て含まれており、試薬調製の手間が省けます。●優れた再現性+/-コントロール用抗体とPCRプライマーを用いて、結果を確認。

特長

●Salmon Sperm DNA/Protein G Agarose●ChIP Dilution Buffer●Low Salt Immune Complex Wash Buffer●High Salt Immune Complex Wash Buffer●LiCl Immune Complex Wash Buffer●Protease Inhibitor Cocktail II●Anti-RNA Polymerase II, clone CTD448●1M Tris-HCl, pH 6.5 ●TE Buffer●0.5M EDTA ●5M NaCl●SDS Lysis Buffer ●10X Glycine●10X PBS ●RNase A●Proteinase K ●1M NaHCO3●10X PCR Buffer ●Control Primers●Normal Mouse IgG ●20% SDS●Spin Filters ●Collection Tubes●Bind Reagent A ●Wash Reagent B●Elution Reagent C

構成内容スピンカラムも試薬類も、全てがセットになりました!

品 名EZ ChIPTM クロマチン免疫沈降キット EZ ChIPTM Chromatin Immunoprecipitation Kit

品 番17-371

包 装22 assay

希望販売価格¥76,000

Upstate Inc. 略号UBI

●分離と精製●分離と精製

Dual TRAPTM リボヌクレオタンパク質(RNP)精製キット

5回の精製に充分な試薬量です。●ストレプトアビジン-アガロースレジン(0.3f)●MS2コート タンパク質-セファロースレジン(0.3f)●RNaseフリー マイクロチューブ(10本)●5× TRAP 精製/溶出バッファー(25f)●pTRAPベクター(1b)●アビジン(1c)●プロトコール※RNase A、RNase T1、DTT、プロテアーゼインヒビター、in vivo 発現ベクターは含まれていません。

種々の非コード(nc)RNA分子の発見に関する最近の論文により、これらの分子の生物学における役割に焦点を当てた様々なアプリケーションが考えられるようになりました。その結果、ncRNAと結合するタンパク質の特徴付けによって、その機能を証明するような“ribonomics”が、ゲノム研究の次の焦点となりうるといわれています。

特定のタンパク質やRNA、その他の小分子とのRNA分子複合体(RNP)を、精製・濃縮するのに非常に便利な、dual RNA taggingシステムを用いたキットです。タグに2つの新規のRNAアプタマーを使用することにより、分離用マトリクスに対する結合が簡単、可逆的かつ高親和性で行えるようになり、従来のRNP精製法で見られた非特異性や、低頻度のタンパク質の精製が困難であるという問題を解決しました。

特長

使用目的

●in vivo アプリケーションによって、天然の環境でRNPを形成することが可能です。●一般的なRNA結合法で起こる、多量に存在する非特異的なタンパク質の分離を防ぎます。●2ステップの精製により、純度は106倍、回収率は約70%と高性能です。●高い親和性と特異性、かつ可逆的な結合が可能なDual RNAアプタマータグにより、その後のアプリケーションにお使いいただけ

構成内容

少ないRNPでも高純度・高回収率で精製!

NEW

る高濃度のRNP画分を精製します。●原核細胞1個あたり1分子、もしくは真核細胞1個あたり100分子という低頻度のRNPでさえ、分離・同定が可能です。

RNA“bait”配列の5'側に位置するS1とMS2タグ。上側はin vitro での、下側はS2細胞もしくはinvivo での発現の場合

精製の流れ

品 名Dual TRAPTM RNP Purification Kit

品 番ASA-100

包 装1 kit

希望販売価格¥256,000

CytoStore Inc. 略号CST

●タンパク質操作●タンパク質操作

膜タンパク質相互作用解析システム DUALmembrane

タンパク質相互作用は、細胞プロセスの全てにおいて不可欠です。例えば細胞質や核では、シグナリング、代謝ネットワーク、タンパク質の代謝回転の他、複製、修復、転写、翻訳等、多くのプロセスが行われています。一方膜では、細胞間または細胞基質間の接着、細胞内または細胞間シグナリング、イオン交換等が行われています。この膜には、全タンパク質の30%を占めるタンパク質が存在し、これらは、現在の医薬品ターゲットの50%にもなっています。しかし、これらのタンパク質が疎水性であることや、膜内でないと凝集してしまうこと、翻訳時もしくは翻訳後修飾を受けていることや、ゲノムワイドのYTHスクリーニングでは膜タンパク質の相互作用がカバーしきれないこと等から、その研究は困難でした。デュアルシステムズ社が開発した“DUALmembrane”キットは、これを解決しました。分割ユビキチンの再構成と酵母Two-Hybridシステムを組み合わせることにより、膜タンパク質や膜関連タンパク質のホモあるいはヘテロな状態での相互作用を、酵母中で見ることができます。

●酵母細胞中で、既知膜タンパク質の二量体形成の確認に。●相互作用ドメインの核となるアミノ酸の絞込みに。●ベイトとして膜タンパクを用いて、cDNAライブラリーのスクリーニングに。●包括的な膜タンパク質相互作用のマッピングに。

適用

●これまでの酵母Two-Hybridシステムでは解析できなかった、不溶性のタンパク質の解析が可能です。●完全長の膜タンパク質や膜関連タンパク質のスクリーニングを行えます。●糖鎖形成やジスルフィド結合などの翻訳後修飾を保持したまま、解析できます。●天然に近い形での、タンパク質の相互作用解析が可能です。

特長

DUALmembraneキット●ベクター及びコントロール用プラスミド11種(各5b)●NMY32 Yeast reporter strain (1×リン酸ナトリウムバッファーに懸濁)MATa his3Δ200 trp1-901 leu2-3, 112 ade2 LYS2::(lexAop)4-HIS3 URA3::(lexAop)8-lacZade2::(lexAop)8-ADE2 GAL4

構成内容

尚、右記リスト以外のcDNAライブラリを用いたスクリーニングのために、デュアルシステムズ社では、高品質で、すぐにお使いいただけるcDNAライブラリ作製のカスタムサービスを行っております。お客様からお送りいただくトータルRNAあるいは、polyA+RNAか

その他

分割ユビキチン法を利用して、膜タンパク質のスクリーニングが可能に!

DUALmembraneスクリーニングの原理ベイトのタンパク質を、ユビキチンのC末端(Cub)と転写因子(LexA-VP16)に融合させた形で発現させる。これと相互作用するタンパク質(プレイ)は、点突然変異を生じさせたユビキチンのN末端(NubG)を融合して発現させるベイトとプレイの相互作用によりNubGとCubが接近し、いわゆる“Split-Ubiquitin”(分割したユビキチン)の再構成が起こる。分割したユビキチンは、ユビキチン特異的プロテアーゼ(UBP)に認識され、CubとLexAVP16間のポリペプチド鎖が開裂するその結果、解離された転写因子が核内に入り、レポーター遺伝子を活性化する。このレポーター遺伝子の発現を測定することにより、タンパク質相互作用の解析が可能となる

正しいベクターの選択方法左側:目的のタンパク質がタイプⅠ(N末端が内腔に、C末端が細胞質側にあるタンパク質)の場合、タイプⅠ用のベクター(pCCW、pCCW-SUC、pCCW-STE)を使用する。これらのベクターは、目的のタンパク質のC末端に、Cub-LexA-VP16を融合させる。発現レベルに応じて、3種類の中から適当なベクターを選択する。右側:C末端が内腔側のタンパク質の場合は、タイプⅡ用のベクター(pNCW)を使用する。このベクターは、目的タンパク質の細胞質側のN末端に、LexA-VP16-Cubを融合させる

品 名DUALmembrane kit

品 番P01001

包 装1 kit

希望販売価格¥780,000

Dualsystems Biotech AG 略号DSB

キットの他に、受託サービスもございます。詳細は、弊社ホームページ上“製品情報”欄をご覧ください。(http://www.cosmobio.co.jp/product/product_DSB_20031111.asp)

品 名HTX β-galactosidase assay kitDS Yeast Transformation kitDUALmembrane Starter Package(DUALmembrameキット及び、上記2商品のセットです)

品 番P01002P01003P09901

包 装1 kit1 kit1 kit

希望販売価格¥50,000¥50,000¥840,000

Dualsystems Biotech AG 略号DSB

TOPICS

●関連商品

品 名Mouse Adult Brain cDNA library / pNubGxS. cerevisiae cDNA library / pNubGxHuman Adult Brain cDNA library / pNubGxJurkat T cells cDNA library / pDSL-N xMouse Adult Heart cDNA library / x-NubGMouse Adult Heart cDNA library / pDSL-NxHuman Adult Kidney cDNA library / x-NubGHuman Adult Liver cDNA library / x-NubGArabidopsis thaliana cDNA library / pDSL-Nx

品 番P02201P02202P02203P02205P02206P02207P02208P02209P02210

Dualsystems Biotech AG 略号DSB

DUALmembraneシステムでは、分割ユビキチンを用いる独特の手法を用いるため、NubG融合cDNAライブラリが必要となります。現在ご利用可能なcDNAライブラリについては、右記リストをご覧ください。包装と希望販売価格は全て、100b、¥520,000です。

●必須商品 cDNAライブラリら、2×106以上のクローンを含む、cDNAライブラリをお届けします。詳細は、お問い合わせください。

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●細胞・遺伝子操作●細胞・遺伝子操作

オリゴ GEArray® パスウェイ&アプリケーション特異的DNAマイクロアレイ

オリゴ GEArray®は、非接触プリンティングテクノロジーを用いてスポットされたナイロンメンブレンを利用したオリゴベースアレイです。スーパーアレイ社のcDNA GEArray®と同様に化学発光検出法を利用しますが、オリゴ GEArray®では新しいプローブ合成方法"TrueLabeling-AMPTMLinear RNA増幅法"を採用することにより、さらに高い再現性が得られるようになりました。100ngのトータルRNAから標識cRNAを作製するための反応時間は5.5時間です。得られたデータは画像ファイルとしてPCに取り込み、ウェブ上で利用するソフトウェア『GEArray Expression Anarysis Suite』によって解析します。※このソフトウェアのご利用には、スーパーアレイ社ホームページ上でのユーザー登録が必要となっております。1カ月間のご利用は無償ですが、それ以上のご利用は有償となります。詳細は、弊社ホームページをご覧ください。(http://www.cosmobio.co.jp/faq/faq_SPA_20050223_1.asp)

各商品にアレイされているオリゴの種類は、スーパーアレイ社ホームページ上“List of GEArray Products”より、目的のアレイを選択してご覧ください。(http://www.superarray.com/ArrayList.php)

オリゴ GEArray®シリーズでは、プローブの合成・精製やハイブリダイゼーション試薬、化学発光検出キット等の関連商品が別売りとなっておりますので、ご注意ください。初めてお使いの方は、下記のスターターキットをあわせてご購入いただくと大変便利です。

GEArray®シリーズのご利用にあたって、化学発光検出の際に必ずご用意いただくべき商品です。標識用試薬は、GEArray®シリーズ独特の試薬を使用するため、買い忘れには充分ご注意ください。

●各アレイには、標識・ハイブリダイゼーション・検出用に最適なコントロールが組み込まれており、簡単に使用できます。●必要な機器は、サーマルサイクラー・ハイブリダイゼーションオーブン・X線フィルムもしくはCCDカメラのみで、低コスト化を実現しました。●100ngのトータルRNAから標識cRNAの作製が可能で、高感度かつ再現性の高い反応が期待できます。●cDNA GEArray®に比べて、60merのオリゴヌクレオチドを用いるオリゴ GEArray®は、特異性に優れています。

特長感度と定量性

●オリゴ GEArray®シリーズポジティブチャージナイロンメンブレン●ディスポーザブル ハイブリダイゼーションチャンバー

構成内容

●アレイデザインパスウェイもしくは、アプリケーションに焦点を合わせた遺伝子グループがスポットされています。1アレイあたり100~440の遺伝子密度で、コントロール遺伝子も含めて96種類の遺伝子群がスポットされています。●プローブデザインmRNAの3'末端側、60merのオリゴヌクレオチド(3'末端から160塩基の間)です。遺伝子特異的プローブは、バイオインフォマティックスの綿密なアルゴリズムによって、プローブの特性を高めるようデザインされています。最適なプローブには、その特異性・配列の複雑さ・二次構造・融解温度・転写産物の3'末端への距離・GC含量のような、多くの基準を満たすものを選んでおります。

システムの特長

フレキシブル!低コスト!!

オリゴ GEArray®のQ&A集及び解析ソフト『GEArray Expression Anarysis Suite』のFAQは、

弊社ホームページ上でご覧いただけます。ぜひ、ご利用ください。http://www.cosmobio.co.jp/faq/faq.asp

カテゴリ

AngiogenesisApoptosisAtherosclerosisCancerCancer PathwayFinderCell CycleChemokines and ReceptorsCommon CytokinesDiabetesDNA Damage Signaling PathwayEndothelial Cell BiologyExtracellular Matrix and Adhesion MoleculesGenome Stability & DNA RepairHematology/ImmunologyInflammatory Cytokines and ReceptorsInterferon α,βNFκB Signaling PathwayObesityp53 Signaling PathwaySignal Transduction PathwayFinderStress Response to Cellular DamageTGFβ BMP Signaling PathwayToll-Like Receptor Signaling PathwayToxicology and Drug MetabolismTumor MetastasisWnt Signaling Pathway

希望販売価格/1sheet

¥11,000¥11,000¥11,000¥21,000¥11,000¥11,000¥11,000¥11,000¥11,000¥11,000¥11,000¥11,000¥11,000¥21,000¥11,000¥11,000¥11,000¥11,000¥11,000¥11,000¥11,000¥11,000¥11,000¥16,000¥11,000¥11,000

Humnan品 番

OHS-024OHS-012OHS-038OHS-802OHS-033OHS-020OHS-022OHS-021―

OHS-029OHS-015OHS-013OHS-042OHS-801OHS-011OMM-016OHS-025OMM-017OHS-027OHS-014―

OHS-035OHS-018OHS-401OHS-028OHS-043

MouseOMM-024OMM-012OMM-038―

OMM-033OMM-020OMM-022OMM-021OMM-023OMM-029OMM-015OMM-013OMM-042―

OMM-011―

OMM-025―

OMM-027OMM-014OMM-019OMM-035OMM-018OMM-401OMM-028OMM-043

RatORN-024ORN-012――――

ORN-022――

ORN-029ORN-015ORN-013――

ORN-011―――

ORN-027ORN-014――

ORN-018―――

SuperArray Bioscience Corporation 略号SPA

SuperArray Bioscience Corporation 略号SPA

品 名/内 容 構成内容Oligo GEArray®スターターキットOligo GEArray®, Starter Kit

オリゴ GEArray®を初めてお使いの方に最適です!

TrueLabeling-AMPTM Linear RNA増幅キットTrueLabeling-AMPTM Linear RNA Amplification Kit

簡単かつ迅速にRNA増幅&cRNA合成が可能です!

ArrayGrade cRNA精製キットArrayGrade cRNA Cleanup Kit

30分以内で、アレイグレードのcRNA精製が可能です!

化学発光検出キットChemiluminescent Detection Kit

検出試薬の便利なキットです!

GEArray ハイブリダイゼーション溶液GEArray Hybridization SolutionGEArray Expression Analysis Suite (Web-Based Software)

ウェブ上でご利用いただく解析ソフトです!

●TrueLabeling-AMPTM Linear RNAAmplification Kit(GEArray® 4枚分)●ArrayGradeTM cRNA Cleanup Kit(GEArray®4枚分)●Hybridization Solution(GEArray® 4枚分)●Chemiluminescent Detection Kit(GEArray® 4枚分)1.cDNA合成用●TrueLabeling Primer(G1)●RNase Inhibitor(RI)●cDNA Synthesis Enzyme Mix(G2)●5X cDNA Synthesis Enzyme Buffer(G3)●RNase-free H2O2.RNA増幅 & cRNA合成用●2.5X RNA Amplification Buffer(G4)●Amplification Enzyme Mix(G5)●Binding Buffer(G6) ●Washing Buffer(G7)●RNase-free H2O ●Spin Column (12本)●Collecting Tube (12本)●Elution Tube(12本)※cRNA精製12回分に充分な試薬量です。●GEAblocking Solution Q ●5x Buffer F(Wash Buffer) ●Buffer G(AP Assay Buffer) ●Alkaline Phosphate-conjugatedStreptavidin(AP-SA) ●CDP-Star(AP substrate)※メンブレン12枚分を検出するのに充分な試薬量です。※メンブレン16枚分です。

※スーパーアレイ社ホームページ上で利用する、解析ソフトウェアです。製品の詳細は、弊社ホームページをご覧ください。(http://www.cosmobio.co.jp/faq/faq_SPA_20050223_1.asp)

品 番GA-009

GA-010

GA-012

D-01

H-01

GA021GA022

包 装1 kit

1 kit

1 kit

1 kit

1 vial

3 month12 month

希望販売価格¥70,000

¥70,000

¥26,000

¥20,000

¥15,000

¥34,000¥82,000

●アレイ基質ポジティブにチャージした3Dナイロンメンブレンです。ガラススライドのような硬い表面と比べて、大きなプローブでも固定化でき、表面で反応するという特長があります。●プローブの標識1本のチューブで操作可能な、IVTベースのTrueLabeling-AMPTMLinear RNA増幅キット(品番;GA-010)をおすすめします。●検出方法シングルカラー化学発光検出法をお勧めします。スーパーアレイ社の化学発光検出キット(品番;D-01)をお使いいただくと、システム性能のバランスも良く、低価格で非常に便利です。

ヒト胸部癌細胞のディファレンシャル発現プロファイルヒト癌 オリゴ GEArray®(品番;OHS-802)を用いて、ヒト胸部アデノカルシノーマ細胞株MCF7とMDA-MD-231を解析した。各細胞由来のトータルRNAから、従来のin vitro 転写法を用いて4bの標識cRNAを作製し、ハイブリダイズした。上段:CCDカメラで得られたアレイイ

メージ下段:MCF7とMDA-MD-231グレイ

スケール強度の散布図

●関連商品

●商品ラインナップ

必須商品

TOPICS

品 名Bio-16-dUTP

品 番42811

包 装50 nmol

希望販売価格¥84,000

Enzo Life Sciences,Inc. 略号ENZ

3Dナイロン基質・TrueLabeling-AMPTM Linear RNA増幅キット・化学発光検出キットをご利用いただいた場合、下記のような性能を示します。●感度合成ターゲットでは、10fM(質量比;<1:20,000,000)の検出が可能です。●リニアレンジ0.01~10pMと、3オーダー以上の広範囲です。●特異性60塩基あたり6個の識別ミスマッチ=90%の相同性●再現性~10% です。●サンプル量100ng~3bのトータルRNAで検出可能です。

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新しく発売された商品です。 今後の注目商品です。NEW TOPICS

17Cosmo Bio News No.50

新製品&トピックス

16 Cosmo Bio News No.50

視床下部/卵巣癌/赤芽球 セルライン

使用目的

価格及び各セルラインで発現しているマーカーの種類等に関する詳細情報、品番及び価格等は、お問い合わせください。間もなく発刊予定の『細胞培養ハンドブック』には、より詳細な情報が掲載されております。弊社ホームページ上“製品情報欄”もご覧ください。(http://www.cosmobio.co.jp/product/products_CEB_20050413.asp)

その他

様々なマーカーを発現した細胞が28種類!創薬スクリーニングに!

●細胞●細胞

●視床下部(Immortalized Hypothalamic Cell Line)独自のプラットフォーム技術により、視床下部の神経及びグリアの不死化した細胞株を商品化いたしました。これらの細胞株は、生物学活性を持つレセプターや酵素マーカー、神経ペプチドがマーカーとして発現します。肥満やストレス、代謝疾患等をはじめとする中枢神経系疾患・障害に対する新規治療法の発見、研究において正確なin vitro アッセイができます。●卵巣癌(Ovarian Cancer Cell Line)HEY:ヒト卵巣癌腫細胞株は、もともと卵巣の中分化型乳頭状嚢胞腺癌患者の腹膜沈着物を培養したヒト卵巣癌異種移植(HX-62)から得られたものです。細胞株は、免疫欠乏マウスCBA/CJの異種移植片として、また半流動培地で成育する分化能力を備えています。

品 名視床下部 Immortalized Hypothalamic Cell Line卵巣癌 Ovarian Cancer Cell Line赤血球 Immortalized Erythroblastic Cell Line

品 番ご照会ご照会ご照会

包 装1 vial(1x106 cells)1 vial(1x106 cells)1 vial(1x106 cells)

希望販売価格ご照会ご照会ご照会

CELLUTIONS BIOSYSTEMS INC. 略号CEB

HEY細胞株は、アルキル化試薬cis-diamminedichloroplatinum(II)(cis-platinum)に耐性を示します。●赤芽球(Immortalized Erythroblastic Cell Line)独自のプラットフォーム技術により、赤芽球の不死化細胞株を商品化いたしました。これらの細胞株は、様々な創薬や治療開発プログラム(例えば、EpoアンタゴニストやEpo様化合物の同定や発見等)にご利用いただけます。

NEW

●分離と精製●分離と精製

ACCESSarray® 4000TM のアレイ上には、6merのオリゴDNAがスポットされています。塩基4種類で6merのオリゴDNAなので、スポットの組み合わせは46= 4096通りとなります。核酸中のアクセス可能な配列を網羅的に解析することで、アンチセンス、siRNA、プローブの設計を可能にします。キットに含まれる解析用ソフトは、一般的なマイクロアレイリーダーやタブ区切りのテキストファイルを出力するマイクロアレイ定量ソフトと組み合わせてご利用いただけます。

アンチセンスRNAやsiRNAによるノックダウンは、オリゴヌクレオチドをプローブとし、標的遺伝子との塩基対形成を利用することで、固相あるいは液相のどちらにおいても、遺伝子発現の検出・定量を行う技術です。しかしこれらの技術では、プローブと標的遺伝子との塩基対形成が、ターゲット遺伝子の高次構造により制限されます。そのため、関連性が低かったり、分子間相互作用によって妨げられているターゲット上の特定の配列を除外し、標的遺伝子に対して充分にハイブリダイズするように、プローブのデザインを最適化する必要があります。

ACCESSarray® 4000TM スターターキット

使用目的

●至適RNA設計の際に、配列のアクセシビリティを考慮する唯一の方法です。●実際のRNAから得られた実験的データに基づいて、プローブRNAの合理的な設計が可能です。●ターゲットに対する全アクセスデータを解析するので、お客様のsiRNA配列を知ることができます。●siRNAプールではなく、1種類のみのsiRNAを用いることにより、ターゲット以外のアクセシビリティへの影響を回避できます。●たった1回のACCESSarray実験から、ターゲットに対する何種類かのRNAを設計することが可能です。●類似体を避けるために、遺伝子のどの部位がターゲットとされるか、考慮することができます。●RNAから、わずか5時間で結果を得られます。

特長

お使いいただく前には、A.シリコンコーティングされたガラスカバースリップの準備、B.ストック溶液の調整、C.ポジティブコントロールでのテストの操作を行ってください。操作方法は、弊社ホームページ上でご紹介しております。(http://www.cosmobio.co.jp/product/products_EXP_20050411.asp)

商品内容

●遺伝子ノックダウン研究に有用なsiRNAの探索に。●培養細胞やモデル動物を用いたノックダウン研究用の、高親和性アンチセンス試薬の開発に。●ターゲットの有効性確証用の、高親和性リボザイムの開発に。●蛍光プローブを用いたRNA局在検出に。●マイクロアレイ用の最適な遺伝子発現プローブのデザインに。

適用

ターゲット遺伝子に対するsiRNA・アンチセンスRNA配列をデザイン!

●細胞・遺伝子操作●細胞・遺伝子操作

●汎用化学物質●汎用化学物質

NEW

●ACCESSarray® 4000スライド(2枚)●ポジティブコントロール用DNA(凍結乾燥品、20b)●技術マニュアル●製品仕様書●ACCESSmapperTM ソフト●ソフトマニュアル※キット以外に各種in vitro RNA転写キット、RNA精製キット等が必要です。

構成内容

解析結果の例in vitro で、インサートから転写されたRNAを、逆転写酵素存在下でACCESSarrayとハイブリダイズさせた。グラフは結合効率の相対比を示しており、そのRNA配列のアクセシビリティを意味する。マイクロアレイスキャナーを用いて定量化を行った後、ACCSESSmapperソフトを使って、RNA配列に沿ったアクセシビリティマップを描いた。

品 名ACCESSarray® 4000TM starter kit

品 番AA4001

包 装1 kit

希望販売価格¥115,000

Expresson BioSystems Ltd. 略号EXP

●>98%(HPLC)の高純度です。●微生物(細菌・真菌)限度試験済みです。●粉末(結晶)で、水に易溶です(500g/d以上)。

5-アミノレブリン酸(5-ALA)は、クロロフィルやヘムの共通前駆体として生物に内在する化合物です。ALAを高濃度で投与した場合、容易にプロトポルフィリンⅨ(PPⅨ)へ代謝蓄積され、強い光増感作用が起こることが知られています。この性質から5-ALAは、除草剤や光線力学療法(PDT)に応用されている他、低濃度で用いるとことで、植物の生育促進、収量・品質の向上が図られることも知られています。【分子式】NH2CH2CO(CH2)2COOH・HCl = 167.6

5-ALAは、次のような様々な研究分野で用いられています。適用

光感受性物質 5-アミノレブリン酸;5-ALA(無菌試験済み)

特長

●高濃度(1%以上)での溶液保存は行わないでください。●pH7以上では非常に不安定です。1%溶液は、pH5以下で2日間、pH2.35以下では1カ月安定です。●アルカリで分解され、二量体(ピラジン)を生成します(不可逆)。分解温度は156~158℃です。●滅菌には、フィルター濾過をおすすめします。

保存方法

適用

無菌試験済みで、細胞培養に使用可能!

NEW

濃度については、参考文献をご覧ください。●微生物によるヘム酵素(P450等)の大量発現に(1)

●植物に対する生育促進活性・緑色向上活性の研究に(2)

●微生物・動物細胞培養の培地成分に(3)

●過剰なポルフィリン蓄積による活性酵素の発生を利用した研究に(4)(5)

●癌診断の研究に(6)

【参考文献】1. Imai T. et al. J. Biol. Chem. 268, 19681-19689, (1993).2. Hotta Y et al. Plant Growth Regulation, 22, 109-114, (1997).3. Nakayashiki T. et al. Genes Genet. Syst. 71, 237-241, (1996).4. Rebeiz CA et al. Enzyme Microb. Technol. 6, 390-401, (1984).5. Grant WE et al. The Lancet, 342, 147-148, (1993).6. Kamasaki N. et al. J. Jpn. Soc. Laser Surgery Medicine, 22, 255-262, (2001).

品 名5-アミノレブリン酸塩酸塩(無菌試験済み) 5-ALA (For Cell Culture)

品 番AL-05-1AL-05-2

包 装1 A10 A

希望販売価格¥16,000¥128,000

コスモ石油株式会社 中央研究所 略号CRI

コスモ石油株式会社 中央研究所 略号CRI

コスモ石油株式会社 中央研究所 略号CRI品 名5-アミノレブリン酸塩酸塩 5-Aminolevulinic Acid hydrochloride (5-ALA)5-アミノレブリン酸塩酸塩 5-Aminolevulinic Acid hydrochloride (5-ALA)5-アミノレブリン酸メチルエステル塩酸塩 5-Aminolevulinic Acid methylester hydrochloride5-アミノレブリン酸メチルエステル塩酸塩 5-Aminolevulinic Acid methylester hydrochloride5-アミノレブリン酸ヘキシルエステル塩酸塩 5-Aminolevulinic Acid hexylester hydrochloride5-アミノレブリン酸ヘキシルエステル塩酸塩 5-Aminolevulinic Acid hexylester hydrochloride5-アミノレブリン酸アセトアミド 5-Aminolevulinic Acid acetamide5-アミノレブリン酸アセトアミド 5-Aminolevulinic Acid acetamide

品 番AL-00-1AL-00-2AL-02-1AL-02-2AL-03-1AL-03-2AL-04-1AL-04-2

包 装1 A5 A

100 C1 A

100 C1 A

100 C1 A

希望販売価格¥5,000¥20,000¥5,000¥30,000¥8,000¥48,000¥8,000¥48,000

●関連商品 無菌試験は行っていませんが、>98%の高純度品です。

上記キット以外に、各種in vitro RNA転写キット、RNA精製キット等が必要です。

コスモバイオニューストピックスダイジェスト in 2004昨年のコスモバイオニュース特集コーナーに、新情報を追加!

トピックス�トピックス�

昨年1年間に発行しましたコスモバイオニュース全6回の特集コーナーを抜粋し、新商品・新情報を加えた“ダイジェスト版ニュース”です。人気のテーマで在庫切れになってしまったニュースでも、このダイジェスト版1冊で、まとめてご覧いただくことができます。ご要望がございましたら、弊社商品取扱代理店、または弊社ホームページ上、コスモバイオニュース請求欄よりご請求ください。

● エピジェネティクス

● サイトカイン

● siRNA

● 細胞内シグナル伝達研究のトピックス

● 神経細胞とミトコンドリア

● GPCR Gタンパク質共役型レセプター

掲載内容

Page 11: May 2005 細胞内小器官...2 Cosmo B io News No.50 Cosmo B News No.50 3 小胞体;Endoplasmic Reticulum(ER) 小胞体タンパク質の多くは、分子シャペ ロンとして作用したり、ポリペプチドの適

新製品&トピックス新しく発売された商品です。 今後の注目商品です。NEW TOPICS

18 Cosmo Bio News No.50 19Cosmo Bio News No.50

●細胞周期・癌関連●細胞周期・癌関連●汎用化学物質●汎用化学物質

In vitro アッセイ●Tube Fomation Assay Service(品番:ANL-CUS1)顕微鏡画像によるイメージ解析により、血管形成の阻害を調べます。細胞のタイプは、継代数5以内のHuman umbilical veinendothelial cells(HUVEC)です。同溶媒処理サンプルをコントロールとして用い、活性が見られた場合は、最小の阻害濃度を決定します。●Endothelial Cell Proliferation Assay Service(品番:ANL-CUS2)XTTベースの比色アッセイです。細胞のタイプは、継代数5以内のHUVECです。10ng/fのVEGFをコントロールとして用い、>50%の増殖阻害値を決定します。●Cell Cytotoxity Assay Service(品番:ANL-CUS3)XTTベースの比色アッセイです。細胞のタイプは、継代数5以内のHUVECもしくはHaCaT細胞です。溶媒処理サンプルをコントロールとして用い、これに対する吸光度が50%以上減少する値を決定します。Ex vivo アッセイ●Rat Aortic Ring Angiogenesis Assay Service(品番:ANL-CUS5)使用するラットはSDラットです。血清処理サンプルをコントロールとして用い、血清なしでの微小血管密度の増加度合を検証します。方法:1. マトリゲル上の大動脈輪からの微小血管の伸長を観察

(顕微鏡画像)2. 微小血管エリアのパーセンテージを測定(イメージ解析データ)

アンジオラボ(ANL)社は、血管新生研究に幅広い経験を持ち、これらに対するin vivo 及びin vitro アッセイシステムを確立しています。これをベースに、タンパク質やペプチド、有機化合物、天然化合物等の様々なソースからの、抗血管新生作用のあるリード化合物の発見に力を注いでいます。

本商品は受託サービスです。結果をお知らせするまでの期間や各サービスの価格等の詳細は、ご照会ください。

抗血管新生/MMPインヒビター 試験サービス

サービス内容

その他

リード化合物受託サービスの新規メーカーです。

●受託サービス●受託サービス

NEW

●細胞周期・癌関連●細胞周期・癌関連

本キットは2種類のモノクローナル抗マウスIgE抗体を使用したELISAです。高感度にマウスIgEを測定できます。使用している抗体はマウスIgE特異的であり、他のイムノグロブリンには交差しません。全ての試薬はキットに同梱されており、新たに試薬を調製する必要はありません。反応は約2時間で終了します。96穴マイクロプレートを用いていますので一度に多数のサンプルを処理できます。測定には450nm吸光度が測定可能なマイクロプレートリーダーが必要ですが、それ以外には特に特殊な機器は必要ありません。【参考文献】T. Hirano et al. : Int archs allergy appl. Immun. 85 : 47, 1988 T. Hirano et al. : Medical immunology 15 : 211,1988

マウス血清は25倍希釈したものを測定に使用します。25倍より濃い状態の場合は血清成分の影響を受ける可能性がありますのでご注意ください。1. マウスIgEプレートをウェルホルダーにセットする 。2. 希釈検体、マウスIgE標準液、検体希釈液 各100e。3. インキュベーション(室温30分間)。4. プレート洗浄(各回洗浄液300e、5回)。5. マウスIgE酵素抗体液100e 。6. インキュベーション(室温30分間)。7. プレート洗浄(上記4.と同じ条件)。8. 発色液200e 。9. インキュベーション(室温15分間)。10. 反応停止液50e 。11. 450nmの吸光度測定 。12. 標準曲線を用いて検体中のマウスIgE濃度を読みとる。

マウスIgE EIAキット

特長

測定方法マウスIgEを高感度に測定!

●血清タンパク質●血清タンパク質

NEW

品 名IgE, EIA Kit, Mouse

品 番7675

包 装100 test

希望販売価格¥67,000

ヤマサ醤油株式会社 略号YMS

ヤマサ醤油(株)の、L-グルタミン酸アッセイキットもございます(品番:7171)。本キットは、ヤマサ醤油(株)が我が国古来のこうじ式培養法によって発見した、L-グルタミン酸だけに作用する新しい耐熱性酵素、L-グルタミン酸オキシダーゼを応用したものです。L-グルタミン酸脱炭酸酵素やL-グルタミン酸脱水素酵素を用いる従来法に比べ、極めて簡単な操作でL-グルタミン酸の定量ができます。生化学分野での、試料中のL-グルタミン酸定量はもちろん、L-グルタミン酸が関与する種々の酵素の活性測定に応用することができます。

試験濃度:化合物1種類あたり、1種類の濃度1種類の濃度あたり、5回試験●Rat Aortic Ring Anti-Angiogenesis Assay Service(品番:ANL-CUS8)使用するラットはSDラットです。溶媒処理サンプルをコントロールとして用い、血清なしでの微小血管密度の減少度合を検証します。方法及び試験濃度は、品番ANL-CUS5と同じです。In vivo アッセイ●Matrigel Implant Assay Service(品番:ANL-CUS6)使用するマウスのストレインは、C57BL6(n=8)です。溶媒処理サンプルをコントロールとして用い、お客様が指定されたレベルもしくはその倍のサンプル量を与えます。マウスあたり、1日に1回か2回の投薬を、4日間行います。基準は、マトリゲル内のヘモグロビン量です。投薬の方法は、マトリゲルとサンプル混合物の皮下注射、腹腔内注射、もしくは経口投与です。●Inflamation Model Assay Service(品番:ANL-CUS7)使用するマウスのストレインは、ICR(n=5)です。TPAをインデューサーとして用い、お客様が指定されたレベルもしくはその倍のサンプル量を与えます。インドメタシンを基準化合物とし、誘発前後の耳の厚さで判定します。投薬は、局所的に塗布によって行います。酵素アッセイ●MMP Activity Assay Service(品番:ANL-CUS4)分光光度計(Perkin Elmer LS50B)を用いて、MMP(MMP-1,2, 3, 7, 9, 13)の阻害アッセイを行います。使用するMMPは、ヒト由来のリコンビナントです。蛍光発生ペプチドを基質として用い、MMPとの反応による蛍光の増加を測定します。試験濃度は10μMで、2回行います。

PBLバイオメディカルラボラトリーズ社は、細胞培養液や血清中に存在するマウスインターフェロンβのELISAキットを、初めて開発しました。マウスインターフェロンα ELISAキット(品番:#42100)と組み合わせてご利用いただけば、これまで困難であった、マウスインターフェロンαとβの識別が可能になります。

マウス インターフェロンβ ELISAキットNEW

初の商品化!マウスインターフェロンβのELISAキットです!

●測定範囲:15.6-1,000 pg/f●サンプル量:100e●インキュベーション時間:3時間15分●特異性:マウスIFN-β ※ヒトINF-α、IFN-γ、IFN-κ、IFN-β;ラットINF-α、IFN-γ、IFN-β;マウスINF-α、IFN-γ;ネコINF-α;ブタINF-αとは交差しません。

●保存期間:1年間

特長

●プレコート マイクロタイタープレート(1枚, 96ウェル)●プレートシール(4枚)●10× 洗浄液(50f)●マウスINFβ スタンダード(50e, 500,000pg/f)●サンプル希釈液(30f)●抗体(50e, conc.)●HRPコンジュゲート(50e, conc.)●コンジュゲート希釈液(30f)●TMB基質溶液(15f)●停止液(15f)

構成内容

●サイトカイン・成長因子●サイトカイン・成長因子

品 名Mouse IFN-β ELISAMouse IFN-α ELISA

品 番4240042100

包 装1 kit1 kit

希望販売価格¥115,000¥95,000

PBL Biomedical Laboratories 略号PBL

エレクトロポレーション用キュベットほとんど全てのエレクトロポレーターに使用可能!

トピックス�トピックス� メーカー略号:CLP

●バクテリア、酵母、昆虫、植物、動物細胞のエレクトロポレーションに最適です。

●ほとんど全てのエレクトロポレーション機器に適合します。

●生産段階で厳密にチェックを行っていますので、バッチ間で誤差がなく、高い再現性が得られます。

●高品質ポリカーボネート製で均一なパルスの発生を維持しますので、高い遺伝子導入効率が得られます。

特長

赤:電極間隔 1mm青:電極間隔 2mm緑:電極間隔 4mm

品 名 包 装 希望販売価格品 番EP-101EP-102EP-104

1 set (50pcs)1 set (50pcs)1 set (50pcs)

¥15,000¥15,000¥15,000

1mm cuvette individually wrapped and sterile2mm cuvette individually wrapped and sterile4mm cuvette individually wrapped and sterile

品 名 包 装 希望販売価格品 番PP-101 1 set (50pcs) ¥2,600Disposable sterile individually wrapped plastic pipettes

関連商品

●キャップは無菌操作に最適になるようデザインされており、1mm、2mm、4mmの電極間隔によって色分けされています。

●キュベットはγ線照射下で1つずつ滅菌包装されており、簡単に開封できます。

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新製品&トピックス

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Kodak Gel Logic 440 デジタルイメージングシステム室温-40℃まで冷却可能なCCDカメラ搭載で、長時間のエクスポーズにも耐えられます!

●機器●機器

品 名 包 装 希望販売価格品 番100965310933018303075

1 pc1 pc1 unit

¥105,000¥105,000¥1,300,000

KODAK Gel Logic Filter, 590 CWL, 55 mmKODAK Gel Logic Filter, 535 CWL, 55 mmKodak GL440 Upgrade kit

品 名 包 装 希望販売価格品 番1490085 1 set ¥2,300,000Kodak Gel Logic 440 system

Kodak Co. 略号IBI

Kodak Co. 略号IBI

Gel Logic 440デジタルイメージングシステムには、冷却CCDカメラとトランス/エピUV及び白色ランプが搭載されています。電気泳動用ゲル、PAGE、ウェスタンブロット、プレート等、様々なアッセイのイメージングが可能です。

高感度・高解像度●冷却式CCDカメラにより、長時間のExposureも可能な機材で、化学発光及び微光蛍光の高感度なイメージングが可能になりました。752×582ピクセルと6倍のズームで、解像度は最大ズーム時で69μ/pixelです。簡単・迅速●プレビューモードにより、サンプルの位置決定をリアルタイムに行えます。●PCIインターフェースで、迅速なイメージ取り込みが可能です。様々な標識・サンプルに対応●化学発光、UV-蛍光発光、及び比色標識のイメージングに対応します。●標準装備の蛍光ランプや落射式のUVランプにより、ゲル、プレート、メンブレン等様々なサンプルのイメージングが可能です。定量的なイメージング●16ビットのファイルを使用すれば、グレースケール解像度は最大

特長

GL440全形

レーンやバンドも自動的に認識し、正確なデータ解析が可能なソフト(標準装備)※Windows・Macintosh互換性があります。

キャビネット前方からイルミネーションコントロールが可能な便利なデザイン

室温-40℃まで冷却可能な高感度のCCDカメラ UVトランスイルミネーターによる、エチ

ジウムブロマイド染色DNAのイメージ(アガロースゲル)

落射式UV光による、TLCプレートアッセイのイメージ

化学発光ウェスタンブロットのイメージ

プレ染色マーカーの白色光イメージを合成したウェスタンブロットイメージ

プレ染色マーカーの落射式白色光によるイメージ

白色トランスイルミネーションによる、細菌コロニーのイメージ(寒天プレート)

希望販売価格752×582ピクセル室温-40℃まで対応6倍ズーム最大69μ/pixelシングルキャプチャー:0.075秒~180分/露出マルチキャプチャー:シングルキャプチャーを最大32回まで統合可能s/n(信号/ノイズ)比>6800最大3.8オーダー12ビットのシングルキャプチャー;最大4096シグナルレベル16ビットのマルチキャプチャーイメージファイル;最大65.000シグナルレベル2×1, 1×2, 2×2UVトランスイルミネーション;306nm(標準装備)UV落射式照明;254nm, 306nm,または365nm(標準装備)落射式照明(標準装備)UV変換スクリーンを通したトランスイルミネーション(オプション)可視領域の590nm及び535nmをシステムに装備エチジウムブロマイド用(品番:1009653)サイバーグリーン用(品番:1093301)最大 24×32 cm最小 4×5.3 cm42(L)×55(W)×89(H)cmPCIカード、Windows2000、WindowsXP100-240 VAC/50-60 Hz

画素数冷却レンズ解像度露出

ダイナミック・レンジデータ蓄積

ビニングオプション蛍光

白色光

フィルター励起フィルター(オプション)

画像サイズ

外寸キャプチャーインターフェース使用電源

※旧型GL200をご使用の方には、GL440へシフトするためのキットもございます(品番:8303075, 希望販売価格:1,300,000円)。

65,000シグナルレベルにもなります。●リニアレンジは、最大3.8オーダーです。Ready-to-useのシステム●カメラ、イメージングキャビネット、解析ソフト、エチジウムブロマイド用・サイバーグリーン用フィルターが標準装備されています。

●関連商品

東京農工大学大学院工学教育部生命工学専攻日本学術振興会特別研究員博士課程1年

田た

中なか

祐まさ

圭よし

さん

応用した、先の市場まで見える基礎研究は研究のモチベーションも上がります磁石に向かって動く性質のある磁性細菌が、田中さんの研究材料。50~100nmの磁性細菌粒子の生成機構の解明が目的です。磁性細菌粒子には膜があり、どの遺伝子がその粒子膜上のタンパク質をコードしているかを研究しています。元々、微生物に興味があったことと、これから注目されることが明らかなプロテオミクス研究に興味があったことから、この研究を選びました。工学部ということで、基礎研究をしながらも、その先の応用が見える点が魅力と語る田中さん。先生が立ち上げたベンチャー企業の手伝いをすることもあります。研究だけでなく、関連するビジネスにも関わりながら、研究以外の経験ができることも、この研究室の魅力の一つのようです。粒子形成に関わる遺伝子群を大腸菌のような汎用宿主に入れて、同様な粒子を大量に生産させること。また、量だけでなく、サイズ、形態等がコントロールされた粒子を生産できるシステムを作り、商品化していきたい。と研究に夢を広げています。

①磁性細菌の研究、②海洋細菌の研究(マリングループ)、③電極殺菌を中心と

した研究(フジツボの被害軽減など)、④DNAチップ内で様 な々アプリケーションを行

う研究、と大きく4つの研究テーマを持つ松永・竹山研究室は、広範な研究領域に

取り組み、人数的にも規模の大きい研究室です。松永先生は語ります「何でも良い

ので、一つのことに集中して、成功体験をして欲しい。失敗がたくさんあっても、成功体

験が一つでもあれば、それで仕事ができる!」と。基礎研究のその先の応用を見すえた

研究に取り組む学生たちを育て、サイエンスをバックグランドに、研究者としてだけでな

く、コーディネーターや特許マネージメントへ進む人たちも増えています。

松永・竹山研究室 東京農工大学 大学院共生科学技術研究部生命機能科学部門

「応用を見すえて基礎研究をすることが必要」と松永先生

研究室の

ホープ

研究室の

ホープ

研究室の誰もが期待の星“研究室のホープ”であることはもちろんです。そんなお仲間の中からお1人をご紹介いただき、お話をうかがいました。この企画は“友達の輪”を広げます。

ビジネスの世界で、即戦力となる人材育成をめざす研究室

デスクの近くには愛用の仮眠用枕を常備

磁性細菌と磁性細菌粒子

ただいま、研究中磁性細菌の培養中。電子顕微鏡で観察すると、きれいに整列する粒子に感動!

NEW

仕様

2つのイメージを合成

合成イメージ

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22 Cosmo Bio News No.50 23Cosmo Bio News No.50

抗体名 品番 包装 希望販売価格SC-18690 XAF2368AP7099BAP7099ABAF2208AF2208YNRMTMAB17707AKIN06-BAKIN06-AAB13786AB13819E6224E6221E5234E5231E6231E6234AB12501RA18001AMY01-BAMY01-ANCKX31-SNCKX31-A804-818-C100804-818-C100ASC-016ASC-016AB1732429776MAB5460AB14965AB9246AB16757RDI-ALS24329100-401-409SC-13901 XSC-13900 XSC-213 XSC-214 X2954929550CS1058MAB2230AHB0052AB17225AB5647RD181044050E6334E6331AB13714AB1371305-850(CONTROL:12-309)E4274E4271SC-16733 RSC-16713 R07-653AB17740AB17878MAB1668A300-170AAB14614AB14626AB14629AB14673AB14674BAF1895AF1895AB14041MAB2479AB17202E4854E6931E6934AB4191AB17411AB9232-50ULAB9232-200UL

略号200 B100 B0.1 C0.1 C50 B100 B1 F50 B

3×50 B1×50 B100 B100 B1 F7 F1 F7 F7 F1 F

500 E100 E3*50 B1*50 B100 E100 B100 B100 B50 E0.2 F50 E100 B100 E50 E100 E100 E100 B200 E200 B200 B200 B200 B100 B100 B1 F

100 B50 B100 B100 B50 B1 F7 F

200 E100 B200 B1 F7 F

200 B200 B100 B50 B50 B500 B0.1 C100 B100 B100 B100 B100 B50 B100 B50 B500 B100 B1 F7 F1 F

100 B100 B50 E200 E

¥52,000¥73,000¥34,000¥34,000¥78,000¥73,000¥49,000¥71,000¥114,000¥55,000¥47,000¥47,000¥82,000¥52,000¥117,000¥52,000¥52,000¥86,000¥71,000¥97,000¥82,000¥35,000¥59,000¥74,000¥60,900¥60,900¥35,000¥81,000¥71,000¥59,000¥62,000¥71,000¥68,000¥71,000¥70,000¥44,000¥52,000¥52,000¥52,000¥52,000¥81,000¥81,000¥57,000¥60,000¥66,000¥71,000¥47,000¥30,000¥90,000¥52,000¥71,000¥71,000¥60,000¥109,000¥46,000¥52,000¥52,000¥60,000¥71,000¥71,000¥60,000¥58,000¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000¥78,000¥73,000¥71,000¥60,000¥71,000¥109,000¥52,000¥71,000¥71,000¥71,000¥62,000¥131,000

LKLF (N-13)LRP-1 Cluster IILRRK2, CtrLRRK2, N-termMBL-2MBL-2Milk Protein, wholeMIP 5MKLP1 motor (host rabbit) + controlMKLP1 motor (host rabbit) + controlMSH4MSH5Mucin 2Mucin 2Mucin 3 (MUC3)Mucin 3 (MUC3)Mucin 5ACMucin 5ACMUM1Mu Opioid Receptor (Ser375), Phospho-SpecificMyosin II (rabbit) + controlMyosin II (rabbit) + controlNa-Ca-K Exchangers 3(NCKX3)Na-Ca-K Exchangers 3(NCKX3)NALP 3NALP 3Nav1.8 [PN3]Nav1.8 [PN3]N-epsilon acetyl LysineNFkBp65 (PairedS276), non-phospho-specificNkx2.1 [TTF-1; Thyroid Transcription Factor-1]NMDAR2B (phospho Y1336)Non-selenium Glutathione Peroxidase NORE1NORE1NOTCH 1/2 (intra)NPAS2 (H-20)NPAS2 (K-17)nPKC δ (C-17)nPKC ε (C-15)NT3NT4Nuclear ANA-Centromere AutoantibodyOlig1.2.3Oligomer (A11)Orexin Receptor 2OSBP2 OSF-1p21WAF1p21WAF1p66 alpha p66 beta p68p170 / MDRp170 / MDRp-Adducin α (Ser 408)p-Adenovirus-2 E1A (Ser 219)Paf1Pancreatic Lipase Related Protein 2Papillomavirus Regulatory Factor 1 / HDBP2PAPP-A2ParafibrominPDE4D3PDE4D5PDE4D7PDE11A3PDE11A4PentraxinPentraxin 2 / SAPPeriostinPersephinPICPPlasma Membrane Ca2+ PumpPneumocystis JiroveciPneumocystis JiroveciPNKPolio Component Type 1Potassium Channel EAG-1 [Kv10.1]Potassium Channel EAG-1 [Kv10.1]

SCBRSDABGABGRSDRSDACSACMCYTCYTACMACMSBSSBSSBSSBSSBSSBSACMNURCYTCYTALPALPALXALXALOALOACMASICMNACMCMNACMRDIRKLSCBSCBSCBSCBASIASICORRSDBSOACMACMBVLSBSSBSACMACMUBISBSSBSSCBSCBUBIACMACMRSDBETACMACMACMACMACMRSDRSDACMRSDACMSBSSBSSBSACMACMCMNCMN

抗体名 品番 包装 希望販売価格AB9238AB9236AB16476MAB2260AB3532AB3533AS04-046AS04-047AS04-048AS04-049AS04-050AB12547AB10868AB4143PUMA12-AAB41AB42AES02-BAES02-AAB9062804-602-C100AF245929773AB17812804-01803-01820-01SC-21891MAB2235AB18063SC-21312AF2296AB4145E6461E6464760076017602AB9222-50ULAB9222-200ULE5084E50814602-056500-01AB33AB3405-750E6481E6484MAB10911AB17221SC-5727 XSC-5725 XAF2424AF2394SC-21129AB17708AF1667BAF1747AF1747AB13810SC-26975 XBAF2370MAB2370BAF1667MAB2455AF2455AB16847AB16854AB4188AB13668SC-21210135 311C3135 302VSV11-CY3600-401-676AB14937AB14938AB14691

略号100 E100 E100 B500 B100 B100 B100 E100 E100 E100 E100 E200 E200 E100 B100 B100 E100 E

3×50 B1×50 B100 B100 B100 B100 B50 B1 C1 C1 C

200 B500 B100 B200 B100 B100 B7 F1 F

200 E200 E200 E50 E200 E1 F7 F1 F0.5 C100 E100 E100 B7 F1 F

500 B100 B200 B200 B100 B100 B200 B50 B100 B50 B100 B100 E200 B50 B100 B50 B500 B100 B100 E100 E100 B100 B200 B100 B200 E100 E100 B100 B100 B100 B

¥73,000¥73,000¥71,000¥60,000¥71,000¥71,000¥73,000¥73,000¥73,000¥73,000¥73,000¥71,000¥47,000¥56,000¥74,000¥40,000¥40,000¥82,000¥35,000¥66,000¥65,200¥73,000¥59,000¥71,000¥178,000¥178,000¥178,000¥52,000¥60,000¥71,000¥52,000¥73,000¥56,000¥52,000¥101,000¥40,000¥40,000¥40,000¥62,000¥131,000¥113,000¥52,000¥120,000¥81,000¥50,000¥50,000¥60,000¥52,000¥95,000¥60,000¥71,000¥52,000¥52,000¥73,000¥73,000¥52,000¥71,000¥73,000¥78,000¥73,000¥71,000¥52,000¥78,000¥41,000¥78,000¥60,000¥73,000¥71,000¥71,000¥47,000¥71,000¥52,000¥164,000¥109,000¥68,000¥44,000¥71,000¥71,000¥71,000

Potassium Channel Kv2.2Potassium Channel Kv3.1, phosphoSer503PP2CPro-BMP-2Prohormone Convertase 1Prohormone Convertase 2PsaD(PSI-D)PsaE(PSI-E)PsaG(PSI-G)PsaK(PSI-K)PsaO(PSI-O)PTPN20PTPN22Ptx2 [Pituitary Homeobox 2]PUMA-α/βpyruvate dehydrogenase phosphatase 1pyruvate dehydrogenase phosphatase 2Ras p21 (pan)Ras p21 (pan)RattinREGIC-53RGM-ARhα1GF-1RSARMSCCA1SCCA2SCCA2SCCA1/2 (C-18)Serpin I2Serum Response Factor SRFsGC β2 (A-17)Siglec-2SIM2 [Single-minded Homolog 2]smsmSM1SM2SMembSodium Channel Nav1.9 Sodium Channel Nav1.9Sodium Iodide Symporter (hNIS)Sodium Iodide Symporter (hNIS)S-tagS-tagTESSP2TESSP4Thimet OligopeptidaseThomsen-Friedenreich AntigenThomsen-Friedenreich AntigenThymus CK-1TICAM2TIP60 (K-17)TIP60 (N-17)TLT-1 / TREML1TLT-1 / TREML1TNP2 (R-19)TPOTPSG1Trappin-2 / ElafinTrappin-2 / ElafinTRIFTRPS1 (G-20)Tryptase αTryptase αTryptase γ-1TSP50TSP50TXNRD1TXNRD2UBP43UNGV-ATPase B2 (N-20)VGLUT1VGLUT1VSV-IgG-CY3WHIPWWOX2WWOX3WWOX1 + 4

CMNCMNACMRSDACMACMAGRAGRAGRAGRAGRACMACMCMNALPHKDHKDCYTCYTCMNALXRSDASIACMCAGCAGCAGSCBRSDACMSCBRSDCMNSBSSBSYMSYMSYMSCMNCMNSBSSBSSBASBAHKDHKDUBISBSSBSRSDACMSCBSCBRSDRSDSCBACMRSDRSDRSDACMSCBRSDRSDRSDRSDRSDACMACMACMACMSCBSPSSPSALPRKLACMACMACM

※抗体名は、品名からAntiを省略しています。

抗体名 品番 包装 希望販売価格PC-054E5544E5541AB9060XW-7119ABD-021LABD-021SABD-022LABD-022SBAF2375AF2375MAB1860AF2204ANKR13-M600-101-287600-101-290AB156397626AB1701429752AB169981058-1AB12266AB3352AB3358AB3359AB43AB4438-8900600-401-682AB14393AB16717MC-737HM2156297552975629757AF2178MAB2259MAB324E4894E4891600-401-866E5584E5581AF2429AB17933AF2126MC-797MC-798LF-PA0106AB15848AB16763AB16764AP1013210-15-CCAB4576AB9052AF2205AF2436AB14744AB17717AB17654BAF730AB9228-50ULAB9228-200ULMAB1710AB4735AF2378AB10554RA18002AB10562AB473207-656(CONTROL:12-309)XW-7149BAF2254AF2254AB17436AB13604

略号100 B1 F7 F

100 B100 B500 B50 B500 B50 B50 B100 B100 B100 B100 B100 B100 B100 B50 E100 B100 B200 E100 E1 F

500 E500 E500 E150 E100 E100 B100 B50 E100 B100 B100 B100 B100 B100 B100 B500 B500 B1 F7 F

100 E1 F7 F

100 B50 E100 B100 E100 E100 B125 E100 E100 E100 E10 F200 E100 B100 B100 B100 B100 B50 B50 B50 E200 E500 B200 E100 B100 B100 E100 B200 E100 E100 B50 B100 B50 B100 B

¥82,000¥82,000¥52,000¥66,000¥105,000¥385,000¥52,300¥385,000¥52,300¥78,000¥73,000¥41,000¥73,000¥74,000¥44,000¥44,000¥71,000¥50,000¥47,000¥59,000¥71,000¥60,000¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000¥40,000¥40,000¥64,000¥44,000¥71,000¥71,000¥97,000¥58,000¥53,000¥53,000¥53,000¥73,000¥60,000¥60,000¥95,000¥52,000¥51,000¥101,000¥52,000¥73,000¥71,000¥73,000¥117,000¥117,000¥95,000¥71,000¥71,000¥71,000¥66,400¥18,000¥71,000¥66,000¥73,000¥73,000¥71,000¥71,000¥71,000¥78,000¥62,000¥131,000¥60,000¥71,000¥73,000¥47,000¥97,000¥71,000¥71,000¥60,000¥105,000¥78,000¥73,000¥71,000¥71,000

Adenovirus E1AAdenovirus Type 5 E1AAdenovirus Type 5 E1AAlivin 1 (Hu)α 3 type IV collagen binding protein [COL4A3BP]alpha-bPrion Protein 3C10 (anti-PrPc) L packalpha-bPrion Protein 3C10 (anti-PrPc) S packalpha-bPrion Protein 5G12 (anti-PrPc) L packalpha-bPrion Protein 5G12 (anti-PrPc) S packAMIGO3AMIGO3AminolessAngiopoietin-like 1Angiostatin Kringles 1-3AP2A1 (alpha 1 subunit of adaptor-related protein complex 2)AP3D1 (delta 1 subunit of adaptor-related protein complex 3)APJ ReceptorArginine VasopressinARIH2Bcl S/LBeclin 114-3-3 β/αbeta Amyloid 1-17 Blood Group Antigen Precursor Blood Group Lewis x Blood Group Lewis y branched-chain α-keto acid dehydrogenase (BCKDH)E2branched-chain α-keto acid dehydrogenase (BCKDH)kinaseBRCC-45BRRN-1BTK (phospho S180) CACNB3Calcium Pump, plasma membraneCalprotectinCapase 1Capase 2Capase 3Cathepsin-6Cathepsin Like ProteaseCCL14CDC7 PhosphataseCDC7 PhosphataseCDC27 (Ser427), Phospho-SpecificCdk1/p34cdc2Cdk1/p34cdc2CDOc-Fos (phospho T232)CHL-1 / L1CAM-2Chondroitin/Keratin Sulfate ProteoglycanChondroitin/Keratin Sulfate ProteoglycanCIIACKII betaCLACPCLACPCleaved Caspase-8(Asp384), Phospho-SpecificClostridium ChauvoeiClr4Collagen-like Alzheimer's Amyloid Plaque Component [CLAC-P]Contactin-4CORS26COXIVCRHSP24CXCL5CXCL14 / BRAKCyclic Nucleotide-Gated Cation Channel 3 [CNGA3]Cyclic Nucleotide-Gated Cation Channel 3 [CNGA3]Cystatin / Stefin HomologDcr1/Dicer 1DcTRAIL R1Delta 1Delta Opioid Receptor (Ser363), Phospho-SpecificDIAPH2Dicer 2dimethyl-p300 (Arg2142)DNA (cytosine-5-)-methyltransferase 3 β [DNMT3b]DNERDNERDnmt3bDnmt3b

KAMSBSSBSCMNPSCJNAJNAJNAJNARSDRSDRSDRSDALPRKLRKLACMYMSACMASIACMEPTACMACMACMACMHKDHKDZYMRKLACMACMKAMHCBASIASIASIRSDRSDRSDSBSSBSRKLSBSSBSRSDACMRSDKAMKAMLFRACMACMACMCBCVMRACMCMNRSDRSDACMACMACMRSDCMNCMNRSDACMRSDACMNURACMACMUBIPSCRSDRSDACMACM

抗体名 品番 包装 希望販売価格BAF2360AB17794AB5429AF2364AB17829AB16366E5681E5684BAF1476E4424E5011E5014341286MAB2546AF2426210-422-C100804-709-C050BAF1694MAB1694AB3394AB413076417642AB17005AB17926AF2070AB17443AB35AB36AF2304T-3002AB5421600-401-349MAB2350AB12553E5074E5071AB16159AB3599AB17584AB17101AB17152AB3525AB18138MAB1458AB4626AF2320MAB1789MAB15981AB5298AF2425AB5416AB16923MAB2540600-401-273E5954E5951E5124E5121E5904E5901E5884E5881AKIN12-AAKIN12-BAKIN11-AAKIN11-BAKIN09-BAKIN09-A07-525MAB2238AB4137AB17007AB4138AKIN13-AAKIN13-BE6021E6024AS04-045

略号50 B7 F

100 B100 B500 E100 B7 F1 F50 B1 F7 F1 F

100 B500 B100 B100 B50 B50 B500 B100 B100 B200 B200 B100 E500 E100 B50 B100 E100 E100 B0.25 F100 B100 B500 B200 E1 F7 F

250 B200 E100 E1 F1 F

100 B25 B100 B200 E100 B500 B500 B100 B100 B100 B100 B500 B100 B1 F7 F1 F7 F1 F7 F1 F7 F

1×50 B3×50 B1×50 B3×50 B3×50 B1×50 B200 B500 B100 B100 B100 B1×50 B3×50 B

7 F1 F

200 E

¥78,000¥71,000¥71,000¥73,000¥71,000¥71,000¥52,000¥109,000¥78,000¥82,000¥52,000¥101,000¥68,800¥60,000¥73,000¥62,300¥62,300¥78,000¥60,000¥71,000¥56,000¥40,000¥40,000¥71,000¥71,000¥73,000¥71,000¥50,000¥50,000¥73,000¥46,000¥47,000¥44,000¥60,000¥71,000¥109,000¥52,000¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000¥71,000¥37,000¥71,000¥50,000¥71,000¥73,000¥60,000¥60,000¥71,000¥73,000¥71,000¥71,000¥60,000¥44,000¥54,000¥52,000¥63,000¥52,000¥54,000¥52,000¥54,000¥52,000¥55,000¥114,000¥55,000¥114,000¥114,000¥55,000¥58,000¥60,000¥56,000¥71,000¥56,000¥55,000¥114,000¥52,000¥95,000¥57,000

DPP6Elastase 2, predilutedElg 1EndorepellinEstrogen Inducible Protein pS2Estrogen Related Receptor gammaEzrin/p81/80K/CytovillinEzrin/p81/80K/CytovillinFABP5Factor VIII Related antigenFactor XIIIaFactor XIIIaFarnesylFcγ RIIIA/BFcRH4 / IRTA1FIZZ2FIZZ2Follistatin-like1Follistatin-like 1FOXG1FOXO1 [Forkhead Box Protein O1; FKHR]Free Kappa ChainFree Lambda Chain14-3-3 gamma (acetyl V1)Gamma Glutamylcysteine Synthetase / GCSGASP-1GDI2Gelatinase AGelatinase BGlypican 2Granulocyte, Monocyte, Macrophage 2HallenHCDH1HCR / CRAM-A/BHDPTPHepatocyte Factor Homologue-4Hepatocyte Factor Homologue-4HHV8 + MAL62Histone H2A (phospho S122)Histone H1.1HLA DR + DP + DQHMW CytokeratinHormone Sensitive Lipase [HSL; LIPE]HTLV I p19HTRA / OmiHtz1Il-1F9 / IL-1 H1IL-28 / IFN-λIL-29 / IFN-λ1ILF1ILT3 / CD85kInfluenza A Virus M2 ProteinInterferon alpha 2bKallikrein 15KB-RASKeratin 6Keratin 6Keratin 15Keratin 15Keratin 16Keratin 16Keratin 10/13Keratin 10/13Kid motor (host rabbit) + controlKid motor (host rabbit) + controlKIF1C motor (host rabbit) + controlKIF1C motor (host rabbit) + controlKIF3C motor (host rabbit) + controlKIF3C motor (host rabbit) + controlKIF21BKIR2DL4 / CD158dKLF2 [Kruppel-like Factor 2; LKLF]KLF3KLF4 [Kruppel-like Factor 4]Klp2 motor (host rabbit) + controlKlp2 motor (host rabbit) + controlLaminin B1/β1Laminin B1/β1Lhcb4

RSDACMACMRSDACMACMSBSSBSRSDSBSSBSSBSCBCRSDRSDALXALXRSDRSDACMCMNYMSYMSACMACMRSDACMHKDHKDRSDBMAACMRKLRSDACMSBSSBSACMACMACMACMACMCMNACMRSDACMRSDRSDRSDACMRSDACMACMRSDRKLSBSSBSSBSSBSSBSSBSSBSSBSCYTCYTCYTCYTCYTCYTUBIRSDCMNACMCMNCYTCYTSBSSBSAGR

※抗体名は、品名からAntiを省略しています。

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24 Cosmo Bio News No.50 25Cosmo Bio News No.50

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下記のメーカーが新カタログを発刊しました。ご要望がございましたら弊社商品取扱代理店、または弊社ホームページ上カタログ請求欄よりご請求ください。

メーカー新カタログ紹介

コスモ・バイオでは、下記の学会展示会に出展を予定しております。学会にご参加の折には、ぜひお気軽にブースにお立ち寄りください。普段は見逃している“何か”が見つかるかもしれませんよ……。

学会名 日 程 会 場

第4回 国際バイオEXPO 5/18(水)~20(金) 東京ビッグサイト

Lucigen社では、遺伝子クローニングに欠くことのできないリガーゼ等の酵素、遺伝子ベクター、及びコンピテント細胞をご用意いたしております。また、ライゲーションからトランスフォーメーションまでをカバーする便利なキット等も取り揃えております。お客様の遺伝子クローニングがLucigen社製品できっと平易なものに変わるでしょう(2005年5月より配布)。

ルシジェン社カタログ2005 LUC

ベッチル社 新カタログ“2005 Product Catalog(価格表入)”をお届けします。掲載商品は約1470品、最新のCell Biology関連抗体約250品が新商品として加わりました。今後も随時追加される予定です。Cell Biology関連抗体にはWB結果も掲載しています。ユニークな抗体が多いので要チェックです。またいろいろな動物種を揃えた標識二次抗体、イムノグロブリンELISA用抗体セットや、RIDキット、そしてTAG抗体など含まれています(2005年4月より配布)。

ベッチル社カタログ2005 BET

セ ミ ナ ー レ ポ ー ト �

弊社では、抗体の専門メーカーアブカム(Abcam)社と共同して、学術ミーティング『第1回 クロマチン・フロンティアーズ・ジャパン』を開催致しました。このミーティングでは、クロマチン研究の幅広い分野をカバーできるよう、筑波大学大学院 人間総合科学研究科の永田恭介先生にオーガナイザーとしてご支援いただきました。京都大学大学院の石川冬木先生による招待講演とクロマチンに関連した様々な分野から5つの演題で、総勢9名の先生方・若手研究者の方にご講演いただきました。

クロマチン研究の最先端の話題を、実験室の研究グループリーダーと次の世代を期待される若い研究者の方 (々ポスドクや大学院生等)に、“実験室の声”をお話しいただき、老若男女を問わずに研究者間の情報交換や活発な討論をしていただく、学術ミーティングです。

第1回クロマチン・フロンティアーズ・ジャパンChromatin Frontiers Japan Feb. 2005 in Tokyo

■ クロマチン・フロンティアーズ・ジャパンとは……

イギリスに本拠地を置くアブカム社では、ロンドンで“TheUK Chromatin Meeting”と題した学術ミーティングを定期的に開催しています。この趣旨を日本でも広めたいという希望から、この度、国内唯一のアブカム社

■ アブカム社とクロマチン

■ 第2回 クロマチン・フロンティアーズ・ジャパン

プログラム午前の部 座長:吉田 稔 先生(理化学研究所)

【演題1】『GAGA-FACT複合体と相互作用するクロマチンリモデリング因子』霜島 司 先生(国立遺伝学研究所形質遺伝研究部門 JSPS特別研究員)

『サイレントクロマチンの侵攻を防ぐクロマチンリモデリング』広瀬 進 先生(国立遺伝学研究所形質遺伝研究部門 教授)

【演題2】『ヒストンシャペロンの分子・生理機能』永田 恭介 先生(筑波大学大学院人間総合科学研究科 教授)

『核小体クロマチンの構造・機能制御』奥脇 暢 先生(筑波大学大学院人間総合科学研究科 講師)

【ランチョン】『アブカムとクロマチン』Dr. Abbie Harris(Business Development Manager for Chromatin, Abcam Ltd)

【招待講演】座長:永田 恭介 先生(筑波大学)

『複製フォークが止まるとき』石川 冬木 先生(京都大学大学院生命科学研究科 教授)

【演題3】『生殖細胞の染色体分配』渡辺 嘉典 先生(東京大学分子細胞生物学研究所 教授)

『動物細胞のシュゴシンの役割』北島 智也 先生(東京大学分子細胞生物学研究所 助手)

【演題4】『クロマチン研究から創薬へ』吉田 稔 先生(理化学研究所吉田化学遺伝学研究室 主任研究員)

『新規アセチル化及びメチル化タンパク質の探索と機能解析』島津 忠広 先生(東京大学大学院農学生命科学研究科 博士課程1年)

【演題5】『白血病におけるクロマチン制御とその破綻』北林 一生 先生(国立がんセンター研究所分子腫瘍学部 部長)

【総合討論】座長:永田 恭介 先生(筑波大学)

【懇親会】 会場をレストランに移し、聴講の緊張もほぐれて、和やかな懇親会となりました。研究室間での情報交換もされていたようです。

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掲載カテゴリ

●細胞   ●細胞分離

●培地   ●関連試薬

●血清   ●幹細胞培養

掲載内容細胞培養に関する研究を上記6つのカテゴリに分けて、商品をご紹介して

います。豊富な商品はもちろんのこと、各カテゴリ内で関連のある“技術情

報”や“トピックス”も充実しており、これから実験を始める研究者の方にも、

ぜひご覧いただきたい内容です(約120ページ、間もなく配布)。

再生と培養《幹細胞研究ツールをはじめとして》

細胞培養ハンドブック

Regeneration

再生と培養

幹細胞研究試薬�ES細胞/多能性幹細胞・成体幹細胞成長因子&マーカー/細胞分離試薬�一般培養試薬�培地/培地添加物/血清/その他�

培養システム・アッセイ�コーティング培養システム/スキャフォールドシリーズ/悪性形質転換検出アッセイ/

血管新生アッセイ/血管透過性アッセイ/浸潤アッセイ/接着アッセイ/細胞増殖能アッセイ/神経突起伸長定量/骨代謝/老化検出キット�

消耗品�細胞培養用プレート&ディッシュ/細胞培養用メンブレンウェル��

幹細胞研究ツールを�はじめとして�

キャンペーン対象商品・レセプターチロシンキナーゼ(RTK)アレイ(略号:RSD, 品番:ARY001)・化学発光基質(略号:RSD, 品番:AR004)・X線フィルム(略号:IBI, 品番:1788207)

コスモバイオニュース特集号

期間中、専用の申し込み用紙でご注文いただきますと、キャンペーンの適用となります。

(http://www.cosmobio.co.jp/product/campain.asp)

R&Dシステムズ社(略号:RSD)RTKアレイ30%OFFで化学発光基質・X線フィルムも30%OFFキャンペーン

期間:2005年3月1日~6月30日

期間中、対象商品(BioSource社 サイトカインELISA キット)を同時に2キット以上お買い上げでキャンペーン価格の適用となります。

BioSource社(略号:BSO)サイトカインELISAキット2キットで30%OFFキャンペーン

期間:2005年3月1日~5月31日

学会展示会 出展のご案内

2005年2月9日(水)、中央大学駿河台記念館に於いて

期間:2005年5月1日~7月31日

フェルメンタス(FER)社、ルシジェン(LUC)社、モレキュラーリサーチ(MOR)社の標記一連の商品群が通常価格の50%オフでお求めいただけます。

クロマチン研究に役立つツールが盛りだくさん!

スモバイオニュース特集号『エピジェネティクス』では、永田恭介先生(筑波大学)によるエピジェネティクスに関する総説やメーカーからの様々なトピックス、アッセイキットやChIP用抗体等、盛りだくさんの内容となっております。

コスモ・バイオでは、クロマチン領域に関する研究試薬やChIPアッセイに最適な密閉式超音波細胞破砕装置『BIORUPTOR®』等の機器を取り揃えています。また、コ

さらに、弊社ホームページ上“技術情報”欄には、ChIPアッセイのプロトコールやヒントも充実しています。一度、訪れてみては……?

参加者のコメントやさらに詳しいセミナーレポートについては、弊社ホームページ上“お知らせ”欄をご覧ください。今回、残念ながらご参加いただけなかった方のための、要旨集の送付もお申し込みいただけます。

http://www.cosmobio.co.jp/info/seminar_chromatin_20050215/seminar_chromatin_20050215.asp

トピックス�トピックス�

コスモ・バイオ株式会社�www.cosmobio.co.jp

エピジェネティクス�ヒストン修飾とクロマチン構造変換による転写制御�

Epigenetics

リモデリング�転写因子解析�[付録]ChIP(クロマチン免疫沈降)アッセイ�

DNAのメチル化�ヒストン解析�ヒストン/ヒストンアセチル化/ヒストン脱アセチル化/�ヒストンメチル化/HMG��

代理店であるコスモ・バイオが、日本版学術ミーティングとして『クロマチン・フロンティアーズ・ジャパン』を実現致しました。

今秋、京都で第2回 クロマチン・フロンティアーズ・ジャパンの開催を予定しています。事前に、弊社ホームページ上“お知らせ”欄でご案内します。

ここをクリック!

弊社では、4月より『コスモバイオ Eニュース』の配信をスタートしました。最新の製品情報や技術情報・お得なキャンペーン情報・展示会出展やセミナー開催等のお知らせ・新規取扱メーカー情報等、ホットな話題が盛りだくさんです。誌面スペースの都合上ニュースに掲載できなかったプロトコールや解析結果等の詳細情報も、たっぷりご覧いただけます。配信は隔週です。ご希望の方は、弊社ホームページより会員

登録を行ってください。その際、メールマガジン了承サイン欄の“Yes”にチェックしてください。

バイオチェーン(BCH)社製品の取り扱いを開始致しました。ヒト、ラット、マウス他各種動物由来のRNA・DNA類、また組織スライド等を豊富に取り揃えています。

『コスモバイオEニュース』配信スタート

コスモ・バイオ 会員登録画面http://www.cosmobio.co.jp/login/id.asp

Taq and PCR関連商品 半額キャンペーン“Taq、分子量マーカー、核酸抽出剤、クローニングキット、Cell等が50%オフ”

ハンドブックでは紹介しきれなかった消

耗品や試薬等も掲載されています。ぜひ、

ハンドブックと併せてご活用ください。

掲載内容「再生と培養」をテーマとして試薬&消耗

品をまとめました。特に、最近注目されて

いる「再生医療」研究にも結びつく幹細胞

研究試薬として、マウスES細胞、フィーダ

ー細胞、幹細胞成長因子&マーカー抗体に焦点をあてました。また、癌(血管新生・浸潤・透過性・細胞増殖能)や神経

(神経突起伸長定量)、骨代謝(破骨細胞活性)研究にもお使いいただける培

養システム商品も見どころです(69ページ、2004年4月より好評配布中)。

バイオチェーン社製品取り扱い開始