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平成29年9月中間期 ミニディスクロージャー誌 第8期営業の中間ご報告 平成29年4月1日~平成29年9月30日 平成29年9月中間期 ミニディスクロージャー誌 第8期営業の中間ご報告 平成29年4月1日~平成29年9月30日 MINI DISCLOSURE 2017.9 MINI DISCLOSURE 2017.9

MINI DISCLOSURE 2017 - tomony-hd.co.jp · 03 mini disclosure ÄÞÇ q oòwk Ú %¬ç Ó r Õb ¿¬Ú %¬ç Ó ô t^ Ú %¬ç Ó Ñ£ ¶ Ñ£ ¶ Ñ£ ¶ y

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平成29年9月中間期 ミニディスクロージャー誌第8期営業の中間ご報告 平成29年4月1日~平成29年9月30日

平成29年9月中間期 ミニディスクロージャー誌第8期営業の中間ご報告 平成29年4月1日~平成29年9月30日

MINI DISCLOSURE 2017.9MINI DISCLOSURE 2017.9

01

MINI DISCLOSURE

監査部

グループコンプライアンス委員会

グループリスク管理委員会

グループ戦略委員会

経営企画部

㈱徳島銀行 ㈱香川銀行 ㈱大正銀行 トモニシステムサービス㈱

リスク・コンプライアンス部 グループ戦略部

トモニホールディングス 株式会社

グループ組織図

設 立 日所 在 地資 本 金事業の内容従 業 員 数上場証券取引所

平成22年4月1日香川県高松市亀井町7番地1250億円銀行持株会社102名(各子銀行兼務者79名を含む)東京証券取引所

株式会社 徳島銀行創 業 日所 在 地資 本 金預 金貸 出 金店 舗 数従 業 員 数

大正7年3月3日徳島県徳島市富田浜1丁目41番地110億円1兆4,601億円1兆179億円81店舗(うち出張所6店舗)971名

株式会社 香川銀行

(平成29年12月1日現在)

設 立 日所 在 地資 本 金預 金貸 出 金店 舗 数従 業 員 数

昭和18年2月1日香川県高松市亀井町7番地9120億円1兆4,234億円1兆1,920億円88店舗(うち出張所6店舗)1,086名

株式会社 大正銀行設 立 日所 在 地資 本 金預 金貸 出 金店 舗 数従 業 員 数

大正11年4月23日大阪府大阪市中央区今橋2丁目5番8号26億円4,382億円3,889億円27店舗(うち出張所6店舗)355名

プロフィール(単体ベース)contents

株主総会

経営会議システム戦略委員会

㈱徳銀ビジネスサービストモニカード㈱

㈱徳銀キャピタル

子会社等 子会社等

(平成29年9月30日現在)会社概要

ごあいさつ

第3次経営計画

業績ハイライト(トモニホールディングス)

財務諸表(連結)(トモニホールディングス)

業績ハイライト(徳島銀行)

地域とともに、お客さまとともに(徳島銀行)

業績ハイライト(香川銀行)

地域とともに、お客さまとともに(香川銀行)

業績ハイライト(大正銀行)

地域とともに、お客さまとともに(大正銀行)

店舗ネットワーク

株式の状況

株式事務のご案内

01

02

03

05

06

07

09

11

13

15

17

19

21

22

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

取締役会

監査等委員会

香川ビジネスサービス㈱トモニリース㈱

子会社

大正信用保証㈱

※店舗数は平成29年11月30日現在

02

MINI DISCLOSURE

 みなさまには、平素よりトモニホールディングスグループをお引き立ていただきまして、誠にありがとうございます。

 当社は、徳島銀行と香川銀行の金融持株会社として平成22年4月にスタートしてから、平成29年4月で設立7周年を迎えました。

 平成28年4月には大正銀行を傘下に加え、新しいトモニホールディングスグループとして、第3次経営計画をスタートさせ、グループ各社が協働・連携して『成長する広域金融グループ』を目指し、「リレーションの深化」「グループ金融機能の強化」「グループ組織力の強化」「収益・財務基盤の強化」の4つの基本戦略の展開を通じて、当社グループの企業価値の向上に努めております。

 これからも広域金融グループの更なる進化を図り、広域ネットワークの活用、各々の強みや各種ノウハウの共有・活用により、成長戦略の実現と付加価値の高い金融サービスの提供を行い、地方創生と地域経済の発展に貢献してまいります。

 みなさまにおかれましては、今後とも変わらぬご支援とご愛顧を賜りますようお願い申しあげます。

~地域とともに、さらなる成長に向けて、新しいトモニ始まる。~

 ブランドマークは、“ともに”協調しあって、地域のお客さまとともに、明日への発展を支えていくというビジョンを、翼を広げ飛翔するイメージに表現したものです。左右に広がる豊かな曲線はヒューマンなイメージを、2つの形が合わさる縦の直線は知性や信頼感を表現しています。 ブランドカラーは、知的でありながらヒューマンなイメージを感じさせる赤色を基調としており、TOMONYレッドと称します。

ブランドマーク・ロゴ

[ブランドマーク] [ロゴ 和文/英文]

平成29年12月トモニホールディングス株式会社

03

MINI DISCLOSURE

トモニHD設立

存在感のある金融グループ

成長する広域金融グループ

信頼される金融グループ

フェーズⅠ22/4~25/3

フェーズⅡ25/4~28/3

フェーズⅢ28/4~31/3

 第3次経営計画は第1次経営計画及び第2次経営計画のコンセプトを踏襲し、当社グループは、本計画に基づき、当社を中心として「成長戦略の実現」「経営インフラの有効活用」「各種ノウハウの共有」といった大正銀行との経営統合により見込まれる統合効果を実現することにより、当社グループの企業価値の向上を図るとともに、グループ各社が協働・連携して「成長する広域金融グループ」を目指していきます。

お客さま第一主義

お客さまとともに成長

信頼と安心の経営

お客さま第一主義の経営を徹底し、それぞれのお客さまのニーズに応じた最良の金融サービスを提供します。

地域において持続的安定的な金融仲介機能を発揮し、地域のお客さまとともに成長し続けます。

グループとしてより強固な経営基盤を構築し、お客さまから信頼され安心して末長くおつきあいいただく存在になります。

グループ経営ビジョン(目指すべき金融グループの姿)第3次経営計画の位置付け

~地域とともに、さらなる成長に向けて、新しいトモニ始まる。~

第3次経営計画 -トモニホールディングス-平成28年4月~平成31年3月

重点施策 具体的施策

広域ネットワークを活用した営業基盤の強化

○大阪地区における中小企業取引及び住宅ローン取引の拡充 ○東京地区への店舗新設による営業基盤の拡充○広域ネットワークの戦略的活用による営業力の強化     ○店舗ネットワークの再構築

顧客ニーズに適応した金融商品・サービスの提供

統合効果の追及に向けた成長戦略の実行と地方創生への取組み強化

○金融商品の品揃えの充実 ○非対面チャネルの充実 ○広域ネットワークを活用した顧客利便性の向上

経営インフラの有効活用

○統合効果の追求に向けた グループ戦略の展開

各種ノウハウの共有・活用

○グループ資金の有効活用 ○システム戦略の構築 ○FinTechの戦略的な活用

グループ組織態勢整備と一体感ある組織の醸成

○グループ銀行3行の強みの共有・活用

内部管理態勢の強化

強固な管理態勢を支え、リレーション深化を遂行できる人材の育成

○グループ経営管理態勢の強化 ○共通・重複業務の集約等グループ組織態勢の整備

基本戦略

Ⅰ.リレーション の深化

Ⅱ.グループ金融 機能の強化

Ⅲ.グループ組織力 の強化

Ⅳ.収益・財務基盤 の強化

収益構造の再構築

○リスク管理の強化(統合的リスク、信用リスク、市場リスク等) ○コンプライアンス態勢の強化 ○内部監査態勢の強化

○教育研修の共同化・内容の充実 ○長期的展望に立った人材の育成○人事交流の拡充

統合効果の追求による更なるコスト削減

○グループ収益管理態勢の強化 ○自己資本管理の強化 ○市場環境の変化に対応したグループとしての有価証券運用の強化

○共通・重複業務の集約による効率化促進 ○システム運用の統一化による効率化促進

(注)ROE=親会社株主に帰属する当期純利益/株主資本×100

82億円

5.0%

10.0%

2兆6,000億円

7,800億円

収益性

効率性

健全性

成長性

成長性

目標とする経営指標(平成31年3月期)

親会社株主に帰属する当期純利益(連結)

トモニHD

自己資本比率(連結)

貸出金残高(3行単体合算)

大阪地区貸出金残高(3行単体合算)

ROE(連結)

第3次経営計画の目標

徳島銀行第20次経営計画香川銀行第17次経営計画大正銀行第12次経営計画

○グループ銀行3行による 経営計画の実行

04

MINI DISCLOSURE

6,000

6,500

7,000

7,500

8,000

☆住宅ローン等の融資案件をグループ銀行へ紹介☆グループ銀行連携による取引基盤の拡充

◎大阪地区における営業基盤の拡充

☆グループ銀行3行の店舗ネットワーク活用による 営業力強化 大阪地区店舗数 合計40店舗 全店舗数  合計196店舗

◎広域店舗ネットワークの活用

☆共同セミナー、共同キャンペーンを実施 トモニ企業経営セミナー トモニ起業・創業セミナー トモニHD記念投資信託キャンペーン トモニHD給与振込キャンペーン 等

◎グループ銀行3行による共同施策

☆グループ合同研修を実施☆グループ間での人事交流を実施

◎グループ組織力の強化に 向けた人材の育成

☆お客さま交流会の開催 平成29年8月に大阪市にて、「とくぎんサクセスクラブ」、「香川ニュービジネスクラブ」の会員さま及び大正銀行のお客さまとの交流会を開催しました。

☆トモニうまいもん市の設置 ㈱みどり会が大阪市で開催する「みどり会優待販売会」の中で、お取引先の魅力的な商品をご紹介することを目的として、『トモニうまいもん市』を平成28年12月及び平成29年6月の開催時に設置し、お取引先延べ16社に出店いただきました。

☆西日本旅客鉄道㈱(JR西日本)と業務提携 グループ銀行3行は、地域産品の海外販路開拓を目的とした海外向けインターネット販売サイト(エブリシング フロム ジェーピー)の事業プロデュースを行うJR西日本と、地域産品の販路開拓プロジェクトに関する協定書を締結しました。このサイトでは運営側が言語対応や海外発送を行うため、出品者は少ない負担で海外向けビジネスにチャレンジすることが可能となっており、当社グループは、このサイトへの出品提案を通じて海外販路開拓を支援しています。

◎取引先企業のビジネス機会の創出・拡大

☆トモニmini商談会の開催 お取引先の優れた商品を拡販する機会提供の場として、バイヤーを招聘する小さな商談会(トモニmini商談会)を定期的に開催しています。平成29年6月には高松市にて、JR京都駅やJR大阪駅で百貨店を展開する㈱ジェイアール西日本伊勢丹のご担当者を招聘して商談会を開催し、お取引先のマッチング支援を行いました。

大阪地区における成長戦略

(単位:億円)

平成28年3月末

平成29年9月末

平成31年3月末

6,867

7,7667,800

大阪地区貸出金残高

計画

計画を大きく上回るペースで推移

大阪地区貸出金残高(3行単体合算)

05

MINI DISCLOSURE

トモニホールディングス連結業績

 平成29年9月期における損益状況は、経常収益は、有価証券利息配当金及び株式等売却益が増加したものの、貸出金利息及び国債等債券売却益が減少したこと等により、前年同期比474百万円減少して34,897百万円となりました。経常費用は、国債等債券売却損及び与信関連費用が減少したこと等により、前年同期比1,292百万円減少して26,148百万円となりました。その結果、経常利益は前年同期比819百万円増加して8,749百万円となりました。また、前期に大正銀行との経営統合に伴い特別利益として計上した負ののれん発生益14,849百万円がなくなったこと等により、親会社株主に帰属する中間純利益は前年同期比14,211百万円減少して5,864百万円となりました。なお、前期計上した負ののれん発生益は一時的に発生した会計上の利益であり、これを控除した場合、親会社株主に帰属する中間純利益は前年同期比638百万円増加したこととなります。

 当社は、株式会社日本格付研究所(JCR)から、長期発行体格付について「A-」(シングルAマイナス)の格付を取得しており、健全な経営体質が評価されています。

科 目 平成29年9月期 平成28年9月期前年同期比(単位:百万円)(平成29年4月1日から平成29年9月30日まで)

格付

(平成29年4月1日から平成29年9月30日まで)

(平成29年9月30日現在)

徳島銀行・香川銀行・大正銀行(単体)の合算

科 目平成29年9月期 平成28年9月期

3行合算(単体)前年同期比

平成29年9月期 平成28年9月期3行合算(単体)

前年同期比

業務粗利益(うち資金利益)(うち役務取引等利益)経費(除く臨時処理分)業務純益コア業務純益与信関連費用経常利益中間純利益

25,070(23,925)(1,425)17,4057,6187,189

5147,2794,759

預金等(譲渡性預金含む)貸出金有価証券預り資産

△ 763(△236)

(96)△ 86

△ 7073

△ 455936616

24,307(23,689)(1,521)17,3196,9117,192

598,2155,375

科 目

(単位:百万円)

(単位:億円)

経常収益経常費用経常利益親会社株主に帰属する中間純利益

連結自己資本比率

35,37127,4407,930

20,075

9.42%

△ 474△ 1,292

819△ 14,211

△ 0.27%

34,89726,1488,7495,864

9.15%

32,28624,4788,0342,905

1,7471,511

△ 223△ 16

34,03325,9897,8112,889

業績ハイライト-トモニホールディングス-

06

MINI DISCLOSURE

中間連結貸借対照表

[資産の部]

中間連結株主資本等変動計算書

科 目 金 額

資産の部合計

(単位:百万円)

株主資本 その他の包括利益累計額

資本金 自己株式資本剰余金

利益剰余金

その他有価証券評価差額金

繰延ヘッジ損益

土地再評価差額金

退職給付に係る調整累計額 合計

新株予約権

非支配株主持分

純資産合計合計

(単位:百万円)

[負債の部]科 目

負債の部合計

金 額(単位:百万円)

[純資産の部]科 目

負債及び純資産の部合計

金 額

純資産の部合計

(単位:百万円)

科 目 金 額(単位:百万円)

(平成29年9月30日現在)

(平成29年4月1日から平成29年9月30日まで)

中間連結損益計算書(平成29年4月1日から平成29年9月30日まで)

現金預け金商品有価証券金銭の信託有価証券貸出金外国為替リース債権及びリース投資資産その他資産有形固定資産無形固定資産退職給付に係る資産繰延税金資産支払承諾見返貸倒引当金

預金譲渡性預金コールマネー及び売渡手形借用金外国為替その他負債賞与引当金役員賞与引当金退職給付に係る負債睡眠預金払戻損失引当金偶発損失引当金繰延税金負債再評価に係る繰延税金負債支払承諾

3,297,72881,52726,00077,761

2418,945

54343

299505138

5,456907

7,9723,517,853

資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計その他有価証券評価差額金繰延ヘッジ損益土地再評価差額金退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計新株予約権非支配株主持分

25,00025,878

141,548△ 510

191,91621,544

11,578△ 31

23,092972

2,436218,418

3,736,271

当期首残高当中間期変動額 剰余金の配当 親会社株主に帰属する中間純利益 自己株式の取得 自己株式の処分 土地再評価差額金の取崩 株主資本以外の項目の当中間期変動額(純額)当中間期変動額合計当中間期末残高

25,000

ー25,000

25,974

△ 95

△ 9525,878

136,321

△ 6495,864

11

5,226141,548

△ 500

△ 363353

△ 10△ 510

186,795

△ 6495,864

△ 36325711

5,120191,916

20,104

1,4401,440

21,544

0

001

1,590

△ 11△ 111,578

△ 6

△ 24△ 24△ 31

21,688

1,4041,404

23,092

935

3737

972

2,404

3131

2,436

211,824

△ 6495,864

△ 36325711

1,4736,593

218,418

経常収益 資金運用収益  (うち貸出金利息)  (うち有価証券利息配当金) 役務取引等収益 その他業務収益 その他経常収益経常費用 資金調達費用    (うち預金利息) 役務取引等費用 その他業務費用 営業経費 その他経常費用経常利益特別利益特別損失税金等調整前中間純利益法人税、住民税及び事業税法人税等調整額法人税等合計中間純利益非支配株主に帰属する中間純損失親会社株主に帰属する中間純利益

34,897 25,080

(19,580)(5,383)

4,086 3,164 2,565

26,148 1,090 (991)2,150 3,797

17,912 1,196 8,749

4 152

8,601 2,177

563 2,741 5,860

45,864

287,659445

5,500783,171

2,590,8256,0578,377

31,06831,6573,4392,749

4737,972

△ 23,1273,736,271

財務諸表 -トモニホールディングス-

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

0

1,000

2,000

3,000

4,000

0

1,000

2,000

3,000

0

3,000

6,000

9,000

12,000

15,000

0

300

600

900

1,200

1,500

業績の概要(単体)

営業の概要(単体)

業績ハイライト -徳島銀行-

○銀行本業の収益を示すコア業務純益は、有価証券の運用利回りの上昇により資金利益が増加したこと等により、前年同期比541百万円増加して3,347百万円となりました。○経常利益は、与信関連費用が減少したこと等により前年同期比1,214百万円増加して3,932百万円となりました。○中間純利益は、前年同期比657百万円増加して2,629百万円となりました。

2,792 2,764 2,718

3,932

平成26年9月期

平成27年9月期

平成28年9月期

平成29年9月期

平成26年9月期

平成27年9月期

平成28年9月期

平成29年9月期

平成26年9月期

平成27年9月期

平成28年9月期

平成29年9月期

4,015

2,8063,3473,580

コア業務純益

2,2681,979 1,972

2,629

経常利益 中間純利益(単位:百万円) (単位:百万円) (単位:百万円)

(単位:億円) (単位:億円)

預金残高 個人預金、法人預金、公金預金ともに増加したことから、預金残高は前期末比657億円増加して1兆4,601億円となりました。

預り資産残高 投資信託と生命保険は増加しましたが、公共債が減少したことから、預り資産残高は1,197億円となりました。

預金残高

うち個人預金残高

公共債

投資信託

生命保険

9,441

13,426

9,549

13,535

9,714

13,944

9,861

14,601

平成28年3月末

平成28年9月末

平成29年3月末

平成29年9月末

平成28年3月末

平成28年9月末

平成29年3月末

平成29年9月末

07

MINI DISCLOSURE

1,23385

385

763

1,20562

373

769

1,19854

373

769

1,19742

381

773

08

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

7

8

9

10

営業の概要(単体)

金融再生法に基づく開示債権及び保全・引当等の状況

貸出金残高 積極的な営業活動により中小企業及び個人向け貸出等の取組みを進めたこと等により、貸出金残高は前期末比302億円増加し、初めて1兆円を超え1兆179億円となりました。

 当行では、厳格な自己査定に基づいて、適切な償却・引当を実施しています。 平成29年9月末における金融再生法に基づく正常債権以外の債権は、18,603百万円となっていますが、そのうち13,947百万円は担保や引当金によりカバーされています。 残り4,656百万円につきましては、自己資本85,185百万円により充分に備えています。

自己資本比率 経営の健全性を示す自己資本比率は、9.07%となりました。 国内のみで営業する銀行に義務付けられた国内基準の4%のみならず、国際統一基準の8%を上回っており、健全な経営体質を維持しています。

(単位:億円)

貸出金残高

うち中小企業等貸出金残高

国際統一基準

国内基準

(単位:%)

<用語解説>

○破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは?破産手続開始、更生手続開始、更生手続開始の申し立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権のこと。

○危険債権とは?債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性が高い債権のこと。

○正常債権とは?債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、破産更生債権及びこれらに準ずる債権、危険債権、及び要管理債権に該当しない債権のこと。

○要管理債権とは?3ヵ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権のこと。

9,246

7,408

9,877

8,010

10,179

8,264

9,384

7,5559.45 9.45 9.26 9.07

4

3

MINI DISCLOSURE

平成28年3月末

平成28年9月末

平成29年9月末

平成29年3月末

平成28年3月末

平成29年3月末

平成28年9月末

平成29年9月末

合計18,603百万円(1.80%)(平成29年9月30日現在)

総与信額1,032,231百万円

破産更生債権及びこれらに準ずる債権3,278百万円(0.31%)

自己資本85,185百万円

貸倒引当金5,343百万円

担保保証等8,603百万円

危険債権14,468百万円(1.40%)

要管理債権856百万円(0.08%)

正常債権1,013,627百万円

 当行は大正7年3月3日に富岡無尽合資会社として創業以来、来年3月3日をもちまして創業100周年を迎えます。100周年を迎えるにあたり、お客さまへの感謝の気持ちと地方創生や地域活性化に向けた取組みを行うため、テーマ・ロゴマーク、スローガンを掲げ、様々な記念事業を実施しています。

「あなたの夢をかたちに     ともに未来へ」

スローガン

〈テーマ・ロゴマーク〉

100周年記念行事への取組み

地域とともに、お客さまとともに -徳島銀行-

09

MINI DISCLOSURE

 創業100周年を迎えるにあたりイメージCMを新しく作成し、平成29年5月から放映を開始しました。

〈テーマ〉徳島で育まれる家族の物語を一本の糸のアニメーションで展開し、家族・地域の成長に寄り添い、未来へともに歩みを進める徳島銀行を表現しています。

◎イメージCM「タイトル つながりの糸」の作成

 法人・個人事業主のお客さまの事業資金ニーズ、個人のお客さまの資産運用やお借入のニーズにお応えするために、各種キャンペーンを実施しています。特に当行で新規に住宅ローンをご契約のお客さまには「徳島県の杉」を使用した「トクベ~時計」をプレゼントしています。

◎特別融資躍進Ⅱ、教育・学資ローン、投信Net等の取扱い

 徳島県内在住の小学生を対象に、夏休み期間中の7月の休日2日間を利用して、開催しました。110名の親子に参加をいただき、のこぎりや金づち等を使用して時計や本立てなど徳島県産材を使用した木工作品を制作しました。

◎とくぎん親子ふれあい木工教室の開催

 地域スポーツの振興に積極的に取組んでおり、徳島県卓球協会が開催する卓球の団体選手権大会に毎年協賛、今回の大会では出場チームの写真撮影や出場選手に記念品の贈呈を行いました。

◎冠試合 徳銀杯争奪 全徳島団体卓球選手権大会の開催

 子どもを犯罪被害から守るため「子ども110番の家」「子ども110番の車」、また高齢者等が安心して暮らし続けることができるように「高齢者の見守り隊」の活動を開始、店舗や車・オートバイにステッカーを貼付し、見守り活動を行っています。

◎子ども・高齢者の見守り活動

主な記念事業

10

 徳島県の代表的な祭りである「阿波踊り」に毎年連続して出場しており、今年で68回目となりました。今年もトモニホールディングスグループとして、香川銀行、大正銀行の役職員も参加して正統派の踊りを披露しました。

◎地域行事への参加「阿波踊り」

 平成29年8月、今年で11回目となる金融機関見学を小学生とその保護者の方を対象に実施しました。34組の親子が本店営業部の見学、本物の1億円の重さ体験、にせ札の見分け方等のイベントを体験しました。当行は、金融教育を通じてお子様に夏休みの思い出づくりの機会を提供しています。

◎夏休み親子ふれあい金融機関見学

 パソコンやスマートフォンで、投資信託のお取引や残高照会などを原則24時間365日いつでもご利用いただけるサービスで、平成30年3月30日まで「とくぎん投信Netスタート記念キャンペーン」を実施中です。

◎平成29年10月/とくぎん「投信Net」サービスの開始

 東京大学大学院数理科学研究科発のベンチャー企業である同社から助言を受け、人工知能(AI)などの最新技術を活用したシステムの共同開発を進め、お客さまへの新しいサービスの提供と利便性向上を加速させています。

◎平成29年5月/東京大学発のベンチャー企業㈱Mercuryと フィンテック・AIシステムのアドバイザリー契約を締結

トピックス(商品・サービスの充実)地域貢献活動への取組み

CSR(企業の社会的責任)への取組み

MINI DISCLOSURE

 当行は、地域における円滑な金融仲介機能の発揮と、中小企業金融を通じての地域経済の活性化を図るべく、地域密着型金融の推進を主要施策の一つと位置づけ、様々な取組みを行っています。

地域のお客さまとの取引状況

○貸出金における地域別内訳 (平成29年9月30日現在)

徳島県4,684億円

(46.02%)

中小企業6,325億円

(62.14%)

その他1,915億円

(18.82%)

個人1,938億円

(19.04%)

○貸出金における貸出先別内訳 (平成29年9月30日現在)

香川県 243億円(2.39%)

高知県 370億円(3.64%)

兵庫県 609億円(5.99%)

愛媛県 882億円(8.67%)

東京都 1,300億円(12.77%)

大阪府 2,088億円(20.52%) 合計 1兆179億円 合計 1兆179億円

当行は、徳島県を中心とした四国地区及び関西地区を主たる営業基盤とし、貸出金の87.23%は四国地区及び関西地区で運用しています。今後も地域のお客さまへの貸出を積極的に行うことによって、地域経済の活性化に取組んでまいります。

貸出金に占める中小企業や個人のお客さま向けの貸出金残高は、貸出金全体の81.18%となっており、中小企業や個人のお客さまの資金ニーズに積極的にお応えしています。

地域密着型金融への取組み

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

0

1,000

2,000

3,000

0

3,000

6,000

9,000

12,000

15,000

0

400

800

1,200

1,600

業績の概要(単体)

営業の概要(単体)

業績ハイライト -香川銀行-

○銀行の本業の収益を示すコア業務純益は、資金利益が減少したこと等により、前年同期比694百万円減少して3,185百万円となりました。○経常利益は、前年同期比719百万円減少して3,427百万円となりました。○中間純利益は、前年同期比418百万円減少して2,152百万円となりました。

3,9113,559

4,146

3,427

平成26年9月期

平成27年9月期

平成28年9月期

平成29年9月期

平成26年9月期

平成27年9月期

平成28年9月期

平成29年9月期

平成26年9月期

平成27年9月期

平成28年9月期

平成29年9月期

4,2983,879

3,185

3,842

コア業務純益

2,434

2,018

2,570

2,152

経常利益 中間純利益(単位:百万円) (単位:百万円) (単位:百万円)

(単位:億円) (単位:億円)

預金残高 個人預金、法人預金ともに順調に増加したことにより、預金残高は前期末比300億円増加して1兆4,234億円となりました。

預り資産残高 生命保険、公共債、投資信託ともに残高が減少したことから、預り資産残高は前期末比39億円減少して1,480億円となりました。

預金残高

うち個人預金残高

公共債

投資信託

生命保険

10,316

13,662

10,313

13,637

10,417

13,934

10,521

14,234

平成28年3月末

平成28年9月末

平成29年3月末

平成29年9月末

平成28年3月末

平成28年9月末

平成29年3月末

平成29年9月末

11

MINI DISCLOSURE

1,53663

548

924

1,52148

514

957

1,51942

511

965

1,48038

488

952

12

8

9

10

11

0

3,000

6,000

9,000

12,000

営業の概要(単体)

金融再生法に基づく開示債権及び保全・引当等の状況

貸出金残高 積極的な営業活動により中小企業及び個人向け貸出等の取組みを進めたこと等により、貸出金残高は前期末比296億円増加して1兆1,920億円となりました。

 当行では、厳格な自己査定に基づいて、適切な償却・引当を実施しています。 平成29年9月末における金融再生法に基づく正常債権以外の債権は、21,449百万円となっていますが、そのうち18,585百万円は担保や引当金によりカバーされています。 残り2,864百万円につきましては、自己資本113,782百万円により充分に備えています。

自己資本比率 経営の健全性を示す自己資本比率は、10.02%になりました。 国内のみで営業する銀行に義務付けられた国内基準の4%のみならず、国際統一基準の8%を上回っており、健全な経営体質を維持しています。

(単位:億円)

貸出金残高

うち中小企業等貸出金残高

国際統一基準

国内基準

(単位:%)

合計21,449百万円(1.77%)(平成29年9月30日現在)

総与信額1,205,312百万円

破産更生債権及びこれらに準ずる債権5,686百万円(0.47%)

自己資本113,782百万円

貸倒引当金4,722百万円

担保保証等13,862百万円

危険債権14,632百万円(1.21%)

要管理債権1,130百万円(0.09%)

正常債権1,183,863百万円

<用語解説>

○破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは?破産手続開始、更生手続開始、更生手続開始の申し立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権のこと。

○危険債権とは?債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性が高い債権のこと。

○正常債権とは?債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、破産更生債権及びこれらに準ずる債権、危険債権、及び要管理債権に該当しない債権のこと。

○要管理債権とは?3ヵ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権のこと。

11,060

9,011

11,624

9,784

11,920

10,14411,348

9,37210.53 10.41

10.19 10.02

4

3

MINI DISCLOSURE

平成28年3月末

平成28年9月末

平成29年9月末

平成29年3月末

平成28年3月末

平成29年3月末

平成28年9月末

平成29年9月末

 当行は、従来より「地域密着型金融」に注力しており、平成28年4月からスタートした第17次経営計画におきましても「お客さまのライフステージに応じた事業・金融ソリューションの強化」を図ることを掲げ、地域経済の活性化に貢献できるよう取組みを進めています。

地域のお客さまとの取引状況

お取引先企業に対するコンサルティング機能の発揮

☆「創業窓口」の設置 創業支援は新しい産業や雇用機会の創出を通じて、地域経済の活性化に資するものであり、地域金融機関としてこれまで以上に積極的な取組みを行っています。 本部(営業店統括部内)及び各営業店に「創業窓口」を設置するとともに、創業担当者を指名し、創業を希望される方が相談しやすい体制を整えています。

☆商品の充実 地方創生・地域活性化を担う事業者さまの創業・新規事業における資金需要に幅広くお応えするため、商品の充実を図っています。また、女性や30歳未満の起業家向けに優遇金利を適用する等、女性や若者による起業へのサポートを強化しています。

☆経営情報提供への取組み お取引先事業者の異業種交流組織「香川ニュービジネスクラブ(KNBC)」を運営し、KNBCを通じて、各種企業経営セミナー・研修会・相談会の開催、交流会の実施や経営情報の提供を積極的に行っています。

☆ビジネスマッチング等を利用した支援 平成29年8月にお取引先の商品の販路拡大のため、ネット販売企業と地域の工芸品を取扱うお取引先との「個別商談会」を開催し、11社が商談を実施しました。 他にも、高松市内で産直を経営するお取引先の商品拡充支援として、食料品製造業のお取引先の紹介を行い、運営側、出品側両者の売上拡大につながっています。 また、丸亀市との官民連携による同市内の事業者の売上拡大・マーケティング支援として、同市は補助金制度の既存枠とは別枠で出展に要する費用を一部助成し、当行は出展に係るアドバイスを行うことで、大阪での販売会に出展する2社の支援を実施しました。

地域のお客さまからお預かりしています大切なご預金を、瀬戸内圏を主とする地域のお客さまへのご融資に向けており、今後も積極的に地域経済の活性化に取組んでまいります。

貸出全体に占める中小企業・個人のお客さま向けの貸出金残高は1兆144億円であり、比率は貸出金全体の85.10%となっています。

○貸出金における地域別内訳 (平成29年9月30日現在)

◎創業・新規事業への支援

中小企業7,049億円

(59.14%)

その他1,775億円

(14.90%)

個人3,094億円

(25.96%)

○貸出金における貸出先別内訳 (平成29年9月30日現在)

香川県5,255億円

(44.09%)

東京都 1,070億円(8.98%)

岡山県 1,719億円(14.43%)

愛媛県 1,874億円(15.73%)

徳島県・高知県・広島県501億円(4.21%)

合計 1兆1,920億円 合計 1兆1,920億円

地域とともに、お客さまとともに -香川銀行-

地域密着型金融への取組み

大阪府 1,497億円(12.56%)

◎成長段階における支援

13

MINI DISCLOSURE

かがわ創業・第二創業対策融資かがわ事業サポートつなぎ融資かがわ新事業サポート融資

商品名 資金使途創業や業種転換(第二創業)を支援補助金等が入金になるまでのつなぎ資金6次産業化や農商工連携等を支援

14

MINI DISCLOSURE

 LINEを通じてユーザー間での送金や提携サービス・店舗での決済を行うことができる国内3,000万ユーザー が登録するモバイル送金・決済サービス

「LINE Pay」及びコンビニやスーパー、ネットショップ等全国約51万か所以上 の店舗で利用可能な「楽天Edy」へ、当行の預金口座からチャージができるようになりました。

 平成29年11月、東京都江東区に東京都2店舗目となる深川支店を開設しました。 当行は、トモニホールディングスグループの広域ネットワークを最大限に活用し、お客さまへの情報提供等サービス拡充を進めています。今回、新たに深川支店を設置することで、東京地区でのネットワークが拡充され、より質の高い金融サービスの提供が図れるものと考えています。

トピックス(商品・サービスの充実)

◎電子マネー「LINE Pay」、「楽天Edy」へのチャージサービスの提供開始

 平成29年4月から、インターネット投資信託の取扱いを開始しました。 パソコンやスマートフォンを利用して、ご自宅や外出先等からも投資信託の売買やお預り状況の照会等ができるサービスです。原則、土日祝日を含め24時間ご利用が可能です。

◎インターネット投資信託の取扱開始

◎深川支店の開設

 当基金は、香川県の高齢者がその年齢に相応しい能力向上と生きがいを求めて学習する機会の拡大に寄与することを目的に、当行創立50周年記念事業として平成5年に設立しました。 本年度は高齢者を対象とした生涯学習活動を行う10 団体に助成し、設立以来201団体等に対して3,254万円の助成を行っています。

CSR(企業の社会的責任)への取組み

◎「公益信託香川銀行高齢者生涯学習振興基金」

 小学校4~6年生を対象とした「冬休み親子教室」、中学生の職場体験学習、香川高等専門学校への講師派遣等を通して、次世代を担う子どもたちを対象とした金融経済教育に積極的に取組んでいます。 また、銀行経営者が自身の経験を通じた実践的な内容や人生観を伝えることで、大学生に将来の展望を構築する一助としてもらうことを目的に、香川県内の大学に当行経営者を講師として派遣しており、平成29年度は、頭取の本田典孝が高松大学で講義を行いました。

◎金融経済教育

地域貢献活動への取組み

◎地方創生への取組み強化 地方創生に向けた「包括連携協力協定書」を香川県内7市町並びに香川県行政書士会、香川県中小企業診断士協会及びTKC四国会香川支部との間で締結し、協働して地域経済活性化に取組んでいます。そのうち、香川県内2市3町が平成29年10月に東京有楽町で開催した「香川特産品フェア」には、当行行員も応援として参加しました。 連携協定を締結した地方公共団体の管轄地域内や提携先外部機関の支援を通じた創業・第二創業については、優遇金利を適用しています。平成29年8月には香川県行政書士会と連携して起業・創業相談会を開催し、事業計画の作り方や補助金活用のアドバイス等を行いました。

地域の面的再生への積極的な参画

※2

※1

※1 平成29年5月5日時点※2 平成29年10月1日時点

0

200

400

600

800

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

0

200

400

600

800

1,000

0

200

400

600

0

50

100

150

200

250

業績ハイライト -大正銀行-

○銀行の本業の収益を示すコア業務純益は、貸出金利息が利回りの低下により減少しましたが、有価証券利息配当金の増加や経費削減に努めたことにより、前年同期比156百万円増加して660百万円となりました。○経常利益は、株式等関係損益が増加したことにより、前年同期比441百万円増加して856百万円となりました。○中間純利益は、前年同期比377百万円増加して594百万円となりました。

718 716

415

856

平成26年9月期

平成27年9月期

平成28年9月期

平成29年9月期

平成26年9月期

平成27年9月期

平成28年9月期

平成29年9月期

平成26年9月期

平成27年9月期

平成28年9月期

平成29年9月期

577504

660

563

コア業務純益

496

261217

594

経常利益 中間純利益(単位:百万円) (単位:百万円) (単位:百万円)

(単位:億円) (単位:億円)

預金残高 預金残高は前期末比39億円減少し4,382億円となりましたが、順調な推移を続けています。

預り資産残高 投資信託は減少しましたが、生命保険の販売が順調に推移したことから、預り資産全体は前期末比11億円増加して211億円となりました。

預金残高

うち個人預金残高

公共債

投資信託

生命保険

3,003

4,316

2,994

4,358

2,989

4,421

2,988

4,382

平成28年3月末

平成28年9月末

平成29年3月末

平成29年9月末

平成28年3月末

平成28年9月末

平成29年3月末

平成29年9月末

1704

131

35

178 3

135

39

2002

139

58

2112

135

74

15

MINI DISCLOSURE

業績の概要(単体)

営業の概要(単体)

16

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5

6

7

8

貸出金残高 中小企業・個人向け貸出等に積極的に取組んだことにより、貸出金残高は前期末比61億円増加して3,889億円となりました。

 当行では、厳格な自己査定に基づいて、適切な償却・引当を実施しています。 平成29年9月末における金融再生法に基づく正常債権以外の債権は6,335百万円となっていますが、そのうち、5,233百万円は担保や引当金によりカバーされています。 残り、1,101百万円につきましては、自己資本21,576百万円により充分に備えています。

 経営の健全性を示す自己資本比率は、6.42%となりました。 国内のみで営業する銀行に義務付けられた国内基準の4%を上回っており、健全な経営体質を維持しています。

(単位:億円)

貸出金残高

うち中小企業等貸出金残高

<用語解説>

○破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは?破産手続開始、更生手続開始、更生手続開始の申し立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権のこと。

○危険債権とは?債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性が高い債権のこと。

○正常債権とは?債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、破産更生債権及びこれらに準ずる債権、危険債権、及び要管理債権に該当しない債権のこと。

○要管理債権とは?3ヵ月以上延滞債権及び貸出条件緩和債権のこと。

3,714

3,460

3,828

3,589

3,889

3,637

3,745

3,496

平成28年3月末

平成28年9月末

平成29年9月末

平成29年3月末

自己資本比率

6.53 6.486.16

6.42

国際統一基準

国内基準

(単位:%)

4

3平成28年3月末

平成28年9月末

平成29年3月末

平成29年9月末

合計6,335百万円(1.62%)(平成29年9月30日現在)

総与信額389,674百万円

破産更生債権及びこれらに準ずる債権1,411百万円(0.36%)

自己資本21,576百万円

貸倒引当金1,206百万円

担保保証等4,027百万円

危険債権4,080百万円(1.04%)

要管理債権843百万円(0.21%)

正常債権383,339百万円

MINI DISCLOSURE

営業の概要(単体)

金融再生法に基づく開示債権及び保全・引当等の状況

地域とともに、お客さまとともに -大正銀行-

17

MINI DISCLOSURE

 当行は、金融円滑化・地域密着型金融の取組みを主要施策のひとつとして位置づけ、地域の活性化に貢献できるよう様 な々取組みを行っています。

地域のお客さまとの取引状況

お取引先企業に対するコンサルティング機能の発揮

☆大正銀行お客さまセミナー 平成29年7月5日、「大正銀行お客さまセミナー」を開催しました。当行顧問である司法書士事務所office Kizunaより代表司法書士 大塚雅春氏を講師としてお迎えし、「司法書士の眼から見た遺産分割~愛する人が笑顔で暮らしていくために~」をテーマに、事例を題材にしながら解説いただきました。

☆公的支援制度の積極活用 特許庁による「知財ビジネス評価書作成支援事業」に基づいて、取引先の保有する特許権等の「知的財産」を評価し、その価値を踏まえて取組む「知的財産融資」を行っています。

大阪府を中心とした地域のお客さまよりお預かりしています大切なご預金で、地域のお客さまへの貸出等を行い、地域経済の活性化に向けて日々取組んでいます。

当行は、中小企業専門の金融機関と経営理念でも掲げており、平成29年9月期においては中小企業・個人のお客さま向けの貸出残高は3,637億円、貸出金全体の93.52%を占めています。

○貸出金における地域別内訳 (平成29年9月30日現在)

◎成長段階における支援

◎経営改善や事業再生、業種転換や事業承継への支援

地域の面的再生への積極的な参画◎地方創生への取組み

中小企業2,679億円

(68.89%)

その他251億円(6.48%)

個人958億円(24.63%)

○貸出金における貸出先別内訳 (平成29年9月30日現在)

京都府 128億円(3.31%)

兵庫県 323億円(8.31%)

大阪府 3,437億円(88.38%)

合計 3,889億円 合計 3,889億円

☆経営改善支援体制の充実 地域の中小企業の事業再生や新たな事業の創出、その他の地域経済の発展に貢献するため、㈱地域経済活性化支援機構(REVIC)や中小企業再生支援協議会、大阪府経営改善支援センターと連携して、支援体制を整えています。平成29年度中間期における経営改善計画策定支援先数は98先、新規の信用供与件数は9件となっています。お取引先の事業性評価及び経営支援能力の向上を図り、お客さまの事業に対する理解と親密なリレーションの構築に努めていきます。

 移住・住みかえ支援機構(JTI)の空き家の活用を促す「マイホーム借上げ制度」の紹介や、JTI提携ローン「ゆったり老後」を取扱いし、お客さまのセカンドライフの充実と、地域で社会問題化する空き家対策の推進に取組んでいます。

地域密着型金融への取組み

18

MINI DISCLOSURE

地域との連携

トピックス(商品・サービスの充実)

地域貢献活動への取組み

環境保全への取組み

 より一層、地域密着型金融の取組みに注力できるよう、地域の文化活動・伝統行事等に積極的に参加しています。 営業店では、季節感あふれる店内装飾等、地域の皆さまに「親しみを感じていただける店づくり」を心がけています。 天神祭の際には、浴衣や法被を身にまとい、お客さまをお出迎えしました。

 お客さまの多様化するニーズにお応えするため、ローン4商品、投資信託3商品及び保険1商品の取扱いを開始しました。

 高見の里支店において、特殊詐欺を未然に防止したことから、松原警察署より表彰を受けました。日頃からのお客さまへのお声掛けや気配り、行員同士の連携が未然防止に繋がりました。

 清潔で美しい街を維持するため、毎月第2木曜日、始業前の時間を利用して、本店が入居するビル周辺の清掃活動を行っています。今後も活動を継続し、地域貢献に努めていきます。

◎地域行事への参加

◎ローン・投資信託・保険 新商品の取扱開始

◎ボランティア清掃活動

◎特殊詐欺未然防止に向けた行動に対し、高見の里支店が表彰を受けました

 障がいのある方々の自立支援を目的に、本店が入居するビルのテナント企業と協働で企画運営し、「ミディマルシェ(お昼どきの市場)」を開催しています。 当行は実行委員として、障がいのある方々が手作りした食品や雑貨を販売するお手伝いをしています。

◎ミディマルシェ開催

投資信託

ローン商品

保険商品

・NYダウ・インデックスファンド(為替ヘッジあり・為替ヘッジなし)・トレンド・アロケーション・オープン(為替ヘッジあり)

・デュアルドリーム

・大正フリーローン・ワイド

・大正住活ローン

・大正住活ローン(借換型)

・大正カードローン・サポート

CSR(企業の社会的責任)への取組み

19

MINI DISCLOSURE

高松市内●本店・宮脇町(出)●兵庫町●県庁●南新町(出)●西宝町・鶴市(出)●中央市場●栗林●今里

小豆島

琴浦 玉野

岡山南平井今村倉敷

倉敷小溝

福山

岡山

●潟元●源平通(出)●屋島●水田●川島●高田●仏生山●浅野

徳島市内

O K A Y A M AH I R O S H I M A

K A G A W A

T O K U S H I M A

E H I M E

K O C H I

土器町(出)

詫間

高瀬

観音寺

南(出)

川之江

三島

高知高知

新居浜

フジグラン阿南(出)

小松島南小松島

羽ノ浦団地中島

橘桑野

鷲敷

日和佐

牟岐

海部

宝田勝浦

三加茂 貞光

脇町

穴吹山川

市場阿北

板野

上板三野

満濃琴平

内海

白鳥 鳴門

鳴門東空港徳島・鳴門北島

池田

綾歌 滝宮飯山

西条

今治今治

松山

松山

松山西

大洲・八幡浜

宇和島・岩松

志度

三木長尾

津田

●通町●福岡町●東●木太●伏石●三条●香西●勅使

●空港口●円座●岡本●国分寺■高松・丸亀

■……徳島銀行●……香川銀行▲……大正銀行

ゆめタウン徳島(出)

三本松

坂出東

坂出丸

亀多度津

観音寺東

善通寺

丸亀西

■■

■■

■■

■■

■■

■ ■■

■■

■ ■■

■■阿

波町

鴨島 石

藍住

セレブ(出)

フジグラン北島(出)

コーナン藍住(出)

大麻

フジグラン石井(出)

■■■ ■

■■

阿南

■本店■佐古■渭東■渭北■昭和町■二軒屋

■徳島駅前■国府■助任■津田■八万■加茂名

■沖洲■佐古東■南昭和町■川内■矢三■地蔵橋

■流通センター■県庁■論田■国府北■マリンピア

宇多津

郡家

勝瑞

■■

バーチャル店舗●セルフうどん

店舗ネットワーク

20

MINI DISCLOSURE

▲本店▲玉造▲森小路▲美章園▲堀江▲大阪北▲西天満(出)▲大淀

総持寺

京都

宝塚山本(出)

■■

伊丹北伊丹

尼崎江坂

神戸

洲本

南あわじ

神戸

桃山

高見の里

恩智

東大阪

東大阪高井田

高安(出)

千代田

国分

堅下(出)

狭山(出)

萱島

徳島銀行

香川銀行

大正銀行

合  計

63(6)

2

0

65(6)

2

58(6)

0

60(6)

2

11

0

13

1

1

0

2

6

5

20(4)

31(4)

4

0

5(2)

9(2)

0

8

0

8

0

1

0

1

3

2

0

5

81(6)

88(6)

27(6)

196(18)

徳島県 香川県 愛媛県 高知県 大阪府 兵庫県

0

0

2

2

京都府 岡山県 広島県 東京都 合 計

※(  )内は、うち出張所の数  ※香川県にはバーチャル店舗を含む (平成29年11月30日現在)

K Y O T O

H Y O G O

O S A K AN A R A

W A K A Y A M A

■亀戸■亀戸T O K Y O

蒲田■

東京●

■大阪■弁天町■南森町●大阪●弁天町●大阪北●大阪南●大阪城東

稲野(出)

▲▲

▲▲

▲▲

▲▲

▲▲

大阪市内

浅香山▲

東京

深川

21

MINI DISCLOSURE

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

300

400

500

600

700

当社株価と売買高の推移

株主の皆さま向け事業報告会

金融機関50,289千株(30.71%)

個人・その他39,793千株(24.30%)

外国法人 等24,241千株(14.81%)

その他2,928千株(1.79%)

その他法人46,477千株(28.39%)

合計163,728千株

徳島県3,641名(35.04%)

香川県2,591名(24.93%)

その他1,495名(14.38%)

岡山県285名(2.74%)

兵庫県477名(4.59%)

大阪府1,169名(11.25%)

高知県145名(1.40%)

愛媛県589名(5.67%)

合計10,392名(四国合計/67.04%)

株主数 10,392名発行済株式総数株式・株主の状況

163,728千株

平成22年4月

3232,637

4,984

3,4794,342 4,585

457

7,2058,247

11,06710,368

5,981 5,9626,495 6,320 6,334 7,052

4,595 4,830

7,745

317351

306

388

4,864 468543

590 605 603636

590 592

542 547 540

494 509

平成28年4月

平成28年5月

平成28年6月

平成28年7月

平成28年8月

平成28年9月

平成28年10月

平成28年11月

平成28年12月

平成29年1月

平成29年2月

平成29年3月

平成29年4月

平成29年5月

平成29年6月

平成29年7月

平成29年8月

平成29年9月

(単位:円) (単位:千株)株価(月末終値)[株価] [売買高]売買高(月間売買高)

事業報告会及び懇親会の様子

株式の状況(平成29年9月30日現在)

 株主の皆さまを対象に、当社グループの業績の推移や事業内容などをご説明する機会として、第7期定時株主総会終了後、徳島市及び大阪市において事業報告会を開催しました。事業報告会終了後には株主の皆さまと当社グループ役員との懇親会も開催しました。

○所有者別株数内訳 ○地域別株主数内訳

22

MINI DISCLOSURE

事業年度

定時株主総会

公告方法

1単元の株式数

証券コード上場証券取引所

株主名簿管理人・特別口座の口座管理機関

各種お手続き窓口(住所・氏名変更、配当金受取方法の指定、単元未満株式の買増・買取等)

同連絡先

毎年4月1日から翌年3月31日まで

毎年4月1日から3か月以内に招集

100株

8600

東京証券取引所

電子公告 インターネットホームページ http://www.tomony-hd.co.jp/(ただし、事故その他やむを得ない事由により電子公告を行うことができない場合は、日本経済新聞、高松市において発行する四国新聞及び徳島市において発行する徳島新聞に掲載して行います。)

三菱UFJ信託銀行の本店及び全国各支店 ※当社定款の規定により、お支払い開始の日から起算して満5年を経過すると配当金の  お受取りができなくなりますので、お早めにお受取りください。

未受領の配当金のお支払い

三菱UFJ信託銀行株式会社

証券会社等の口座に株式をお持ちの株主さま口座を開設されている証券会社等

特別口座で株式をお持ちの株主さま三菱UFJ信託銀行の本店及び全国各支店

三菱UFJ信託銀行株式会社 大阪証券代行部〒541ー8502 大阪市中央区伏見町三丁目6番3号TEL 0120-094-777(通話料無料)受付時間:平日9時~17時(土・日・祝祭日等を除く)インターネットホームページ http://www.tr.mufg.jp/daikou/

平成21年1月施行の株券の電子化に伴い、証券保管振替機構(ほふり)に預託されていなかった株券について、株主さまの権利を確保するための「特別口座」を当社の株主名簿管理人である三菱UFJ信託銀行株式会社に開設しておりますが、「特別口座」のままではご売却できないなどの制約がございますので、以下のお手続きをご案内いたします。

株式事務のご案内

株式事務取扱場所

「特別口座」で株式をお持ちの株主さまへ

特別口座でお持ちの株式の「振替請求」口座管理機関である三菱UFJ信託銀行株式会社にご申請いただくことにより、お取引のある証券会社口座へお振替えいただくことが可能です。

100株未満の単元未満株式につきましては左記の「振替請求」を行うか、当社に対して市場価格での「買増・買取請求」が可能です。

特別口座でお持ちの単元未満株式の「買増・買取請求」

発行/平成29年12月

香川県高松市亀井町7番地1 TEL(087)812-0102http://www.tomony-hd.co.jp/

トモニホールディングス 株式会社

徳島県徳島市富田浜1丁目41番地 TEL(088)623-3111http://www.tokugin.co.jp/

株式会社 徳島銀行

香川県高松市亀井町7番地9 TEL(087)861-3121http://www.kagawabank.co.jp/

株式会社 香川銀行

大阪府大阪市中央区今橋2丁目5番8号 TEL (06)6205-8400https://www.taishobank.co.jp/

株式会社 大正銀行

○本誌は平成29年11月14日発表の決算短信に基づいて作成しております。○本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は、様々な要因により大きく異なる可能性があります。

発行/平成29年12月

香川県高松市亀井町7番地1 TEL(087)812-0102http://www.tomony-hd.co.jp/

トモニホールディングス 株式会社

徳島県徳島市富田浜1丁目41番地 TEL(088)623-3111http://www.tokugin.co.jp/

株式会社 徳島銀行

香川県高松市亀井町7番地9 TEL(087)861-3121http://www.kagawabank.co.jp/

株式会社 香川銀行

大阪府大阪市中央区今橋2丁目5番8号 TEL (06)6205-8400https://www.taishobank.co.jp/

株式会社 大正銀行

この印刷物は大豆インキで印刷しています。

○本誌は平成29年11月14日発表の決算短信に基づいて作成しております。○本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は、様々な要因により大きく異なる可能性があります。