GSN Gamesが MoPubのアドバンストビディングを活用して勝利を掴むまで

モバイルアプリの使い方は絶え間なく変化しています：クリエイティブなインスピレーションを得るため、普段のちょっとした息抜き、あるいは語学力の向上など。GSN Gamesにとってそれは、ズバリ勝負に勝つことです。MoPubのアドバンストビディングによって、GSN Gamesは新たな方法で収益化に成功しています。

GSN Gamesは、モバイルアプリの収益化をサステナブルな経済活動として確保し維持するため、新しく革新的にマーケットを前進させるような方法を常に探しています。GSN Gamesのエグゼクティブディレクター兼デジタル広告収益化の責任者であるBrian Truman氏は、統合オークションをいち早くモバイルアプリの世界に持ち込んだ先駆者の1人です。MoPubが2017年にアドバンストビディングを始めた際、GSN Gamesは真っ先にプログラムに参加してくれました。2019年第二四半期に行われた3週間のテストにおいて、GSN GamesのSolitaire TriPeaksでは、デイリーアクティブユーザーあたりの平均収益（ARPDAU）が13%向上しました。

Truman氏は、ビッドの密度がパブリッシャーの収益を上げる重要な要素となると捉えています。

GSN Gamesは、カジュアルゲームコミュニティ向けにソーシャルカジノやスキルベースのゲームを開発しています。ゲーム業界で19年以上に渡り事業を展開し、あらゆる消費者の注目を集め続けるベテランです。人気タイトルであるSolitaire TriPeaksは毎週9,000万ゲームを超える程プレイされています。GSN Gamesはアプリ内課金と広告収益を組み合わせ、自身のアプリ群を収益化しています。

アドバンストビディングとは、MoPubによるモバイルアプリ版ヘッダービディングであり、アドネットワークとデマンドサイドプラットフォーム（DSP）を統合されたオークションで一緒の土壌に並べるというものです。既存のアドネットワークがアドバンストビディングに移行することで収益が拡大すると、Truman氏は予想しています。収益の拡大は、参加するアドネットワークにとってもメリットがあります。アドバンストビディングでは、入札参加者がファーストルックを見ることができるため、テスト実施時にはアドネットワークの入札参加者による在庫への競争率が100%に高まりました。

パブリッシャーはネットワークがビディングに参加するよう促すべきです。ネットワークによるリアルタイムの競争が増えれば増えるほど、このソリューションはすべての関係者にとって成功するものとなっていくでしょう。

パブリッシャーは従来、成功の指標としてネットワークの平均CPMを重視してきましたが、ビディングの世界では新しいKPIがより重要になっています。1つのデマンド先からの平均CPMだけでは全体像を測ることができないからです。ARPDAUなどのKPIは、広告の収益化を担当するスタッフにとっては、常日頃気にかけているものでしたが、今や、リアルタイムにインプレッションごとの収益を最大化したいパブリッシャーにとって非常に重要なものになりつつあります。パブリッシャーのデマンドソースの大半がプログラマティックな取引になることで、最終的に重要になるのは全デマンド先からの収益の合計です。

滞在時間は、いつの時代も広告のエンゲージメントをみるために重要な指標です。アドネットワークの管理に費やす時間はどうでしょうか。誰もが自分の時間の価値について自分なりの物差しを持っています。そうであっても、時間には実コストがかかっていると考えて、複数のデマンド先に個別のプライスを引いた多数のラインアイテムを設定するコストを、ROIの計算に組み込むことはめったにありません。

スタッフの時間コストを単純に計算してみれば、管理が簡略化されることで、どれだけの節約になるかを把握できます。また、従来のウォーターフォールのメディエーションに比べてアドバンストビディングでは、アドネットワークの管理や広告のトラフィックに関する運用業務にかかる時間を短縮できます。

「eCPMは見るべき指標の一つではありますが、結局のところ一要素でしかありません。全体の収益とARPDAUこそが、効果的な収益化であるかどうかを評価する唯一の方法です。ビディングによって、このような考え方にシフトしていきました。」（Truman氏）

平均CPM: 平均CPMに代わる 重要な指標とは？

時間という通貨 ー それを取り戻す機会

「面倒な設定の管理に、誰も時間を費やしたくはありません。ウォーターフォールの運用がシンプルなら、どこに広告を置くかなどの戦略や収益全体の最適化の改善に時間をかけることができます。」（Truman氏）

MoPubは8年以上にわたり、アプリパブリッシャーと、多様なアドフォーマットの枠をリアルタイムに購入したいモバイル広告バイヤーとを繋いできました。MoPubのリーダーシップチームは、発足間もない頃から、いつか全てのモバイルアプリメディアがプログラマティックに取引されるという未来を描いていました。

この変革を実現するための最適な道筋を探し当てるために、MoPubチームは2017年に長期にわたる研究開発を開始しました。2017年12月にMoPubはアドバンスビディングのアルファ版を立ち上げました。これは、本取り組みにおける最初のリリースで、アプリ広告のウォーターフォールを統合されたオークションに置き換えるものでした。その後もプロダクトの改良を続け、ベータ版を立ち上げ、パブリッシャーやアドネットワークのビダーにベータ版に参加してもらいました。

MoPubのアドバンストビディングには、Facebook Audience Network、Tapjoy、AdColonyに加え、Twitter Audience Platformを含む180を超えるDSPバイヤーを抱えるMoPub Marketplaceが参加しています。それ以外にも、10社のアドネットワークビダーがアクティブに実装段階やテスト段階にあります。

MoPubは、主要なネットワークメディエーションレイヤーとして、また業界屈指のモバイルアプリのエクスチェンジとして、Twitter Audience Platformをはじめとする180のデマンドサイドプラットフォーム（DSP）とつながっています。そのため、どのデマンドに対しても中立の立場でアドバンストビディングを実装することができるという、他には見られない特徴があります。 当社は今年、さらに多くのパブリッシャーを ベータ版プログラムに追加していきます。 最新の実績やケースにつきましては、 アドバンストビディングページ をご確認ください。

MoPubのアドバンストビディングについて

Thank you. アプリの収益化について さらにアドバイスが必要ですか？ お問い合わせはMoPubチームまで。

MoPubについて MoPubのプロダクトについて 詳しくは、MoPub Monetization Platform をご覧ください。 また、最新のソリューションもご確認ください: アドバンストビディング、 MoPubアナリティクス、 インプレッションレベルの収益データ。

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