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外来看護師 乳がん看護専門認定師 一人はみんなのために、 みんなは一つの目的 患者さん のために 乳腺内分泌外科・形成外科 診断 治療方法の 決定支援 手術室看護師 麻酔科医 手術中 入院中 病棟看護師 リハビリテーション部の方々 薬剤師 耳鼻咽喉科 発熱、嘔気 皮膚障害 一番、患者さんを想う医療者として! 皮膚のケア、心のケアなど、 患者さん個々に合わせた 手厚い看護ケアの実施 嚥下障害 味覚障害 栄養サポートチーム 必要な栄養を食事から 摂取できる細かな支援 南病棟6階 One for all All for one 医師 評価のコメント 両頸部発赤著明、ヒリヒリ感あり 浸出液なし 局所の処置 アズノール軟膏、デルマエイド貼付、メピ タック、ストツキネット保護 評価のコメント 両頸部発赤著明。一部表皮剥離あり。 出血・滲出なし。ヒリヒリ感あり。 局所の処置 アズノール軟膏塗布したデルマエイド2枚 貼付、メピタック、ストッキネットで保護す る。 放射線皮膚障害の処置 乳房再建術 一次再建 一次一期再建 乳がんの手術と同時にSBIまたは自家組織で再建した場合 一次二期再建 乳がんの手術と同時にTEを入れて、数ヶ月後にSBI または自家組 織で乳房再建する場合 メリット 乳房の喪失感が少ない 手術回数が1回少ない 費用が安く済む デメリット 十分に考える時間が少ない センチネルリンパ節生検で微小転移以外の場合は一次再建を中止 することがある 二次再建 二次一期再建 乳がん手術後にSBIまたは自家組織で再建した場合 二次二期再建 乳がんの手術後にTEを挿入し、その数ヶ月後にSBI や自家組織で 乳房再建する場合 メリット 落ち着いて考える時間がある 一次再建よりも合併症が少ない デメリット 手術回数が1回多い 費用がかかる 喪失感が生じる 生きること 食べること 話すこと おしゃれすること 楽しむこと 退院に向けた生活支援を考えて・・・ 放射線療法でみられる主な副作用 急性期の副作用(照射後3ヶ月以内に発症するもの) ・皮膚炎 ・口腔や咽頭の粘膜炎 ・唾液の分泌障害や口腔乾燥 ・味覚障害 など 晩期の副作用(照射後6ヶ月数年以内に発症するもの) ・皮膚が硬くなる ・唾液の分泌障害や口腔乾燥 ・摂食嚥下障害 ・軟骨や下顎骨の炎症 など ※薬物療法と併用する場合(化学放射線療法)では、皮膚症状や 粘膜炎などの副作用が強く現れることがあります。

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外来看護師

乳がん看護専門認定師

一人はみんなのために、みんなは一つの目的 患者さん のために

乳腺内分泌外科・形成外科

診断

治療方法の決定支援

手術室看護師麻酔科医

手術中

入院中

病棟看護師リハビリテーション部の方々

薬剤師

耳鼻咽喉科

発熱、嘔気皮膚障害

一番、患者さんを想う医療者として!

皮膚のケア、心のケアなど、患者さん個々に合わせた手厚い看護ケアの実施

嚥下障害味覚障害

栄養サポートチーム必要な栄養を食事から摂取できる細かな支援

南病棟6階

One for allAll for one

医師

評価のコメント

両頸部発赤著明、ヒリヒリ感あり

浸出液なし

局所の処置

アズノール軟膏、デルマエイド貼付、メピ

タック、ストツキネット保護

評価のコメント

両頸部発赤著明。一部表皮剥離あり。

出血・滲出なし。ヒリヒリ感あり。

局所の処置

アズノール軟膏塗布したデルマエイド2枚

貼付、メピタック、ストッキネットで保護す

る。

放射線皮膚障害の処置

乳房再建術一次再建

一次一期再建 乳がんの手術と同時にSBIまたは自家組織で再建した場合

一次二期再建乳がんの手術と同時にTEを入れて、数ヶ月後にSBIまたは自家組織で乳房再建する場合

メリット乳房の喪失感が少ない

手術回数が1回少ない 費用が安く済む

デメリット

十分に考える時間が少ない

センチネルリンパ節生検で微小転移以外の場合は一次再建を中止することがある

二次再建

二次一期再建 乳がん手術後にSBIまたは自家組織で再建した場合

二次二期再建乳がんの手術後にTEを挿入し、その数ヶ月後にSBIや自家組織で乳房再建する場合

メリット落ち着いて考える時間がある

一次再建よりも合併症が少ない

デメリット手術回数が1回多い 費用がかかる

喪失感が生じる

生きること食べること話すことおしゃれすること楽しむこと

退院に向けた生活支援を考えて・・・

放射線療法でみられる主な副作用

急性期の副作用(照射後3ヶ月以内に発症するもの)

・皮膚炎

・口腔や咽頭の粘膜炎

・唾液の分泌障害や口腔乾燥

・味覚障害 など

晩期の副作用(照射後6ヶ月〜数年以内に発症するもの)

・皮膚が硬くなる

・唾液の分泌障害や口腔乾燥

・摂食嚥下障害

・軟骨や下顎骨の炎症 など

※薬物療法と併用する場合(化学放射線療法)では、皮膚症状や粘膜炎などの副作用が強く現れることがあります。