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NPO 法人静岡情報産業協会 平成 25 年度視察ツアー報告書 COMPUTEX Taipei 2013 視察期間:平成 25 6 6 日~9

NPO 法人静岡情報産業協会 平成 25 年度視察ツアー …COMPUTEX Taipei 2013 視察期間:平成25 年6 月6 日~9 日 1.COMPUTEX Taipei 2013 視察参加者 氏名

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NPO 法人静岡情報産業協会

平成 25 年度視察ツアー報告書

COMPUTEX Taipei 2013 視察期間:平成 25 年 6 月 6 日~9 日

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1.COMPUTEX Taipei 2013 視察参加者 氏名 所属

池谷 信彦 株式会社 SBS 情報システム 黒木 宏明 株式会社 SBS 情報システム 中塚 雅巳 静岡コンピューターサービス株式会社 折原 聡 株式会社静鉄情報センター 本庄 昌実 株式会社浜名湖国際頭脳センター 細川 佳伸 株式会社浜名湖国際頭脳センター 粥川 まどか 鈴与システムテクノロジー株式会社 北村 美紗乃 鈴与システムテクノロジー株式会社 月居 一誠 鈴与システムテクノロジー株式会社 小澤 剛 鈴与システムテクノロジー株式会社 大西 真樹 株式会社ユニックス 高岡 昌寛 株式会社ユニックス 池ヶ谷 伸秀 株式会社ユニックス 森田 均 静岡商工会議所 福澤 暁則 株式会社フェルマ 齊藤 直彦 株式会社ユニテック 松浦 和弥 株式会社ユニテック 柴原 功 株式会社ユニテック 白井 秀和 株式会社ユニテック 酒井 一好 株式会社ティージェイエス 鈴木 佐太郎 株式会社ユニテック (視察団団長) 藤田 英治 静岡情報産業協会 (視察団事務局)

2.視察期間

平成 25 年 6 月 6 日~6 月 9 日

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NPO 法人 静岡情報産業協会

COMPUTEX TAIPEI 視察4日間

【 行 程 表 】

日 次 E 月日 曜 A都 市 名 E A発 着 E A

時 刻 日 程 朝 昼 夕

6月6日

(木)

羽 田 空 港

羽 田 空 港

台 北 ( 松 山 )

台 北 市 内

各 自

BR-189

専用車

08:50

10:45

13:30

午 後

夕 刻

各自、羽田空港国際線ターミナルへ集合後、

搭乗手続き

エバー航空にて空路、台北(松山)へ

(機上3時間45分)

着後、入国審査

簡単な台北市内観光(2箇所程度)とショッピング

ホテルチェックイン

市内レストランにて夕食:台湾料理

【華泰王子大飯店/台北泊】

×

機内食

台湾料理

2 6月7日

(金)

台 北

専用車

終 日

UCOMPUTEX TAIPEI 視察

市内レストランにて夕食:台湾料理

【華泰王子大飯店/台北泊】

ホテル

×

台湾料理

3 6月8日

(土)

台 北 市 内

終 日

U自由視察

【華泰王子大飯店/台北泊】

ホテル

×

×

4 6月9日

(日)

台 北 市 内

台 北 ( 松 山 )

台 北 ( 松 山 )

羽 田 空 港

専用車

BR-190

午 前

11:30

午 後

14:00

16:00

19:50

出発まで自由行動

昼食は圓山大飯店にて飲茶料理

ショッピングへご案内しながら空港へ

空港到着後、搭乗手続き

エバー航空にて空路、帰国の途へ

(機上2時間50分)

帰国

解散

ホテル

飲茶料理

機内食

※交通機関のスケジュール等の事情により日程が変更になる場合があります。

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2013/06/10

COMPUTEX TAIPEI2013 (台北国際コンピュータ見本市) 視察報告書

株式会社 SBS 情報システム 東部支社 池谷信彦 ([email protected])

1.はじめに

2013/06/06 より 3 泊 4 日にて NPO 法人静岡情報産

業協会主催の COMPUTEXTAIPEI2013 の視察及び

台北視察についての報告書である。視察団は、10 社

21 名、静岡情報産業協会様 1 名、日本添乗員 1 名及

び現地添乗員 1 名である。

COMPUTEXTAIPEI は、TWTC Hall 内 3 箇所と

Nangang Hall の 2 会場で行われ、TWTC と Nangang

の間には無料シャトルバスが走っており 30 分程の距

離がある。

今年は、1,700 の出展者と 5,000 のブースが設置さ

れ、総訪問者数 13 万人以上、173 カ国から 38300 人

の国際的なバイヤーが参加したと発表されていまし

た。i

事前研修にてii日本のビックサイトの様な展示会兼商

談では無く、商談メインのトレードショウと伺うと共

に展示商品は未来のコンセプトと言うより、製品化さ

れている、もしくは半年以内に製品化し販売していく

物が多いと伺った通り、現実的な展示物が多かった。

図 1 TWTC Hall 1 の様子

2.展示品について

展示を視察した中で目に止まったキーワードは、

「Touch」と「Solar」であった。半年先、半歩先の製

品展示と言う事だろうか「3DPrinter」の展示は無か

った。

図 2プロジェクターにユニットをアタッチするだけで、

投写面でのマウス操作や、文字や図形の書き込みが可

能な電子黒板

図 3太陽光とバッテリーで無線ネットワークを構築す

る製品iii

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展示の中で目新しかったのが、横長のディスプレイ

でした。水槽が欲しいと言うウォンツに答えた使い方

であった。しかしこれも有機 EL からすれば半歩先の

商品である。

図 4 BestChoiceAward を受賞したディスプレイ

3.台北視察について

治安も良く、観光客を騙す様な感じは無くとても真

面目な人の印象を受けた。台北市内は、BENZ,BMW

(双 B)などの高級輸入車が多く、C クラスや 3 シリ

ースと言ったエントリーカーは見かけず貧富の格差

を感じた。また、高級マンションも 80 平米前後で 1

億円前後と東京と変わらない感じであった。また、未

婚率が高く、物価は上がるが所得が上がらないと日本

の現状と同じ印象を受けた。iv

図 5 高級輸入車はハイクラスが多い

食については風味が強いものや薄味が多かった。台北

の人は健康に気を付けており、南下すると濃くなるそ

うだ。

図 6 士林夜市のフードマーケットでの様子

4.結び

今後は、ハードウエアの処理性能の追求とは別に、

顧客ニーズを発見してそれをデザイン、商品化した物

が売れる物になると思われる。また、今回展示は無か

ったが、3DPrinter は、今後様々な分野に破壊的イノ

ベーションを起こして行くだろう。今後も視察団の

方々だけでなく、親日である台湾とも交流を行いお付

き合いして行きたい。

5.謝辞

今回、主催して頂きました NPO 法人静岡情報産業

協会様及び藤田事務局長には感謝いたします。事前研

修及び現地対応して頂きました TCA 東京事務所吉村

様および視察がスムースに進行する様企画して頂き

ました静鉄観光サービス株式会社松永様、団を率いて

頂きました鈴木様、現地添乗員の丁様、同行して頂き

ました各社の方々、参加の出費を頂いた全ての顧客な

らびに株式会社SBS情報システム望月社長および

社員に感謝いたします。 i COMPUTEXTAIPEI OfficialWEBSite http://www.computextaipei.com.tw ii 5/22(水) 静岡情報産業協会開催 TCA 東京事務所 吉村さんより iiiBCP 対策には有効では無いか iv 現地の方との談話にて

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出張報告書 回覧 経営者 総務本部長 担当所管 業務組織の長

記録日 2013 年 6 月 11 日

内 容 COMPUTEX TAIPEI (台北国際コンピュータ見本市) 視察

目 的 世界最大級の IT 市場の最新動向調査

日 時 平成 25 年 6 月 6 日~平成 25 年 6 月 9 日

場 所 台北ワールドトレードセンター、南港ホール

起票者 (受講者) 黒木 宏明

スケジュール・内容、研修の理解度、業務への応用を含めた感想等(別添付として作成)

NPO 法人 静岡情報産業協会が企画した台北国際コンピュータ見本市(COMPUTEX TAIPEI)の視察に参加するため、台北に出張させていただきました。

●参加企業 静岡コンピューターサービス(株)、(株)静鉄情報センター、(株)ユニテック、 (株)浜名湖国際頭脳センター、鈴与システムテクノロジー(株)、(株)ユニックス、 (株)フェルマ、(株)ティージェイエス、静岡情報産業協会事務局 (参加者22名) ●視察内容

1.『台北国際コンピュータ見本市』概要 ・アジア最大級の ICT(情報通信技術)関連展示会で毎年 6 月上旬に台北で開催される。 台湾の IT 企業が製品を展示する場として 1981 年から始まったが、今では Intel 等の

主要メーカーや日本企業も参加しており、今年は 1700 を超える企業が出展した。

2.展示製品 ・ハードウェア、主にタブレット関連機器が多く見受けられた。既に商品化されている ものが多く、「最新技術の動向を見たい」という目的には不向き。展示製品は以下の

内容に大別される。 (1)マザーボード、ネットワークボード等の機器 (2)タブレット関連機器 ・Windows8 タブレット

・防水保護ケース、Bluetooth 接続キーボード、マウス等 ・Wi-Fi ルータ、Bluetooth 等のネットワーク機器 ・ワイヤレス充電機器 ・看護師専用タブレット、災害緊急時用等の特定使用端末 (3)プロジェクタ関連 ・インタラクティブホワイトボード(電子黒板) (4)ゲーム 次頁につづく

QMS30-150-040.2.1.1

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3.印象に残った製品

(1)インタラクティブホワイトボード(電子黒板) ホワイトボードに PC の映像を投射するとともに、ペンや指でなぞった軌跡を情報 化する双方向性(interactive)を持つ。

Micro-Nits 社製 [Pen Grand Master] AJITA INTERNATIONAL TECHNOLOGY 社製 [Dr.Board] Teco Image Systems 社製 [TOUCHACT]

(2)人型ボードに人間の動画を裏から投影したもの。正面から見ると薄い板の上で、 女性がしゃべっている。(裏から見たら正直がっかりした) (3)看護師専用タブレット アルコール耐性のボディ、バーコードリーダ内臓 MiTAC International 社製 [MicCARE A335] (4)家電製品の電源管理 iPhone/iPad、Android アプリから家電の電源管理を操作することによって、節電

対策を行う(Bluetooth)。専用の電源タップを使用すればコンセント毎の制御も 可能。 (5)台湾クラウド 自分が見た限り、公共関連のブースが1つだけだった。クラウドが当たり前のこと になったからなのか、なんとなく浮いていた。 ●感想

これまでの入力デバイスはマウス・キーボードが中心だったが、手や体全体の動きを読み 取ってシステムに反映する製品がいくつか見受けられた。展示では簡単なゲームが中心であっ たが、今後、読取精度が向上し入力デバイスとして確立するのではないか。以前 NHK で放 送していたが、石井教授(MIT)が提唱した タンジブルユーザインターフェースのように、 特定の入力デバイスが無くても、人間の動きそのものがシステムとリンクするような技術に 発展していくように思う。 全体会議の発表のプレッシャーもあり、各ブースの資料請求や写真をひたすら用意しよう とブースを回ったが、かなりの確率で担当者に捕まった。中国語も英語も話せないため、苦 笑いして逃げ去ることが多かったが、日本語を話す担当者が何人かいたため、名刺交換後に 詳しい話を聞くことができた。当たり前の話だがとにかく商談に結びつけようとパワフルに

交渉する台湾の企業、担当者を見て、「日本の IT 企業はこの国に勝てるのかな。」と感じた。

※自己評価:理解度テストなどがある場合はその結果を記入

1:十分スキルアップできた。 2:ほぼスキルアップできた。 3:僅かにスキルアップできた。 4:全く効果無。

*理解度テスト等結果( )

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会社:静岡コンピューターサービス株式会社 氏名:中塚 雅巳 会場:台北世界貿易センター(信義区 4 会場)、南港ホール(南港地区) 主催: 静岡情報産業協会 【目的】 1. IT の世界的トレンド情報収集 2. 静岡情報産業協会会員企業の交流 【内容】 1. COMPUTEX TAIPEI 2013 開催概要 主催:台北市コンピュータ協会(TCA)、台湾対外貿易発展協会(Taitra) 会期:2013 年 6 月 4 日(火)~6 月 8 日(土) 時間:午前 9 時半~午後 6 時まで(但し、最終日は午後 4 時まで) 会場:台北世界貿易センター(信義区 4 会場)、南港ホール(南港地区) 出展規模:1,800 社、5,300 小間来場者数:来場者総数 13 万人/外国人バイヤー 登録者 3 万 5,000 人 ※2012 年実績:バイヤー登録者 169 か国から 3 万 5,743 人 2. COMPUTEX の特徴 (1) 出展社の規模 出展企業数は 1,796 社(2012 年実績)、出展規模 5,295 ブース(2012 年実績)、 前年比 9%成長で過去最高規模にて開催 2008 年から南港(NanGang)ホールが加わり、 従来の信義会場(世界貿易センター)と南港会場と 2 か所 5 会場で実施 (2) 来場者の規模 来場者総数 13 万 0,013 人、うち外国人バイヤーは 169 か国から 3 万 5,743 人がバイヤー 登録。これだけの外国人バイヤーが集まる展示会は、アジアでは最大規模。世界的 にも見ても CEBIT に次ぐ世界第二位の IT トレードショウ (3) 開催の目的 来場者(バイヤー)の目的はその年の「クリスマス商戦」における製品買い付け 。6 月の COMPUTEX に製品が出揃い、夏から秋に向けて量産、クリスマス商戦に向け の製品が COMPUTEX で決まると言われている。 (4) 台北世界貿易センターのみどころ 第1ホールには展示会のトレンドがわかるテーマパビリオン(次項)が出展。

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Android パビリオン、タッチパネル技術、デジタルサイネージ、電子書籍など COMPUTEX のトレンド(COMPUTREND)がわかる製品を展示 (5) 南港ホールの見どころ 南港ホールには COMPUTEX Award Best Choice 受賞製品の展示、メーカーブース (Microsoft、Intel、AMD、GIGABYTE、ASUS ほか)がある 3. COMPUTREND 2013 特設テーマパビリオン (1) Touch Technology Products(タッチ技術/タッチアプリケーション) (2) Android Products(アンドロイドプロダクツ) (3) 3D Application & Technology (3D アプリケーション) (4) Cloud Computing&Security Pavilion (クラウド゛コンピューティング ・セキュリティ) (5) e?Classroom e-Learning Pavilion (e クラスルーム/e ラーニングプロダ クツ) (6) Medical Electronics (医療エレクトロニクス) (7) Intelligent Vehicle System (インデリデントビークルシステム) 【感想】 今回、NPO 法人静岡情報産業協会が主催する「COMPUTEX TAIPEI 視察 4 日間」に参加 し、台湾のIT業界/市場の現状や動向を視察した。 この CUMPUTEX TAIPEI の特徴は、最先端の技術を見せるエグゼビジョンではなく、 世界中のバイヤーが参加するアジア最大級のトレードショーで、紹介されている製 品・サービスは、半歩先の製品(半年から 1 年後に発売される製品)であり、発売が 確定しているホットな製品・サービスである。 ◆ 興味を持った製品 世界的なトレンドを示す COMPUTREND エリアでは、テーマパビリオン毎に出展がある との事前情報を得ていたが、実際には全体の6割~7割を Touch(タッチ技術)のブ ースが占めており、タッチパネルモジュール(部品)、タッチパネルキーボードなど (入力デバイス)、タブレット(製品)、様々な形態のタッチ技術関連製品が展示され ていた。 中でも、以下の3つの製品は、実際に試用してみて、興味深いものであった。 ・ タッチパネルキーボード 20cm×30cm×2cmくらいのタッチパネル入力デバイス。タッチパネルの 左下から右上、または右下から左上へのスワイプ(画面上をこする、軽くなぞるよ

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うな操作)で、3つの入力デバイスのモードがシームレスに切り替わる ① キーボード:ガラスパネルに下からのライトでキーボードが浮かび上がり、 キーボード操作ができる ② タッチパネル:画面上で操作する代わりにそのガラスパネルで操作(タップ ・スワイプ)ができる ③ タッチパッド:ノートパソコンのタッチパッド操作(マウス操作)ができる ・ モーションコントロールによる入力 利用者の指(または体)の動きに連動してパソコン画面のマウスカーソルがコント ロールされ、画面上のボタンをクリックしたり、画面を切り替えることができる ・ 音波によるデータ通信 人には聞こえないほどの低い周波数の音波を使用してデータ通信を行う(スマホ のスピーカーから音を出し、ほかのスマホのマイクで音を拾って通信する)電波が 使用できない場所での簡易的な通信手段の提供 ◆ 総括 マイクロソフト(Windows8によるタッチ入力)、インテル(省電力新 CPU による長時 間駆動タブレット PC のデモ)を含め、会場のあらゆるところでタブレットやタッチ パネル関連製品が圧倒的に幅を利かせ、「キーボード+マウス」という既存の入力 方式の他に、「タッチ操作」という新しい入力方式が着実に確立しつつある、また はシフトしつつあることを強く感じた。 今回得た技術的な知識をさらに広げ、タブレット導入に限らず、当行の IT 化推進す るうえでの IT 技術提供や、迅速な IT 化の方向決定に役立てたい。 また、今回の研修では、会員企業 10 社から総勢 21 名が参加した4日間に渡る海外視 察であり、県内大手 IT 系企業の多くの方々との親睦が図れた上、仮想化・クラウド に対する各社の取り組み状況も多少なりと情報が得られた。今回築いた人の輪を今 後とも広げ、今後の業務に活かしたい。

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COMPUTEX TAIPEI 視察

㈱静鉄情報センター 折原 聡

今回の COMPUTEX TAIPEI 視察で、現在商談中の案件に適合した機器が見つけられる

事を期待しておりましたが、残念ながら存在しませんでした。 ただし、これは日本国内では見つけられない製品は海外に目を向けても同様であるであろ

うことが確認出来たような気がしましたので、今後の情報収集も国内メーカーを主として

いきます。 現時点での「出来ること」を再認識する事が出来きたと思います。

台北市内では、信号機の残秒数表示、バス後方の案内電光掲示にて停車時案内表示など

の「見える化」によって安心感を覚えました。 ただし、あの交通事情ではいつ事故が発生しても不思議ではありませんが。

情産協の活動に参加するのは今回が初めてですが、県内企業の集まりで非常に親近感を

持て、参加された方たちと今後も引き続き交流していけるような気がしております。 今回は非常に良い経験をさせて頂きました。

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NPO 法人静岡情報産業協会主催 「COMPUTEX TAIPEI」視察(6/6〜6/9)報告書

作成日:平成25年6月10日 作 成 者 : W G 委 員 本 庄 昌 実

■初日(6/6) テーマ:「台湾の歴史を学ぶ」 ・台式寺院「龍山寺」を訪問。

・その後、現代の台湾の基礎を築いた「蒋介石(蒋中正)」の記念堂を訪ねました。

⇒祖国の中国本土を目指す(眺める)ように建立されている。

■2日目(6/7) テーマ:「下請工場からの脱却、台湾の今の力を知る」

1

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・「COMPUTEX TAIPEI」を見学いたしました。

⇒出展数は、数えきれないないほどの大規模。

世界のバイヤーに向けて、情報発信する台湾企業のための展示会と言う印象も。

⇒たくさんの台湾企業が世界企業の仲間入りに。

2

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そして、「Touch & Type Duality」と、ユーザーのコンピュータライフについて、新し

い提案をするまでになっている。

⇒弁当箱より一回りコンパクトにしたような装置(STB)で、スマート TV 社会を目指

す。複数の企業からの出展が目立った。

■3日目(6/8)テーマ:「台湾の今の力を知る」

・台北のアキバ「光華商場」へ

3

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⇒台湾発企業の商品が目立った。外資系は、「サムスン」、「Apple」、「hp」、「ソニー」

など。たまたま、スズキのイベントもイベントスペースで行われていた。

・台北の原宿「西門町」へ

⇒「地下鉄」、「スタバ」、「コンビニ」、「映画館」、「ユニクロ」など、東京と同じ。

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⇒日本発のファッションが、ワンフロアを!日式ファッションへの関心が高い。

⇒「AKB48 カフェ」もあります。

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■最終日(6/9)テーマ:「参加者は仲間になり、無事に帰る」

■所感

・台湾発企業の成長がうらやましい。長期スパンでの積み重ねの大事さを思い知らされ

た。 ・台湾発のファッション/音楽/娯楽が今後、台頭することになると思うが、

コンテンツビジネス業界では、日本産を輸入し、台湾語訳する方が合理的?

ビジネスチャンスを捉えたい。 ・次回は、具体的なコンテンツを持って、訪台したい。

以上

6

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株式会社浜名湖国際頭脳センター 細川 佳伸

NPO 法人静岡情報産業協会

COMPUTEX Taipei 2013 視察ツアー

CONPUTEX の様な規模の展示会が開催されていることを本ツアーで始めて知りました。 展示会に足を運び、台湾・台北において IT が進んでいる事を感じましたが、台北市内の散

策時に様々な施設・場面で IT が導入されておりました。歴史的にも蒋介石後の政府の政策

で情報技術が進められていたようです。そういった台湾における IT 化の歴史的な背景、そ

の状況を実際に肌で感じることが出来たことが今回の収穫だと思います。 また、初日の夜に夕食会を催して頂き、会員企業の方々との交流を図ることができまし

た。 今回のツアーを企画頂きありがとうございました。

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静岡情報産業協会 COMPUTEX TAIPEI 視察レポート 2013年6月14日

鈴与システムテクノロジー(株) 粥川まどか

1.視察日程 2013年6月6日(木) 台北市内視察 6月7日(金) COMPUTEX TAIPEI 2013 視察 6月8日(土) 台湾視察(自由視察) 6月9日(日) 台北市内視察 2.COMPUTEX 視察

① 近未来の技術(COMPUTREND) 会場は想像以上に広く、プレゼンテーターとバイヤーでかなりの賑わいを見せていた

が、touch、e-classroom、robot、cloud 等のカレゴリー毎に分類され、注目したい分

野を絞り効率よく視察できる構造になっていた。 技術面では最新というより主流になってきている技術、サービス、ソリューションを

各メーカーが応用し、様々な製品として発表しているという印象が強い。 日本企業でこの技術を取り入れるためには、それにあった環境構築・ユーザー教育も

必要となるため、それなりの準備は必要であるが、個々で利用する価値としても十分

にあると感じた。 ② 現在のトレンド技術(BestChoiceAwarsds)

現在「便利!!」と感じる技術・媒体が数多く揃っていた。 どのメーカーも独自のブランド価値を付加し、斬新な PR 活動を行っていることが印

象強い。やはり技術で差別化を図るというより付加価値+αの部分でどれだけ利用者

を増やせるかという部分が鍵となっていると感じた。 3.その他所感 今回の視察ツアーと通じ、同業他社の方々と交流と持つことができた。役職・年代

も幅広い方々が参加されていたため、交流の範囲も広がり IT に関する様々な意見交換

や話を聞くことができ、とても有意義な時間であった。 台湾については、個人的に初めての滞在であったが、皆とても親日的で接しやすい

印象である。日本語が通じる所もあり、日本人観光客慣れをしているようだ。 印象深かったのは地下鉄(MRT)である。日本でいう「紙の切符」の変わりに「IC

チップの内蔵されたプラスチック製のコイン」が利用されていた。リサイクル可能且

つエコであり、この部分は日本よりも発展している。

以上

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静岡情報産業協会 COMPUTEX TAIPEI 視察レポート 2013年6月14日

鈴与システムテクノロジー(株) 北村 美紗乃

1. 視察日程 6 月 6 日(木) 台北市内視察 6 月 7 日(金) COMPUTEX TAIPEI 視察 6 月 8 日(土) 台湾視察(自由視察) 6 月 9 日(日) 台北市内視察

2. COMPUTEX TAIPEI2013 概要 世界貿易センターと南港会場の 2 ヵ所 5 会場で実施されているアジア最大の IT 展示会であ

り、商談や取引、情報交換などを行う場である。世界 IT 市場の最新動向を知る場でもあり

1800 社以上の出展社が参加している。 3. COMPUTEX TAIPEI、台北市内視察等所感

今回の 4 日間の台湾視察では、2 つの事を目的として参加した。1 つ目が COMPUTEX TAIPEI を通して、IT 市場の最新技術やサービスを知ること。2 つ目が視察に参加された方々と

の交流である。 COMPUTEX では、まだ市場に流通していない近未来の技術(COMPUTREND)と、市場に

流通している技術(南港エリア)を中心に視察した。どちらも世界トップクラスのトレードショ

ーといわれるに相応しい規模であった。また、製品の展示方法、見せ方も各ブースで異なり、品

質、価格、ブランドを伝えるためのパフォーマンスも COMPUTEX の魅力であった。 私の部署では人事総務系の委託業務を行っているが、現在作業の主要としている PC より、ス

マートフォンやタブレット等のモバイル機器が多く出展されていた。現時点の業務環境から、今

回視察した技術への移行は段階的に行わなければ難しいと感じたが、顧客のニーズの変化をとら

えるという意味でもとても有意義であった。 また国外ということもあり、その技術やサービスに関する質疑を行うことが難しい状況ではあ

ったが、直接目で見て触れることができ、自身が日常の業務または生活で触れている技術との差

がどれほど大きいかを直に感じられた。 今回の視察には様々な業種の方々が参加されていたが、COMPUTEX TAIPEI 視察という共

通の目的を持つことで円滑にコミュニケーションがとることができた。また幅広い分野の視点か

ら、意見、考え方を聞き、また情報交換を行うことで視野が広がり、台北視察は全体を通し内容

の濃いものとなった。2 つ目の目的としていた他社の方々との交流においては、視察を通して深

めることが出来たと感じており、今後も今回視察で出会った方々との交流を継続的に行っていき

たい。 以上

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静岡情報産業協会 COMPUTEX TAIPEI 視察レポート 2013年6月14日

鈴与システムテクノロジー(株) 月居一誠

1.視察日程 2013年6月6日(木) 出発、台北市内視察 6月7日(金) COMPUTEX TAIPEI 2013 視察 6月8日(土) 台湾視察(自由視察) 6月9日(日) 台北市内視察、帰国 2.COMPUTEX 視察 COMPUTEX の特徴 ・トレードショーである (その場で商談して買い付ける) ・世界中のバイヤーが集まる ・半歩先の技術 (半年後、1年後に市場に出てくるような製品) その年のクリスマス商戦に向けた展示会 COMPUTEX 視察を通して、私が特に印象に残った、興味深かったのは、以下の3点で

ある。 (1) タッチテクノロジー (2) インテルの 2in1 (3) 防水機能

1つ目のタッチテクノロジーは、COMPUTREND エリアにて大型のディスプレイが多

いことに目を引いた。また、縦長・横長、透過性のあるものなど形状が多様化し、ディ

スプレイ装置の薄型化も進んでおり、窓や鏡の中などに埋め込むなど用途の幅が広がっ

てきている。まだ街中でそれほど多く見かけないが、デジタルサイネージが当たり前に

設置される日も近いことを感じた。 2つ目、インテルのブースでは、2in1 というキーワードでタブレットとノート PC が

融合したデバイスの説明を聞いた。ディスプレイが脱着できタブレットとしても使用で

きる PC は、既に世の中に製品化されているものの、COMPUTEX で展示されている PCのほとんどがこのようなタイプか、薄型のノート PC であった。近い将来タブレットとノ

ート PC との境目があいまいになり、モバイル PC という呼び方も変わっていくのではな

いかと思われる。また、数年前に画期的・先進的だったデザインが普通になってきてい

る。 3つ目の防水機能については、展示としては目立つものではなかったが、タブレット

だけでなく、業務用機器にも防水機能の展示があった。当社顧客の中には、少数ではあ

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るが、防水・防塵の問題からシステム導入に踏み切れない場合もある。水に濡れても操

作できるタッチディスプレイ、防水のレシートプリンタなど、このような防水機能を備

えた機器が普及してくると、今後の提案につなげられるので期待している。今後も情報

収集していきたい。 その他、展示されている製品のうち、特にアクセサリー・小物類などは目新しい物で

はなく、どこでも買えるような物ばかりであったが、ブースの中では盛んに商談が行わ

れていた。このような場所でバイヤーが買い付けて市場に出回る、そのビジネスの場を

直に見ることができたのも、とても刺激になった。 3.その他所感 今回台湾は初めてであり、高温多湿の気候、自動車やスクーターの交通の激しさに圧倒

されるばかりであったが、人々の活気が伝わってきて見るものはどれも興味深かった。夜

市で売られているもの、デパートで売られているものなど、現地の物価、嗜好などを見る

ことができ、良い経験になった。 また、今回の視察旅行に参加された方々との出会いがあり、行動を共にし、同じものを

見て共感し、親交を深めることができた。私は営業職ではなく、このように外部の方々と

交流を持つ機会が少ないので、同業他社の方々との面識を持つことができたことも、今回

の大きな収穫のひとつであった。

以上

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静岡情報産業協会 COMPUTEX TAIPEI 視察レポート 2013年6月14日

鈴与システムテクノロジー(株) 小澤剛

1.視察日程 2013年6月6日(木) 出発、台北市内視察 6月7日(金) COMPUTEX TAIPEI 2013 視察 6月8日(土) 台湾視察(自由視察) 6月9日(日) 台北市内視察、帰国 2.COMPUTEX 視察 COMPUTEX の特徴 ・トレードショーである (その場で商談して買い付ける) ・世界中のバイヤーが集まる ・半歩先の技術 (半年後、1年後に市場に出てくるような製品) その年のクリスマス商戦に向けた展示会 COMPUTEX 視察を通して特に印象に残ったのは、以下の2点

(1) クラウドサービス (2) モバイルデバイス

(1) クラウドサービス

クラウドブースの大きさからもクラウドサービスの注目度の高さが伺えた。 クラウド技術を活用したさまざまなサービス(モバイルデバイス、データセンター、

ストレージ)の展示が多くあった。また、クラウドサービスを利用するにあたって欠

かせないセキュリティ関連の技術が充実していた。 クラウドは今や生活に欠かせない重要なものとなっている。まだまだ発展する注目

の産業でもある。自社にとってもクラウドサービスの効果的な活用方法は大きなテー

マであるため、今後も動向に注視していきたい。 (2) モバイルデバイス 大手メーカーから、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスの出展が

目立った。PC よりも携帯性や利便性が高く、またコスト的にも優位性があるため、近

い将来 PC に変わりデバイスの主役になっていくのではないかと思慮する。また、

Bluetooth を使った周辺機器(キーボード、スピーカー、イヤホンなど)の展示も目立っ

た。今後は、モバイルデバイスと周辺機器との連携がポイントになると考える。

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3.その他所感 普段の生活ではあまり気づく事はないが、日本を離れてみると、日本での当たり前の生

活が特別のように感じられた。特に、日本人の礼儀の正しさ、対応レベルの高さと気配り、

公共運送機関の正確な提供、利便性の追及(例:タクシーのドアが自動的に開閉される)な

どである。急速なグローバル化が進み世界が均一的な動きになってきているが、日本人の

個性・特色を活かし、質の良いサービスを継続していくことが大切ではないかと考える。 視察に参加されている方たちの中には、高い役職に就いている方もおられたが、気さくに

話をかけてくださったり、こちらからの問いにも丁寧に対応して頂いたりと、話やすい雰

囲気を作って頂いた。三泊四日と短い期間だったが、とても良い雰囲気で視察ができ、大

変有意義な時間を過ごす事ができた。

以上

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株式会社ユニックス システム運用部

大西真樹 台湾を訪れたのも、海外の展示会の視察も初めてだったので、今回のツアーはとても良

い経験になりました。 メインイベントの COMPUTEX TAIPEI 2013 は規模や雰囲気が日本で行われる展示会

とはかなり違っていて、世界というものを改めて実感しました。IT 関連の製品、そして、

業界のこれからの方向性のようなものも少しですが感じ取ることができました。 会食の形で数回行われた懇親会では、普段の仕事の内容などについて、他の会社の方々

と話をしました。普段、こういう機会はあまりないため、これも貴重な体験でした。 短い期間でしたが、多くのことが詰め込まれたとても印象深いツアーでした。今回得ら

れたものを何らかの形で今後の業務に生かしていきたいと思っています。このような機会

を与えていただき、本当にありがとうございました。

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株式会社ユニックス 高岡昌寛 今年1月まで台湾に住んでいたこともあり、約4か月ぶりの里帰りといった感覚もあり

ながらの参加となりました。“視察”という目的で訪れた台湾は、“観光”や“留学”で滞

在していた時とは違う経験も多かったです。 COMPUTEX TAIPEI は、その規模もさることながら、台湾の IT 産業に対する力の入れ

具合を感じる場面もあり、また一段と台湾に傾倒するきっかけとなりそうです。台湾現地

の企業訪問も行いましたが、日本企業の弱みを補完できるリソースが台湾企業にはあるの

ではないかと、改めて感じました。自分のこれまでの研究の裏付けをする良い機会となっ

た事にに加え、自分自身が台湾というフィールドで立ち回れるかという点に関して、一定

の手ごたえを感じることができました。 長く住み、慣れ親しんだ台湾ですが、4日間の視察ツアーで得たものは決して小さくな

く、これから様々な場面で活かしていけるものと確信しています。また、今後の意思決定

のための材料として、重要なものを得たと思います。 最後に、今回の視察ツアーの機会を与えてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。

貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

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株式会社ユニックス 池ヶ谷 伸秀

■4 日間視察で学んだこと、感じたこと ①台湾企業訪問 ②台湾での対日感情 ① 2 日目の企業訪問ついて。 弊社で扱っている製品が、台北市場に受け入れられるのかを焦点とし訪問しました。 その中で、問題点が明確になり訪問企業の方々が解決案・代替案を提示していただき、

有意義な時間を過ごすことができました。 ②台湾での対日感情について 台湾へ行って一番驚愕だったことは、大きな店だけでなく道にある屋台の人でも流暢な

日本語を話す方が多くフレンドリーだったことです。 視察に行く前に事前に調べた時、親日であるとは書いてありましたがここまでとは思い

ませんでした。 今後、弊社も海外進出をしていき予定ですが、親日で日本語ができる方の多い台湾への

進出もあるかもしれません。 また、少し古いですが下記の URL にも中国市場を攻めるなら台湾を使えばいいという記

事がります。 日系企業も多く中国人の味覚や嗜好や言葉もわかる台湾は中国市場進出への第一歩にな

るのではないでしょうか。 「日本企業よ、台湾を使いなさい:日経ビジネス Digital」 http://business.nikkeibp.co.jp/article/NBD/20120711/234348/?ST=pc 最後に 4 日間、NPO法人静岡情報産業協会様をはじめ、静鉄観光様、寝食を共にした各

会社様、送り出してくれた弊社ユニックスに感謝いたします。

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『COMPUTEX 台北 2013』視察ツアーに参加して

アジア最大級のトレーディングショーということで、出展者の数は勿論のことながら、何とか商談を成

立させようとする熱意が感じられ「日本の展示主体のイベントとは違うな」というのが第一印象でした。

会場内を回って、当然ながら展示パネルのほとんどが英語であり、会話も英語中心でした。

残念ながら私の英語力は乏しく、展示パネル内の意味がわかる単語と視覚から入ってくる情報以上

の内容を上手く聞き出すことが出来ず、これからのビジネスにおける語学力の必要性を改めて痛感し

ました。(もう少し日本語が通じると高をくくっていた事と、もう少し英会話が出来ると思っていましたが

撃沈)

そんなこんなの中でも単語やジェスチャーなどを交えて説明を聞いた中で印象に残ったものがいくつか

あり、後日メールにて詳細スペックや価格などを入手することにしました。

ただ、帰国後の失敗としてサブジェクト全文が英文のメールはスパムとしてそのまま削除する癖があり、

帰国後2日間くらいは無意識に消してしまっていました。(バックアップアドレスから復帰させて無事確

認はできました)

COMPUTEX以外の印象としましては、メトロや在来線を使っての移動中に何度も、お年寄りや妊

婦の方に席を譲る光景を見かけたり、街中に目を移せば怒っている人や無愛想な店員も記憶になく、

なかなか会話が通じない異国の客でも親切に応対してもらったり、

また、路上ではどこかの国みたいにやたらクラクションを鳴らす車や緊急車両(特に救急車)もあまり見

かけない印象でした。(ただ二輪車が車の横をスイスイすり抜けて行く場面にはヒヤッとしましたが・・・)

約10年ぶりに訪れた台北だったのですが、仕事における情熱的な反面、優しさやおおらかさを感じる

事が出来ました。

この経験をこれからの自分や会社、静岡情報産業協会の皆さんにも生かせるようにしたと思います。

最後に今回視察を無事に終えることが出来ました事を、鈴木団長、藤田事務局長、静鉄観光サ

ービス松永様に感謝いたします。

ありがとうございました。

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株式会社ユニテック 公共事業部

齊藤 直彦 「COMPUTEX TAIPEI 2013」視察ツアー

期間:6月 6日~6月 9日

6月 6日から 6月 9日の日程で、静岡情報産業協会主催による「COMPUTEX TAIPEI 2013」

の視察ツアーに参加させて頂きました。

COMPUTEX TAIPEIは、アジア最大の IT関連の見本市です。

会場では、各メーカーの出展ブースを中心に、関連したイベントやデモンストレーシ

ョンも行われ、世界各国のバイヤーが集まった会場は、国際色豊かな人々で賑いをみせ

ていました。

私たちは、Intelや Ultrabookなど大手メーカーが出展されていた、世界貿易センタ

ー南港展覧館とは別の、IT 企業の出展が多い世界貿易センター第一ホールと第三ホー

ルを中心に見学(実際私は第三ホールまで見る余裕が有りませんでしたが)しました。

新技術の出展などが多いためか、撮影禁止のところもあったようです。各ブースには

興味を引くものが多くありましたが、今回は Windows8 の登場の影響か、特に多く目に

したのは、タッチパネル系製品のブースでした。

展示製品を実際に触ってみることが出来たのですが、本当に、半紙に毛筆で書いたよ

うな文字がタッチパネルで書くことが出来る製品であったり、大きなホワイトボードに、

パソコンからの映像を映し出して、電子ポインター(レーザーでのポイント照射)で中

の画像を動かしたり、文字を書いたり操作する製品がありました。これらは、すぐにで

も教育現場に使うことが出来そうでした。

それから、2Dで表示している画面を、あるPCを経由して裸眼で3Dで見る事がで

きる新技術など、ワクワクしながら、興味を持って見て回ることが出来ました。

固定電話とディスクトップPCが、現在のモバイル携帯やタブレット端末に変わって

いった経緯には、このような技術の進歩あったからなんだと感じるとともに、これから

もクラウド化や高性能プロセッサとともに携帯出来る端末が、さらに進歩してゆくのを

感じることが出来ました。現に今回見た出展ブースにおいても、腕時計型のモバイル製

品も見る事が出来ました。

自由視察の時間には、ホテルの周りの市街地を散策することが出来ました。

言葉の通じないお店での食事等、お世辞にも美味しいと言えるものは食べることが出

来ませんでしたが、貴重な体験となりました。

また、夜市では繁雑に並んでいるいろいろなお店を、多くの現地人や観光客で賑わっ

ていました。

夕食会では、同行した他社の参加者の方々とも交流を図る事が出来ました。

このような貴重な経験をさせていただき、感謝するとともに、次回もこのような機会

がありましたら、多くの社員に経験をしてもらいたいと感じた視察ツアーでした。 又、最後になりましたが、今回参加メンバー全員が無事に楽しく視察ツアーを終える

事が出来たのは、団長として参加頂いた鈴木社長を初め、事務局長の藤田様、静鉄観光

サービスの松永様、現地添乗員の丁さん等、企画・運営して頂いた方々のおかげと感謝

致します。 以上

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「COMPUTEX 台北 2013」視察ツアー(6 月 6 日~9 日) 今回、静岡情報産業協会様主催の「COMPUTEX 台北 2013」視察ツアーに参加させて頂き

ました。 台湾はエレクトロニクス産業が大きな位置を占め、特に OEM を中心として圧倒的な世界シ

ェアを誇ります。そんな台湾で毎年開催されているアジア最大のコンピュータ関連の見本

市である COMPUTEX 台北。 会場に到着し、中に入るとまずその規模と活気に驚かされました。広くて明るい展示場い

っぱいに数え切れない程の IT 企業がそれぞれの製品を出展しており、多くの人達が熱心に

見学をしていました。 大きなテーマ毎にエリアがあり、コンピュータの新技術や最新トレンドが集まったエリア、

今売れ筋の製品等を紹介するエリア、大手 IT 企業による展示エリアなどがありました。そ

んな中で私が一番関心を持っていたのは、コンピュータの最新のトレンド・技術のテーマ

エリアでした。色々なジャンルのブースがありましたが、やはり Windows8 の登場がその

流れを作ったのでしょうか、タッチパネル関連の製品が最も目立っていました。タッチパ

ネルディスプレイは既にスマートフォンやタブレット PC により広く普及していますが、展

示されていた製品を実際に触れてみるとそのタッチ反応の正確性や繊細さに驚きました。

ディスプレイ上で文字を描いてみると、本当に紙に文字を書いているかのような感覚の反

応の仕方でした。実際に紙に筆で文字が描けるデモ機もあり、習字さながらでした。また、

通常のタッチパネルは指で同時に画面に触れる部分は 1~2 本程度ですが、最大 4 本まで同

時に反応(入力)させられるようになっているものもありました。こういった技術は使い

方によってゲーム等で新たな使い方も考え出されるのではないかと想像します。 他にも、パソコンからの映像をプロジェクタで壁に映し出し(大きなディスプレイに見立

て)上からセンサーに反応する差し棒で直接、文字を書いたり操作をするといった製品も

ありました。これは将来的に教育の現場などでも黒板やホワイトボードに代わり使われる

ようになるのではないかと感じさせられました。IT 製品の最新トレンドを肌で感じると共

に、これからの可能性を感じさせてくれるとても有意義なイベントでした。 また、自由視察の時間には、台北市街を色々と散策し、台湾の人達の暮らしぶりを見るこ

とができました。台北の街並みは日本とも似ており、高層ビル群やデパートの他、マクド

ナルドやコーヒーチェーン店など日本でもよく見られる光景です。また、夜市では飲食店

や衣料品、雑貨など様々なお店が所狭しと並び、本当に多くの台湾人や観光客で賑わいを

見せていました。現地ガイドの丁さんから、台湾では実は自炊をあまりせず、外で食事を

することが多いというお話も聞けましたが、数多くの飲食店も常に賑わっている様子に納

得でした。 1 日目、2 日目の夕食会では今回ツアーに一緒に参加された会社の皆様とも色々とコミュニ

ケーションを取ることができました。 「COMPUTEX 台北 2013」のみにとどまらず、非常に貴重な経験をたくさんさせて頂いた

視察ツアーでした。本当にありがとうございました。 以上

株式会社ユニテック 東京システム部 松浦和弥

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静岡情報産業協会 COMPUTEX TAIPEI 視察 レポート

株式会社ユニテック

柴原 功 この度は、COMPUTEX TAIPEI視察に参加させて頂きまして誠に有難う御座いました。 羽田空港から出発し、台湾松山空港に着くと土砂降りのスコールで出向かえられ、前途が

不安になりましたが、現地ガイドの丁さんより 1 日の内に晴・曇・雨全てがあるという事

で、バスでの移動中に先程までの雨が嘘の様に晴れ、亜熱帯独特の湿気で、到着早々に異

国を感じることが出来ました。 事前説明会で、台北市コンピュータ協会駐日代表吉村様より COMPUTEX 会場情報をお聞

きしておりましたが、想像を遥かに超える規模と会場の大きさに驚きました。 毎年台湾の首都・台北で開催されているアジア最大のコンピューター見本市。 パソコンメーカー各社が 6 月~9 月の製造ピークに合わせクリスマス商戦を目指し、新製品

のほか部品やその他機器をお披露目する場となっていて、今年は 1724 社が参加、5000 以

上のブースが設けられておりました。 バイヤーとして参加した訳では無かったのですが、見る物すべてが新鮮で、興味をそそら

れるものばかりでありました。 これらの製品が数ヵ月後に店頭に並ぶのが楽しみです。 商品ごとに展示方法や、見せ方等に個性があり、弊社も展示会に出展する機会が多い為、

展示方法や集客方法などにも注目し、今後の展示会に活用できればと思っております。 今回は最新のトレンド、及びこれからの技術を見る事ができ、尚且つ、同業他社の皆様と

有意義に過ごす事が出来、感謝いたしております。 メンバーの皆様とは、今後も交流を持たせて頂き、仕事面、他色々な面で協業していきた

いと思いますので、これからも宜しくお願い申し上げます。 有難う御座いました。 以上

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静岡情報産業協会 COMPUTEX TAIPEI 視察 レポート

株式会社ユニテック

白井秀和 この度は、COMPUTEX TAIPEI 視察に参加させて頂きまして有難う御座いました。

COMPUTEX 感想と台湾視察の感想を報告致します。 羽田空港を発ち 3 時間 40 分。台湾松山空港に着くと土砂降りのスコールが我々視察団を迎

え入れてくれました。クーラーの効いていた飛行機・空港から一歩外に出ると亜熱帯のむ

んとした空気が、自分が台湾にいる事を感じさせてくれます。1 日の内に晴・雨・曇全てが

あるという事でしたが、先程までの雨が嘘の様に晴天に恵まれます。 現地ガイドの丁さんより信号機の表示方法、横断の仕方を教えて頂き、それぞれに国民性

が反映されている事を理解。交通マナーに関しては未だ日本は進んでいる事を感じました。 事前説明会の中で、台北市コンピュータ協会駐日代表吉村様より COMPUTEX 会場情報を

お聞きしておりましたが、想像を遥かに超える規模と会場の大きさに驚かされました。 国内外で開催される同様の展示会と異なるのが、半年先・数ヶ月先に発表予定の製品が多

いという事。 アジア市場において、COMPUTEX での製品発表は 6 月~9 月の製造ピークに合わせクリ

スマス商戦を目指したもの。 会場で、見て触れた製品が数ヵ月後にまた目にする機会が増える事でしょう。 トレンドブースに注目すると、やはりタッチパネル・タブレットを応用した製品が目に付

きました。 ブース展示として、よりエンターテイメント性に長けた製品に人々が集まっていました。 自分自身も展示会に出展する機会が多い為、展示方法や集客方法などにも目をやり今後の

為に情報収集する事が出来ました。 ハードメーカについては、ブースの大きさで現在の勢力が分かるようです。日本メーカに

比べアジアメーカの勢いを感じる結果となりました。 会場が広すぎた為、注目したエリアのみの視察となりましたが、最新のトレンド・これか

らの技術を見る事ができ、非常に有意義に過ごす事が出来ました。 4 日間を通じ、時間を共有した視察メンバーの皆様とは、今後も交流を深め、仕事面でも協

力していきたいと考えております。

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平成 25 年 6 月 12 日

株式会社ティージェイエス 酒井 一好

COMPUTEX TAIPEI 視察に関して

視察先 :台北国際コンピューター見本市 COMPUTEX TAIPEI 視察期間:平成 25 年 6 月 6 日~平成 25 年 6 月 9 日 グローバル市場とニーズを見極め、日本とは比較できない開発スピードを持つ台湾 IT 業界

が、最も力を入れる世界最大級の本見本市を直接視察し、会場の雰囲気を肌で感じた事は、

今後のビジネスの場に於いても非常に有益な経験であった。特に、最先端過ぎてイメージが

湧かない技術・製品ではなく、半歩先のトレードショーの場であり、本当に興味を持って視

察ができた。 但し、現在での弊社担当業務との関連性が薄く、製品・半製品共に、主たる具体的な視察

目的を特定せず、準備の乏しいまま会場入りした事を、結果的には後悔する事にもなった。

やはり、会場規模の大きさからも、その場にて次のターゲット製品、企業、エリアを抽出す

る事は難しく、計画的な事前準備が必要であった。この事は、語学力に関しても同じであり、

各企業ブースに立ち入れば、中国語→英語の順に話し掛けられ、簡単なビジネス英会話の事

前学習位は行うべきであったと反省した。観光地と異なり、世界からのバイヤーとのビジネ

スの場であり、専門用語も含む英会話ができないと、コミュニケーションは成立しない事を

痛感した。まず、日本語が通じる事はなく、徐々に見学スピードだけが速くなってしまった

事が残念であった。 反面、コミュニケーションを取ろうという意欲が有れば、ビジネスステージとして成立で

きそうな期待感を感じる場も有り、IT 企業とのレベル差は有るものの、この事は、他業種に

於いても同様と思われる。実際、ホール上層階のオフィスフロアを見学したが、IT 以外の多

種多様の製品ディスプレイ及びそこで働く人々からも、想像を駆り立てる事ができた。 台湾の親日的な国民性、都市部・地方共々に貧富の差、日本との距離感等、良い意味で調

査すべき題材も多く、今後の弊社ビジネスモデルのグローバル化を模索する上で、ITも含め、

弊社における人材・介護ビジネス分野での検討ができないか、是非、今後の調査・課題とし

たい。華人界に於ける取引と基本が、企業同士では無く、人同士の信頼関係から成り立つそ

うだが、今回の視察期間での、各参加者との交流・親睦を深められた事は、個人的にも非常

に有益であり、自由視察等、大変楽しい時間も過ごさせて頂きました。最後に、本視察旅行

に、ご尽力頂きましたユニテック)鈴木社長(団長)、SIIA)藤田事務局長に、心より感謝い

たします。有難うございました。 以上