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地図利用実態調査20132013年4月
調査の目的
この調査は、日常生活やビジネスシーンにおける 「地図」の利用実態を明らかにすることを 目的としています。
●スマホの登場で「地図」の使われ方も変わった？●位置情報の共有に対する抵抗感は？●世代が違うと利用している「地図」も違う？
「地図利用実態調査」は、地図や位置情報に関するマーケットの実態や
変化を捉えることを目的とした株式会社ゼンリンの独自調査です。
毎年定期的に実施する調査で、今回の「地図利用実態調査 2013」は第2回目の調査となります。 ※第 1回は 2012年に実施。
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目次
① 日常生活に欠かせない地図
② スマホ地図の使われ方
③ ビジネスパーソンとスマホ地図
④ 位置情報サービスに関する意識
⑤ 地図に対する好意度と価値観
⑥ 性別・世代によって異なる地図利用
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①日常生活に欠かせない地図
4
5
あなたは「地図」を利用していますか？
Q. 1年以内の地図利用経験 N=20,931【対象者全員】
利用する
87.9％世の中の 割近くの人は 「地図」を利用している。9
パソコン用 インターネット 地図サービス
6
どんな「地図」を利用していますか？
パソコン用 地図ソフトウェア
6.2％モバイル用
地図サービス・アプリ紙の地図
27.2％
カーナビ
41.1％
Q. 1年以内の地図利用経験 N=20,931【対象者全員】
77.2％ 32.6％
モバイル用地図は昨年度より ９ポイントUP！
▼
「パソコン用インターネット地図サービス」を利用している人が最も多いが、「モバイルデバイス」で地図を利用する人の割合が今一番伸びている。
1地図の情報が正確であること
2地図が見やすいこと
7
「地図」を選ぶときに重視しているポイントは？
70.4％63.9％
3地図の情報が新しいこと
61.3％Q.地図商品・サービス選択時の重視ポイント N=1,010【地図を月に 1回以上利用している人（プライベート利用限定）】
②スマホ地図の使われ方
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アナログ地図からデジタル地図へ
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2012年 スマホ地図の利用が増加
印刷された地図1952年：別府市で、初めて住宅地図を発行1980年代 カーナビ 登場
1984年：地図情報をデジタル化した「住宅地図情報利用システム」を発表 GPSカーナビの開発にも着手1990年：カーナビ向けデータ提供開始
1990年代 個人向けパソコン用地図ソフト 登場1998年：パソコン用地図ソフト「ゼンリン電子地図帳Zi」を発売
2000年代 インターネット地図サービス 利用拡大2000年：携帯電話向け地図配信サービス 「ゼンリン携帯マップ」提供開始
※ゼンリンの出来事
スマホ地図、どんなシーンで使っていますか？
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Q. １年以内に利用したスマホ地図の利用シーン N=289【スマホ地図を月に 1回以上利用している人】
2外食
3レジャー（ドライブなど）
4日常生活の移動
5ショッピング
43.2％42.8％39.6％31.9％
1旅行
50.0％「旅行」をトップに、日常からレジャーまで移動をともなうシーンが上位にならぶ。
スマホ地図、どんな場所で使っていますか？
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Q. １年以内に利用したスマホ地図の利用場所・場面 N=274【スマホ地図を月に 1回以上利用している人（プライベート利用限定）】
2移動中に歩きながら
3電車・バスの中
4車の中
5目的地付近
意外と「自宅」で使っているという人が一番多い。
50.9％43.0％41.0％40.0％
1自宅
56.0％
③ビジネスパーソンとスマホ地図
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Q.ビジネスシーンでのスマホ地図利用 N=1,333【ビジネスシーンで地図を月に1回以上利用している人】
ビジネスシーンでスマホ地図を利用していますか？
利用目的
❶ 顧客訪問❷ 現地確認のための訪問❸ その他の訪問❹ 場所案内❺ 配達訪問
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利用する
26.9％
ビジネスパーソンのうち、仕事でスマホ地図を利用しているのは 26.9％。
役職・年収別スマホ地図の利用状況
年収別にみたスマホ地図利用率
Q.ビジネスシーンでのスマホ地図利用 N=1,333【ビジネスシーンで地図を月に1回以上利用している人】
役職別にみたスマホ地図利用率
経営者・役員30.7％管理職31.1％一般社員27.2％
800万円以上32.7％～800万円27.4％～500万円25.3％
役職や年収が高い人ほど、仕事でスマホ地図を利用している。
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④位置情報サービスに関する意識
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周辺の店舗検索サービス
Q.サービス利用に際して自分の位置情報を提供することに対する抵抗感の有無 N=1,040【地図を月に1回以上利用している人】
位置情報を提供することに対する抵抗感はありますか？
周辺の割引クーポンサービス
周辺の口コミ情報サービス
ナビゲーションサービス
位置ゲーム
チェックインサービス
位置情報サービス利用時に、自分の位置情報を提供することに抵抗感を感じる人は少数派。
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ある19.6％
ある15.0％
ある12.4％
ある12.6％
ある22.3％
ある26.6％
恋人
Q.自分の位置情報を公開・共有したくない相手 N=1,040【地図を月に1回以上利用している人】
自分の「今いる場所」を公開・共有したくない相手は？
18.8％配偶者 23.5％親 21.1％
子ども 19.1％兄弟・姉妹 21.5％
友人 29.0％友人の友人 36.3％上司・先輩 41.1％
ネット上の知り合い 41.2％
[10～20代の男女では2割以上]
[30～40代の女性は3割]
身近な相手ほど位置情報を
公開・共有してもOKと感じている。
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⑤地図に対する好意度と価値観
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Q.地図に対する好意度 N=20,931【対象者全員】
あなたは「地図」が好きですか？
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どちらでもない
30.2％きらい
12.7％
好き
57.1％
「地図」が好き！世の中の半数以上の人は
Q.地図に対する価値観 N=20,931【対象者全員】
あなたにとって「地図」とは？
50～60代の男性は、「地図＝楽しむもの」と回答する人の割合が高い。
38.3％「地図」はそれ自体を楽しむものである
10～30代の女性は、「地図はあくまで道具」と回答する人の割合が高い。
37.7％「地図」は単なる道具である
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24.0％どちらでもない
「地図＝楽しむもの」という人と「地図はあくまで道具」という人が同じくらいの割合で存在する。
⑥性別・世代によって異なる地図利用
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性別・世代別にみた地図の利用形態と価値観
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男性 女性
若者世代（10～20代）
「モバイル用地図サービス・アプリ」
利用率が半数以上「モバイル用地図サービス・アプリ」の利用率 51.9％（全体に比べて＋19.3pt）
■「地図はそれ自体を楽しむもの」が36.6％に比べ、 「地図は道具である」が38.6％
「地図は道具である」と思っている人の方が多め
「パソコン用インターネット地図サービス」「紙の地図」「パソコン用地図ソフトウェア」「カーナビ」の
利用率が高い「パソコン用インターネット地図サービス」全体に比べて＋6pt、「紙の地図」同＋6.8pt、「パソコン用地図ソフトウェア」同＋8.1pt、「カーナビ」同＋13.7pt
■「地図が好き」全体に比べて＋11.6pt、■「地図はそれ自体を楽しむもの」同＋9.4pt
「地図が好き」と「地図はそれ自体を楽しむもの」と思っている人が多い
「モバイル用地図サービス・アプリ」
利用率が半数以上「モバイル用地図サービス・アプリ」の利用率 56.3％（全体に比べて＋23.7pt）
■ 全体に比べて-16pt
「地図が好き」な人が他の層に比べると少ない
ミドル世代（30～50代） シニア世代（60代）
地図の利用頻度が高く、「仕事」での利用が多い。
地図の利用頻度 全体に比べて＋0.4日/週
■ 全体に比べて＋8.6pt「地図が好き」な人が多い
「モバイル用地図サービス・アプリ」
利用率が低い全体に比べて－5.3pt
■ 全体に比べて-6.1pt
「地図が好き」な人が他の層に比べると少ない
「モバイル用地図サービス・アプリ」
利用率が低い全体に比べて－21.7pt
■ 女性全体に比べて＋2.4pt
女性の他の世代に比べると
地図への好意度は高め
性別・世代別にみた地図の利用シーン
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Q. 1年以内に利用した地図の利用シーン N=1,040【地図を月に 1回以上利用している人】
【ショッピング】若者世代の女性が利用する割合が高い。
【仕事】ミドル世代の男性が利用する割合が高い。
【運動・エクササイズ】若者世代の男女が利用する割合が高い。シニア世代の男性も高め。
【趣味・娯楽・教養】シニア世代の男性が利用する割合が高い。
【緊急時や災害の備え】若者～シニア世代の女性が利用する割合が高い。
【習い事・学習】若者～ミドル世代の女性が利用する割合が高い。
■地図の利用シーン（全体）
1 旅行 68.7％ 2 レジャー 61.3％（ドライブなど）
352.5％
日常生活の移動 4 外食 45.4％
利用シーンの上位は性別・世代に問わず同様だがその他の利用シーンでは性別・世代によって特徴が見える。
補足資料
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調査手法
〈一般生活者向け調査〉
調査手法： インターネット調査調査エリア： 全国調査対象者： 18～69歳の男女サンプル抽出方法： 事前調査 性別・年代・エリアを人口構成比に準拠して抽出 本調査 地図を月に1回以上利用している人の中から、地図の利用頻度を高・中・低層に分けて均等抽出有効回収数： 事前調査 20,931サンプル、本調査 1,040サンプル調査ボリューム： 事前調査 10問、本調査 40問調査期間： 事前調査 2013年2月1日（金）～2月4日（月） 本調査 2013年2月8日（金）～2月12日（火）
〈ビジネスパーソン向け調査〉
調査手法： インターネット調査調査エリア： 全国調査対象者： 18～69歳の就業している男女サンプル抽出方法： 事前調査 調査会社のモニター属性より、当社が任意に指定した職種、業種及びその他から抽出 本調査 地図をビジネスシーンで月に1回以上利用している人の中から、当社が任意に指定した 15業種に分けて均等抽出有効回収数： 事前調査 29,274サンプル、本調査 1,333サンプル調査ボリューム： 事前調査 9問、本調査 39問調査期間： 事前調査 2013年2月1日（金）～2月4日（月） 本調査 2013年2月8日（金）～2月12日（火）
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