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-1- -医薬品の適正使用に欠かせない情報です。必ずお読みください。- 「使用上の注意」改訂のお知らせ 2019 年 11・12 月 拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。 平素は弊社製品につきまして格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、このたび標記製品の「使用上の注意」の記載内容を下記のとおり自主改訂致しましたので、 ご案内申し上げます。 敬具 <改訂内容(2019年11月改訂)>(該当部分のみ抜粋) 1.「禁忌」の項の記載を一部改訂し、以下のように改めました。 下線   部:追記箇所 改訂後 改訂前 ●禁忌(次の患者には投与しないこと) (1)省略(現行通り) (2) MAO 阻害剤(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメ シル酸塩、サフィナミドメシル酸塩)を投与中あ るいは投与中止後 2 週間以内の患者(「3.相互作用」 の項参照) ●禁忌(次の患者には投与しないこと) (1)省略 (2) MAO 阻害剤(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメ シル酸塩)を投与中あるいは投与中止後 2 週間以 内の患者(「3.相互作用」の項参照) 2.「相互作用」「併用禁忌」の項の記載を一部改訂し、以下のように改めました。 下線   部:追記箇所 改訂後 改訂前 3.相互作用 省略(現行通り) (1)併用禁忌(併用しないこと) 薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子 MAO 阻害剤 セレギリン塩 酸塩 (エフピー) ラサギリンメ シル酸塩 (アジレクト) サフィナミド メシル酸塩 (エクフィナ) セロトニン症 候 群 が あらわ れることが あ る。MAO阻害剤を投 与中あるいは投与中 止後2週間以内の患者 に投 与しないこと。ま た、本剤投与後MAO 阻 害 剤に切り替える 場合は、2週間以上の 間隔をあけること。 脳内ノルアドレナ リン、セロトニン の神経伝達が高ま ると考えられる。 3.相互作用 省略 (1)併用禁忌(併用しないこと) 薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子 MAO 阻害剤 セレギリン塩 酸塩 (エフピー) ラサギリンメ シル酸塩 (アジレクト) セロトニン症 候 群 が あらわ れることが あ る。MAO阻害剤を投 与中あるいは投与中 止後2週間以内の患者 に投 与しないこと。ま た、本剤投与後MAO 阻 害 剤に切り替える 場合は、2週間以上の 間隔をあけること。 脳内ノルアドレナ リン、セロトニン の神経伝達が高ま ると考えられる。 S-2478 劇薬 処方箋医薬品 ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ剤 ミルタザピン錠

「使用上の注意」改訂のお知らせ...1 - 医薬品の適正使用に欠かせない情報です。必ずお読みください。- 「使用上の注意」改訂のお知らせ

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-医薬品の適正使用に欠かせない情報です。必ずお読みください。-

「使用上の注意」改訂のお知らせ2019 年 11・12 月

拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。 平素は弊社製品につきまして格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、このたび標記製品の「使用上の注意」の記載内容を下記のとおり自主改訂致しましたので、ご案内申し上げます。

敬具記

<改訂内容(2019年11月改訂)>(該当部分のみ抜粋)1.「禁忌」の項の記載を一部改訂し、以下のように改めました。� 下線   部:追記箇所

改訂後 改訂前

●禁忌(次の患者には投与しないこと)(1)省略(現行通り)(2)�MAO阻害剤(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメ

シル酸塩、サフィナミドメシル酸塩)を投与中あるいは投与中止後2週間以内の患者(「3.相互作用」の項参照)

●禁忌(次の患者には投与しないこと)(1)省略(2)�MAO阻害剤(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメ

シル酸塩)を投与中あるいは投与中止後 2週間以内の患者(「3.相互作用」の項参照)

2.「相互作用」の「併用禁忌」の項の記載を一部改訂し、以下のように改めました。� 下線   �部:追記箇所

改訂後 改訂前

3.相互作用省略(現行通り)(1)併用禁忌(併用しないこと)薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

MAO阻害剤セレギリン塩酸塩(エフピー)ラサギリンメシル酸塩(アジレクト)サフィナミド�メシル酸塩(エクフィナ)

セロトニン症候群が�あらわれることがあ�る。MAO阻害剤を投与中あるいは投与中�止後2週間以内の患者�に投与しないこと。また、本剤投与後MAO阻害剤に切り替える�場合は、2週間以上の間隔をあけること。

脳内ノルアドレナリン、セロトニン�の神経伝達が高ま�ると考えられる。

3.相互作用省略(1)併用禁忌(併用しないこと)薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

MAO阻害剤セレギリン塩酸塩(エフピー)ラサギリンメシル酸塩(アジレクト)

セロトニン症候群が�あらわれることがあ�る。MAO阻害剤を投与中あるいは投与中�止後2週間以内の患者�に投与しないこと。また、本剤投与後MAO阻害剤に切り替える�場合は、2週間以上の間隔をあけること。

脳内ノルアドレナリン、セロトニン�の神経伝達が高ま�ると考えられる。

S-2478

劇薬処方箋医薬品

ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ剤

ミルタザピン錠

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<改訂理由>相互作用相手薬の記載との整合を図るため、「禁忌」及び「相互作用」の「併用禁忌」の項に薬剤名を追記しました。

 前頁の改訂内容を踏まえ、ご使用くださいますようお願い申し上げます。 今後とも弊社製品のご使用にあたって副作用・感染症等をご経験の際には、弊社MRまでご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。

以上

●�DSUの掲載:今回の改訂内容につきましては、DRUG�SAFETY�UPDATE�医薬品安全対策情報No.285(2019年12月)に掲載される予定です。

●改訂添付文書情報:最新の添付文書は以下のホームページに掲載致します。 ・日本ケミファホームページ「医療関係者向けサイト」(http://www.nc-medical.com/) ・PMDAホームページ「医薬品に関する情報」(http://www.pmda.go.jp/safety/info-services/drugs/0001.html)

PMDAによる医薬品医療機器情報配信サービス「PMDAメディナビ」にご登録いただきますと、医薬品の重要な安全性情報がタイムリーにメール配信されます。(http://www.pmda.go.jp/safety/info-services/medi-navi/0007.html)

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- 医薬品の適正使用に欠かせない情報です。必ずお読みください。-

「使用上の注意」改訂のお知らせ 2019年 11月

ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ剤

ミルタザピン錠

拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。 平素は弊社製品につきまして格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、このたび標記製品の「使用上の注意」を自主改訂致しましたので、ご案内申し上げます。 つきましては、内容に充分ご留意頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。

敬具

<1.改訂内容(2019年 11 月改訂)>(該当部分のみ抜粋)

【1】「禁忌」の項の記載を一部改訂し、以下のように改めました。

下線 部:追記箇所

改訂後 改訂前

●禁忌(次の患者には投与しないこと)

(1)省略、変更なし

(2)MAO阻害剤(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメシル酸

塩、サフィナミドメシル酸塩)を投与中あるいは投与中

止後2週間以内の患者(「3.相互作用」の項参照)

●禁忌(次の患者には投与しないこと)

(1)省略

(2)MAO阻害剤(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメシル酸

塩)を投与中あるいは投与中止後2週間以内の患者

(「3.相互作用」の項参照)

【2】「相互作用」の「併用禁忌」の項の記載を一部改訂し、以下のように改めました。 下線 部:追記箇所

改訂後 改訂前

3.相互作用

(1)併用禁忌(併用しないこと)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

MAO阻害剤

セレギリン塩

酸塩

(エフピー)

ラサギリンメシ

ル酸塩

(アジレクト)

サフィナミドメ

シル酸塩

(エクフィナ)

セロトニン症候群があ

らわれることがある。

MAO阻害剤を投与

中あるいは投与中止

後2週間以内の患者

に投与しないこと。ま

た、本剤投与後MAO

阻害剤に切り替える

場合は、2週間以上

の間隔をあけること。

脳内ノルアドレナ

リン、セロトニンの

神経伝達が高ま

ると考えられる。

3.相互作用

(1)併用禁忌(併用しないこと)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子

MAO阻害剤

セレギリン塩

酸塩

(エフピー)

ラサギリンメシ

ル酸塩

(アジレクト)

セロトニン症候群があ

らわれることがある。

MAO阻害剤を投与

中あるいは投与中止

後2週間以内の患者

に投与しないこと。ま

た、本剤投与後MAO

阻害剤に切り替える

場合は、2週間以上

の間隔をあけること。

脳内ノルアドレナ

リン、セロトニンの

神経伝達が高ま

ると考えられる。

◇裏面もご覧ください

劇薬 処方箋医薬品

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<2.改訂理由>

相互作用相手薬の記載との整合性をとるため、「禁忌」及び「相互作用」の「併用禁忌」の項に薬剤名を

追記しました。

以上

今回の改訂内容につきましては医薬品安全対策情報(DSU)No.285(2019年12月発行)に掲載される予定です。改訂後

の 添 付 文 書 は 独 立 行 政 法 人 医 薬 品 医 療 機 器 総 合 機 構 ホ ー ム ペ ー ジ の 「 医 薬 品 に 関 す る 情 報

(https://www.pmda.go.jp/safety/info-services/drugs/0001.html)」及び弊社ホームページの「医療関係者向けサ

イト(http://www.npi-inc.co.jp/medical.html)」に掲載されます。併せてご利用ください。