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腫瘍集学治療センター増築棟 竣工 最新機種を導入し、地域がん診療連携拠点病院として 放射線治療をさらに強化 太田西ノ内病院は、より質の高い医療を提供いたします

最新機種を導入し、地域がん診療連携拠点病院として 放射線 ...(3)治療計画用CT SOMATOM Definition As Open-RT PRO edition(シーメンス社) (4)患者

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Page 1: 最新機種を導入し、地域がん診療連携拠点病院として 放射線 ...(3)治療計画用CT SOMATOM Definition As Open-RT PRO edition(シーメンス社) (4)患者

腫瘍集学治療センター増築棟 竣工

最新機種を導入し、地域がん診療連携拠点病院として

放射線治療をさらに強化

太田西ノ内病院は、より質の高い医療を提供いたします

Page 2: 最新機種を導入し、地域がん診療連携拠点病院として 放射線 ...(3)治療計画用CT SOMATOM Definition As Open-RT PRO edition(シーメンス社) (4)患者

Varian社の放射線治療装置(TrueBeamSTx)の導入により、

腫瘍への正確かつ十分な照射を行いつつ、正常組織への影

響を最小限に抑える放射線治療が可能となりました。

6軸で稼働し細やかな位置補正に対応できる寝台

(PerfectPitch)、1㎜以内の精度でポジショニングが

可能な装置(ExacTrac)、患者さんの体表面の情報より

正確な照射位置を合わせることが可能な装置(voxelan)

等を搭載。限局した病巣に対して多方向から放射線を集

中させることにより、病巣には強い線量を照射しつつ、

正常組織への放射線量を極力減少させることができま

す。また、照射装置を回転させながら、腫瘍の形状に合

わせて照射線の形や強さを変える強度変調回転放射線治

療が行えることも特徴です。回転や停止と開始を何度も

繰り返す従来のIMRTと比較し、約8倍の速度での治療を

実現しました。

更に、照射中にリアルタイムで検証を行うシステム

(Perfraction)を導入することで、高い安全性を確保して

います。

■ バーチャルスカイライト ■ 木目を基調とした落ち着きのある雰囲気 ■ 完全バリアフリーのゆとりある空間

治療室の天井には本物さながらの空の眺めを映し出すバーチャルスカイライトを取

り入れ、閉塞感を感じないよう、明るく広がりのあるリラクゼーション空間を実現

しました。床や壁面には木目調の素材を採用することで優しい雰囲気を演出。患者

さんのストレスや緊張をできる限り和らげ、安心して治療を受けることができる施

設を目指しています。また、待合室も車椅子の患者さんが不自由なく通行できるよう、ゆとりある空間にしており、明るく開

放的な環境でリラックスしてお待ちいただくことができます。

2 細やかな配慮を

施した空間

1 短時間で高い治療精度を実現

-患者さんの負担軽減を目指して-

(1)TrueBeamSTx

①出力エネルギー FF(4MV,6MV,10MV,15MV)FFF(6MV、10MV) ②2.5mm厚高精度マルチリーフコリメータ 限りなく病変にフィットした照射野を整形 ③高画質・高精度な画像誘導

X線イメージングシステム、ExacTrac(赤外線監視装置)、VOXELAN(体表面監視装置)④高精度放射線治療 IMRT(強度変調放射線治療)、VMAT/RapidArc(強度変調回転放射線治療)、

SRT/SBRT(定位放射線治療)

(2)放射線治療計画装置 ①Eclipse ②Raystation ③iPlan

(3)治療計画用CT SOMATOM Definition As Open-RT PRO edition(シーメンス社)

(4)患者 QAソフトウェア Perfraction 2D/3D

2018.03