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久喜市議会 令和元年9月定例会 市政に対する質問通告 第1日目 質 問 予 定 議 員(発言順) 9月9日(月) 午前9時~ ① 田村 栄子 議員 ② 斉藤 広子 議員 ③ 杉野 修 議員 ④ 渡辺 昌代 議員 ⑤ 丹野 郁夫 議員 ⑥ 平間 益美 議員 第2日目 質 問 予 定 議 員(発言順) 9月10日(火) 午前9時~ ① 平沢 健一郎 議員 ② 石田 利春 議員 ③ 大橋 きよみ 議員 ④ 春山 千明 議員 ⑤ 岡崎 克巳 議員 ⑥ 川辺 美信 議員 第3日目 質 問 予 定 議 員(発言順) 9月12日(木) 午前9時~ ① 田中 勝 議員 ② 長谷川 富士子 議員 ③ 宮﨑 利造 議員 ④ 鈴木 松蔵 議員 ⑤ 川内 鴻輝 議員 ⑥ 井上 忠昭 議員 第4日目 質 問 予 定 議 員(発言順) 9月13日(金) 午前9時~ ① 貴志 信智 議員 ② 成田 ルミ子 議員 ③ 盛永 圭子 議員 ④ 園部 茂雄 議員 ⑤ 新井 兼 議員 ⑥ 猪股 和雄 議員

久喜市議会 令和元年9月定例会 市政に対する質問通告 - Kuki · 2019. 9. 2. · 久喜市議会 令和元年9月定例会 市政に対する質問通告 第1日目

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久喜市議会

令和元年9月定例会

市政に対する質問通告

第1日目 質 問 予 定 議 員(発言順)

9月9日(月)

午前9時~

① 田村 栄子 議員 ② 斉藤 広子 議員 ③ 杉野 修 議員

④ 渡辺 昌代 議員 ⑤ 丹野 郁夫 議員 ⑥ 平間 益美 議員

第2日目 質 問 予 定 議 員(発言順)

9月10日(火)

午前9時~

① 平沢 健一郎 議員 ② 石田 利春 議員 ③ 大橋 きよみ 議員

④ 春山 千明 議員 ⑤ 岡崎 克巳 議員 ⑥ 川辺 美信 議員

第3日目 質 問 予 定 議 員(発言順)

9月12日(木)

午前9時~

① 田中 勝 議員 ② 長谷川 富士子 議員 ③ 宮﨑 利造 議員

④ 鈴木 松蔵 議員 ⑤ 川内 鴻輝 議員 ⑥ 井上 忠昭 議員

第4日目 質 問 予 定 議 員(発言順)

9月13日(金)

午前9時~

① 貴志 信智 議員 ② 成田 ルミ子 議員 ③ 盛永 圭子 議員

④ 園部 茂雄 議員 ⑤ 新井 兼 議員 ⑥ 猪股 和雄 議員

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目 次

【第1日目 9月9日(月)】

① 田 村 栄 子 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

② 斉 藤 広 子 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

③ 杉 野 修 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4

④ 渡 辺 昌 代 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6

⑤ 丹 野 郁 夫 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7

⑥ 平 間 益 美 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

【第2日目 9月10日(火)】

① 平 沢 健一郎 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11

② 石 田 利 春 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13

③ 大 橋 きよみ 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16

④ 春 山 千 明 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17

⑤ 岡 崎 克 巳 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19

⑥ 川 辺 美 信 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19

【第3日目 9月12日(木)】

① 田 中 勝 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21

② 長谷川 富士子 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26

③ 宮 﨑 利 造 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27

④ 鈴 木 松 蔵 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27

⑤ 川 内 鴻 輝 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28

⑥ 井 上 忠 昭 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29

【第4日目 9月13日(金)】

① 貴 志 信 智 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32

② 成 田 ルミ子 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34

③ 盛 永 圭 子 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35

④ 園 部 茂 雄 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36

⑤ 新 井 兼 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37

⑥ 猪 股 和 雄 議員 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39

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~ 1 ~

【第1日目 9月9日(月)】

① 田 村 栄 子 議員

1 済生会栗橋病院について

済生会栗橋病院が加須市への移転決定をし、既に工事は始まっている。栗橋地区の医療が手薄

になることは確実で、住民は大変心配し困っている。地域住民は今まであった場所に各科の診療

所・クリニックの集合体を望んでいる。

(1)久喜市民にとって今まで済生会栗橋病院の果たしてきた役割を久喜市はどう評価してきた

か。また、済生会栗橋病院移転後の久喜市の医療について、どのように考えているか、伺う。

(2) 加須市への移転の動機を久喜市はどう捉えているか。また、原因の所在は市にあったのか。

病院にあったのか、伺う。

(3)済生会栗橋病院への支援に「ボートピア栗橋」の交付金が当てられている。「久喜市ボート

ピア栗橋環境整備協力費」の一部を交付金として病院に当てることになった経緯は次の通り

である。合併前栗橋町が「舟券場外発売場」を旧栗橋町小衛門地区に建設することになった。

当地区での建設は栗橋全体から見て、国道4号の反対側に位置し、学校からかなり離れた場

所であったこともあり、教育環境にほぼ影響しないと判断され、議会全員一致と地権者、自

治体が承認したものである。「久喜市ボートピア栗橋環境整備協力費」は地域医療の充実、向

上、確立に資することを条件に、交付金を医療福祉に当てることになっている。合併時の意

思でもある。合併時に作成された「久喜市ボートピア栗橋環境整備協力費に係る交付金交付

要綱」の(趣旨)の第3条「交付金の交付対象となる者は(1)地域医療の充実に資する事

業」を実施する団体とする。一部事務組合である「埼玉県都市競艇組合」が地域医療発展の

ため必要であることを理解し、協力費を決定したものである。この流れを久喜市はどのよう

に考えているか、伺う。

(4)地域住民は今まであった場所に各科の診療所・クリニックの集合体を望んでいる。市は病

院側と会合を開き、その席で住民の思いを病院側に毎回伝えている記録は残っているが、そ

の後の進捗状況を伺う。

(5)市としてはどのようにすれば(4)が実現するか、具体的な考え、計画を伺う。

(6)病院側は久喜市の要望に対して病院への支援が必要という記録が残っているが、これに対

する考えは如何か。

(7)病院の跡地に対する計画をどう考えているか、伺う。

2 液状化対策後の道路舗装に伴う交通安全対策を

液状化の被害を被った地区の仮舗装道路がいよいよ本舗装工事となる。本舗装道路の工事は地

元住民が待ち望んでいたものである。仮舗装道路は凸凹が多かったので騒音や振動に悩まされて

きた点が、本舗装によって解消され、その上景観並びに安全面で大変結構なことである。反面、

沿線住民にとっては完成した道路を走行する車のスピードが心配事である。本舗装された道路は

大型車が制限速度を超えて走行すると予想される。今から予防措置を講じることはできないかと

住民が訴えている。

先の6月議会でハンプ設置を提案したが、かえって危険との回答があった。警察で確認したと

ころ、別のやり方として「ベンガラ」を要所要所に付ける方法と道路面に白字で注意喚起を促す

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~ 2 ~

方法があることを聞いた、市の考えを伺う。

3 大規模災害に備えるには

大規模災害時には久喜市、自衛隊、国などの公助をすぐに期待することは難しいと言われてい

る。そこで、「自分の命を自分で守る」が原則になり、市のハザードマップでも強調されている。

ハザードマップは避難情報を各人の安全行動の指針となるよう記載されており、「自分の命を自

分で守る」の拠り所となる。

しかし、「自分の命を自分で守る」ためには、災害時に自分で避難情報・関連情報を収集するこ

と、的確な避難判断ができるようにすること、更には避難のための自分の行動計画を立てられる

こと、事前の避難訓練経験などが必要と考えられる。

特に、洪水時は避難のタイミングが重要となる。

(1)市はハザードマップを市民に配布したが、市民がこれを有効に使いこなすために、内容の

理解が必要である。この啓発の仕方と計画を具体的に伺う。

(2)市からの避難情報の全市民への確実な伝達が必要だが、考えを伺う。雨天時の洪水を想定

した場合は、防災無線の音声も届きにくいし、スマホなどネット情報など入手は個人差があ

り、情報弱者もいる。その上、通信不通も起こり得る。このような不測の事態が重なったケ

ースを想定した場合の対策を伺う。

(3)洪水時或いは洪水が予測された時の浸水予測が重要である。何時間後に地区の浸水水位が

どのようになるかの「浸水予測」を行う態勢にあるか。また、この浸水予測情報をどう市民

に伝えるか、考えを伺う。

(4)自分や家族だけで避難するために、自分の行動計画(マイタイムライン)を立案すること

が安全な避難に繋がると言われている。これを作るために市からの啓発や、訓練が必要では

ないか、考えを伺う。

和歌山市では市の指導のもと、各自治会で実施している。また、国交省下館河川事務所管

内では、既に、この作成要綱などがあり、小学生からできるマイタイムライン作成要領書が

用意されて、訓練も行われている。洪水の可能性がある河川に囲まれている久喜市での進捗

状況は如何か。

(5)避難の仕方は、市内でも地域によって周囲の状況が異なることから、各地域によって的確

なものにすることが、命を守るために必要である。現実に即し住民が今住んでいる地域の特

性をふまえた総合避難訓練は必要と考える。市の総合防災訓練のこれからは、4地区という

大きな単位だけではなく、小単位の地域ごとに特性を考慮し、住民が主体に避難計画を作り、

実施する訓練が必要ではないか、市長の考えを伺う。

4 男性職員の育休取得を援護するには

社会全体で男性の育児参加に対する理解がかなり進んできている。本市職員の育休を取る数も

微増と理解している。あまり増えない理由の一つとして、昨年の議会での回答は家族の側が希望

しないとの説明であった。これをそのまま放置していると男性職員の育休を取る機会が失われる

恐れがある。育児が大変であると経験者は言うがそれ以上に「子育ての楽しみがある」ことの方

が勝ると思われる。今まで母親が育児を、父親は仕事に専念するという日本の歴史があった。そ

の延長線で母親は仕事を持っても育児をほぼ1人でやることが多いのが現状である。大変貴重な

乳幼児時期のわが子の子育ては父親と母親の双方が共同して行うべきである。子どもが成長して

いく時間はあっという間に過ぎていく。その過程で「子育ての意義を見出す」はずである。男性

職員も育児勉強会に積極的に参加し、育児の取り組み方を会得させるようにすべきと思うが如何

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~ 3 ~

か。イクボスである上司へも啓発すべきだが、市の考えを伺う。

5 広報kukiのデザインを問う

久喜市の広報が総カラーになって数か月がたつ。広報「kuki」の表紙について住民の声が

挙がっている。久喜市の広報が「ローマ字」のデザインのことに意義を唱えているのではなく、

新デザインの広報がタウン誌と間違われて、中を見ないで破棄されていることが多いことが問題

である。このため、中身の情報が伝わらない状況になっていることが残念でならない。裏表紙を

見てはじめて広報と分かる。表紙の文字がローマ字で結構だが、表紙ではっきりと「広報」と誰

が見ても分かるように改善すべきと思うが、考えを伺う。

② 斉 藤 広 子 議員

1 久喜駅東口地域の行政サービスの向上と期日前投票所の新設を

(1) 久喜駅東口地域(久喜地区東口全域)の居住人口と他地域(久喜地区西口全域、菖蒲地区、

栗橋地区、鷲宮地区)のそれぞれの居住人口を伺う。

(2)現在ふれあいセンターで証明書発行までは、出来るが高齢化に伴い本庁まで行くのは、大

変との声を聞く。ふれあいセンターでも総合支所と同じ行政業務が出来るようにすべきだが

如何か。

(3)久喜市として期日前投票所は、拡大したが、久喜駅東口地域には、1箇所もない。投票率

を上げる為にもふれあいセンターに期日前投票所を設置すべきと思うが如何か。

※(3)は選挙管理委員会委員長に答弁を求める。

2 「食品ロス」の推進について

政府が基本方針を策定し、自治体が基本方針を踏まえて推進計画を策定する。

自治体が取り組む基本的施策について伺う。

(1)消費者や事業者に対する教育や学習の振興、知識の普及啓発については、どのように進め

るのか伺う。

(2)食品関連事業者の取り組みに対して、どのような支援を考えているのか伺う。

(3)食品ロス削減で顕著な功績を残した人や団体を表彰しては如何か。

(4)フードバンク活動の支援、さらに食品ロス削減に関する理解と関心を深めるために10月

を食品ロス削減月間と定めるとあるが、その取り組み内容について伺う。

(5)本市の食品ロス削減推進状況で、飲食店や家庭に対する取り組みはどのように行っている

のか伺う。

(6)宴会等から出る食べ残しを削減するため、開始後30分と終了前10分を離席せず食事を

楽しむ3010運動を、「食」への感謝や「もったいない」気持ちを持って、広めていくべ

きと思うが如何か。

(7) 啓発の取組みとしてポスター・コースター・広報・HPを充実するべきと考えるが如何か。

3 AEDの普及で命を守る取り組みは

(1)24時間のAED活用の為に屋外設置を市内3箇所に設置したが、鶴ヶ島市では、令和元

年9月1日から、市民センターや小中学校など25施設のAEDを屋外設置が出来るように

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~ 4 ~

なった。当市においても公共施設の室内には、設置しているのだからいつでも使用できる屋

外に設置していくべきと思うが如何か。

(2)久喜市とイトーヨーカ堂、セブン&アイ・クリエイトリンク、セブン‐イレブン・ジャパ

ンは『包括連携に関する協定』を締結している。検討を進めていく項目に「AED」の設置

場所確保・設置の推進とあるが、今後どの様に推進して行くのか伺う。

(3) AEDをいざと言う時に現場で使える様にするには、救急救命講習会は、大変有効である。

久喜市として市民への働きかけは、どの様に進めていくのか、特に女性のAEDを使える人

を増やして行くべきと思うが如何か。

4 「エンディングノート」の活用について

久喜市「エンディングノート」が作成された。これは、自分の終末期や死後に備えて、介護、

延命治療、葬儀などについて希望を書き込み自分らしい終末期を迎えるためのノートです。単身

世帯や認知能力が失くなる前の対応が必要と思い以下質問する。

(1)エンディングノートの書き方講座を行うべきと思うが如何か。

(2)個人的に記入したい方にアドバイスできる機会も作るべきと思うが如何か。

(3)先進事例である横須賀市の「終活登録」事業の様に近年、ご本人が倒れた場合や亡くなっ

た場合に、せっかく書いておいた終活ノートの保管場所や、お墓の所在地さえ分からなくな

る事態が起きている。こうした”終活関連情報”を、生前に登録いただき、万一の時、病院・

消防・警察・福祉事務所や、本人が指定した方に開示して、本人の意思の実現を支援する事

業は、安心した暮らしのために行われている。久喜市でも取り組んでいくべき事業と思うが

如何か。

(4)エンディングノートの作成にあたり、成年後見制度に繋げていける体制に取り組めるのか

伺う。

5 避難訓練コンサートの開催を

久喜総合文化会館を安全安心に利用していただくため、実際にコンサートを開催している状況

で避難訓練を行い、会館職員の危機管理能力向上を目指すとともに、市民の防災に対する意識の

高揚を図ることを目的として、避難訓練コンサートを開催して行くべきと思うが如何か。

③ 杉 野 修 議員

1 桜田2丁目テニスコートのフェンス整備を求める

当該場所では、利用者が練習中にボールをコートの外に打ってしまい、近隣の民家内に飛び込

む。それが結果として市民同士の無用なトラブルになっている。以下伺う。

(1)現状に対する認識はどのようか。

(2)近隣市民に対して市は説明をしてきたか。また、どのような対応を行ってきたか。

(3)フェンスは強化して高くすることが必要である。早急の整備を求めるがいかがか。

2 局所豪雨等による大雨冠水対策の推進・構築を早急に求める

局所豪雨等による冠水被害は、依然として深刻であり、行政に対しては早急に解決が求められ

ている課題である。対策について以下伺う。

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~ 5 ~

(1)大雨時に冠水被害が常態化している29か所での現況と対策の進捗状況を伺う。

ア そのうち改善計画が立てられた件数。

イ そのうち改善に向けて着手した件数。

ウ 計画作成そのものが未着手の件数。

(2) 倉松川流域で設立されている協議会への本市の加入、連携について現状と協議状況を伺う。

(3)わし宮団地の2・3街区、銀の笛幼稚園周辺の冠水については昨年の6月議会で「状況調

査を業務委託する」。また「中長期対策の方向も検討する」との答弁をされている。

その結果等、進捗を伺う。

3 鷲宮神社の大鳥居再建に向けて、行政の主導的役割を果たすことを求める

鷲宮神社の大鳥居は、神社への参拝客や、アニメらき☆すたのファン、また神社通り商店街ひ

いては鷲宮地域全体にとっても「おもてなしのシンボル」でもあった。その大鳥居が倒壊した影

響は大きく、訪れる観光客や地域住民には心理的にもマイナスに働いてきたことは間違いない。

したがって、再建をすることは住民や観光客を元気づけ、地域全体の振興にも大きく寄与すると

考える。以下伺う。

(1)大鳥居が地域振興に果たす役割について、市の考えを伺う。

(2)神社関係者に聞き取りした結果によると「再建に向けて検討中」とのこと。しかし地元商

店主などに対して、神社からのいわゆる協力依頼は来ていないとしている。

市としては、神社関係者、商工会などと復興・再建に向け、協議の開始を働きかけていた

だきたい。そして、その主導的な役割を果たすよう求めるがいかがか。

4 「子どもが権利の主体」である久喜市に向けて推進を

6月に児童福祉法、児童虐待防止法、DV防止法等を改正する法律が全会一致で可決、成立し

た。内容は、「親権者による体罰の禁止」や「児童相談体制の強化」などである。

子どもにとって久喜市が「安心して育つ社会」になるために、法改正の内容を計画的に実現し

ていく必要がある。また、「しつけ」に対する理解の不一致も一部にある。行政の考え方が重要に

なるのではないか。以下伺う。

(1)過去3年間の久喜市における実態を伺う。

ア 児童相談所への相談件数

イ 一時保護所に保護された件数

ウ 児童虐待とされた件数

(2)児童に対する懲戒権について市の認識を伺う。

ア しつけに際して「容認される懲戒」とはいかなる内容とするか。

イ しつけの際、「容認される体罰」とはいかなる内容とするか。

ウ 第3者は体罰が許されないが、親権者は許されるとするのか。

(3)久喜市において「支援を行う拠点」として、また体制強化策として、中期的計画で児童相

談所を本市内に設置することを提案する。また、単独ではなく近隣複数の市と共同設置も検

討されたい。以下伺う。

ア その際、必要な人員・体制、養成すべき専門職(児童福祉司など)の員数

イ 必要な施設

ウ 設置に係る費用に対する国庫補助などの支援内容

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~ 6 ~

④ 渡 辺 昌 代 議員

1 久喜南中学校のプール改修を早急に行うべき

今年の夏、久喜南中学校では、生徒の安全面を配慮してプール学習を中止した。やむを得ずの

判断であったと認識しているが、その後の対応はどうなったか。来年には水泳学習に取り組める

ようにプール改修を早急にすべきと考えるがいかがか。

2 ESRレッドウッド社の搬入車両による騒音対策の対応は

前議会でレッドウッド社営業開始に伴う搬入車両による騒音対策をお願いした。その後どのよ

うな対応をしていただけたのか。改善に繋がっているのか伺う。さらに、調整池については近隣

に水が出ないような対応がされていないのではないかと言う近隣の声がある。ポンプアップ時も

含めて対応の仕方を伺う。

3 東京理科大跡地への給食センター建設については地域住民の声・要求を十分聞くべき

(1)令和元年8月10日に新学校給食センターの整備に係る住民説明会が開かれたが、住民の

方からは、様々な質問と意見が出された。このことについて以下伺う。

ア 平成28年12月に行われた理科大活用についての住民説明会の時に住民から出された

質問の回答がないとの指摘があったが、しっかりと回答し、公開もすべきと考えるがいか

がか。

イ 工事期間中とさらに給食センターが開始された後は関係車両が数段増えることになる。

これについても、交通渋滞や信号機設置や交通量調査について要望がだされていた。対応

はどうするのか。

ウ この地域は土地に勾配があることで水が溜まる地域である。この対策も要求があったが、

どのように考えているのか伺う。

エ その他に、臭気対策、家屋調査、避難所としての対応などに様々な要望・意見が出され

ていたが、しっかりと回答を出し、公開もすべきと考えるがいかがか。

(2)学校給食センター建設については、一度立ち止まって再検討をするとしていながら、結局

は、同じ提案がされ、予算が可決してしまったことに憤りを感じている。まだまだ使用でき

る菖蒲給食センターはどうするのか。栗橋の学校給食は素晴らしいと県から表彰を受けた、

栗橋自校式給食は久喜市の宝である。本当にこれを無くしていいのか。愚策としか思えない

のであるがいかがか。市長に伺う。

4 梨の降雹被害の最終的現状は。梨農家継続のための支援を

前議会において梨の降雹被害について質問をさせていただいたが、今回の被害の最終確認はど

のようになったか。さらに、市議会では県に防雹ネット設置助成の意見書を提出したが、県の対

応はどうなったのか。また久喜市独自の設置助成や梨農家が継続して経営できるような対策の検

討はどうなったか。具体的施策を打ち出していただきたいがいかがか。

5 (仮称)菖蒲運動公園に木陰となる植樹をすべき

(仮称)菖蒲運動公園が利用開始となったが、木陰が無くて休めないと住民から植樹の要望を

聞いている。どのような計画になっているのか、木陰となる植樹をすべきと考えるがいかがか。

また、さまざまな競技ができる運動公園を目指し、工夫すべきではないか伺う。(ゲートボール・

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~ 7 ~

サッカー・ソフトボールだけでなく)また、トイレの設置については一箇所だけではなくしてい

ただきたいが、どのように考えているのか伺う。

6 市道久喜1182、1040号線の舗装整備を早急にすべき

久喜市北中曽根地区市道久喜1182、1040号線は、これまでも舗装整備をして欲しいと

要求を続けてきた。やっと進む様子が見え、住民もその準備をしたところで止まってしまった。

中途半端な現状で住民の方も困っている。担当課とも話をさせていただいてきたが、2~3年も

待ってはいられない。早急に予算措置をしていただきたいと考えるがいかがか。

7 備前前堀川の浚渫と橋の拡幅を県に要求してほしい

(1)さくら通り横の備前前堀川は、現在雑草と立木が伸びてしまって、台風が増えるこれから

の時期不安でたまらない。浚渫と枝の伐採をしていただきたいが、いかがか。

(2) 最近は大型車両が増えている県道12号線であるが、さくら通りと交わる所の橋が狭くて、

自転車・歩行者の通行が不可能に近い。何度も要求しているが、安全を考慮していただいて、

橋の拡幅または、歩行者用の道路を作っていただけるよう県への要求を強めていただきたい

がいかがか。

⑤ 丹 野 郁 夫 議員

1 就職氷河期世代の支援の充実を

30代半ばから40代後半の世代は、いわゆる就職氷河期世代と呼ばれている。バブル経済の

崩壊以降、厳しい雇用環境の中、希望する職業に就くことができず、やむを得ず若年時から非正

規雇用として働かざるを得なかった方や、引きこもってしまった方が多く存在する世代である。

また、一般的には、それ以前の世代と比較して、現在においても所得の低い世代となっているこ

とも大きな特徴であり、将来的な社会保障費の増大が大きな課題となっている。

政府は今年6月「就職氷河期世代支援プログラム」を発表し、30万人を非正規雇用から正規

雇用へと転換することを目標としている。このような状況を踏まえ、以下伺う。

(1)市は、国の動きとあわせて積極的に就職氷河期世代の支援をしていくべきであるが、市の

考えを伺う。

(2)内閣府の発表によると、中高年の引きこもり人口推計を61万3千人いるとしている。そ

して、その中心世代が就職氷河期世代となっていることから、引きこもり支援政策を充実さ

せることも重要であるが、市の取り組みは。

(3)本年度の市職員の募集において、土木建築部門において45歳まで大幅な対象年齢の緩和

を実施した。大いに評価する。以下、伺う。

ア 就職氷河期世代と呼ばれる35歳から45歳の応募人数は。

イ 専門職のみならず一般事務等も就職氷河期世代を含め、対象年齢を拡大してはどうか。

2 防災行政無線の精度向上のために

市は、災害や防犯等の情報をいち早く市民へ伝達する手段の一つとして、防災行政無線のデジ

タル化更新事業を進めるとともに、メール配信事業やSNSの活用等、積極的に取り組んできた。

そのような中、未だに音声が聞こえない、聞き取りづらいという声を聴く。また、その一方で防

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~ 8 ~

災行政無線に近接するお住まいの方からは、音量が大きく困っているとの声も聴く。双方のご意

見は至極ごもっともである。

(1)デジタル化更新事業工事の進捗状況と、デジタル化によって機能が向上した点を伺う。

(2)全地域もしくは一定の地域に限り、例えば緊急的に避難を要する災害発生時に、屋外拡声

の音量を一時的に上下させることは可能か伺う。

3 JR東鷲宮駅西口ロータリーの利便性向上のために

現在、JR東鷲宮駅の東西連絡地下通路のバリアフリー化工事が進められている。今のところ、

仮設階段も大きな問題も無く使用されており、少し安堵している。今後、地下通路のバリアフリ

ー化工事が進捗し、西口のロータリーに食い込んで階段及びよりなだらかなスロープが設置され

るが、これにあわせてロータリーのバリアフリー化の改修工事を実施すべきと考える。

(1)西口ロータリー改修工事の今後の計画を伺う。

(2)西口ロータリー沿いもしくは近接地にコンビニを誘致してはどうか。

4 市役所本庁舎敷地内にコンビニの設置を

多くの人が集まる市役所本庁舎敷地内にコンビニエンスストアを誘致すべきと考えるが、いか

がか。

5 区長不在地域に対する市の方針を明確にしていくべき

超高齢社会の到来により、区長さんを立てられない地域が増加する可能性がある。今後の重大

な課題であることから問題提起の意味を込め、以下伺う。

(1)現在、区長不在地域はいくつあるか。

(2)増加する可能性のある区長不在の地域に対し、市の対応方針を明確にしていくべきである

が、市の考えを伺う。

⑥ 平 間 益 美 議員

1 住宅リフォーム助成制度創設について

毎年要望している事業であり、昨年6月議会でも要望した住宅リフォーム助成制度の創設であ

る。これまで、前市長は個人の財産価値を高めるものであり考えていない。と、まったくその内

容を理解することのない回答を繰り返してきた。新市長になってからの回答は既存建築物の耐震

化補助事業を実施しているのでこの事業をさらに進めるという、これまでと全く変わらない市民

の要望に背を向ける回答であった。

この住宅リフォーム助成制度の要望は、業界団体からも強い要望として出ていると思う。

地域経済の活性に必ず結びつくこの制度の創設に向けて取り組むよう改めて要望し、以下伺う。

(1)市が進める「既存建築物耐震補強等助成金交付事業制度」の実績について伺う。

ア 平成30年度の相談件数を伺う。

イ 平成30年度の申し込み件数を伺う。

ウ 平成30年度利用件数を伺う。

エ 平成30年度補助額について伺う。

オ 平成30年度4月から7月までと平成31年度4月から7月までの相談件数、申込件数、

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利用件数、利用金額を伺う。

(2)これまで住宅リフォーム制度創設に対して、業界関係から要望はあったか。

(3)市長に伺う。市内事業者を活用する住宅リフォーム助成制度は「地域経済を活性化させ、

地域経済に対する影響は大きい」との見解は実施自治体だけでなく、国の考えでもある。経

済波及効果が不透明であるとするこれまでの市の考え方を改め、多くの市民の要望に応える

べく住宅リフォーム制度創設を急ぐべきと考えるが如何か。

2 小中学校危険ブロック塀問題について

久喜市内の小中学校すべての危険なブロック塀については、教育委員会として万全の対応をし

ていると認識しているが、本年8月7日付の新聞報道で「文科省が、全国の国公私立の小中学校

や、高校、幼稚園のうち、5805校で安全性に問題のあるブロック塀が確認されたと発表した」

と報道された。市内小中学校のブロック塀の安全性を確認するため再度伺う。

(1)市内小中学校34校のうち、安全性に問題のあった学校の数を伺う。

(2)対応について伺う。

3 市内の危険ブロック塀問題について

昨年11月議会で危険なブロック塀の補修、改善に向け、助成制度を設けるべきと一般質問を

伺った。助成制度については前進した回答はなかったが、市内の危険個所は数か所確認されてい

た。そこで、大項目2と関連し、以下伺う。

(1)市内で発見された危険ブロック塀の個所数を伺う。

(2)その後の対応について伺う。

(3)未対応の場所についての補助金制度を行うべきとの要望についての考えを伺う。

4 小中学校体育館に冷房機の設置を

久喜市は「市内小中学校にエアコンの設置を」という保護者、児童、生徒の強い要望に応えて、

近隣自治体に先駆けて実現をさせた。高く評価するものである。しかし、この数年の間に気象変

動に伴う気温上昇は、われわれの想像をはるかに超えた状況となっている。

その結果、教育現場においては体育などの授業にも影響が出ている。体育館は、部活動はもち

ろん、スポーツ少年団、地域のバレーボール愛好者など、多くの団体が利用する場所となってお

り、スポーツに快適な状況を作る冷房機の設置は必須と言える状況になっている。

更に、災害時の避難所ともなっており、至急対応する必要があると考える。

埼玉県でも早期に整備可能な「可動式エアコン」で対応するとしている。また、東京都でも準

備を進めるとしている。

財政措置としては文科省の「学校施設環境改善交付金」の一つである、「大規模改造事業」が活

用できる。大規模改造事業の交付金活用は、市内小中学校のトイレ洋式化や、雨漏り対策の財源

としても活用していくという事が、6月議会でも答弁されている。補助率3分の1、工事費下限

額400万円、上限額2億円の制度活用で設置を急ぐべきである。更に総務省の緊急防災・減災

事業債は、指定避難所になっている学校体育館のエアコン設置にも活用できる。この制度は充当

率100%で、元利償還の70%が交付税措置されるため、実質的な地方負担は30%で済む。

ただし、2020年までの制度であるため、緊急の申請が必要である。

以上のように、体育館への冷房機の設置には他自治体も積極的に取り組んでおり、財政的にも

今が機会と考える。設置に向け以下伺う。

(1)教育委員会として、市内小中学校体育館の冷房機設置に向けて検討したことはあるか。

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(2)暑さ対策で伺う。

ア 小中学校授業ではどのような対策が講じられているか。

イ 他団体が使用する場合の暑さ対策としてはどのような対策が講じられているか。

(3)県・国の補助制度があれば設置が大きく進むと考えられるが、県、国への補助制度要望の

取り組みはどのようになっているか。

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【第2日目 9月10日(火)】

① 平 沢 健一郎 議員

1 小林調節池事業と附廻堀悪水路の付替え工事について

小林調節池は、野通川流域をはじめとした元荒川流域全体の浸水被害を防ぐために設置する洪

水調節池だ。野通川の洪水のピークを抑え、下流側の元荒川への洪水流入量を軽減する。小林調

節池事業では、治水効果の早期発現を目指して越流堤及び排水機場の建設工事を行う。同時に付

帯する管理橋、附廻堀悪水路の付替工事などを行う。

平成15年1月17日 菖蒲町は、菖蒲町役場にて小林調節池整備計画の事業説明会を開催し、

杉戸県土整備事務所は、附廻堀上流域の大雨時の内水対策を検討した結果を報告した。小林調節

池施設設計概念図が報告され、与条件が提示された。

● 水路の形状は附廻堀悪水路の流量をスムーズに流せる形状とする。

● 排水樋管の設置方向は、堤防放線に対して直角に配置する。

● 附廻堀悪水路への本川(野通川)流量の逆流は、野通川との合流部にゲートを設置するこ

とで防止する。

● 附廻堀悪水路の流量は調節池への流入ゲートを増設して、調節池の排水機場を利用して処

理する。

菖蒲町議会では、平成14年第4回定例会で、小林調節池整備事業に伴う「菖蒲町道路線の廃

止及び認定について」調査、調整を理由に議案撤回し、平成15年第1回臨時会で改めて可決し

た経緯がある。杉戸県土整備事務所は令和元年度7月26日の説明会で、今までの話し合いの経

緯を前に戻し、附廻堀悪水路の形状変更や排水ゲートの廃止を盛り込んだ変更案を説明した。

(1)杉戸県土整備事務所の変更案について、事前に久喜市に説明があったのか。

(2)変更案について、市は承諾したのか。

(3)この変更案は、現在の久喜市(当時の菖蒲町)や市民との合意形成を無視した案である。

久喜市は、どのような見解か。

2 (仮称)本多静六記念市民の森・緑の公園について

(1)(仮称)本多静六記念市民の森・緑の公園の整備は、今後どのようなスケジュールで進めら

れるのか。

(2)平成29年12月に「久喜市(仮称)本多静六記念市民の森・緑の公園 基本計画」が策

定されたが、市長が替わり今後の整備計画はどのように変わり進むのか。

(3)本多静六博士の名前を冠につけているが、具体的にどのような方法で博士の思いを取り入

れるのか。

(4)本多静六博士を顕彰する会から、「(仮称)本多静六記念市民の森・緑の公園で市に取り組

んで頂きたい本多静六博士を顕彰する事業の提案について」が梅田市長に手渡された。5項

目にわたって提案要望されているが、久喜市はどのように取り組むのか。

3 スポーツや運動を通じた健康都市宣言について

(1)スポーツや運動を通じた健康都市宣言をおこなうことで、市はどのようなビジョンをもっ

ているのか。

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(2)健康都市宣言にもとづき、市長部局に担当部署を新設するのか。

(3)市民誰もがスポーツや運動等が行える環境はどのようにつくるのか。

(4)8月に大東文化大学と協定を締結し、すでに平成国際大学との連携協定を行っている。ど

ちらの大学にもスポーツ科学に関する学部があり、埼玉西武ライオンズとも協定を結んでい

る。これらの連携を活用していく考えはあるのか。

4 姉妹都市 アメリカ合衆国オレゴン州ローズバーグ市 について

アメリカ合衆国オレゴン州ローズバーグ市との姉妹都市提携を踏まえ、令和元年7月23日か

ら8月2日まで実施される中学生国際親善交流事業にあわせ当該姉妹都市を訪問しました。

(1)市長をはじめ訪問団が、7月29日~8月2日にローズバーグ市に渡米しました。ローズ

バーグ市の姉妹都市として、市の基本的な考え方と、この訪問団の成果は。

(2)アンプクア コミュニティカレッジ(UCC)は、ローズバーグ市と久喜市との交友を推

進する目的で、2015年8月2日付けで市長宛に書簡を送っている。これは、久喜市民は、

UCCの学費を国際価格の費用でなく、オレゴン州在宅生と同額の学費として優遇すること

が記されている。また、今回の訪問で、短期留学やショートプログラムの可能性について説

明をしている。久喜市は、UCCからの書簡についての考えと今後の対応について質問する。

(3)製材業は、ローズバーグ市で古くから発展してきた産業だ。今回の訪問で、地元の製材会

社を見学したが、そこで新しい木造建築材CLT(Cross Laminated Ti

mber)が生産されていた。CLTは一種の集成材だが建築物の構造部材として中層建築

物や大規模建築物の木造化ができる。木材の良さや環境面から「GAFA」などのIT企業

の建物に採用されるなど、世界的に評価されている。姉妹都市の象徴として、今後の久喜市

の公共物の建設にあたり、ローズバーグ市のCLTを導入も検討に入れてはどうかと思う。

市の見解は。

(4)ローズバーグ市と久喜市は、中学生と大人の相互訪問が行われている。今回の訪問で、交

流の印にローズバーグ市やUCCなど多くのピンバッチを頂いた。10月に久喜市は、大人

の訪問団を受け入れするが、ピンバッジなどを製作してはどうか。

(5)ローズバーグ市役所前に久喜市が表示された方向サインがあるが、久喜市も同様なサイン

を設置する予定になっている。時期と場所はどこになるのか。

5 ブルーフェスティバル及びあやめ・ラベンダー関連施設等整備事業、植栽維持管理事業等につ

いて問う

6月2日から6月23日まで第25回あやめ・ラベンダーのブルーフェスティバルが開催され

た。菖蒲総合支所前などでラベンダーの植え替えが行われ、1万1000株になった。菖蒲城趾

あやめ園では、10,000㎡の敷地に16,000株の花しょうぶが咲いた。開催期間中の来

場者は、昨年度より1万人減って17万人になった。今後について以下を問う。

(1)あやめ、ラベンダーの生育で今年度取り組んだ内容を問う。

(2)しらさぎ公園のラベンダー山の管理は、草が生い茂り、植栽したラベンダーは刈ってしま

うなど、杜撰である。総合支所前のラベンダーの管理が良いのと対照的で有り、管理体制に

大きな問題を抱え続けている。すでに、担当課が分かれているなどの問題点は指摘している

が、どのように解決するのか。

(3)菖蒲総合支所とあやめ園をつなぐ小径の沿道にあじさいがある。このあじさいの管理を嘆

く声が多く聞こえる。今まで管理はどのように行い、今後はどのように対応していくのか。

(4)開催期間中に晴れると高温になるため、来場者から木陰や東屋を望む声がある。観光客の

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滞在時間を延ばすのに有効である。市の見解は。

(5)菖蒲地区の地域会議の「あやめ・ラベンダーの施設整備等の充実で地域資源活用調査」は

どのように活かされたのか。

(6)近年のあやめ・ラベンダーの関連する事業について、育成を中心に強化してきたことは評

価する。しかしながら、この事業を継続し発展するには、担当部署や責任の所在が分かれる

組織の問題、対処療法的な一貫性のない事業展開、ノウハウの蓄積や人的資源の問題に直面

している。今後の事業展開として、計画を立て予算を措置する必要が求められる。市の考え

は。

② 石 田 利 春 議員

1 済生会栗橋病院 現在地での地域医療確保に向けての取り組みは

済生会栗橋病院の加須市移転、2021年10月開業が確定し進められている中、現在地にお

いて医療施設存続に向け済生会栗橋病院との協議継続が確認されている。現在の病棟施設を絶対

廃棄にしてはならない。あらゆる選択肢を排除せず努力していくとしているが、これまでの取り

組みと今後の対応を伺う。

(1)あらゆる「選択肢」としているが、現時点において考えられる医療資源としてはどのよう

なものがあると考えられるのか伺う。

(2)済生会栗橋病院との協議を進めるとしているが、移転後医療施設の空白期間はゆるされな

い。済生会栗橋病院の意向と久喜市の姿勢について伺う。

ア 済生会栗橋病院が、自ら何らかの医療施設を残し医療継続を進めてほしいと、市民も強

く願っている。済生会栗橋病院は、自らが医療継続することを念頭においているのか。

イ 「25床」のベッドは残すことを明らかにしている。これを活用した医療施設と考えて

いるのか。その場合どのような医療施設が考えられるか。

ウ 「期限」を決めることを念頭に進めていきたいとの答弁をされている。結論を出す期限

について協議されたか。

エ 選択肢の一つに、新たな事業者への「売却」もその一つであることが示されている。そ

の際、「25床」のベッド数も含めた「売却」となるのか。そのような協議はされているの

か伺う。

オ 久喜市は、済生会栗橋病院が決定した内容については無条件で尊重する立場か。

カ これまで、久喜市は済生会栗橋病院に対し、ボートピア栗橋の寄附金を充当し施設整備

などにも支援して来た。今後も支援する姿勢を示すことは、現地での医療存続の為に重要

だと考える。いかがか。

(3)利根保健医療圏域内における、ベッド増床については「地域医療構想検討部会」を設置し

協議するとの報告があった。利根医療圏内における、ベッド数の増加確定時期は年内を目処

としている。ベッド増床の増減協議において、済生会栗橋病院が残すとしている「25床」

も含めての協議となるのか伺う。

(4)埼玉県が進めて来た、医学部に学ぶ大学生への奨学金制度により、全国の大学医学部卒業

生が、今後埼玉県に従事することが想定されている。 利根医療圏内、とりわけ久喜市内で働

いてもらう施策はあるのか。久喜市としての姿勢を伺う。

(5)済生会栗橋病院が加須市に移転した場合、久喜市民が「埼玉県済生会加須病院」に行く頻

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度が格段に高くなる。足の確保が求められている。協議の中で検討されているか。久喜市と

して、検討していることはあるか伺う。

2 南栗橋液状化対策 これまでの進捗と地盤沈下による環境悪化の改善を求める

南栗橋液状化対策、地下水位低下工法による対策が進められて来た。これまでの進捗と主とし

て地盤沈下による環境悪化に対する対応を伺う。

(1)モニタリングが継続されている。対策効果の判断について伺う。

ア 直近のデータ検証、最も地下水位が下がった地点はどこか。

イ モニタリングの結果をどのように判断しているか。事前におこなった実験と比較して想

定した結果が得られているか。全体としての評価と12丁目の評価について伺う。

ウ 東日本大震災は震度6が記録されていた。南栗橋液状化対策によって東日本大震災と同

様の地震が来ても、液状化は起きないことを目標値としていた。その効果は達成されてい

ると判断できるのか。

エ 将来にわたる、モニタリングはいつまで実施するのか。

(2)地盤沈下が進んでいる。対策と課題について伺う。

ア 地盤沈下が最も進んだ地点、最も沈下が少ない地点はどこか。

イ モニタリングの結果をどのように判断しているか。事前におこなった実験と比較して想

定した結果に収まっているか。全体としての評価と12丁目の評価について伺う。

ウ これまでの地盤沈下に加えて、沈下が加速したことで、南栗橋10丁目~11丁目をま

たぐ「外沼橋」や12丁目の「ふれあい橋」など、極端な段差が生まれている。地盤沈下

による橋梁部分の整備、橋桁の調整なども含めた対策を進めるべき、いかがか。

エ 橋桁の調整など液状化対策工事として進めることで、「復興交付金」の対象になると考

えるがいかがか。

(3)工事前、事前調査を実施した。工事後の調査として、丁寧な聞き取り調査など進めること

が求められている。どのように進めるのか。とりわけ、下水道に係わる調査は見えない部分

であり丁寧にすすめることが重要と考えるがいかがか。

3 佐間・八甫線につながる 市道栗橋434号線の舗装整備促進を

佐間・八甫線 市道栗橋680号線の拡張工事が進められている。工事進行に伴う整備につい

て伺う。

(1)6月議会で、県道阿佐間・幸手線と接続する部分が狭く、角切り部分の安全対策を求め「進

める」との答弁が出されている。整備終了の目処はいつごろか。

(2)将来、佐間・八甫線 市道栗橋680号線と交差点になる県道阿佐間・幸手線における右

折帯については、県と警察で協議中としていた。右折帯の設置は必須と考えるが結論はいつ

ごろとなるのか伺う。

(3)佐間浄水場前を通過する市道栗橋434号線、道路の一部を拡張した部分が「砂利」で拡

張されている。段差が生じるとともに、雨の場合など水たまりが出来ていて、早急な舗装整

備が求められる。いかがか。

(4)市道栗橋434号線につながる、消防組合栗橋分署と旧国道4号をつなぐ市道栗橋324

号線で、助左衛門橋から先が極端に狭くなり車両が転落する事例も起きている。拡幅整備を

進めるべき。いかがか。

4 投票弱者が急増している。投票したい方すべてが投票にいける環境づくりを

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最近の選挙では、投票率が低いことが懸念されている。様々な要因が考えられるがその一つに、

投票したくとも投票にいくことが困難な方が増えている。選挙は主権者として最大の権利であり

投票することの権利を保障することが求められていることから伺う。

(1)投票率の低下をどのように受け止めているか。選挙管理委員会としての見解を伺う。

(2)「投票したい、選挙に行きたい」との意思がありながら、投票に行けない「投票弱者」に対

する支援について伺う。

ア 「投票弱者」とは、どのような方と捉えているか。

イ 「投票が困難」な方に対して、久喜市ではどのような手だてを取っているか伺う。

ウ 投票に行く足の確保は重要。全国の事例を把握されているか。

エ デマンド交通、デマンドタクシーの料金を無料にする。投票日も運行するなど、投票所

への利便性を高める手だてをとることはどうか。

オ 郵送で投票できる制度があるが、2018年の市議会議員選挙、2019年の参議院選

挙で郵送による投票者数は何名か。対象数と実際投票した方の人数。また、80歳以上の

方の投票率はどうであったか。

カ 郵送で投票できる対象者の方は、身体障がい者の方など限定されているが、対象となる

方の条件を緩和することはいかがか。緩和することによる問題点は。

キ 移動する投票所、「巡回投票所」を設置することはいかがか。

(3)期日前投票は、共通投票所でもあり、どこでも投票できるなど利便性が高く投票する方も

増加している。何も持参しなくても投票でき、本人確認のチェックもしない。「他人になりす

まして投票できてしまうのでは」との懸念がある。防止策としてどのような手だてが講じら

れているか伺う。

5 公共交通の利便性向上、デマンドタクシーの継続について

地域公共交通会議で、デマンドタクシーの実証実験についての効果が審議されている。利便性

向上をこれまで求めて来たことから伺う。

(1)デマンドタクシーの実験結果のとりまとめ評価で、「有効性が確認できた」としている。こ

れは、2020年度以降デマンドタクシーの継続をすると判断して良いのか。

(2)デマンドタクシーの実証実験は、久喜市内の公共交通を総合的に検討することを目的とし

て開始された。継続する場合は、旧久喜市内のみと考えてよいのか。他の地区は今までと同

様とするのか。また、今後見直しは考えないのか。

(3)デマンドタクシーの評価項目で、「持続可能性」について、市はデマンド交通(くきまる)よ

りも、経費が安価である。としている。以下伺う。

ア 公共交通には、国からの「特別交付税」の対象となる事業と、ならない事業がある。こ

れまで、特別交付税の対象となる「デマンド交通」の経費に対し「8割交付されていると

推定される」との答弁もあった。このことを考慮すれば、デマンド交通の経費の方が安価

になると考えられるがいかがか。

イ デマンド交通は「乗合」デマンドタクシーは「一人乗り」でありながら、経費的には「デ

マンドタクシーの方が安い」としている。積算の説明を求める。

(4)公共交通の利便性を高める意味から伺う。

ア エリアの範囲を「生活圏内」を基準とすべきだがいかがか。

イ 済生会栗橋病院が加須市に移転するに伴い、加須市と連携してデマンド交通など広域化

を進めるべきと考えるがいかがか。

ウ デマンド交通は電話による予約制である。病院などから電話する高齢者も多く、予約セ

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ンターへの電話はフリーダイヤルにしてほしいとの声がある。配慮すべきと考えるがいか

がか。

6 「地域新電力会社」を久喜市でも設立すべき

2009年11月に始まった家庭用の太陽光発電で生まれた電力の余剰分を買い取る制度が

10年を経過し2019年11月で買取り期間が順次終了していく。このことを念頭に、全国で

自治体出資のエネルギー公社、「地域新電力会社」が生まれている。久喜市でも取組むべきとの思

いから伺う。

(1)福岡県みやま市では、日本シュタットベルケ(ドイツ語)ネットワークと連携して、「みや

まスマートエネルギー」低圧電力売買事業株式会社を設立した。太陽光発電から生まれる余

剰電力を調達し、公共施設をはじめ市内の事業者に電力販売を開始している。埼玉県の深谷

市でも「ふかや eパワー㈱」を、平成30年4月に設立し同様の事業を進め活性化を進めて

いる。久喜市でも取組むべきと考えるがいかがか。

(2)地域新電力会社が設立され、そこが電力を購入し、販売すると、これまで市外に流出して

いた電気料金が、市内にとどまり地域循環経済に大きな貢献となる。地域活性化にもつなが

る。その意味からも取組むべきと考える。いかがか。

③ 大 橋 きよみ 議員

1 SDGsの取り組みの見える化について

国連が2030年に向けた世界の共通目標として掲げる「持続可能な開発目標」SDGs。

地球上の誰一人として取り残さないことを誓っている。

「17の目標」と「169のターゲット」は、2030年に向けた世界共通の“成長戦略”と

もいえる。SDGsの目標やターゲットは、従来から言われ続けてきたことばかりであり、久喜

市もこれまで、何らかの形でSDGsに関連した施策に取り組んできたと考え、以下伺う。

(1) SDGsの推進は「自治体の枠組みをこえたパートナーシップ」が不可欠であると思うが、

今年度の新規事業である「連携協定活用事業」は、これにあたると考える。本市の認識は如

何か。

(2)SDGsの観点から、久喜・宮代衛生組合で視察した常総市の災害ごみの対策が急務と考

える。本市は災害廃棄物・仮置き場21カ所の候補地はあるが、災害ごみを最初から仕分け

することの重要性を常総市で教示された。ガードマンなどマンパワーが必要であると考える。

平時にできる連携協定を早期に警備会社等と締結すべきと思うが如何か。

(3)今後の施策の展開にSDGsを取り入れ、啓発すべきと思うが如何か。

2 RPA(ロボットによる業務自動化)との連携とAIを活用した保育所入所選考について

保育所における入所選考については、本市においてもさまざまな基準を設け、それを考慮し、

保育所入所選考の選考業務が行われていることは承知している。しかし、保育所入所選考の問題

は待機児童から始まり、保育所には入れたものの、兄弟が異なる保育所に入所するなど問題も発

生している。その原因は、選考基準や各家庭のさまざまな事情を考慮しながら、限られた入所枠

に割り当てなければならず、調整が多様化し複雑になっていることも考えられる。限られた職員

で苦労され、入所選考をしていると思われるが、以下伺う。

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(1)選考業務の現状

(2)RPAやAIを活用する考えは。

3 香取公園の適正管理について

「香取公園は、久喜市久喜本にある久喜パークタウン地区に造られ、調整池を中心に整備して

作られた公園。園内には、調整池周辺を自然のままに生物が生きている空間であるビオトープや、

野鳥を観察することのできる野鳥観察広場、歩きながら観察できる野鳥観察園路に加えて、アス

レチック広場や公園周辺にはジョギングロードが整備されている。地域の人々にとって自然の残

る憩いの場として、利用されている」と彩の国埼玉情報サイトさいたまナビで紹介されているが、

ここ数年木々は生い茂り、野鳥の糞の悪臭がひどいと市民の声があがっている。今年も私のとこ

ろに数件、苦情が寄せられた。適正管理をするべきと考えるが如何か。

4 市道菖蒲29号線・菖蒲東小学校通学路の手押し信号設置について

県道12号線を工業団地入り口交差点から南東へ進む市道菖蒲29号線の道路を渡る際、通学

路の延長線上に信号機がなく、約170m先の信号機を渡るため遠回りを強いられている。

地域の方に話を聞くと、朝の交通量の多い時間は本当に困っているという。

昨年の子ども議会でも、この場所の信号機の設置を求める質問がされ、市長の答弁では平成

26年7月、地域の代表者などから市に対して信号機の設置を要望する文書が提出され、その後

市では、交差点の歩行者や自動車の交通量を調査し、平成26年8月に、久喜警察署を通じて信

号機の設置の要望をしたが、他の信号機との距離が近いことなどの理由により、現在も設置され

ていない。

この場所は近年、ヤオコー・ムサシが開店し、ムサシにおいては朝7時開店のため通勤通学の

時間帯と重なり、地域住民からの苦情が多い。平成26年の要望提出時よりも明らかに地域の環

境が変わっているため、もう一度調査し、手押し信号の設置を求めるべきだが如何か。

5 子ども医療費無料化18歳拡大について

国は、2010年から「授業料無償化」制度を開始し、2014年4月からは新制度に代わり、

私立高校進学希望者へも広げている。教育費の軽減に向けて、国や自治体による支援は活発化し

ている。このことからも、医療費に関しても高校生までの医療費無料化を本市でも進めるべきだ

と考える。

本市の人口減少に伴い変動があると思われるため、来年度から3年間、1年毎の子ども医療費

無料化を高校卒業までに拡大した場合と入院費のみだけを実施した場合の財源負担を伺う。

6 セカンドブック事業のスタートについて

本市では、乳幼児を対象にブックスタート事業が行われているが、小学生の読書推進のため、

セカンドブック事業をスタートしているところもある。本市の考え方について伺う。

④ 春 山 千 明 議員

1 外来植物に関し緊急の対策と全庁的な取り組みを

(1)昨年6月議会においてオオキンケイギク、ナガミヒナゲシの駆除等、対応をという質問を

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した。その後の久喜市の対応を伺う。

(2)アメリカオニアザミに関し駆除等の案内をHPに掲載した経緯を伺う。

(3)アメリカオニアザミは繁殖力が強く生態系を壊すことが考えられ、さらに大きな棘がある

ことから駆除するにも危険が伴う。このようなことから特定外来種に指定するべきとの働き

かけを関係機関にするべきだがいかがか伺う。

(4)外来植物に関する認識は特定外来種だけではなく、生態系保護や住民生活に支障をきたす

恐れのある植物に関しては庁内全体で共有し、広く住民に周知徹底するべきだがいかがか伺

う。

(5)久喜市全体にHPで外来植物駆除等の周知をする場合はタイムリーにトップページから容

易に確認できる、すなわち注意喚起が緊急的に受け止められるような掲載でないと意味がな

いと考える。また広報紙においてもさらに工夫が必要だと考えるがいかがか。

(6)外来植物は車が種子を運ぶ場合が大変多いことから市内だけの注意喚起だけではなく、他

自治体とも共有すべき課題があると考えるがいかがか伺う。

2 久喜市にもスケートボードのできる施設を整備するべきだがいかがか伺う

(1)本年2月の代表質問においてスケートボードを楽しめる施設整備が他自治体で加速されて

いる今、久喜市でも整備し新しいスポーツを応援すべきと質問をした。市長答弁では課題は

あるが近隣自治体の状況や整備に適した場所など調査し新しいスポーツを応援していきたい

とあった。梅田市長のスポーツ振興に対する前向きな考え方の答弁であった。嬉しく期待を

しているところだが以下伺う。

ア 近隣自治体の調査はいつからどのような調査をし、その結果はどのようなものだったの

か伺う。

イ 整備に適した場所の調査はどのようなものでその結果はどのようなものだったのか伺

う。

(2)市長の考え方が示されてから半年以上が過ぎ、来年度の予算編成の時期になった。来年は

東京でのオリンピック・パラリンピックが開催され、正式種目に初めてなったスケートボー

ドの施設整備は近隣自治体と同じく久喜市でも時機を逸することなく進めるべきだと考える

がいかがか伺う。

3 総務省が推奨する自治体 Wi-Fi導入を久喜市でも推進すべきだがいかがか伺う

(1)来年の東京オリンピック・パラリンピックを契機に久喜市にも多くの外国人観光客が訪れ

ることが考えられる。観光振興、防災対策、行政サービス向上、街づくりなどを導入目的と

する自治体の Wi-Fi導入に関して久喜市の考え方を伺う。

(2)公共施設等(各庁舎、図書館、貸館施設)の Wi-Fi導入を今まで具体的にどのように検討

してきたのか伺う。

(3)小学校、中学校での学習に際しては Wi-Fi 環境は当然整備されているが久喜市の誇る市民

大学や高齢者大学などでの学習環境(公民館等)では Wi-Fi環境が整備されていない。整備

するべきだがいかがか伺う。

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⑤ 岡 崎 克 巳 議員

1 交通安全対策について

市内全域の傾向として、道路上における外側線、停止線、横断歩道等が消えているところや消

えかかっているところ、もしくはわかりづらいところがある。早急に調査のうえ計画的に整備す

べきだが、市の考えを伺う。

(1)これまで市内全域の調査を行ったことはあるか。

(2)外側線、停止線、横断歩道はどの部署の所管か。

(3)部署を超えた庁内検討会議はいつ開かれたのか。

(4)年次整備計画を立てて、整備すべきだが、考えを伺う。

(5)夜間、信号機のない横断歩道は暗く危険である。横断歩道を照らす道路照明灯の設置は交

通安全上必要であるが、対応策を伺う。

(6)渋滞などの要因となる交差点は「歩車分離式信号」にすべきだが、対応策を伺う。

2 県道幸手・久喜・加須線の歩道整備について

久喜市内における県道幸手・久喜・加須線の区間で、市道久喜12号線の交差点から市道久喜

7030号線の交差点までの北側歩道は長年未整備である。県立高校があることから、生徒の交

通安全上、また市民、吉羽・野久喜の地域住民の交通安全上の危険をなくすためにも、埼玉県に

歩道整備を強く要望すべきだが、市の考えを伺う。

⑥ 川 辺 美 信 議員

1 あおば保育園の公募を再検討し、公立保育所として存続させるべき

(1)2020年度予定の保育所、小規模保育所の公募のスケジュールをお伺いします。

(2)2019年度において、保育所を公募した事業所がありませんでしたが、その原因はどの

ように分析されていますか。

(3)2019年6月議会において「再公募の実施に向けて、現在公募条件等について再検討を

行っている」との答弁がありましたが、公募条件の緩和等が想定されますが、2019年度

の公募条件は最低限堅持すべきと考えますがいかがですか。

(4)あおば保育園の今後の対応について、当初示された案との変更点をお伺いします。

(5)10月から始まる「幼児教育・保育の無償化」によって、保育の需要が増え待機児童も増

加し、また保育士不足も激化し混乱が予想されます。一方で、質の向上や保育士の処遇の改

善は追いつかず、子どもの安全や健やかな育ちが脅かされかねません。これらの対策として、

あおば保育園を存続させるのは有効な手段と考えますがいかがですか。

(6) 保護者からは、公立保育所と私立保育所が両方あれば、どちらかを選ぶ選択肢があります。

子育てしやすい環境をより進めるためにも、あおば保育園を公立として存続させることは、

子育て政策として有効と考えますがいかがですか。

(7)あおば保育園が無くなれば、青葉地区の周辺に居住する児童は公募による新たな私立保育

園しか選択が出来ません。私立保育園には保護者負担があり、経済的な理由から通わせるこ

とが出来ないと判断する保護者もいないとは限りません。その点についてどのように考えて

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いますか。

2 子どもが安心して健やかに成長ができるために、児童虐待防止対策をより一層進めるべき

児童虐待防止において、子どもはなるべく集団で生活できる環境が安全な場所と言われていま

す。就学後では、学校で注意ぶかく見守ることが出来ますが、就学前では保育所や幼稚園等に通

っていれば見守れますが、そうでなければ自宅に赴いて家庭訪問等で安否の確認をしなければな

りません。子どもが活き活きと健やかに成長するためにも、虐待防止は何よりも大切になります。

そこで、次の項目についてお伺いします。

(1)2018年度において、要保護児童と要支援児童の人数を年齢毎にお伺いします。

(2)要保護、要支援児童として支援される児童はどのように把握されていますか。

(3)虐待の早期発見として、乳児の家庭訪問、4ヶ月、10ヶ月、1歳6ヶ月、3歳児健診が

有効ですが、こうした乳幼児健診を受診しない件数は2018年度では何件ありましたか。

未受診家庭への対応についてもお伺いします。

(4)未受診家庭において、家庭訪問等で実態把握出来ていない件数はありますか。

(5)要支援、要保護児童として支援されている児童が、保育所等に通園していない場合、要保

護児童対策地域協議会において保育所等に通園させるべきと判断した場合の取り扱いはどの

ように行っていますか。

3 平和行政の推進のために、平和首長会議の「2020ビジョン」の実現に向けて取り組みを進

めるべき

2019年8月7日に「第32回埼玉反核平和の火リレー」のランナーとその関係者約100

人が久喜市役所を訪れ、川上副市長と園部副議長ら関係職員が出迎えました。平和の火リレーの

主催者である「埼玉青年学生平和友好祭実行委員会」から「核も戦争もない平和な21世紀を求

める要望書」が手渡され、副市長・副議長からそれぞれ歓迎のあいさつが送られました。

要望項目は6項目あり、その中に「核兵器の全廃を目指す平和首長会議の『2020ビジョン』

の実現に向けて努力していただきたい」とあります。2018年9月議会の一般質問において、

「2020ビジョン」の一つである被爆アオギリ二世を市内の小・中学校に植樹するとの答弁を

いただいておりますが、引き続き「2020ビジョン」に示された「平和首長会議行動計画20

17年~2020年」への取り組みを進めるべきと考えますがいかがですか。

4 市道久喜5072号線(県立図書館北側)の歩道が狭く通れない現状を早期改善すべき

県立図書館と公文書館北側を走る市道久喜5072号線に歩道が一部整備されていますが、市

役所通り(中央幼稚園側)から西側(公文書館脇側)に進むと歩道の幅が徐々に狭くなっていま

す。ベビーカーやシルバーカーでの通り抜けも厳しく、子どもの手をつないで並んで歩く幅員が

無いことから、車道側を歩かざるを得ない状況となっています。市道久喜5072号線は、市役

所通りと県道春日部久喜線(4間道路)の抜け道としての通行車両がある一方、中央幼稚園への

送迎や沿線住民の散歩道などに多く利用されています。歩行者が安心して通行できるためにも、

安全に歩ける歩道として整備すべきと考えますがいかがですか。

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【第3日目 9月12日(木)】

① 田 中 勝 議員

1 農業及び環境経済対策

栢間赤堀悪水路普通水利組合の管理体制について

表記については、7度目の取組みである。(①H20・9 ②H22・3〈旧菖蒲町〉③H26・

11 ④H29・2 ⑤H29・9 ⑥H30・6)しかし、問題解決の糸口が見いだせないまま…、

今日に及んでいるのが現状だ。今回は、新たな調査結果を得ること等ができたことから、過去の

質疑内容のポイントを捉えてお伺いする。

最初の取組みは、平成20年9月議会(旧菖蒲町)である。ここでは、維持管理の在り方につ

いて、2つの意見が寄せられたことから、指導監督の実施を求めている。答弁は、「予算決算も総

会に諮り会計監査を受ける等、健全な運営をしているので、その状況にない」。である。そして、

4回目では、(平成29年9月)小林お ば や し

の2つの地域(木間ヶ根き ま が ね

と上手う わ で

)から寄せられたご指摘に基

づく取組みである。ご指摘とは、「積極的な取組は評価するが、結果を出さなければ意味がない。

これでは100年経っても変わらない。みんなが困っていることを解決するのが議員の役目…確しっか

りされたい!」である。私も言った。「会計報告がある筈、なぜ?総会で言わない」。と…、答は

「会計報告はない、総会も通知されない」である。これ即ち、杜撰ず さ ん

な管理に対する住民のメッセ

ージである。この厳しい意見と併せて、「藻刈りの実態を見て頂きたい」の要請だ。今年で3年続

けた。当然高齢化も進む…。一方、二つの事柄に進展を見せている。一つは、機械化の導入であ

る。(上手担当の一部区間の業者委託)もう一つは、栢間赤堀悪水路普通水利組合(以下、組合と

いう)の総会の資料(平成30年度決算・同31年度予算審議)と赤堀改修碑の解読文及び組合

の規約を得ることが出来た。これにより、解決に向けて明るさが見えて来たこと等から、今回は、

過去に取組んだ諸般の事案を鑑み、改めてお尋ねする次第である。

※<1回目の質疑に際して調査した事業内容> 栢間赤堀とは…、

調査その1 栢間赤堀水利組合の概要

名称 栢間赤堀悪水路普通水利組合

組合員 796名(笠原300名・栢間456名・小林40名)

受益面積 453町歩

管理費 (反当り)笠原640円 小林・栢間520円

地権者と筆数 地権者100名 筆数300筆 森の部分 地権者9名 筆数12筆

沿革 笠原村・栢間村・小林村の長が協議し、改修に向けて水利組合を設立(昭和7年10

月着工)

調査その2 水資源の維持管理運営

[国の管轄] 一貫的な施工・管理

[独立行政法人法に基づく水資源機構の管轄] 産業の発展及び人口の集中する主要1級水

系(首都圏では利根川・荒川、他7水系)と水資源機構管理ダム・堰・用水路・湖沼水位調節

施設(琵琶湖・霞ケ浦関連の利水事業)

[土地改良法に基づく管理団体の管轄] 見沼土地改良区や元荒川土地改良区等

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[地域住民で維持管理する任意団体] 栢間赤堀悪水路普通水利組合、他

(1)この問題で求められることは、管理運営の公正、公明性である。4回目の平成29年の9

月議会では「行政の管理監督と指導及び支援の必要性」について、改めて指摘した。回答は

「平成29年度の赤堀水利組合の総会資料を確認したところ、予算決算を調整し、組合費に

より浚渫しゅんせつ

や藻刈も か り

等の維持管理を実施する等の運営を行っていた」。である。即ち、良好な運

営と示された。では、広く周知されたものか…、その根拠をお示し頂きたい。

(2)同平成29年の9月議会で、小林地区の参加を義務付けられている地域と世帯数を示し、

【20区(木間ヶ根)・21区・22区 計271世帯(非農家も含む)この内、参加214

世帯(79%)不参加57世帯(21%)】

「維持管理は、赤堀組合がなすべきもの」。と指摘した。回答は、地元住民で組織した赤堀組

合が管理しているが、組合のみの維持管理は困難…。他ほか

の地区も共同作業により、水路や道

路等を管理していることから、栢間赤堀も各行政区の協力は必要…」。とのことだ。ここで4

点伺う。

ア 「他の地区も共同作業で管理している」。とのことだ。しかし、赤堀の土手は、斜面が急

で深く、その上距離も長く(凡そ4キロ…。この他、笠原・小林に位置する平坦な水路は、

各地域で管理)他とは、スケールが違う。当局は、その実態が掴めないまま、行政独自の

都合の良い解釈しているのではないか…?もう一度、お答え願う。

イ 同平成29年の9月議会で示した地区別.区割り表は、小林おばやし

上手う わ で

地域の協力により得た

ものだ。同様な区割表を栢間地区・笠原地区について求めたところ、「笠原地区が9区割

り、小林地区が6区割り、上栢間地区が6区割り、下栢間地区が4区割り、柴山枝郷地区

が1区割りの合計26区割り」との回答だ。私が求めているのは、小林地区が出された世

帯数のことである。改めて詳細をお示し願う。

ウ 同平成29年の9月議会で、「不参加の世帯は、賦課金が課せられるという。しかも、

80才を越えた一人住まいの高齢者に対して…、でもだ。また、このような制度を嫌い、

町内会に加入しない方には「回覧板を廻さない」と聞く。この、前近代的なシステムをど

のようにお考えか」。このお尋ねに…、「組合に、このような意見があることを説明するが、

地域の問題…、各行政区の話し合いにより解決が図られるべき」。との回答だ。

そして、今年の藻刈りについて…、である。(ご近所の話)90才の一人暮らしの高齢者

の方にも参加要請の回覧が廻された。この方は、「参加するか、否か」について(体調を考

慮して)悩んでいたようだ。不参加と決めて賦課金を収めている。しかし、藻刈りの凡そ

1ヶ月前、救急車で搬送された。このことから、「賦課金の扱いを巡って混乱(徴収か返却

か)」した。とのことだ。結局、ご近所の方の情のあるご尽力により「賦課金は返却され、

混乱は収まった」。とのことだ。当局は、この事案をどのようにお考えか、所見を賜る。(こ

こに至っても「地域で決めることだから」…、になりますか。)

エ 同平成29年の9月議会で、次のように質ただ

している。非民主的で不合理な運営。即ち、

村社会制度の下もと

、戦前から営々えいえい

と85年に亘わた

り管理運営されて来た。だが、非難するばか

りに当たらない。皆みんな

で力を合わせ、生きて行く村社会システムは「糧かて

と文化を守り、愛も

情じょう

も絆きずな

も齎もたら

される」素晴らしい制度だと思う。但し、個々それぞれの意思を尊重し、民

主的な運営がなされてのことだ。これを無視した赤堀組合の運営の在り方は、早急に是正

されなければなるまい。いずれにしても、強引な手法で運営を続けて来たからこそ、農的

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資源・環境資源である栢間赤堀が存在する。一方国は…、平成26年4月に「農業の有す

る多面的機能の発揮の促進に関する法律」を施行し、のり面の草刈り、水路の泥上げ等を

行う農地維持支払と水路や農道の長寿化等を行う資源向上支払で構成した日本型に ほ ん が た

支払しはらい

制度せ い ど

を創設そうせつ

した。赤堀水利組合の維持管理事業は、当該法の双方(農地維持と資源向上)

に該当する。この制度を活用して財源を確保し、組合費と合わせて運用することにより、

現在行われている一級河川の機械による除草作業と同様の対応が可能と考える。いずれに

しても、当該河川を市民が管理することは限界だ。とし…、今後の管理の在り方について

伺っている。答弁は、「農地維持支払い交付金と資源向上支払い交付で構成されている日

本型支払い直接制度の一つである多面的機能支払交付金の活用については、活動範囲や事

業計画等について、埼玉県と協議しながら交付金活用の可能性を確認する必要があるが、

実現性はあるものと考えている」。である。ここで伺う。

藻刈事業の新たな出来事の1つは、上手う わ で

地域が区割り区間の一部機械化の導入(業者委

託)したことである。

もう1つは、栢間赤堀改修碑の解読文及び組合総会の資料(平成30年度決算、同31

年度予算審議)と規約を得ることが出来た。このことで、組合の事業費と多面的機能支払

交付金等の活用により、藻刈りの機械化を導入の可能性が見えて来た。この実現性につい

て所見を賜る。また、組合員のお話しでは、上手地域から赤堀組合に「機械化の見積りの

取得を要請した」。とのことだ。このことで赤堀組合から報告や相談等を受けているか、お

示し願う。

(3)6回目の平成30年6月議会の質疑で、新たな調査結果を求めている。「赤堀問題を取組

む際、通告書に最初の質問の際に調査した水利組合の名称や沿革等、概要を示している。そ

れから10年が経過し、内容も変わっていると考えることから「組合員数」「受益面積」「地

権者数」の変更内容を求めた。答弁は、「組合員数は、796名から949名(笠原356

名・栢間452名・小林141名)」「受益面積は、453町歩から434町歩」「地権者数は、

100名から138名」「筆数は、300筆から312筆」である。

一方、登記進捗状況については、3回目の質疑(平成29年2月)で回答を得ている。対

象となる土地の権利者別の筆数は、「個人所有が269筆」「寺社・ 営利法人の所有8筆」

「権利不明者が10筆」「国・市の所有が25筆、合計312筆」。所有権者数は「個人所有

の269筆 所有権者数133人」 この内「所在の確認出来た方は、87筆(約32%)

41人。残りの182筆(約68%)92人は、死亡や住所不在である」。とのことである。

ここで伺う。以上の数字を鑑みると所有者確認作業は、今以上、前に進まないと考えるが

…、如何お考えか。

2 菖蒲地区の市街化区域の住環境整備

アメニティー・セキュリティ・ヒューマニティーという言葉がある。アメニティーは建物・ア

クセス・景観・気候等の快適さ…。セキュリティは安全安心…。ヒューマニティーは人情味溢れ

た心のふれ合い…。この三つの要素を「バランスよく確立させることにより、より良い生活空間

が形成される」。と言われる。今回も、この観点で菖蒲地区の市街化区域の住環境整備について伺

う。

(1)下水道整備

スプロール化が一段と進んでいた「菖蒲三箇土地区画整理事業対象地区」は、合併後廃止さ

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れたことにより、近年は水道管布設替ふ せ つ か

えや下水道管の布設ふ せ つ

…、或は道路の改善等々、着実に整

備が進められている。しかしながら、まだまだ未整備箇所が残されていることから疑問や懸念

のご指摘を頂いているのが現状だ。従って、計画地域の進捗状況を伺う。

ア 近年、菖蒲東小から川越栗橋線に囲まれた区域(5区)その東側(5区・6区)におい

て、水道管の布設替えや下水道管の布設が実施されて来た。その範囲と工事状況の進捗が

分らないのでお示し願う。

イ 市道菖蒲1311号線の地下に下水道管が布設された。このことから道路はパッチワー

ク状の様相を呈している。早急に改修を求めるが、如何対処なされるか…、お示し願う。

ウ 平成28年9月議会で、三箇13区(660世帯)の整備状況を質している。答弁は、

「全世帯が未整備」とのことである。そして近年、東小の東側地域の一部の工事が完了し

ている。しかし、大多数の未整備地域が残されている。従って、今後の全体計画をお示し

願う。

エ 同じ13区でありながら、矢島地域の計画が見えてこない。どのように計画されている

のか、お示し願う。

オ 14区の三軒地域は、公共下水道施工で整備されている。しかし、同じ地域であっても

大久保地域は、未整備である。不公平極まりない措置だ。よって、今後の整備計画をお示

し願う。

カ 平成29年11月議会で、三箇上辻第2地内の排水路に掛る防護フェンスについて改善

を求めた。その結果、一部が修繕された。しかし、指摘した内容は、建設後1度も修繕さ

れなく、全体が朽ち果てて…、老朽化が著しいことから、全面改修を求めている。だが、

小手先の手法で処置された。対応が姑息過ぎないか…、所見を賜る。

(2)道路整備

ア (通称)七曲(市道菖蒲1318号線)の地下に下水道管が布設され、道路も綺麗にな

った。そして現在、その奥に位置する住宅地内は、下水道管の布設工事を実施している。

完了後、道路網の整備が行われるものと考える。どのような内容で改善されるのか…、お

示し願う。

イ 東小の西側に位置する住宅地内の道路が改善された。好ましいことだが、一部に砂利道

が残されている。同じ住宅地内であり、この措置は理解できない。説明を願う。

ウ 平成29年11月議会で、JA寺田支店前(市道菖蒲1313号線)と三箇堤下地区の

道路(同市道菖蒲1430号線)の改善を求めた。その結果、早急に対応された。しかし、

側溝もなく雨水の逃げ場がない。双方共に利用度も高く、将来を鑑み、充実した施工する

ことで、より高い経済効果を発揮すると考える。なぜ…?中途半端な工事を行うのか、理

解出来ない。よって、分かりやすくお示し願う。

エ 市道菖蒲1430号線は、三箇神社を起点にして、三箇堤下地区に続き、その多くは整

備されている。未整備箇所は、三箇神社前の約50mと通称上中島線と交差する約15m

である。地元の方のお話しでは、「以前から、改善する約束」と言う。これが事実の場合、

早急に対応するべきと考える。如何か…、見解を賜る。

3 附廻堀の河川道の改善について

一昨年の10月に発生した台風の影響により、上新堀地内に位置する附廻堀の河川道に越水が

生じ、農作物に甚大な影響が齎もたら

された。この災害は、自然災害によって発生したものだが、土手

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の構造的欠落が遠因えんいん

になっていたことを見逃すことは出来ない。構造的欠落とは…、元より、右

岸と左岸の高低差が生じていた。目視でも分かるほど…、である。この改善を、地元から再三指

摘されていた。そして昨年…、河川道の一部が改修された。有難いことだ。しかし、施工内容に

課題が残るので伺う。

(1)場所は、市道菖蒲14号線と交差する市道菖蒲2211号線の起点から凡そ220mであ

る。起点については、土留も設置されているので問題はない。だが、入口であることを考慮

し、安全性を高める方策が求められる。如何お考えか。

(2)(1)から100m進んだ箇所では、急発進すると附廻堀に突っ込む可能性があり、危険極

まりない。周辺に土留やガードレール等を設置する等、慎重な安全対策が求められる。如何

お考えか。

(3)(1)から200m進んだ箇所では、土留はされているものの、いつ崩落してもおかしくな

い程、施工が雑で、高額な経費が無駄になる。将来を考えて確りした施工を行うべき!これ

をどのように考えるか。

(4)高低差はどこまで続き、どのように改善するのか。今後の計画をお示し願う。

(5)最後に河川道に係わる全般について2点伺う。

ア 当時の越水被害は「下新堀との境界にあたる市道菖蒲2201号線まで及んでいた」。

と記憶に残る。このことから、被害面積は少なく見ても、新堀地区の圃場面積134ha(平

成27年の調査)のうちの50haは下らないと容易に想像出来る。ここで、参考までに伺

う。田圃の貯水能力について、日頃から申し上げて来た。因みに「面積50haで深さ70

cm」の貯水量を専門家から見た数字をお示し願う。

イ ここでは、左岸の問題点について申し上げた。左岸は、市道菖蒲2211号線・同

2204号線・同2198号線・同2178号線の連携で野通川に流れ、河川道は全て活

用されている。一方、右岸は、市道菖蒲2244号線・同2245号線・同2188号線・

同2185号線の連携で野通川に流れ、河川道を活用している形跡は、いずれも見られな

い。ここで、参考までに伺う。右岸については、この事案の調査時点で除草作業を行って

いたが、この管理はどこが行うのか…、お示し願う。

4 バス停留所の課題について

今年の2月議会で、菖蒲町第6行政区から提出されていた仲井の停留所の問題点について取組

んでいる。

質疑の内容は、「鉄骨製の待合室は塗装が剥は

げ、内装のベニヤ板はボロボロ…。他方、アルミ製

の待合室は、プラスチックボードが数枚割れたまま…、である」。このことから早急な対応を求め

た。

答弁は、:「今後の対応は、バス事業者と協議して参る」。である。

この答弁を受け…、:余り酷ひど

い状況なので「市で対応する」の言葉を待っていた。だが…、残念

な回答だ。ここで確認する。:「どちらかに決まった場合、速やかに改善するか」。と、再質問…。

そのお答えは、:「管理区分が明確になった場合、行政として必要な対応を行う」。である。

以上が2月議会の質疑の概要である。ここで伺う。

その後、半年が経過した。「バス事業者との協議は済んだと考える」。よって、協議結果につい

て、今後の対応をお示し願う。

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② 長谷川 富士子 議員

1 「多文化共生社会」への取り組みについて

現在、総務省の「地域における多文化共生推進プラン」に基づき、各地で外国人労働者との共

生策の導入が進んでいる。「多文化共生」とは、『国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的

ちがいを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくこ

と』である(2006年3月 総務省)。

政府は、深刻な人手不足に対応するため、昨年12月に新たな2つの在留資格「特定技能」を

創設し、本年4月に外国人労働者の受け入れを拡大して「改正出入国管理法」が施行された。こ

の新制度によって5年間で約34万5千人の外国人労働者を見込んでいる。

今後、本市でも、益々外国人労働者が増えていくことが想定される。

そこで、以下の点について伺う。

(1)本市における外国人の過去3年間の人数及び在留資格別の人数を伺う。

(2)外国籍の不就学児童が38人いることが分かった。今後の取り組みを伺う。

(3)日本語が話せない児童への対応は、どのようにしているのか。

(4)日本語が話せない保護者への対応は、どのようにしているのか。

(5)ゴミ分別や交通マナー、地域の習慣など地域コミュニティとの関わり方を市はどのように

把握しているか。

(6)災害時における外国籍市民の防災・減災対策は、どのようにしているのか。

(7)「多文化共生」の協議会を立ち上げて、制度設計するべきと思うがいかがか。

(8)「多文化共生プラン」を策定するべきと思うがいかがか。

(9)本庁舎に久喜市に住む外国人の相談窓口を設置していくべきと思うが、市の見解を伺う。

2 防災対策について

近年、大規模な災害が頻発しており、災害から市民の生命を守る「防災・減災」に関する政策

は重要課題となっている。平常時に、いざという時に対応できる体制をつくっておく必要がある。

(1)女性防災リーダーの育成について

防災対策については、男女双方の視点に立って対策を推進することが重要である。

過去の災害においては、避難所運営等の意思決定の場に女性が少なかったために、女性の

声が届きにくく、避難所での着替えや授乳の問題など、様々な場面で女性の視点を踏まえた

取組が十分なされなかったという指摘がある。現代社会において多様化する被災者のニーズ

に、よりきめ細かく対応していくためには、家庭や職場等で活躍している女性の声を反映で

きる、また、女性の視点からみる女性防災リーダーを育成する必要がある。

そこで、4点伺う。

ア 女性が気軽に、防災の講習会やセミナーに参加しやすくなる・したくなる工夫をして女

性防災講習会やセミナーを開催していくべきと思うがいかがか。

イ 地域の防災活動に関わり、地域で活躍していく女性防災リーダーの育成が重要と思うが

市の見解を伺う。

ウ 久喜市防災会議の女性委員の割合は、昨年の10月1日現在において委員44人中、女

性委員が8人であり、その割合は18.2%と発表された。女性委員は具体的にどのよう

な意見が取り入られているのか伺う。

エ 2016年7月に内閣府が取りまとめた「男女共同参画の視点からの防災研修プログラ

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ム」を活用し、「各地で女性防災リーダーの養成講座を開催していけるよう支援していく」

と述べている。それを踏まえて、本市での取り組みを伺う。

(2)現役を引退されている元消防士の方々は最大・最高の防災リーダーである。本市でも、た

くさんの方がいると思うが、その方々の専門的な知識などのお力添えを頂きながら、様々な

防災対策の取り組みのアドバイザーとして、活躍をお願いしてもいいのではないか。

市の見解を伺う。

(3)防災行政無線のフリーダイヤル化について

風向きや降雨などの気象状況や地形、建造物の構造等の影響により、“防災行政無線が聞こ

えない”“聞こえるようにしてほしい” また、“放送内容を聞き逃してしまったので、もう一

度聞きたい”“市民サービス向上の観点からフリーダイヤル無料回線にしてほしい”といった

市民からの声が上がっている。

本市では、有料回線のテレフォンサービスを昨年4月より行っている。

そこで、以下、6点伺う。

ア 防災行政無線は市内何ヶ所に設置しているのか。

イ “聞きづらい”地域に対しては、どのような対応・処置をされているのか。

ウ 有料回線は、何回線あるか。また、経費はどれくらいかかっているか。

エ 有料回線にかかってくる件数は、年間、何件あるか。(平成30年度)

オ 窓口に“聞きづらい”などの問い合わせがあるか。それは年間で何件か。(平成30年度)

カ フリーダイヤルにした場合、経費はどのくらいと見込まれるか。

③ 宮 﨑 利 造 議員

1 久喜駅東口駅前広場のバス停留所に雨除けシェルターの増設をしてほしいが市の計画を伺う

現在久喜駅東口バス乗り場には栗原・青毛方面の朝日バス及び市内循環バスの乗り場があり雨

除けシェルターが設置されておりますが、朝日バスの青葉方面のバス乗り場には雨除けシェルタ

ーがなく、雨天時には市民は濡れながらバスを待っている状態であります。早急に市民の利便性

を考えて雨除けシェルターを増設してほしいが市の計画を伺う。

2 都市計画道路久喜東停車場線(市道久喜2号線)と青毛・下早見線(市道久喜12号線)との

交差点信号機を右折式信号機に早急に変えてほしいので伺う

現在の信号機は定周期式信号機で右折信号がないため、最近の交通量の増加に伴い朝夕に久喜

駅方面へ右折する車輌が曲がれず、信号待ちにより渋滞が発生し、そのため無理に右折する車も

あり、事故がいつ起きてもおかしくない非常に危険な状態にあります。早急に久喜警察署を通じ

県公安委員会にお願いして現状を一刻も早く改善してほしいが対策を伺う。

④ 鈴 木 松 蔵 議員

1 LGBTについて

偏見、差別のない社会にすることが良いと考える。LGBTの問題点が指摘されている。それ

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について市の見解を伺う。

(1)パートナーシップ制度条例は、憲法に「婚姻は両性の合意のみによって・・・」とあり、

憲法違反であるとの指摘がある。市長の見解をもとめる。

(2)他の自治体が行っているLGBTに関するアンケート調査結果にはバラつきがある。信頼

できるのか、市としてどうとらえるか。

(3)パートナーシップ制度の利用者が極めて少ない。どうとらえるのか。

(4)パートナー関係を解消した例がある。

その中は「現在日本のLGBTをとりまく環境が日に日に改善している・・・」市の見解

を伺う。

2 道路整備について(市道久喜215号線)

(1)この道路の南半分、青柳新橋は平成11年3月竣工し残り部分は今日まで整備されていな

い。整備されなかった理由を伺う。

(2)用地買収は済んでいるのに物件補償が済んでいなかった理由は何か。今年度物件補償が完

了するのか。

(3)今後の整備の見通しを伺う。

3 江面児童クラブについて(充実を求める)

定員をこえている。狭い。トイレを使わせてもらっている。夕方(冬期)照明が欲しい。これ

らを充実したものにして欲しいがいかがか。

4 除外申出の迅速な審査を再度求める

市道久喜7号線の拡幅用地として宅地・家屋を提供した方が家屋を新築すべく除外申出をした

が2~3年要すると思われる。迅速な審査を求める。市長の見解を伺う。

⑤ 川 内 鴻 輝 議員

1 スポーツや運動を通じた健康都市宣言について

(1)スポーツや運動を通じた健康都市宣言の考え方について伺う。

(2)市民団体・民間団体とも連携し、生活習慣病予防や介護予防に寄与する適切な身体活動・

運動等について普及啓発を行うべきであると考える。市の見解について伺う。

(3)健康維持のための運動(スポーツ)習慣の定着・関心喚起に向けて、市のシティプロモー

ションと連携したイベントや事業を広く実施すべきと考える。市の見解について伺う。

(4)多岐にわたる健康・スポーツ行政を行う上で、現在の市の体制では窓口が分かりにくく、

不十分であると考える。市長の理想を具現化するためにも市長部局に「健康・スポーツ部」

を設置することが望ましいと考えるが、いかがか。

2 東京2020オリンピックについて

東京2020オリンピック聖火リレーのルートに久喜市が選定された。久喜市内は、令和2年

7月8日(水曜日)に通過することが発表されている。そこで以下の点について伺う。

(1)現在までに決まっている市内のルートについて伺う。

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(2)市として広報活動をどのように行っていくのか伺う。

(3)東京2020オリンピックに向けて、オリンピック・パラリンピックの魅力を体感できる

多種多様なイベント、プログラムを展開すべきと考える。市の見解について伺う。

(4)スポーツ選手を取り巻く環境は非常に厳しく、競技活動費や遠征費なども捻出することが

難しい。そこで久喜市在住の方で国際大会にて活躍する選手に対して、特別親善大使として

市としてスポンサー契約を結ぶことを提案したい。これは市の広報活動にも繋がり、健康都

市としてのブランド価値も高める。市の見解について伺う。

3 クビアカツヤカミキリの対策について

(1)クビアカツヤカミキリが特定外来生物に指定されているが、どのような内容なのか伺う。

(2)本市でもクビアカツヤカミキリの被害が出ているのか伺う。

(3)現在、市はどのような対策を行っているのか伺う。

(4)現在、群馬県や埼玉県の市町村(館林市、明和町、千代田町、加須市、羽生市、行田市、

熊谷市、深谷市、草加市、八潮市、越谷市)に被害が拡大しているが、広域で同じ意識を持

って対策を行わないと被害が拡大する。そこで広域で連携し、対策を行うべきと考えるが、

市の考えについて伺う。

(5)今後、クビアカツヤカミキリによる被害が出た際の対策について伺う。

⑥ 井 上 忠 昭 議員

1 医療問題について

(1)市内病院との情報交換の場については、答弁で定期的に行っていると言われてきた。

しかし、済生会栗橋病院や新久喜総合病院と事務的なやりとりはあっても、これまでの経

緯をみて本当の意味での信頼関係が出来てきたのか非常に疑問でいる。これまでをどう総括

し、今後どのような関係性を築けるやりとりにしていくのか伺う。

(2)三者協議会についても、これまで各自治体での成功例などを示しながら議会の場で取り上

げてきたが、頑なに久喜市としては今の方式を変えない。ただ年1回、小規模での講演だけ

で効果がどれほど上がるかの疑問は払拭しえない。ならば、積極的に市内病院との関係で、

当該病院の現状などを市民の方向けに話して頂き、理解を深める機会を増やすべきである。

これにも消極的か。

2 教育、学校について

(1)学校運営事業費について

ア 教育委員会からの答弁は、「学校の実情に応じた予算措置ができるよう努めていきたい」

とあるが、財政部局からは「機会があったら現場などの確認もしながら、教育部との協力

と調整を図り予算の編成に努めていきたい」という。「機会」は自ら作るものだし、現場の

声に耳を傾け、知る姿勢を持つべきである。その上で、出来ること、出来ないことを判断

するのが当然ではないのか。前議会からこの期間、「意見の聴取」を行ったなら財政部はど

のように実情を認識されたか。それは、市内各学校の意見として把握されてきたのか伺う。

イ PTA予算について続けて質問しているが、これは久喜市だけの問題ではないことは当

然理解している。しかし、地方財政法に違反しているというだけでなく、PTA会員が総

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じて納得されないものに支出がされたり、当たり前のように使っていることに疑問を感じ

ている。これは財政部局の答弁を前提にすれば現場を把握していないのだから、限られた

学校予算しかない各校でそうなっているのは、ごく当然な流れと言える。これで本当によ

いのか。財政部局から認識を伺いたい。

(2)通学路の危険性について

前議会で通学路などの路面表示が消えかかっているところにつき、指摘される前に改善で

きないか伺ったところ、「道路パトロールや市民の皆さまからの通報等により把握に努めて

いる」「通学路や交通量が多く危険性の高い箇所については重点的に道路パトロールを行い

ながら状況を把握し、できるだけ早期に路面表示の補修を行いたい」とされた。(通学路に限

らず市内には)どれだけ消えかかっているものがあるかを考えれば、この答弁は非常に矛盾

したものである。どう優先順位をつけられ、どのように計画性を立てられているのかを伺う。

また警察の所管となっている停止線などについては、どう協議を行っているのか。

(3)教員の働き方改革について

ア 問題点について一般論ではなく、現場の教員の個別の意見が反映されるような形で状況

把握をしているのか。

イ されている場合それをどう総括され、どのような対応を今後されていくのか。

(4)教育委員会はPTAの現状をどのように認識しているのか

ア 先の(3)に関して文部科学大臣からのメッセージというものが示され、その中には「特

に、PTAに期待される役割は大きく・・・」とあるが、現在PTAはそのあり方自体が

問われている。厳しい現実を受けながら各校で負担軽減への取り組みがなされている中で、

まずPTAに対して当局はどのような認識でおられるのか。

イ 学校も保護者も、相互理解に立ち、協力して(ともに)負担軽減に向かっていく取り組

みであればその通りであるが、現実には容易なことではない。課題をどう把握されている

のか。

(5)「学校における帰国・外国人児童生徒等の受入体制・支援づくりの推進」と「学校外におけ

る不就学等の外国人の子どもの就学支援体制の整備」について

ア 近隣で実績を積まれているのが太田市や大泉町である。こうしたところを参考にすべく、

今から徹底して調査研究をすべきであるがいかがか。

イ 受入体制・支援づくりで考えられる課題を整理して、取り組むべきである。太田市・大

泉町を視察してきたが、児童生徒のみならず、保護者を含め学校生活にかかわるありとあ

らゆることに課題があることがわかる。どう認識しているか。それをどう各校と共有して

いくのか。

ウ 就学していない子どもの把握や就学支援体制の整備をどう進めて行かれるのか。

(6)不登校対策について

ア 文部科学省の基準があり統一されているというが、学校によって基準のとらえ方の差が

出来ることは本当にないのか。

イ どの学校でも同様の支援というが、対応について学校に差は生じないものなのか。

ウ 不登校の原因に応じて丁寧な対応が求められるが、児童生徒だけでは解決できない問題

も当然考えられる。いかがか。

エ 子供たちが登校できるようになるきっかけもさまざまであるかと考える。不登校の児童

生徒や家庭に対して支援して下さる団体にどう話を聞き、協力を願うのか。

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3 夜間・休日の連絡体制

(1)久喜市の施設で休日・夜間のいわゆる開庁時間外で連絡がとれる施設は。

(2)緊急連絡を必要とする際のマニュアルを改めて示されたい。

(3)学校に連絡が出来る適切な時間と緊急連絡の対応の仕方について示されたい。

4 防犯対策と防犯カメラ

(1)防犯カメラの効果についてどう認識しているのか。

(2)久喜市が消極的な理由を示されたい。

(3)犯罪が多発している地区・地域がある。これに防犯カメラは有効ではないのか。

(4) 現に犯罪を犯そうとしているものにとって、防犯カメラは抑止力にもなるのではないのか。

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【第4日目 9月13日(金)】

① 貴 志 信 智 議員

1 業務効率化と働き方改革について

国は、少子高齢化に伴う労働人口の急速な減少などの課題に対応するべく、労働生産性の向上

と働く人の満足度の向上を目指した「働き方改革」を推進している。久喜市においても、「働き方

改革」は必須であると考える。そこで以下伺う。

(1)久喜市ホームページに掲載されている各事業について問い合わせをするべく、代表電話番

号から各課に電話を繋いでもらおうとすると「係が分かれておりますが」と言われ、問合せ

内容の説明を求められる。問合せ内容(事業内容)を話しても、伝わらなかったり、違う部

署に取り次がれることもある。そもそも係が分かれて存在し、事業に対して担当係が決まっ

ているのであれば、ホームページに掲載する時点で「係」まで明記するべきではないか。電

話を掛ける側、受ける側、取り次ぐ側全ての立場にとって時間短縮になると考える。特に電

話を受ける側の各課職員からすると「電話の応対」というのは作業効率を落とす大きな要因

であると推測をする。極力簡潔に電話を終わらせると共に、無意味な取り次ぎが発生しない

ように、改善するべきと考える。市の見解を伺う。

(2) 外部と折衝する機会が多い職員の名刺をどのように作成しているのか現状を伺う。役職や、

部署によって、名刺は業務遂行上必要なツールである。その名刺の作成をプライベートの時

間や費用を使って行っているならば、働き方改革の趣旨にも反する。基準を定めて、公費で

作成するべきではないか。市の見解を伺う。

2 生活保護受給者の生活実態把握について

生活保護法第28条には、生活保護の実施機関は要保護者の生活状況などを調査するために、

居住の場所に立ち入り調査することが出来ると規定されている。久喜市では、生活保護者の生活

実態をどのように把握しているか。生活保護が社会のセーフティネットとして必要であるからこ

そ、適正化のために、法に則った厳格な実態把握を進めるべきと考える。そこで以下伺う。

(1)ケースワーカーなどによる居宅訪問は、どのような頻度で行われているか。過去3か年度

の実績を、頻度ごとに要保護世帯年度別総数に対する割合を伺う。(例 3か月に1回:15%

など)

(2)(1)の頻度はどのような基準をもって決定するのか伺う。

(3)2019年8月末時点において、1年以上訪問が実施出来ていない事例数を伺う。

(4)2019年8月末時点において、訪問が実施できていない事例について、訪問が実施でき

ていない最長期間を伺う。

(5)法に則り、基準を定めたうえで一定期間訪問が実施できない場合には、指導や指示を出す

べきではないか。市の見解を伺う。

3 公共施設内における受動喫煙の防止について

本年7月の健康増進法の改正により、望まない受動喫煙を防ぐことの責務が明確化された。し

かし市内には未だ受動喫煙を強いるような公共施設や公道もある。法改正の趣旨を鑑み、近隣自

治体や多くの民間企業では対策を進めている。久喜市もさらなる対策を進めるべきである。以下

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伺う。

(1)清久公園球場では、三塁側出入り口と放送室の間にあるベンチ付近など、最も人が集まる

地点に灰皿が設置されている。市は当該場所を久喜市路上喫煙の防止に関する条例における

「管理者が喫煙場所として指定した場所」(以下、屋外喫煙場所と表記する)として認識して

いるのか。もし、屋外喫煙所として認識しているならば、受動喫煙を防ぐことを目指した改

正健康増進法の趣旨から大きく逸脱している。逆に屋外喫煙所として認識していないならば、

条例が防止を謳う「携帯灰皿を持たない喫煙」を助長していることになる。以上の理由から

いずれにせよ灰皿は早急に撤去するべきと考える。見解を伺う。

(2)中央公民館では、敷地外の歩道に接近したスペースに灰皿が設置されており、喫煙が行わ

れている。歩道にはベンチも設置されているうえに、当該場所は交差点に近く通行人が立ち

止まることも多い。市は当該場所を、屋外喫煙所として認識しているのか。(1)と同じ理由

で、灰皿を早急に撤去するべきと考える。市の見解を伺う。

(3)沼井公園、ガソリンスタンド、医療機関に囲まれた東大輪の交差点では、道路残置物が実

質的に灰皿のような使い方をされており、路上喫煙を誘発している。早急に撤去するべきと

考える。見解を伺う。

(4)栗橋駅西口のコンビニエンスストアが店頭に設置している灰皿によって、通勤通学客が受

動喫煙にさらされている。灰皿を設置している地点は、公道(公共スペース)から数十セン

チしか離れておらず、改正健康増進法、久喜市路上喫煙の防止に関する条例、いずれの趣旨

にも反する。コンビニエンスストアに強く撤去を求めるべきではないか。市の見解を伺う。

(5)幸手市、春日部市、加須市、杉戸町、宮代町など近隣自治体は公共施設の敷地内禁煙を明

確に打ち出している。久喜市は公共施設敷地内喫煙について、認めるのか、認めないのか。

市としての方針を出すべきである。市の見解を伺う。

4 鷲宮駅西口第1駐輪場の管理について

鷲宮駅西口第1駐輪場は学生や地域住民などに広く利用されている。しかし現在、管理の不行

き届きにより、雑然とした状態が続いている。改善するべきである。以下伺う。

(1)タイヤ等の状態から放置自転車と思われる自転車の撤去が一向に進んでいない。本年6月

と8月時点に調査したところ、20台~30台程度の放置自転車が同じ場所に同じ配置でそ

のまま残っていた。当該駐輪場に設置されている「利用者の皆様へ」と題された看板には「長

時間の駐車は撤去します」と記されている。「長時間」とはどの程度の時間を指すのか、撤去

に至る要領と、今年度の撤去実績を伺う。

(2)当該駐輪場に設置されている「整理にご協力お願いします」と題された看板には「白線の

内側など駐輪すべき所定の場所に駐輪してください」と記されている。しかし、駐輪場内の

白線はほぼ全て消えている状態である。当然ながら場内の整理整頓は行き届いていない。白

線を引き直すべきではないか、市の見解を伺う。

(3)放置自転車を長期間放置してスペースを占有し、日常的に利用している方の自転車が所定

スペースに入りきらない現状は、正常ではない。放置自転車を速やかに撤去し、適正な状態

に戻すべきと考える。市の見解を伺う。

5 増え続ける外国人住民への対応について

久喜市に住む外国人は増加傾向にある。特に今年度に入ってからの増加率はこれまでにない勢

いである。文化やマナーが違う外国の方と共存して生活していくためには、行政から外国の方向

けの情報発信が必要になると考える。そこで以下伺う。

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(1)広報紙などの外国語版を作成するべきではないか。市の見解を伺う。

(2) 久喜市ホームページは、簡易的に外国語に翻訳できる仕様になっているが、「PC版ページ」

限定である。「スマホ版」から閲覧した場合、多言語への翻訳は出来ない。スマホから「PC版」

を選択し PC版として閲覧しても、他言語への翻訳を選択すると、スマホ版トップページに戻

ってしまう。スマホからでも PC 版翻訳ページが閲覧出来るようにリンク設定を変えるべき

と考える。市の見解を伺う。

6 市職員の勤怠管理について

職員が病気休暇を取得したり、休職制度を活用することは当然の権利であるが、全国の自治体

では同様の制度を悪用した事例も報道されている。こうした事例を未然に防ぐ仕組み作りが必要

と考える。また、出来るだけ病気休職者が出ないように、久喜市全体でメンタルを含めたヘルス

ケアを充実させる必要がある。そこで以下伺う。

(1)久喜市において3回以上、30日以上病気休暇を取得した職員の数を伺う。(過去三か

年度分を年度別に伺う)

(2)他市では、過去1年間で3回以上、30日以上の病気休暇を取得した場合は産業医などの

面談を実施し、制度の乱用とみなされる場合は改善措置を執るケースもある。久喜市も同様

の制度を導入し、休暇の乱用などが発生しないような仕組み作りを進めるべきではないだろ

うか。市の見解を伺う。

(3)特にメンタル面で休職に至るケースを減らすべく、予防プログラムや復帰後のプログラム

を充実させるべきと考える。市の見解を伺う。

② 成 田 ルミ子 議員

1 災害時に発生する災害ごみの処理のシミュレーションをすべき

災害時には様々な種類を含む廃棄物が一度に大量に発生する。

災害廃棄物の円滑で迅速な初動対応は、生活環境の保全、衛生環境の悪化防止のためにも大変

重要な事項である。

災害ごみ仮置き場の管理運営の徹底が、災害後の復旧、復興に大きく影響すると研修先の常総

市で伺った。平成27年9月の関東・東北豪雨の洪水被害からの復興をした中での経験は本市で

も大いに参考とすべきである。

実際、災害が起きると、避難所設営など命を守る活動が優先となり、思うように仕事が進まな

いことが予想されるのだが、災害時の、ごみ処理に関しても、シミュレーションし、非常時に効

率的に作業を進められる体制作りを図るべきだがいかがか。

2 本町小学校の雨漏り問題について

本町小の雨漏りについては、以前より問題提起しているが、雨天時に学校に行き、雨漏りの状

況を再度、目の当たりにした。

校舎の雨漏りの原因の特定は難しく、簡単には改修できない事は過去の議会答弁で頂いている。

しかし、雨漏りが原因で腐って抜け落ちている天井、ふやけてしまった床、床に置かれている雑

巾の枚数も、雨漏りに困っている現状を表している。

小学校は子どもたちが学習する大切な場所である。

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早急に改修を図るべきであるがいかがか。

3 地域を支える民生委員・児童委員の活動について

少子化や核家族化により地域のつながりが薄れる中、高齢者をはじめ、子育てや介護に悩んで

いる方などの相談相手として様々な活動をしている「民生委員・児童委員」の皆さんであるが、

自身の退任後、民生委員・児童委員を受けていただける方を見つけることが課題になっている。

また、現在、民生委員・児童委員の欠員地区もある。

(1)民生委員・児童委員欠員地区へはどのような対応をしているか。

(2)民生委員・児童委員欠員解消への取り組みはどうしているか。

なり手不足解消のため、民生委員・児童委員をサポートする仕組みをどう考えていくか。

4 特殊詐欺の状況について

(1) 久喜市における、特殊詐欺と思われる事例は、未遂事件も含めてどのような状況にあるか。

(2) 高齢者のみの世帯など、行政の支援が必要と思うが、どのようなことができると考えるか。

(3)警察の担当課で、特殊詐欺防止啓発の講習を行っている。活用すべきと思うが、利用状況

を把握しているか伺う。

③ 盛 永 圭 子 議員

1 小林交差点改良の進捗状況を伺う

(1)現在の状況を伺う。

(2)これからの計画を伺う。

(3)交差点の改良に伴い、周辺の歩道の整備を実施していただきたい。交通量の多い県道に歩

道が一部なく住民は危険にさらされている。この改良時に歩道を整備してほしいがいかがか。

2 菖蒲南中学校の統廃合の対応策は万全か

菖蒲南中学校の統廃合についての地域の話し合いを、教育委員会が7月23日(栢間)7月

24日(小林)と午後6時から設定してくれた。栢間地区は私を含めて3人、小林地区は参加者

がいなかった。地域の方は統廃合についてどのような考えでいるのかわからなかった。教育委員

会は9月末日まで統廃合の方向性を決定したいと考えているらしい。

このような状況で統廃合ができるのか以下伺う。

(1)地域の方が説明会に来ないということは、どんなことが考えられるのか。

(2)教育委員会では学校の統廃合は原則として対等な統合とする考えであると言っているが、

それは本当か。

(3)安全な通学の手段として、スクールバスを運行すると言っているが、栢間地区在住の生徒

だけなのか。小林地区でも菖蒲中学校までの通学距離がある生徒についての話し合いをして

いくべきと考えるがいかがか。

3 生活道路の砂利道を舗装してほしい

(1)4地区では菖蒲地区が一番砂利道が多いと聞いているが、各地区の砂利道の割合を伺う。

(2)合併して10年経過したが、生活道路の改良が進んでいない。10年間でどの程度道路改

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良が進んだか伺う。

(3)これから生活道路の改良をどのように考えているか伺う。

4 菖蒲地区のバス停の駐輪場に屋根の付いていない3ケ所に屋根をつけてほしい

(1)前々回の一般質問でお願いしたところ、屋根の設置の可能性について調査すると回答があ

った。調査はしたのか、何も進展していない。私が見たところ設置が可能と考えるがいかが

か。

(2)バス路線に対する停留所の自転車置き場の対策は必要と思うが、市の考えは。

5 市内循環バスは絶対に必要であり、真剣に考えてほしい

(1)市内循環バスといいながら、市内全体を運行していないバスを市内循環バスと言えるのか

伺う。

(2)私は毎回質問をしているが、いつもデマンドバス・デマンドバスと言って的外れな回答を

いただいている。あくまで市内循環バスのことを質問している。市内全域に循環バスを運行

することを再度真剣に考えていただきたいがいかがか。

6 女性議会の運営について伺う

一方通行の女性会議では何の意味もないと思う。各種団体から市政に対しての意見や不満を真

剣に質問されている。どなたもすばらしい考えをお持ちで感心する。

しかし答弁は一回だけ、これでは市長のパフォーマンスで終わってしまう。こんな失礼な議会

はない。そこで伺う。

(1)再質問を受けてはどうか。

(2)今まで何回も女性議会を開催したが、女性議会の意見や要望等を反映したことがあるのか

伺う。

(3)その場限りの女性議会では長続きしないと思うが、今後の考えを伺う。

④ 園 部 茂 雄 議員

1 江面第一小学校の大規模改修を求める

令和3年4月に江面第一小学校と江面第二小学校の統廃合が予定され、新たな学校施設は江面

第一小学校を新校として開校する協議が進んでいます。

現在の江面第一小学校は既に体育館と教室棟のトイレ改修は済んでいるが、廊下や教室は古く、

これまで手を付けていない。

更に特別教室棟は建物の痛みが激しく、部屋の天井や壁が雨漏れ等で改修が必要な状況にあり

ます。

新たな学校として開校するのであれば、教室棟の改修、特別教室棟の大規模改修は必要と思う

が市の考えを伺う。

2 江面第一小学校の江面児童クラブ学童施設について、改善を求める

江面第一小学校内の江面児童クラブ学童施設は、教室棟の空き教室の半分に間借りしている状

況で定員20名に対して37名の利用者で定員オーバーの状況であり、早期の改善の必要があり、

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令和3年4月に江面第一小学校と江面第二小学校の統廃合が予定されている。この機会に校舎外

への学童施設を設置するべきだが如何か伺う。

また、現状の定員オーバーについて認識と改善策を伺う。

3 学校環境衛生基準の各種測定機器等の整備は平準化すべき

学校間で学校環境衛生基準の測定に使用する測定機器等の備品の整備は平準化を図り、学校間

の格差を生じさせることなく、計画的に備品を整備するように努めなければならないが以下の点

について伺う。

(1)学校間で測定機器等の整備で格差が生じている状況はあるのか伺う。

(2)測定機器等の機器が古く誤差が生じる可能性があると聞いているが、適切に保守点検等を

行い整備しているのか伺う。

(3)整備されていない学校には、早期に整備して学校間の格差を解消すべきだが市の考えを伺

う。

4 執行部のタブレット端末導入によるペーパーレス化の推進を求める

議会は平成28年10月より、タブレット端末を導入してペーパーレス化を図っているが、3

年が経過し、執行部もペーパーレス化にすることにより、一段とその効果が現れると思うが以下

の点について伺う。

(1)昨年9月議会以降にどの様な調査研究をされてきたのか伺う。

(2)導入に向けての市のメリットとデメリットをどの様に考えているのか伺う。

(3)早急にタブレット端末を導入し、ペーパーレス化を図るべきだが市の考えを伺う。

5 市役所からの不在着信のあり方について

久喜市役所からの不在着信履歴から発信者の特定が困難で、どの部署に問い合わせをして良い

のか分からない等の市民の声を聞きます。

電話機の機能で解消できるのか、庁内のルールで解消できるのか現状と解消に向けて何点か伺

う。

(1)市民への不在着信による、現在のルールを伺う。

(2)電話機の機能でこの様な問題の解消は図れないのか伺う。

⑤ 新 井 兼 議員

1 職員等の貸与品の状況を調査し、適切に見直しを図っていくべき

職員被服等の貸与品の仕様や運用、実態に合った適切な見直しについて問う。

(1)市職員、水道事業職員、非常勤特別職(以下「職員等」という。)に対して、規程、規則、

要綱等の例規の定めにより被服等が貸与されているが、貸与品の品目、形状、品質などの仕

様の基準や決定方法について伺う。

(2)職員等が貸与品を亡失し、または使用に堪えない程度に損傷した場合には届出をすること

になっているが、例年どの程度事案が発生し、どのような理由によるものなのか伺う。

(3)所属長は、市長の承認を得て例規に定めるもの以外の貸与品を備え付け、職員等に使用さ

せることができるが、該当する貸与実績(品目、数量の平成30年度実績)について伺う。

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(4)業務に必要な貸与品は、品目、形状、品質などの仕様について、現場の職員等の声を迅速

かつ適切に吸い上げ、問題や課題を見直し、予算の範囲内で新たな貸与品に反映させていく

ことにより、円滑かつ安全に能率的な業務を遂行できるものと考える。貸与品の見直しに係

る行動は全庁的に行われているのか、市の見解を伺う。

(5)職場における熱中症予防対策として、送風機能のある作業服やクールベストなどの貸与品

の検討を提案したいが、市の見解を伺う。

2 色覚多様性に配慮したカラーユニバーサルデザインを推進すべき

行政や学校現場のカラーユニバーサルデザインの取り組みについて問う。

(1)人間の色覚の多様性に配慮し、より多くの人に利用しやすい配色を行うユニバーサルデザ

インの考え方の一つである「カラーユニバーサルデザイン」について、現状認識と課題につ

いて、市の見解を伺う。

(2)次に掲げる事例に対して、市としてカラーユニバーサルデザインの視点に基づく取り組み

を実施しているのか、市の所見を伺う。

ア 市ホームページ(平成27年3月18日よりリニューアル)

イ 広報紙「広報くき」(令和元年5月号より全ページがカラー化)

ウ 公文書として作成する印刷物やグラフ・図版

エ 公共施設の整備やサイン(案内板、階段の段差、視覚障害者誘導用ブロックなど)

(3)平成15年4月から学校における児童生徒等の定期健康診断の必須項目より色覚検査が削

除されたが、現在の教育現場での対応及び課題について、教育委員会の所見を伺う。

(4)色の見え方に多様性のある児童・生徒に対して、教科書、副教材、掲示物などカラーユニ

バーサルデザインに基づいた教育現場の「色の壁」を無くす取り組みが重要と考えるが、教

育委員会の見解を伺う。

(5)普通のチョークの板書では、色を認識しにくい色覚多様性の児童・生徒がいる。色の認識

がしやすい色覚チョークを使用することにより、色覚多様性の児童・生徒も、そうでない児

童・生徒も、全ての児童・生徒にとって板書が見やすくなることから、色覚チョークを市内

学校に一斉導入することはできないか、教育委員会の見解を伺う。

(6)全ての職員や教員に対するカラーユニバーサルデザインに関する理解増進は、埼玉県が作

成した「カラーユニバーサルデザインガイドブック」を活用するなど、それぞれが正しく理

解することが必要である。学ぶ機会の提供、取組事例の共有などが有効と考えるが、市及び

教育委員会の所見を伺う。

(7)カラーユニバーサルデザインだけでなく、今後はユニバーサルデザイン全般に係る分野を

横断した市の基本指針の策定や全庁的に市の施策や事業に具体的に取り入れていくためのガ

イドラインの整備、庁内の推進体制の構築などについて、中長期的な市の考え方について伺

う。

3 20年目を迎える東鷲宮小学校「赤倉自然体験教室」の検証を

東鷲宮小学校「赤倉自然体験教室」の教育効果や今後の展開について問う。

(1)東鷲宮小学校は、新潟県十日町市赤倉地区に児童が民泊により農業体験などを行う赤倉自

然体験教室を平成12年より毎年実施し、今年で20年目を迎える。これまでの取り組みを

振り返ると共に教育効果の評価について、教育委員会の見解を伺う。

(2)赤倉自然体験教室の実施にあっては教職員の準備や児童への指導などの努力が実を結んで

きたと考える。児童に対してどのような事前指導や事後指導を行うことにより、体験学習の

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効果を高めてきたのか、学校の取り組みを伺う。

(3)今後も赤倉自然体験教室を継続するには、体験教室が始まった頃とは違った課題があると

認識している。実施にあたっては、これまで赤倉地区の活性化を目指してきた地元の赤倉活

性化委員会や行政として過疎地域集落の支援に取り組む十日町市役所の理解や協力が必須で

ある。これからの実施にあたって、どのような姿勢や立場で臨むべきだと考えているのか、

学校や教育委員会の見解を伺う。

(4)東鷲宮小学校で実施してきた赤倉自然体験教室は、農山漁村体験活動に取り組む身近な先

進事例である。教育効果やこれまで積み上げてきたノウハウなどを市内の各学校に展開する

と共に、体験教室を検討したいと手を挙げた学校について教育委員会として支援していく考

えはあるのか、教育委員会の見解を伺う。

⑥ 猪 股 和 雄 議員

1 性的マイノリティの人権保障を推進するための、今後の方針と認識を問う

(1)これまで久喜市議会における同性パートナーシップ制度創設の議論の中で、当局は来年度

に性的マイノリティに関する市民意識調査を行う方針を明らかにされた。6月議会において、

その意識調査の答弁の中で、「久喜の中にもそういった方がいらっしゃるかどうかも含めて

わからない」と発言があった。しかし本来、行政としては「いる」ことを前提として取り組

みを進めるべきである。

その後に指摘を受けて、「本市にもそういった方の把握は、現時点ではしておりませんが、

市民の皆さまの中にもそういう声を上げられない方がいらっしゃるとの認識を持ちまして、

その問題に取り組んでいく」と答弁されたのは、行政としての誤った認識を修正したものと

理解してよいか。

(2)来年度に予定している市民意識調査の目的および方法について、考え方を問う。

ア 市民意識調査の目的および方法、対象者をどう考えているか。現時点での考え方を明ら

かにされたい。

イ 私は、市民意識調査は、性的マイノリティの人権啓発をこれまで進めてきたことをふま

えて、性的マイノリティに関わる市民の人権意識を調査するものと理解しているが、いか

がか。

ウ 6月議会において、「当事者の声も聞くような形の意識調査」「当事者の方が答えられる

ような調査方法」などと答弁していることからすると、この市民意識調査を使って《当事

者がいるかどうかの調査》《当事者の意向調査》も行うようにも理解できる。

しかし、《当事者を対象とした調査》を行おうとすれば、本人のカミングアウトが前提に

なり、調査すること自体が人権に関わる、相当に慎重な専門的な見地からの調査が必要に

なると考えられる。当事者の調査は一般的な抽出による意識調査ではできず、それといっ

しょにやるべきでないと考えるが、いかがか。

エ 市民意識調査の実施について、今後、どのように検討を進めるか。

(3) 市職員のほとんどの方は、性的マイノリティ当事者と接したことがないと思われる。今後、

職員の人権研修として、また当事者と接する機会のある部署の職員を中心に、市内の当事者

のお話を聞く機会を持っていただきたいが、いかがか。

(4)市内の中学校において、制服選択制を進めること、また水着の配慮を推進していただきた

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いが、いかがか。

ア 中学校の制服を男女どちらでも選択することができるように、またはっきりと「男性」

「女性」と区別された制服を忌避したいと考える生徒のために、実際にスカート、ズボン

を選択できるような制服、さらに“ジェンダーレス制服”を検討する考えはあるか。

イ 水着は、性的マイノリティの生徒にとっては特に男性用パンツ(だけ)に対する抵抗感

が強いと言われる。現在、各学校で、ラッシュガードは紫外線対策として申し出があれば

認められているが、性的マイノリティの子どもにとってはカミングアウトを迫られるに等

しい。申し出なしに「着用してもよい」ことにしていただきたいが、いかがか。

2 危険な外来植物・アメリカオニアザミの駆除を進めるべきであるが、方針を問う

(1)市内各所で、アメリカオニアザミが繁殖しつつある。「特定外来種」に指定されてはいない

が、触れるとけがをする危険な植物であり、繁殖力が異常に強く駆除が困難であるために、

市内の特定地域ではすでに群生しており、周辺に蔓延しつつある。現状認識を問う。

(2)これまで市民からの通報を踏まえて駆除を行っているが、これまでの対策、成果を明らか

にされたい。

(3)市の施設や道路、公園等の公共用地における繁殖状況を調査し、発見次第、駆除を進める

べきであるが、取り組み方針を問う。

(4)市民や事業者等に呼びかけて、住宅や空き地での発見、駆除を進めるべきであるが、いか

がか。

まずは現在の群生地周辺の町内会や商工業者への働きかけをしていただきたいが、いかが

か。

3 学校給食のアレルギー対応の準備状況と、今後の取り組み方針を問う

(1)アレルギー対応給食実施の準備状況と、今後の行程を明らかにされたい。

(2)市では新学校給食センターにおいて、1年目は卵と乳の除去食を提供する計画が公表され

ている。市内の児童生徒の内のアレルギー対応申請者は259名であり、卵のアレルギーは

114名、乳は50名である。

ア この中で、実際に学校給食で、卵、乳を含む献立を食べていない児童生徒の人数と、重

複を除いた実人数を明らかにされたい。

イ 新学校給食センターで調理する“除去食”は(献立によって違いはあるが)の考え方を

説明されたい。原材料から卵と乳を除いて調理して、副食としてはあるのか。それとも、

原材料に卵と乳を含む副食そのものがなくなって、この場合は副食が一品なしとなって、

一部弁当持参となるのか。

ウ 卵と乳の除去食を提供することによって、[ア]の内の何人の児童生徒が給食を食べられ

るようになると想定されるか。他のアレルゲンと重複している児童生徒も多いので、それ

でも食べられない児童生徒は何人くらいと想定されるか。

エ 1年後に卵と乳の代替食を提供した場合、他の子どもたちといっしょに食べられるよう

になる児童生徒は何人くらいと想定されるか。

(3)3大アレルゲンと言われる小麦についても、除去食、さらに代替食の提供を計画するべき

であるが、方針を問う。

4 市立保育園におけるアレルギー対応給食の実施について、現状の対応を説明されたい

(1)市立保育園におけるアレルギー対応給食(除去食・代替食)を実施している人数と、保護

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者との連携・相談、献立、調理、提供の経過と方法を説明されたい。

園ごとの対応人数、アレルゲンを示されたい。(事前に提供を求める)

(2)あおば保育園の廃園、民間移行によって、アレルギー対応給食はどうなるか。引き続き提

供するべきであるが、いかがか。

5 久喜駅東口、西口広場に設置している喫煙場所の改善、改修、または移転を

現状では周辺通行者に受動喫煙させ放題であり、このままでは久喜市は受動喫煙を容認してい

るとの批判を免れない。

密閉された喫煙室を設置するか、できるだけ受動喫煙をさせない構造に改修するか、またはで

きるだけ通行者が通らない場所に移動させるべきであるが、方針を問う。

6 利根保健医療圏の医療情報ネットワーク「とねっと」の加入者増へ向けて

(1)区域内の人口比加入比率は5%だが、久喜市は3.4%で、前年比3%増にとどまってい

る。なぜ増えないか。加須市、幸手市との違いは何か。見解を問う。

(2)医師会との協力をどう進めるか。

(3)加入者を増やすために、取り組む考えがあるか。

あるとしたら、どうしたらよいか。保健センターの検診時の呼びかけと連携、登録方法の

具体的な案内、ホームページや『広報くき』での呼びかけ、率先して市職員の登録促進など、

具体的な推進策について、どう取り組むか。