令和元年5月発行　神戸市広報印刷物登録　令和元年度　第20号 （広報印刷物規格A-6類）

発　行

このパンフレットについて、ご意見をお待ちしています。電　話：078-322-5134・5141（直通）ＦＡＸ：078-322-6025E-MAIL：zaisei@office.city.kobe.lg.jp

神戸市　行財政局 財政部 財務課

令和元年度予算

こうべの家計簿2019 Kobe’s account book

令和元年度のお金の使い道（予算）をわかりやすく解説します

神戸市の財政状況は、神戸市のホームページ　　⇒「ＩＲ・財政情報」からもご覧いただけます。

http://www.city.kobe.lg.jp/

Contents市長あいさつお財布のしくみはどうなっているの？お財布の中身を見てみよう！家計簿に置き換えてみよう！他のお財布を見てみよう！

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今年度の主な取り組みを紹介します借金はいくらあるの？社会保障関係経費が増え続ける見通しです！お金のやりくりに努めています！情報ＢＯＸ（宝くじ・ふるさと納税）

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市長あいさつ

− 1 −

神戸市長

６つの柱１　輝く子どもたちの未来を創る２　健康・安全を守る３　街と地域を創る４　神戸経済を伸ばす５　陸・海・空の拠点を創る６　市政改革を進める

ひさもと　　　 きぞう

令和元年度は、明治22年の市制施行により神戸市が誕生して

から130周年、阪神・淡路大震災から25年を迎える節目の年で

す。新しいステージに立つ神戸は、これまで先人が築き上げて

きた歴史や営みを受け継ぎながら、変革の扉の先にある輝かし

い未来に向かって、確かな歩みを進めてまいります。

子育て・教育、高齢者・障害者施策など、すべての世代を対

象とした社会保障政策は厚みを増し、安心・安全、環境、経

済、芸術・スポーツなどの分野でも新たな施策展開を図ってきました。神戸港は港の勢い

を回復させ、神戸空港は関西３空港一体運営が順調に進み、大阪湾岸道路西伸部は着工段

階に入りました。これまで以上に、スピード感をもって、時代の変化に対応し、神戸を

「さらなる高み」へ押し上げてまいります。そして、未来の世代が過度な不安を背負い込

むことがないよう、新しい時代の行政サービスをめざし、業務改革など行財政改革を進

め、持続可能な大都市経営を行ってまいります。

令和元年度予算では、暮らしの質と都市の価値の向上をめざして、総合性を発揮し、あ

らゆる施策にバランスよく取り組むとともに、新たな政策展開に積極果敢に挑戦します。

その中でも重要課題として、子育て・教育分野への重点的な投資、経済基盤となるインフ

ラ整備と地域の特性を活かした上質なまちづくりに取り組み、安定した経済成長と市民所

得の向上、持続可能な社会保障と財政基盤の構築をめざします。

お財布のしくみはどうなっているの？

− 2 −

神 戸 市 の 財 布（ 会 計 ）

一般会計8,116億円

福祉、教育、道路・公園の整備など、市の基本的な事業を行う会計です。主に、市税や地方交付税などによってまかなわれます。　　　　　　　　　　　　　　　　　（Ｐ３参照）

特別会計6,802億円

特定の収入で特定の事業を行う会計です。国民健康保険や介護保険、市営住宅など、神戸市では１２会計あります。　　　　　　　　　　　　　　　　　（Ｐ６参照）

企業会計3,081億円

主に利用者のみなさんが支払う料金収入で事業を行う会計です。バスや地下鉄、上下水道など、神戸市では７会計あります。　　　　　　　　　　　　　　　　 （Ｐ６参照）

◆ 市のお財布（会計）のしくみ

◆ 市のお財布は大きく分けて、３種類あります。

市が仕事をするための財布を「会計」と言います。その財布の中身は、みなさんのお財布と同じように入ってくるお金「歳入（収入）」と使うお金「歳出（支出）」があります。

市に入るお金

歳入（収入）市が使うお金

歳出（支出）

● 税金（市税）● 国や県からの補助金● 公共施設の使用料● 借金（市債）など

● 福祉や教育● 道路などの整備・補修● 公共施設の維持・管理● 借金（市債）の返済など

歳出（支出）

8,116億円

歳入（収入）

8,116億円

お財布の中身を見てみよう！（一般会計予算）

◆ 歳入（収入）

使用料及手数料150億円（1.9%）

市税3,086億円（38.0%）

国庫支出金1,542億円（19.0%）

諸収入459億円（5.7%）

市債928億円（11.4%）

県支出金416億円（5.1%）

その他782億円（9.6%）

地方交付税662億円（8.2%）

財産収入91億円（1.1%）

◆ 歳出（支出）

子ども・お年寄りなどの福祉に3,362億円（41.5%）

教育・文化に1,338億円（16.5%）

環境・衛生に561億円（6.9%）

市債の返済に926億円（11.4%）

区役所などの運営に880億円（10.7%）

産業の振興に152億円（1.9%）

消防・救急に207億円（2.6%）

道路・公園に397億円（4.9%）

土地の売却代など施設の使用料など

市民のみなさんに負担していただくお金（市民税や固定資産税など）

使途を特定して国から交付されるお金

使途を特定して県から交付されるお金

使途を特定せず、地方の税収の差などを調整するため、国から交付されるお金

道路や公園、学校などの公共施設を整備するために借り入れるお金

貸付金の返還金や宝くじ収入など

国税や県税として徴収してから再配分されるお金など

住宅・まちづくりに293億円（3.6%）

− 3 −

− 4 −

◆ 市民１人あたりに計算すると？一般会計の予算を市民1人当たりに計算すると、約53万円の市民サービスを行っています。

子ども・お年寄りなどの福祉に 約21.9万円

教育・文化に

約8.7万円

環境・衛生に

約3.7万円

住宅・まちづくりに 約1.9万円

道路・公園に

約2.6万円

産業の振興に

約1.0万円

消防・救急に

約1.4万円

区役所などの運営に 約5.7万円

市債の返済に

約6.0万円

家計簿に置き換えてみよう！

− 5 −

市の歳入・歳出は家計における収入・支出とは異なるものですが、一般会計の収入を年収480万円（月収40万円）に置き換えた場合の家計簿を作成しました。

23.1

9.7

4.6

1.5

0.4

0.7

40.0

万円／月

万円／月

万円／月

万円／月

万円／月

万円／月

9.5

10.8

4.6

3.8

6.6

0.5

4.2

40.0

万円／月

万円／月

万円／月

万円／月

万円／月

万円／月

万円／月

万円／月

給料（市税、地方交付税など）

医療費や家の修繕などに対する助成金（国・県支出金）

家の改修などのための金融機関からの借入（市債）

会社勤めしている長男が毎月納める食費など（諸収入）

株式の配当や預貯金の利子（財産収入）

長女夫婦の家計を助けるため貸したお金の返済（貸付元利収入）

食費（人件費）

医療費や保育料（生活保護・保育所運営費などの扶助費）

住宅ローンなど金融機関からの借入の返済（市債の返済である公債費）

家の改修、家電製品の買い替え（福祉施設・道路・公園などの整備、区画整理などの投資的経費）

学費・光熱水費・日用品費（施設管理などの物件費）

次男夫婦の家計を助けるための貸付（貸付金）

下宿している次男への仕送り（企業会計への繰出金など）

合　　　　　　　　　　計

合　　　　　　　　　　計 万円／月

資産等の状況

支　出

収　入

195

696

万円

万円

預貯金（基金）（ほとんどがローン返済のための積立です。）

ローン残高（市債残高）

− 6 −

他のお財布を見てみよう！

主に、市民のみなさんの税金によって市民サービスを行う一般会計のほかに、特別会計・企業会計があります。（会計の違いについては、３ページを参照してください。）

◆ 特別会計予算（主なもの）

◆ 企業会計予算

会　計　名 令和元年度 当初予算 平成30年度 当初予算 増　減

公 債 費

国民健康保険事業費

介 護 保 険 事 業 費

市 営 住 宅 事 業 費

後期高齢者医療事業費

市 場 事 業 費

特別会計（全12事業）合計

2,764

1,583

1,426

471

394

39

6,802

2,771

1,575

1,340

376

379

26

6,604

△ 7

8

86

95

15

13

198

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

会　計　名 令和元年度 当初予算 平成30年度 当初予算 増　減

下 水 道 事 業 会 計

港 湾 事 業 会 計

新都市整備事業会計

自 動 車 事 業 会 計

高 速 鉄 道 事 業 会 計

水 道 事 業 会 計

工業用水道事業会計

企 業 会 計 　 合 計

681

752

465

130

508

505

40

3,081

680

914

485

120

449

487

42

3,177

1

△ 162

△ 20

10

59

18

△ 2

△ 96

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

億円

●新たな保育定員確保対策・保護者が送迎に使った車を駐車したまま、最寄り駅から電車で通勤できるパーク&ライド型保育所を整備します。

・交通利便性が高い駅などに、保護者の送迎拠点となる「保育送迎ステーション」を整備し、専用バスで保育所等へ子どもを送迎します。

・区役所庁舎や旧公立幼稚園舎等を活用し、保育所として利用できるように改修します。

●保育人材の確保と経済的支援・市内在住の1～7年目の保育士に対し、奨学金の返済を支援します。（月額5,000円、7年間で最大42万円）

・人材確保・定着を図るため、1～7年目の保育士に対して、一時金を支給します。（7年間で最大160万円）

●子育て環境の充実・親子が気軽に集える地域子育て支援拠点を公共施設内（区役所等）に整備します。

●子育てしやすい住環境確保の支援・小学校入学前の子どもがいる世帯が、より子育てしやすい民間賃貸住宅に住み替えた場合の家賃を補助します。（10,000円／月（住宅セーフティネット制度登録住宅の場合15,000円／月）、最大3年間）・中学生以下の子どもがいる世帯が、中古住宅を取得した場合の子育てに適したリノベーション費用を補助します。（補助率1/2、上限50万円（市外から転入の場合70万円））

●児童生徒の学力向上・2021年度までの3か年で、全校の普通教室に電子黒板・無線ＬＡＮ等を整備します。

●学びの環境整備・ランチボックスのリニューアル等により、中学校給食のイメージや魅力を向上するとともに、人気メニューの充実や献立内容の改善等を検討します。

●児童虐待防止・こども家庭センターへ常勤の弁護士を新たに配置し、虐待等への対応体制を強化します。

今年度の主な取り組みを紹介します

− 7 −

１　輝く子どもたちの未来を創る

電子黒板を活用した授業

− 8 −

２　健康・安全を守る

●ＩＣＴを活用した健康創造都市ＫＯＢＥの推進・特定健診やフレイルチェック等のデータを一元的に管理する市民PHRシステム「MY CONDITION KOBE」を活用した効果的な保健指導を実施します。

●全国初の認知症「神戸モデル」の推進 ・早期受診を支援する診断助成制度を実施します。（2019年1月～）・認知症の方が事故に遭われた場合に救済する事故救済制度を開始します。（2019年4月～）

●介護人材確保の推進・新規採用介護職員の確保を図るため、採用後3年間、法人が負担する住居手当支給額の一部を補助します。・神戸市高齢者介護士認定制度の合格者に対してキャリアアップ支援金を支給します。（月額10,000円・最大5年間で60万円）

●緊急避難場所の運営・環境整備・災害時に避難場所となる市立小中学校に空調を整備します。・停電時における避難者の情報端末の充電等に対応するため、緊急避難場所となる市立小学校へ充電バッテリーを整備します。

●土砂災害対策の推進 ・崩壊の危険性がある擁壁等の撤去や応急対策にかかる費用の一部を助成します。（補助率2/3、上限100万円）

３　街と地域を創る

●時代の変化に対応したまちづくり・駅前空間を魅力あるものとするため、再整備を検討します。　　新神戸駅前広場（2023年度供用開始予定）新長田駅前広場（バスロータリー等）、西鈴蘭台駅前（道路・広場等）の再整備検討

・垂水駅周辺の公共・公益施設について再配置を行います。　　老朽化が進む垂水体育館と垂水勤労市民センター体育室の集約・再整備に着手　 （2022年度供用開始予定）　　垂水体育館・旧垂水養護学校跡への中核的医療施設の整備を検討

− 9 −

●計画的開発団地のリノベーション・名谷エリアにおいて、旧名谷あおぞら幼稚園（閉園）を活用した子育て世帯等の「働く場」と「地域活性化の場」を整備するとともに、駅前再整備計画を策定します。・西神中央エリアでは、西区新庁舎や文化・芸術ホール、（仮称）新西図書館の整備を進め、あわせて各施設への安全で快適な歩行者動線を検討します。

●市街地西部地域の活性化・新長田地区に合同庁舎を整備し、本庁舎及び区役所の税部門を集約、あわせて県市合同窓口を設置します。（2019年10月供用開始）

●空家・空地対策の推進 ・一部腐朽・破損のある老朽空家等に対して、解体工事費用を助成します。（補助率1/3、上限50万円）

●芸術・文化・スポーツを楽しむまちづくり・ラグビーワールドカップ2019開催（9月20日～11月2日）に合わせて、新開地や兵庫運河、新長田等の街中で現代アート作品の鑑賞を楽しむ芸術祭「アート・プロジェクトKOBE2019：TRANS‐」を開催（9月14日～11月10日）し、街を盛り上げます。

４　神戸経済を伸ばす

●東京での新たなプロモーションの展開 ・東京での新たな拠点をコワーキングスペースに設置し、神戸の情報発信や神戸の企業と東京の企業とのマッチングを実施します。・東京圏から神戸市内へ移住し、中小企業へ就職または起業した人に対して、移住支援金として最大100万円を支給します。

●革新的な起業・創業支援、成長産業の集積・シリコンバレーに拠点を開設し、米国ＩＴ／スタートアップ企業の誘致や国内スタートアップの米国進出支援を実施します。

新長田合同庁舎（イメージ）

Kobe Lab

− 10 −

●神戸医療産業都市の推進 ・本庶理事長のノーベル生理学・医学賞受賞を契機とし、革新的医療技術の早期社会実装をめざした、橋渡し研究機能を強化するとともに、「次世代医療開発センター（仮称）」の整備及び研究開発の推進に向けた検討を進めます。

●六甲山・摩耶山の活性化 ・摩耶山上の再整備や六甲山牧場と親和性の高い機能整備に向けた検討を行います。また、六甲山牧場において、神戸ビーフの素となる但馬牛の飼養施設を整備し、魅力向上を図ります。

５　陸・海・空の拠点を創る

●陸・海・空の広域交通結節機能の強化・高規格コンテナターミナルを整備し、ハーバーハイウェイ（港湾幹線道路）のＥＴＣ整備を検討します。 　・大阪湾岸道路西伸部（六甲アイランド北～駒栄）や神戸西バイパス等の整備促進を図ります。

●都心三宮・ウォーターフロントの再整備・三宮駅周辺エリアにおいて、新たなバスターミナルⅠ期事業計画の策定支援やⅠ期計画の内容を踏まえたⅡ期事業の検討を行います。・新港第２突堤及び周辺での再開発の事業化に取り組み、海洋博物館・ポートタワーのリニューアルと中突堤中央ビル（南館）再整備等の事業化に取り組むなど、ウォーターフロント地区の魅力向上を図ります。

６　市政改革を進める

●現場対応力の強化による市民サービスの向上・北神支所を北神区役所へ格上げし、他の区役所と同様の市民サービスを提供します。（2019年4月）・区役所総合窓口を新たに、北神区役所（2019年5月）、須磨区役所・北須磨支所（2019年7月）、兵庫区役所（2019年8月）に開設します。　　　　●ＩＣＴを活用した業務革新・ＰＣやスマートフォンで、郵送申請書、窓口申請書の作成が可能になる「申請書作成支援システム」を一部の区で試行導入します。

新たなバスターミナルを含む再整備ビル（イメージ）

− 11 −

借金はいくらあるの？

◆ 市債残高の削減

◆ 市債残高の推移（全会計）

震災からの復旧・復興のため、多額の市債を発行し、一時は大変危機的な財政状況になりましたが、絶え間のない行財政改革に取り組み、市債残高の削減に努めてきました。

5年度 9年度 14年度 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度

（億円）

29年度 30年度（見込）

令和元年度（見込）

なぜ借金をするの？　道路や公園、学校などの公共施設を整備するためには多額の費用がかかります。その費用を今あるお金で一度にまかなうと、今、住んでいる市民の方だけが大きな負担を行うことになります。そのため、住宅ローンと同じように市債という長期の借金を活用し、毎年返済することにより、将来にわたって公共施設を利用するみなさんにも公平に負担をしてもらっています。

一口メモ

17,775

28,931

32,373

23,503 22,609 22,214

21,871 21,52820,576 19,989 19,757 20,242 20,051

◆ 市民１人あたりの借金（一般会計：平成29年度決算）（万円）

平均 76.1万円

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

35,000

5

25

45

65

85

105

125

35.035.0 35.235.2 37.437.445.845.8

56.356.3 57.457.464.364.3 65.765.7 67.767.7 70.570.5 71.071.0 71.071.0

78.378.3 80.280.2 83.583.589.289.2 91.691.6

103.2103.2

114.8114.8123.2123.2

震災関連8.1

震災関連以外62.9

市民１人あたりの借金は、20政令市の中では中位程度の水準となっています。震災関連を除けば、低い方から７番目の水準です。

北九州

大阪

京都

福岡

広島

千葉

仙台

新潟

名古屋

川崎

神戸

横浜

静岡

札幌

熊本

堺岡山

相模原

さいたま

浜松

− 12 −

社会保障関係経費が増え続ける見通しです！

超高齢社会の進展などによって、社会保障関係経費（扶助費）や医療保険・介護保険の税負担は、年々増加しています。

◆ 医療保険・介護保険の税負担（一般会計繰出金）

　ジェネリック医薬品は、先発医薬品と主成分が同一であると認められた医薬品で、開発費が少なくすむ分、新薬よりも安価です。ジェネリック医薬品を使用すれば、薬代の自己負担が軽減され、医療費の抑制がはかられます。

◆ 社会保障関係経費（扶助費）の推移

■国民健康保険　　■後期高齢者医療　　■介護保険

■生活保護　　■児童・教育　　■障害者　　■老人　　■その他（衛生など）

ジェネリック医薬品（後発医薬品）について一口メモ

2019（見込）

2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016

2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016

2017 2018（見込）

2025（見込）

2017 2019（見込）

2025（見込）

（年度）

（年度）

0

200

400

600

800

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

776 809 826 821 835 827 819 816 800 793

792

540

744

513

682 719

477450

661

422

588

387

575

362

585

341

615

314

598

29631 181,719

1,784 1,797 1,802 1,8531,951 1,991

2,0532,118

2,187 2,259

0

100

200

300

400

500

600

700

432

145

140

147

438

135

150

153

448

132

157

159

479

157

157

165

174

154

502

174

173

178

537

186

542

162

189

191

546580

680

158 147

211

222

2018（見込）

551

147

205

199

193

195

（億円）

（億円）

28 18 27 18 27 17 27 16 26 15 25 15 24 17 24 37 24 38

− 13 −

お金のやりくりに努めています！（行財政改革）

令和元年度の行財政改革のポイント◆民間活力の導入等による事業効率の向上や、事務事業の見直しにより、　歳出の適正化と歳入の確保を図ります

◆まちの安定した成長にむけ重点施策へ人員と財源を配分し、　好循環の実現を目指します

「神戸2020ビジョン」の推進

行政サービスの質（クオリティ）の向上

「神戸市行財政改革2020」の実行

組織・事務事業の最適化等による人的資源・財源の再配分

組織力の強化と職員の資質・スキルの向上

まちの安定した成長による　　税源の涵養など

好循環の

実現！

神戸市では「神戸市行財政改革 2020　～プラス思考で好循環の実現を～　」（計画期間：平成 28 ～令和 2 年度）に基づき、職員が知恵を出し合い、工夫しながら効果的・効率的にお金を使うように取り組んでいます。

○民間活力の導入や公民連携の推進複雑化・多様化する市民ニーズに対応し、市民サービスの向上や事業効率の向上、地域経済の活性化を図るために、施設の整備や管理運営、情報発信などの分野に、民間の知恵やアイデア、資金や技術を取り入れ、行政と民間事業者が協働で公共サービスの提供等を行っていきます。

○事務事業の見直し事務事業について、時代適合性、補完性、効率性、有効性などの観点から、事業手法や体制等の見直しを進めます。

○神戸2020ビジョン推進のための組織改正限られた人材を有効かつ効率的に活用するため、予算の主要施策に掲げる６つの柱に沿って、新たな事業や戦略的に強化すべき部門等に人員を重点的に配置します。

○業務改革の推進効率的な行政運営と市民サービスの向上に向け、全市の業務を抜本的に見直し、業務の省力化・生産性向上の観点から、最適な体制や事務執行プロセスの構築など、業務改革を進めます。

− 13 −

お金のやりくりに努めています！（行財政改革）

令和元年度の行財政改革のポイント◆民間活力の導入等による事業効率の向上や、事務事業の見直しにより、　歳出の適正化と歳入の確保を図ります

◆まちの安定した成長にむけ重点施策へ人員と財源を配分し、　好循環の実現を目指します

「神戸2020ビジョン」の推進

行政サービスの質（クオリティ）の向上

「神戸市行財政改革2020」の実行

組織・事務事業の最適化等による人的資源・財源の再配分

組織力の強化と職員の資質・スキルの向上

まちの安定した成長による　　税源の涵養など

好循環の

実現！

神戸市では「神戸市行財政改革 2020　～プラス思考で好循環の実現を～　」（計画期間：平成 28 ～令和 2 年度）に基づき、職員が知恵を出し合い、工夫しながら効果的・効率的にお金を使うように取り組んでいます。

○民間活力の導入や公民連携の推進複雑化・多様化する市民ニーズに対応し、市民サービスの向上や事業効率の向上、地域経済の活性化を図るために、施設の整備や管理運営、情報発信などの分野に、民間の知恵やアイデア、資金や技術を取り入れ、行政と民間事業者が協働で公共サービスの提供等を行っていきます。

○事務事業の見直し事務事業について、時代適合性、補完性、効率性、有効性などの観点から、事業手法や体制等の見直しを進めます。

○神戸2020ビジョン推進のための組織改正限られた人材を有効かつ効率的に活用するため、予算の主要施策に掲げる６つの柱に沿って、新たな事業や戦略的に強化すべき部門等に人員を重点的に配置します。

○業務改革の推進効率的な行政運営と市民サービスの向上に向け、全市の業務を抜本的に見直し、業務の省力化・生産性向上の観点から、最適な体制や事務執行プロセスの構築など、業務改革を進めます。

− 14 −

●収益金はどんなところで役立っているの？

●宝くじがネットでも買えるように！

宝くじ　　～宝くじの収益金はまちづくりに役立てられています～

情報ＢＯＸ

道路や公園整備のほか、子育て支援やルミナリエ、ラグビーワールドカップ 2019 など、さまざまな事業に役立てられています。

神戸市内で販売された宝くじの売上げの一部は、収益金として神戸市の収入になります。

ふるさと納税　　～ふるさとKOBE寄附金～

●ふるさと納税とはどういう制度なの？　ふるさと納税とは、自分の選んだ自治体に寄附（ふるさと納税）を行った場合に、寄附額のうち 2,000 円を越える部分について、所得税と市県民税から原則として全額が控除される制度です。（税額控除については、上限があります。）

●ふるさと納税は何に使われているの？　みなさまからのふるさと納税は、神戸市のさまざまな事業に活用しています。　ふるさと納税の使い道としてお選びいただける事業には、神戸国際フルートコンクールや神戸マラソン開催応援プロジェクトなどがあります。　詳しくは、神戸市ふるさと納税特設サイトをご覧ください。　https://furusato-kobe.city.kobe.lg.jp/

　PC・スマートフォンからいつでもどこでも購入することができ、抽せん結果の確認から当せん金のお受け取りまで、すべてインターネット上で完結することができます。

宝くじは、神戸市内で買ってね！

令和元年5月発行　神戸市広報印刷物登録　令和元年度　第20号 （広報印刷物規格A-6類）

発　行

このパンフレットについて、ご意見をお待ちしています。電　話：078-322-5134・5141（直通）ＦＡＸ：078-322-6025E-MAIL：zaisei@office.city.kobe.lg.jp

神戸市　行財政局 財政部 財務課

令和元年度予算

こうべの家計簿2019 Kobe’s account book

令和元年度のお金の使い道（予算）をわかりやすく解説します

神戸市の財政状況は、神戸市のホームページ　　⇒「ＩＲ・財政情報」からもご覧いただけます。

http://www.city.kobe.lg.jp/

Contents市長あいさつお財布のしくみはどうなっているの？お財布の中身を見てみよう！家計簿に置き換えてみよう！他のお財布を見てみよう！

0102030506

今年度の主な取り組みを紹介します借金はいくらあるの？社会保障関係経費が増え続ける見通しです！お金のやりくりに努めています！情報ＢＯＸ（宝くじ・ふるさと納税）

0711121314