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令和元年度第2回 さいたま市地域包括支援センター 運営協議会資料 事前送付資料 令和2年1月23日(木)

令和元年度第2回 さいたま市地域包括支援センター …...令和元年度第2回 さいたま市地域包括支援センター 運営協議会資料 事前送付資料

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  • 令和元年度第2回

    さいたま市地域包括支援センター

    運営協議会資料

    事前送付資料

    令和2年1月23日(木)

  • 目 次 -

    さ い た ま 市 地 域 包 括 支 援 セ ン タ ー 運 営 協 議 会 設 置 要 綱 ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1

    さ い た ま 市 地 域 包 括 支 援 セ ン タ ー 運 営 協 議 会 及 び さ い た ま 市 区 地 域 包 括 支

    援 セ ン タ ー 連 絡 会 会 議 運 営 要 領 ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4

    さ い た ま 市 地 域 包 括 支 援 セ ン タ ー 運 営 協 議 会 委 員 名 簿 ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6

    【 議 題 ( 1 )】

    介 護 予 防 給 付 等 の ケ ア マ ネ ジ メ ン ト に 係 る 委 託 居 宅 介 護 支 援 事 業 所 の 承 認

    に つ い て ・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 8

    【 議 題 ( 2 )】

    令 和 元 年 度 第 2 回 さ い た ま 市 区 地 域 包 括 支 援 セ ン タ ー 連 絡 会 に つ い て

    ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 1

    【 議 題 ( 3 )】

    令 和 2 年 度 さ い た ま 市 地 域 包 括 支 援 セ ン タ ー 運 営 方 針 ( 案 ) 等 に つ い て

    ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5 3

    【 報 告 ( 1 )】

    令 和 元 年 度 上 半 期 さ い た ま 市 地 域 包 括 支 援 セ ン タ ー 運 営 状 況 に つ い て

    ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6 0

    令 和 元 年 度 上 半 期 さ い た ま 市 地 域 包 括 支 援 セ ン タ ー 介 護 者 サ ロ ン 実 施 一 覧

    に つ い て ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 7 0

    【 報 告 ( 2 )】

    令 和 元 年 度 さ い た ま 市 地 域 包 括 支 援 セ ン タ ー に お け る 介 護 予 防 支 援 業 務 の

    公 正 ・ 中 立 性 の 評 価 に つ い て ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 7 7

  • さ いたま市地域包括支援セン タ ー運営協議会設置要綱

    ( 設置)

    第1 条 さ いたま市内の地域包括支援セン タ ーの中立公正な事業運営を

    確保するため、さ いたま市地域包括支援センタ ー運営協議会( 以下「 運

    営協議会」 と いう 。) を 設置する 。

    ( 委員)

    第2 条 運営協議会は、 保健・ 医療・ 福祉関係者によっ て構成さ れ次の

    各項に掲げる者の中から 選出する 。

    2 運営協議会の委員は2 5 人以内と し 、 介護保険サービ スの事業者、

    医師及び職能団体の関係者、 利用者・ 被保険者、 介護保険以外の地域

    資源や地域における権利擁護・ 相談事業を担う 関係者、 学識経験者及

    びセン タ ーの中立性・ 公正性を確保する観点から 必要と 認めら れる者

    によ っ て構成する 。

    3 運営協議会の委員は市長が委嘱する 。 委員の任期は3 年と し 、 再任

    を 妨げない。 ただし 、 委員が欠けた場合における後任者の任期は、 前

    任者の残任期間と する 。

    4 前項の規定にかかわら ず本要綱施行後の最初の委員の任期は、 委嘱

    の日から 平成2 1 年3 月3 1 日までと する 。

    ( 会長及び副会長)

    第3 条 運営協議会に、 会長及び副会長を置き 、 委員の互選によ り 選出

    する 。

    2 会長は、 会議を総括し 、 運営協議会を代表する 。

    3 副会長は、 会長を補佐し 、 会長に事故あると き又は会長が欠けたと

    き は、 その職務を代理する 。

    ( 会議)

    第4 条 運営協議会の会議は、 必要に応じ て会長が招集し 、 その議長と

    なる 。 ただし 、 会長が選出さ れていないと き は、 市長が会議を招集す

    る 。

    2 会長は、 必要がある と 認める と きは、 運営協議会に関係者の出席を

    求め、 説明又は意見を聴く こ と ができ る 。

    3 会議は公開と する 。 ただし 、 必要がある と 認める と きは、 委員の過

    半数の同意により 会議を非公開と する こ と ができ る 。

    1

  • ( 協議事項)

    第5 条 運営協議会は、 地域包括支援セン タ ーに関する次に掲げる事項

    を 協議する 。

    ( 1) 設置( 選定・ 変更) に関する事項

    ( 2) 運営・ 評価に関する事項

    ( 3) 職員の確保に関する事項

    ( 4) さ いたま市区地域包括支援センタ ー連絡会に関する事項

    ( 5) その他地域ケア及び市全域において調整を必要と する事項

    ( 謝金の額)

    第6 条 委員が会議等に出席し たと き は、 謝金と し て1 日につき 、 別表

    に定める額を支給する 。

    ( 事務局)

    第7 条 運営協議会の事務局は、 保健福祉局長寿応援部内運営協議会担

    当所管課に置く 。

    ( 区連絡会)

    第8 条 各区にさ いたま市区地域包括支援セン タ ー連絡会( 以下「 区連

    絡会」 と いう 。) を 置く 。

    2 区連絡会の運営に関する事項は、 さ いたま市区地域包括支援セン タ

    ー連絡会運営要領( 平成1 8 年保福介事要領第1 号) において定める 。

    ( 委任)

    第9 条 こ の要綱に定めるも ののほか、 運営協議会の運営に関し 必要な

    事項は、 会長が別に定める 。

    附 則

    こ の要綱は、 平成1 8 年4 月1 日から 施行する 。

    附 則

    こ の要綱は、 平成2 5 年6 月1 日から 施行し 、 平成2 4 年4 月1 日か

    ら 適用する 。

    附 則

    こ の要綱は、 平成2 6 年4 月1 日から 施行する 。

    附 則

    こ の要綱は、 平成2 9 年1 1 月1 日から 施行する 。

    2

  • 別表( 第6 条関係)

    区 分 支 給 額

    会 長 8 , 8 0 0 円

    会長以外の委員 8 , 2 0 0 円

    3

  • さいたま市地域包括支援センター運営協議会及びさいたま市区地域包括

    支援センター連絡会会議運営要領

    平成 18 年4月1日保福介事要領第2号

    (趣旨)

    第1条 この要領は、さいたま市地域包括支援センター運営協議会及びさいたま

    市区地域包括支援センター連絡会(以下「協議会及び連絡会」という。)の会

    議の運営に関して必要な事項を定めるものとする。

    (会議録)

    第2条 会議の会議録を作成しなければならない。

    (会議の公開)

    第3条 会議は公開とする。ただし、必要があると認めるときは、協議会及び連

    絡会委員の過半数の同意により会議を非公開とすることができる。

    (傍聴の許可)

    第4条 会議を傍聴しようとするものは、開会前までに、自己の住所、氏名その

    他会長及び委員長が必要と認める事項を告げて、会長及び委員長の許可を受け

    なければならない。

    2 傍聴人の人数は、傍聴席の状況により、会長及び委員長が定める。

    3 傍聴席の許可は、先着順に行うものとする。

    (傍聴できない者)

    第5条 次の各号のいずれかに該当する者は、傍聴することができない。

    (1)酒気を帯びていると認められる者

    (2)会議の妨害となると認められる器物を携帯している者

    (3)前各号に掲げるもののほか、会長及び委員長が傍聴を不適当と認める者

    (禁止行為)

    第6条 傍聴人は、次に掲げる行為をしてはならない。

    (1)みだりに傍聴席を離れること。

    (2)私語、談話又は拍手等をすること。

    (3)議事に批評を加え、又は賛否を表明すること。

    (4)飲食又は喫煙すること。

    (5)許可なく録音機、写真機、撮影機その他これらに類するものを持ち込み、

    使用すること。

    (6)前各号に掲げるもののほか、会議の妨害となるような挙動をすること。

    (退場)

    第7条 傍聴人は、会長及び委員長が傍聴を禁じたとき又は傍聴人の退場を命じ

    たときは、速やかに退場しなければならない。

    4

  • (指示)

    第8条 この要領に定めるもののほか、傍聴人は、会長及び委員長の指示に従わ

    なければならない。

    附 則

    この要領は、平成18年4月1日から施行する。

    5

  • 令和元年6月1日から

    役職 委員氏名 フリガナ 所属団体等 役職等

    会長 藤谷 克己 フジタニ カツミ 文京学院大学大学院保健医療研究科 教授

    副会長 保坂 由枝 ホサカ ヨシエ さいたま市介護支援専門員協会研修・ネットワーク委員会

    副委員長

    天野 政則 アマノ マサノリ さいたま市民生委員児童委員協議会 理事

    新井 茂 アライ シゲル 公募委員

    伊藤 美佐子 イトウ ミサコ 埼玉県看護協会

    大熊 克信 オオクマ カツノブ 埼玉県理学療法士会 地域包括ケア推進部員

    岡 邦雄 オカ クニオ さいたま市薬剤師会 常務理事

    岡村 信子 オカムラ ノブコ 認定NPO法人ケア・ハンズ 理事

    小椋 恭子 オグラ キョウコ さいたま市社会福祉協議会 第1層地域支え合い推進員

    新藤 享弘 シンドウ タカヒロ さいたま市老人クラブ連合会 副会長

    杉田 裕司 スギタ ヒロシ さいたま市老人福祉施設協議会

    髙柳 敏代 タカヤナギ トシヨ 公募委員

    田中 悠美子 タナカ ユミコ 立教大学コミュニティ福祉学部福祉学科 助教

    月岡 朗 ツキオカ アキラ 埼玉弁護士会

    角田 丈治 ツノダ ジョウジ さいたま市歯科医師会

    長塩 礼子 ナガシオ レイコ 埼玉県社会福祉士会

    野﨑 直子 ノザキ ナオコ さいたま市社会福祉協議会 地域福祉課長

    伴 茂之 バン シゲユキ さいたま市4医師会連絡協議会(浦和医師会)浦和医師会理事

    藤高 祥子 フジタカ ショウコ 認知症の人と家族の会 世話人

    三次 宣夫 ミツギ ノブオ さいたま市自治会連合会 副会長

    山本 光彦 ヤマモト ミツヒコ 埼玉県柔道整復師会個別機能訓練・認知症対策委員会委員長

    ※敬称略

    さいたま市地域包括支援センター運営協議会委員名簿

    6

  • 空白のページ

    7

  • 介護予防給付等のケアマネジメントに係る

    委託居宅介護支援事業所の承認について

    8

  • 介護予防給付のケアマネジメントに係る委託居宅介護支援事業所の承認について

    介護予防支援業務(介護予防ケアプラン作成等)について、さいたま市の指定を受けた居宅介

    護支援事業所のうち、「介護予防支援従事者研修」を受講した介護支援専門員が所属する事業所

    を地域包括支援センター(指定介護予防支援事業所)が委託できる事業所としてよいか、承認を

    求めるものです。

    【提案理由】

    介護予防支援業務については、地域包括支援センターが「介護予防支援事業所」として、本市

    の指定を受けて実施しているところですが、地域包括支援センターが自ら実施できない場合は、

    介護保険法上、その一部を指定居宅介護支援事業所へ委託できることになっています。

    介護予防支援業務の一部を委託する際には、公正中立性を確保するため、地域包括支援センタ

    ー運営協議会の承認を得なければならないことから、今年度新たに「介護予防支援従事者研修」を

    受講した介護支援専門員が所属する10箇所の指定居宅介護支援事業所を、委託可能な事業所と

    してよいか、追加承認を求めるものです。

    ※ 未受講事業所は、地域包括支援センターから介護予防支援業務を委託できる指定居宅介護支

    援事業所になることはできない。

    ※ 委託承認事業所においても、平成 18 年 4 月以降に指定居宅介護支援事業者が介護保険法に

    基づく「業務改善命令等」を受けた場合には、公正・中立性に問題があると判断されるため、

    地域包括支援センター運営協議会の審議を経て、取り消しすることができることとする。

    【参考】

    ○ 介護保険法第八十三条の二(勧告、命令等)

    市町村長は、指定居宅介護支援事業者が、次の各号に掲げる場合に該当すると認めるときは、当該指定居宅

    介護支援事業者に対し、期限を定めて、それぞれ当該各号に定める措置をとるべきことを勧告することができ

    る。

    一 当該指定に係る事業所の介護支援専門員の人員について第八十一条第一項の厚生労働省令で定める員数

    を満たしていない場合 当該厚生労働省令で定める員数を満たすこと。

    二 第八十一条第二項に規定する指定居宅介護支援の事業の運営に関する基準に従って適正な指定居宅介護

    支援の事業の運営をしていない場合 当該指定居宅介護支援の事業の運営に関する基準に従って適正な指

    定居宅介護支援の事業運営をすること。

    9

  • ○ 介護保険法第八十三条の二第三項

    市町村長は、第一項の規定による勧告を受けた指定居宅介護支援事業者が、正当な理由がなくてその勧告に

    係る措置をとらなかったときは、当該指定居宅介護支援事業者に対し、期限を定めて、その勧告に係る措置を

    とるべきことを命ずることができる。

    追加承認予定事業所一覧

    番号 区 事業所番号 事業所名 事業所住所

    1 西区 1176517553 居宅介護支援事業所 指扇北さいたま市西区指扇領別所380

    -2 いしいビル2階B

    2 見沼区 1176516506 ケアサポートサロンみぬま居宅介護支

    援事業所

    さいたま市見沼区御蔵499-

    3 桜区 1176517090 居宅介護支援事業所 ケアフルさいたま市桜区五関463番地

    4 桜区 1176517991 オーディナリーケア居宅介護支援事業

    さいたま市桜区田島3-18-3DIVINE 西浦和4-C

    5 南区 1176517389 居宅介護支援事業所あおぞら中央さいたま市南区円正寺518番

    地5

    6 南区 1176517678 医心館居宅介護支援事業所武蔵浦和さいたま市南区別所2丁目24

    番3号

    7 南区 1176517587 ことぶきケアプランセンターさいたま市南区白幡3丁目2番

    7号 オリオンビル202

    8 緑区 1176517496 なごやかケアプラン東浦和さいたま市緑区東浦和4丁目2

    6番地9

    9 岩槻区 1176516738 SOMPO ケアさいたま岩槻 居宅介護支援

    さいたま市岩槻区本町2-12

    -11

    10 岩槻区 1176517868 コスモ訪問看護ステーション岩槻さいたま市岩槻区西原6番33

    10

  • 令和元年度第2回

    さいたま市区地域包括支援センター連絡会

    について

    11

  • 令和元年度 第2回 西区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    開催日時 令和元年11月29日(金) 13:30 ~ 14:30

    開催場所 西区役所 2階 大会議室

    出席者

    (敬称

    略)

    委員(全13名):出席12名

    西区自治会連合会治会 木下 國臣 <副委員長>

    西区民生委員・児童委員協議会

    兼 西区南部圏域地域支援会議久保木 央

    大宮医師会 湯澤 俊<委員長>

    大宮歯科医師会 湯澤 眞

    西区老人クラブ連合会 清宮 健夫

    地区社会福祉協議会 岡田 悟

    さいたま市老人福祉施設協議会 吉眞 功人(欠席)

    西区北部圏域地域支援会議 茂木 敬子

    さいたま市介護支援専門員協会 宮本 好彦

    指扇公民館 森田 隆之

    西区北部圏域地域包括支援センター三恵苑 最上 尚人

    西区南部圏域地域包括支援センターくるみ 長谷川 道子

    認知症の人と家族の会埼玉県支部 牛丸 尚剛

    その他:出席3名

    西区北部地域包括支援センター地域支え合い推進員 石塚 利夫

    西区南部地域包括支援センター地域支え合い推進員 森谷 千賀子

    さいたま市社会福祉協議会西区事務所 神原 丘幸

    包括・在支総合支援センター 服部 史絵

    事務局

    5名

    健康福祉部 部長 中村 満良

    高齢介護課 課長 守屋 孝

    高齢福祉係主査 松本 敏

    介護保険係係長 中村 貴司

    介護保険係主事 初田 琴美

    次第

    1 令和元年度上半期地域包括支援センターの事業実績について

    2 地域支え合い推進員の活動報告について

    3 地域課題について

    4 介護予防業務の公正・中立の評価について

    5 その他

    6 報告事項

    12

  • 令和元年度 第2回 西区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    要旨

    1 令和元年度上半期地域包括支援センターの事業実績について

    〇両包括より、上半期における事業実績、権利擁護実績、サロン実施状況、地域支

    援個別会議実施状況等について報告。

    三恵苑:地域支援個別会議は自立支援個別会議を今年度から開催したので、増加。

    くるみ:地域支援個別会議は三恵苑同様、自立支援個別会議を今年度から開催した

    ので、増加。

    地域活動の件数は、支え合い推進員の活動により自主化に移っている。

    〇意見等

    ・成年後見制度と消費者被害の数は、報告はあったが対応したものがない場合は0

    件にしているが、この地域で何が起きているかの課題を浮き彫りにするためには、

    実績として中身を運営協議会等上にあげていく必要があると思う。

    ・南部圏域の消費者被害について、事例のチラシを定例会で各委員に配って徹底し

    ている。消費者被害防止効果があるのかなと思い、感謝している。詐欺防止電話

    は包括からも積極的にケアマネに情報を流して対策をたててほしい。

    2 地域支え合い推進員の活動報告について

    〇両包括の地域支え合い推進員より、上半期における活動について報告。

    三恵苑:サロンの開設、支援について。いきいき百歳体操自主グループの支援につ

    いて。

    くるみ:まちづくりフォーラムへの参加。いきいき百歳体操自主グループが、自治

    会の見守りネットワークに組み込まれているグループがあり、見守りの拠

    点になっている。

    〇意見等

    ・どちらも活動的、活発的に活動し、参加者も増えている。場所は包括三恵苑がや

    っているように色々と借りられる馴染みのある場所はいいと思う。包括くるみが

    作っているように、数字が書いてあるとわかりやすいので参考にして地域で活発

    に活動してほしい。

    3 地域課題について

    〇両包括より、地域における特徴、問題点について報告。

    三恵苑:

    ・既存のサロンについて、後継者や協力者がおらず活動を休止するところがでてき

    た。後継者、協力者の育成、ボランティアとのマッチングが課題。

    13

  • 令和元年度 第2回 西区地域包括支援センター連絡会

    報告書 ・認知症の相談件数が増えていることにともなって、地域に対して何かしらの対応

    が必要。

    ・台風で避難した際に、避難所に手すりや洋式のトイレがなく困った、という声が

    あった。市で検討をお願いしたい。

    くるみ:

    ・南部圏域の高齢化率は31%と高く、加茂川団地やプラザ地区においては40%

    となっている。一人暮らし、老老世帯、認知症の方が増加し、民生委員を中心に

    見守りをしていたが、地域の話し合いを通して自治会の協力も徐々に得られるよ

    うになってきた。地区社協も見守り活動を推進し、地域福祉研修を行うことで、

    見守りに対する住民の意識も少しずつ高くなってきている。

    ・プラザ地区と飯田地区については住民同士の助け合い組織ができているが、その

    他の地域では組織的にはなかなか進んでいない状況。プライバシーの問題や事故

    が発生したときの責任問題で組織をつくるのが困難。実際に活動している担い手

    の高齢化もあり、後継者不足の問題もある。要支援認定ではヘルパーのサービス

    利用を受け付けない事業所も増えてきているので、今後の生活支援を誰が担って

    いくのか課題。

    ・運転免許を返納したあとの外出について、コミュニティバスは1時間に1本、土

    日の運行がないので不便である。買い物や通院に使用できるバスがほしいと要望

    がでている。

    ・台風19号で避難した方が多く、あらためて災害時の支援をどうするか自治会で

    考えている。

    ・権利擁護に関するものが年々増加傾向にある。経済的な困難を伴っている方、身

    寄りやキーパーソンが居ない方など、生活保護や身元保証、成年後見制度につな

    げるケースが増えている。

    〇意見等

    ・サロンの参加者が少なくなったのは、啓発活動をしなくてはならない。

    ・地域見守りについて、誰かが定期的に調査しないと誰がどこに住んでいるのか、

    なかなか個人情報もあって把握は難しい。命にかかわる場合は、個人情報よりも

    命が優先になるのでそれに縛られずに話し合いを。近年は個人主義になっている

    ので外に出ていかないような姿勢が多く非常に難しいので検討課題で考えてもら

    えればと思う。各地域でいい方法があればいいが。サロンに来てもらって広めて

    もらうというのも一つ手ではないか。

    ・コミュニティバスは地域包括では難しいが、田舎だと病院までというのは結構あ

    る。高齢者同士で1人50円で助け合おうとしたが、けがなどの心配から遠慮し

    て利用者がいない。デイサービスにスーパーを改築した人を知っているが、需要

    があるようだ。各地域に特徴があるので地域包括でアプローチできたらしてみて

    ほしい。

    14

  • 令和元年度 第2回 西区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    4 介護予防業務の公正・中立の評価について

    〇事務局より、包括が作成するケアプランに特定の事業所にサービス提供が偏って

    いないか報告。

    事務局:

    両包括とも、介護予防訪問介護、介護予防通所介護ともに占有率が50%以下な

    ので課題なし。

    ・サービスの内容によって、提供できる事業所が限られるので、公平にやろうと思

    っても難しいところがある。将来的にはプランは包括が継続するのか、居宅介護

    支援事業所行うのか、費用の面も含めて課題となるかもしれない。

    5 その他

    ・湯澤委員長作成のビデオを見て人生会議の講義をやるよう話がでている。埼玉県

    で1月までに地域包括に配るが、私の人生ノートみたいなものを作ったので、み

    なさんで集まった時に見ながら話し合ってもらって作りあげてほしい。フレイル、

    プレフレイルの方は町で支えられているが、おむつ替えや薬の服用は地域では無

    理。今後誰が引き受けるのか。介護福祉の職の方の公務員化を検討したほうがい

    いのではないか。認知症サポーター養成講座を中学校で取り入れるかもしれない。

    ・交番の人が家を尋ね、防犯だけではなく、色々な情報をもっていたが、それとコ

    ラボできるといいのだが、近年は個人情報保護法がはじまってからやっていない。

    ベテランの民生委員はそれに近いことは把握していると思うが。警察官はわから

    ない。警察官も詐欺師と間違えられてしまうのでなかなか難しいこともある。ケ

    ーススタディをやっていくと、発表会のときに1ケースくらい個人情報を隠して

    やっていくと新しい情報をキャッチできるのではないか。

    ・学校の保健も色々な項目が増えてきている。癌対策委員会でも、子どもたちに癌

    の教育をした方がいいだろうという話になった。なるべく子どもたちの小さいう

    ちから問題にふれた方がいいだろうと提案し、埼玉県は早く取り入れようという

    ことになった。

    ・百歳体操について、今後地域の指導者をどう育てていくのかが課題。指導者がい

    なくてもテキストを見ながら活動できるようにしては。

    6 報告事項 令和元年度第1回さいたま市地域包括支援センター運営協議会につ

    いて

    事務局から説明

    15

  • 令和元年度 第2回 北区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    開催日時 令和元年11月28日(木)10:00~11:15

    開催場所 北区役所2階B会議室

    出席者

    (敬称

    略)

    委員(全13名):出席11名

    さいたま市北区老人クラブ 内堀 寛

    さいたま市歯科医師会 大木 忠明

    さいたま市シルバー人材センター 佐藤 まゆみ

    さいたま市北区宮原地区社会福祉協議会 嶋村 茂

    さいたま市北区民生委員児童委員協議会 野村 洋治

    認知症の人と家族の会埼玉県支部 藤高 祥子

    さいたま市介護支援専門員協会 船田 幸隆

    大宮医師会 松本 雅彦 <委員長>

    北区北部圏域地域包括支援センター緑水苑 荒瀬 裕一

    北区東部圏域地域包括支援センター諏訪の苑 永松 幸子

    北区西部圏域地域包括支援センターゆめの園 藤川 裕史

    その他:出席3名

    北区北部圏域地域支え合い推進員 佐々木 るい子

    北区東部圏域地域支え合い推進員 駒崎 恵美子

    北区西部圏域地域支え合い推進員 渡邉 真一

    事務局

    6名

    健康福祉部 部長 金子 勉

    高齢介護課 課長 横田 陽子

    高齢福祉係 係長 大和地 潤

    介護保険係 係長 山口 正人、 主任 中杉 晃子

    包括・在支総合支援センター 中島 里奈

    次第

    1 令和元年度第1回さいたま市地域包括支援センター運営協議会の報告について

    2 令和元年度上半期活動状況報告について

    3 権利擁護事業実績について

    4 令和元年度年間重点目標の上半期取組状況について

    5 介護予防のための地域支援個別会議について

    16

  • 令和元年度 第2回 北区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    要旨

    1 令和元年度第1回さいたま市地域包括支援センター運営協議会の報告について

    令和元年度第1回地域包括支援センター運営協議会で出された主な意見について

    事務局から説明し、以下の意見等が出された。

    地域包括支援センターの認知度は、特に若年層で低く、年配者も含めた更なる周

    知が必要。

    北区圏域の各包括は定員等に問題ないか。(→問題なし。)

    2 令和元年度上半期活動状況報告について

    過去5年度分の月報データの件数推移についてグラフに基づいて説明。特段の意

    見等はなし。

    3 権利擁護事業実績について

    各地域包括支援センターから権利擁護事業実績の件数及び事例について報告があ

    り、以下の意見等が出された。

    地域包括支援センターが困難事例に対処する際は、認知症初期集中支援チームや

    地域支援個別会議を活用したり、看取りが想定される方について入所施設と調整

    してACPを策定・活用したり、外部機関と連携しながらチームで対応している。

    このような経験は職員のレベルアップに繋がるため、積極的にかかわるようにし

    ている。

    前の議題での地域包括支援センターの活動状況や権利擁護困難事例での活動状況

    を聞くと、長期的に関与が必要な案件もあり地域包括支援センターの業務量が増

    えている。しかし、積極的に活動しても市からの金銭的なサポートは増えないと

    のこと。今後高齢者が増えていくことも踏まえ、地域包括支援センターの活動に

    対する金銭的なサポートを市として検討すべきではないか。

    17

  • 令和元年度 第2回 北区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    4 令和元年度年間重点目標の上半期取組状況について

    各地域包括支援センターが取組状況を報告し、委員から意見等が出された。

    (1)北部圏域緑水苑

    【高齢者の活躍できる場】

    オレンジカフェを週2回開催しボランティアは毎回40名程度参加。

    ミニマナー講座を開催したり、「マイスター」と呼んだりするなどボランティ

    ア育成に取り組んでいる。

    【ケアマネサロンの定例化】

    (前回会議で「支援拒否」の家族への対応を地域課題として挙げたことを聞か

    れ)ケアマネを対象に、家族(特に障害を有すると疑われる家族)の方への対

    処について勉強会を開催。今後も開催していく予定。

    (2)東部圏域諏訪の苑

    【地域活動不活発地域への取組強化】

    認知症サポーター養成講座、地域リハビリテーション活動支援事業、徘徊模擬

    訓練を地域と連携して実施。

    不活発地域では出前講座や地域リハビリテーション活動支援事業を提案して

    も断られてしまうため、地域活動に積極的なドラッグストアの交流スペース

    を活用した体力測定や認知症サポーター養成講座の取組から始めた。

    交流スペースにチラシを置いたところ「たまねっこ養成講座」に参加してくれ

    た方も出て相談できる手掛かりができた。時間をかけて輪を広げていきたい。

    地域支え合い推進員が地域のニーズを聞き取ると、歌・音楽、子ども食堂につ

    いてのニーズが多い。

    【自立支援・介護予防のためのケアマネジメント向上】

    ケアプラン委託先の担当者会議に呼ばれていなくても参加をお願いし、委託

    件数の9割の会議に参加。

    (3)西部圏域ゆめの園

    【住民主体の通いの場の立上げ】

    いきサポ修了者による自主活動立上げを支援し、平均25名程度が参加して

    いる。包括も毎回参加しサポートしている。

    【認知症の方や家族が立ち寄れる場の立上げ】

    地域の方に活動の場を提供してもらい、オレンジカフェみやびを立ち上げた。

    参加費無料で隔月開催。認知症ステップアップ講座を修了したオレンジサポ

    ーターにもボランティアで参加してもらっている。

    認知症サポーター養成講座を上半期に4回開催

    【その他】

    ゆめの園新聞を2回発行。

    在宅介護支援センターが日進1丁目の自主運動グループに毎回参加し後方支

    援しているほか、商業施設での介護相談会でも連携し92名が来場した。

    18

  • 令和元年度 第2回 北区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    5 介護予防のための地域支援個別会議について

    事務局から、今年度から始めた介護予防のための地域支援個別会議について資料

    に基づき説明し、以下のような質疑等があった。

    (会議にかけるケースの選択基準)

    各地域包括支援センターのケアマネがケースを選定している。今年度から始めた

    取組のため、各ケアマネが担当ケースの中から1事例を選ぶことで、全ケアマネ

    が会議を経験できるようにしている。

    サービスをしっかり入れているケースは除外し、「何らかの手間をかければ自立す

    るのではないか」と思われるケースを選定している。

    サービスを卒業してもらうというより「どうしたらもっと元気になってもらえる

    か」と思えるケースを選定している。

    (会議の成果は表れているか)

    まだ始めたばかりなので現時点では成果が確認できているわけではない。

    専門家から意見を聞くことがなかったので、アドバイスは刺激になる。例えば栄

    養マネジメントの観点は抜けていた部分なので生かせると思う。

    (以上)

    19

  • 令和元年度 第2回 大宮区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    開催日時 令和元年11月28日(木)15:00~16:35

    開催場所 大宮区役所4階401会議室

    出席者

    (敬称

    略)

    委員(全14名):出席14名

    大宮医師会 三谷 雅人 <委員長>

    埼玉弁護士会 池上 雅弘

    さいたま市歯科医師会 岸本 康三

    大宮区民生委員児童委員協議会 深川 和子

    大宮区老人クラブ連合会 土屋 キミヨ

    認知症の人と家族の会埼玉県支部 小林 正子

    さいたま市老人福祉施設協議会 塩原 正彦

    さいたま市介護支援専門員協会 新田 真由美 <副委員長>

    三橋地区社会福祉協議会 松本 敏雄

    さいたま市食生活改善推進員協議会 内田 敦子

    シニアライフ研究会 横田 康祐

    大宮区東部圏域地域包括支援センター白菊苑 岩田 尚子

    大宮区西部圏域地域包括支援センター春陽苑 橋本 和美

    その他:出席者4名

    大宮区地域支え合い推進員 石黒 美希

    大宮区地域支え合い推進員 中島 和枝

    大宮区東部圏域地域包括支援センター白菊苑 鈴木 義隆

    大宮区西部圏域地域包括支援センター 中村 謙志

    事務局

    7名

    健康福祉部 部長 椚 達也、高齢介護課 課長 浅見 尚志、

    高齢介護課 主幹 米谷 眞由美、高齢福祉係 係長 三川 貴之、

    介護保険係 係長 市川 建蔵、介護保険係 主事 奥村 栄美、

    包括・在支総合支援センター 主任 小野瀬 美智子

    次第

    1 令和元年度第1回さいたま市地域包括支援センター運営協議会の報告について

    2 令和元年度各地域包括支援センターの上半期事業報告について

    3 令和元年度各地域支え合い推進員の上半期活動報告について

    4 令和元年度一般介護予防事業の上半期事業報告について

    5 その他

    20

  • 令和元年度 第2回 大宮区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    要旨

    1 令和元年度第1回さいたま市地域包括支援センター運営協議会の報告につい

    【報告内容】

    令和元年度第1回さいたま市地域包括支援センター運営協議会の報告につい

    て、結果概要を報告した。

    【意見等】

    特になし

    2 令和元年度上半期各地域包括支援センターの事業報告について

    【報告内容】

    令和元年度上半期における、事業実績月次報告書及び権利擁護事業実績について、

    項目ごとに、グラフや表、写真等を映写しながら報告した。

    ≪東部圏域:地域包括支援センター白菊苑≫

    ①会食会や配食は、高齢者の栄養摂取や、見守る側と見守られる側双方の支え合い

    に繋がる機会にもなっている。

    ②地域の高校において、認知症の理解を深めるための「認知症サポーター養成講

    座」を開催したり、小・中学校に出向き、同講座の開催に向けたアプローチを実

    施したりしている。

    ③地域リハビリテーション活動支援事業を活用し、地域の集いの場などにリハビリ

    専門職を派遣し、介護予防に関する理解を広めている。

    ④地域の銀行や老人会、専門学校に出向き、包括のPRや介護予防に関する講話、

    オレンジカフェの共催に向けたアプローチを実施している。

    ≪西部圏域:地域包括支援センター春陽苑≫

    ①医療と介護のネットワークを構築し、高齢者が孤立せず地域とつながりが持てる

    よう、介護保険サービス以外も視野に入れ、支援を実施している。

    ②介護者の負担軽減を図るために「介護者リフレッシュサロン」を地域の病院と共

    同で開催し、介護用品や機器、デイケア施設などを紹介し、理解を深めている。

    ③地域リハビリテーション活動支援事業を活用し、地域の集いの場などにリハビリ

    専門職を派遣し、介護予防に関する理解を広めている。

    【意見等】

    特になし

    21

  • 令和元年度 第2回 大宮区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    3 令和元年度各地域支え合い推進員の上半期活動報告について

    【報告内容】

    令和元年度上半期における活動内容について、写真等を映写しながら報告した。

    ≪東部圏域:石黒地域支え合い推進員≫

    ①地域の各種サロンや、シニアクラブの活動支援のほか、いきいき百歳体操自主グ

    ループの立ち上げ及び継続の支援、地域の担い手養成研修(たまねっこ養成講座)

    の卒業生の活動(大宮区ボランティアささえ愛)に関する支援を行った。

    ②各地域の実情に合わせて、地域支え合い連絡会(協議体)を開催(南地区)及び

    開催に向けた準備を進めた。

    ≪西部圏域:中島地域支え合い推進員≫

    ①地域の各種サロンや、シニアクラブの活動支援のほか、いきいき百歳体操自主グ

    ループの立ち上げ及び継続の支援、地域の担い手養成研修(たまねっこ養成講座)

    の卒業生の活動(大宮区ボランティアささえ愛)に関する支援を行った。

    ②各地域の実情に合わせて、地域支え合い連絡会(協議体)を開催(桜木)及び開

    催に向けた準備(大成、三橋)を進めた。

    【意見等】

    特になし

    4 令和元年度一般介護予防事業の上半期事業報告について

    【報告内容】

    令和元年度上半期における、一般介護予防事業の実施状況について報告した。

    ①ますます元気教室の実施状況について

    ②いきいきサポーター養成講座の実施状況について

    【意見等】

    特になし

    22

  • 令和元年度 第2回 大宮区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    5 その他

    【委員からの意見等】

    ①台風19号の大雨浸水被害に伴う、市の防災体制の改善について

    台風19号による大雨浸水被害によって、市は防災体制に関する課題を整理する

    とともに、改善策を検討する必要がある。との意見※があった。

    ※当該意見は、運協へ具申する趣旨ではない旨、議長より委員に確認済み。

    ②医療と介護の連携について

    大宮包括ケアネット連携推進会議について、概要の説明と取り組みによる効果に

    ついて紹介があった。

    ③地域高齢者のサロン活動・集いの場について

    民生児童委員の立場から、定期的に開催しているサロン活動について、高齢者の

    参加の状況等について紹介があった。

    ④在宅高齢者の服薬管理について

    ケアマネの立場から、在宅高齢者の服薬管理の現状について、紹介があった。

    ⑤高齢者の食事と栄養について

    食生活改善推進員の立場から、高齢者など市民を対象とした各種料理教室での状

    況について、紹介があった。

    23

  • 令和元年度 第2回 見沼区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    開催日時 令和元年11月26日(火) 14:00~16:00

    開催場所 見沼区役所 2階大会議室1

    出席者

    (敬称

    略)

    委員(全14名):出席10名

    社団法人認知症の人と家族の会 埼玉県支部 赤羽 泰子

    さいたま市老人福祉施設協議会 新井 優 <委員長>

    見沼区自治会連合会 大河戸 千鶴子

    見沼区民生委員・児童委員協議会 大川 野芙子

    さいたま市社会福祉協議会見沼区事務所 武田 寛孝

    さいたま市介護支援専門員協会 松橋 信和 <副委員長>

    見沼区北部圏域地域包括支援センター

    さいたまやすらぎの里 松浦 すみの

    見沼区東部圏域地域包括支援センター

    敬寿園七里ホーム 坪倉 孝

    見沼区西部圏域地域包括支援センター

    大和田 要田 みどり

    見沼区南部圏域地域包括支援センター

    敬寿園 長崎 史恵

    その他:出席 4名

    北部圏域地域支え合い推進員 植木 深雪

    東部圏域地域支え合い推進員 藤井 麻美

    西部圏域地域支え合い推進員 波田野 直子

    南部圏域地域支え合い推進員 清水 佐和子

    事務局

    5名

    見沼区健康福祉部 部長 星 聡

    高齢介護課 課長 浜崎 淳子、課長補佐 中山 渉

    介護保険係 主査 朝倉 千晶

    市社会福祉協議会在宅サービス課包括・在支総合支援センター 主事 高橋 未来

    次第

    1 地域包括支援センター連絡会・副委員長の選任について

    2 令和元度第1回さいたま市地域包括支援センター運営協議会について

    3 地域ケア会議について

    4 議 事

    令和元年度上半期事業、介護者サロン、権利擁護、一般介護予防事業の報告

    について

    介護予防支援業務の公正・中立について

    介護予防のための地域支援個別会議の報告について

    地域支援会議からの報告について

    地域支え合い推進員の活動報告について

    その他

    24

  • 令和元年度 第2回 見沼区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    要旨

    1 地域包括支援センター連絡会・副委員長の選任について

    互選により松橋委員を選出した。

    2 令和元度第1回さいたま市地域包括支援センター運営協議会について

    事務局より運営協議会で報告した内容を説明

    意見等特になし

    3 地域ケア会議について

    事務局より説明

    意見等特になし

    4 令和元年度上半期事業、介護者サロン、権利擁護、一般介護予防事業の報告

    について

    北部圏域

    ・地域活動の参加者

    女性の参加者が増えたが男性の参加者が減っている。男性も参加しやすいような内容・

    雰囲気づくりを検討していく必要がある。

    東部圏域

    ・ケアマネジャーからの相談

    本人だけでなく、御家族も障害者で支援が必要な困難ケースの相談が多かった。

    西部圏域

    ・介護者サロン

    オレンジパートナーの協力により、昨年度下半期からオレンジカフェを3ヵ所で開催し

    ており、開催件数、参加者数が増えている。

    南部圏域

    ・地域活動(主催・共催)

    市民から依頼あり、認知症サポーター養成講座を実施したことや「おしゃべりカフェ」

    を週2回実施しているため、回数が増えている。「おしゃべりカフェ」の参加者が口コミ

    でかなり増えている。

    意見等

    ・事業実績報告書のケアマネジメントA、Cの違いは何か。Bはないのか。

    4 介護予防支援業務の公正・中立について

    事務局より報告

    見沼区内各圏域地域包括支援センターが作成するケアプランについて特定の事業者が

    提供するサービスに偏りがないことを確認した。

    意見等特になし

    25

  • 令和元年度 第2回 見沼区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    要旨

    4 介護予防のための地域支援個別会議の報告について

    事務局より説明

    管理栄養士から高齢者の食生活は栄養不足、たんぱく質不足、偏った食事が多いので改

    善が必要というアドバイスが多い。通所介護で運動し、筋力をつけようとしているがタ

    ンパク質が摂取できていないとのこと。

    意見等

    ・健口教室をもっと活性化できないか

    ・口腔ケアと何を食べるか(栄養・食事)の普及啓発はサロン活動と同じくらい大事な

    活動であるが、バランスが崩れていると感じている。

    ・口腔ケアはとても大事なことだがそのことに気がつかない人が多い。

    ・高齢者は好きなもの、口当たりのいいもの、通りがいいものを選ぶ傾向がある。

    ・男性の参加者が少ないという発言があったが男性をターゲットとし、どのように参加

    してもらうか真剣に作戦を考えた方がよい。

    4 地域支援会議からの報告について

    北部圏域

    ・地域支援個別会議からの事例紹介について

    困難事例だけでなく、(一般的なケースである)要支援の方がどんな生活をしているの

    か、困っていることは何か知ることができて良かったという意見があった。

    東部圏域

    ・百歳体操の自主グループについて

    運動面と口腔面の相乗効果があるので、百歳体操と併せて、口腔体操もセットで行うと

    良いという意見が歯科医師の委員からあった。

    西部圏域

    ・ボランティアを募集してもなかなか集まらない。一方でチェレンジスクールのボラン

    ティアは多い。

    ・高齢者の親と同居する子供、40から50歳代のひきこもりの問題について

    自治体では見守り程度ならできるが介入は難しいという意見や、短期間で解決できる問

    題ではないので長い目で見て、相談先を本人や家族に提示しておくことが良いという意

    見があった。

    南部圏域

    ・状態が悪化してから地域包括支援センターに相談が入った事例について

    早期支援に繋がるため、定期的に地域包括支援センターの職員がサロン等に参加してほ

    しいという意見やサロンも増えているので全てに関わることも人員的に負担なのでは

    ないかという意見があった。

    意見等

    市独自、区独自のボランティアをするメリットがあれば、参加する方が増えるのではな

    いか。

    26

  • 令和元年度 第2回 見沼区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    要旨

    4 地域支え合い推進員の活動報告について

    北部圏域

    ・地域の方の声として交通の不便さが上がることが多い。協議体では既存のバスルート

    等公共交通機関の整理について委員の意見を聞いた。

    東部圏域

    ・お茶会メンバーを中心に活動が広がっているグループを対象に、認知症サポーター養

    成講座フォローアップ講座を開催した他、百歳体操、栄養士からの講話の実施により活

    動を支援した。

    西部圏域

    ・百歳体操の自主グループが西部圏域では27ヵ所になった。定期的な理学療法士の派

    遣を行いながら、継続的な支援、なんでも相談できる関係性を築いてきた。定期的に参

    加することで現状を確認している。交流会を実施する予定。

    南部圏域

    協議体では窓ふきや衣類交換等介護保険でできない部分について安価に使えるサービ

    スがほしい、見守りの仕組みを強化したい、地域の中でまとめ役的な存在を発掘したい

    という意見があった。

    意見等

    ・認知症サポーター養成講座フォローアップ講座にて使用したDVDを作成した武里団

    地について次回報告してほしい。

    4 その他

    意見等

    ・包括の配置加算について、人口割とは別に認定率などから配置人数を加算する仕組み

    をつくってみたらどうか。

    27

  • 令和元年度 第2回 中央区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    開催日時 令和元年11月22日(金) 14:00~15:30

    開催場所 中央区役所 301会議室

    出席者

    (敬称

    略)

    委員(全13名):出席11名

    <役職> <氏名>

    さいたま市与野医師会 丸木 雄一 <委員長>

    与野歯科医師会 樋口 広嗣 <副委員長>

    中央区自治会連合会 近藤 眞澄

    中央区民生委員児童委員協議会 松田 領子

    中央区老人クラブ連合会 竹内 榮一

    認知症の人と家族の会 横田 章子

    さいたま市老人福祉施設協議会 松澤 実

    さいたま市介護支援専門員協会 杉山 忍

    さいたま市社会福祉協議会 植村 俊幸

    地区公民館(鈴谷公民館) 掛川 雅世

    中央区北部圏域地域包括支援センター 黒川 愛

    その他:出席4名

    中央区南部圏域地域包括支援センター 山﨑 真裕

    中央区南部圏域地域包括支援センター 遠藤 健太

    中央区北部圏域地域包括支援センター 梶川 大輔

    包括・在支総合支援センター 遠藤 真里奈

    事務局

    5名

    健康福祉部 部長 小山 正一

    高齢介護課 課長 岩瀬 伸一郎

    高齢福祉係 係長 飯野 太一

    介護保険係 課長補佐兼係長 井上 豊、主査 井上 俊子、

    次第

    1 令和元度第1回地域包括支援センター運営協議会報告について

    2 令和元年度上半期地域包括支援センター事業報告について

    (1)北部圏域地域包括支援センターナーシングヴィラ与野

    (2)南部圏域地域包括支援センターきりしき

    3 地域支援個別会議及び地域支援会議について

    4 令和元年度地域支え合い推進員活動状況について

    5 令和元年度上半期介護予防事業の実施について

    6 食生活と運動でパワーアップ!健幸講座の開催について

    7 その他

    28

  • 令和元年度 第2回 中央区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    要旨

    1 令和元度第1回地域包括支援センター運営協議会報告について

    事務局から令和元年7月11日に開催された、令和元年度第1回地域包括支援セン

    ター運営協議会の内容について報告。

    (1)令和元年度さいたま市地域包括支援センター運営方針等

    (2)保健師に準ずる者の基準

    (3)地域包括支援センターの職員配置

    (4)さいたま市地域包括支援センター運営状況及び令和元年度第1回さいたま市

    区地域包括支援センター連絡会開催状況について

    意見等

    ・地域包括支援センターを新規設置する際には、その地区の高齢者人口の増加の

    要因がセンター増設の1つの指標となる考えが一般的でなかろうか。

    2 令和元年度上半期地域包括支援センター事業報告について

    両包括から上半期地域包括支援センター事業について報告。

    北部圏域

    ・総合相談業務の件数は前年より増加し121件あった。権利擁護関連の高齢者か

    らの相談件数は19件あり、具体例として、80代母親と50代次女の二人暮らし

    で、次女が母親に対して身体的虐待を重ねている。次女を含めたカンファレンスを

    実施してきた。介護負担も鑑み施設入所等を提案するが「本人のADLを低下させ

    たくない」等々の理由で施設入所を拒否され、警察が絡む事象だが事件性はないた

    め、条件を付したうえで自宅介護の見守りを継続してきた。しかし、虐待事象自体

    は減ったものの、無理な介護やリハビリの強要が続いているため、『権利擁護スーパ

    ーバイズ事業』を活用したところ“やむを得ない事由による措置”を実施すべき事

    案とされ強制措置として施設でのショートステイサービスを利用するに至ってい

    る。

    南部圏域

    ・総合相談業務の件数は前年よりも減少し407件あった。相談の傾向としては、

    土日に来訪される方が増えてきている。法テラスなど公的機関との関わりをもつ相

    談案件が増えてきているもが最近の特徴と言える。また、成年後見人制度を活用し

    た具体例では、独居の70代男性で兄弟との縁を切っているため、今後に不安を感

    じ、成年後見制度について知っておきたいとの相談があったため、任意後見制度や

    市の法律相談会、法テラスについて説明。消費者被害については、70代女性から

    「民事訴訟最終通知書」が届いたとの報告があったため、詐欺行為の可能性が高い

    ので対応しないようにアドバイスをし、欺被害防止のチラシを渡すなど注意喚起を

    行った。高齢者サロンの場に出向き、詐欺に遭わないように高齢者相互で情報交換

    を行い注意喚起を継続している。

    意見等

    ・権利擁護については、8050問題のパターンが増えている。若年者の精神疾

    患の閉じこもりに関しても、精神科との連携を図っていただきたい。

    3 地域支援個別会議及び地域支援会議について

    29

  • 令和元年度 第2回 中央区地域包括支援センター連絡会

    報告書 北部圏域

    ・地域支援会議のテーマは、空き家問題と相続問題が中心で、個別支援会議の報告

    と相続問題の講座を聞いてもらいグループワーク形式で相続問題について議論いた

    だいた。特に、認知症となった際に相続の備えができていないがために、空き家が増え

    ている現状がある。相続については、周囲の支援者が立ち入りにくいこともあり問題解

    決が容易でないことが浮き彫りとなった。地域支援個別会議に関しては、脊柱管狭窄

    症があるものの活動範囲を拡大したい方で、自身が望む場所への移動手段が地域に無

    く、電動車椅子の利用を望んでいるものの家族が事故などを心配しサービス利用に至っ

    ていないケースに対して、専門職の作業療法士から移動経路を家族と共有することで本

    人は基より家族も安心して、電動車椅子の利用に繋げられた。

    南部圏域

    ・・地域支援会議の中心は、災害時の対応について、区の総務課防災担当者による講演を

    行っていただき、高齢者が災害にどう向き合うかについて議論した。特に、鈴谷地区の

    特徴として、水害に対して懸念する声が多く聞かれた。避難指示の防災放送も窓を閉め

    切った状態では高齢者には聞こえない、届かない可能性があので、早めの対応と互いの

    声掛けが必要であるとの意見があった。地域支援個別会議に関しては、専門職や地域

    支え合い推進員から地域資源の活用として具体的な課題解決のアドバイスを受けるこ

    とができ、例えば、健口教室や高齢者サロンなどのインフォーマルサービスを個別の自

    立支援の手立てに繋げることができた。

    意見等

    ・医師会も災害に備えてきちんとした体制が整っている。地域と医師会とが横の

    連絡が取れれば良いと思う。北部圏域についても災害問題について、地域課題の一

    つとして取り上げ議論していただきたい。

    4 令和元年度地域支え合い推進員活動状況について

    北部圏域

    ・いきいき百歳体操の新規自主グループの立ち上げ支援は、7月に「ゆうゆう体操」

    と「いきいき本町」の立上げ支援を行なった。また、広報活動としては、地域支え

    合い推進通信(現こーでぃねーたー通信)を 6 月から毎月発行している。今年度は、新たに地域の活動情報として、願いのくるまを紹介している。この団体は、癌のタ

    ーミナルケアを受けている方を対象に、無料で希望する場所まで送迎する移動支援

    のサービスで、利用された家族からは大変喜ばれているサービスとなっている。

    また、通いの場への支援としては、埼玉トヨペット与野店と交渉し、高齢者サロン

    として利用できるように繋げた。

    南部圏域

    ・自主グループや各種サロンへの支援を実施しました。新たな資源として、いきいき

    百歳体操自主グループ 1つ、企業連携の介護者サロンを 1つ立ち上げた。また、新た

    な活動として、コーディネーターの活動を広報するため、チラシの作成や Twitter の

    活用を行っている。いきいき百歳体操自主グループ支援に関しては、上峰地区は、百

    歳体操参加のきっかけの多くは公民館で行われるますます元気教室であるが、上峰地

    区には公民館が無く、百歳体操に触れる機会が他地域より少ない。そのため百歳体操

    の持つ意味や効果、有用性が浸透していないことが上峰地区で自主グループが定着し

    30

  • 令和元年度 第2回 中央区地域包括支援センター連絡会

    報告書 ない原因だと考え、来年度から上峰コミュニティホールでの開催を検討するように行

    政と調整を図った。下落合地区の主な課題は、若年層への認知症に対する理解が低い

    こと。大戸・中里地区の主な課題は、認知症の方との関わり方にある。地域で見知ら

    ぬ認知症の方との接し方がわからないという話をよく耳にする。

    南与野駅前のコーヒーチェーン店にて介護者サロンを創設した。駅前にコーヒーチェ

    ーン店ができるという情報ときりしき包括主催のサロンに参加者が集まらないという

    課題をマッチングさせ、企業連携を図ることができた。また、SNS 発信については今秋

    より、きりしきの地域支え合い推進員としての Twitter アカウントを開設しました。

    Twitter を介して、中央区で活躍している方とも交流が図れ、「新たなネットワークづく

    り」ができている。

    意見等

    ・認知症への理解という内容がいくつかあったが、認知症サポーター養成講座が

    あるので、それをしっかり利用してください。認知症サポーター養成講座は非常に

    役に立ちます。身内に認知症の方がいると、講座を受けたありがたみが分かります。

    是非、要請があったら認知症サポーター養成講座を実施するように働きかけてくだ

    さい。

    5 令和元年度上半期介護予防事業の実施について

    ますます元気教室は、いきいき百歳体操を行っている自主グループの活動団体が

    増えてきたことで、こちらのますます元気教室に参加しなくとも、いきいき百歳

    体操を行える通いの場が身近な存在となってきたことが、ある意味、プラスの要

    因として挙げられます。一方、マイナスの要因としては、区役所の窓口に来庁さ

    れた方に、教室に参加いただけないか。と促しているが、そのご意見の中で、自

    宅から公民館までの距離が近い方は、比較的通いやすいですが、公民館まで距離

    がある方にとっては、そこまでして通うのはどうかと思っている方もいるようで、

    公民館までの移動手段がないがために参加を躊躇する方もいる。地域リハビリテ

    ーション活動支援事業については、中央区民生委員高齢者福祉部会に理学療法士

    を派遣し、39名の方へ、いきいき百歳体操の紹介と実技を実施しました。今後

    は、参加いただいた民生委員さんから地域の団体、個人の方に対して、いきいき

    百歳体操を紹介いただけるものと期待している。

    意見等

    特に無し。

    6 食生活と運動でパワーアップ!健幸講座の開催について

    昨年度は、中央区在住の60歳以上の方を対象としたが、今年度は在勤の方も参加で

    きるように裾野を広げている。また、内容については、昨年度は栄養についての講話で

    したが、今年度は口腔についての講話とした。運動の体験や体組成計による測定は引き

    続き今年度も実施を予定している。

    意見等

    特に無し。

    31

  • 令和元年度 第2回 中央区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    7 その他

    認知症サポーター養成講座についての中間報告。講座開催実績として、現在まで

    4件の開催があり合計62名の受講があった。講師別ではナーシングヴィラ与野が

    1件、きりしきが1件、その他が2件。今後の開催予定は、4件の開催計画があり、

    合計125名の受講を予定している。その内2件は、20名規模の中央区役所職員

    向けの講座で、1回目が12月19日開催、2回目が来年2月を予定している。

    意見等

    ・民間でもたくさん開催しているので、民間での開催状況もしっかり把握してく

    ださい。

    32

  • 令和元年度 第2回 桜区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    開催日時 令和元年11月29日(金) 13:00 ~ 14:15

    開催場所 桜区役所 4階 第1会議室

    出席者

    (敬称略)

    委員(全12名):出席11名

    浦和医師会 伴 茂之 <委員長>

    さいたま市老人福祉施設協議会 深松 之雄 <副委員長>

    桜区民生・児童委員協議会 天野 政則

    桜区老人クラブ連合会 岡﨑 憲次

    大久保地区社会福祉協議会 蓜島 康之

    土合地区社会福祉協議会 長谷川 秀一

    浦和歯科医師会 小田 尚孝

    認知症の人と家族の会 山本 栄子

    さいたま市介護支援専門員協会 多田 功文

    桜区北部圏域地域包括支援センター 彩寿苑 大久保 貴一

    桜区南部圏域地域包括支援センター ザイタック 彦坂 祐輔

    事務局

    4名

    高齢介護課 課長 阿泉 克男

    介護保険係 係長 小宮 広子、主事 谷口 剛文

    包括・在支総合支援センター 主査 中島 里奈

    次第

    1 令和元年度上半期 地域包括支援センターの運営状況について

    2 令和元年度上半期 一般介護予防事業の実施状況について

    3 介護予防支援業務の公平・中立性の評価について

    4 地域包括支援センターにおける活動報告について

    5 その他

    33

  • 令和元年度 第2回 桜区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    要旨

    1 令和元年度上半期 地域包括支援センターの運営状況について

    ・地域包括支援センター 上半期(4月~9月)実績報告

    総合相談支援業務、権利擁護業務、包括的・継続的マネジメント支援業務、介護

    予防ケアマネジメント業務について、増減の状況や前年度比について説明。両地域

    包括支援センターとも、権利擁護業務やケアマネジメント作成件数が増加しており、

    ケアマネジメント作成の委託件数も増加している。

    南部圏域からは、敬老会やふれあい会食、高齢者サロンなど地域に出向いて、地

    域包括支援センターの紹介や健康講話等を上半期 66 回行った旨を報告。

    ・権利擁護事業実績の具体例について報告

    ・意見等

    特になし

    2 令和元年度上半期 一般介護予防事業の実施状況について

    ・事務局より

    上半期に開催した一般介護予防事業の概要、参加人数等を説明。

    すこやか運動教室は、気温が高いため、日陰に移動したり、早めに切上げた日が

    あった。ますます元気教室は、リピーターが増えているため公民館以外でも実施す

    る方向で検討している。

    ・意見等

    ・ますます元気教室は、健康な人は積極的に公民館に行く。問題は行かれない方

    なので、なるべく近い所で行って欲しい。

    ・ますます元気教室の開催を知らない人も多い。老人クラブは会員が多いので、

    単位クラブに案内を送って周知すると良い。

    3 介護予防支援業務の公平・中立性の評価について

    ・事務局より

    令和元年度7月分の調査において、各地域包括支援センターとも判定基準値内で

    あり、公正・中立性が確保されていることを説明。

    ・意見等

    特になし

    34

  • 令和元年度 第2回 桜区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    4 地域包括支援センターにおける活動報告について

    令和元年度重点取組事項についての中間報告と課題について

    北部圏域

    1.認知症サポーター養成講座を年5回以上開催

    すでに 3回開催し、今後 2回予定があるため達成見込み。

    2.地域住民と他事業所と協力して集いの場を開催

    NPO 等との共催でドラッグストアにてサロンを開始。そのほか民生委員主催のサ

    ロンへ協力しているほか、老人福祉センター寿楽荘の耐震工事の終了によりサロン

    を再開した。来年度から新たに大久保東公民館でサロンを開始予定。課題としては、

    彩寿苑サロンがスペースの関係で希望者全員を受け入れられず抽選になる。また、

    住民主体のサロンやいきいき百歳体操の中心となる方が少ない。

    南部圏域

    1.地域に出向き、住民とともに必要な社会資源の情報収集を行う(サロン等で 5回)

    今困っていること、困りそうなことの話合いを 4か所で開催した。課題としては、

    日常のちょっとした困り事の助け合いの話をしたいが、困っている人は介護サービ

    スに ぐと言う方もいて、ちょっとした困り事のイメージを丁寧に話す必要がある。

    単発ではなく複数回の座談会が必要。

    2.困難事例や虐待対応に繋がりそうなケースの特徴を分析しチェックする仕組みを

    構築する(1つ以上作成)

    ケースの特徴として、同居、男性の介護者、認知症、家族間トラブルの要素があ

    る場合に、対応が複雑・長期化しやすい傾向を把握した。課題としては、相談を受

    けた際にどの職員でも活用できる仕組みにする必要がある。また終結の定義の整理

    が必要。

    ・意見等

    集いの場は、家から出るのが嫌という方が外に出てもらうために、近場で回数

    を多くできると良い。

    5 その他

    ・事務局より

    地域包括支援センターの決算資料について、決算資料に係る収支差額は繰越金で

    はないこと等を報告。

    ・意見等

    収支差額が繰越でないなら収支決算を出す必要はないと思う。

    35

  • 令和元年度 第2回 浦和区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    開催日時 令和元年11月28日(木) 14:30~16:10

    開催場所 ときわ会館 5階中ホール

    出席者

    (敬称

    略)

    委員(全15名):出席14名

    浦和医師会 石井 利明 <委員長>

    浦和区地区社会福祉協議会連絡会 柿堺 一二三 <副委員長>

    浦和区老人クラブ連合会 高桑 稔

    認知症の人と家族の会 坂口 公子

    浦和歯科医師会 宮川 剛

    さいたま市老人福祉施設協議会 岡本 克則

    さいたま市介護支援専門員協会 谷内田 純一

    浦和区民生委員児童委員協議会 渡邊 廣次

    領家介護を考える会 野辺 由郎

    埼玉青年司法書士協議会 廣瀨 隆

    浦和区北部圏域地域包括支援センター

    かさい医院 小林 誠

    浦和区東部圏域地域包括支援センター

    スマイルハウス浦和 栁澤 良輔

    浦和区中部圏域地域包括支援センター

    ジェイコー埼玉 鈴木 まり

    浦和区南部圏域地域包括支援センター

    尚和園 桑原 徹

    その他:出席3名

    浦和区北部圏域地域支え合い推進員 平野 育子

    浦和区中部圏域地域支え合い推進員 都築 千草

    浦和区南部圏域地域支え合い推進員 柴田 理絵

    事務局

    7名

    健康福祉部 部長 今井 秀也

    高齢介護課 課長 石留 力、課長補佐兼介護保険係長 神田 政明

    高齢福祉係長 加藤 正和

    介護保険係 主任 宇田川 太、保健師 寺西 美紗

    さいたま市社会福祉協議会 包括・在支総合支援センター 清水 由紀子

    次第

    1 地域包括支援センターにおける介護予防業務の公正・中立の評価について

    2 令和元年度上半期地域包括支援センター活動報告について

    3 地域支援会議からの報告について

    4 令和元年度第1回さいたま市地域包括支援センター運営協議会について

    5 令和元年度上半期一般介護予防事業について

    36

  • 令和元年度 第2回 浦和区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    要旨

    1 地域包括支援センターにおける介護予防業務の公正・中立の評価について

    地域包括支援センターにおける介護予防業務の公正・中立の評価について、令和

    元年7月分の調査において、各包括とも判定基準としての占有率が50%以下であ

    るため、「課題なし」と判定していることを報告した。

    ・意見等

    特になし。

    2 令和元年度上半期地域包括支援センター活動報告について

    各地域包括支援センターから、令和元年度上半期の各地域包括支援センターの活

    動及び令和元年度上半期の地域支え合い推進員の活動について報告を行った。

    【上半期月次報告書】

    ・北部圏域: 総合相談支援業務が1,130件で前年比1.09倍。1件に対し

    て、約3回対応をしている。権利擁護業務が557件で前年比3.3

    2倍。1件に対して、約13回対応をしている。

    ・東部圏域: 総合相談支援業務が1,023件で、平成29年度以降年々増加し

    ている。電話での相談が最多となっている。

    ・中部圏域: 総合相談支援業務が618件で、年々増加している。電話、来所、

    訪問のすべてが増加している。「要介護認定がおりたため、ケアマネジ

    ャーを探したい」等の問い合せが多い。

    ・南部圏域: 総合相談支援業務が436件となっている。介護予防ケアマネジメ

    ント業務のうち、事業対象者についてケアマネジメントCの件数が2

    8件と年々増加している。

    【介護者サロン・オレンジカフェについて】

    ・北部圏域: 「RUN TOMO」(北海道~九州まで、たすきをつないで走り、

    認知症を啓発するキャンペーン)からヒントを得て、屋外で市民の目

    に触れやすい形で認知症啓発を行う「オレンジウォーキング」を開始

    した。

    ・東部圏域: 6か所で開催回数は13回、参加人数は延べ126人になる。参加

    者からは「介護での大変さを声に出したことで、気持ちが楽になり、介護

    を続ける力になった」等の意見があった。

    ・中部圏域: 介護者サロンは、「介護者のつどい」、「終末期のつどい」と大きく2

    つのテーマに分けて実施している。オレンジカフェについては、多く

    のボランティアから協力を受け実施している。ダブルケアカフェ(子

    37

  • 令和元年度 第2回 浦和区地域包括支援センター連絡会

    報告書 育てしながら介護もしている方が集える場)については、北部圏域包

    括支援センターかさい医院と共同で実施しており、貴重な場になって

    いる。

    ・南部圏域: お寺や喫茶店等の4か所で実施しており、参加者からは「副住職のお

    話や写経が楽しみ」「喫茶店は雰囲気が良いのでゆっくり楽しめる」等の

    意見があった。

    【年間重点目標について】

    ・北部圏域: 子供家庭総合センターで、ダブルケアカフェ(子育てしながら介護

    もしている方が集える場)を計画通り実施している。

    ・東部圏域: 住民が健康増進に関心を高め、運動や健康情報が誰でも手に入るこ

    とができるようにするため、浦和区東部圏域の運動マップを新規に作

    成し、地域住民に配布して地域で運動ができる場所の周知を図った。

    ・中部圏域: 自立支援型地域支援個別会議の開催に向け、包括内新人職員への研

    修、地域の主任ケアマネジャー、地域のケアマネジャーを対象とした

    研修会を開催した。

    ・南部圏域: 企業と区役所に対して認知症サポーター養成講座を実施した。下半

    期は、地域住民のキャラバンメイト養成も視野に入れて、地域の方々

    に向けた認知症サポーター養成講座を計画している。

    【地域支え合い推進員の活動についての報告】

    ・北部圏域: 協議体「べにあかねっと」では、放課後児童クラブ 36 名の児童たち

    と地域の高齢者が昔遊び(お手玉、おはじき等)で交流を行った。

    ・東部圏域: 協議体「支え合い会議」を8月に開催し、身近な運動の場について

    協議した。参加者からは、「話し合うだけでなく、行動に移したい。」

    等の意見があった。

    ・中部圏域: 新規のいきいき百歳体操の自主グループを立ち上げた。いきいき百

    歳体操の自主グループに対して理学療法士による体力測定などの支援

    や認知症サポーター養成講座を行った。

    ・南部圏域: 前回の浦和区地域包括支援センター連絡会で取り上げられた、協議

    体構成員の増員について現在の構成員への同意を得るなどの手続きを

    進めている。

    (主な意見)

    ・ 高齢者虐待などの報告があったが、傾聴を行うことで少しでも虐待を減らすこ

    38

  • 令和元年度 第2回 浦和区地域包括支援センター連絡会

    報告書 とができないかと考えている。

    3 地域支援会議からの報告について

    ・北部圏域:「サロンについては、文化的なものや特技を活かせられることを好んで

    おり、通常のサロンなどに満足していない」、「地域に支援することに

    ついては意識が高いが、支援を受けることに対して抵抗がある」とい

    う課題が出た。

    ・東部圏域:「地域で気軽に立ち寄れる集いの場やサロンが少ない」、「地域での認知

    症の方々に対する理解が不十分なので必要なサービスや制度につなが

    りにくい」という課題が出た。

    ・中部圏域:「医療ニーズは増えているが、医療体制や家族の心構えなど在宅看取り

    に向けた基盤が弱い」、「認知症について早期診断は進んできたが、診

    断からサービス利用までに時間がかかっている」、「認知症の予防に関

    心が向いており、認知症の方とともに何ができるのか?へ発想転換を

    することが難しい」という課題が出た。

    ・南部圏域:「ちょっとした外出や買い物等に必要な交通手段がない」という課題が

    出た。

    (主な意見)

    ・ サロンの開催にあたっては、地域のボランティアが関与した方が参加しやすい。

    ・ 支援を受けることに抵抗があるというのは地域的な特性だと思うが、地域の

    人々との丁寧な関係づくりが大事になる。

    4 令和元年度第1回さいたま市地域包括支援センター運営協議会について

    令和元年度第1回さいたま市地域包括支援センター運営協議会の議事内容につい

    て報告を行った。

    ・意見等

    特になし

    5 令和元年度上半期一般介護予防事業について

    令和元年度上半期の一般介護予防事業の実施結果について報告を行った。

    ・意見等

    特になし

    39

  • 令和元年度 第2回 南区地域包括支援センター連絡会

    報告書

    開催日時 令和元年11月14日(木) 14:00~15:50

    開催場所 南区役所6階大会議室

    出席者

    (敬称

    略)

    委員(全13名):出席8名

    浦和医師会 北濱 博之<委員長>

    さいたま市歯科医師会 角田 丈治

    さいたま市介護支援専門員協会 保坂 由枝<副委員長>

    南区社会福祉協議会連合会 岡田 方之

    南区民生委員児童委員協議会 野口 良輝

    さいたま市老人クラブ連合会 宮﨑 三津子

    東部圏域地域包括支援センター社協みなみ 鈴木 憲一

    西部圏域地域包括支援センターけやきホーム

    ズ 松本 明子

    その他:出席3名

    中部圏域地域包括支援センターハートランド

    浦和 石井 麻美

    医療法人財団聖蹟会 多門 義康

    医療法人財団聖蹟会 三神 泰輔

    事務局

    6名

    高齢介護課 参事兼課長 山口 明美

    課長補佐兼高齢福祉係長 佐藤 真人

    課長補佐兼介護保険係長 矢田部 幸二

    介護保険係 主査 矢島 大道

    介護保険係 保健師 小野 聡一郎

    包括・在支総合支援センター 主査 中島 里奈

    次第

    1 令和元年度第1回地域包括支援センター運営協議会報告

    2 令和元年度上半期事業報告

    3 介護予防支援業務の公正・中立性の評価

    4 令和元年度上半期地域支援会議の報告

    5 高齢者生活支援体制整備事業について

    6 地域包括支援センターの新設及び圏域の見直しについて

    7 中部圏域地域包括支援センター ハートランド浦和の事務所移転について

    40

  • 令和元年度 �