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岡崎市地域交流センター六ツ美分館 情報誌
岡崎市地域交流センター六ツ美分館 情報誌「ゆきのさと」
特
集
55 2020.5
特集
5年の歳月を経て「土井町誌」完成!
市民活動団体じょうほう
NPO法人暮らしの教育機構
ゆきのさと情報掲示板
…… 2
…… 3
…… 4
悠紀の里 アクセスマップ
5 月 の 休 館 日
なるべく人の顔が大きく映っていて
かつ笑顔の写真を撮ってきて
いただきたいです
まちを深掘り、“ふるさと”再発見
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月8日(水)~5月
6日(水)は臨時休館期間となります。また、5月8日(金)以降
の開館予定も、状況により変更になる可能性があります。
岡崎市地域交流センター六ツ美分館 情報誌「ゆきのさと」
みなさんは自分が住んでいるまちがどんなところか知っていますか? 後の時代に残したい、まちの歴史・文化が
ありますか? 今年の2月、六ツ美北部学区の土井町で『わたしたちの町 土井 町誌』が刊行されました。今回、編
集に中心となって関わられた齊藤健治さん(表紙写真右)と太田次朗さん(同左)にお話を伺いました。
「土井町誌」は、町で立ち上げた土井町誌編集委員会により5年をかけ
てようやく完成しました。過去から現在に至る土井町の歴史や文化がわか
りやすくまとめられています。また、歴史だけではなく、自然、景観、風俗、
習慣、子どもの遊びや方言といった多角的な視点で構成された記録誌と
なっています。タイトルに「史」ではなく「誌」の字を充てたところに、その意味
を込められたそうです。また、誰にでも読みやすく、親しみのある内容にな
るよう工夫がされています。カットや写真を多用し、文章は「です・ます体」
に、難しい漢字には「ルビ」を振り、専門用語には「解説」を入れました。
町誌作成のきっかけを伺うと、土井城を代々守っていた太田家の方から
「門外不出の古文書」の取り扱いについて、ある町役員が相談を受け、岡
崎市美術博物館へ寄託したエピソードを教えてくれました。貴重な歴史資
料が処分されることなく、適正な保存がされるみんなの文化資産となった
のです。そこから「地元には埋もれている資料がまだある筈、また、昔を
知っている方から話を聞くことも今後どんどん難しくなる。記録を残すなら早
いうちに」という機運が高まり、町の事業として町誌作成に取り組むことが決
まりました。そこには、純農村だった土井町が、急速な市街化を果たす中
で、「昔のことが忘れられてしまう」という危機意識もあったといいます。
▲内田岡崎市長への刊行報告
5年の歳月を経て「土井町誌」完成!
ま ち を 深 掘 り 、 “ ふ る さ と ” 再 発 見
▲インタビュー中には、町誌で紹介され
ている「まんりゅう鉄砲」の実演も
(他にもいろいろな子どもの遊びが紹介
されています)
ご紹介した「土井町誌」はA5判・375ページです。土井町全戸約600戸に配布された他、市中央図書館や地元小
中学校、保育園、公共施設などに寄贈されています。 また、悠紀の里でも手に取って読むことができます。購入をご
希望の方は土井町総代・村越敏行さんまで(電話:51-9686)。
悠紀の里では、他にも、悠紀斎田に関する資料や六ツ美地域に関する資料も閲覧することができます。
現地調査や編集の過程では、貴重な資料がすでに処分されていたり、古
文書の解読や現代語への読み替え、時代考証など、完成までに様々な苦
労があったとのこと。ただ、お二人にとっては調査や執筆を通して得るもの
が多かったそうです。「この歳で、こんなに勉強するとは思わなかった」「試
行錯誤で歴史をたどることは苦労以上に喜びが多く、思い返すと楽しかっ
た」と顔を見合わせます。こぼれた笑顔が印象的でした。
インタビュー中、町誌編集の経験を「どこの場所にも歴史があり、人々の
生きざま、色々なドラマがある。それを探るとロマンが見つかる」と振り返ら
れたお二人。そのドラマは町誌の中でいきいきと語り継がれており、これか
らも土井町のみなさんに受け継がれていくでしょう。
あなたも、自分の住んでいるまちのドラマを見出し、ロマンに想いを馳せて
みませんか?まずは書籍を探してみたい方、岡崎市中央図書館(りぶら)
には岡崎の歴史・地理について市内各地域の資料を集めた「岡崎学資料
コーナー」が設置されています。ぜひご活用ください!!
ま ち の 全 て を 一 冊 に ・ ・ ・
▲刊行された『わたしたちの町 土井 町誌』
そ の 土 地 が 持 つ ド ラ マ を 見 出 す
▲りぶら内の「岡崎学資料コーナー」
市 民 活 動 団 体 じ ょ う ほ う
構成員が
5名以上
いる
岡崎市内を
中心に活動
している
公益活動
をおこなって
いる
営利 宗教
政治 選挙
活動ではない
だれでも
自由に入退会
できる
岡崎市地域交流センター六ツ美分館 情報誌「ゆきのさと」
団 体 紹 介
◆活動内容:月に6~8回程度講座開催
◆活動場所:岡崎市内
◆活動日時:月、木、金、土、日
10:00~12:00
◆代表者:成瀬 慶市
◆連絡先:海野 空子 0564-64-0608
◆ホームページ:http://www.kurashi-kyouiku.com
お問い合わせ
H30年度 公益活動実績 ※一部抜粋
く ら し の き ょ う い く き こ う
NPO法人 暮らしの教育機構
手 作り 体験や 自 然との ふれあ い、住 まい
方、地域に培われた文化の復興・伝承につい
て講座等を行っている団体です。すべての活
動を通じて「大人が安心して笑顔で暮らし、子
どもたちが健全に育っていく社会の実現」を目
指しています。
お金のこと、住宅取得のことなど情報はた
くさんあるけれど、どれを選んだらいいか分
からず迷い不安になってしまっている若い
お母さんたちに向けて講座を開設していま
す。人にはなかなか聞けないけれど、不安
なことを一つ一つ解決することで、毎日の
暮らしが楽しく安心できるものになったらと
思っています。
今年度もたくさんの託児付き講座を継続して実施予定です。
・「りんご箱文庫」…子どもが大きくなって読まなくなった本を
次の大切にしてくれる方に届ける活動です。
・「手作りの学校」…クラフト教室やガーデン&エクステリアの
セミナーです。
・「家づくり学校」 …住まいの選び方など少人数で詳しく
学べるセミナーです。
・「お金の学校」 …人になかなか聞けないお金について
学べます。
これからの活動予定
主な活動場所と日時 住まいに関する勉強会で熱心に受講される方がた
ゆ き の さ と 情 報 掲 示 板
情報誌「ゆきのさと」 >>>地域の情報、まちづくりに関する情報をお寄せください。
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編集・発行
所 在 地
電 話
岡崎市地域交流センター・六ツ美分館・悠紀の里
岡崎市中島町字上丸ノ内7番地4
0564-57-5050 FAX:0564-43-3350
9:00~21:00 月曜日(祝日の場合は翌日)、12/29~1/3
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開 館 時 間
休 館 日
発行責任者 (指定管理者)
ギャラリーの予定
◆5月8日(金)~5月14日(木)
『映画のワンシーン絵画』
橘 壽史
※展示初日と最終日は時間帯によってご覧いただ
けない場合があります。ご了承ください。
◆5月23日(土) 13:30~14:30
『懐かしの歌謡曲をあなたと』
カラオケおじさん
◆5月24日(日) 13:00~14:00
『千秋楽コンサート』
三河相撲甚句会
※都合により予定が変更となる場合があります。
今月のゆきサロン
六ツ美悠紀斎田お田植まつり協賛イベント
お田植えみんなでアート ◆内容:①壁面ガラスへ水彩絵の具で描く
②ローズウィンドウの制作 (①②いずれかの制作をしていただきます)
◆対象:幼児から大人 (小学2年生以下のお子さまは保護者同伴でご参加ください)
◆申込期間:5月8 日(金)~5月31日(日) (定員に達し次第募集を終了いたします)
※水彩絵の具を使用します。汚れても良い服装でご参加ください
制作した作品は8月下旬まで展示されます。ローズウィンドウの
持ち帰りはできません
※新型コロナウイルス感染拡大に伴い、記載の催しは延期・中止になる可能性がございます。
事前にセンター窓口へお問い合わせください。
参加費
無料
定員
25人 (先着)
電話
FAX 氏名・年齢
連絡先を お伝えください
●ギャラリーの利用に関して●
悠紀の里には2カ所ギャラリーがあり、来館者に
作品を見てもらえます。日ごろの活動の成果発
表や、個人の趣味の作品展示など、どなたでも
ご利用いただけます。~詳細はスタッフまで~
予約方法