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1.はじめに この「LOG集計ツール」はログデータを入力として、エンティティー毎に集計したEXCELシートを自動生成するEXCELのブックです。 2.動作環境 ・Microsoft ExcelをインストールしたPC. (Microsoft Excel 2000 および Microsoft Excel 2002で動作を確認済みです。) 3.用意するもの ■入力データ:「turbo HAMLOG/Winで出力するcsv形式のログデータ」。 ※入力データにturbo HAMLOG/Winで出力するcsv形式のログデータ以外を使用することも可能ですが、その場合は以下のフォーマットで入力データを作成してください。 (1)Excelまたはcsvファイルの場合。 [入力フォーマットの説明] 青太字部分は入力必須・最初の1行めの「Call、Date、Time、・・・」は参照しません。何が書かれていても構いませんが、データ部分は2行目からですので改行してください。 ・A列にCall、F列にFreq、G列にModeが入力されていること。 ・1局めのデータのCallがセルA2、FreqがセルF2、ModeがセルG2に入力されていること。(1局毎の交信記録が一行に入力されていること) ただし、2行め以降に1局ごとのデータが入力されていること。 ・A列、F列、G列以外は参照しません。空欄でも、何が書かれていても構いません。 (2)txtファイルの場合。 [入力フォーマットの説明] 青太字部分は入力必須・最初の1行めの「Call、Date、Time、・・・」は参照しません。何が書かれていても構いませんが、データ部分は2行目からですので改行してください。 ・各行にCall、Freq、Modeが入力されていること。(,の数に注意。CallとFreqの間は,5つ) ・2行め以降に1局ごとのデータが入力されていること。 ・Call、Freq、Mode以外は参照しません。空欄でも、何が書かれていても構いません。 Call,Date,Time,His,My,Freq,Mode,Code,G・L,QSL,Name,QTH,Remarks1,Remarks2,Flag,, JA1QRA,,,,,1.8995,CW JA1QRA/JA2,,,,,1.9000,CW JA1QRA/JS2,,,,,1.900,CW JA1QRA/JA0,,,,,1.90,CW JA1QRA/JS1,,,,,1.9,CW JA1QRA/JA,,,,,1.911,CW JA1QRA/JD1,,,,,3.550,SSB JA1QRA/BY1,,,,,3.550,SSB 8J1QRZ,,,,,7.027,PSK 8J1RL,,,,,14.270,SSB A B C D E F G H I J K L M N O 1 Call Date Time His My Freq Mode Code G・L QSL Name QTH Remarks1 Remarks2 Flag 2 JA1QRA 1.8995 CW 3 JA1QRA/JA2 1.9000 CW 4 JA1QRA/JS2 1.900 CW 5 JA1QRA/JA0 1.90 CW 6 JA1QRA/JS1 1.9 CW 7 JA1QRA/JA 1.911 CW 8 JA1QRA/JD1 3.550 SSB 9 JA1QRA/BY1 3.550 SSB 10 8J1QRZ 7.027 PSK 11 8J1RL 14.270 SSB 1/10

この「LOG集計ツール」はログデータを入力として ...jr7uvk.web.fc2.com/file/LOG_sheet_manual_080112.pdf1.はじめに この「LOG集計ツール」はログデータを入力として、エンティティー毎に集計したEXCELシートを自動生成するEXCELのブックです。2.動作環境

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1.はじめに

この「LOG集計ツール」はログデータを入力として、エンティティー毎に集計したEXCELシートを自動生成するEXCELのブックです。

2.動作環境

・Microsoft ExcelをインストールしたPC.

(Microsoft Excel 2000 および Microsoft Excel 2002で動作を確認済みです。)

3.用意するもの

■入力データ:「turbo HAMLOG/Winで出力するcsv形式のログデータ」。

※入力データにturbo HAMLOG/Winで出力するcsv形式のログデータ以外を使用することも可能ですが、その場合は以下のフォーマットで入力データを作成してください。

(1)Excelまたはcsvファイルの場合。

[入力フォーマットの説明]

・青太字部分は入力必須。

・最初の1行めの「Call、Date、Time、・・・」は参照しません。何が書かれていても構いませんが、データ部分は2行目からですので改行してください。

・A列にCall、F列にFreq、G列にModeが入力されていること。

・1局めのデータのCallがセルA2、FreqがセルF2、ModeがセルG2に入力されていること。(1局毎の交信記録が一行に入力されていること)

ただし、2行め以降に1局ごとのデータが入力されていること。

・A列、F列、G列以外は参照しません。空欄でも、何が書かれていても構いません。

(2)txtファイルの場合。

[入力フォーマットの説明]

・青太字部分は入力必須。

・最初の1行めの「Call、Date、Time、・・・」は参照しません。何が書かれていても構いませんが、データ部分は2行目からですので改行してください。

・各行にCall、Freq、Modeが入力されていること。(,の数に注意。CallとFreqの間は,5つ)

・2行め以降に1局ごとのデータが入力されていること。

・Call、Freq、Mode以外は参照しません。空欄でも、何が書かれていても構いません。

Call,Date,Time,His,My,Freq,Mode,Code,G・L,QSL,Name,QTH,Remarks1,Remarks2,Flag,,JA1QRA,,,,,1.8995,CWJA1QRA/JA2,,,,,1.9000,CWJA1QRA/JS2,,,,,1.900,CWJA1QRA/JA0,,,,,1.90,CWJA1QRA/JS1,,,,,1.9,CWJA1QRA/JA,,,,,1.911,CWJA1QRA/JD1,,,,,3.550,SSBJA1QRA/BY1,,,,,3.550,SSB8J1QRZ,,,,,7.027,PSK8J1RL,,,,,14.270,SSB

A B C D E F G H I J K L M N O

1 Call Date Time His My Freq Mode Code G・L QSL Name QTH Remarks1 Remarks2 Flag

2 JA1QRA 1.8995 CW

3 JA1QRA/JA2 1.9000 CW

4 JA1QRA/JS2 1.900 CW

5 JA1QRA/JA0 1.90 CW

6 JA1QRA/JS1 1.9 CW

7 JA1QRA/JA 1.911 CW

8 JA1QRA/JD1 3.550 SSB

9 JA1QRA/BY1 3.550 SSB

10 8J1QRZ 7.027 PSK

11 8J1RL 14.270 SSB

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4.入力とするログの記述条件

■入力とするログデータは「turbo HAMLOG/Winで出力したcsv形式のデータ」、または前項のフォーマットにしたがって作成されたファイルとも、以下の条件で記述してください。

・移動先運用などで、Callsignに"/"が付く場合は、必ずCallsignの後ろにEntityが識別できるPrefixで記述してください。

例) JA1QRA/1 → JA1QRA/JA1 もしくは JA1QRA/JA

・海外局はPrefixの数字でEntityが異なる場合がありますので、数字まで記述してください。

例)3B8(モーリシャス)、3B9(ロドリゲス島)

記述例 : 2~11行の記述は正しいです。12~16行目は記述に誤りがあるため集計されず、データ不一致によるエラーを表示します。

←DXCCシートのEntity"日本"の1.9M/CW(BV176セル)に集計されます。また、同シートのEntity"日本"の合計数(DZ176セル)に集計されます。

←同上との結果となります。

←同上との結果となります。

←同上との結果となります。

←同上との結果となります。

←同上との結果となります。

←"/"以降のPrefix"JD1"で集計します。DXCCシートのEntity"小笠原/南鳥島"の、3.5M/SSB(BX177セル)に集計されます。また、同シートの"DZ177のセル"にEntity"小笠原/南鳥島"の合計数として集計されます。

←Prefix"BY1"で集計します。DXCCシートのEntity"中国"の3.5M/SSB(BX101セル)に集計されます。また、同シートの"DZ101のセル"にEntity"中国"の合計数として集計されます。

←Prefix"8J*"DXCCシートのEntity"日本"の、7M/PSK(CG176セル)に集計されます。また、同シートの"DZ176のセル"にEntity"日本"の合計数として集計されます。

←DXCCシートのEntity"南極"の、14M/PSK(CK88セル)に集計されます。また、同シートの"CL88のセル"にEntity"南極"の合計数として集計されます。

←集計されません。"/"以降は必ずPrefixで記載してください。(/JA1,JH1,・・,7K1,・・またはエリア無しのJA,JH,・・7L・・・など。)

←集計されません。Prefixに存在しないJD2は集計されません。

←集計されません。Prefixに存在しないJD2は集計されません。

←集計されません。FreqとModeの組み合わせが存在しないため集計されません。

←集計されません。Freqが存在しないため集計されません。

5.Turbo HAMLOG/Winからの入力ログデータ作成手順

(1)Turbo HAMLOG/Winを起動します。

(2)検索(S)のプルダウンから「複合条件検索と印刷(F)」を選択。

(2)検索条件に必要事項を設定します。

①出力先「CSVファイル2」を選択。

②出力ファイル名に「IN_LOG.TXT」を入力。

③「検索無し」をクリック。

A B C D E F G H I J K L M N O

1 Call Date Time His My Freq Mode Code G・L QSL Name QTH Remarks1 Remarks2 Flag

2 JA1QRA 1.8995 CW

3 JA1QRA/JA2 1.9000 CW

4 JA1QRA/JS2 1.900 CW

5 JA1QRA/JA0 1.90 CW

6 JA1QRA/JS1 1.9 CW

7 JA1QRA/JA 1.911 CW

8 JA1QRA/JD1 3.550 SSB

9 JA1QRA/BY1 3.550 SSB

10 8J1QRZ 7.027 PSK

11 8J1RL 14.270 SSB

12 JA2QSB/1 1.900 CW

13 JD2QRM 3.798 SSB

14 JA3QRX/JD2 3.798 SSB

15 JA3QRX 1.900 SSB

16 JA3QRX 27.144 AM

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(3)ログリスト出力の検索せずに出力しますか?「はい(Y)」をクリック。

(4)ポップアップした「Turbo HAMLOG/Win 出力が終了しました」の[OK]をクリック。

「Microsoft Excel - IN_LOG」がポップアップします。

(5)LOG分析シートを開きます。

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(6)「Microsoft Excel - IN_LOG」の全てをLOG分析シートのIN_LOGシートにコピーします。

【コーピーの方法】

1)シート左上のセル「A1」にポインタを移動します。

2)マウスの右ボタンを押しながら「O列」のデータが入力されている最終行までドラッグします。

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3)選択した部分をコピーします。

4)LOG分析シートの「IN_LOG」シートにコピーした内容を貼り付けます。。

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(7)「LOG分析シートのLISTシートを開きます。

分析結果を求める中間シートです。この表で1回毎の交信実績を周波数とモード別に分類しています。

(8)「LOG分析シートのDXCCシートを開きます。

分析結果を求める中間シートです。この表でEntity毎の交信実績を周波数とモード別に集計しています。

IN_LOGから取り込んだ1回ごとの交信歴を周波数/モードで分類して結果をセルに を表示します。1

この行に周波数/モード毎のTotal交信回数が表示されます。

LISTからPrefix毎に集計した交信回数を周波数/モードの該当するセルに で表示します。

この行に周波数/モード毎のTotal交信回数が表示されます。

LISTからPrefix毎に集計した交信回数を周波数/モードの該当するセル表示します。更新回数が2回以上は で表示します。

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(9)「LOG分析シートのDXCCシートの右側にセルを移動します。

分析結果の最終シートです。このシートでどのEntity毎の交信実績が分かります。

同一Prefixで異なるEntityが存在する場合は のPrefixで集計しています。

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上のシートの右側の続き。

同一Prefixで異なるEntityが存在する場合は のPrefixで集計しています。

日本との交信履歴2回以上なので 色。

南極との交信履歴1回なので 色。

Total交信回数

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【以下参考】お好みにより、フィルターをかけると未更新のEntityや更新実績のあるEntityのみを表示できます。

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交信実績のあるEntity一覧の表示です。

以上

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