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Vol.31 2018.4.6 P1-2 「先輩の声」 国土交通大臣 石井啓一さん(昭和56年) P3 「同窓生と語らえば」第2回 篠原修さん(昭和43年) P4 「先輩ゴチになります」三井不動産 (M1 瀬尾政隆さん) p5 「私の同期会」 (平成5年 福井恒明さん) P6-7 Facebook投稿から もくじ 東大土木同窓会 東大土木メールニュース メールニュース編集部 03-5800-6916(Tel/Fax)[email protected] 編集長:赤池あゆこ、副編集長:佐瀬優子 編集委員:知花武佳、高橋佑弥、鈴木明子(平21)、 森田智美(平29)、武藤裕花(平29) 顧問:伊藤學(昭28) 英文校正:Alexander Gilmore (Associate Professor of Civil Engineering Dep.) 2018.3.27 桜満開の本郷、イチョウの木にうっすらと若い芽が付き始めました。

東大土木メールニュース Vol.31 2018.4park.itc.u-tokyo.ac.jp/CEalum/MailNews/Mailnews_No31J.pdf · コミットメントと技術移転は、日本に対して大きな期待が

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Vol.31

2018.4.6

P1-2 「先輩の声」 国土交通大臣 石井啓一さん(昭和56年)

P3 「同窓生と語らえば」第2回 篠原修さん(昭和43年)

P4 「先輩ゴチになります」三井不動産 (M1 瀬尾政隆さん)

p5 「私の同期会」 (平成5年 福井恒明さん)

P6-7 Facebook投稿から

もくじ

東大土木同窓会

東大土木メールニュース

メールニュース編集部

03-5800-6916(Tel/Fax)[email protected]

編集長:赤池あゆこ、副編集長:佐瀬優子

編集委員:知花武佳、高橋佑弥、鈴木明子(平21)、

森田智美(平29)、武藤裕花(平29)

顧問:伊藤學(昭28)

英文校正:Alexander Gilmore (Associate Professor of Civil Engineering Dep.)

2018.3.27 桜満開の本郷、イチョウの木にうっすらと若い芽が付き始めました。

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2018.01.10

講義レポート

特別講義・インタビュー

石井啓一国土交通大臣(昭56卒)

社会基盤学専攻の授業「シビルエンジニアの活躍する世界」は、東大土木OBを中心とするメンバーが専攻

と協力し、国土づくりや建設分野の様々な立場で活躍する実務者を毎回招いて、シビルエンジニアが社会で果

たす役割や仕事のやりがい、これからの課題を紹介するオムニバス形式の講義です。2018年1月10日の最終

回では、現国土交通大臣の石井啓一氏(昭56卒)が「未来の国土づくりを担う皆さんへ」と題した講義を行いま

した。また講義後、東大土木同窓会のインタビューにも応じてくださいました。その内容をご報告します。

特別講義では、国土交通省の3つの大きなミッションをご紹介頂きました。

安全・安心の確保 ~頻発・激甚化する水害への対策~従来の水害対策は、比較的発生頻度が高い外力を想定し、災害の防止や被害の軽減を目指すことが基本であっ

た。しかし今後は、増加する大規模な水害や気候変動を受け、外力が増大した場合にも減災効果を発揮すること

が求められる。そのため、施設の整備と維持管理といった着実なハード対策の推進に加えて、災害リスクの評価

と情報共有、まちづくりとの連携などのソフト対策を行う必要がある。2015年9月に発生した関東・東北豪雨

を踏まえ、新たに「水防災意識社会再構築ビジョン」を立ち上げ、全ての直轄河川と沿川市町村において、減災

目標を共有するための協議会等を設置し、ハード・ソフト両面の対策を一体的に推進しようとしている。

生産性革命プロジェクト来る人口減少社会において、生産性向上と新たな需要の創出は経済成長のために欠かせない。国交省は、

2016年に制定された20の「生産性革命プロジェクト」を推進するとともに、生産性革命の加速を促す制度設計

に取り組んでいる。20のプロジェクトのうちの一つ「クルーズ新時代の実現」は、既存のストックを活用し、

予算を抑えながら訪日クルーズ船来航のための設備を整え、2020年までに旅客500万人を達成する計画である。

また「インフラメンテナンス革命」は、施設の老朽化に伴う維持管理・更新コストの増大に対して、新しい技術

や民間のノウハウを積極的に導入することで、確実かつ効率的なインフラメンテナンスを目指すものである。

※講義では他にも、生産性革命プロジェクトとして「高速道路を賢く使う料金」「ダム再生」「i-Construction

の推進」「i-Shippingとj-Ocean」「物流生産性革命」「クルマのICT革命」が紹介されました。より詳しい内

容はこちらから: http://www.mlit.go.jp/common/001204378.pdf

インフラの海外展開政策国内の建設投資額が縮小する中で、発展途上国で旺盛なインフラ需要を取り込み、日本経済の成長に繋げる必

要がある。他国との厳しい競争の中、日本がセールスポイントにしているのは、「質の高いインフラ」である。

つまり、(1)使いやすく長持ちし、環境対策と災害対策になるため、長期的に見てコストを抑えられる点、

(2)現地での雇用を創出し、技術力を高め、生活

改善に貢献するという点で、日本は他国との差別

化を図りたい。日本政府は「インフラシステム輸

出戦略」を決定し、目標達成に向けて年々海外か

らの受注実績を伸ばしている。また国交省は「国

土交通省インフラシステム海外展開行動計画

2017」を定め、特に注視すべき76の案件を設定

し、プロジェクトの進行や新規受注に取り組んで

いる。その一つ、マレーシア〜シンガポール間高

速鉄道計画は、2017年12月に入札が公示され、

受注に向けて精力的に相手国に働きかけている。

※行動計画2017の詳しい内容はこちらから:

http://www.mlit.go.jp/common/001177373.

pdf 講義の様子。座席が満杯になるほど多くの学生が聴講しました。(文責 修士1年森田智美)

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2018.01.10

インタビュー

もう一つの日本の特徴は、講義でも少しお話しましたが、

プロジェクトにおいて海外への技術移転を行うことです。

現地の企業と連携し、現地で作業員を雇って工事を行うこ

とで、技術を身につけてもらうのです。今進められて

いるインドの新幹線建設を例にとると、インドの国鉄

技術者に対して現地で研修を行うだけでなく、彼らを

日本に呼んでの訓練も行っています。新幹線が完成した後、

インドの方々の手で運行できるよう考慮しているのです。

このように、海外のプロジェクトにおける長期的な

コミットメントと技術移転は、日本に対して大きな期待が

寄せられています。今後も期待を背負い、多くのビジネス

チャンスを生み出していきたいと考えています。

社会基盤について学ぶ学生たちへ−最後に学生へのメッセージをお願いします。

社会基盤学科の学生たちには、今後国土づくりに関わる

様々な分野に進んで活躍してほしいと思っています。

インフラは次の時代を切り開く「設備投資」です。その

ロマンや奥深さを感じてもらえたら嬉しいですし、

我々も土木の魅力をもっとアピールしていけたらと思い

ます。(文責 修士1年武藤裕花)

石井大臣、お忙しい中有難うございました!

先人の苦労が偲ばれる立山砂防の現場−国土交通大臣としてお仕事をする上での醍醐味を教えてください。

国内外の様々な現場を巡る機会に恵まれることですね。

中でも最も印象に残っているのが、昨年訪れた富山県の立山砂防です。立山カルデラでは明治時代に大規模

な崩壊が三回起こり、下流に大量の土砂が流出したことで大きな被害が出ました。山が崩れて生じた土塊が

災害後も大量に残ったため、それらを取り除くために昭和初期からずっと工事が行われています。

現場に行くと当時の工事の様子が今も残っています。先人の苦労が偲ばれ、この上なく感動しました。当時

は、山を切り開いて現場までトロッコ列車を通し、その列車で山奥まで大量の資材を運んで工事していたわけ

です。十分な流通量、技術のない時代によくぞやってくれた、と、非常に頭の下がる想いでした。

アジアの現場で感じる日本への期待−海外の現場に足を運ばれることも多いですか。

そうですね。東南アジア、南アジアなど海外の現場を訪れると、日本への期待の大きさがひしひしと伝わっ

てきます。これらの地域では今後インフラの重要性が増していく中で、日本の技術が求められているのです。

近年はアジア諸国のインフラ整備において中国も台頭してきています。しかしそれでも依然として日本の

存在感が大きいのは、プロジェクトへの日本の関わり方に特徴があるからといえるでしょう。

例えば、建設プロジェクトが立ち上がる前の都市・交通のマスタープランづくりから日本が参画することが

あります。このように上流段階から計画に関わることで、その後日本のプロジェクトにつながりやすいという

メリットも生まれます。また、インフラを建設するだけでなく、その後の運営も担うことも多くなってきてい

ます。

特別講義・インタビュー

石井啓一国土交通大臣(昭56卒)

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昭和40年の秋、何処に進学しようかと迷っていた。理数系の成績が良かったという行き掛かりで理1に入ったものの、

工学主流の機械や電気には興味が持てず、増してや何か混ぜてる内に物が出来上がる化学には論理が欠けているようで

嫌だった。計画を学んでプランナーになるか、と考えた。候補は土木と都市工。建築は細かいので性にあわない。

都市工のガイダンスに来たのは丹下健三だった。土木は誰だったか記憶にない。前年の東京オリンピックの水泳会場に

なった代々木体育館で丹下の名声は不動のものとなっていた。丹下は蝶ネクタイでキザったらしく、嫌味に見えた。

土木に進学して1年あまり、研究室は交通研を選んだ。その当時、交通研以外は全て構造系だった。ゼミに出始めると確

率論と統計学ばかりで、計画には数理と同時に価値論が不可欠だと思っていたので、これは困ったことになったと迷い

始めた。そこに登場したのが助手の中村良夫だった。「篠原君ね、交通に来たからと言って必ずしも交通をやる必要は

無いんだよ」と言うのだ。これで、一寸違うなと思い始めていた交通を辞めて、景観を始めたのである。以来、様ざま

な事はあったが、景観が僕の専門になって今日に至る。

その時はそんなものかと不思議にも思わなかったが、後に研究室を持つようになって中村の言動は極めて異例なもの

だった事に気づく。例えば僕の研究室の助手が、卒論生に景観をやらなくても良いんだよ、などと言う事が想像出来た

だろうか。これは中村が異例だったのではなく、交通ではなく景観を専門とする中村を助手にした八十島義之助教授の

方が異例だったのである。中村を推したのは景観工学創始者の鈴木忠義。卒論を書いて道路公団に居た中村を助手で戻

したのは八十島である。交通ではなく景観の中村を。こんなことは普通にはあり得ない。

ずーと後に、交通研の前進は土木の第一講座、鉄道研究室だった事を知った。昭和16年卒の八十島の卒論は鉄道の軌道

に関する研究、昭和33年卒の中村英夫のそれは分岐器である。自動車交通が本格化した時代になって、鉄道省から来た

教授、沼田政矩は助教授の八十島にこう言ったのだと言う。「僕は鉄道、君はこれから交通をやりたまえ」。このモデ

ルチェンジが八十島の心にどの程度深く残っていたか。「僕は交通、中村君、君は景観をやりたまえ」。八十島の決断

によって、土木の景観は生まれたのだった。かつて景観の生みの母は鈴木、育ての父は八十島と書いた事があるが、沼

田が居なければ土木の景観は生まれ得なかったのだと思う。こういう事は今初めて書いた。

景観工学の誕生と沼田政矩

篠原修(昭43)

「同窓生と語らえば」 Page3

2018.3

同窓会報22号(1965)p.12-p.14「沼田政矩先生語録」(石綿知治)

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本日訪れたのは、

ディベロッパー大手の

三井不動産。本社のあ

る日本橋三井タワーは

日本橋駅や三越前駅最

寄りです。

道路を挟むと三井不

動産が手掛けた複合商

業施設のCOREDO室町

があります。皆さんも

一度は映画鑑賞や

ショッピングで利用し

たことがあるのではな

いでしょうか。

Vol.4

2018.01.23

上田さんが「いい意味で中小企業のような雰囲気があ

る。」とおっしゃる通り、三井不動産の魅力の一つは、人同

士のネットワークの強さにあると感じました。従業員が相対

的に少なく、話好きな人が多いため、福原さんは「全体の3分

の1の人と話したことがある。」ほどだそうです。その結果、

仕事の相談もしやすくなり、自分の力だけでは解決できない

問題に取り組む際に役立っているようです。

こんなにも近くにあって、自分に何かを訴えかけてくるの

に、なんて複雑でつかみどころがないんだ!と都市の魅力に

惹かれ、社会基盤学科を志望したのがもう3年以上前。都市に

ついて熟考し、実際に自らの手で唯一無二の街を作り上げ、

そしてその街とともに歩んでいくという仕事に改めて憧れを

抱きました。(M1 瀬尾)

三井不動産株式会社

「人の三井」三井不動産の魅力先輩のご紹介

記者からひとこと

東大土木同窓会企画

先輩ゴチになります!

写真は左手前から国吉(M1)上田さん(H5卒)宋

(M1)土木同窓会の赤池さん(H7卒)机を挟んで、武

藤(M1)福原さん(H11卒)瀬尾(M1)小見門(M1)。

2019年3月竣工予定の日本橋室町3丁目地区の開発。

周囲には、日本銀行本店などの歴史建造物と現代的な高

層ビルが共生しています。長い歴史の中で独自の文化を

涵養してきた日本橋は現在も進化を続けています。

その進化のエンジンとなる三井不動産はどのような会

社で、どのような人が働いているのでしょうか。

H5学部卒業の上田さんとH11学部卒業の福原さんが対応

してくださりました。

上田さんは多くの業務に関わった後、現在は大規模複合

開発の事業機会獲得をサポートする部門に所属しています。

終始朗らかな対応をしてくださりました。住宅関係の業務

に関わった際「建てたマンションに灯りがともっているの

を見て嬉しかった。」と顔を綻ばせていたことが印象に

残っています。

福原さんは、大手重工メーカーに務めた後に、三井不動

産に転職し、現在はビル事業の企画に関するグループを統

括しています。気さくな方で、多くの質問にざっくばらん

にお答えしていただきました。

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2013年1月に先生方をお招きして卒業20周年同期会を開いたのを機に、毎年1月4日以降の

最初の土曜日午後に集まって旧交を温めています。対象者は「平成3年土木工学科進学者を

中心にこの学年と共に学んだ方々」です。会場は本郷の居酒屋明憩、概ね20人程度が集まり

ます。会場にまだ余裕があるのでもう少し集まりたいところです。そろそろ五十に手が届こ

うという年齢ですが、この日は学生気分に戻ります。研究室ごとに連絡担当がいますが、全

体の幹事は加藤浩徳さんと福井恒明が担当しています。(文責:福井恒明)

卒業20周年から、本格スタート!

私の同期会

平成5年卒同期会 Page5

2018.1.6

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中央食堂のリニューアル 3.29

2018.2.26-2018.4.1

東大土木同窓会グループ

Facebookの投稿から Page6

本日、社会基盤専攻修了式が行われました。

86名の修了生で講義室はほぼ満席でした。

同窓会からは今年度初めて、証書を入れるバッグを贈

呈させていただきました。

若い卒業生には、ぜひ同窓会のネットワークを活用し、

軽やかに激変の時代を歩んでほしいと思います。

今週から新しくなった東大本郷の中央食堂。し

かし電波の入りは相変わらず悪い。

(平9 柴崎隆一さんの投稿より)

社会基盤専攻修了式 3.22

有川太郎さん(平7)3.7 北京より

先日から中国に来ていて、最終日は、清華大学で発表し、

学生時代にお世話になった、余先生と、かなり、久しぶり

にお会いし、嬉しかったです。今日は、元宵節というそう

で、中国では、旧正月の初満月の日だそうです。

大学の先生の仕事は、生徒の可能性を伸ばすことであり、

研究は、好きなことをすれば良いという余先生の言葉は、

胸に刻まねばと思いました。

※余錫平(YU Xiping)さんは、1990年博士、海岸研卒で、

現在精華大学水理工学系教授です。(※赤池)

東京大学工学部広報室から 2.27

北森応用化学専攻長・加藤社会基盤学専攻長がヤンゴン工科

大学化学工学科・土木工学科を表敬訪問(2.26)

http://www.t.u-

tokyo.ac.jp/soe/topics/setnws_201802261613474563952387.html

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2018.2.26-2018.4.1

今日前川先生の東大での最終講義を拝聴することができました。改めて研究の事、

生き甲斐のことについて考えました。

本イベントを企画していただきました岸先生、石田先生、大変感謝申し上げます。

自分は2002年安先生(現中国清華大学教授)のご紹介で、前川先生の博士課程の

学生として東大入学し、石田先生と前川先生のお二人のご指導をいただきまして、

博士課程を終了いたしました。その後群馬大学に着任する前に、前川先生からわ

ざわざ生研(当時岸先生もとで研究員)まで来ていただき、群馬大学および辻先生

のことについて詳細にご紹介いただきました。また、群大在職中、宮大在職中も

遠いにもかかわらず、来ていただきまして特別講義をしていただきました。

いつも先生のご教授いただき、大変感謝しております。これからもお身体に気を

つけながらお過ごしいただき、ずっとご指導お願いできれば幸いです。

文:李春鶴(平17博)写真:Januarti Jaya Ekaputri (ヤニ)2010博

今日は、東京都市大学の宮本和明先生(昭51)の最終講義に参加しました。講義会場には沢

山の関係者が集まりました。先生から人口減少を視野に入れた、土地利用モデルと交通モデ

ルを統合した都市モデルやPFI、PPPの研究成果、国内外での委員会、学会活動が紹介

されました。

祝賀会は、目黒の雅叙園でした。恐ろしく立派なホテルに驚かされました。多くの来賓の方

の挨拶の後、先生から退任のご挨拶があり、集合写真を撮影して会が終わりました。

宮本先生とは研究室で卒論の指導を頂いて以来、かれこれ40年近いおつきあいがあります。

宮本先生、ご苦労様でした。

白木原隆雄(昭和53)

東大土木同窓会グループ

Facebookの投稿から

宮本和明教授 最終講義 3.9

他、投稿協力会員

関本義秀(平9)深澤淳志(昭54)谷下雅義(平元)石田哲也(平6)竹内渉(平11)

Page7

※Facebookページ(要登録)で投稿をご覧になれます。

前川宏一教授 最終講義 3.9

本日は、名簿の広告協賛にも協力いただいているスペースシンタックス、高松誠治

さん(平9修)のご紹介で、ロンドン大学、バートレット建築都市環境学部、ビジネ

ス開発担当のデビッド・コブ David Cobbさんと会いました。UCL卒業生の日本で

の組織化についての話題でしたが、東大土木の会員名簿を見て驚いたようでした。

情報収集などを目的にOBのいる国々を訪ねているそうです。

UCLの同窓会担当、来訪 3.8