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CopyrightC2007 NETMARKS INC. これからのWAN最適化ソリューション これからの これからの WAN WAN 最適化ソリューション 最適化ソリューション ~Steelheadで一歩先のWAN最適化 ~ 株式会社ネットマークス パートナーソリューション事業部

これからのこれからのWAN最適化ソリューションWAN最適化 ...9統合サーバによる海外拠点とのデータ交換、ファイル共有が必要であるが、

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Page 1: これからのこれからのWAN最適化ソリューションWAN最適化 ...9統合サーバによる海外拠点とのデータ交換、ファイル共有が必要であるが、

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これからのWAN最適化ソリューションこれからのこれからのWANWAN最適化ソリューション最適化ソリューション

~Steelheadで一歩先のWAN最適化 ~

株式会社ネットマークス

パートナーソリューション事業部

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WAN越しのアクセスの問題点と付け焼刃の対策WANWAN越しのアクセスの問題点と付け焼刃の対策越しのアクセスの問題点と付け焼刃の対策

3つの問題点低帯域 遅延 信頼性

従来の解決策

 WAN契約帯域の増強 リモート環境にサーバを構築

回線増強により、高速化は実現。(しかしアプリケーションの利用は快適か?)

ユーザーの利用効率は上がるが、メンテナンス、バックアップなどの為に、人員の配備が必要。

そもそも、現代のトレンドは・・・

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統合によるメリット

・ 一元管理による管理コストの削減

・ 堅牢なデータ保護と確実なバックアップ

・ 情報漏えい対策、セキュリティレベル向上

・ ILMも災害対策システムの構築が可能

統合による課題の顕在化

・ データサイズは、日々大きくなる傾向

・ クライアント側からのファイルアクセスが遅い

・ クライアント側のアプリケーションは快適?

・ 業務効率が上がらない NAS

部門、支店WAN

クライアント

ファイルサーバ統合

クライアント

クライアント

データセンター各拠点から

WAN越えで

アクセス

アクセス・ログ集中管理

バックアップ集中管理

WindowsFile Server

バックアップ

テープ装置

アクセス・ログ

部門、支店WAN

従来の分散サーバ環境

WindowsFile Server

アクセス・ログ

バックアップ

テープ装置

WindowsFile Server

バックアップ

テープ装置

アクセス・ログ

各拠点毎に

ファイルサーバを

構築・運用

クライアント

クライアント

クライアント

ITリソースの統合・集約への流れITリソースの統合・集約への流れITリソースの統合・集約への流れ

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遠隔アクセス(WAN経由)での問題点遠隔アクセス(遠隔アクセス(WANWAN経由)での問題点経由)での問題点

原因は?: 回線帯域 ? それとも アプリケーション ?

リモート側ユーザの不満(ストレス)

統合サーバによる海外拠点とのデータ交換、ファイル共有が必要であるが、レスポンスが遅い

FTPで転送するデータ量が増えて転送時間がかかる

メールの添付ファイルの取り込みが遅い

イントラWebのレスポンスが、ロケーションや時間帯により著しく悪い

使いたいアプリケーションがレスポンスが悪く、満足に使えない

距離による遅延の問題、TCPプロトコルと業務特性の問題が顕在化距離による遅延の問題、TCPプロトコルと業務特性の問題が顕在化

ビジネスの速度を落とし、大きなLossになっている!ビジネスの速度を落とし、大きなビジネスの速度を落とし、大きなLossLossになっている!になっている!

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・十分なCPUスペック・帯域保証の高速回線

それなのに遅い!!回線の帯域をあげると月額コストが撥ね上がるしな~・・・・・・効果も期待できそうもないし・・・・・

データセンター リモート拠点

WAN

更なる回線増速やCPUのPower up ?更なる回線増速やCPUのPower up ?

解決策は?解決策は?解決策は?

回線帯域はそのままでパフォーマンス向上がはかれる!! ・業務効率向上 ・新しいサービスの追加 ・データが肥大化しても安心

データセンターWAN

リモート拠点

Steelheadの導入によりWAN経由のアプリケーション性能を劇的に向上!

Steelheadの導入によりWAN経由のアプリケーションアプリケーション性能を劇的に向上!

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WAN最適化装置WAN最適化装置

SteelheadとはSteelheadとはSteelheadとは

・広域ネットワーク(WAN)において分散されたインフラ環境でもまるでLANのようなアプリケーションの性能を実現

・WAN回線を増速することなく、既存帯域での速度向上が可能・Webやファイル・キャッシュするWAFS(Wide Area File Services)とは異なり、情報漏えいや著作権管理の問題なし

SteelheadSteelheadは、は、WAFSWAFSを超えたを超えたWDS (WideWDS (Wide--area Data Services)area Data Services)機能を提供機能を提供

WDS(Wide-area Data Services)の機能

1. TCP Windowサイズ拡張

2. 拡張データ参照機能 (Scalable Data Referencing) + 圧縮

3. トランザクション予測機能 (Transaction Prediction)

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機能ー1:仮想TCPウインドウサイズ拡張機能(VWE)機能機能ーー11:仮想:仮想TCPTCPウインドウサイズ拡張機能ウインドウサイズ拡張機能((VWE)VWE)

…Max 64 KB

TCPウインドウサイズ

WAN

Max 64 KB Max 64 KB

……Max 64 KB

VWE : Virtual TCP Window Expansion導入前FTP

TCPウインドウサイズ

64KB

Max 2MB

Steelhead 装置間の仮想ウインドウサイズ

…Max 64 KB

TCPウインドウサイズ

WAN

FTP

Max 64 KB

64KB

Max 2MBTCPウインドウサイズ

SteelheadSteelhead

遅延があるWAN上の1回のデータ転送サイズを拡張:効率よくデータ処理導入後

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SDR : Scalable Data Referencing

バルク・レスポンス

WAN

② 差分データのみを転送

ファイルの再構築バルク・レスポンス

リモートオフィスデータセンター

65-98%のデータ削減!Data

参照データ

① リクエスト

機能-2:拡張データ参照(SDR)機能機能機能--22:拡張データ参照:拡張データ参照((SDR)SDR)機能機能

①クライアントからのデータ参照や転送のリクエストは必ずデータセンター側のサーバに

  要求として渡されます。(サーバとクライアント間のセッションが確立される)

②Steelheadに保存された参照データと比較し、レスポンスデータのなかでリモート側の

  Steelheadに残っていないデータ(差分データ)のみを転送します。

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機能ー3:トランザクション予測-Steelhead使用前機能機能ーー33:トランザクション予測-:トランザクション予測-SteelheadSteelhead使用前使用前

遠隔地へのデータアクセスにおいては、クライアントとサーバ間で行われる処理ごとに遅延が発生

TCPのWindowサイズを大きくし、使用帯域幅を広げても、プロトコル固有の制御による遅延が発生

クライアント サーバ

Open

FID20msWANの遅延

Read(1)

Read(1)20ms

Read(2)

Read(2)20ms

Read(n)

Read(n)20ms

ファイル

WANの遅延ファイル

時間WANの遅延

WANの遅延

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機能ー3:トランザクション予測-Steelhead使用後機能機能ーー33:トランザクション予測-:トランザクション予測-SteelheadSteelhead使用後使用後

クライアントとサーバ間で行われる処理を予測し、Steelheadが代理応答することで、遅延による影響を極小化

SteelheadのSDR機能、VWE機能、圧縮機能により、効率的に回線を使用

Steelhead Steelhead サーバクライアント

[Open]

Open

Open

ファイル

FID[FID]

FID

Read 1,2,3…

ファイルデータ

N1007 N4559 N3771

Read 1,2,3…

WANの遅延 20ms

時間WANの遅延 20ms以下

ファイル

(注)本機能は、以下のアプリケーションに現状対応しています。

• MAPI for Microsoft Exchange (Messaging Application Programming Interface)

• CIFS for Windows (Common Internet File System)

• MS SQL Server

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アプリケーション毎の性能向上効果アプリケーション毎の性能向上効果アプリケーション毎の性能向上効果

用途 スループットの向上(倍)

Cold 時 Warm 時

4

2

-

-

3

2

-

-

-

-

-

-

-

-

-

-

-

3

3

3

2

2

3

2

1

1

ファイル共有 Windows (CIFS)

UNIX (NFS)

200

55

メール Exchange (MAPI)

Notes/Domino

HTTP, インターネット, ERP

SnapMirror

Veritas

MS Backup

ソフトウェア配布 SMS 60

データベース MS-SQL

Oracle SQL

10

3

ERP Fat Client, SAP 3

50

20

Web 50

FTP 120

バックアップ

レプリケーション

50

25

25

Steelhead導入前の処理時間を基準とした相対比較です。

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クライアントとサーバ間で透過的クライアントとサーバ間で透過的クライアントとサーバ間で透過的

導入に際してクライアントおよびサーバの設定変更が不要

Steelhead用にIPアドレスが1つずつ付与

WAN

リモートオフィスデータセンター

TerminateTCP

TerminateTCP

Proxy TCP

Steelhead 同士が自動検出、自動インターセプト

IPアドレスの変更不要

QoSの設定維持、新たなQoSの設定

最適化を実施しないものは、パススルー

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Steelheadの適用領域Steelheadの適用領域Steelheadの適用領域

回線遅延が大きい環境で以下の適用領域にてすぐれた効果を発揮

1. FTP転送

2. HTTP転送

3. CADデータの遠隔アクセス

4. 統合ファイル・サーバやNASサーバへの遠隔アクセス

5. MS Exchange Serverへの遠隔地からのアクセス

6. IMAPサーバやNotes/Dominoサーバへの遠隔地からのアクセス

7. MS-SQLサーバへの遠隔地からのアクセス

8. DR(災害対策)、遠隔バックアップ、ディスク間複製、

NAS間複製、レプリケーション

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Steelheadの優位性SteelheadSteelheadの優位性の優位性

多様なアプリケーションに対応

ファイル単位でのキャッシュはせず、独自の技術により、

 データを細分化して保存

豊富なラインナップを背景に最適なサイジングを実現。

In Path 、Out of Path双方の構成が可能。

既存のネットワークへの影響が僅少

一貫したアーキテクチャ

HWとしての信頼性

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情報セキュリティEXPO()にてRiverbedのセミナーとデモ実施中。