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PowerPoint プレゼンテーション¤ª鼓山WFの事故原因 *月 日 の報道 ・府の緊急点検結果で 他の風車基 でも、プロペラと支柱の接続部分に、

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太鼓山WFの事故様相

太鼓山WFでのタワー上部で倒壊(京都府伊根町) H25年3月13日、低気圧乱気流で 1基がタワー上部で折損しブレード・発電機他が落下した。

H13年運開(経年12年) 750kW (オ国)ラガウエー社製 京都府 (参考) 同製作者の風車が国内に 約120基ある。

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太鼓山WFの事故原因

*4月16日の報道 ・府の緊急点検結果で 他の風車4基でも、プロペラと支柱の接続部分に、 複数の亀裂が見つかった。 ・亀裂は、いずれも支柱の表面にできていて、大きい もので長さ2.3m、深さは8mmに及ぶ。 ○事故原因: ボルトの緩みから、その周辺で金属疲労が進み 亀裂が入ったり、広がったりして落下事故につながった。 (太鼓山事故 専門家会議 H25.11.)

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笠取WFの事故様相

風車上部(地上65m)から風車 (ブレード、ナセル)が地上に落下し。 更に、タワーが中央付近で折損 (10度傾斜)

発電所名:ウインドパーク笠取風力発電所

運転開始年月:平成22年2月(第1期)12月(第2期) 全19基

2,000kW/基

設置者 株式会社シーテック

製造事業者 株式会社日本製鋼所

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笠取WFの事故原因

・ブレーキの不適切材質で異状磨耗、ブレーキ力不足 でフェザリング状態を保持できず、風受け状態になり ロータ過回転が発生。 ・ロータ過回転で大きく変形したブレードがタワーヒットし、 ナセルとタワーを結合するボルトに設計荷重を 超えるせん断力と引っ張り応力が作用し、ボルトが 破断し、ナセルが脱落した。

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笠取WFの事故様相

・15時56分ストームモードへ(ナセルの向きを180度回転) ・16時01分までは正常、それから ・#1ブレードのピッチが風を受ける方向に(ブレーキ効かず) ・5分後#3ブレードが、その1分後#2ブレードが#1とは逆の ピッチ角で風を受ける方向に(ブレーキ効かず) ・16時35分まで(28分間)10rpmくらいで乱回転、無制御状態 ・16時36分から過回転状態に、即ち3枚のブレードが揃い わずか1分30秒で急速過回転、記録途絶えた時点57.78rpm

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北条砂丘WFと 太鼓山WF・笠取WFの違い

ギア

太鼓山WF

笠取WF 北条砂丘WF

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北条砂丘WFと 笠取WFの違い

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構造物の強度は繰り返しの機械的ストレスから疲労劣化が進展してくる

・太鼓山WFは構造物の金属疲労の進展から

・笠取WFは太鼓山とは違う (風車本体)

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苫前グリーンヒルWPの事故様相

風車主軸の破断により ローラー・ハブ(ブレード3枚含む)が 脱落落下した。

H11年11月運開(経年15年) 1000/2000kW(極数切替方式) 回転数:15/22rpm Bonus A/S (現 SiemensWP社製) 設置者:(株)ユ-ラスエナジージャパン *低風速時は回転数を低くし 出力は1000kWまで、 高風速時は回転数を上げて高出力 2000kWに自動制御している。

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苫前グリーンヒルWPの事故原因

・主軸が疲労破壊により破断した。 (主軸径=510mm) ・事故発生約1年前、主軸の修理時に誤った指示がされた。 ・疲労亀裂発生評価では20年間運転でも疲労亀裂はない、 修理品では数ヶ月の運転で疲労亀裂の発生に至る。 ・亀裂進展寿命計算から破断までの寿命は1~2年、 破断までに至った日数に相当した。

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遊佐のWF と オロロンWFの事故様相

山形:遊佐のWF H22年8月運開 1990kW (ドイツ国) ENERCON社製

北海道オロロンWF H10年11月運開 400kW (デ国)NEGミーコン 現VESTAS社製

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遊佐のWF と オロロンWFの事故 考察(me)

*雷ネネルギー > ブレードの耐雷強度 新品での耐雷強度は? ブレードに古傷があると耐雷強度低下する

*耐雷強度 ・風車の雷保護レベル(国際規格)のどのレベルを採用していたか? ・システムではサージインピーダンス・接地抵抗値を下げると耐雷強度は増す。 ・過去の雷撃でブレードに古傷(小さなクラック・ピンホール)があると、 耐雷強度は古傷の程度で大きく左右される。 *冬期雷 ・夏の雷に比べ冬期雷はエネルギーが大きい。 約100倍強の観測記録もある。

・冬期雷は世界では、日本海とスカンジナビア半島の2ヶ所のみ。

破損

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北条砂丘WFの 耐雷設計について

*風車本体の耐雷強度 ●システム全体では雷保護レベルⅱで設計されている (・ブレードはレベルⅰ設計されている) (・ナセル・ハブはレベルⅱで設計されている) *サージインピーダンスと接地抵抗を下げて 耐雷強度を上げている ・針状電極棒を併設しサージインピーダンスを下げている ・接地抵抗値は単基で0.27~0.75Ωと低く下げている

山間地では接地抵抗値は下げにくいが 北条砂丘WFは地下水位のお陰で低く出来ています。 北条砂丘WFのブレードは 定期的に先端部の保全をして、耐雷強度低下を防いでいます。

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H25.12.1. 9時頃 火災発生 *消防署による消火活動で約3時間後鎮火 *周辺への延焼等の公衆災害はなし *未明から落雷が観測されていた *H14年12月運開 (11年経過) *900/2000kW(極数切替方式) *製造者 NEGミーコン 現VESTAS社 *設置者 北陸電力 (H22年に福井県から譲渡)

国見岳WFの事故様相

H25.12.26. 国への事故報告(中間) 事故原因(推定) 風車への落雷 事故原因解明 ・雷侵入個所の特定 ・落雷による火災発生の可能性のある 部位の調査

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国見岳WFの火災事故 考察(me)

* 出火場所 ナセルorハブが想定されるが、写真から私は からと推定している。 ① 火種=最重要 (事故調査結果・事故報告を待たなくては、・・・) =H26.6.末 目途との事

・雷撃による放電アーク ・・・何処から雷が入ったか? ・・・放電アークが何処の油に引火させたか? ・経年劣化からくる加熱出火・・・油に引火する温度まで上がったか? ・等々 ② 燃料 ・回転部の軸受や歯車にはグリスや潤滑油が使われている。 (減らす工夫はあっても、無くすのは困難) ③ 酸素(空気) ・密閉構造にしないといけない。 (構造的にチョット無理)

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北条砂丘WFの防火について (火種の観点で)

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お金

風のエネルギー 回転エネルギー 電気エネルギーに

約60%は後ろに逃げる

機械的ロス 変換ロス 送電ロス 残り約28%

送電ロスは 変圧器+ケーブル

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