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科学が生んだ、新技術による新時代の二酸化塩素スプレー
Quick Buster 634 は使いやすいスプレータイプ。
その成分は、ウイルスや菌、季節のアレルギーを強力除去する二酸化塩素。
様々なウイルスや細菌、カビや臭い、季節のアレルギーに効果を発揮します。
本製品は、最新科学による特殊な製法により
継続して安全に二酸化塩素を放出し、除菌と消臭を可能にした新時代のスプレーです。
『安定化二酸化塩素』『亜塩素酸ナトリウム』『二酸化塩素製剤』とは一線を画す製品です。
お部屋の脱臭・除菌・防カビだけでなく
季節のアレルギー・ウイルス等の対策にも
強力に効果を発揮します。
新時代の除菌スプレー
◆二酸化塩素とは?◆
簡単に言えば、二酸化塩素は(分子式:ClO2)ガスです。強い酸化作用で、ウイルス
除去、季節のアレルギー除去、除菌、消臭等の働きを有します。
NASA ではスペースシャトル内の完全滅菌の用途として採用されるなど、その殺菌・
抗菌効果は世界で認められています。
▲その反面、その強烈な刺激臭に加え、光や熱に弱いという弱点があります。
また、保存性に問題があり空気に触れると反応するので開封後の使用期間は短く、
製造時の濃度維持は一ヶ月が限界と言われています。
また、密閉容器にもかかわらずガスが漏れ気管に障害をあたえる等のため、
二酸化塩素の運搬は諸外国では禁止されています。
◆安定化二酸化塩素とは?◆
二酸化塩素製品の他に、「安定化二酸化塩素」と名のつく商品が多数存在します。
安定化二酸化塩素は、二酸化塩素のように特定の化学式で表される物質ではなく、
商品群の総称です。二酸化塩素の欠点を補うために pH をアルカリ側に傾け分解しに
くくし、安定した状態にしたものが「安定化二酸化塩素」で、そのため基準はなく
その配合や効果は各社によって異なります。
▲本来の二酸化塩素ではなく【亜塩素酸イオン】として存在しているので、
安定化二酸化塩素では二酸化塩素の持つ除菌・減菌効果は殆ど認められません。
(こちらに関しては既に消費者センターが通達済み)
保存状態では二酸化塩素は静止しているため、
もし効果を出す場合はクエン酸などの酸化剤を添加し、強制的に
二酸化塩素を生成させる必要があります。ですがこのような方法でも、
酸化剤添加により一気に酸化することで保存性を失ってしまいます。
また、メーカによって品質にばらつきがあり、様々な添加物を入れるために二酸化
塩素の純度がほとんどなくなり、消臭はあっても除菌効果が難しいのが実情です。
◆次亜塩素酸ナトリウムとは?◆
次亜塩素酸ナトリウムは、殺菌剤として広く使用されている他、食品製造の分野で
も食品添加物殺菌料として厚生労働省から認可され、活用されています。
安価で扱いやすいため、様々な場所で広く消毒に用いられています。
▲消臭機能に関しては殆ど効果を発揮しません。
また、次亜塩素酸ナトリウムを安全に使用するためには、独自の技術による
希釈混合が不可欠です。希釈後は約 3 日以内に使い切らないと
濃度が下がってしまい殺菌効果も半減してしまいます。
便利な反面、皮膚への刺激が強く、酸性の物質と混ぜると有毒ガスが発生する
危険性もあります。
Quick Buster 634 は塩素の持つ遊離塩素の殺菌力と二酸化塩素の持つ強
力消臭が兼ね備わった画期的な製品です。
簡単に言えば、二酸化塩素と次亜塩素酸ナトリウムの両方の長所を併せ
持ったものです。
※亜塩素酸ナトリウムの中に存在する二酸化塩素を遊離基として閉じ込めています。
pH を約 10 にすることで次亜塩素酸ナトリウムのガスを抑え、
それぞれが除菌と消臭効果の相乗効果を高めています。
通常、塩素は pH の高い領域では除菌消臭作用はみられませんが、
本製品はその製法により
安定した高い pH 領域で遊離塩素基を多く溶け込ませることに成功し、
除菌消臭能力を持つ画期的な製品を作り出しました。
・その殺菌力は 5ppm で大腸菌を不活性化させることが可能です。(本製品は
200ppm)
・安定化二酸化塩素で同等の効果を発揮させる為には数百倍以上の濃度を要しま
す。
・二酸化塩素と同様に悪臭に優れた効果を発揮し、臭いを根本から取り除きます。
二酸化塩素は、
WHO(世界保健機構)
EPA(米国環境保護局)
FDA(米国食品医薬局)
更に、一番厳しいことで有名な米国基準毒性検査
に合格しています。
また、こちらの製品は遊離塩素のもつ殺菌力により効果を発揮していることから、
厚生労働省が食品添加物殺菌料として認可している次亜塩素酸と同等の位置付けが
可能で、幅広い使用用途が考えられます。
直接人体 (手及び衣服) に使用できます。
(二酸化塩素・安定化二酸化塩素は不可)
pH を約10にすることにより、保存性を格段に上げました。
pH 及び ppm 濃度は驚きの安定度を誇り、使用時に容器の開け締めをしても、また容
器に移しても効果が減少しません。
(通常、塩素は pH の高い領域では除菌消臭作用はみられませんが、本製品はその製法により、安定
した高い pH 領域で遊離塩素基を多く溶け込ませることに成功)
その他、機械の中の部品やパッキンゴム等にも腐蝕やサビを発生させることはあり
ませんので、業務用対策としても効果を発揮します。ダクトの消臭だけでなく、同
時に除菌も安全に出来ます。
希釈濃度もその用途や場所によって自由に変えていただくことができます。
大切な人やペットにも1年を通じ安全で安心な空間を提供するお手伝いをいたしま
す。
(株)武蔵ホームサービス
二酸化塩素ガス ウイルス検証データ(他社データ参考)
ウイルス I
方法
ウイルス I (1LD50)と同時に二酸化塩素ガス(0.03 ppm)または空気を 15 分間暴露
させ、
10 匹のマウスの死亡率を 21 日間比較しました。
結果-1
0.03 ppm の二酸化塩素ガス存在下で、
ウイルス I によるマウスの感染死亡が阻止されました(p=0.002)。
長期間ヒトが許容される二酸化塩素ガスのレベルは 0.1 ppm [ヒトの 8時間加重平
均値(TWA)]
結果-2
二酸化塩素ガス存在下(0.03 ppm)で、マウス肺中のウイルス I が有意に減少しまし
た(p=0.003)。
詳しくは、下記論文又は要旨和訳をご覧下さい。
Ogata N. and Shibata T.J Gen Virol 89. 60-67 (2008)
論文要旨和訳
方法
ウイルス I (1LD50)の暴露と同時(0分)またはウイルスの暴露 5分、10 分、15 分後に二
酸化塩素ガス(0.03 ppm)の暴露を開始した時のマウス 10 匹の死亡数を、二酸化塩素ガスを暴
露させない場合と比較しました。
結果
結果
ウイルス I 暴露後、15 分経過してから二酸化塩素ガスを暴露させた時、
二酸化塩素ガス暴露なしの場合と同じ 5匹の死亡が認められました。
一方、ウイルス I と同時に二酸化塩素ガスを暴露した場合のマウスの死亡は
認められませんでした(p=0.022)。
さらに、統計的有意差は認めなかったものの(p=0.081)、5分後に二酸化塩素ガスを暴露
させた場合は、
1 匹のみの死亡にとどまりました。
詳しくは、下記論文又は要旨和訳をご覧下さい。
Ogata N. and Shibata T.J Gen Virol 89. 60-67 (2008)
論文要旨和訳
ウイルス N 方法
密閉空間(20℃、150L)に、ウイルスN懸濁液(湿潤状態)または乾燥ウイルスN
(乾燥状態)をガラスシャーレに置き、二酸化塩素ガスを所定時間暴露させた後、
ウイルス感染価を測定しました
コントロールとして、空気のみで同様の試験を行い、ウイルス感染価を測定しまし
た。
この時、ウイルスNには所定濃度のウシ胎児血清(FBS)を添加することにより、有
機物による影響を確認しました。
また、環境中の相対湿度は、ウイルスN懸濁液(湿潤状態)への暴露時には中湿度
(45-55%)、乾燥ウイルスN(乾燥状態)への暴露時には中湿度(45-55%)ま
たは高湿度(75-85%)に設定し、湿度の影響を確認しました。
結果-1
ウイルスN懸濁液(湿潤状態)に低濃度二酸化塩素ガス(平均 0.08 ppm)を、
20℃、中湿度(45-55%)環境下で 6 時間暴露した時、有機物(FBS)を添加しない
場合は、コントロールと比較して 99.99%以上のウイルス感染価の低下がみられま
した。
有機物(FBS)添加時には、低濃度二酸化塩素ガスによるウイルス感染価の低下作用
が
抑制されることがわかりました。
結果-2
乾燥ウイルスN(乾燥状態)のウイルス感染価は、低濃度二酸化塩素ガス(約 0.08
ppm)を 20℃で 24 時間暴露した時、高湿度(75-85%)環境下では 99.99%以上の
ウイルス感染価の低下がみられました。尚、ウイルス除去作用は有機物(5% FBS)
添加により抑制される事がわかりました。
中湿度(45-55%)環境下では、低濃度二酸化塩素ガスによるウイルス感染価の低
下はほとんどみられませんでした。
Morino H., et al. Biocontrol Science, 14(4),147-153 (2009). 論文要旨和訳
細菌検証データ
方法
病院解剖室に二酸化塩素ガス発生製品を所定の日数設置した後、浮遊菌をエアーサ
ンプラーを用いて寒天培地に捕獲し、その寒天培地を培養して浮遊菌を計測しまし
た。
結果
二酸化塩素ガス発生製品を設置することにより、室内の浮遊菌量が減少することが
わかりました。
大幸薬品検証データ
真菌検証データ
方法
25℃の空気環境下または低濃度の二酸化塩素ガス環境下に、小型カビセンサーを置
き 3 日間暴露後,位相差顕微鏡下で撮影しました。
結果
低濃度の二酸化塩素ガス環境下では、 好湿性真菌 A および好乾性真菌 E 共に、
菌糸の成長が抑制されました。
Morino H., et al. Yakugaku Zasshi 127, 773-777 (2007). 論文要旨
森野博文、柴田高 アレルギーの臨床 30(1), 51-55(2010). 論文要旨
二酸化塩素ガス溶存液 ウイルス検証データ(他社データ参考)
ウイルス I
方法
ウイルス I に各成分の溶液(各濃度 1 ppm)を作用させ、そのウイルス感染価を
測定しました。
結果
酸化塩素 1 ppm は次亜塩素酸ナトリウム 1 ppm と比較して 100 倍以上の抑制が示唆
されました。
亜塩素酸ナトリウム(通称「安定化二酸化塩素」と呼ばれている)1 ppm は、
感染価の抑制がみられませんでした。
第 33 回防菌防黴学会にて発表(東京、2006)
ウイルス N
方法
ウイルスNに各成分の溶液を所定濃度作用させ、そのウイルス感染価を測定しまし
た。
結果-1
二酸化塩素 4 ppm は次亜塩素酸ナトリウム 4 ppm と比較して 100 倍以上の抑制が示
唆されました。
亜塩素酸ナトリウム(通称「安定化二酸化塩素」と呼ばれている)は、
100ppm でも感染価の抑制がみられませんでした。
第 1 回食品薬学シンポジウムにて発表(大阪、2006)
結果-2
二酸化塩素 10 ppm はポピドンヨード 10 ppm と比較して 100,000 倍以上の抑制が示
唆されました。
大幸薬品検証データ
ウイルス E
方法
ウイルスEに各成分の溶液を所定濃度で 1分間作用させ、そのウイルス感染価を測
定しました。
結果
二酸化塩素は 10 ppm の濃度では、次亜塩素酸ナトリウム 10 ppm と比較して 100 倍
以上の抑制が
示唆されました。
亜塩素酸ナトリウム(通称「安定化二酸化塩素」と呼ばれている)では、
感染価の抑制がみられませんでした。
第 33 回防菌防黴学会にて発表(東京、2006)
ウイルス A
方法
ウイルスAに各成分の溶液(各濃度 10 ppm) を作用させ、そのウイルス感染価を
測定しました。
結果
二酸化塩素 10 ppm は次亜塩素酸ナトリウム 10 ppm と比較して 10,000 倍の抑制が示
唆されました。
第 56 回 日本ウイルス学会にて発表(岡山、2008)
ウイルス M
方法
ウイルスMに各成分の溶液(各濃度 10 ppm)を作用させ、そのウイルス感染価を測
定しました。
結果
二酸化塩素 10 ppm は次亜塩素酸ナトリウム 10 ppm と比較して 1,000 倍以上の抑制が示
唆されました。
第 56 回 日本ウイルス学会にて発表(岡山、2008)
二酸化塩素ガス溶存液と次亜塩素酸ナトリウム溶液のウイルス除去効果の比較
試験管内で、各種ウイルスに二酸化塩素ガス溶存液または次亜塩素酸ナトリウム溶
液を所定時間作用させ、99.99%以上のウイルスを除去させる濃度と時間を測定しま
した。
三浦孝典、柴田高 アニテックス 21(6), 11-16 (2009).
Sanekata T., et al. Biocontrol Science 15(2), 45-49(2010).より改編
論文要旨(アニテックス)
論文要旨和訳(Biocontrol Science)
細菌検証データ
方法
各細菌に対して所定濃度の試験溶液を所定時間作用させ、寒天平板混釈法により
残存生菌数(CFU/mL)を測定しました。
結果
二酸化塩素は、次亜塩素酸ナトリウムと比較して各種細菌に対する抑制作用が高い
ことが
示唆されました。
二酸化塩素ガス溶存液の各種細菌に対する除去効果まとめ
試験管内で、各種細菌に二酸化塩素ガス溶存液を所定時間作用させ、
99.999%以上の細菌を除去させる濃度と時間を測定しました。
三浦孝典、柴田高 アニテックス 21(6), 11-16(2009). 論文要旨
真菌検証データ 方法
二酸化塩素ガス溶存液(二酸化塩素濃度 100 ppm)を真菌 T(糸状菌)の懸濁液に
添加し、
室温にて所定時間作用させ、中和しました。
中和後の試験液を寒天培地に接種し培養しました(25℃±1℃、7 日間)。
結果
二酸化塩素ガス溶存液(二酸化塩素 100 ppm)で処理した場合、
真菌 T(糸状菌)の発育は認められませんでした。
二酸化塩素(100 ppm)を処理することにより、短時間で真菌 T(糸状菌)が除去さ
れていることがわかりました。
試験依頼先 日本食品分析センター
試験成績書発行年月日 平成 20 年 9 月 29 日
試験成績書発行番号 第 208071846-001 号(一部抜粋)
二酸化塩素ガス溶存液の各種真菌に対する除去効果まとめ
試験管内で、各種真菌に二酸化塩素溶存液を所定時間作用させ、99.999%以上の真
菌を除去させる濃度と時間を測定しました。
三浦孝典、柴田高 アニテックス 21(6). 11-16(2009).
論文要旨
二酸化塩素の安全性データ
二酸化塩素ガス溶存液の GLP 毒性試験
試験の種類 試験方法 結果と考察
急性経口毒性
(ラット)
OECD TG 423 に準拠
(投与量は 5、50、300 および 2000 mg/kg
に固定し、3匹ずつ順次投与)
2000 mg/kg の投与で死亡なし
(5000 mg/kg の投与でも死亡な
し)
したがって、致死量は 5000
mg/kg 以上と推定
急性経皮毒性
(ラット)
OECD TG 402 に準拠
(2000 mg/kg の 1 用量およびプラセボ対照
の 2 群による限度試験)
2000 mg/kg 群で死亡および一般
状態の変化は見られず
したがって、致死量は 2000
mg/kg 以上と推定
亜急性経口毒
性
(ラット 21
日)
動物用医薬品試験法ガイドラインに準拠
(1群雌雄各 5 匹、雌雄各 3 用量群と対照の
2 群[精製水、プラセボ]の計 5 群を設定)
無影響量(NOEL):
雄 300 mg/kg/day、雌 300
mg/kg/day
無毒性量(NOAEL):
雄 1000 mg/kg/day、雌 300
mg/kg/day
慢性経口毒性
(ラット 13
週)
動物用医薬品試験法ガイドラインに準拠
(1群雌雄各 10 匹、雌雄各 3 用量と対照の
2 群[精製水、プラセボ]の計 5 群を設定)
無影響量(NOEL):
雄 200 mg/kg/day、雌 200
mg/kg/day
無毒性量(NOAEL):
雄 200 mg/kg/day、雌 200
mg/kg/day
ウサギ皮膚刺激性試験、ウサギ眼刺激性試験: 有害性は認められない、
又は有害性は極めて低いモルモット皮膚感作性試験:皮膚感作性は有しない
ラット催奇形性試験、ウサギ催奇形性試験:母動物および胎児に対する無毒性量
(NOAEL):
ともに 1000 mg/kg/day 以上
畜産生物科学安全研究所委託研究
低濃度二酸化塩素ガス吸入毒性試験(ラット)
方法
0.05 ppm または 0.1 ppm の二酸化塩素ガスを、1 日 24 時間、週 7 日間、6 ヵ月
間、
ヒトの日常生活を模倣するために餌ならびに水を自由に摂取できる無拘束条件下で
飼育したラットに暴露した。対照群の動物には空気のみを暴露した。試験期間中、
摂餌量ならびに飲水量を記録し、6 ヵ月間の暴露期間ならびに 2 週間の回復期間後
の生化学、血液学、剖検、臓器重量ならびに病理組織学的検査を含む、一連の毒性
学的検査をおこなった。(各グループ 雄 16 匹、雌 16 匹)