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IT コンサルティング &

サービス

従業員数 5,700 人

拠点数 15 カ所 (世界各国)

利点 •スケーラブルな自動化された

OpenStack プライベート

クラウド・プラットフォーム

を使用して、顧客のコスト削減と

デプロイメントの単純化を実現

•アジリティが向上し、

プロビジョニングの

所要時間が 45 日以上から

3 日未満に短縮

• 革新的なオープンソース・

ソリューションを、企業利用に

適した安定性および

サポートとともに

提供する能力を獲得

• OpenStack と関連する

Red Hat テクノロジーに関する

知識が向上

ソフトウェアとサービスRed Hat® OpenStack® Platform

Red Hat Enterprise Linux®

Red Hat Ceph Storage

Red Hat CloudForms

Red Hat Satellite

Red Hat テクニカル・アカウント・マネジメント (TAM)

Red Hat トレーニングと認定

マネージドクラウド・プロバイダー Rackspace® は、顧客企業によるクラウド導入の増加を受けて、Red Hat とのコラボレーションのもと、オープンソースの Cloud-as-a-Service 型プライベートクラウド・ソリューションを共同開発しました。このソリューションは、Red Hat OpenStack Platform、Red Hat Ceph

Storage、およびその他の Red Hat ソリューションを組み合わせて構築され、Rackspace の Fanatical

Support® サービスと併せて提供されます。また、同社は Red Hat の OpenStack ソフトウェアと関連ツールに関する専門知識も習得しました。その結果 Rackspace は、Red Hat OpenStack Platform を基盤として、柔軟でスケーラビリティと信頼性に優れた Cloud-as-a-Service 型の OpenStack プライベートクラウド・ソリューションを実現しました。

本社

「私のチームの半分は Red Hat です。

今後もずっとそうでしょう。この業界では

他に類を見ないレベルで、2 社間の統合と

パートナーシップを実現することができました」

RACKSPACE

製品管理主任

DAN SHEPPARD 氏

テキサス州ウィンドクレスト

RACKSPACE、RED HAT と連携して OPENSTACK プライベートクラウド・ ソリューションを構築

お客様事例

2jp.redhat.com お客様事例 Rackspace、Red Hat と連携して OpenStack プライベートクラウド・ソリューションを構築

顧客のエンタープライズ OPENSTACK プライベート・クラウドをサポート クラウド導入の戦略的価値が広く認められている一方で、多くの組織においては、現在の IT 環境をクラウドに移行して効率的に管理するための知識、スキル、そして資金が不足しています。

Rackspace は、オープンソース・テクノロジーや先端テクノロジーのサポートを提供するマネージドクラウド・プロバイダーです。同社の顧客が確立したいと求めるものは、パブリッククラウドの強みであるアジリティとエンタープライズ・グレードのセキュリティや安定性を兼ね備えた OpenStack プライベートクラウドです。しかし、OpenStack のテクノロジーは複雑で、急速に変化します。

Rackspace の製品管理主任、Dan Sheppard 氏は次のように述べています。「当社のお客様の多くが抱える課題として、CAPEX から OPEX モデルへの移行や、従来のレガシーなホスティングと仮想化からクラウドネイティブなクラウドファースト開発への移行が挙げられます」

Rackspace が提供する Fanatical Support の運用モデルでは、アーキテクチャ関連のガイダンス、24 時間

365 日体制のサポート、そして問題に対してプロアクティブに (多くの場合、顧客が問題を認識するよりも前に) 対応するためのリアルタイム・モニタリングを行います。

「お客様は、常に自分たちの環境を監視して、稼動状況を確認している人がいることを知っています」と、Rackspace の運用管理主任 Laron Tangeman 氏は語ります。「当社ではお客様を、ただの『お客様』ではなく『パートナー』として捉えています。そのため、お客様のインフラストラクチャを堅牢に保ち、問題を迅速に解決することは、特に重要です」

Rackspace は、顧客がコストのかさむダウンタイムを経験することなく、簡単にデプロイ可能なサポート付きテクノロジーを基盤として OpenStack クラウドを構築できるよう支援するために、OpenStack プライベートクラウドのマネージドサービスを提供しています。同社は OpenStack-as-a-Service ソリューションのポートフォリオを広げ、専門家によるサポート付きのテクノロジーを選択肢として提供するために、長年のパートナーである Red Hat の支援を求めました。

信用あるパートナーとのコラボレーション Red Hat Enterprise Linux を 10 年以上にわたり使用し、サポートしてきた Rackspace は、「Red Hat 認定クラウド & サービスプロバイダー」でもあります。このプログラムによる認定を受けたお客様や独立系ソフトウェアベンダー (ISV) は、エンタープライズ・クラウドのデプロイを想定してテストおよび検証されたソリューションを利用することができます。また、Rackspace は 2015 年に、Red Hat North America Cloud Partner

of the Year (Red Hat 北米地域年間最優秀パートナー) を受賞しています。

「Red Hat は Rackspace に初期のころから投資してくれていました。というのも、Linux の黎明期に、Red Hat Enterprise Linux のデータセンター導入において当社の Fanatical Support がかなりの成果を上げていたためです」と、Sheppard 氏は語ります。

Rackspace は Red Hat と協力しながらオープンソース・テクノロジーを使用し、その改善を図ってきました。両社はコントリビューターとして、OpenStack コミュニティのコードの 27% 以上に共同で貢献してきました。Rackspace は世界最大級の Red Hat Satellite Server 環境を保有しており、改善のためのフィードバックも定期的に提供しているほか、Ansible コミュニティの有力なコントリビューターでもあります。

ある時、Red Hat と Rackspace の共通の顧客が VMware からの移行を考え、Red Hat OpenStack

Platform と Rackspace が有する OpenStack の専門知識を併せて活用できるソリューションを求めたことを機に、Rackspace は Red Hat と協力し、Rackspace Private Cloud powered by Red Hat (RPC-R) を開発しました。このサポート付きソリューションにはさらに、以下を含む Red Hat テクノロジーも統合されています。

• Red Hat Enterprise Linux：コンピューティング・リソースとハイパーバイザーのための堅牢なプラットフォーム

• Red Hat Ceph Storage：ブロック、オブジェクト、ファイルストレージをサポートし、OpenStack との緊密な統合を実現する、ソフトウェア・デファインド・ストレージ・プラットフォーム

• Red Hat CloudForms：単一の統一されたインタフェースを通じてクラウドに高度な可視性と管理機能を提供する管理ツール

• Red Hat Satellite：Rackspace が Fanatical Support のパッチとアップグレードを提供するうえで役立つ管理ツール

「私は、これまで

18 カ月間にわたって

Red Hat OpenStack Platform

を扱ってきましたが、深夜に

お客様がパニックになって

電話をかけてくるようなことは、

一度もありませんでした。

これほど安定した製品が

お客様の環境に導入されて

いるわけですから、

夜は安心して眠れます」

RACKSPACE 運用主任

LARON TANGEMAN 氏

3jp.redhat.com お客様事例 Rackspace、Red Hat と連携して OpenStack プライベートクラウド・ソリューションを構築

RPC-R を利用することで、顧客は自社のクラウドやデータセンターのコンピューティング・リソースとメモリー・リソースにオンデマンドでアクセスできるようになりました。アプリケーション・プログラミング・インタフェース (API) やその他のインフラストラクチャ・コンポーネントの管理は、Rackspace が行います。このソリューションをサポートするため、Rackspace のチームは 6 カ月間にわたって Red Hat のテクニカル・アカウント・マネージャー (TAM) と協働し、Red Hat トレーニングを受講することで、顧客のシステムをサポートするためのテクノロジーとベストプラクティスを習得しました。

2016 年初頭に RPC-R が成功裏に導入された結果、Rackspace は 2017 年度の Red Hat Innovation

Award をクラウド・インフラストラクチャ部門で受賞しました。

プライベートクラウドのデプロイとサポートの改善クラウド・インフラストラクチャの単純化 R P C- R が導入されたことにより、Ra ck sp a ce の顧客はインフラストラクチャや各種コンポーネントのセットアップに多くの労力を割く必要がなくなりました。この標準クラウド環境では、Red Hat

CloudForms により統一的な管理機能が提供されます。テクノロジーの使用もスケーリングも簡単に行うことができるため、新しいアプリケーションやさまざまなチームのニーズに対応することができます。

さらに、Red Hat Ceph Storage により、Rackspace はエンドユーザーの操作を中断することなくストレージノードを追加し、パフォーマンス向上と容量増加を実現できます。その結果、Rackspace は顧客のプライベートクラウド環境をより効果的に管理しサポートできるようになりました。

「Red Hat では、Red Hat OpenStack Platform の director など、お客様がよりシンプルな方法で OpenStack

を使用できるように助けるツールを数多く作り出しました」と Sheppard 氏は語ります。「私たちはお客様のデジタル変革を加速させ、テクノロジーのデプロイと採用に関係する多くの障害を取り除くことができます」

アジリティの向上とデプロイのスピードアップ RPC-R により、Rackspace とその顧客のアジリティが向上し、システムとコンポーネントのプロビジョニング、デプロイ、および更新がスピードアップしました。また、リリースへの早期アクセスにより、Rackspace

は Red Hat OpenStack Platform の新バージョンがリリースされる前に各種統合をテストすることができます。この分散型継続的インテグレーション (DCI) のアプローチでは、Red Hat ソフトウェアのテストケースが

Rackspace のハードウェア上で、最新の OpenStack コードに対して実行されます。Rackspace は、コードがパッケージ化される前に顧客の主要なユースケースを検証し、Red Hat と共に問題を解決し、迅速に市場投入を行えます。

Tangeman 氏は次のように述べています。「イノベーションとは、お客様が予想もしていなかったものを提供することです。リリースごとに新機能を追加し、安定した基盤を作れば、問題を解決することも、お客様自身も必要なことを知らなかった機能を提供することも可能です」

API ベースのオープンなインフラストラクチャにより、Rackspace の顧客はより効率的に自動化を行うことができます。ある顧客は、Red Hat ソリューションやその他のツールで構築されたプライベートクラウドとセルフサービス機能を使用することにより、従来は 45 日以上かかっていた新しいソフトウェアのプロビジョニング時間を 3 日未満にまで短縮しました。

「お客様は、自社ソフトウェアを 1 年間で 1 バージョンではなく 4 バージョンも市場に投入できるようになりました。また、社内チームへの対応スピードを強化することができ、コストの大幅削減も達成しています」と、Rackspace の OpenStack プライベートクラウド担当ゼネラルマネージャー、Bryan Thompson 氏は述べています。

オープンソースのイノベーションが実現するエンタープライズ・グレードの安定性とセキュリティ Red Hat ソリューションを利用することで、Rackspace は革新的なオープンソース・テクノロジーを使用し、必要不可欠な安定性とセキュリティを犠牲にすることなく、顧客企業の環境を拡張し、改善することができます。Red Hat Ceph Storage は、単一障害点のないクラウド・インフラストラクチャ・ストレージを提供し、パフォーマンスを低下させずにコンピュートノード間でインスタンスのライブマイグレーションを実行できます。1,000 人以上のメンバーを有する OpenStack コミュニティが、60 件以上のプロジェクトに積極的に取り組んでおり、特定のベンダーやソリューションにロックインしない新機能を提供しています。

「オープンソースでは、あらゆるバックグラウンドを持つ数十名、数百名、数千名の人々が、より多くのニーズを満たすためにコードを見ています」(Tangeman 氏)

RACKSPACE についてマネージドクラウド分野の

トップ企業である Rackspace は、

企業が管理上の複雑性や

コストに悩まされることなく

クラウド・コンピューティングの

力を活用できるよう支援しています。

Rackspace のエンジニアは、

AWS、Google、Microsoft、

OpenStack、VMware などの

先端テクノロジーに関わる

専門知識や、使いやすいツール、

そして Fanatical Support を

提供しています。同社は

150 カ国の顧客にサービスを

提供しており、そのうち半数以上が

Fortune 100 企業です。

Rackspace は 2017 年のガートナーの

マジック・クアドラントにおいて、

パブリッククラウド・

インフラストラクチャ・

マネージドサービス・プロバイダー

分野における「リーダー」に

分類されたほか、働きがいのある

企業としても Fortune、Forbes

などからトップクラスの

評価を受けています。

Copyright © 2018 Red Hat, Inc. Red Hat、Red Hat Enterprise Linux、Shadowman ロゴ、および JBoss は、米国およびその他の国における Red Hat, Inc. またはその子会社の登録商標です。Linux® は、米国およびその他の国における Linus Torvalds 氏の登録商標です。OpenStack® のワードマークおよび OpenStack のロゴは、米国とその他の国における OpenStack Foundation の登録商標/サービスマークまたは商標/サービスマークのいずれかであり、OpenStack Foundation の許諾の下使用されています。Red Hat は、OpenStack Foundation と OpenStack コミュニティのいずれにも所属しておらず、公認や出資も受けていません。

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RED HAT についてオープンソースソリューションのプロバイダーとして世界をリードする Red Hat は、コミュニティとの協業により高い信頼性と性能を備えるクラウド、Linux、ミドルウェア、ストレージおよび仮想化テクノロジーを提供、さらにサポート、トレーニング、コンサルティングサービスも提供しています。Red Hat は、お客様、パートナーおよびオープンソースコミュニティのグローバルネットワークの中核として、成長のためにリソースを解放し、ITの将来に向けた 革新的なテクノロジーの創出を支援しています。

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アジア太平洋 +65 6490 4200 オーストラリア 1 800 733 428 ブルネイ /カンボジア 800 862 6691 インド +91 22 3987 8888

インドネシア 001 803 440224 日本 03 5798 8510 韓国 080 708 0880 マレーシア 1 800 812 678

ニュージーランド 0800 450 503 フィリピン 800 1441 0229 シンガポール 800 448 1430 タイ 001 800 441 6039

ベトナム 800 862 6691 中国 800 810 2100 香港 852 3002 1362 台湾 0800 666 052

Red Hat はさらに、エンタープライズ・ユーザーが安心してソリューションを利用できるよう、信頼性に加えて、3 年に延長されたライフサイクル・サポート (コミュニティ版は 12 カ月) を提供しています。

「オープンソースはプロジェクトに大きく貢献してくれますが、企業はそれ以上のものを必要としています。それこそが、Red Hat からのディストリビューションを採用している理由です。不確実性と変化に対応し、信頼性の高いライフサイクルと標準化を提供してくれています」(Sheppard 氏)

また、信頼ある Red Hat ソリューションを利用することにより、Rackspace とその顧客、両方におけるサポートエクスペリエンスが向上しました。「私は、これまで 18 カ月間にわたって Red Hat OpenStack Platform を扱ってきましたが、深夜にお客様がパニックになって電話をかけてくるようなことは、一度もありませんでした。これほど安定した製品がお客様の環境に導入されているわけですから、夜は安心して眠れます」(Tangeman 氏)

専門家のサポートとトレーニング Red Hat TAM の専門家による指導のもと、Rackspace は RPC-R のデプロイと管理を効率的に行うための知識を得て、顧客のユーザーエクスペリエンスとサポートエクスペリエンスの向上を実現しました。「最初の 6

カ月間は、週に 3、4 回、Red Hat の TAM とミーティングを行いました。TAM はいつでも電話で対応してくれて、機能の構築を助けてくれたり、疑問を解消してくれたりしました」と、Tangeman 氏は語ります。

Rackspace の従業員は、合計 180 以上の Red Hat 認定を取得しており、100 人近くが「Red Hat 認定エンジニア (RHCE®) - Red Hat OpenStack -」の認定を取得済みです。これらの認定により、Red Hat ソリューションと関連テクノロジーの専門知識があることを、顧客やパートナーに証明することができます。

Tangeman 氏は次のように述べています。「オンライン・トレーニングとテストラボにアクセスできるため、安全な環境で Red Hat OpenStack Platform についての知識を深めることができます。Red Hat のような価値あるパートナーと巡り会えたことに感謝しています」

新たなコラボレーションの機会を探して Rackspace は引き続き Red Hat とのコラボレーションのもと、Red Hat OpenStack Platform や同社のプライベートクラウド・ソリューションを改善するともに、革新的な新製品を開発していく予定です。

「私たちは、市場を変化させている革新テクノロジーを絶えず探しています。そして、そのテクノロジーの導入を、当社の Fanatical Support と専門知識で支援するのです」と、Sheppard 氏は語ります。「私のチームの半分は Red Hat です。今後もずっとそうでしょう。Red Hat とは、業界でも稀有なレベルの統合とパートナーシップを実現することができました。私たちはさまざまな新機能を追加するために協力しながら、互いから学んでいます」

お客様事例 Rackspace、Red Hat と連携して OpenStack プライベートクラウド・ソリューションを構築