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同志社国際学院初等部 Doshisha International Academy Elementary School 619-0225 木津川市木津川台 7-31-1 http://www.dia.doshisha.ac.jp/ 7-31-1 Kizugawadai, Kizugawa City 619-0225 The Learner Doshisha International Academy, Elementary School April March 19, 2014 ISSUE Volume 35 An Experience of a Lifetime “Miriam, your archbishop cousin has been named a Cardinal by Pope Francis! Wow! Congratulations!” This was one of the messages that I received from a friend as I opened my email on January 13. After verifying the accuracy of this news, I cried. Initially, I shed tears of joy but as I reflected, my heart went out to my cousin thinking of the big job and sacrifice this title holds. With this news, I said prayers of thanks and spiritual blessings for him. On January 12, 2014, Pope Francis selected 19 new cardinals to be inducted into the College of Cardinals in the ceremony or consistory at St. Peter’s Basilica in the Vatican City on February 22, 2014. Relatives around the world, including myself, decided to attend this once in a lifetime event to show our solidarity and support for our newly created cardinal relative, Cardinal Orlando B. Quevedo from the Philippines. This explains my absence from school some days ago. Cardinals act as advisers to the pope and most importantly, they among themselves elect who becomes the new leader in case the present pope needs to be replaced. One of Pope Francis’ most important messages to the cardinals during the ceremonies was to remain holy. Cardinal Quevedo repeated this message to the Filipino community the day after he was elevated to cardinal during a mass at the Basilica di Santa Maria Maggiore, his first mass as an officiated cardinal. He in turn invited each and every one of us to be holy in any role or path that we have chosen in life. This means giving our best in any role that we play in our families and communities, being forgiving and loving to one another. Cardinal Quevedo is known as "cardinal for peace" because of his involvement in dialogues for peace between Christians and Muslims in Mindanao. Mindanao is the only area of the Philippines with a large Muslim presence. He has been known for his significant role in the promotion of social justice. I was indeed very fortunate to have witnessed this special event in the Vatican, an experience of a lifetime! Miriam B. Factora, Music Department 「東北大震災を憶えて」 3 8 日から週末にかけて、たくさんのテレビ局が、東北大地 震関連の特集番組をしていました。それを見ていて、3 年前のあ の日を私なりに思い出していました。2011 3 11 14 46 分、職員室で丸付けをしているときに、ゆれをかすかに感じまし た。「ああ、また地震かなぁ。」そんな軽い感じで、関西ではいつ もある地震だと思ったのが最初の感想でした。 その後、テレビから流れてくる目を覆いたくなるような情報。 阪神淡路大震災の思い出が頭をよぎりました。しかし、実際には、 もっとひどい出来事が起きていたことを知りました。 震災から 3 か月たった 6 3 日から 3 日間、宮城県気仙沼市へ ボランティアに向かいました。 気仙沼駅に降り立ったときに最初に 私を襲ったのは、油〈重油〉と魚の腐 った匂い。駅から移動して、最初のカ ーブを曲がると、目の前に破壊された 気仙沼の港町が私の目に飛び込んでき ました。 翌日、他のスタッフの方々と倒壊し た家屋の中に流れ込んだ泥をかき出す 作業をしました。その泥は、海水と重油が入り交ざって、スコッ プで掘り出そうにも、重くて固くて大変でした。 30 分で、汗だく になりなした。靴底に鉄板が入った安全長靴をはき、怪我防止の ため、分厚い雨合羽を必ず着用して作業する指示が出ていたため です。照りつける梅雨の晴れ間の日差しのきついこと。匂いはも う気にならなくなっていましたが、現場には、ハエが早くも飛び 交っていました。やっと夕方になり、自衛隊の方のご厚意で、臨 時銭湯に入浴させていただき、夕食は、避難所の方々のご厚意で、 インスタントラーメンの炊き出しと缶詰を分けていただきました。 最終日、午前中、作業の後片付けをしていると、現地スタッフ の方から、帰阪する前に、福島の様子を目に焼き付けて、そして、 それを子供たちに伝えてほしいと言われました。言われるままに、 陸前高田まで案内してもらいました。そこで、目にしたのは、本 当に悲惨な様子でした。 震災のあった年の1月に、福島教育大附属小学校の子どもたち と勉強する機会がありました。その中の何人からかの年賀状が、 今年やっと来ました。皆、ばらばらになりながらも、元気に過ご しているとのことでした。 昨年は、紙飛行機の仲間を通じて、被災地で紙飛行機教室を行 う仲間に全国の紙飛行機仲間と一緒に紙飛行機のキットを送りま した。今年の私は何ができるでしょうか。先日の「震災を憶える 礼拝」の際に、子どもたちと一緒に募金をするチャンスを得るこ とができました。今年の夏には、3 年ぶりに福島に行きます。そ こで、何かできることをまた見つけたいと思っています。 まだまだ、被災に合われた方々の本当の復興はすんでいません。 これからも自分に何ができるのか、考えていきたいと思います。 2年1組担任 増田 篤彦

The Learner - Doshisha...Mindanao is the only area of the Philippines with a large Muslim presence. He has been known for his significant role in the promotion of social justice. I

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Page 1: The Learner - Doshisha...Mindanao is the only area of the Philippines with a large Muslim presence. He has been known for his significant role in the promotion of social justice. I

同志社国際学院初等部 Doshisha International Academy Elementary School

〒619-0225木津川市木津川台 7-31-1 http://www.dia.doshisha.ac.jp/ 7-31-1 Kizugawadai, Kizugawa City 619-0225

The LearnerDoshisha International Academy, Elementary School

April March 19, 2014

ISSUE Volume 35

An Experience of a Lifetime

“Miriam, your archbishop cousin has been named a Cardinal by Pope Francis! Wow! Congratulations!” This was one of the messages that I received from a friend as I opened my email on January 13. After verifying the accuracy of this news, I cried. Initially, I shed tears of joy but as I reflected, my heart went out to my cousin thinking of the big job and sacrifice this title holds. With this news, I said prayers of thanks and spiritual blessings for him.

On January 12, 2014, Pope Francis selected 19 new cardinals to be inducted into the College of Cardinals in the ceremony or consistory at St. Peter’s Basilica in the Vatican City on February 22, 2014. Relatives around the world, including myself, decided to attend this once in a lifetime event to show our solidarity and support for our newly created cardinal relative, Cardinal Orlando B. Quevedo from the Philippines. This explains my absence from school some days ago.

Cardinals act as advisers to the pope and most importantly, they among themselves elect who becomes the new leader in case the present pope needs to be replaced. One of Pope Francis’ most important messages to the cardinals during the ceremonies was to remain holy. Cardinal Quevedo repeated this message to the Filipino community the day after he was elevated to cardinal during a mass at the Basilica di Santa Maria Maggiore, his first mass as an officiated cardinal. He in turn invited each and every one of us to be holy in any role or path that we have chosen in life. This means giving our best in any role that we play in our families and communities, being forgiving and loving to one another.

Cardinal Quevedo is known as "cardinal for peace" because of his involvement in dialogues for peace between Christians and Muslims in Mindanao. Mindanao is the only area of the Philippines with a large Muslim presence. He has been known for his significant role in the promotion of social justice.

I was indeed very fortunate to have witnessed this special event in the Vatican, an experience of a lifetime!

Miriam B. Factora, Music Department

「東北大震災を憶えて」 3 月 8 日から週末にかけて、たくさんのテレビ局が、東北大地

震関連の特集番組をしていました。それを見ていて、3 年前のあの日を私なりに思い出していました。2011年 3月 11日 14時 46分、職員室で丸付けをしているときに、ゆれをかすかに感じました。「ああ、また地震かなぁ。」そんな軽い感じで、関西ではいつもある地震だと思ったのが最初の感想でした。 その後、テレビから流れてくる目を覆いたくなるような情報。

阪神淡路大震災の思い出が頭をよぎりました。しかし、実際には、もっとひどい出来事が起きていたことを知りました。 震災から 3か月たった 6月 3日から 3日間、宮城県気仙沼市へ

ボランティアに向かいました。 気仙沼駅に降り立ったときに最初に

私を襲ったのは、油〈重油〉と魚の腐った匂い。駅から移動して、最初のカーブを曲がると、目の前に破壊された気仙沼の港町が私の目に飛び込んできました。 翌日、他のスタッフの方々と倒壊し

た家屋の中に流れ込んだ泥をかき出す作業をしました。その泥は、海水と重油が入り交ざって、スコップで掘り出そうにも、重くて固くて大変でした。30分で、汗だくになりなした。靴底に鉄板が入った安全長靴をはき、怪我防止のため、分厚い雨合羽を必ず着用して作業する指示が出ていたためです。照りつける梅雨の晴れ間の日差しのきついこと。匂いはもう気にならなくなっていましたが、現場には、ハエが早くも飛び交っていました。やっと夕方になり、自衛隊の方のご厚意で、臨時銭湯に入浴させていただき、夕食は、避難所の方々のご厚意で、インスタントラーメンの炊き出しと缶詰を分けていただきました。 最終日、午前中、作業の後片付けをしていると、現地スタッフ

の方から、帰阪する前に、福島の様子を目に焼き付けて、そして、それを子供たちに伝えてほしいと言われました。言われるままに、陸前高田まで案内してもらいました。そこで、目にしたのは、本当に悲惨な様子でした。 震災のあった年の1月に、福島教育大附属小学校の子どもたち

と勉強する機会がありました。その中の何人からかの年賀状が、今年やっと来ました。皆、ばらばらになりながらも、元気に過ごしているとのことでした。 昨年は、紙飛行機の仲間を通じて、被災地で紙飛行機教室を行

う仲間に全国の紙飛行機仲間と一緒に紙飛行機のキットを送りました。今年の私は何ができるでしょうか。先日の「震災を憶える礼拝」の際に、子どもたちと一緒に募金をするチャンスを得ることができました。今年の夏には、3 年ぶりに福島に行きます。そこで、何かできることをまた見つけたいと思っています。 まだまだ、被災に合われた方々の本当の復興はすんでいません。

これからも自分に何ができるのか、考えていきたいと思います。 2年1組担任 増田 篤彦

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おもしろや ことしの春も 旅の空 松尾芭蕉

この句は、元禄 2年(1689年)3月 27日に芭蕉が奥

の細道の旅に出ることになり、それを、弟子の去来に遠

まわしに知らせようとして送ったものと言われていま

す。

道端の植物の緑も急速に増し、

木々の体内の水分の動きが感じ

られるころとなりました。学年

末の忙しさに慌ただしくしてい

る毎日でしたが、気が付いてみ

ると、庭々には、大きくふくら

んだコブシの白い花が、目につ

くようになっています。この花は、

九州などの温かい地方では、「コブシの花盛りが、苗代

の盛り」と言われ、また、東北地方では、「田打ちサク

ラ」とか「種まきサクラ」とよぶ地方があり、「シロザ

クラ」の別名があります。春を知らせてくれるコブシが

咲き終わるとサクラが咲くという絶妙なタイミングも

楽しんでみてください。

私たち教職員一同も2013年度から2014年度に向けて

の準備に、日夜励んでおります。今日までの皆様方の学

校へのご支援・ご協力に感謝いたします。6 学年までが

揃う来年度に向けて、今まで以上に心をひとつにして頑

張りたいと思っております。2013年度同様、どうかよろ

しくお願い申しあげます。

副校長 川畑 加珠子

● 新年度は 4月 7日(月)からスタートし

ます。初日は朝、登校したら子どもたちは新

しいクラスの名簿を見て、各自教室に入って

もらいます。保護者の方の送迎は、いつも通

りの場所までとさせていただいております

のでご協力お願いいたします。 ● 7 日(月)は午前中授業となります。下

校は 13:15(2 便は祝園 13:45、登美ヶ丘

13:55)となります。1 便 2 便の振り分けは

2、3年が 1便、4~6年が 2便です。 ● 8 日(火)の入学式は新 6 年生が代表で

出席し、お祝いしますので、それ以外の学年

は自宅学習となります。それぞれのご家庭で

お祝いの気持ちを持ってお過ごしください。 ● 9 日(水)から通常通りの時程となりま

す。 ● 2014 年度は、「バス待ち」のある学年は

1 年生だけとなりますので、After School

English は実施できなくなりますことをご

了承ください。

「PYP保護者学習会で挙がった質問について」 先月 27日に PYP保護者学習会を行いました。お忙しい中、参加下さいました皆様、ありがとうございました。この会では、エッセンシャルアグリーメントを決めて、互いに設定された質問を使って互いのことを知り、Learner Profileを使ってのふり返りや IBから出されている“PYP:A basis for practice”を読むことに挑戦しました。初めて会う方も多くいらしたと思いますが、積極的に話し合っている姿が印象的でした。最後には、PYP に関する質問を出してもらいました。挙がった質問をまとめ、個人や本校の問題から PYPに関する一般的な問いにさせて頂くと次のようになります。 ①探究する上で、保護者の手助けはどこまで必要か?どのように手助けしたらいいか?モデルは大切か? ②PYPを 30人のクラスで実現できるのか? ③PYPの基本要素としての 8つのキーコンセプトに優先順位 はあるか? ④子どもたちの理解度のばらつきはどのように解消されるの か? ⑤Learner Profileをどのように学び、獲得できるのか? ⑥リフレクションは、どのようになされるのか? ⑦超教科領域とは何か? ⑧構成主義とは何か? どれも、考えるべきとても意義深い問いだと思います。大学 生を対象とした理科教育のある研究では、出される問いの質と 概念的理解の度合いには深い関わりがあることが示されていま す。頂いた上記の問いを私自身がリサーチして、来月から一つ ずつ報告させて頂きます。

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4月: April: Hope 東日本大震災を憶える礼拝でお子様を通して皆様から頂戴いたしました募金総額は 155,271円でした。それにき

ずな会ボランティアSG様から DIAグッズ売り上げ金の一部 31,574円、各学年クラスマザー活動費の残金(最終金

額は月末に確定)を募金していただきました。総額は次月改めてご報告いたしますが、会津若松市の若松聖愛幼稚園、

岩手県宮古市ひかり幼稚園に折半してお送りさせていただきます。尊い献金に心より感謝申し上げます。子どもた

ちと共に新年度はより東北のこと、また世界中で戦争や飢餓で苦しみの中にある子どもたちのことを覚えていきた

いと思います。今月の聖句にもあるように、神は「人は人と生きる」ために創られたと聖書には書かれてあります。

富や名声、その人が持つブランドや付加価値ではなく「人一人」と真剣に向き合い、生きるとは何かを新年度さら

に考えていきたいと思います。

Christian Education Committee

聖句 旧約聖書 創世記2章18節 Old Testament Genesis 2 : 18

主なる神は言われた。「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。」

Then the LORD God said, “It is not good for the man to live alone. I will make a suitable companion to help him.”

同志社国際学院初等部の皆様へ 主の平和 この度はありがたいお申し出をいただき感謝もうしあげます。3年が経とうとしている

今、この震災が私たちに何をもたらしているのか、その実態がつかめてきたように思いま

す。特に放射能に対する不安や恐怖は 3年前から少しずつその不気味さを増してきており、

子どもたちの未来を思うと“何かしなければという焦燥感”と“何もしてあげられないと

いう無力感”が胸に迫りますが、前を向いて出来ることを探し、一つでも二つでも行動を

起こしていこうと思っています。

私たちが前を向けるのも、小さな群れである私たちをいつも励まし、お祈り下さっている皆さまのおかげです。

改めて心からの感謝を申し上げます。

当園は老朽化していた園舎を建て直すことができ、昨年3月から新しい園舎となりました。保育室の全室に面し

ている廊下はウッドデッキにも面しており、急に避難の必要があっても、速やかに外にでることができます。また、

表土と砂場の入れ替えをし、震災以来行えなかった裸足での外遊びや砂遊びも再開することができました。畑を作

って作物を育てたり、庭の柿の実を採って食べたりといったことは出来なくなりましたが、部屋でも思い切り体を

動かせるようにと様々な工夫を凝らした園舎が与えられました。必要な備品や設備をこれから徐々に揃えていく必

要があること、定期的に除線を考えていくこと、避難者や障害児など個別の対応が必要な人たちを広く迎え入れた

いことなど、これから取り組むべき課題は山積していますが、震災後閉園を考えた時期を思えば、なんと恵まれた

幸せな環境なのだろうと思えます。ありがとうございます。

私たちにできる恩返しは、私たちがいただいた愛を忘れず、皆さま方のように弱く困難

のうちにある人にこそ寄り添うことのできるやさしい子どもたちを育てることだと思って

います。今後も誠心誠意頑張っていきたいと思っております。これからもお祈りいただけ

ましたら幸いです。

皆さまの上に神さまの豊かな祝福がありますようお祈りしております。若松聖愛幼稚園

園長 古川陽子

お知らせ

MOMS IN PRAYER INTERNATIONAL(以下MIP)の活動が DIAでも始まります。MIPは学校のために集ま

って祈る母親のグループで 1月のきずな会聖書の会で紹介させていただきました。同志社国際中高では、かなり前

から持たれています。DIAキリスト教センターのご協力により、4月より毎月第三木曜日に開催いたします。子ど

もたちのために、学校のために本当に祈りを合わせたいというお母様は宗教、宗派を問わずお越しいただければ幸

いです。新年度春学期の予定は 4月 17日、5月 15日、6月 19日、7月 10日いずれも午前 10時よりペアレンツル

ーム他にて行います。

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『ジュディ・モードとなかまた

ち』シリーズ

(メーガンマクドナルド作/ピ

ーターレイノルズ絵)小峰書店

『お江戸の百太郎』シリーズ

(那須正幹作/長野ヒデ子絵)

岩崎書店

とうとう 2013 年度が終わります。きずな会からのご寄附もいただ

き、年度末が近付いてからたくさんの新着図書が入りました。先月はそ

の中からスポーツの本に焦点を当ててご紹介しましたが、今月はその他

のジャンルでシリーズになっている新着図書をいくつかご紹介します。

まずは物語の本から。『ジュディ・モードとなか

またち』のシリーズです。いたずら好きで元気いっ

ぱいの型破りな女の子ジュディと弟のスティンク、

変り者の友だち…次から次へと起こるおもしろい

できごとを描いた物語は、アメリカで大人気。でも、

じっくり味わってみると、どれもだれにでもありそ

うなほほえましいエピソードなのです。このシリー

ズは英語版が先に入っていて人気があり、今回日本

語版も入りました。日英両言語でぜひ。

一方、『お江戸の百太郎』シ

リーズのように、昔の日本を

舞台にした子ども向きの楽しい物語や、俳句・短歌

といった伝統的な文化、『歴史なるほど新聞』や『コ

ミック版日本の歴史』『これは真実か!?日本歴史の謎

100物語』というような古い「日本」を知るシリ

ーズもたくさん入っています。

また、『天才!?科学者シリーズ』という本は、雑誌

のように読みやすく、楽しめる科学者の伝記で、コ

ミック版の伝記とともに、偉人の生き方をより学び

やすくしたいと思って購入しま

した。こんな本をたくさん読ん

で、自分のヒーロー、ヒロイン

をぜひ見つけてほしいと思いま

す。科学の本としては『ふしぎ?

おどろき!科学のお話○年生』

がお勧めです。科学の世界に興

味を持つきっかけになればと思

います。

最後にお願いです。たくさん

本を借りて読んでくれるのはうれしいのですが、買ったばかりの本や、

シリーズものの中の 1 冊など、たくさんの人がすぐに困ってしまうよう

な「紛失」が相次いでいます。

これまで紛失届に保護者のサ

インをしていただくことで終

わりにしていたのですが、一定

期間待っても見つからない場

合、現物を購入して持ってきて

いただくことにしました。この

4月からそのような対応になり

ますことをどうぞご理解くだ

さい。公共の物を大切にしなが

らみんなで楽しんだり学んだ

りしてほしいと思っています。

School Library 福本 牧

4 月の主な行事・予定

1 Tue

2 Wed

3 Thu

4 Fri 編転入生オリエンテーション(AM)

5 Sat

6 Sun

7 Mon 授業開始(4 校時まで) ・ 始業礼拝

8 Tue 入学式(Grade1&6)

9 Wed G5 保護者説明会(入試・修学旅行) 新1年生オリエンテーション

期間

(3校時まで

)

10 Thu パン販売開始

11 Fri

12 Sat

13 Sun

14 Mon

15 Tue

16 Wed

17 Thu 身体測定、心電図、視力、聴力、

尿・寄生虫検査

18 Fri

19 Sat Communication Time ・きずな会総会・

土曜参観(AM) ・きずな会 Welcome Party

20 Sun

21 Mon 代休 (DISK は通常通り)

22 Tue

23 Wed

24 Thu 尿・寄生虫検査(予備日)

25 Fri 聖書の会 10:00~

26 Sat

27 Sun

28 Mon

29 Tue 昭和の日

30 Wed

Independence 自立

Curiosity 好奇心

『時代の流れがよくわかる!

歴史なるほど新聞』シリーズ

(千葉昇 著・監修)ポプラ社

『これは真実か!?日本歴史

の謎100物語』シリーズ

(小西慶太 他 作)岩崎書店

『ふしぎ?おどろき!科学のお話

○年生』シリーズ

(滝川洋二 ガリレオ工房監修)

ポプラ社

『天才!?科学者』シリーズ

(ルカ・ノヴェッリ著 滝川洋二

監修 ,関口英子訳)ポプラ社