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V2Gアグリゲーター事業の実証試験概要①【目的】EVを活用したリソースアグリゲーション事業の実現・EVと系統の間で電力を融通する技術を確立。・EVのモビリティ機能と分散エネルギーリソース機能を両立させるビジネスモデルを構築。
1
<実証・制御内容>
<実証スキームと参加企業>
東京電力HD㈱
静岡ガス㈱㈱日立ソリューションズ
三菱自動車工業㈱EVPS+
通勤用EV
㈱日立システムズパワーサービス
三菱自動車工業㈱
東京電力PG㈱
東京電力EP㈱
静岡ガス㈱EVPS+
通勤用EV
アグリゲーションコーディネーター(AC) 実証協力会社
リソースアグリゲーター(RA)
メニュー名 概 要
系統混雑緩和(電流制御)
DERからの逆潮流量を均一化し、送配電線の空き容量を増加、もしくは過負荷時の吸収
電圧上昇回避(無効電力制御)
DERの逆潮流等により配電線系統にて発生する電圧上昇に対し、充電および遅れ無効電力の放電により電圧上昇を回避
調整力提供、系統安定化、系統スリム化、再エネバンクなどリソースアグリゲーションサービスとして考えられるメニューに対し、V2Gの活用可能性を検討するとともに、モビリティ機能との両立などサービス提供に必要な要件を検討
電圧
Time
電圧変動抑制
進み無効電力
遅れ無効電力
重負荷による電圧低下
逆潮による電圧上昇電圧上昇の場合
電圧低下の場合
V2Gを活用して変動を抑制 V2Gを活用した無効電力制御
抑制 抑制
抑制抑制
三菱自動車工業
2
<実証イメージ> ※一例:静岡ガス株式会社 吉原基地
V2Gアグリゲーター事業の実証試験概要②
<実証成果>・制御指令値に対するEVPSおよびEV/PHEVの追従性を確認。・制御指令に対し、5~10秒程度で出力応答が可能であり、秒単位の高速な制御指令に対応可能であることを確認。・EVPSの無効電力制御機能について制御指令どおりの出力応答が可能であることを確認。
(例)EVPS動作試験
-15.0
-13.0
-11.0
-9.0
-7.0
-5.0
-3.0
11:25 11:26 11:27 11:28 11:29 11:30 11:31 11:31 11:32 11:33 11:34
P [k
W]
P実績 P指令値(DSO)
数秒で出力の上昇が完了
-40.0
-30.0
-20.0
-10.0
0.0
10.0
20.0
30.0
9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00
P [k
W]
P実績 P制御指令値
試験実施時間(P制御/PV余剰吸収)
※P制御指令値:DSO→実証試験用システムへの指令値