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丹丹丹丹丹丹 丹丹丹丹丹丹 丹丹丹 丹丹丹丹 丹丹丹丹 丹丹丹丹 丹丹丹丹丹丹丹丹丹 丹丹 ~~

w3a.suma.kobe-wu.ac.jpw3a.suma.kobe-wu.ac.jp/iwamoto/word/tan.docx · Web view京丹後市(きょうたんごし)は、京都府の市。京都府の最北部に位置しており、市制施行時点の人口は約6万7000人です。京都府中郡峰山町、大宮町、竹野郡網野町、丹後町、弥栄町、熊野郡久美浜町の6町から成り立っています。

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丹後について丹後ちりめん

鳴き砂間人ガ二ばら寿司観光名所

管理栄養士養成課程

丹後~見所と観光名所~

歴史と文化が織りなす交流のまち

“京丹後市”

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京都府南部では関西弁を使っているが、山を越えている京都府北部丹後地域では

独特の方言を使っています。よく使う言葉を挙げてみます。

いさーし 長いこと        はんばらこ ばらばら       ださかいに

だから

うみゃー おいしい        ふがわりい 不愉快である    ほくる

投げる

おっとろしゃー 驚いた     みぞこ   道路の溝       わや

むちゃくちゃ

京丹後市(きょうたんごし)は、京都府の市。京都府の最北部に位置しており、市制施行時点の人口は約 6 万 7000 人です。京都府中郡峰山町、大宮町、竹野郡網野町、丹後町、弥栄町、熊野郡久美浜町の 6 町から成り立っています。2013 年 2 月時点で100 歳以上の長寿者が全国平均の約 2.5 倍

となる 60 人在住しています。

独特の方言“丹後弁”

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がっしゃー とても        いぬる   帰る          まんだ

まだ

しんきい やりにくい       しゃっても どうしても       おんなっ

た 居られた

なつべる 片づける       たばこする 休憩する       やびゃー

やばい

でゃあこ 大根          てゃーたん 炊いたもの      うら

後ろ

                              京都府のマスコットキャラクター

                                 “まゆまろ”

丹後ちりめんは経糸(たていと)に撚りのない生糸、緯糸(よこい

と)に1メートルあたり 3,000 回前後の強い撚りをかけた生糸を交互

最高級の織物“丹後ちりめん”

~プロフィール~生年 - 不詳(1 世紀頃には活動していたら

しい。推定年齢 2000 歳)性別 - 自分でもわからないけれど、男の

子?チャームポイント - まんまるお目目苦手なもの - 乱暴者(キックやパンチをさ

れると心が折れる)夢 - みんなに京都府を好きになってもらう

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に織り込み生地にし、その後、精練することによって糸が収縮し、緯糸の撚りがもどり、生地全面に

細かい凸凹状の「シボ」がでた織物のことをいいます。ちりめんの代表的存在である「丹後ちりめ

ん」は、このシボが最大の特徴です。ちりめんは、シボがあることにより、シワがよりにくく、しな

やかな風合いに優れ、凸凹の乱反射によって染め上がりの色合いが豊かな、しかも深みのある色を醸

し出すことができます。また「ちりめん」といえば、絹織物だけと思われがちですが、丹後では丹後

ちりめんで培われた技法を活かし、ポリエステル、レーヨンなどの繊維で織ったちりめん織物も製織

しています。

製造過程①正糸

ちりめんの原料となる生糸は、製糸工場からカセの状態で送られてきます。

②糸繰り最初に、カセになった生糸をボビン(糸枠)に巻き取ります。この作業が完全でないと、その後の製

品のでき上がりにまで影響を及ぼすため、熟練の技術が要求されます。

③整経たて糸を織機に仕掛けるための準備。ボビン枠に巻かれた 120~200本の糸を一度にドラムに巻取

り、さらに男巻というビームに 30~50反分を巻上げます。

④撚糸よこ糸に撚りを掛ける作業。丹後独特の八丁撚糸機を使い、水を注ぎながら糸 1 メートルあたり

3,000~4,000 回の強い撚りをかけて、シボのもとをつくります。

⑤製織糸を織機に掛けて、織りの作業に入ります。絞りちりめんの場合は、ここでジャカード機を使い、

たて糸とよこ糸で美しい模様を出しています。

⑥精練織りあがったちりめんのセリシン(ニカワ質) や汚れを洗い流します。この作業を経てようやく、独

特の風合を持つ純白のやわらかなちりめんとなります。

⑦乾燥

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精練が済んだちりめんを水洗・脱水し乾燥機にかけます。乾燥方法によってシボや風合に大きな違

いが出るため、ちりめんの種類に応じた最適の方法が採られます。

⑧幅出し乾燥後のちりめんは、幅・長さともに縮んでいるため、これを規定の幅・長さに整えます。

⑨検査でき上がった全てのちりめんは、検反機にかけて 1反ずつ厳重に検査します。

⑩出荷厳しい検査を受けたちりめんには、合格品は赤色、不合格品は青色で、その結果を表示します。製

品には丹後ちりめんの証であるブランドマークを押捺し、市場に送り出します。

ちりめんの材料○ポリエステルエレガンスなドレープ性と速乾性を兼ね備えたポリエステルちりめん。シワになりにくく、簡単に洗

濯でき、乾きが速いため、旅装などにも重宝されます。ちりめんという素材は、和装感覚をもつ年配

方にはなじみが深く、またヤング層にはソフトな風合いが新鮮な共感を呼んでいます。

〇シルク天然繊維の王様であり、古来から至極の存在であったシルク。軽くて、

しなやかで、ドレープ性に富み、保温性・通気性のある優れた素材です。

和装で培われた伝統と技法を生かし、感覚を磨き、新たに取り組まれた

現代のシルク織物。丹後の伝統的な技術「撚り」から生まれる古代の香

りを今日にアレンジし、新しい生命得ています。

○複合素材異素材との組合せによって、多面的な表情を見せる複合素材。それぞれの糸の持つ個性が響きあい、

美しいハーモニーを奏でる。素材の組合せの妙と丹後の優れた織り技術によって、独自の風合いを実

現した複合素材は、創り手と着る人の創造性と満足感を満たす先進の素材です。

ちりめん祭

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ちりめん・帯などの展示即売を行う呉楽市や模擬店、

ステージショー、ちりめん小唄踊りなどが行われる区民

の祭り。

ちりめん小唄踊りとは、地域の小学生たちがちりめんで

作られた赤い着物を着て太鼓や笛が奏でる音楽に合わせ

て踊りを踊る伝統ある行事です。ちりめんの魅力を身近

に感じられるお祭りです♪

美しい水と砂、綺麗な砂浜/海岸線だけに許される「鳴

き砂」といえば、丹後半島の網野町にある琴引浜。琴

引浜は日本の白砂青松 100選・日本の渚百選・日本の

音風景 100選に選ばれています。鳴き砂浜としても全

国屈指の長さを誇る琴引浜は、関西を代表するビーチ

の一つです。毎年海開き前に行われる全国の海水浴場 /水質調査でも、常に全国上位にランクインするなど、

実質共にお勧めのビーチです。

琴引浜は、太鼓浜(岩場含む)を中心にして、左右に 2本の美しい砂浜が広がります。通常は駐車場近くの太鼓

浜の東のビーチに行かれる方が多いですが、徒歩で西

側のビーチに行くことができます。

鳴き砂のメカニズム鳴き砂の主成分は水晶と同じ石英(セキエイ)。この石英が不純物の少ない綺麗な水と空気に触れ動いている中で、砂粒の表面が削られ磨かれます。こうして磨かれた石英成分の砂が互いに擦れあって独特のクッ、ククッという音色を奏でます。鳴き砂の主成分は石英です。石英の砂粒は、きれいな水や空気の中で充分洗われると表面の摩擦係数

琴のような音色を奏でる砂“鳴き砂”

ちりめん小唄踊りの

様子

ちりめんの着物を

着る

“コッペちゃん”

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砂の泣かせ方琴引浜で砂を鳴かせる場合、大切な条件があります。それは砂が乾いていることで雨や波しぶきで砂

が湿っていると鳴きません。また、砂が乾いていても普通に歩くだけでは砂が鳴いているかどうかよ

く分かりません。足をするように歩くとよく分かります。一番よい方法は、手で砂の表面を強く掃く

ようにすることです。さらに両手を広げ砂を寄せるようにするとさらに大きく良い音で鳴きます。た

だし、乾いている砂の下は湿っていますので、表面の乾いている部分だけでやってみるのが大切です。

幻のカニ“間人カニ”

「人間」という字を逆さにして「間人(たいざ)」。間人

ガニ(たいざがに)とは、山陰地方(島根、鳥取、兵庫、

京都)の特産である松葉ガニの中でも、都北部の丹後半

島・間人港(たいざこう)に水揚げされるものだけに与え

られる名前です。京都府の最北端経ヶ岬の沖合いを漁場と

して日帰りで漁をし、獲ったその日に帰港して競りにかけ

られ食膳に出される間人ガニ。その驚くべき鮮度と極上の

肉質から、テレビ番組「どっちの料理ショー」でもとり上げられた逸品です。身詰まりも申し分なく

“ほかの蟹とは格が違う”“一度食べたら忘れられない”と賞賛され著名人・料理人にも多くのファンを持

ちますが、わずか5隻の小型船で操業する間人ガニは安定した水揚げが保証できないため数に限りが

あり、幻のカニとして珍重されています。

緑のタグが間人ガニの証間人ガニ(たいざがに)に必ず付いている緑のタグ。これは、船に揚げられてすぐ、漁師たちの手によって付けられたもので

す。「間人港(たいざこう)」の文字と船名が書かれたこのタグは、身詰まりや大きさ、重さ、キズ

や色つや、形の良し悪し、成長の度合いなど、全て

カニが旬の時季を迎えると、間人(たいざ)の漁師たちは 5隻の小さな漁船に乗り込み、凍てつく深夜の間人港を後にして約 40 キロ沖合いの漁場へと向かいます。吹きすさぶ寒風や激しい波しぶきと格闘すること 2、3 時間。たどり着くのは、水深 200mから 300mの海底に間人ガニ(たいざがに)が生息する豊饒の海です。しかし、板一枚下は荒れ狂う冬の日本海。海が時化(しけ)やすいこの季節、間人ガニ漁は常に危険と隣り合わせです。まだ夜明けにはほど遠い極寒の海でカニ漁を開始。やがて、男たちの壮絶な仕事ぶりとともに小さな漁船は大漁の熱気であふれ返ります。 他のズワイガニや松葉ガニとは比べるべくもない究極の間人ガニ。それは、伝統的な日帰り漁に命をかける小さな 5隻の船によって守り続けられているのです。

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緑のタグが間人ガニの証間人ガニ(たいざがに)に必ず付いている緑のタグ。これは、船に揚げられてすぐ、漁師たちの手によって付けられたもので

す。「間人港(たいざこう)」の文字と船名が書かれたこのタグは、身詰まりや大きさ、重さ、キズ

や色つや、形の良し悪し、成長の度合いなど、全て

間人ガ二に命をかける漁師たち

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   間人カニの品質間人ガニ(たいざがに)が究極のカニと言われる理由は

鮮度だけではなく、その選別にも妥協がありません。品

質を守り他の産地との差別化を図るため、まず、漁師自ら

が船上で一匹一匹厳しくチェックし、「間人ガニ(たい

ざがに)」の文字と船名が刻印された緑のタグを手作業

で付けていきます。さらに、厳格な選別とランク分けが

なされた後、競り場へ。そこにも、仲買人の厳しい目が

待っています。他の市場とは比較にならない間人ガニ(たいざがに)の高い基準。希少な間人ガニ

(たいざがに)の競りは殺気立った空気に包まれ、漁師や仲買人の表情も真剣そのものです。こうし

たチェックを見事にクリアしたカニだけが間人ガニ(たいざがに)と呼ばれることを許され、地元の

旅館や高級料亭へと運ばれていきます。

おいしいカニの見分け方重いカニは身が詰まっています。同じ大きさのカニを比べてみて、重

いカニはミソも身も詰まっているカニです。身が詰まっているという

ことは、やせていないカニ。黒いツブツブが秘訣。カニの甲羅に付着

している、5mmほどの黒い粒。実はこの粒がポイント。この粒の正

体は、通称『カニヒル』と呼ばれている寄生虫の卵です。寄生虫と

言っても、カニの身や人体には寄生しないのでご安心下さい。さて話

を戻します。カニはご存じの通り脱皮をして成長します。脱皮したて

のカニの甲羅にはカニヒルの卵は付いていません。そして時間が経つ

とカニヒルの卵も増えてきます。これが何を意味するのか?カニの成

長過程にヒントがあります。カニは、体の大きさに合わせて脱皮を繰り返して成長します。脱皮した

ばかりのカニは、当然カニヒルの卵は付いていません。そして大きさは立派ですが、身は詰まってい

ません。成長するにつれ、殻の中の身が詰まってきます。成長する間に、カニヒルの卵が付着してい

きます。つまり、カニヒルの卵の多いカニは、成長した=身のしっかり詰まったカニなのです。

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丹後の名産“ばら寿司”このお寿司は、京丹後地方にのみ古くから伝わる、全国でもここだけの独特のお寿司です。当地方

の各家庭では、お祭り・お祝い事など、人の集まりには「まつぶた」と呼ぶ長方形の木箱に段上に重

ねて作り、朴(ほお)の木の寿司ベラで四角に切って取り分け、もてなします。今でも昔から変わり

なく家庭で作られる「ばらずし」の味は、酸っぱくても、甘くても・・・。作り手の数だけそれぞれ

の味があり、作る人の気持ちが「ばらずし」を美味しくしているのです。

~観光名所~

 琴引浜や琴ヶ浜などの地名は、鳴き砂の音を琴の音色にたとえて名付けられたものです。

 鳴き砂文化館では、実際の鳴き砂の音を体験できるコーナーがあり、

年中問わず音を聞くことができます。また、漂着物コーナーには、海流

にのり、世界各地から漂着した、

南の島のヤシの実や貝殻、海に捨

てられた空き瓶や空き缶等や漂着

物 で造っ たアー トな どが展示さ

れています。

 また小さな貝殻を虫眼鏡や顕微

鏡を使って探すコーナーもあり子供から大人まで夢中になりま

す。見つけた貝殻は持ち帰ることが出来ます。

鯖を炒り炊きにして「おぼろ」にする。その「鯖のおぼろ」をはじめ、椎茸・干瓢(かんぴょう)・たけのこ・錦糸玉子・かまぼこなどの具材をそれぞれ仕込みます。折にすし飯を詰め、その上に鯖のおぼろと干瓢をちらし更にすし飯を重ね、その上に鯖のおぼろ・干瓢・たけのこ・錦糸玉子・椎茸・かまぼこ・青豆・生姜などを盛り付けます。すし飯・鯖のおぼろ・その他様々な具が絡み合い、何とも味わい深い、他にはないお寿司になります。

鳴き砂文化館

丹後ちりめん歴史

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国道176号線から府道2号線に入り、しばらく行った左手にある「丹後ちりめん歴史館」は、昭和

10年に建設されたノコギリ屋根のある工場群跡地をそのまま利用し、その内の3棟を使って、丹後

ちりめんの織りから染めまでの全ての工程が見学できる、一貫生産型絹

織物ファクトリーとして運営されています。館内に入ると、すべての

器械が作動しており、見学者は簡単な

柵の外から見学できるようになってい

ます。 館内は、「丹後ちりめん見学

工場」「手ばた体験工房」「デジタル

データのシルク染色工房」「引き染め体験工房」「試作品PR展示販

売」「ショップ」などのコーナーに分かれています。館内が広いこと

と、ノコギリ屋根の北窓から入る柔らかな自然光のおかげで、ゆったりと見学して回ることができま

す。

HPhttp://www.tanko.or.jp/wfsection+article.articleid+13.htm

http://image.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E4%B8%B9%E5%BE%8C%E3%81%A1%E3%82%8A%E3%82%81%E3%82%93

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BE%E3%82%86%E3%81%BE%E3%82%8D

http://www.nakisuna.jp/

http://www.bombit.jp/tango/chiiki/amino/nakisuna.html