ヒスタマリン EIA Kit
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ELISA法による食品中ヒスタミン測定試薬
◎ 多サンプル同時測定可能 ◎ 短時間 ◎ 高感度
研究用試薬
米国AOAC承認キット(No.980802)です。
ヒスタマリンEIAキットは、食品中のヒスタミン量を測定する試薬です。食品中のヒスタミンは、ヒスチジンがバクテリアの作用による脱炭酸化によって生成され蓄積し、じんましんなどのアレルギーの原因にもなります。ヒスタミンは殺菌しても分解されずに残るため、製造工程で衛生管理が行き届いていたかどうかを判断する指標となります。完成品のみならず中間品を測定することでより綿密な衛生管理を行うことができます。
1463582015.03
◎基礎試薬グループ〒460-0008 名古屋市中区栄四丁目5番3号 KDX名古屋栄ビル10階TEL :(052)238-1904 FAX :(052)238-1441E-mail : [email protected]
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測定原理
基礎性能
操作方法
製品情報
1. サンプルストックチューブに以下の順で試薬、検体を加えます。 (1)Acylation buffer:180 μL、(2)検体:20 μL、(3)Acylation reagent:50 μL 2. アシル化検体50 μLをサンプルストックチューブからマイクロカップに移します。 また、スタンダード50 μLを所定のカップに入れます。3. 各カップにアルカリフォスファターゼ標識ヒスタミン200 μLを加え、18-25℃で30分間反応させます。4. カップ内の溶液を捨て、洗浄ビンで3回洗浄します。5. 各カップに基質溶液200 μLを加え、18-25℃で30分間静置します。6. 各カップに反応停止液50 μLを加えます。7. マイクロプレートリーダーにて405~414 nmの吸光度を測定します。
【20検体を2重測定する場合】 サンプル用として20×2=40、スタンダード用として5濃度×2=10の合計50ウェルを使用します。 また、検体のアシル化のために40本のサンプルストックチューブを用意します。
ヒスタマリンEIAキットは、競合法を原理としたELISA法にて検体中のヒスタミンを測定する試薬です。抗アシル化ヒスタミンモノクローナル抗体を固相化したマイクロカップに、アシル化した検体と酵素標識したアシル化ヒスタミンをともに添加し、競合反応させます。抗アシル化ヒスタミンモノクローナル抗体と酵素(アルカリフォスファターゼ)標識したアシル化ヒスタミンの免疫複合物に、酵素基質を添加し、発色させ(酵素反応)、吸光度を測定します。発足の度合いは検体中のヒスタミン量に反比例します。
抗体 アシル化した抗原由来のヒスタミン
酵素標識アシル化ヒスタミン抗原
酵素反応
ヒスタミン量が少ないとき
ヒスタミン量が多いとき
Plate 96 wellsStandards 5 x 1 mLAcylation reagent 2 vials lyophilizedDMSO 2 x 3 mLAcylation buffer 4 x 5 mL
Conjugate 1 vial lyophilizedWash solution 1 x 50 mL Substrate buffer 1 x 30 mLSubstrate 2 tablets of pNPPStop solution 1 x 6 mL of NaOH
【キット構成品】
Code No. 製品名 包装 価格(税別)
¥68,00096 testsHistamarine EIA KitIM-2369
<同時再現性>ツナ缶
生/冷凍マグロ
平均(ppm)
Sample1
21.3
4.0
70.1
1.9
214.2
3.0
n=3
Sample2 Sample3
CV(%)
0.5 ppm(0.05 μM)
1-500 ppm(1-500 mg/kg)
<標準曲線>
<感度>
<測定範囲>
平均(ppm)
Sample1
10.1
3.2
52.1
2.5
192.8
1.6
n=3
Sample2 Sample3
CV(%)
2.0
1.5
1.0
0.5
0.00.1 1 5 50(μM)101 10 50 500(ppm)100