Creators MeetUp#48 @ コワーキングスペース茅場町 Co-Edo(コエド)
昨年にIoT可視化してみて考えたこと
ワンフットシーバス 田中正吾
私の話はスライドを後ほど共有します。話す内容に注力いただいて大丈夫です!
田中正吾(たなかせいご)屋号:ワンフットシーバス
2004年よりフリーランス。以後、FLASH制作を中心にインタラクティブコンテンツを主に行い現在に至る。最近は、JavaScriptやHTML5アニメーション、スマートフォン演出制作のワークフロー改善に関わったりしていました。デジタルサイネージやアプリ制作もやります。
最近、littleBits書籍書きました「littleBits」ではじめる電子工作
プロフィールでウォンバット好きに触れた技術本は希少でしょう!
Internet of Things(インターネットのモノ化)
Internet of Things(インターネットのモノ化)
Things||
モノ(物体)・ものごと・考え
Internet of Things
デバイスというモノや物事(アクション)をインターネットとつなげて
見えないものが見えたり(=可視化)より便利になったりすること
デバイス WEB デバイス WEB
最近、センサーで計測してデータを集めることがしやすくなり、
センサー 蓄積集める
データを蓄積・分析できると普段の制作で関わる「可視化=みえる化」と連携できそうで、いろいろやってます。
センサー 蓄積集める みえる化(WEB)
さて、可視化=みえる化して思ったこと
見えるようになっていままで把握しづらかった物事が
見えるようになってきた
普通の野外は300~500ppm程度
1000ppmくらいで思考力に影響
2000ppmくらいで眠くなるので換気が必要
3000ppmで頭痛など体調不良が起きる場合も
このセンサーで今まであまり分からなかった健康の視点で考えることができる
ではセンサーが増えるとどうなるだろう(持ってるセンサー類抜粋)
CO2・温度・湿度・土の乾燥・明るさ・人感・火炎・紫外線・アルコール・
空気の質・ホルムアルデヒド・・・
たくさんあるからいろんな出力で見ていきましょう
みえる化で見えるけど、人間の見える限界が来る
ただ見せただけでは情報あふれてしまうので整理して色々な伝え方をする必要を感じる
専門的な知識がなくても大事なポイントを整理して伝える
CO2であればppm単位と目安値は分からなくても換気時期分かる
いろいろな値をかけ合わせてイケてる判断を整理して伝える
専門家の判断をシステムが学習して同じような判断ができ、さらに学習する
ただ見せただけでは情報あふれてしまうので整理して色々な伝え方をする必要が出てきそう
➔最近はセンサーが豊富に扱いやすくなり、より深く情報を追うことができるようになってきた。ただ、センサーごとにただ可視化しても、いずれ見える限界を越えてしまう。
➔そして、センサー値の良し悪し判断にはさらに知識が必要。ただ見せることから、判断を補うような整理まで踏み込むことも大事にしたい。
➔伝え方も見えるだけでなく、音・光・振動など人間の他の感覚を利用したり、ロボットが語りかけるようなやわらかい伝え方で伝わりやすくなる面も気をつけていきたい。
➔見える化も大切にしつつ、さらに色々な手法を織り交ぜよりよく伝える「わかる化」をがんばっていきたい。
まとめ
ご清聴いただきましてありがとうございました!