0
0.01
0.02
0.03
0.04
0.05
0.06
0.07
0.08
0.09
0.1
0
0.005
0.01
0.015
0.02
0.025
0.03
0.035
TSA TGEA R2A R2A ②
0
0.5
1
1.5
2
2.5
生菌数(
CFU
/ml)
RO水培養結果
透析液培養結果
透析液B原液培養結果
Milliflex・MF法
Milliflex・MF法
Milliflex・MF法
生菌数(
CFU
/ml)
生菌数(
CFU
/ml)
TSA TGEA R2A R2A ②
TSA TGEA R2A R2A ②
N.D.
25℃ 35℃ 25℃ 35℃
mean±S.E.(n=10)
平板塗抹法
平板塗抹法
平板塗抹法
Milliflexシステムによるメンブレンフィルター(MF)法と平板塗抹法の比較
N.D.
参考文献 生菌数試験システムMilliflex™によるメンブランフィルター(MF)法の検討 医療法人社団 昇陽会 阿佐谷すずき診療所 山本乃之,長沼早苗,佐藤知晶,深澤 篤,三浦 明,宮下美恵,鈴木利昭 日本ミリポア株式会社 バイオプロセス事業本部南條正仁第21回 ハイパフォーマンス・メンブレン研究会2006/3/11~12 日本消防会館 ニッショー・ホール
結果および考察
従来のMF法の一連の作業行程は、時間を要し繁雑になりやすいが、MilliflexによるMF法は、経験のない者でも簡便に扱うことができ、迅速な生菌培養検査が行えた。
平板塗抹法では、コロニー形成が認められないケースが
多かったが、同一検体を用いたMF法では、培養開始して
約 24~48時間後にはコロニー形成が確認された。
サンプリング量の少ない平板塗抹法では、汚染レベルに
よって擬陰性となりやすい。
しかし、MF法では確実に検体中の微生物を捕捉・培養 できるので、正確な検査が行えると考えられた。
対象液種 RO水、透析液、透析液 B原液
Milliflex・MF法 Tryptic Soy Agar(TSA)
<カタログ番号:MXSMCTS48> Tryptone Glucose Extract Agar(TGEA)
<カタログ番号:MXSMTGE48> R2A Agar(R2A①)
<カタログ番号:MXSMCRA48> MFろ過:Auto Samplingモード(自動的に100mLをろ過)
平板塗抹法 R2A 寒天培地(R2A②:ベクトン ディッキンソン社製) 検体 0.5mL をコンラージ棒にて塗布した。
培養方法 インキュベーター内で、25℃および35℃の条件下で 培養した。
培養期間と判定 7日間培養後、形成されたコロニー数を目視カウント して判定した。
•MF法は低汚染試料中の微生物の検出を実現 •MF法は約24時間~48時間後にコロニーを検出
•MF法は低汚染試料中の微生物の検出を実現 •MF法は約24時間~48時間後にコロニーを検出
25℃ 35℃ 25℃ 35℃
mean±S.E.(n=10)
25℃ 35℃ 25℃ 35℃
mean±S.E.(n=10)