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7.桜本町の位置 f神戸市・須磨区の申で,

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2.地震による被害・影響

建物の損壊状況

全壊

半壊・

一部損壊

144

1995年 1月 17日 の阪神0淡路大震災において、この桜木町を含む

西須磨地域は大きな被害を受けました。桜木町も建物が倒壊し、そして尊

い人命も失われるなど、大きな被害を受けました。桜木町の家屋・建物に

ついては、そのほとんどが被害を受けたといえるでしょう。

建物の倒壊状況 (全壊、半壊・一部損壊)は、以下の図の通りです。こ

の図は、①第 7回住民集会で出された意見 (震災時の問題点マップ参照)、

②桜木町自治会の各リーダーの方に調査用紙を配布して震災直後における

建物の倒壊状況を記入してもらつたもの、の 2つをもとにして作成されま

した.

この地図からも読み取れるように、建物が全壊した地区は、桜木町 1丁

目2丁 目を中心に広がっています。離宮道沿いに比べ、細街路が広がる地

区で建物の被害が多かつたようです.古い家屋と細街路とで独特の雰囲気

桜本町内の建物の被災状況 (全壊、半壊・一部損壊)

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建物の再建・修復状況

新築

(新築中

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修理

(修理中

・修理済み )

平成 8年 3月 現在、桜木町内で震災の被害を受けて撤去が必要な損壊家

屋は、すでに全て撤去されています。震災直後に全壊した建物や、半壊し

た建物で建替のために撤去された建物など、相当程度の建物が撤去されま

した。震災後の損壊家屋の撤去の際には、桜木町の細街路に大型車両が数

多く入って来ることによつて、振動や塀・壁の破損などの問題が引き起こ

されました。桜木町における撤去作業のほとんどが細街路を使って行わ

れ、大型車両が桜木町のかなり内側まで細街路を通って入ってくることで

問題が生まれたのです。この問題についての意見が住民集会の中でも幾度

か出されました (第 2回住民集会・第 6回住民集会 0第 7回住民集会な

ど)。 多くの問題を抱えながらも損壊家屋の撤去が行われ、現在では家屋

桜本町の建物の新築、修理状況 (平成 8年 3月 現在 )

146

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3.震災前の桜木町のダ況

桜木町の 自然・歴史

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須磨という地名は、源氏物語や平家物語などの数多くの古典に登場 して

きます。このように、古来より様々な文学 0紀行の中でうたわれる須磨

の地は、自砂青松の地として広く人々の間で親しまれてきました。

このような歴史をもつ須磨の中で、桜木町周辺の名所旧跡としては松風

村雨堂、かつては武庫離宮と呼ばれた離宮公園、そして松並本の続く離

宮道や須磨寺などがあります。

そして桜木町は、海岸からの斜面地にあり、背後には須磨アルプスと呼

ばれる六甲連山の山並みが続いています。ここからは須磨の海、須磨の

浜が見事に見渡せます。まさに風光明媚 (め いび)の地といえるでしょ

う。また桜木町の西側には堂谷池もあり、北に広がる六甲連山などとあ

わせて緑の多いところでもあります。

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桜本町周辺の自然・歴史

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町の景観

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の道路

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桜木町周辺では、離宮道を中心としてマンションなどが建つようになっ

てきていますが、桜木町はまだ低層の住宅中心の町、開静な住宅地である

といえるでしょう。そして地図からも分かるように、桜木町とその周辺地

域には、4m未 満の街路 (細街路)が網の日のように張り巡らされてい

ます.桜木町内には車中心の道路とは違う、曲がりくねった細い道が広が

り、歩行者にとってここは歩きやすい町であるといえるでしょう。第 3回

住民集会や第 6回住民集会『町の好きなところマップ』でも意見が出され

ていますが、こうした条件から、桜木町は閑静な住宅地として住民から親

しまれているのではないのでしようか。

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桜本町とその周辺の 3F以上の建物、 m未満の道路

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